JPH09307758A - 階調処理方式,誤差拡散階調処理方式,画像符号化方式およびそれらを用いた画像処理装置 - Google Patents

階調処理方式,誤差拡散階調処理方式,画像符号化方式およびそれらを用いた画像処理装置

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JPH09307758A
JPH09307758A JP8120712A JP12071296A JPH09307758A JP H09307758 A JPH09307758 A JP H09307758A JP 8120712 A JP8120712 A JP 8120712A JP 12071296 A JP12071296 A JP 12071296A JP H09307758 A JPH09307758 A JP H09307758A
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JP8120712A
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Hiroshi Shimura
浩 志村
Kiyoshi Suzuki
清詞 鈴木
Noboru Murayama
登 村山
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より簡単に網またはパターンを生成して出力
画像に階調性を付与する階調処理方式を提供する。 【解決手段】 入力データを量子化用のしきい値と比較
して,階調データを生成する階調処理方式において,前
記入力データに対して,周期的に変化する周期信号を加
算または減算する工程(加算器102)と,前記周期信
号を加算または減算後の入力データと量子化用の一定の
しきい値とを比較し,階調データを生成する工程(量子
化器104)と,を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,プリンタ,ファク
シミリ装置等の画像処理装置に適用される階調処理方
式,誤差拡散階調処理方式,画像符号化方式およびそれ
らを用いた画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来,入力データを量子化用のしきい値
と比較して,階調データを生成する階調処理方式とし
て,例えば,特開昭62−239666号公報『二値化
処理装置』や,特開昭63−288755号公報『画像
処理方法』に開示されているものとがある。これらの方
法は,誤差拡散方式特有のテクスチャ(地紋)がでない
ようにするために,誤差拡散方式にしきい値テーブルに
よる量子化を組み合わせたものである。
【0003】また,特開昭63−204375号公報
『中間調画像生成方法』によれば,しきい値テーブルに
よる量子化をベースに,階調性を上げるために誤差拡散
方式を導入したものが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の技術によれば,しきい値テーブルを参照して,しき
い値を周期的に変えることにより網またはパターンを生
成して,出力画像に階調性を付与していた。
【0005】また,上記従来の技術によれば,誤差拡散
方式にしきい値テーブルによる量子化を組み合わせるこ
とにより,誤差拡散方式特有のテクスチャの発生の軽減
を図っているが,必ずしも十分ではなく,テクスチャが
見える場合があるという問題点があった。
【0006】また,上記従来の技術によれば,出力画像
に紙送りのジッターの影響が出るという問題点があっ
た。
【0007】また,上記従来の技術における量子化とは
2値化を対象としたものであるため,生成される階調デ
ータは2値データであり,3値以上の多値の出力が可能
な出力装置にそのまま適用することはできなかった。
【0008】さらに,上記従来の技術は,2階調の出力
方式で多階調画像を得るためのものであるため,誤差拡
散処理後のガンマ調整が不可能であるという問題点もあ
った。
【0009】本発明は上記に鑑みてなされたものであっ
て,より簡単に網またはパターンを生成して出力画像に
階調性を付与する階調処理方式を提供するものである。
【0010】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,誤差拡散方式特有のテクスチャを見えにくく
することを目的とする。
【0011】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,紙送りのジッターの影響を受けにくくするこ
とを目的とする。
【0012】また,本発明は上記に鑑みてなされたもの
であって,3値以上の多値の出力装置に適用可能で,か
つ,カラーバランス処理およびガンマー処理を行えるこ
とを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る階調処理方式は,入力データを量
子化用のしきい値と比較して,階調データを生成する階
調処理方式において,前記入力データに対して,周期的
に変化する周期信号を加算または減算する工程と,前記
周期信号を加算または減算後の入力データと量子化用の
一定のしきい値とを比較し,階調データを生成する工程
と,を備えたことを特徴とする階調処理方式。
【0014】また,請求項2に係る階調処理方式は,請
求項1記載の階調処理方式において,前記階調データを
生成する工程が,前記階調データが2値データの場合に
は前記量子化用の一定のしきい値を1個使用して2値デ
ータを生成し,前記階調データが多値データの場合には
多値化用のしきい値参照テーブルに格納されている複数
の一定のしきい値を使用して,多値データを生成するも
のである。
【0015】また,請求項3に係る階調処理方式は,請
求項1または2記載の階調処理方式において,前記周期
信号は,あらかじめ設定した面積内で全ての周期信号を
合計した値がゼロになるように設定されているものであ
る。
【0016】また,請求項4に係る階調処理方式は,請
求項1,2または3記載の階調処理方式において,前記
周期信号が,一次元方向の周期信号または一次元方向の
変動が他次元より大きくなる周期信号であり,前記周期
信号の重畳によって階調データを出力した際の画像上に
平行線が形成されるものである。
【0017】また,請求項5に係る階調処理方式は,請
求項4記載の階調処理方式において,前記平行線が,前
記階調データを出力した際の画像上の副走査方向に形成
されるものである。
【0018】また,請求項6に係る階調処理方式は,請
求項1または2記載の階調処理方式において,前記入力
データが複数のカラーデータからなる場合,前記入力デ
ータに加算または減算する周期信号として,同一の周期
で各カラーデータ毎に位相をずらした周期信号を用いる
ものである。
【0019】また,請求項7に係る誤差拡散階調処理方
式は,入力データを量子化用のしきい値と比較して,階
調データを生成する誤差拡散階調処理方式において,前
記入力データに対して,周期的に変化する周期信号を加
算または減算する工程と,前記周期信号を加算または減
算後の入力データに対して,誤差拡散処理を施す工程
と,前記誤差拡散処理を施した後の入力データと量子化
用の一定のしきい値とを比較し,階調データを生成する
工程と,を備えたものである。
【0020】また,請求項8に係る誤差拡散階調処理方
式は,請求項7記載の誤差拡散階調処理方式において,
前記階調データを生成する工程が,前記階調データが2
値データの場合には前記量子化用の一定のしきい値を1
個使用して2値データを生成し,前記階調データが多値
データの場合には多値化用のしきい値参照テーブルに格
納されている複数の一定のしきい値を使用して,多値デ
ータを生成するものである。
【0021】また,請求項9に係る誤差拡散階調処理方
式は,請求項7または8記載の誤差拡散階調処理方式に
おいて,前記周期信号は,あらかじめ設定した面積内で
全ての周期信号を合計した値がゼロになるように設定さ
れているものである。
【0022】また,請求項10に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項7,8または9記載の誤差拡散階調処理
方式において,前記周期信号が,一次元方向の周期信号
または一次元方向の変動が他次元より大きくなる周期信
号であり,前記周期信号の重畳によって階調データを出
力した際の画像上に平行線が形成されるものである。
【0023】また,請求項11に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項10記載の誤差拡散階調処理方式におい
て,前記平行線が,前記階調データを出力した際の画像
上の副走査方向に形成されるものである。
【0024】また,請求項12に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項7または8記載の誤差拡散階調処理方式
において,前記入力データが複数のカラーデータからな
る場合,前記入力データに加算または減算する周期信号
として,同一の周期で各カラーデータ毎に位相をずらし
た周期信号を用いるものである。
【0025】また,請求項13に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項7ないし12記載の誤差拡散階調処理方
式において,前記誤差拡散処理が3値以上の多値誤差拡
散処理であり,さらに前記生成した階調データに対し
て,カラーバランス処理または/およびガンマ変換処理
を施す工程を備えたものである。
【0026】また,請求項14に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項10記載の誤差拡散階調処理方式におい
て,前記周期信号を同一の周期で,かつ,その位相を走
査線毎に変化させることにより,前記平行線の方向を制
御するものである。
【0027】また,請求項15に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項10または14記載の誤差拡散階調処理
方式において,前記平行線が,電子写真の出力における
紙送り方向と平行となるように形成されるものである。
【0028】また,請求項16に係る誤差拡散階調処理
方式は,請求項14記載の誤差拡散階調処理方式におい
て,前記入力データが複数のカラーデータからなる場
合,各カラーデータ毎に前記平行線の方向を変えるもの
である。
【0029】また,請求項17に係る画像符号化方式
は,画像データを符号化して圧縮する画像符号化方式に
おいて,前記画像データに対して,周期的に変化する一
次元方向の周期信号または一次元方向の変動が他次元よ
り大きくなる周期信号を加算または減算する工程と,前
記周期信号を加算または減算後の画像データと量子化用
のしきい値とを比較し,階調データを生成する工程と,
前記生成した階調データを符号化する工程と,を備えた
ものである。
【0030】また,請求項18に係る画像符号化方式
は,画像データを符号化して圧縮する画像符号化方式に
おいて,前記画像データに対して,周期的に変化する一
次元方向の周期信号または一次元方向の変動が他次元よ
り大きくなる周期信号を加算または減算する工程と,前
記周期信号を加算または減算後の入力データに対して,
誤差拡散処理を施す工程と,前記誤差拡散処理を施した
後の入力データと量子化用のしきい値とを比較し,階調
データを生成する工程と,前記生成した階調データを符
号化する工程と,を備えたものである。
【0031】また,請求項19に係る画像処理装置は,
入力データを量子化用のしきい値と比較して,階調デー
タを生成する画像処理装置において,周期的に変化する
周期信号を生成する周期信号生成手段と,前記入力デー
タに対して,前記周期信号を加算または減算する演算手
段と,前記演算手段で周期信号を加算または減算された
後の入力データと量子化用のしきい値とを比較し,階調
データを生成する階調データ生成手段と,を備えたもの
である。
【0032】また,請求項20に係る画像処理装置は,
入力データを量子化用のしきい値と比較して,階調デー
タを生成する画像処理装置において,周期的に変化する
周期信号を生成する周期信号生成手段と,前記入力デー
タに対して,前記周期信号を加算または減算する演算手
段と,前記演算手段で周期信号を加算または減算された
後の入力データに対して,誤差拡散処理を施す誤差拡散
手段と,前記誤差拡散手段で誤差拡散処理を施した後の
入力データと量子化用のしきい値とを比較し,階調デー
タを生成する階調データ生成手段と,を備えたものであ
る。
【0033】また,請求項21に係る画像処理装置は,
請求項19または20記載の画像処理装置において,前
記周期信号生成手段は,あらかじめ設定した面積内で全
ての周期信号を合計した値がゼロになるように前記周期
信号を生成するものである。
【0034】また,請求項22に係る画像処理装置は,
請求項19,20または21記載の画像処理装置におい
て,前記周期信号が,一次元方向の周期信号または一次
元方向の変動が他次元より大きくなる周期信号であり,
前記周期信号の重畳によって階調データを出力した際の
画像上に平行線が形成されるものである。
【0035】また,請求項23に係る画像処理装置は,
請求項22記載の画像処理装置において,前記平行線
が,前記階調データを出力した際の画像上の副走査方向
に形成されるものである。
【0036】また,請求項24に係る画像処理装置は,
請求項19または20記載の画像処理装置において,前
記入力データが複数のカラーデータからなる場合,前記
入力データに加算または減算する周期信号として,同一
の周期で各カラーデータ毎に位相をずらした周期信号を
用いるものである。
【0037】また,請求項25に係る画像処理装置は,
請求項19ないし24記載の画像処理装置において,前
記誤差拡散処理が3値以上の多値誤差拡散処理であり,
さらに前記生成した階調データに対して,カラーバラン
ス処理または/およびガンマ変換処理を施す画像処理手
段を備えたものである。
【0038】また,請求項26に係る画像処理装置は,
請求項22記載の画像処理装置において,前記周期信号
生成手段が,前記周期信号を同一の周期で,かつ,その
位相を走査線毎に変化させることにより,前記平行線の
方向を制御するものである。
【0039】また,請求項27に係る画像処理装置は,
請求項22記載の画像処理装置において,前記平行線
が,電子写真の出力における紙送り方向と平行となるよ
うに形成されるものである。
【0040】また,請求項28に係る画像処理装置は,
請求項26記載の画像処理装置において,前記入力デー
タが複数のカラーデータからなる場合,各カラーデータ
毎に前記平行線の方向を変えるものである。
【0041】
【発明の実施の形態】以下,本発明の階調処理方式,誤
差拡散階調処理方式,画像符号化方式およびそれらを用
いた画像処理装置について,〔実施の形態1〕,〔実施
の形態2〕,〔実施の形態3〕,〔実施の形態4〕,
〔実施の形態5〕,〔実施の形態6〕,〔実施の形態
7〕,〔変形例1〜変形例3〕の順で,図面を参照して
詳細に説明する。
【0042】〔実施の形態1〕図1は,実施の形態1の
画像処理装置のブロック構成図を示す。画像処理装置1
00は,スキャナー等の画像入力装置200から画像デ
ータ(入力データ)を入力し,画像データを2値化用の
一定のしきい値と比較して,階調データを生成し,プリ
ンター等の画像出力装置300に出力するものである。
【0043】実施の形態1の画像処理装置100は,図
示の如く,周期的に変化する周期信号を生成する周期信
号生成手段としての信号発生器101と,画像入力装置
200から入力した画像データに対して,信号発生器1
01の周期信号を加算する演算手段としての加算器10
2と,加算器102で周期信号を加算された後の画像デ
ータと一定のしきい値とを比較し,階調データ(量子化
結果)を出力する階調データ生成手段としのて2値化器
103と,を備えている。
【0044】図2は,信号発生器101で生成する周期
的に変化する周期信号の例を示す。ここでは,主走査方
向に4画素,副走査方向に4画素の面積(4×4)を周
期信号の繰り返しの単位として,この面積(すなわち,
網)内で『−8,+4,−1,−5,−4,+8,+
7,+3,+1,+6,+5,−2,−7,−3,+
2,−6』の16個の信号を周期信号として繰り返し出
力する。
【0045】なお,この16個の周期信号は,あらかじ
め設定した面積(ここでは,4×4)内で全ての周期信
号を合計した値がゼロになるように設定されている。
【0046】以上の構成において,その動作を説明す
る。画像入力装置200から64階調の入力データ出力
され,加算器102に入力されたとする。このとき,信
号発生器101から図2に示したように周期信号が加算
器102に出力される。
【0047】加算器102は,入力データと周期信号と
を加算して2値化器103へ出力する。具体的には,1
ライン目の入力データとして,『42,30,20,5
0』の値が入力されると,加算器102は1ライン目の
周期信号を順次加算して,『36,34,19,45』
の値を出力する。
【0048】2値化器103は,あらかじめ設定されて
いる2値化用の一定のしきい値(ここでは,32とす
る)と比較して,2値データ(量子化結果)を画像出力
装置300へ出力する。例えば,加算器102から『4
2,30,20,50』が入力されたとすると,しきい
値『32』との比較に基づいて,2値データ『1,0,
0,1』が出力される。
【0049】前述したように実施の形態1によれば,信
号発生器101で周期的に変化する周期信号を生成で,
加算器102で該周期信号を入力データに加算し,その
後,2値化器103で2値化するので,より簡単に網ま
たはパターンを生成して出力画像に階調性を付与するこ
とができる。
【0050】なお,このとき,使用するしきい値は,従
来のしきい値テーブルのように,網またはパターンに対
応させた複数のしきい値を使用するのではなく,一定値
のしきい値を使用することができる。
【0051】〔実施の形態2〕実施の形態2は,画像出
力装置で出力可能な階調データが多値データの場合に,
多値化用のしきい値参照テーブルに格納されている複数
の一定のしきい値を使用して,多値データを生成する例
を示す。
【0052】図3は,実施の形態2の画像処理装置のブ
ロック構成図を示す。なお,基本的な構成および動作
は,図1で示した実施の形態1と同様であり,同一の符
号は共通の構成を示すため,ここでは異なる部分のみを
説明する。
【0053】図において,104は,加算器102で周
期信号を加算された後の画像データと一定のしきい値と
を比較し,階調データ(量子化結果)を出力する階調デ
ータ生成手段としのて量子化器を示し,105は,多値
化用の複数の一定のしきい値を格納した多値化用しきい
値参照テーブル105を示す。
【0054】図4は,多値化用しきい値参照テーブル1
05の例を示し,ここでは,量子化器104で6値(多
値)データを出力するために,5個のしきい値が格納さ
れている例を示している。この場合,量子化器104
は,加算器102から入力したデータが,0〜TH1の
場合は0を出力し,(TH1+1)〜TH2の場合は1
を出力し,(TH2+1)〜TH3の場合は2を出力
し,(TH3+1)〜TH4の場合は3を出力し,(T
H4+1)〜TH5の場合は5を出力し,(TH5+
1)以上の場合は6を出力する構成となる。
【0055】以上の構成において,画像入力装置200
からの入力データ出力され,加算器102に入力された
とする。このとき,信号発生器101から周期信号が加
算器102に出力される。
【0056】加算器102は,入力データと周期信号と
を加算して量子化器104へ出力する。量子化器104
は,多値化用しきい値参照テーブル105を参照して,
該当する多値データ(量子化結果)を画像出力装置30
0へ出力する。
【0057】図5は,実施の形態2の画像処理装置10
0で処理した階調データの例(網)を示す。
【0058】前述したように実施の形態2によれば,信
号発生器101で周期的に変化する周期信号を生成で,
加算器102で該周期信号を入力データに加算し,その
後,量子化器104で多値化(6値化)するので,より
簡単に網またはパターンを生成して出力画像に階調性を
付与することができる。
【0059】〔実施の形態3〕実施の形態3の画像処理
装置は,実施の形態1または実施の形態2の画像処理装
置において,信号発生器101の周期信号を,一次元方
向の周期信号(または一次元方向の変動が他次元より大
きくなる周期信号)として,該周期信号の重畳によって
階調データを出力した際の画像上に平行線が形成される
ようにしたものである。
【0060】図6は,実施の形態3の信号発生器101
の周期信号の例を示し,図7は生成されるパターン
(網)を示す。図示の如く,周期信号を一次元方向に変
動させることにより,副走査方向に平行線が形成され
る。
【0061】実施の形態3によれば,上記のように副走
査方向に平行線を形成することにより,紙送りのジッタ
ーの影響を受けにくくすることができる。
【0062】〔実施の形態4〕図8は,実施の形態4の
画像処理装置のブロック構成図を示す。画像処理装置4
00は,スキャナー等の画像入力装置200から画像デ
ータ(入力データ)を入力し,プリンター等の画像出力
装置300に出力するものである。
【0063】実施の形態4の画像処理装置400は,図
示の如く,周期的に変化する周期信号を生成する周期信
号生成手段としての信号発生器401と,画像入力装置
200から入力した画像データに対して,信号発生器4
01の周期信号を加算する演算手段としての加算器40
2と,加算器402で周期信号を加算された後の入力デ
ータに対して,誤差拡散処理を施す誤差拡散手段として
の量子化器403,誤差メモリ404,乗算器405お
よび重み計数406と,多値化用の複数の一定のしきい
値を格納した多値化用しきい値参照テーブル407と,
を備えている。なお,量子化器403は,誤差拡散処理
を施した後の入力データと量子化用の一定のしきい値と
を比較し,階調データを生成する階調データ生成手段の
役割を果たす。
【0064】図9および図10は,画像処理装置400
における具体的な計算例を示す説明図である。なお,こ
こでは,量子化器403を2値化器として,2値の誤差
拡散を行った例を示している。
【0065】以上の構成において,その動作を説明す
る。加算器402で,画像処理装置400からの入力デ
ータに対して,周期的に変化する周期信号を加算すると
同時に,誤差拡散処理を施す。なお,この誤差拡散は,
図9および図10に示したように,量子化器403,誤
差メモリ404,乗算器405および重み係数406に
よって実行される。その後,誤差拡散処理を施した後の
入力データと量子化用の一定のしきい値とを比較し,階
調データ(ここでは,2値データ)を生成する。
【0066】実施の形態4によれば,信号発生器401
で周期的に変化する周期信号を生成で,加算器402で
該周期信号を入力データに加算すると共に,誤差拡散処
理を施し,その後,量子化器403で2値化するので,
より簡単に網またはパターンを生成して出力画像に階調
性を付与することができる。
【0067】また,信号発生器401の周期信号は,図
示の如く,『−32,0,32,−32,0』のように
一次元方向に変動する周期信号であり,副走査方向に平
行線が形成される。したがって,副走査方向に平行線を
形成することにより,紙送りのジッターの影響を受けに
くくすることができる。誤差拡散方式特有のテクスチャ
を見えにくくすることができる。
【0068】このように誤差拡散方式を用いた階調処理
方式において,出力画像に平行線を形成することによ
り,誤差拡散方式特有のテクスチャを見えにくくするこ
とができることが,本発明者によって見出され,視覚的
に確認された。
【0069】なお,ここでは,説明を簡単にするために
2値の誤差拡散処理の例を示したが,多値化用しきい値
参照テーブル407として,図11に示すように,複数
のしきい値を用意して,多値の誤差拡散階処理を行うこ
とも容易である。なお,この場合,量子化器403は,
加算器402から入力したデータが,0〜43の場合は
0を出力し,44〜127の場合は1を出力し,128
〜212の場合は2を出力し,213〜255の場合は
3を出力する構成となる。
【0070】〔実施の形態5〕実施の形態5では,入力
データが複数のカラーデータからなる場合,入力データ
に加算する周期信号として,同一の周期で各カラーデー
タ毎に位相をずらした周期信号を用いるものである。
【0071】図12は,実施の形態5の画像処理装置の
ブロック構成図を示す。なお,基本的な構成および動作
は,図8で示した実施の形態4と同様であり,同一の符
号は共通の構成を示すため,ここでは異なる部分のみを
説明する。
【0072】図において,601はシアン用の一定周期
の信号発生器,602はマジェンタ用の一定周期の信号
発生器,603はイエロー用の一定周期の信号発生器,
604は黒(ブラック)用の一定周期の信号発生器を示
し,各信号発生器601〜604は,図示の如く,同一
の周期で位相が異なる周期信号を生成する。
【0073】また,605は,各信号発生器601〜6
04から周期信号を入力し,入力データの色(カラー)
に応じて,該当する信号発生器の周期信号を加算器40
2へ出力する色選択器を示す。なお,ここでは,便宜上
各色毎に信号発生器を配設したが,位相が異なるだけで
あるので共有化することも容易である。
【0074】図13は,実施の形態5の画像処理装置に
よって生成される平行線を示す。このように平行線を形
成することにより,カラーデータのハイライト部では各
色が混じらないでの,色再現性が良くなる。
【0075】〔実施の形態6〕実施の形態6は,誤差拡
散処理後に符号化を行う画像符号化方式の例を示し,実
施の形態4または実施の形態5の画像処理装置400で
誤差拡散処理を施した後の階調データに,符号化を施す
ものである。
【0076】図14は,実施の形態6の要部ブロック構
成図を示す。図において,400は,実施の形態4また
は実施の形態5で示した平行線を形成する誤差拡散処理
(平行線誤差拡散処理)を含む画像処理装置,501は
符号化を行うための符号化器,502は符号化したデー
タを記憶するためのメモリを示す。画像処理装置400
で誤差拡散処理を施した後の階調データは,そのデータ
量が原画像(入力データ)の数分の1(例えば,1/
8)程度になることが知られている。したがって,画像
データ(画像処理装置400の入力データに相当する)
に誤差拡散処理を施し,その後,符号化器501で符号
化を行うことにより,圧縮効率を向上させることができ
る。
【0077】実施の形態6によれば,誤差拡散処理後に
符号化を行うことで,圧縮効率が向上するので,伝送
や,メモリ502への蓄積に有効である。
【0078】なお,実施の形態6では,階調処理として
誤差拡散処理を適用したが,その他の階調処理を施した
後に,符号化を行う方法でも,同様の効果を得ることが
できる。
【0079】〔実施の形態7〕実施の形態7は,誤差拡
散処理後にカラーバランス処理およびガンマ変換処理を
行うようにした例を示し,実施の形態4または実施の形
態5の方法で,多値の誤差拡散処理を施した後の階調デ
ータに,さらにカラーバランス処理およびガンマ変換処
理を行うものである。
【0080】図15は,実施の形態7の要部ブロック構
成図を示す。図において,200は画像入力装置,70
0は画像処理装置,300は画像出力装置を示す。
【0081】画像処理装置700は,実施の形態4また
は実施の形態5で示した平行線を形成する誤差拡散処理
を行う平行線誤差拡散処理部701と,カラーバランス
処理部702と,ガンマ変換処理部702とから構成さ
れる。ここで,カラーバランス処理およびガンマ変換処
理は,既知の技術を利用できるため説明を省略する。
【0082】ここで,重要なのは,実施の形態4または
実施の形態5で示した平行線を形成する誤差拡散処理を
行うことと,さらに誤差拡散処理を多値で行うことであ
る。2値の誤差拡散処理では,ガンマ変換処理や,カラ
ーバランス処理を行うことができないが,本発明では多
値の誤差拡散処理を行えるので,画像処理装置700に
おいてガンマ変換処理や,カラーバランス処理を行うこ
とができる。
【0083】したがって,実施の形態7によれば,出力
画像の画像品質の向上を図ることができる。
【0084】〔変形例1〜変形例3〕ここで,上記実施
の形態5の変形例について説明する。変形例1は,実施
の形態5の平行線の方向を右下がりの斜め平行線として
形成する例を示し,変形例2は,実施の形態5の平行線
の方向を左上がりの斜め平行線として形成する例を示
す。
【0085】図16は変形例1の概略ブロック図を示
し,図18は変形例2の概略ブロック図を示す。なお,
基本的な構成および動作は,図12で示した実施の形態
5と同様であり,同一の符号は共通の構成を示すため,
ここでは異なる部分のみを説明する。
【0086】変形例1および変形例2では,図12の各
信号発生器601〜604および色選択器605に代え
て,3ライン分(3n〜3n+2)の信号発生器801
〜803と,ラインに応じて信号発生器801〜803
の出力(周期信号)を選択する選択器804を配設した
ものである。
【0087】各信号発生器801〜803は,変形例1
では図16に示す周期信号を生成し,変形例2では図1
8に示す周期信号を生成する。
【0088】図17は,図16の変形例1によって生成
される平行線を示し,図示の如く,右下がりの斜め平行
線が形成される。また,図19は,図18の変形例2に
よって生成される平行線を示し,図示の如く,左下がり
の斜め平行線が形成される。
【0089】変形例1および変形例2で明らかなよう
に,ライン毎に周期信号を変えることにより,容易に平
行線の方向を制御することが可能である。
【0090】次に,図20を参照して,変形例3につい
て説明する。変形例3は,実施の形態5と変形例1,変
形例2を組み合わせたものであり,各カラー毎に,平行
線の方向を変えた例である。
【0091】図20は変形例3の概略ブロック図を示
す。なお,基本的な構成および動作は,図12で示した
実施の形態5と同様であり,同一の符号は共通の構成を
示すため,ここでは異なる部分のみを説明する。
【0092】図において,901は右斜めの平行線を生
成する信号発生器,902は左斜めの平行線を生成する
信号発生器,903は横の平行線を生成する信号発生
器,904は縦の平行線を生成する信号発生器,905
は各信号発生器901〜904の出力(周期信号)を選
択する選択器である。
【0093】図21は,図20の変形例3によって生成
される平行線を示し,図示の如く,各色(カラー)によ
って平行線の方向を変えることができる。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように,本発明の階調処理
方式(請求項1)は,入力データを量子化用のしきい値
と比較して,階調データを生成する階調処理方式におい
て,前記入力データに対して,周期的に変化する周期信
号を加算または減算する工程と,前記周期信号を加算ま
たは減算後の入力データと量子化用の一定のしきい値と
を比較し,階調データを生成する工程と,を備えたた
め,より簡単に網またはパターンを生成して出力画像に
階調性を付与することができる。すなわち,従来のしき
い値テーブルのように,網またはパターンに対応させた
複数のしきい値を使用するのではなく,一定値のしきい
値を使用することで,簡単に網またはパターンを生成で
きる。
【0095】また,本発明の階調処理方式(請求項2)
は,請求項1記載の階調処理方式において,前記階調デ
ータを生成する工程が,前記階調データが2値データの
場合には前記量子化用の一定のしきい値を1個使用して
2値データを生成し,前記階調データが多値データの場
合には多値化用のしきい値参照テーブルに格納されてい
る複数の一定のしきい値を使用して,多値データを生成
するため,2値データおよび多値データの両方に適用す
ることができる。
【0096】また,本発明の階調処理方式(請求項3)
は,請求項1または2記載の階調処理方式において,前
記周期信号は,あらかじめ設定した面積内で全ての周期
信号を合計した値がゼロになるように設定されているた
め,原画像に対して近似する階調性を付与できる。
【0097】また,本発明の階調処理方式(請求項4)
は,請求項1,2または3記載の階調処理方式におい
て,前記周期信号が,一次元方向の周期信号または一次
元方向の変動が他次元より大きくなる周期信号であり,
前記周期信号の重畳によって階調データを出力した際の
画像上に平行線が形成されるため,紙送りのジッターの
影響を受けにくくすることができる。
【0098】また,本発明の階調処理方式(請求項5)
は,請求項4記載の階調処理方式において,前記平行線
が,前記階調データを出力した際の画像上の副走査方向
に形成されるため,紙送りのジッターの影響を受けにく
くすることができる。
【0099】また,本発明の階調処理方式(請求項6)
は,請求項1または2記載の階調処理方式において,前
記入力データが複数のカラーデータからなる場合,前記
入力データに加算または減算する周期信号として,同一
の周期で各カラーデータ毎に位相をずらした周期信号を
用いるため,ハイライト部の各色が重ならないので色再
現性が向上する。
【0100】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項7)は,入力データを量子化用のしきい値と比較し
て,階調データを生成する誤差拡散階調処理方式におい
て,前記入力データに対して,周期的に変化する周期信
号を加算または減算する工程と,前記周期信号を加算ま
たは減算後の入力データに対して,誤差拡散処理を施す
工程と,前記誤差拡散処理を施した後の入力データと量
子化用の一定のしきい値とを比較し,階調データを生成
する工程と,を備えたため,より簡単に網またはパター
ンを生成して出力画像に階調性を付与することができ
る。
【0101】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項8)は,請求項7記載の誤差拡散階調処理方式にお
いて,前記階調データを生成する工程が,前記階調デー
タが2値データの場合には前記量子化用の一定のしきい
値を1個使用して2値データを生成し,前記階調データ
が多値データの場合には多値化用のしきい値参照テーブ
ルに格納されている複数の一定のしきい値を使用して,
多値データを生成するため,値データおよび多値データ
の両方に適用することができる。
【0102】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項9)は,請求項7または8記載の誤差拡散階調処理
方式において,前記周期信号は,あらかじめ設定した面
積内で全ての周期信号を合計した値がゼロになるように
設定されているため,原画像に対して近似する階調性を
付与できる。
【0103】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項10)は,請求項7,8または9記載の誤差拡散階
調処理方式において,前記周期信号が,一次元方向の周
期信号または一次元方向の変動が他次元より大きくなる
周期信号であり,前記周期信号の重畳によって階調デー
タを出力した際の画像上に平行線が形成されるため,誤
差拡散方式特有のテクスチャを見えにくくすることがで
きる。また,紙送りのジッターの影響を受けにくくする
ことができる。
【0104】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項11)は,請求項10記載の誤差拡散階調処理方式
において,前記平行線が,前記階調データを出力した際
の画像上の副走査方向に形成されるため,誤差拡散方式
特有のテクスチャを見えにくくすることができる。ま
た,紙送りのジッターの影響を受けにくくすることがで
きる。
【0105】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項12)は,請求項7または8記載の誤差拡散階調処
理方式において,前記入力データが複数のカラーデータ
からなる場合,前記入力データに加算または減算する周
期信号として,同一の周期で各カラーデータ毎に位相を
ずらした周期信号を用いるため,ハイライト部の各色が
重ならないので色再現性が向上する。
【0106】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項13)は,請求項7ないし12記載の誤差拡散階調
処理方式において,前記誤差拡散処理が3値以上の多値
誤差拡散処理であり,さらに前記生成した階調データに
対して,カラーバランス処理または/およびガンマ変換
処理を施す工程を備えたため,プリンタ等の画像出力装
置に対応した最適な階調データを生成することができ,
画像品質の向上を図ることができる。
【0107】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項14)は,請求項10記載の誤差拡散階調処理方式
において,前記周期信号を同一の周期で,かつ,その位
相を走査線毎に変化させることにより,前記平行線の方
向を制御するため,紙送り方向に応じて平行線を制御で
き,紙送りのジッターの影響を受けにくくすることがで
きる。
【0108】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項15)は,請求項10または14記載の誤差拡散階
調処理方式において,前記平行線が,電子写真の出力に
おける紙送り方向と平行となるように形成されるため,
紙送りのジッターの影響を受けにくくすることができ
る。
【0109】また,本発明の誤差拡散階調処理方式(請
求項16)は,請求項14記載の誤差拡散階調処理方式
において,前記入力データが複数のカラーデータからな
る場合,各カラーデータ毎に前記平行線の方向を変える
ため,モアレの軽減を図ることができる。
【0110】また,本発明の画像符号化方式(請求項1
7,18)は,階調処理または誤差拡散処理を施した後
の入力データと量子化用のしきい値とを比較し,階調デ
ータを生成する工程と,前記生成した階調データを符号
化する工程と,を備えたため,画像符号化効率(圧縮
率)を向上させることができ,データ伝送や,蓄積に有
効である。
【0111】また,本発明の画像処理装置(請求項1
9)は,入力データを量子化用のしきい値と比較して,
階調データを生成する画像処理装置において,周期的に
変化する周期信号を生成する周期信号生成手段と,前記
入力データに対して,前記周期信号を加算または減算す
る演算手段と,前記演算手段で周期信号を加算または減
算された後の入力データと量子化用のしきい値とを比較
し,階調データを生成する階調データ生成手段と,を備
えたため,より簡単に網またはパターンを生成して出力
画像に階調性を付与することができる。
【0112】また,本発明の画像処理装置(請求項2
0)は,入力データを量子化用のしきい値と比較して,
階調データを生成する画像処理装置において,周期的に
変化する周期信号を生成する周期信号生成手段と,前記
入力データに対して,前記周期信号を加算または減算す
る演算手段と,前記演算手段で周期信号を加算または減
算された後の入力データに対して,誤差拡散処理を施す
誤差拡散手段と,前記誤差拡散手段で誤差拡散処理を施
した後の入力データと量子化用のしきい値とを比較し,
階調データを生成する階調データ生成手段と,を備えた
ため,より簡単に網またはパターンを生成して出力画像
に階調性を付与することができる。
【0113】また,本発明の画像処理装置(請求項2
1)は,請求項19または20記載の画像処理装置にお
いて,前記周期信号生成手段は,あらかじめ設定した面
積内で全ての周期信号を合計した値がゼロになるように
前記周期信号を生成するため,原画像に対して近似する
階調性を付与できる。
【0114】また,本発明の画像処理装置(請求項2
2)は,請求項19,20または21記載の画像処理装
置において,前記周期信号が,一次元方向の周期信号ま
たは一次元方向の変動が他次元より大きくなる周期信号
であり,前記周期信号の重畳によって階調データを出力
した際の画像上に平行線が形成されるため,誤差拡散方
式特有のテクスチャを見えにくくすることができる。ま
た,紙送りのジッターの影響を受けにくくすることがで
きる。
【0115】また,本発明の画像処理装置(請求項2
3)は,請求項22記載の画像処理装置において,前記
平行線が,前記階調データを出力した際の画像上の副走
査方向に形成されるため,誤差拡散方式特有のテクスチ
ャを見えにくくすることができる。また,紙送りのジッ
ターの影響を受けにくくすることができる。
【0116】また,本発明の画像処理装置(請求項2
4)は,請求項19または20記載の画像処理装置にお
いて,前記入力データが複数のカラーデータからなる場
合,前記入力データに加算または減算する周期信号とし
て,同一の周期で各カラーデータ毎に位相をずらした周
期信号を用いるため,ハイライト部の各色が重ならない
ので色再現性が向上する。
【0117】また,本発明の画像処理装置(請求項2
5)は,請求項19ないし24記載の画像処理装置にお
いて,前記誤差拡散処理が3値以上の多値誤差拡散処理
であり,さらに前記生成した階調データに対して,カラ
ーバランス処理または/およびガンマ変換処理を施す画
像処理手段を備えたため,プリンタ等の画像出力装置に
対応した最適な階調データを生成することができ,画像
品質の向上を図ることができる。
【0118】また,本発明の画像処理装置(請求項2
6)は,請求項22記載の画像処理装置において,前記
周期信号生成手段が,前記周期信号を同一の周期で,か
つ,その位相を走査線毎に変化させることにより,前記
平行線の方向を制御するため,紙送り方向に応じて平行
線を制御でき,紙送りのジッターの影響を受けにくくす
ることができる。
【0119】また,本発明の画像処理装置(請求項2
7)は,請求項22記載の画像処理装置において,前記
平行線が,電子写真の出力における紙送り方向と平行と
なるように形成されるため,紙送りのジッターの影響を
受けにくくすることができる。
【0120】また,本発明の画像処理装置(請求項2
8)は,請求項26記載の画像処理装置において,前記
入力データが複数のカラーデータからなる場合,各カラ
ーデータ毎に前記平行線の方向を変えるため,モアレの
軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の画像処理装置のブロック構成図
である。
【図2】実施の形態1の信号発生器で生成する周期信号
の例を示す説明図である。
【図3】実施の形態2の画像処理装置のブロック構成図
である。
【図4】実施の形態2の多値化用しきい値参照テーブル
の例を示す説明図である。
【図5】実施の形態2の画像処理装置で処理した階調デ
ータの例(網)を示す説明図である。
【図6】実施の形態3の信号発生器の周期信号の例を示
す説明図である。
【図7】実施の形態3で生成されるパターン(網)の例
を示す説明図である。
【図8】実施の形態4の画像処理装置のブロック構成図
である。
【図9】実施の形態4の画像処理装置における具体的な
計算例を示す説明図である。
【図10】実施の形態4の画像処理装置における具体的
な計算例を示す説明図である。
【図11】実施の形態4の多値化用しきい値参照テーブ
ルの例を示す説明図である。
【図12】実施の形態5の画像処理装置のブロック構成
図である。
【図13】実施の形態5の画像処理装置によって生成さ
れる平行線を示す説明図である。
【図14】実施の形態6の要部ブロック構成図である。
【図15】実施の形態7の要部ブロック構成図である。
【図16】実施の形態5の変形例1を示すブロック構成
図である。
【図17】変形例1によって生成される右下がりの平行
線を示す説明図である。
【図18】実施の形態5の変形例2を示すブロック構成
図である。
【図19】変形例2によって生成される左下がりの平行
線を示す説明図である。
【図20】実施の形態5の変形例3を示すブロック構成
図である。
【図21】変形例3によって生成される平行線を示す説
明図である。
【符号の説明】
100 画像処理装置 101 信号発生器 102 加算器 103 2値化器 104 量子化器 105 多値化用しきい値参照テーブル 200 画像入力装置 300 画像出力装置 400 画像処理装置 401 信号発生器 402 加算器 403 量子化器 404 誤差メモリ 405 乗算器 406 重み係数 407 多値化用しきい値参照テーブル 601〜604 信号発生器 605 色選択器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/40 H04N 1/40 101E 1/403 103B 1/41 103A

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力データを量子化用のしきい値と比較
    して,階調データを生成する階調処理方式において,前
    記入力データに対して,周期的に変化する周期信号を加
    算または減算する工程と,前記周期信号を加算または減
    算後の入力データと量子化用の一定のしきい値とを比較
    し,階調データを生成する工程と,を備えたことを特徴
    とする階調処理方式。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の階調処理方式において,
    前記階調データを生成する工程が,前記階調データが2
    値データの場合には前記量子化用の一定のしきい値を1
    個使用して2値データを生成し,前記階調データが多値
    データの場合には多値化用のしきい値参照テーブルに格
    納されている複数の一定のしきい値を使用して,多値デ
    ータを生成することを特徴とする階調処理方式。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の階調処理方式に
    おいて,前記周期信号は,あらかじめ設定した面積内で
    全ての周期信号を合計した値がゼロになるように設定さ
    れていることを特徴とする階調処理方式。
  4. 【請求項4】 請求項1,2または3記載の階調処理方
    式において,前記周期信号が,一次元方向の周期信号ま
    たは一次元方向の変動が他次元より大きくなる周期信号
    であり,前記周期信号の重畳によって階調データを出力
    した際の画像上に平行線が形成されることを特徴とする
    階調処理方式。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の階調処理方式において,
    前記平行線が,前記階調データを出力した際の画像上の
    副走査方向に形成されることを特徴とする階調処理方
    式。
  6. 【請求項6】 請求項1または2記載の階調処理方式に
    おいて,前記入力データが複数のカラーデータからなる
    場合,前記入力データに加算または減算する周期信号と
    して,同一の周期で各カラーデータ毎に位相をずらした
    周期信号を用いることを特徴とする階調処理方式。
  7. 【請求項7】 入力データを量子化用のしきい値と比較
    して,階調データを生成する誤差拡散階調処理方式にお
    いて,前記入力データに対して,周期的に変化する周期
    信号を加算または減算する工程と,前記周期信号を加算
    または減算後の入力データに対して,誤差拡散処理を施
    す工程と,前記誤差拡散処理を施した後の入力データと
    量子化用の一定のしきい値とを比較し,階調データを生
    成する工程と,を備えたことを特徴とする誤差拡散階調
    処理方式。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の誤差拡散階調処理方式に
    おいて,前記階調データを生成する工程が,前記階調デ
    ータが2値データの場合には前記量子化用の一定のしき
    い値を1個使用して2値データを生成し,前記階調デー
    タが多値データの場合には多値化用のしきい値参照テー
    ブルに格納されている複数の一定のしきい値を使用し
    て,多値データを生成することを特徴とする誤差拡散階
    調処理方式。
  9. 【請求項9】 請求項7または8記載の誤差拡散階調処
    理方式において,前記周期信号は,あらかじめ設定した
    面積内で全ての周期信号を合計した値がゼロになるよう
    に設定されていることを特徴とする誤差拡散階調処理方
    式。
  10. 【請求項10】 請求項7,8または9記載の誤差拡散
    階調処理方式において,前記周期信号が,一次元方向の
    周期信号または一次元方向の変動が他次元より大きくな
    る周期信号であり,前記周期信号の重畳によって階調デ
    ータを出力した際の画像上に平行線が形成されることを
    特徴とする誤差拡散階調処理方式。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の誤差拡散階調処理方
    式において,前記平行線が,前記階調データを出力した
    際の画像上の副走査方向に形成されることを特徴とする
    誤差拡散階調処理方式。
  12. 【請求項12】 請求項7または8記載の誤差拡散階調
    処理方式において,前記入力データが複数のカラーデー
    タからなる場合,前記入力データに加算または減算する
    周期信号として,同一の周期で各カラーデータ毎に位相
    をずらした周期信号を用いることを特徴とする誤差拡散
    階調処理方式。
  13. 【請求項13】 請求項7ないし12記載の誤差拡散階
    調処理方式において,前記誤差拡散処理が3値以上の多
    値誤差拡散処理であり,さらに前記生成した階調データ
    に対して,カラーバランス処理または/およびガンマ変
    換処理を施す工程を備えたことを特徴とする誤差拡散階
    調処理方式。
  14. 【請求項14】 請求項10記載の誤差拡散階調処理方
    式において,前記周期信号を同一の周期で,かつ,その
    位相を走査線毎に変化させることにより,前記平行線の
    方向を制御することを特徴とする誤差拡散階調処理方
    式。
  15. 【請求項15】 請求項10または14記載の誤差拡散
    階調処理方式において,前記平行線が,電子写真の出力
    における紙送り方向と平行となるように形成されること
    を特徴とする誤差拡散階調処理方式。
  16. 【請求項16】 請求項14記載の誤差拡散階調処理方
    式において,前記入力データが複数のカラーデータから
    なる場合,各カラーデータ毎に前記平行線の方向を変え
    ることを特徴とする誤差拡散階調処理方式。
  17. 【請求項17】 画像データを符号化して圧縮する画像
    符号化方式において,前記画像データに対して,周期的
    に変化する一次元方向の周期信号または一次元方向の変
    動が他次元より大きくなる周期信号を加算または減算す
    る工程と,前記周期信号を加算または減算後の画像デー
    タと量子化用のしきい値とを比較し,階調データを生成
    する工程と,前記生成した階調データを符号化する工程
    と,を備えたことを特徴とする画像符号化方式。
  18. 【請求項18】 画像データを符号化して圧縮する画像
    符号化方式において,前記画像データに対して,周期的
    に変化する一次元方向の周期信号または一次元方向の変
    動が他次元より大きくなる周期信号を加算または減算す
    る工程と,前記周期信号を加算または減算後の入力デー
    タに対して,誤差拡散処理を施す工程と,前記誤差拡散
    処理を施した後の入力データと量子化用のしきい値とを
    比較し,階調データを生成する工程と,前記生成した階
    調データを符号化する工程と,を備えたことを特徴とす
    る画像符号化方式。
  19. 【請求項19】 入力データを量子化用のしきい値と比
    較して,階調データを生成する画像処理装置において,
    周期的に変化する周期信号を生成する周期信号生成手段
    と,前記入力データに対して,前記周期信号を加算また
    は減算する演算手段と,前記演算手段で周期信号を加算
    または減算された後の入力データと量子化用のしきい値
    とを比較し,階調データを生成する階調データ生成手段
    と,を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  20. 【請求項20】 入力データを量子化用のしきい値と比
    較して,階調データを生成する画像処理装置において,
    周期的に変化する周期信号を生成する周期信号生成手段
    と,前記入力データに対して,前記周期信号を加算また
    は減算する演算手段と,前記演算手段で周期信号を加算
    または減算された後の入力データに対して,誤差拡散処
    理を施す誤差拡散手段と,前記誤差拡散手段で誤差拡散
    処理を施した後の入力データと量子化用のしきい値とを
    比較し,階調データを生成する階調データ生成手段と,
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項19または20記載の画像処理
    装置において,前記周期信号生成手段は,あらかじめ設
    定した面積内で全ての周期信号を合計した値がゼロにな
    るように前記周期信号を生成することを特徴とする画像
    処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項19,20または21記載の画
    像処理装置において,前記周期信号が,一次元方向の周
    期信号または一次元方向の変動が他次元より大きくなる
    周期信号であり,前記周期信号の重畳によって階調デー
    タを出力した際の画像上に平行線が形成されることを特
    徴とする画像処理装置。
  23. 【請求項23】 請求項22記載の画像処理装置におい
    て,前記平行線が,前記階調データを出力した際の画像
    上の副走査方向に形成されることを特徴とする画像処理
    装置。
  24. 【請求項24】 請求項19または20記載の画像処理
    装置において,前記入力データが複数のカラーデータか
    らなる場合,前記入力データに加算または減算する周期
    信号として,同一の周期で各カラーデータ毎に位相をず
    らした周期信号を用いることを特徴とする画像処理装
    置。
  25. 【請求項25】 請求項19ないし24記載の画像処理
    装置において,前記誤差拡散処理が3値以上の多値誤差
    拡散処理であり,さらに前記生成した階調データに対し
    て,カラーバランス処理または/およびガンマ変換処理
    を施す画像処理手段を備えたことを特徴とする画像処理
    装置。
  26. 【請求項26】 請求項22記載の画像処理装置におい
    て,前記周期信号生成手段が,前記周期信号を同一の周
    期で,かつ,その位相を走査線毎に変化させることによ
    り,前記平行線の方向を制御することを特徴とする画像
    処理装置。
  27. 【請求項27】 請求項22記載の画像処理装置におい
    て,前記平行線が,電子写真の出力における紙送り方向
    と平行となるように形成されることを特徴とする画像処
    理装置。
  28. 【請求項28】 請求項26記載の画像処理装置におい
    て,前記入力データが複数のカラーデータからなる場
    合,各カラーデータ毎に前記平行線の方向を変えること
    を特徴とする画像処理装置。
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