JPH09307677A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH09307677A
JPH09307677A JP8119195A JP11919596A JPH09307677A JP H09307677 A JPH09307677 A JP H09307677A JP 8119195 A JP8119195 A JP 8119195A JP 11919596 A JP11919596 A JP 11919596A JP H09307677 A JPH09307677 A JP H09307677A
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JP8119195A
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Hideki Tanaka
秀樹 田中
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信済スタンプを長期的に適正濃度で原稿に
印字し、かつスタンプ部材へのインキの補充頻度を減少
する。 【解決手段】 メモリ24は、原稿Dの累計枚数Sを格納
する記憶領域M1と、印字開始前に設定されたスタンプ
部材の押圧時間Tを格納する記憶領域M2と、しきい枚
数S1〜Sn及びこれに対応する時間t0〜tnが設定され
たデータテーブルの記憶領域M3とを備えている。CP
U21は、原稿Dに対する読取動作が実行されていない期
間にスタンプ部材が新しいものに交換され、又はスタン
プ部材へインキが補充されたことを判断した場合には、
メモリ24における記憶領域M1をリセットし、またスタ
ンプ部材の交換又はインキ補充が行われなかったことを
判断した場合には、記憶領域M1の内容を維持する。次
に、給紙トレー上の原稿Dの分離給紙を開始し、予め設
定された時間W(秒)以内に原稿センサ7がオンした場合
には、印字ユニット17のスタンプ部材により印字が開始
されるまでに、記憶領域M2の内容を記憶領域M3のデー
タに基づいて更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スキャナ等により
画像が読み取られた原稿に済印を印字する印字手段を備
えたファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、画像が読
み取られた原稿の裏面に、例えば“済”のマーク(以
下、このようなマークを済印という)を印字するため、
原稿の搬送路においてスキャナの下流側に印字装置を配
置しており、画像の読み取りが完了した原稿にはスタン
プ部材を押圧して前記済印を印字するようにしている。
前記スタンプ部材は、例えば、使用前に所定の粘度を有
するインキを含ませた弾性多孔質の材料により形成され
ており、印字回数が増加して済印が薄くなってきたとき
には、ユーザによりインキが補充されるか、あるいはス
タンプ部材が新しいものに交換される。
【0003】このようなファクシミリ装置では、ユーザ
が原稿を注意して見ていないと、インキの減少やインキ
切れにより、済印が薄くなってきたことや、済印が印字
されていないことを見落としてしまい、本来の印字装置
としての機能を果たすことができなくなるという問題が
あった。
【0004】実開平2-32266号公報には、上記のような
問題を解決するため、送信済スタンプの保証回数を格納
する手段と、送信済スタンプの押印回数を計数する手段
と、前記保証回数と押印回数とを比較する手段と、前記
押印回数が保証回数以上になったときスタンプ液の補充
を警告するための表示をする手段とを備えたファクシミ
リ装置が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
2-32266号公報記載のファクシミリ装置では、送信済ス
タンプ(済印)の押印回数が予め設定された保証回数以上
になった時に警報を表示して、スタンプ液(インキ)の補
充時期をユーザに警告しているに過ぎず、この警告に従
ってユーザがインキを補充することにより、原稿に済印
が印字されないという事態を防止できるが、前記保証回
数として大きな値を設定した場合には、インキの補充前
に印字濃度が低下して済印が見ずらくなるという問題が
生じ、また保証回数として小さな値を設定した場合に
は、ユーザがインキを補充する頻度が増加して装置のメ
ンテナンスが煩雑になるという問題が生じる。
【0006】また、上記のようなファクシミリ装置で
は、通常、インキを染み込ませたスタンプ部材を一定時
間のあいだ、一定の加圧力で原稿に押圧してスタンプ部
材からのインク転移により原稿に済印を印字するように
構成されているが、このような制御方法によれば、スタ
ンプ部材が新しい時や、インキを補充した直後には済印
が必要以上の濃度で印字され、印字回数の増加とともに
印字濃度が低下するため、済印が適正濃度で済印を印字
できる期間が限られることから、スタンプ部材に染み込
んだインキを効率的に消費することが困難だった。
【0007】本発明の目的は、済印を長期的に適正濃度
で原稿に印字することができ、かつスタンプ部材へのイ
ンキの補充頻度を減少することができるファクシミリ装
置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1記載のファクシミリ装置は、原稿上に形成
された画像を読取位置で読み取る読取手段と、原稿搬送
路で前記読取位置の下流側に配置され、前記読取手段に
より画像が読み取られた原稿にスタンプ部材を押圧して
該スタンプ部材からのインキにより済印を印字する印字
手段とを備えたファクシミリ装置において、前記スタン
プ部材を原稿に押圧する押圧時間を設定し、この押圧時
間のあいだ継続して前記印字手段によりスタンプ部材を
原稿に押圧させる制御手段を備えたことを特徴とする。
【0009】さらに、請求項2記載のファクシミリ装置
は、前記原稿搬送路により搬送された原稿を検知する検
知手段を備え、前記制御手段が、前記検知手段からの検
知信号により計数された原稿の累計値に応じて前記押圧
時間を設定することを特徴とする請求項1記載のファク
シミリ装置。
【0010】さらに、請求項3記載のファクシミリ装置
は、外部からの操作に応じて設定信号を出力する操作手
段を備え、前記制御手段が、原稿に対する印字開始前に
前記操作手段から出力された設定信号に応じて前記押圧
時間を設定することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形
態によるファクシミリ装置の画像読取部を示す側面断面
図であり、1は原稿Dの束が装填される給紙トレーであ
り、この給紙トレー1には画像面が下向きとなるように
原稿Dが載置される。2は給紙トレー1上に装填された
原稿Dに圧接するピックアップローラ、3はフィードロ
ーラ、4はリバースローラ、5及び6は原稿搬送路を構
成した上ガイド板及び下ガイド板、7は原稿搬送路に給
紙された原稿Dを検知する原稿センサ、8,9はそれぞ
れ原稿搬送路内に給紙された原稿Dを搬送する搬送ロー
ラ対、10は原稿Dの画像を読み取り画像信号を出力する
スキャナユニットであり、このスキャナユニット10にお
いて、11は下ガイド板6に配置されたコンタクトガラ
ス、12はコンタクトガラス11を介して矢印A方向に搬送
される原稿Dを照明する光源、13,14,15はそれぞれ原
稿Dからの反射光を反射するミラー、16はミラー13,1
4,15を介して入射した原稿Dからの反射光を光電変換
して画像信号を出力するラインイメージセンサである。
【0012】また、17は下ガイド板6において前記コン
タクトガラス11の下流側に配置された印字ユニットであ
り、電磁ソレノイド17a及びこの電磁ソレノイド17aの駆
動軸により支持されたスタンプ部材17bから構成されて
いる。18はガイド板5,6の終端部付近に配置された排
紙ローラ対であり、スキャナユニット10により画像が読
み取られた原稿Dを排紙トレー19上に排紙する。なお、
20は排紙センサである。
【0013】図2は、本実施形態のファクシミリ装置に
おける制御部の構成を示すブロック図であり、21はCP
U(中央演算処理装置)、22はユーザによる操作に応じて
CPU21に対して各種の信号を出力する操作手段である
オペレーションパネル、23はCPU21等に制御用の電源
を供給するPSU(電源供給ユニット)、24及び25はそれ
ぞれCPU21に接続されたメモリ及びタイマ、26はCP
U21に対する信号の入出力を制御する入出力回路であ
り、この入出力回路26には、原稿センサ7,スキャナユ
ニット10,印字ユニット17,排紙センサ20及び搬送系駆
動回路27が接続されている。
【0014】次に、上記のファクシミリ装置における原
稿Dに対する画像読取時の動作を説明する。給紙トレー
1に原稿Dを装填した後、ユーザは、オペレーションパ
ネル22を操作することによりCPU21に対して読取命令
を出力する。この読取命令の入力により、CPU21は入
出力回路26を介して搬送系駆動回路27に駆動信号を出力
し、搬送系駆動回路27が前記駆動信号に対応させてモー
タ及びクラッチ(図示省略)をオン/オフすることによ
り、原稿Dの分離給紙及び搬送が実行される。具体的に
は、CPU21は、オペレーションパネル22から読取命令
が入力するとともに、ピックアップローラ2を1回転さ
せることにより、給紙トレー1に装填された原稿Dの束
から1枚又は複数枚の原稿Dがピックアップローラ2に
よって搬送方向(矢印A方向)に押し出させる。さらに、
ピックアップローラ2に同期させてフィードローラ3を
搬送方向に回転させるとともに、リバースローラ4を一
定量だけ逆回転させることにより、フィードローラ3と
リバースローラ4との挾持位置に挿入された原稿Dから
最上部の1枚の原稿Dのみをガイド板5,6間に給紙す
る。
【0015】原稿センサ7は、ガイド板5,6間に給紙
された原稿Dを検知して検知信号を出力する。CPU21
は、前記検知信号がオンのタイミングで搬送ローラ対
8,9をそれぞれ回転開始させ、検知信号がオフのタイ
ミングでフィードローラ3の回転を停止させる。搬送ロ
ーラ対8,9は、コンタクトガラス11上において原稿D
を所定の読取速度で搬送し、読取速度で搬送される原稿
Dには、光源12からの光が照射される。
【0016】スキャナユニット10は、前述したように原
稿Dからの反射光を画像信号に変換し、この画像信号を
入出力回路26を介してCPU21に出力する。CPU21
は、この画像信号を必要に応じてメモリ24に蓄積し、又
は図示を省略した送信部により電話回線を通じて外部の
ファクシミリ装置に送信する。また、CPU21は、原稿
センサ7からの検知信号がオフしてからの経過時間をタ
イマ25により計時しており、この計時時間を用いて原稿
Dの所定の箇所(例えば後端部)が印字ユニット17の真上
にくるタイミングで原稿Dの搬送を一旦停止させ、この
停止期間に印字ユニット17に対して励磁信号を出力す
る。
【0017】印字ユニット17は、前記励磁信号の入力期
間中には電磁ソレノイド17aを励磁させて駆動軸を延伸
させることにより、スタンプ部材17bを上ガイド板5の
方向に突出させる。この結果、印字ユニット17は、スタ
ンプ部材17bを原稿Dに押圧させることにより、原稿D
の所定箇所にスタンプ部材17bからのインキにより済印
を印字する。CPU21は、印字ユニット17に対して励磁
信号を出力してからの時間をタイマ25により計時し、こ
の計時時間が予め設定した押圧時間となったタイミング
で励磁信号をオフし、搬送ローラ対8,9及び排紙ロー
ラ対18を回転させて原稿Dの搬送を再開する。ここで、
印字ユニット17は、励磁信号がオフすることにより駆動
軸を収縮させてスタンプ部材17bを原稿Dから離間した
待機位置に復帰させる。この後、CPU21は、図示を省
略した排紙センサ20から信号により原稿Dが排紙トレー
19上に排紙されたことを確認したならば、搬送ローラ対
8,9及び排紙ローラ対18を停止させる。
【0018】原稿Dの排紙完了後、CPU21は、ピック
アップローラ2,フィードローラ3及びリバースローラ
4による原稿Dの分離給紙動作を再び実行し、所定時間
の間に原稿センサ7により原稿Dが検知された場合に
は、以上説明した原稿Dに対する画像読取及び済印の印
字を実行し、また所定時間の間に原稿センサ7により原
稿Dが検知されない場合には、給紙トレー1上の原稿D
の給紙が完了したと判断して原稿Dに対する読取動作を
終了する。
【0019】次に、スタンプ部材17bが原稿Dに押圧さ
れる押圧時間の設定方法について説明する。図3は本実
施形態のファクシミリ装置における第1の印字モードに
よる押圧時間の設定方法を説明するためのフローチャー
トである。ここで、メモリ24は、原稿Dの累計枚数S
を格納する記憶領域Mと、印字開始前に設定されたス
タンプ部材17bの押圧時間Tを格納する記憶領域M2と、
後述する、しきい枚数S1〜Sn及びこれらに対応する時
間t0〜tn(t0<t1<……<tn)が設定されたデータ
テーブルの記憶領域M3とを備えているものとする。
【0020】CPU21は、原稿Dに対する読取動作が実
行されていない期間にスタンプ部材17bが新しいものに
交換され、又はスタンプ部材17bへインキが補充された
ことを判断した場合(ステップS1でイエスの場合)に
は、メモリ24における記憶領域M1をリセットし(ステッ
プS2)、またスタンプ部材17bの交換又はインキ補充が
行われなかったことを判断した場合(ステップS1でノ
ーの場合)には、記憶領域M1の内容を維持する。次に、
給紙トレー1上の原稿Dの分離給紙を開始し、予め設定
された時間W(秒)以内に検知手段である原稿センサ7が
オンしない場合には(ステップS4でノーの場合)、すな
わち全ての原稿Dの分離給紙が完了していると判断した
場合には、記憶領域M2の内容を維持して押圧時間Tの
設定処理を終了する。また、CPU21は、給紙トレー1
上の原稿Dの分離給紙を開始し(ステップS3)、予め設
定された時間W(秒)以内に原稿センサ7がオンした場合
には(ステップS4でイエスの場合)には、印字ユニット
17による印字が開始されるまでに、記憶領域M2の内容
をステップS5〜S12に示す処理に従って更新する。
【0021】先ず、ステップS5では、原稿センサ7が
1回オンする毎に記憶領域M1に既に格納されている累
計枚数Sに“1”を加算し、これを記憶領域M1に新た
な累計枚数Sとして格納する。ステップS6では、累計
枚数Sが記憶領域M3の1番目のしきい枚数S1以下であ
るか否かを判断し、累計枚数Sがしきい枚数S1以下で
ある場合(ステップS6でイエスの場合)には、押圧時間
Tとして時間t0を記憶領域M2に格納する。また、累計
枚数Sがしきい枚数S1より大きい値である場合(ステッ
プS6でノーの場合)には、累計枚数Sが記憶領域M3
2番目のしきい枚数S2以下であるか否かを判断し(ステ
ップS8)、累計枚数Sがしきい枚数S2以下である場合
(ステップS8でイエスの場合)には、押圧時間Tとして
時間t1を記憶領域M2に格納する(ステップS9)。以
下、CPU21は、ステップS8〜S9と同様に、累計枚
数Sとしきい枚数S3〜Snとの大小関係を判断し、その
結果により押圧時間Tとして時間t3〜tnのいずれかを
記憶領域M2に格納する(ステップS10〜S12)。また、
CPU21は、例えば、累計枚数Sがn番目のしきい枚数
nより大きい値であると判断した場合には、オペレー
ションパネル22に対してアラームの表示信号を出力し、
オペレーションパネル22によってユーザに対してスタン
プ部材17bの交換又はインキ補充の時期であることを表
示する。
【0022】図4は本実施形態のファクシミリ装置にお
ける第2の印字モードによる押圧時間の設定方法を説明
するためのフローチャートである。ここで、メモリ24
は、後述する設定信号Li(i=1〜m)及びこれに対応す
る時間t0〜tm(t0<t1<……<tm)が設定されたデ
ータテーブルの記憶領域M4を備えているものとする。
また、操作手段であるオペレーションパネル22は、原稿
Dに対する読取動作が実行されていない期間に押圧時間
Tを設定するための操作ボタンや押圧時間Tを設定する
モードでの数値データの入力操作等により、ユーザの操
作に応じて押圧時間Tを設定するための設定信号Li
CPU21に出力するように構成されている。
【0023】CPU21は、原稿Dに対する読取動作が実
行されていない期間にオペレーションパネル22に対する
所定の操作により押圧時間Tを設定する操作が開始され
た後に(ステップS21)、オペレーションパネル22から出
力された設定信号Liの種類に応じて記憶領域M4に格納
された時間t0〜tmから1つの時間tiを選択し(ステッ
プS22〜S23)、押圧時間Tとして選択した時間tiを、
図3に基づいて説明した記憶領域M2に格納する。具体
的には、CPU21は、設定信号L0により時間t0を、設
定信号L1により時間t1をそれぞれ押圧時間Tとして設
定し、以下同様に、i=3〜nについても時間t3〜tn
をそれぞれ押圧時間Tとして設定する。
【0024】また、CPU21は、原稿Dに対する読取動
作が実行されていない期間にスタンプ部材17bが新しい
ものに交換され、又はスタンプ部材17bへインキが補充
されたことを判断した場合(ステップS25でイエスの場
合)には、押圧時間Tの初期値として時間t0を設定し
(ステップS26)、またスタンプ部材17bの交換又はイン
キ補充が行われなかったことを判断した場合(ステップ
S25でノーの場合)には、記憶領域M2の内容を維持す
る。
【0025】以上説明した第1のモード及び第2のモー
ドにおいて、スタンプ部材17bの交換又はスタンプ部材1
7bへのインキ補充を判断する方法としては、例えば、下
ガイド板6において印字ユニット17を支持した支持部を
開閉可能に構成するとともに、この印字ユニット支持部
の開閉を検知するセンサを設け、このセンサからの信号
により下ガイド板6の支持部の開閉が1回検知されるこ
とにより、あるいはユーザにより所定の操作が行われた
オペレーションパネル22からの入力信号により、スタン
プ部材17bの交換又はスタンプ部材17bへのインキ補充を
判断する。また、ユーザは、オペレーションパネル22を
操作することにより、第1のモード及び第2のモードの
いずれかを任意に選択することができるものとする。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置によれば、原稿上に形成された画像を読
取位置で読み取る読取手段と、原稿搬送路で読取位置の
下流側に配置され、読取手段により画像が読み取られた
原稿にスタンプ部材を押圧してスタンプ部材からのイン
キにより済印を印字する印字手段とを備えたファクシミ
リ装置において、スタンプ部材を原稿に押圧する押圧時
間を設定し、この押圧時間のあいだ継続して前記印字手
段によりスタンプ部材を原稿に押圧させる制御手段を備
えたことにより、スタンプ部材におけるインキの含有量
に対応させて原稿にスタンプ部材を押圧する押圧時間を
任意に設定することが可能になるので、済印を適正濃度
で印字できる期間を延長することが可能になるととも
に、スタンプ部材に染み込んだインキを効率的に消費す
ることができることから、ユーザがスタンプ部材にイン
キを補充する頻度又はスタンプ部材を交換する頻度を減
少させることが可能になる。
【0027】さらに、請求項2記載のファクシミリ装置
によれば、原稿搬送路により搬送された原稿を検知する
検知手段を備え、制御手段が、検知手段からの検知信号
に基づいて計数された原稿の累計値に応じて押圧時間を
設定することにより、スタンプ部材の押圧時間を、原稿
に対する済印の印字回数の増加とともに、増加するよう
に制御することが可能になるので、済印が適正濃度で印
字されるように押圧時間を自動的に変化させることが可
能になる。
【0028】さらに、請求項3記載のファクシミリ装置
によれば、外部からの操作に応じて設定信号を出力する
操作手段を備え、制御手段が、原稿に対する印字開始前
に操作手段から出力された設定信号に応じて押圧時間を
設定することにより、スタンプ部材の押圧時間を、ユー
ザの判断によって増減することが可能になるので、ユー
ザは、その好みに応じて済印が適正濃度で原稿に印字さ
れるように押圧時間を変化させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるファクシミリ装置の画
像読取部を示す側面断面図である。
【図2】本実施形態のファクシミリ装置における制御部
の構成を示すブロック図である。
【図3】本実施形態のファクシミリ装置における第1の
印字モードによる押圧時間の設定方法を説明するための
フローチャートである。
【図4】本実施形態のファクシミリ装置における第2の
印字モードによる押圧時間の設定方法を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
1…給紙トレー、 2…ピックアップローラ、 3…フ
ィードローラ、 4…リバースローラ、 5…上ガイド
板、 6…下ガイド板、 7…原稿センサ、 8,9…
搬送ローラ対、 10…スキャナユニット、 17…印字ユ
ニット、 17a…電磁ソレノイド、 17b…スタンプ部
材、 21…CPU(中央演算処理装置)、22…オペレーシ
ョンパネル、 24…メモリ、 25…タイマ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿上に形成された画像を読取位置で読
    み取る読取手段と、原稿搬送路で前記読取位置の下流側
    に配置され、前記読取手段により画像が読み取られた原
    稿にスタンプ部材を押圧して該スタンプ部材からのイン
    キにより済印を印字する印字手段とを備えたファクシミ
    リ装置において、前記スタンプ部材を原稿に押圧する押
    圧時間を設定し、この押圧時間のあいだ継続して前記印
    字手段によりスタンプ部材を原稿に押圧させる制御手段
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿搬送路により搬送された原稿を
    検知する検知手段を備え、前記制御手段が、前記検知手
    段からの検知信号により計数された原稿の累計値に応じ
    て前記押圧時間を設定することを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 外部からの操作に応じて設定信号を出力
    する操作手段を備え、前記制御手段が、原稿に対する印
    字開始前に前記操作手段から出力された設定信号に応じ
    て前記押圧時間を設定することを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
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