JPH09307587A - 交換機 - Google Patents
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- JPH09307587A JPH09307587A JP8114872A JP11487296A JPH09307587A JP H09307587 A JPH09307587 A JP H09307587A JP 8114872 A JP8114872 A JP 8114872A JP 11487296 A JP11487296 A JP 11487296A JP H09307587 A JPH09307587 A JP H09307587A
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- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は交換機に関し、ユーザ装置と交換機
との間に生じた呼状態の不整合を能率良く解消できる交
換機の提供を課題とする。 【解決手段】 オンディマンドでセルやパケットのリレ
ーサービスを提供する通信システムの交換機において、
レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置が要求する呼
の設定/解除のシグナリング制御を行うレイヤ3通信制
御装置と、レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置と
接続すると共に、交換機内各制御装置と所定のインタフ
ェースにより接続するレイヤ3通信初期化制御装置とを
備え、レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置から
の呼の初期化要求に従ってレイヤ3通信制御装置が管理
する呼の解放処理を促すと共に、交換機内で発生する呼
の初期化要求に従って対応するユ−ザ装置に初期化要求
を行う。
との間に生じた呼状態の不整合を能率良く解消できる交
換機の提供を課題とする。 【解決手段】 オンディマンドでセルやパケットのリレ
ーサービスを提供する通信システムの交換機において、
レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置が要求する呼
の設定/解除のシグナリング制御を行うレイヤ3通信制
御装置と、レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置と
接続すると共に、交換機内各制御装置と所定のインタフ
ェースにより接続するレイヤ3通信初期化制御装置とを
備え、レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置から
の呼の初期化要求に従ってレイヤ3通信制御装置が管理
する呼の解放処理を促すと共に、交換機内で発生する呼
の初期化要求に従って対応するユ−ザ装置に初期化要求
を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は交換機に関し、更に
詳しくはオンディマンドでセルやパケットのリレーサー
ビスを提供する通信システムの交換機に関する。この種
の交換機では、専用のレイヤ3通信プロトコルにより、
オンディマンドセルリレーサービス(On-demand Cell r
elay service)又はオンディマンドフレームリレーサー
ビス(On-demand Frame relay service )となるSVC
(Switched Virtual Call)のサービスを実現している。
詳しくはオンディマンドでセルやパケットのリレーサー
ビスを提供する通信システムの交換機に関する。この種
の交換機では、専用のレイヤ3通信プロトコルにより、
オンディマンドセルリレーサービス(On-demand Cell r
elay service)又はオンディマンドフレームリレーサー
ビス(On-demand Frame relay service )となるSVC
(Switched Virtual Call)のサービスを実現している。
【0002】このSVCサービスでは、レイヤ3通信プ
ロトコルによる事前/事後のシグナリング制御により、
発/着信端末間での呼の設定(set up) /解放(releas
e) を行う。この場合に、呼の設定/解放の制御が正常
に行われている場合は良いが、ユーザ装置、回線又は交
換機等に障害が発生すると、呼処理の正常な制御・管理
を維持できなくなり、ユーザ装置と交換機との間で呼状
態の不整合が生じ得る。そこで、このような呼状態の不
整合を容易に解消可能な交換機の提供が望まれている。
ロトコルによる事前/事後のシグナリング制御により、
発/着信端末間での呼の設定(set up) /解放(releas
e) を行う。この場合に、呼の設定/解放の制御が正常
に行われている場合は良いが、ユーザ装置、回線又は交
換機等に障害が発生すると、呼処理の正常な制御・管理
を維持できなくなり、ユーザ装置と交換機との間で呼状
態の不整合が生じ得る。そこで、このような呼状態の不
整合を容易に解消可能な交換機の提供が望まれている。
【0003】
【従来の技術】図31は従来のATM交換システムの構
成を示す図で、図において1a,1bはユーザ装置、2
a,2bは回線装置(加入者線対応部)、3はATMス
イッチ(ATMSW)、4は信号リンクを終端する信号
制御装置、5は交換機の主制御を行う主制御部である。
成を示す図で、図において1a,1bはユーザ装置、2
a,2bは回線装置(加入者線対応部)、3はATMス
イッチ(ATMSW)、4は信号リンクを終端する信号
制御装置、5は交換機の主制御を行う主制御部である。
【0004】ユーザ装置1a,1bとATM交換機との
間は夫々物理リンクで接続され、これらを介してユーザ
装置1a,1b間には論理的なデータパスが設定/解除
される。このデータパスの設定/解除は、信号リンクを
使用したシグナリング制御により行われ、ATM交換機
及びユーザ装置1a,1bは、夫々に専用のレイヤ3通
信プロトコルに従うレイヤ3通信制御機能を備えること
でこのシグナリング制御を実現している。
間は夫々物理リンクで接続され、これらを介してユーザ
装置1a,1b間には論理的なデータパスが設定/解除
される。このデータパスの設定/解除は、信号リンクを
使用したシグナリング制御により行われ、ATM交換機
及びユーザ装置1a,1bは、夫々に専用のレイヤ3通
信プロトコルに従うレイヤ3通信制御機能を備えること
でこのシグナリング制御を実現している。
【0005】主制御部5は、基本的には各種通信サービ
スを実現するプロセッサ部CCと、各種制御用データを
記憶するメインメモリ部MMとから成る。前者にはレイ
ヤ3通信制御装置6等が含まれ、また後者にはプロセッ
サ部CCが使用するコネクション管理テーブル、加入者
データテーブル、回線装置情報(番号)テーブル、呼処
理管理メモリ等が含まれる。
スを実現するプロセッサ部CCと、各種制御用データを
記憶するメインメモリ部MMとから成る。前者にはレイ
ヤ3通信制御装置6等が含まれ、また後者にはプロセッ
サ部CCが使用するコネクション管理テーブル、加入者
データテーブル、回線装置情報(番号)テーブル、呼処
理管理メモリ等が含まれる。
【0006】加入者データテーブルには、加入者毎に、
電話番号や各種通信サービスに関する情報が含まれる。
回線装置情報テーブルは、信号制御装置4の番号SNと
その信号リンクを終端するポート番号PNとから回線装
置2の番号CNを求める為の変換情報を記憶している。
この変換情報はユーザ装置からのSVCサービス提供の
要求が有った際にコマンドにて生成され、回線装置情報
テーブルに記憶される。またこの変換情報は、生成時に
信号制御装置4へも通知され、不図示の信号制御装置内
メモリに蓄積される。
電話番号や各種通信サービスに関する情報が含まれる。
回線装置情報テーブルは、信号制御装置4の番号SNと
その信号リンクを終端するポート番号PNとから回線装
置2の番号CNを求める為の変換情報を記憶している。
この変換情報はユーザ装置からのSVCサービス提供の
要求が有った際にコマンドにて生成され、回線装置情報
テーブルに記憶される。またこの変換情報は、生成時に
信号制御装置4へも通知され、不図示の信号制御装置内
メモリに蓄積される。
【0007】また、このSVCサービスの提供時には、
信号リンクとして使用するコネクションの情報も同じ手
順で提供され、信号リンク用のコネクションが、図示の
如くユーザ装置と交換機間に提供される。この信号リン
ク用のコネクション情報は、信号制御装置番号SNとそ
のポート番号PNとにより検索可能となる様に専用のデ
ータにて管理されている。
信号リンクとして使用するコネクションの情報も同じ手
順で提供され、信号リンク用のコネクションが、図示の
如くユーザ装置と交換機間に提供される。この信号リン
ク用のコネクション情報は、信号制御装置番号SNとそ
のポート番号PNとにより検索可能となる様に専用のデ
ータにて管理されている。
【0008】一方、SVCサービスで使用されるコネク
ション(データパス)の情報は、レイヤ3通信制御装置
6のコネクション管理テーブルにおいてサービス用途に
応じて管理されている。このサービス用途にはPVC
(Permanent Virtual Circuit)とSVC(Switched Vi
rtual Call)とがある。これにより、交換機内、又は交
換機外からのコネクション情報の問い合わせ要求が生じ
た場合は、サービス用途PVC/SVC毎にコネクショ
ン情報VPI/VCIを通知することが可能である。な
お、このコネクション管理処理は、コネクション情報V
PI/VCIを受けることでサービス用途PVC/SV
Cを通知することも可能としている。
ション(データパス)の情報は、レイヤ3通信制御装置
6のコネクション管理テーブルにおいてサービス用途に
応じて管理されている。このサービス用途にはPVC
(Permanent Virtual Circuit)とSVC(Switched Vi
rtual Call)とがある。これにより、交換機内、又は交
換機外からのコネクション情報の問い合わせ要求が生じ
た場合は、サービス用途PVC/SVC毎にコネクショ
ン情報VPI/VCIを通知することが可能である。な
お、このコネクション管理処理は、コネクション情報V
PI/VCIを受けることでサービス用途PVC/SV
Cを通知することも可能としている。
【0009】かかる構成により、ユーザ装置間にオンデ
ィマンドでデータパスを設定する際には、交換機側で
は、ユーザ装置からのSVCサービスに係る信号(シグ
ナリング)を信号制御装置4で受信する。この受信情報
は、信号制御装置4で組み立てられ、かつこれに信号制
御装置番号SNと、信号リンクを終端するポートの番号
PNとが付加され、レイヤ3通信制御装置6に通知され
る。
ィマンドでデータパスを設定する際には、交換機側で
は、ユーザ装置からのSVCサービスに係る信号(シグ
ナリング)を信号制御装置4で受信する。この受信情報
は、信号制御装置4で組み立てられ、かつこれに信号制
御装置番号SNと、信号リンクを終端するポートの番号
PNとが付加され、レイヤ3通信制御装置6に通知され
る。
【0010】レイヤ3通信制御装置6は、その信号制御
装置番号SNとポート番号PNとにより、回線装置情報
テーブルを検索して加入者用に提供されている回線装置
番号CNを抽出すると共に、得られた回線装置番号CN
により加入者データテーブルを参照して、収容加入者の
加入者データを求め、そのデータ内の加入者情報に従っ
てSVCサービスの制御を実施している。
装置番号SNとポート番号PNとにより、回線装置情報
テーブルを検索して加入者用に提供されている回線装置
番号CNを抽出すると共に、得られた回線装置番号CN
により加入者データテーブルを参照して、収容加入者の
加入者データを求め、そのデータ内の加入者情報に従っ
てSVCサービスの制御を実施している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなS
VCサービスの実施中に、回線障害,信号リンク障害,
信号制御装置障害,ATM−SW障害,CC/MM障害
(交換機再開)又はプロトコルを専門に取り扱う制御装
置(レイヤ3通信制御装置)等の障害が交換機側で発生
する場合がある。かかる場合には、ユーザ装置との間の
通信が中断してしまうために、その復旧時には、必ずし
も正常なSVCサービスの制御が保証されない。即ち、
例えば交換機において、再開や装置障害等の呼処理が保
証出来なくなるような障害が発生すると、交換機側では
自律で関連する呼を解放する。しかし、この障害時の呼
解放手順が正常にユーザ装置に通知される保証はなく、
障害復旧後は、交換機とユーザ装置との間で呼処理の矛
盾が発生している可能性がある。これは、加入者側で障
害が発生した時も同様である。
VCサービスの実施中に、回線障害,信号リンク障害,
信号制御装置障害,ATM−SW障害,CC/MM障害
(交換機再開)又はプロトコルを専門に取り扱う制御装
置(レイヤ3通信制御装置)等の障害が交換機側で発生
する場合がある。かかる場合には、ユーザ装置との間の
通信が中断してしまうために、その復旧時には、必ずし
も正常なSVCサービスの制御が保証されない。即ち、
例えば交換機において、再開や装置障害等の呼処理が保
証出来なくなるような障害が発生すると、交換機側では
自律で関連する呼を解放する。しかし、この障害時の呼
解放手順が正常にユーザ装置に通知される保証はなく、
障害復旧後は、交換機とユーザ装置との間で呼処理の矛
盾が発生している可能性がある。これは、加入者側で障
害が発生した時も同様である。
【0012】本発明の目的は、ユーザ装置と交換機との
間に生じた呼状態の不整合を能率良く解消できる交換機
を提供することにある。
間に生じた呼状態の不整合を能率良く解消できる交換機
を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題は例えば図1
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の交換機
は、オンディマンドでセルやパケットのリレーサービス
を提供する通信システムの交換機において、レイヤ3通
信プロトコルに従いユーザ装置が要求する呼の設定/解
除のシグナリング制御を行うレイヤ3通信制御装置と、
レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置と接続すると
共に、交換機内各制御装置と所定のインタフェースによ
り接続するレイヤ3通信初期化制御装置とを備え、レイ
ヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置からの呼の初期
化要求に従ってレイヤ3通信制御装置が管理する呼の解
放処理を促すと共に、交換機内で発生する呼の初期化要
求に従って対応するユ−ザ装置に初期化要求を行うもの
である。
の構成により解決される。即ち、本発明(1)の交換機
は、オンディマンドでセルやパケットのリレーサービス
を提供する通信システムの交換機において、レイヤ3通
信プロトコルに従いユーザ装置が要求する呼の設定/解
除のシグナリング制御を行うレイヤ3通信制御装置と、
レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置と接続すると
共に、交換機内各制御装置と所定のインタフェースによ
り接続するレイヤ3通信初期化制御装置とを備え、レイ
ヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置からの呼の初期
化要求に従ってレイヤ3通信制御装置が管理する呼の解
放処理を促すと共に、交換機内で発生する呼の初期化要
求に従って対応するユ−ザ装置に初期化要求を行うもの
である。
【0014】図において、ユーザ装置が障害復旧した場
合は、ユーザ装置内の呼状態は初期化されてしまい、交
換機との間に呼状態の矛盾が生じる。しかし、レイヤ3
通信初期化制御装置は、ユーザ装置からの呼の初期化要
求(restart )に従ってレイヤ3通信制御装置が管理す
る呼の解放処理を促すので、呼状態の矛盾は容易に解消
できる。一方、交換機側が障害復旧/再開した場合は、
交換機内の呼状態の一部又は全部が自律で解放(初期
化)されてしまい、1又は2以上のユーザ装置との間に
呼処理の矛盾が生じる。しかし、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内で発生する呼の初期化要求(即ち、
障害復旧/再開)に従って対応するユ−ザ装置に初期化
要求を行うので、呼状態の矛盾は容易に解消できる。
合は、ユーザ装置内の呼状態は初期化されてしまい、交
換機との間に呼状態の矛盾が生じる。しかし、レイヤ3
通信初期化制御装置は、ユーザ装置からの呼の初期化要
求(restart )に従ってレイヤ3通信制御装置が管理す
る呼の解放処理を促すので、呼状態の矛盾は容易に解消
できる。一方、交換機側が障害復旧/再開した場合は、
交換機内の呼状態の一部又は全部が自律で解放(初期
化)されてしまい、1又は2以上のユーザ装置との間に
呼処理の矛盾が生じる。しかし、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内で発生する呼の初期化要求(即ち、
障害復旧/再開)に従って対応するユ−ザ装置に初期化
要求を行うので、呼状態の矛盾は容易に解消できる。
【0015】好ましくは、本発明(2)においては、上
記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置
は、ユーザ装置との間に介在するコンパティビリティー
制御装置を備え、コンパティビリティー制御装置は、レ
イヤ3通信初期化制御装置からの初期化要求に対するユ
ーザ装置からの動作結果の応答を受信した場合に、その
応答内容がレイヤ3通信初期化制御装置からの初期化要
求内容と一致するか否かの判定を行うと共に、該判定を
満足する場合は、その初期化応答を受け付けるものであ
る。
記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置
は、ユーザ装置との間に介在するコンパティビリティー
制御装置を備え、コンパティビリティー制御装置は、レ
イヤ3通信初期化制御装置からの初期化要求に対するユ
ーザ装置からの動作結果の応答を受信した場合に、その
応答内容がレイヤ3通信初期化制御装置からの初期化要
求内容と一致するか否かの判定を行うと共に、該判定を
満足する場合は、その初期化応答を受け付けるものであ
る。
【0016】例えば交換機よりある論理パス(VP)の
初期化を要求し、こに対してユーザ装置から当該論理パ
ス(VP)の解放の応答があった場合はこの判定を満足
する。しかし、交換機よりある論理パス(VP)の初期
化を要求したのに、ユーザ装置から論理コネクション
(VC)の解放の応答があった場合はこの判定を満足し
ない。従って、呼状態の矛盾発生を能率良く防止でき
る。
初期化を要求し、こに対してユーザ装置から当該論理パ
ス(VP)の解放の応答があった場合はこの判定を満足
する。しかし、交換機よりある論理パス(VP)の初期
化を要求したのに、ユーザ装置から論理コネクション
(VC)の解放の応答があった場合はこの判定を満足し
ない。従って、呼状態の矛盾発生を能率良く防止でき
る。
【0017】また好ましくは、本発明(3)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するコンパティビリ
ティー制御装置を備え、コンパティビリティー制御装置
は、ユーザ装置からの初期化要求を受信した場合に、該
初期化要求内に必要な情報が含まれているか否か、又は
該情報がレイヤ3通信初期化制御装置で受け付けられる
内容か否かの判定を行うと共に、該判定を満足する場合
は、その初期化要求を受け付ける。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するコンパティビリ
ティー制御装置を備え、コンパティビリティー制御装置
は、ユーザ装置からの初期化要求を受信した場合に、該
初期化要求内に必要な情報が含まれているか否か、又は
該情報がレイヤ3通信初期化制御装置で受け付けられる
内容か否かの判定を行うと共に、該判定を満足する場合
は、その初期化要求を受け付ける。
【0018】従って、ユーザ装置からの不具合な初期化
要求を入口で排除でき、後段の処理に混乱を生じさせな
い。また好ましくは、本発明(4)においては、上記本
発明(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置は、
ユーザ装置との間に介在するコネクション分析制御装置
を備え、コネクション分析制御装置は、ユーザ装置から
の初期化要求を受信した場合に、該初期化要求に含まれ
るコネクションの情報が許容外のコネクションを指定し
ていないか否かの判定を行うと共に、該判定を満足する
場合は、その初期化要求を受け付ける。
要求を入口で排除でき、後段の処理に混乱を生じさせな
い。また好ましくは、本発明(4)においては、上記本
発明(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置は、
ユーザ装置との間に介在するコネクション分析制御装置
を備え、コネクション分析制御装置は、ユーザ装置から
の初期化要求を受信した場合に、該初期化要求に含まれ
るコネクションの情報が許容外のコネクションを指定し
ていないか否かの判定を行うと共に、該判定を満足する
場合は、その初期化要求を受け付ける。
【0019】一般に、この種の交換機は、ユーザ装置に
PVCとSVCのサービスを提供する。しかし、レイヤ
3通信初期化制御装置の初期化対象はSVCの呼状態で
あるから、ユーザ装置からのPVCのコネクション指
定、またSVCであってもシグナリング用信号リンクの
コネクション指定を伴うような初期化要求は許容外とな
る。そこで、許容内の初期化要求のみを受け付ける。
PVCとSVCのサービスを提供する。しかし、レイヤ
3通信初期化制御装置の初期化対象はSVCの呼状態で
あるから、ユーザ装置からのPVCのコネクション指
定、またSVCであってもシグナリング用信号リンクの
コネクション指定を伴うような初期化要求は許容外とな
る。そこで、許容内の初期化要求のみを受け付ける。
【0020】また好ましくは、本発明(5)において
は、上記本発明(4)において、コネクション分析制御
装置は、パーマネントバーチャルサーキット指定のみの
判定と、シグナリング用信号リンク指定のみの判定と、
両方の判定を選択可能である。ユーザサイドのSVCサ
ービスの運用形態を考慮して判定対象を選択可能として
いる。従って、サービスの向上が図れる。
は、上記本発明(4)において、コネクション分析制御
装置は、パーマネントバーチャルサーキット指定のみの
判定と、シグナリング用信号リンク指定のみの判定と、
両方の判定を選択可能である。ユーザサイドのSVCサ
ービスの運用形態を考慮して判定対象を選択可能として
いる。従って、サービスの向上が図れる。
【0021】また好ましくは、本発明(6)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するプロテクション
制御装置と、ユーザ装置からの要求に基づく交換機内に
おける該ユーザ装置についての初期化処理を管理するた
めのユーザ通知初期化処理管理情報を保持する処理状況
管理部とを備え、プロテクション制御装置は、ユーザ装
置からの初期化要求を受信した場合に、処理状況管理部
のユーザ通知初期化処理管理情報を検索して該ユーザ装
置からの要求に基づく初期化処理が既に実施中でないか
否かを判定すると共に、該判定を満足する場合は、その
初期化要求を受け付ける。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するプロテクション
制御装置と、ユーザ装置からの要求に基づく交換機内に
おける該ユーザ装置についての初期化処理を管理するた
めのユーザ通知初期化処理管理情報を保持する処理状況
管理部とを備え、プロテクション制御装置は、ユーザ装
置からの初期化要求を受信した場合に、処理状況管理部
のユーザ通知初期化処理管理情報を検索して該ユーザ装
置からの要求に基づく初期化処理が既に実施中でないか
否かを判定すると共に、該判定を満足する場合は、その
初期化要求を受け付ける。
【0022】例えば、ユーザ装置のレイヤ3通信初期化
制御機能が暴走すると、初期化要求が多数同時に発行さ
れ、レイヤ3通信初期化制御装置の処理に悪影響を及ぼ
す。かかる場合には、ユーザ通知(要求)の初期化処理
管理情報を参照して2度目以降の初期化要求を有効に破
棄し、必要なら異常な要求が来ていることをユーザ装置
へ通知し、規制を促す。従って、ユーザ装置からの重複
した初期化要求を有効に阻止できる。
制御機能が暴走すると、初期化要求が多数同時に発行さ
れ、レイヤ3通信初期化制御装置の処理に悪影響を及ぼ
す。かかる場合には、ユーザ通知(要求)の初期化処理
管理情報を参照して2度目以降の初期化要求を有効に破
棄し、必要なら異常な要求が来ていることをユーザ装置
へ通知し、規制を促す。従って、ユーザ装置からの重複
した初期化要求を有効に阻止できる。
【0023】また好ましくは、本発明(7)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各制御装置との間に介在するプロテ
クション制御装置と、交換機内各制御装置からの要求に
基づくユーザ装置についての初期化処理を管理するため
の交換機通知初期化処理管理情報を保持する処理状況管
理部とを備え、プロテクション制御装置は、交換機内各
制御装置からの初期化要求を受信した場合に、処理状況
管理部の交換機通知初期化処理管理情報を検索して当該
ユーザ装置が初期化処理を既に実施中でないか否かを判
定すると共に、該判定を満足する場合は、その初期化要
求を受け付ける。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各制御装置との間に介在するプロテ
クション制御装置と、交換機内各制御装置からの要求に
基づくユーザ装置についての初期化処理を管理するため
の交換機通知初期化処理管理情報を保持する処理状況管
理部とを備え、プロテクション制御装置は、交換機内各
制御装置からの初期化要求を受信した場合に、処理状況
管理部の交換機通知初期化処理管理情報を検索して当該
ユーザ装置が初期化処理を既に実施中でないか否かを判
定すると共に、該判定を満足する場合は、その初期化要
求を受け付ける。
【0024】例えば、交換機内である回線装置の障害/
復旧が頻繁に発生すると、対応するユーザ装置に初期化
要求が重複してして発行され、ユーザ装置に悪影響を及
ぼす。かかる場合には、交換機通知(要求)の初期化処
理管理情報を参照して2度目以降の初期化要求を有効に
破棄し、ユーザ装置への悪影響を防止する。また好まし
くは、本発明(8)においては、上記本発明(2)〜
(4),(6)において、判定を満足しない場合は、そ
の初期化応答又は初期化要求を破棄し、又は該破棄と共
にその初期化応答又は初期化要求が違反の旨の通知をユ
ーザ装置に返送する。
復旧が頻繁に発生すると、対応するユーザ装置に初期化
要求が重複してして発行され、ユーザ装置に悪影響を及
ぼす。かかる場合には、交換機通知(要求)の初期化処
理管理情報を参照して2度目以降の初期化要求を有効に
破棄し、ユーザ装置への悪影響を防止する。また好まし
くは、本発明(8)においては、上記本発明(2)〜
(4),(6)において、判定を満足しない場合は、そ
の初期化応答又は初期化要求を破棄し、又は該破棄と共
にその初期化応答又は初期化要求が違反の旨の通知をユ
ーザ装置に返送する。
【0025】従って、加入者へのサービス向上が図れ
る。また好ましくは、本発明(9)においては、上記本
発明(7)において、判定を満足しない場合は、その初
期化要求を破棄し、又はその初期化要求を要求順に保持
して全てを実施し、又はその時点で実施中の初期化処理
終了後に最後に保持した初期化要求を実施する。
る。また好ましくは、本発明(9)においては、上記本
発明(7)において、判定を満足しない場合は、その初
期化要求を破棄し、又はその初期化要求を要求順に保持
して全てを実施し、又はその時点で実施中の初期化処理
終了後に最後に保持した初期化要求を実施する。
【0026】交換機内では様々な理由(障害箇所の性質
/障害箇所が異なる等)により障害/復旧が多発する場
合もあるが、本発明(9)のように制御することで、交
換機内の状態変化に則した柔軟性のある初期化制御を実
現できる。また好ましくは、本発明(10)において
は、上記本発明(8),(9)において、判定を満足し
ない場合の後処理は、予めユーザからの申告により選択
可能である。
/障害箇所が異なる等)により障害/復旧が多発する場
合もあるが、本発明(9)のように制御することで、交
換機内の状態変化に則した柔軟性のある初期化制御を実
現できる。また好ましくは、本発明(10)において
は、上記本発明(8),(9)において、判定を満足し
ない場合の後処理は、予めユーザからの申告により選択
可能である。
【0027】従って、加入者へのサービス向上が図れ
る。また好ましくは、本発明(11)においては、上記
本発明(1)において、レイヤ3通信制御装置は、レイ
ヤ3通信初期化制御装置との間に介在して、該レイヤ3
通信初期化制御装置の初期化処理状況に基づきレイヤ3
通信制御装置の呼処理動作を規制するレイヤ3リストリ
クション制御装置を備え、レイヤ3リストリクション制
御装置は、レイヤ3通信初期化制御装置の初期化要求に
基づき初期化動作をしているユーザ装置へのレイヤ3通
信制御装置によるレイヤ3通信手順の実施を規制する。
る。また好ましくは、本発明(11)においては、上記
本発明(1)において、レイヤ3通信制御装置は、レイ
ヤ3通信初期化制御装置との間に介在して、該レイヤ3
通信初期化制御装置の初期化処理状況に基づきレイヤ3
通信制御装置の呼処理動作を規制するレイヤ3リストリ
クション制御装置を備え、レイヤ3リストリクション制
御装置は、レイヤ3通信初期化制御装置の初期化要求に
基づき初期化動作をしているユーザ装置へのレイヤ3通
信制御装置によるレイヤ3通信手順の実施を規制する。
【0028】レイヤ3通信初期化制御装置からの初期化
要求に基づき初期化動作しているようなユーザ装置に対
して、レイヤ3通信制御装置からの呼処理(設定/解
除)が働くと、重複制御の結果、レイヤ3通信制御装置
からユーザ装置に対して呼が異常切断され旨の通知が行
われる場合がある。また、初期化中のユーザ装置に対し
てレイヤ3通信制御装置が呼切断手順を実施してもこれ
に対する応答が帰る保証は無い。本発明(11)によれ
ば、初期化中のユーザ装置に対するレイヤ3通信制御装
置の呼処理は有効に規制される。
要求に基づき初期化動作しているようなユーザ装置に対
して、レイヤ3通信制御装置からの呼処理(設定/解
除)が働くと、重複制御の結果、レイヤ3通信制御装置
からユーザ装置に対して呼が異常切断され旨の通知が行
われる場合がある。また、初期化中のユーザ装置に対し
てレイヤ3通信制御装置が呼切断手順を実施してもこれ
に対する応答が帰る保証は無い。本発明(11)によれ
ば、初期化中のユーザ装置に対するレイヤ3通信制御装
置の呼処理は有効に規制される。
【0029】また好ましくは、本発明(12)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信制御装置
は、レイヤ3通信初期化制御装置との間に介在して、該
レイヤ3通信初期化制御装置の初期化処理状況に基づき
レイヤ3通信制御装置の呼処理動作を規制するコールリ
ストリクション制御装置を備え、コールリストリクショ
ン制御装置は、レイヤ3通信制御装置がユーザ装置から
の呼設定要求を受信した場合に、該レイヤ3通信制御装
置にて捕捉したそのコネクションがレイヤ3通信初期化
制御装置による初期化対象のコネクションの場合は、そ
の呼設定要求を規制する。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信制御装置
は、レイヤ3通信初期化制御装置との間に介在して、該
レイヤ3通信初期化制御装置の初期化処理状況に基づき
レイヤ3通信制御装置の呼処理動作を規制するコールリ
ストリクション制御装置を備え、コールリストリクショ
ン制御装置は、レイヤ3通信制御装置がユーザ装置から
の呼設定要求を受信した場合に、該レイヤ3通信制御装
置にて捕捉したそのコネクションがレイヤ3通信初期化
制御装置による初期化対象のコネクションの場合は、そ
の呼設定要求を規制する。
【0030】この種の交換機では、ユーザ装置からの呼
設定要求をレイヤ3通信制御装置にて受信後、呼設定サ
ービスで使用する空きコネクションの情報を捕捉する。
しかし、捕捉したコネクションがレイヤ3通信初期化制
御装置による初期化処理の対象となっている場合には、
これに呼を設定すると矛盾が生じ得る。そこで、コール
リストリクション制御装置は、このような捕捉コネクシ
ョンに対するレイヤ3通信制御装置の呼設定を規制す
る。従って、あるコネクションに対する初期化処理と呼
設定処理との間の競合状態が有効に回避される。
設定要求をレイヤ3通信制御装置にて受信後、呼設定サ
ービスで使用する空きコネクションの情報を捕捉する。
しかし、捕捉したコネクションがレイヤ3通信初期化制
御装置による初期化処理の対象となっている場合には、
これに呼を設定すると矛盾が生じ得る。そこで、コール
リストリクション制御装置は、このような捕捉コネクシ
ョンに対するレイヤ3通信制御装置の呼設定を規制す
る。従って、あるコネクションに対する初期化処理と呼
設定処理との間の競合状態が有効に回避される。
【0031】また好ましくは、本発明(13)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、予めユーザより申告されたネットワーク主
導、ユーザ主導又は双方向制御の制御タイプの情報を保
持するセレクション制御装置を備え、レイヤ3通信初期
化制御装置は、ユーザ装置又は交換機内各制御装置から
の初期化要求を受信した場合に、セレクション制御装置
の制御タイプの情報に従って初期化処理実行有無の判定
を行う。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、予めユーザより申告されたネットワーク主
導、ユーザ主導又は双方向制御の制御タイプの情報を保
持するセレクション制御装置を備え、レイヤ3通信初期
化制御装置は、ユーザ装置又は交換機内各制御装置から
の初期化要求を受信した場合に、セレクション制御装置
の制御タイプの情報に従って初期化処理実行有無の判定
を行う。
【0032】ところで、ユーザ装置、回線、交換機内各
装置等の障害/復旧時には、ユーザ装置の機能レベルに
応じて、レイヤ3通信初期化制御装置の運用をネットワ
ーク主導で行うか、ユーザ主導で行うか、又は双方向制
御で行うかの3態様が考えられる。ユーザ主導の場合
は、ユーザ装置は初期化制御を自律で行うので交換機か
らの初期化要求は一切受けたくない。またネットワーク
主導の場合はユーザ装置は初期化制御を自律で行なわな
いので、一切の初期化制御は交換機からの指示に従って
行いたい。また双方向制御の場合はユーザ装置も交換機
も初期化制御を自律で行うので、初期化要求は双方向に
発せられ、その応答も双方向に発せられることになる。
装置等の障害/復旧時には、ユーザ装置の機能レベルに
応じて、レイヤ3通信初期化制御装置の運用をネットワ
ーク主導で行うか、ユーザ主導で行うか、又は双方向制
御で行うかの3態様が考えられる。ユーザ主導の場合
は、ユーザ装置は初期化制御を自律で行うので交換機か
らの初期化要求は一切受けたくない。またネットワーク
主導の場合はユーザ装置は初期化制御を自律で行なわな
いので、一切の初期化制御は交換機からの指示に従って
行いたい。また双方向制御の場合はユーザ装置も交換機
も初期化制御を自律で行うので、初期化要求は双方向に
発せられ、その応答も双方向に発せられることになる。
【0033】しかし、交換機側ではこのようなユーザ側
の機能レベルについては知る手段がないため、何らかの
手段を講じないと運用を損なう恐れがある。そこで、セ
レクション制御装置は、予めユーザより申告された機能
レベル(制御タイプ)の情報を保持し、レイヤ3通信初
期化制御装置は、ユーザ装置又は交換機内各制御装置か
らの初期化要求を受信した場合は、上記の申告内容に従
った機能レベルで運用を行うべく初期化処理実行有無の
判定を行う。従って、レイヤ3通信初期化制御装置の幅
広い運用が可能となり、加入者へのサービス向上が図れ
る。
の機能レベルについては知る手段がないため、何らかの
手段を講じないと運用を損なう恐れがある。そこで、セ
レクション制御装置は、予めユーザより申告された機能
レベル(制御タイプ)の情報を保持し、レイヤ3通信初
期化制御装置は、ユーザ装置又は交換機内各制御装置か
らの初期化要求を受信した場合は、上記の申告内容に従
った機能レベルで運用を行うべく初期化処理実行有無の
判定を行う。従って、レイヤ3通信初期化制御装置の幅
広い運用が可能となり、加入者へのサービス向上が図れ
る。
【0034】また好ましくは、本発明(14)において
は、上記本発明(13)において、ユーザ装置からの初
期化要求を受信した場合に、セレクション制御装置は、
該初期化要求がユーザの申告した制御タイプに違反して
いるか否かの判定を行うと共に、違反している場合は、
違反の旨をユーザに通知する。従って、加入者へのサー
ビス向上が図れる。
は、上記本発明(13)において、ユーザ装置からの初
期化要求を受信した場合に、セレクション制御装置は、
該初期化要求がユーザの申告した制御タイプに違反して
いるか否かの判定を行うと共に、違反している場合は、
違反の旨をユーザに通知する。従って、加入者へのサー
ビス向上が図れる。
【0035】また好ましくは、本発明(15)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理制御
装置との間に介在するプリザベーション制御装置と、レ
イヤ3通信初期化制御装置における初期化処理の状態遷
移を管理するための処理状況管理情報を保持する制御用
メモリ管理部とを備え、プリザベーション制御装置は、
システム管理制御装置からの再開の通知を受信した場合
は、制御用メモリ管理部の処理状況管理情報を検索して
レイヤ3通信初期化制御装置による初期化対象の呼を抽
出すると共に、初期化処理の保証が必要な場合は、該呼
の初期化処理を実行する。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理制御
装置との間に介在するプリザベーション制御装置と、レ
イヤ3通信初期化制御装置における初期化処理の状態遷
移を管理するための処理状況管理情報を保持する制御用
メモリ管理部とを備え、プリザベーション制御装置は、
システム管理制御装置からの再開の通知を受信した場合
は、制御用メモリ管理部の処理状況管理情報を検索して
レイヤ3通信初期化制御装置による初期化対象の呼を抽
出すると共に、初期化処理の保証が必要な場合は、該呼
の初期化処理を実行する。
【0036】ユーザ装置からの要求による初期化処理実
施中、又は交換機の要求によるユーザ装置への初期化処
理実施中に、交換機システムの再開等に遭遇すると、交
換機内の呼は優先的に解放されてしまい、ユーザ装置と
の間で呼処理の矛盾が生じる。かかる場合でも、ユーザ
側の希望によっては、この再開後に該再開に遭遇した初
期化処理を継続することで初期化処理を保証して貰いた
い場合がある。そこで、プリザベーション制御装置は、
システム再開によっては失われない制御用メモリ管理部
の処理状況管理情報を基に初期化処理の保証を行う。
施中、又は交換機の要求によるユーザ装置への初期化処
理実施中に、交換機システムの再開等に遭遇すると、交
換機内の呼は優先的に解放されてしまい、ユーザ装置と
の間で呼処理の矛盾が生じる。かかる場合でも、ユーザ
側の希望によっては、この再開後に該再開に遭遇した初
期化処理を継続することで初期化処理を保証して貰いた
い場合がある。そこで、プリザベーション制御装置は、
システム再開によっては失われない制御用メモリ管理部
の処理状況管理情報を基に初期化処理の保証を行う。
【0037】また好ましくは、本発明(16)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理制御
装置との間に介在するプリザベーション制御装置と、レ
イヤ3通信初期化制御装置における初期化処理の状態遷
移を管理するための処理状況管理情報を保持する制御用
メモリ管理部と、交換機内各制御装置からの要求に基づ
くユーザ装置についての初期化処理を管理するための交
換機通知初期化処理管理情報又はユーザ装置からの要求
に基づく交換機内における該ユーザ装置についての初期
化処理を管理するためのユーザ通知初期化処理管理情報
を保持する処理状況管理部とを備え、プリザベーション
制御装置は、システム管理制御装置からの再開の通知を
受信した場合は、処理状況管理部の初期化処理管理情報
を基に制御用メモリ管理部の処理状況管理情報を検索し
てレイヤ3通信初期化制御装置による初期化対象の呼を
抽出すると共に、初期化処理の保証が必要な場合は、該
呼の初期化処理を実行する。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理制御
装置との間に介在するプリザベーション制御装置と、レ
イヤ3通信初期化制御装置における初期化処理の状態遷
移を管理するための処理状況管理情報を保持する制御用
メモリ管理部と、交換機内各制御装置からの要求に基づ
くユーザ装置についての初期化処理を管理するための交
換機通知初期化処理管理情報又はユーザ装置からの要求
に基づく交換機内における該ユーザ装置についての初期
化処理を管理するためのユーザ通知初期化処理管理情報
を保持する処理状況管理部とを備え、プリザベーション
制御装置は、システム管理制御装置からの再開の通知を
受信した場合は、処理状況管理部の初期化処理管理情報
を基に制御用メモリ管理部の処理状況管理情報を検索し
てレイヤ3通信初期化制御装置による初期化対象の呼を
抽出すると共に、初期化処理の保証が必要な場合は、該
呼の初期化処理を実行する。
【0038】処理状況管理部は、交換機通知及びユーザ
通知の初期化処理管理情報を保持しているので、初期化
処理中にシステムの再開等に遭遇してもこれを利用して
初期化処理を能率良く保証できる。また好ましくは、本
発明(17)においては、上記本発明(15),(1
6)において、初期化処理の保証の有無は予め再開の種
別に応じて選択可能である。
通知の初期化処理管理情報を保持しているので、初期化
処理中にシステムの再開等に遭遇してもこれを利用して
初期化処理を能率良く保証できる。また好ましくは、本
発明(17)においては、上記本発明(15),(1
6)において、初期化処理の保証の有無は予め再開の種
別に応じて選択可能である。
【0039】この再開の種別には、例えばシステムの再
開、信号リンクを終端する信号制御装置の再開等があ
る。これにより、システムの再開の場合は保証処理を必
要としないが、信号制御装置の再開の場合は保証処理を
必要とする等の選択が可能となる。また好ましくは、本
発明(18)においては、上記本発明(1)において、
レイヤ3通信初期化制御装置は、下位レイヤ制御装置と
の間に介在するインクワイヤリ制御装置を備え、インク
ワイヤリ制御装置は、シグナリングを行う信号リンクに
てリンクリセット/リンク間歇障害が検出された場合、
又は信号リンクを終端する信号制御装置が再開を起こし
たような場合等の下位レイヤに係る障害の通知を受信し
た場合は、レイヤ3通信通信制御装置が管理する呼処理
管理メモリより前記障害に遭遇した呼の呼処理状態を求
めると共に、この区間にレイヤ3通信通信制御装置によ
るレイヤ3通信手順が正常に実施されていたか否かを確
認の為、レイヤ3通信制御装置を介してユーザ装置に障
害に遭遇した呼の状態を問い合わせる。
開、信号リンクを終端する信号制御装置の再開等があ
る。これにより、システムの再開の場合は保証処理を必
要としないが、信号制御装置の再開の場合は保証処理を
必要とする等の選択が可能となる。また好ましくは、本
発明(18)においては、上記本発明(1)において、
レイヤ3通信初期化制御装置は、下位レイヤ制御装置と
の間に介在するインクワイヤリ制御装置を備え、インク
ワイヤリ制御装置は、シグナリングを行う信号リンクに
てリンクリセット/リンク間歇障害が検出された場合、
又は信号リンクを終端する信号制御装置が再開を起こし
たような場合等の下位レイヤに係る障害の通知を受信し
た場合は、レイヤ3通信通信制御装置が管理する呼処理
管理メモリより前記障害に遭遇した呼の呼処理状態を求
めると共に、この区間にレイヤ3通信通信制御装置によ
るレイヤ3通信手順が正常に実施されていたか否かを確
認の為、レイヤ3通信制御装置を介してユーザ装置に障
害に遭遇した呼の状態を問い合わせる。
【0040】従来、この種の下位レイヤの障害について
は、レイヤ3通信通信制御装置が処理関与しないため、
この不安定な状況下でレイヤ3通信制御装置による呼処
理が行われると、ユーザ装置との間で呼状態の矛盾が生
じ得た。本発明(18)によれば、インクワイヤリ制御
装置は、このような障害に遭遇したユーザ装置に対し
て、レイヤ3通信制御装置を介して呼の状態を問い合わ
せるので、呼状態の矛盾を容易に解消できる。
は、レイヤ3通信通信制御装置が処理関与しないため、
この不安定な状況下でレイヤ3通信制御装置による呼処
理が行われると、ユーザ装置との間で呼状態の矛盾が生
じ得た。本発明(18)によれば、インクワイヤリ制御
装置は、このような障害に遭遇したユーザ装置に対し
て、レイヤ3通信制御装置を介して呼の状態を問い合わ
せるので、呼状態の矛盾を容易に解消できる。
【0041】また好ましくは、本発明(19)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、下位レイヤ制御装置との間に介在するインク
ワイヤリ制御装置を備え、インクワイヤリ制御装置は、
シグナリングを行う信号リンクにてリンクリセット/リ
ンク間歇障害が検出された場合、又は信号リンクを終端
する信号制御装置が再開を起こしたような場合等の下位
レイヤに係る障害の通知を受信した場合は、レイヤ3通
信通信制御装置が管理する呼処理管理メモリより前記障
害に遭遇した呼の呼処理状態を求めると共に、この区間
にレイヤ3通信通信制御装置によるレイヤ3通信手順が
正常に実施されていたか否かを確認の為、自律でユーザ
装置に障害に遭遇した呼の状態を問い合わせる。
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、下位レイヤ制御装置との間に介在するインク
ワイヤリ制御装置を備え、インクワイヤリ制御装置は、
シグナリングを行う信号リンクにてリンクリセット/リ
ンク間歇障害が検出された場合、又は信号リンクを終端
する信号制御装置が再開を起こしたような場合等の下位
レイヤに係る障害の通知を受信した場合は、レイヤ3通
信通信制御装置が管理する呼処理管理メモリより前記障
害に遭遇した呼の呼処理状態を求めると共に、この区間
にレイヤ3通信通信制御装置によるレイヤ3通信手順が
正常に実施されていたか否かを確認の為、自律でユーザ
装置に障害に遭遇した呼の状態を問い合わせる。
【0042】これは、インクワイヤリ制御装置が、レイ
ヤ3通信制御装置を介さずに、自律で問い合わせを行う
構成である。また好ましくは、本発明(20)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するアナウンス制御
装置を備え、アナウンス制御装置は、レイヤ3通信初期
化制御装置がユーザ装置からの初期化要求を受けた際
に、その初期化制御に必要なリソースの確保失敗、又は
内部で処理矛盾を検出したこと等により、初期化処理続
行不可能となった場合は、レイヤ3通信初期化制御装置
よりその旨の通知を受けると共に、初期化要求を行った
ユーザ装置に対して初期化処理を停止した旨の通知を行
う。
ヤ3通信制御装置を介さずに、自律で問い合わせを行う
構成である。また好ましくは、本発明(20)において
は、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化制
御装置は、ユーザ装置との間に介在するアナウンス制御
装置を備え、アナウンス制御装置は、レイヤ3通信初期
化制御装置がユーザ装置からの初期化要求を受けた際
に、その初期化制御に必要なリソースの確保失敗、又は
内部で処理矛盾を検出したこと等により、初期化処理続
行不可能となった場合は、レイヤ3通信初期化制御装置
よりその旨の通知を受けると共に、初期化要求を行った
ユーザ装置に対して初期化処理を停止した旨の通知を行
う。
【0043】ユーザ装置からの初期化要求を正常に受け
付けたが、内部の事情で初期化処理続行不可能となった
ような初期化要求をそのまま放置(破棄)すると、ユー
ザ装置から何度も初期化要求が送られる事になる。そこ
で、アナウンス制御装置は、その旨をユーザ装置に通知
する手段を提供する。また好ましくは、本発明(21)
においては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信
初期化制御装置は、ユーザ装置との間でレイヤ3通信初
期化制御用手順のインタフェースを行う初期化制御用手
順制御インタフェース制御部と、初期化制御用手順制御
インタフェース制御部に接続するリジェクト制御装置を
備え、初期化制御用手順制御インタフェース制御部は、
ユーザ装置からの初期化要求を受信した場合に、該受信
情報のフォーマットチェックを行うと共に、何らかの違
反を検出した場合は、その分析結果及び必要な受信情報
をリジェクト制御装置に提供し、これを受けたリジェク
ト制御装置は、前記初期化要求を破棄すると共に、前記
分析結果及び必要な受信情報を基に所定のエラー通知情
報を編集し、ユーザ装置に通知する。
付けたが、内部の事情で初期化処理続行不可能となった
ような初期化要求をそのまま放置(破棄)すると、ユー
ザ装置から何度も初期化要求が送られる事になる。そこ
で、アナウンス制御装置は、その旨をユーザ装置に通知
する手段を提供する。また好ましくは、本発明(21)
においては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信
初期化制御装置は、ユーザ装置との間でレイヤ3通信初
期化制御用手順のインタフェースを行う初期化制御用手
順制御インタフェース制御部と、初期化制御用手順制御
インタフェース制御部に接続するリジェクト制御装置を
備え、初期化制御用手順制御インタフェース制御部は、
ユーザ装置からの初期化要求を受信した場合に、該受信
情報のフォーマットチェックを行うと共に、何らかの違
反を検出した場合は、その分析結果及び必要な受信情報
をリジェクト制御装置に提供し、これを受けたリジェク
ト制御装置は、前記初期化要求を破棄すると共に、前記
分析結果及び必要な受信情報を基に所定のエラー通知情
報を編集し、ユーザ装置に通知する。
【0044】従って、ユーザ装置からの不具合な初期化
要求の入力を水際で阻止出来ると共に、ユーザ装置には
詳細なエラー分析の情報が通知され、もってサービスの
向上が図れる。また好ましくは、本発明(22)におい
ては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化
制御装置は、上位レイヤ制御装置又はレイヤ3通信制御
装置との間に介在するノティフィケーション制御装置を
備え、ノティフィケーション制御装置は、レイヤ3通信
初期化制御装置からの初期化要求に対するユーザ装置か
らの動作結果の応答が得られない場合に起動され、かつ
該応答が得られなかった回線、論理パス又は論理コネク
ションの情報に基づき対応する異常情報を編集すると共
に、これを保守者に通知し、又は当該ユーザ装置への呼
処理の規制を促す為にレイヤ3通信制御装置に通知す
る。
要求の入力を水際で阻止出来ると共に、ユーザ装置には
詳細なエラー分析の情報が通知され、もってサービスの
向上が図れる。また好ましくは、本発明(22)におい
ては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期化
制御装置は、上位レイヤ制御装置又はレイヤ3通信制御
装置との間に介在するノティフィケーション制御装置を
備え、ノティフィケーション制御装置は、レイヤ3通信
初期化制御装置からの初期化要求に対するユーザ装置か
らの動作結果の応答が得られない場合に起動され、かつ
該応答が得られなかった回線、論理パス又は論理コネク
ションの情報に基づき対応する異常情報を編集すると共
に、これを保守者に通知し、又は当該ユーザ装置への呼
処理の規制を促す為にレイヤ3通信制御装置に通知す
る。
【0045】例えばユーザ装置が初期化装置を具備しな
い場合や、ユーザ装置の初期化装置が障害となっている
ような場合には、レイヤ3通信初期化制御装置から何度
初期化要求を行ってもユーザ装置からの応答が得られな
い。ノティフィケーション制御装置は、係る場合の保守
者への通知、又はレイヤ3通信制御装置に対しては当該
ユーザ装置への呼処理の停止等を促すためのノティフィ
ケーション手段を提供し、サービスの向上を図る。
い場合や、ユーザ装置の初期化装置が障害となっている
ような場合には、レイヤ3通信初期化制御装置から何度
初期化要求を行ってもユーザ装置からの応答が得られな
い。ノティフィケーション制御装置は、係る場合の保守
者への通知、又はレイヤ3通信制御装置に対しては当該
ユーザ装置への呼処理の停止等を促すためのノティフィ
ケーション手段を提供し、サービスの向上を図る。
【0046】また好ましくは、本発明(23)において
は、上記本発明(22)において、レイヤ3通信制御装
置における呼処理の規制範囲は予めユーザからの申告に
より指定可能である。従って、加入者へのサービス向上
が図れる。また好ましくは、本発明(24)において
は、上記本発明(22)において、レイヤ3通信制御装
置は、呼処理を規制したユーザ装置からの起動を受けた
場合は、当該呼処理の規制を解除する。
は、上記本発明(22)において、レイヤ3通信制御装
置における呼処理の規制範囲は予めユーザからの申告に
より指定可能である。従って、加入者へのサービス向上
が図れる。また好ましくは、本発明(24)において
は、上記本発明(22)において、レイヤ3通信制御装
置は、呼処理を規制したユーザ装置からの起動を受けた
場合は、当該呼処理の規制を解除する。
【0047】従って、簡単な方法でユーザ装置の復旧を
知ることができ、当該ユーザ装置への呼処理を再開でき
る。また好ましくは、本発明(25)においては、上記
本発明(24)において、呼処理の規制対象となったコ
ネクションは、ユーザ装置が当該コネクションを指定し
てレイヤ3通信制御装置を起動した時点で復旧させる。
知ることができ、当該ユーザ装置への呼処理を再開でき
る。また好ましくは、本発明(25)においては、上記
本発明(24)において、呼処理の規制対象となったコ
ネクションは、ユーザ装置が当該コネクションを指定し
てレイヤ3通信制御装置を起動した時点で復旧させる。
【0048】従って、コネクション単位の規制/解除を
能率良く行える。また好ましくは、本発明(26)にお
いては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期
化制御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理
制御装置との間に介在するオーバロード制御装置を備
え、オーバロード制御装置は、システム管理装置からの
交換機輻輳の通知を受信した場合は、その内容を分析し
て輻輳種別毎に管理すると共に、レイヤ3通信初期化制
御装置からの問い合わせに応じて輻輳管理情報を提供す
る。
能率良く行える。また好ましくは、本発明(26)にお
いては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初期
化制御装置は、交換機内各装置を管理するシステム管理
制御装置との間に介在するオーバロード制御装置を備
え、オーバロード制御装置は、システム管理装置からの
交換機輻輳の通知を受信した場合は、その内容を分析し
て輻輳種別毎に管理すると共に、レイヤ3通信初期化制
御装置からの問い合わせに応じて輻輳管理情報を提供す
る。
【0049】この輻輳種別としては、システムの輻輳、
信号制御装置の輻輳、ポートの輻輳等がある。従って、
各種の輻輳状態を考慮した初期化制御が可能となる。ま
た好ましくは、本発明(27)においては、上記本発明
(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置は、上位
レイヤ制御装置との間に介在する上位レイヤインタフェ
ース制御部を備え、レイヤ3通信初期化制御装置は、上
位レイヤインタフェース制御部を介する保守者のコマン
ド入力により交換機主導の初期化処理を実施する。
信号制御装置の輻輳、ポートの輻輳等がある。従って、
各種の輻輳状態を考慮した初期化制御が可能となる。ま
た好ましくは、本発明(27)においては、上記本発明
(1)において、レイヤ3通信初期化制御装置は、上位
レイヤ制御装置との間に介在する上位レイヤインタフェ
ース制御部を備え、レイヤ3通信初期化制御装置は、上
位レイヤインタフェース制御部を介する保守者のコマン
ド入力により交換機主導の初期化処理を実施する。
【0050】従って、必要な場合は保守者による初期化
制御が可能となる。また好ましくは、本発明(28)に
おいては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初
期化制御装置は、レイヤ3通信制御装置との間に介在す
る上位レイヤインタフェース制御部を備え、レイヤ3通
信初期化制御装置は、レイヤ3通信制御装置による呼解
放要求で当該ユーザ装置からの解放応答が無い場合は、
その旨の通知を受け、当該ユーザ装置に対して交換機主
導で初期化処理を実施する。
制御が可能となる。また好ましくは、本発明(28)に
おいては、上記本発明(1)において、レイヤ3通信初
期化制御装置は、レイヤ3通信制御装置との間に介在す
る上位レイヤインタフェース制御部を備え、レイヤ3通
信初期化制御装置は、レイヤ3通信制御装置による呼解
放要求で当該ユーザ装置からの解放応答が無い場合は、
その旨の通知を受け、当該ユーザ装置に対して交換機主
導で初期化処理を実施する。
【0051】レイヤ3通信制御装置による呼解放の要求
で当該ユーザ装置からの解放応答が無い場合は、ユーザ
装置と交換機との間で呼状態の矛盾が生じえる。係る場
合には、レイヤ3通信初期化制御装置は、レイヤ3通信
制御装置に代わり、当該ユーザ装置に対して交換機主導
で初期化処理を実施する。また本発明(29)の交換機
は、オンディマンドでセルやパケットのリレーサービス
を提供する通信システムの交換機において、上記本発明
(2)〜(28)に記載の各制御装置の夫々にアドミニ
ストレーション制御装置を提供して各制御装置の運用状
況を監視すると共に、各アドミニストレーション制御装
置を総括管理するためのメインアドミニストレーション
制御装置を備え、メインアドミニストレーション制御装
置は、各アドミニストレーション制御装置からの監視情
報を収集して該情報の制御装置毎及び又は種別毎にその
発生数又は発生頻度を集計管理すると共に、閾値情報を
設け、閾値を越えた場合は保守者に通知するものであ
る。
で当該ユーザ装置からの解放応答が無い場合は、ユーザ
装置と交換機との間で呼状態の矛盾が生じえる。係る場
合には、レイヤ3通信初期化制御装置は、レイヤ3通信
制御装置に代わり、当該ユーザ装置に対して交換機主導
で初期化処理を実施する。また本発明(29)の交換機
は、オンディマンドでセルやパケットのリレーサービス
を提供する通信システムの交換機において、上記本発明
(2)〜(28)に記載の各制御装置の夫々にアドミニ
ストレーション制御装置を提供して各制御装置の運用状
況を監視すると共に、各アドミニストレーション制御装
置を総括管理するためのメインアドミニストレーション
制御装置を備え、メインアドミニストレーション制御装
置は、各アドミニストレーション制御装置からの監視情
報を収集して該情報の制御装置毎及び又は種別毎にその
発生数又は発生頻度を集計管理すると共に、閾値情報を
設け、閾値を越えた場合は保守者に通知するものであ
る。
【0052】従って、各制御装置の起動要因(違反,障
害要因等)、被起動時間等のシステム管理に重要な情報
を能率良く収集・管理出来る。好ましくは、本発明(3
0)においては、上記本発明(29)において、監視情
報にはタイムスタンプ情報が付加されている。従って、
監視情報を時系列にトレース/分析できる。
害要因等)、被起動時間等のシステム管理に重要な情報
を能率良く収集・管理出来る。好ましくは、本発明(3
0)においては、上記本発明(29)において、監視情
報にはタイムスタンプ情報が付加されている。従って、
監視情報を時系列にトレース/分析できる。
【0053】また好ましくは、本発明(31)において
は、上記本発明(29)において、監視情報には起動元
装置が起動に際し受け取った情報を添付する。従って、
起動要因を詳細に把握できる。
は、上記本発明(29)において、監視情報には起動元
装置が起動に際し受け取った情報を添付する。従って、
起動要因を詳細に把握できる。
【0054】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明に
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は実施の形態によるATM交換システムの構成を示す
図で、図において1a,1bはユーザ装置、2a,2b
は回線装置、3はATMスイッチ(ATMSW)、4は
信号制御装置、5は主制御部、CCはプロセッサ部、M
Mはメインメモリ部、6は呼の設定/解放処理を行うレ
イヤ3通信制御装置、7は呼の初期化処理を行うレイヤ
3通信初期化制御装置である。
好適なる実施の形態を詳細に説明する。なお、全図を通
して同一符号は同一又は相当部分を示すものとする。図
2は実施の形態によるATM交換システムの構成を示す
図で、図において1a,1bはユーザ装置、2a,2b
は回線装置、3はATMスイッチ(ATMSW)、4は
信号制御装置、5は主制御部、CCはプロセッサ部、M
Mはメインメモリ部、6は呼の設定/解放処理を行うレ
イヤ3通信制御装置、7は呼の初期化処理を行うレイヤ
3通信初期化制御装置である。
【0055】ユーザ装置1a,1bは、従来のレイヤ3
通信制御機能に加えて、交換機のレイヤ3通信初期化制
御装置7とインタフェースするためのレイヤ3通信初期
化制御機能を備える。但し、網にはレイヤ3通信初期化
制御機能を備えないユーザ装置が接続される場合もあ
る。レイヤ3通信初期化制御装置7は、レイヤ3通信制
御装置6と同じ上位レイヤ(レイヤ3)に設けられる。
即ち、下位レイヤには、物理レイヤ、ATMレイヤ、ア
ダプテーションレイヤがあり、その上に位置する。メイ
ンメモリ部MMには、レイヤ3通信初期化制御で使用す
る各種のテーブルが付加されている。詳細は後述する。
通信制御機能に加えて、交換機のレイヤ3通信初期化制
御装置7とインタフェースするためのレイヤ3通信初期
化制御機能を備える。但し、網にはレイヤ3通信初期化
制御機能を備えないユーザ装置が接続される場合もあ
る。レイヤ3通信初期化制御装置7は、レイヤ3通信制
御装置6と同じ上位レイヤ(レイヤ3)に設けられる。
即ち、下位レイヤには、物理レイヤ、ATMレイヤ、ア
ダプテーションレイヤがあり、その上に位置する。メイ
ンメモリ部MMには、レイヤ3通信初期化制御で使用す
る各種のテーブルが付加されている。詳細は後述する。
【0056】図3は実施の形態によるATM交換機の構
成を示す図で、図において8は上位レイヤの制御を行う
上位レイヤ制御装置、9は下位レイヤの制御を行う下位
レイヤ制御装置、10はシステムの管理を行うシステム
管理制御装置、11は初期化制御用手順制御インタフェ
ース、12は呼処理制御用手順制御インタフェースであ
る。
成を示す図で、図において8は上位レイヤの制御を行う
上位レイヤ制御装置、9は下位レイヤの制御を行う下位
レイヤ制御装置、10はシステムの管理を行うシステム
管理制御装置、11は初期化制御用手順制御インタフェ
ース、12は呼処理制御用手順制御インタフェースであ
る。
【0057】インタフェース11,12は共に信号制御
装置4に接続している。インタフェース11は信号制御
装置4とレイヤ3通信初期化制御装置7との間の初期化
処理に係る手順をインタフェースし、インタフェース1
2は、従来と同様に、信号制御装置4とレイヤ3通信制
御装置6との間の呼処理に係る手順をインタフェースす
る。なお、図示しないが、上位,下位レイヤ制御装置
8,9には夫々レイヤ3通信初期化制御装置7を制御す
るための制御部が含まれる。
装置4に接続している。インタフェース11は信号制御
装置4とレイヤ3通信初期化制御装置7との間の初期化
処理に係る手順をインタフェースし、インタフェース1
2は、従来と同様に、信号制御装置4とレイヤ3通信制
御装置6との間の呼処理に係る手順をインタフェースす
る。なお、図示しないが、上位,下位レイヤ制御装置
8,9には夫々レイヤ3通信初期化制御装置7を制御す
るための制御部が含まれる。
【0058】レイヤ3通信初期化制御装置7は、上記各
制御装置との間のインタフェースを担うインタフェース
制御部13と、後述の各種オプション機能を実現するオ
プション制御部14と、レイヤ3通信初期化制御を行う
初期化処理実行部15とを備え、その基本的な機能はイ
ンタフェース制御部13と初期化処理実行部15とによ
り実現される。
制御装置との間のインタフェースを担うインタフェース
制御部13と、後述の各種オプション機能を実現するオ
プション制御部14と、レイヤ3通信初期化制御を行う
初期化処理実行部15とを備え、その基本的な機能はイ
ンタフェース制御部13と初期化処理実行部15とによ
り実現される。
【0059】インタフェース制御部13は、初期化制御
用手順制御インタフェース制御部と、下位レイヤインタ
フェース制御部と、上位レイヤインタフェース制御部
と、システム管理用インタフェース制御部とを備える。
初期化制御用手順制御IF制御部は、ユーザ装置からの
初期化要求の専用手順を受け付けると共に、手順として
使用されるメッセージのフォーマットチェックを行い、
内部情報に変換する。この場合に、ユーザと交換機間で
取り決めた以外のメッセージフォーマットを使用した場
合は、受信情報をその場で破棄する。またメッセージフ
ォーマットの指定情報、手順等の違反を検出した場合
は、違反内容を編集し、内部処理へ通知する。またユー
ザ装置に対して専用の手順の要求を送信する場合は、内
部処理からの情報を手順として使用されるメッセージフ
ォーマットに編集し、外部に通知する。
用手順制御インタフェース制御部と、下位レイヤインタ
フェース制御部と、上位レイヤインタフェース制御部
と、システム管理用インタフェース制御部とを備える。
初期化制御用手順制御IF制御部は、ユーザ装置からの
初期化要求の専用手順を受け付けると共に、手順として
使用されるメッセージのフォーマットチェックを行い、
内部情報に変換する。この場合に、ユーザと交換機間で
取り決めた以外のメッセージフォーマットを使用した場
合は、受信情報をその場で破棄する。またメッセージフ
ォーマットの指定情報、手順等の違反を検出した場合
は、違反内容を編集し、内部処理へ通知する。またユー
ザ装置に対して専用の手順の要求を送信する場合は、内
部処理からの情報を手順として使用されるメッセージフ
ォーマットに編集し、外部に通知する。
【0060】上位レイヤIF制御部は、主にレイヤ3通
信制御装置6からの要求を受け付ける。また上位レイヤ
制御装置8を介する保守者からの要求(コマンドによる
初期化手順の実施等)を受け付ける。下位レイヤIF制
御部は、SVCサービスをユーザ・交換機間で提供する
回線装置2の障害からの復旧時、ユーザ・交換機間で制
御情報をやり取りする専用の信号リンクの障害からの復
旧時、信号制御装置4からのリンクリセット/リンク間
歇障害並びに信号制御装置自身の再開復旧時、及び交換
機自身の初期設定処理の実施時等に、下位レイヤ制御装
置9からの通知を受け付け、ここで下位レイヤ制御情報
と初期化処理用情報との間の変換処理を行う。
信制御装置6からの要求を受け付ける。また上位レイヤ
制御装置8を介する保守者からの要求(コマンドによる
初期化手順の実施等)を受け付ける。下位レイヤIF制
御部は、SVCサービスをユーザ・交換機間で提供する
回線装置2の障害からの復旧時、ユーザ・交換機間で制
御情報をやり取りする専用の信号リンクの障害からの復
旧時、信号制御装置4からのリンクリセット/リンク間
歇障害並びに信号制御装置自身の再開復旧時、及び交換
機自身の初期設定処理の実施時等に、下位レイヤ制御装
置9からの通知を受け付け、ここで下位レイヤ制御情報
と初期化処理用情報との間の変換処理を行う。
【0061】システム管理用IF制御部は、システム管
理制御装置10からのシステム再開の通知や輻輳の通知
等を受け付ける。オプション制御部14については後述
する。初期化処理実行部15は、処理要求受付部16
と、制御用メモリ管理部17と、初期化処理状態制御実
行部18と、制御シナリオ管理部19と、制御マクロ管
理部20と、処理状況管理部21とを備える。
理制御装置10からのシステム再開の通知や輻輳の通知
等を受け付ける。オプション制御部14については後述
する。初期化処理実行部15は、処理要求受付部16
と、制御用メモリ管理部17と、初期化処理状態制御実
行部18と、制御シナリオ管理部19と、制御マクロ管
理部20と、処理状況管理部21とを備える。
【0062】処理要求受付部16はIF制御部13から
の各種処理要求を受け付ける。制御用メモリ管理部17
は、初期化処理実行に必要な所謂状態遷移ルールを保持
しており、処理要求受付部16が受け付けた要求内容に
応じて必要な状態遷移ルールを読み出す。初期化処理状
態制御実行部18は、制御用メモリ17内の制御情報を
判定すると共に、その時点の状態及び入力条件に応じた
処理手順を制御シナリオ管理部19より選択し、初期化
処理を進める。制御マクロ管理部20はシナリオに記述
されている処理マクロを提供し、こうしてレイヤ3初期
化制御(交換機要求に基づくユーザ装置への初期化要
求,ユーザ装置要求に基づくレイヤ3通信制御装置への
初期化依頼等)が行われる。そして、処理状況管理部2
1は、ユーザ装置からの初期化要求によりレイヤ3通信
制御装置6が管理しているどのユーザ装置についての呼
の初期化処理を実施しているか、及び交換機からの初期
化要求によりどのユーザ装置に対して初期化処理を実施
しているか、等の情報を管理する。
の各種処理要求を受け付ける。制御用メモリ管理部17
は、初期化処理実行に必要な所謂状態遷移ルールを保持
しており、処理要求受付部16が受け付けた要求内容に
応じて必要な状態遷移ルールを読み出す。初期化処理状
態制御実行部18は、制御用メモリ17内の制御情報を
判定すると共に、その時点の状態及び入力条件に応じた
処理手順を制御シナリオ管理部19より選択し、初期化
処理を進める。制御マクロ管理部20はシナリオに記述
されている処理マクロを提供し、こうしてレイヤ3初期
化制御(交換機要求に基づくユーザ装置への初期化要
求,ユーザ装置要求に基づくレイヤ3通信制御装置への
初期化依頼等)が行われる。そして、処理状況管理部2
1は、ユーザ装置からの初期化要求によりレイヤ3通信
制御装置6が管理しているどのユーザ装置についての呼
の初期化処理を実施しているか、及び交換機からの初期
化要求によりどのユーザ装置に対して初期化処理を実施
しているか、等の情報を管理する。
【0063】図4〜図6は実施の形態によるオプション
制御部の構成を示す図(1)〜(3)である。オプショ
ン制御部14の中の幾つかの機能(装置)は、ユーザと
の間のオプション契約に基づき、様々な付加サービスを
提供する。以下、各オプション制御装置の機能とその処
理概要を説明する。 「コンパティビリティー(Compatibility)制御装置」ユ
ーザ装置と交換機間でやり取りする情報の整合性を確認
すると共に、ユーザ装置が誤った情報を通知して来た場
合は、その応答を破棄したり、誤り状況をユーザ装置に
通知し、正しい応答を返すことを促す。
制御部の構成を示す図(1)〜(3)である。オプショ
ン制御部14の中の幾つかの機能(装置)は、ユーザと
の間のオプション契約に基づき、様々な付加サービスを
提供する。以下、各オプション制御装置の機能とその処
理概要を説明する。 「コンパティビリティー(Compatibility)制御装置」ユ
ーザ装置と交換機間でやり取りする情報の整合性を確認
すると共に、ユーザ装置が誤った情報を通知して来た場
合は、その応答を破棄したり、誤り状況をユーザ装置に
通知し、正しい応答を返すことを促す。
【0064】「コネクション(Connection) 分析制御装
置」ユーザからの申告内容の初期設定条件(SVC/P
VCサービス)を参照すると共に、ユーザ装置からの初
期化要求時、PVC又は信号リンクのコネクションを指
定してきた場合は、要求を破棄し、ユーザ装置へ誤った
情報を通知した旨の通知を行う。
置」ユーザからの申告内容の初期設定条件(SVC/P
VCサービス)を参照すると共に、ユーザ装置からの初
期化要求時、PVC又は信号リンクのコネクションを指
定してきた場合は、要求を破棄し、ユーザ装置へ誤った
情報を通知した旨の通知を行う。
【0065】「プロテクション(Protection) 制御装
置」例えば、ユーザ装置のレイヤ3初期化制御機能が暴
走すると、初期化要求が多数同時に発行される。かかる
場合には2度目以降の受付を破棄し、必要なら異常な要
求が来ていることをユーザ装置へ通知し、規制を促す。
また、交換機側にて同様な現象(回線装置障害の発生,
復旧が頻繁に発生したケース)が発生したような場合で
も有効に動作する。
置」例えば、ユーザ装置のレイヤ3初期化制御機能が暴
走すると、初期化要求が多数同時に発行される。かかる
場合には2度目以降の受付を破棄し、必要なら異常な要
求が来ていることをユーザ装置へ通知し、規制を促す。
また、交換機側にて同様な現象(回線装置障害の発生,
復旧が頻繁に発生したケース)が発生したような場合で
も有効に動作する。
【0066】「セレクション(Selection)制御装置」障
害復旧時には、レイヤ3通信初期化制御装置の運用をネ
ットワーク主導で行うか、ユーザ主導で行うか、又は双
方向制御で行うかの3態様が考えられる。セレクション
制御装置は、これらの運用を実現するために、予めユー
ザが行った申告内容に基づきネットワーク主導/ユーザ
主導/双方向制御の運用を行う。
害復旧時には、レイヤ3通信初期化制御装置の運用をネ
ットワーク主導で行うか、ユーザ主導で行うか、又は双
方向制御で行うかの3態様が考えられる。セレクション
制御装置は、これらの運用を実現するために、予めユー
ザが行った申告内容に基づきネットワーク主導/ユーザ
主導/双方向制御の運用を行う。
【0067】「プリザベーション(Preservation) 制御
装置」レイヤ3通信初期化制御装置の起動中に、交換機
においてシステムの再開が発生したような場合に、その
初期化処理実施及び処理結果通知の保証が必要な場合
は、これらを保証する制御を行う。 「インクワイヤリ(Enquiry)制御装置」(図6) 交換機の信号リンクにてリンクリセット/リンク間歇障
害が検出された場合、又は信号制御装置4が再開を起こ
したような場合に、その区間にレイヤ3通信制御装置に
よるレイヤ3手順が正常に実施されていたか否かを確認
の為、上記障害の通知を受けた際に、レイヤ3通信制御
装置を介して障害に該当するユーザ装置への呼状態の問
い合わせを行う。又は自律で呼状態の問い合わせを行
う。
装置」レイヤ3通信初期化制御装置の起動中に、交換機
においてシステムの再開が発生したような場合に、その
初期化処理実施及び処理結果通知の保証が必要な場合
は、これらを保証する制御を行う。 「インクワイヤリ(Enquiry)制御装置」(図6) 交換機の信号リンクにてリンクリセット/リンク間歇障
害が検出された場合、又は信号制御装置4が再開を起こ
したような場合に、その区間にレイヤ3通信制御装置に
よるレイヤ3手順が正常に実施されていたか否かを確認
の為、上記障害の通知を受けた際に、レイヤ3通信制御
装置を介して障害に該当するユーザ装置への呼状態の問
い合わせを行う。又は自律で呼状態の問い合わせを行
う。
【0068】「アナウンス(Announce) 制御装置」初期
化処理実行部15は、ユーザ装置からの初期化要求をう
けた際に、初期化処理実行部を動作させるのに必要な制
御リソースの確保失敗、又は初期化処理実行部内で処理
矛盾を検出したような場合は、処理続行不可か否かの判
定を行い、不可の場合は処理停止する。アナウンス制御
装置は、初期化処理実行部15から処理続行不可の通知
を受けると、その旨の通知メッセージを生成してユーザ
装置に送信する。
化処理実行部15は、ユーザ装置からの初期化要求をう
けた際に、初期化処理実行部を動作させるのに必要な制
御リソースの確保失敗、又は初期化処理実行部内で処理
矛盾を検出したような場合は、処理続行不可か否かの判
定を行い、不可の場合は処理停止する。アナウンス制御
装置は、初期化処理実行部15から処理続行不可の通知
を受けると、その旨の通知メッセージを生成してユーザ
装置に送信する。
【0069】「リジェクト(Reject) 制御装置」上記の
如く、初期化制御用手順制御IF制御部13は、ユーザ
装置からの初期化要求を受けた際に、メッセージのフォ
ーマットチェックを行い、その指定情報、手順等の違反
を検出した場合は、違反内容を編集し、内部処理へ通知
する。これを受けたリジェクト制御装置は、違反内容を
分析し、違反内容に応じた通知を生成してユーザ装置へ
返送する。この場合の初期化要求は破棄される。
如く、初期化制御用手順制御IF制御部13は、ユーザ
装置からの初期化要求を受けた際に、メッセージのフォ
ーマットチェックを行い、その指定情報、手順等の違反
を検出した場合は、違反内容を編集し、内部処理へ通知
する。これを受けたリジェクト制御装置は、違反内容を
分析し、違反内容に応じた通知を生成してユーザ装置へ
返送する。この場合の初期化要求は破棄される。
【0070】「ノティフィケーション(Notification)
制御装置」例えばユーザ装置がレイヤ3初期化制御機能
を具備しない場合や、ユーザ装置の初期化制御機能が障
害となっている場合等には、交換機からの初期化要求に
対してユーザ装置からの応答が無い場合がある。ノティ
フィケーション制御装置は、係る場合に初期化処理実行
部15からの起動を受け、保守者への通知、及び、当該
ユーザ装置への呼処理の停止等を促す為に、レイヤ3通
信制御装置に設けられた後述のコールリストリクション
制御装置にその旨の通知を行う。
制御装置」例えばユーザ装置がレイヤ3初期化制御機能
を具備しない場合や、ユーザ装置の初期化制御機能が障
害となっている場合等には、交換機からの初期化要求に
対してユーザ装置からの応答が無い場合がある。ノティ
フィケーション制御装置は、係る場合に初期化処理実行
部15からの起動を受け、保守者への通知、及び、当該
ユーザ装置への呼処理の停止等を促す為に、レイヤ3通
信制御装置に設けられた後述のコールリストリクション
制御装置にその旨の通知を行う。
【0071】「オーバロード(Over load)制御装置」交
換機内のシステム管理制御装置10からの輻輳の通知を
受けた場合に、その内容を蓄積しておき、初期化処理実
行部15からの問い合わせがあった場合は、輻輳情報を
返送する。 「アドミニストレーション(Administration) 制御装
置」上記の各オプション制御装置内に夫々アドミニスト
レーション制御装置を設け、各制御装置の運用状況を監
視する。また、プロトコル初期化装置には各アドミニス
トレーション制御装置を総括管理するメインアドミニス
トレーション制御装置を設け、各アドミニストレーショ
ン制御装置からの情報を収集・管理する。収集した各制
御情報には閾値を設け、閾値を越えた場合は、保守者へ
通知する。 「レイヤ3リストリクション(Layer-3 Restrection)制
御装置」レイヤ3通信初期化制御装置7は、保守者等か
らの要求に従い、ユーザ装置が設定した呼の解放処理を
行うが、その際には、レイヤ3通信制御装置6による呼
の解放手順が、初期化処理対象のユーザ装置に対して正
常に実施できない可能性がある。正常に実施出来ない
と、レイヤ3通信制御装置にて処理が滞留したりし、サ
ービス再開の遅延や、矛盾を引き起こす可能性がある。
レイヤ3リストリクション制御装置は、この様な現象に
ならない様に、レイヤ3通信制御装置6にてレイヤ3通
信初期化制御実施中のユーザ装置への呼解放手順を実施
しない様に規制する。
換機内のシステム管理制御装置10からの輻輳の通知を
受けた場合に、その内容を蓄積しておき、初期化処理実
行部15からの問い合わせがあった場合は、輻輳情報を
返送する。 「アドミニストレーション(Administration) 制御装
置」上記の各オプション制御装置内に夫々アドミニスト
レーション制御装置を設け、各制御装置の運用状況を監
視する。また、プロトコル初期化装置には各アドミニス
トレーション制御装置を総括管理するメインアドミニス
トレーション制御装置を設け、各アドミニストレーショ
ン制御装置からの情報を収集・管理する。収集した各制
御情報には閾値を設け、閾値を越えた場合は、保守者へ
通知する。 「レイヤ3リストリクション(Layer-3 Restrection)制
御装置」レイヤ3通信初期化制御装置7は、保守者等か
らの要求に従い、ユーザ装置が設定した呼の解放処理を
行うが、その際には、レイヤ3通信制御装置6による呼
の解放手順が、初期化処理対象のユーザ装置に対して正
常に実施できない可能性がある。正常に実施出来ない
と、レイヤ3通信制御装置にて処理が滞留したりし、サ
ービス再開の遅延や、矛盾を引き起こす可能性がある。
レイヤ3リストリクション制御装置は、この様な現象に
ならない様に、レイヤ3通信制御装置6にてレイヤ3通
信初期化制御実施中のユーザ装置への呼解放手順を実施
しない様に規制する。
【0072】「コールリストリクション(Call Restrec
tion) 制御装置」ユーザ装置からの呼設定要求をレイヤ
3通信制御装置にて受信後、呼設定サービスで使用する
コネクションの情報を捕捉する。この捕捉したコネクシ
ョンが初期化処理に遭遇しているか否かを初期化処理実
行部15内の処理状況管理部21に問い合わせる。そし
て、その応答状況を判定し、遭遇しているコネクション
と判定した場合は、呼設定すると矛盾が生じるので、必
要な情報を編集し、ユーザ装置に呼切断の通知を送信す
る。
tion) 制御装置」ユーザ装置からの呼設定要求をレイヤ
3通信制御装置にて受信後、呼設定サービスで使用する
コネクションの情報を捕捉する。この捕捉したコネクシ
ョンが初期化処理に遭遇しているか否かを初期化処理実
行部15内の処理状況管理部21に問い合わせる。そし
て、その応答状況を判定し、遭遇しているコネクション
と判定した場合は、呼設定すると矛盾が生じるので、必
要な情報を編集し、ユーザ装置に呼切断の通知を送信す
る。
【0073】図7〜図10は実施の形態による各種テー
ブルの構造を説明する図(1)〜(4)である。テーブ
ルの構造の詳細並びに各記憶データの意味は以下の各制
御装置の動作説明と共に明らかとなる。次に、レイヤ3
通信初期化制御装置の基本的な動作を説明する。図11
はユーザ装置からの初期化要求による初期化処理を示す
図である。
ブルの構造を説明する図(1)〜(4)である。テーブ
ルの構造の詳細並びに各記憶データの意味は以下の各制
御装置の動作説明と共に明らかとなる。次に、レイヤ3
通信初期化制御装置の基本的な動作を説明する。図11
はユーザ装置からの初期化要求による初期化処理を示す
図である。
【0074】ユーザ装置から初期化(呼解放)要求があ
ると、初期化制御用手順制御IF制御部にてユーザ情報
を受け付け、フォーマットチェックを行う。この場合
に、ユーザ装置からの初期化要求としてレイヤ3通信初
期化制御装置7が許容している内容は、ユーザ装置の運
用形態を考慮し、回線単位(物理リンク単位),論理パ
ス単位(VP単位),論理コネクション単位(VC単
位)の3つである。フォーマットチェックOKなら、内
部情報に変換し、初期化処理実行部15に処理要求す
る。この処理要求には、信号リンクを終端した信号制御
装置番号SN,そのポート番号PN,処理種別(リスタ
ート),補助情報(VPI/VCI等)が含まれる。
ると、初期化制御用手順制御IF制御部にてユーザ情報
を受け付け、フォーマットチェックを行う。この場合
に、ユーザ装置からの初期化要求としてレイヤ3通信初
期化制御装置7が許容している内容は、ユーザ装置の運
用形態を考慮し、回線単位(物理リンク単位),論理パ
ス単位(VP単位),論理コネクション単位(VC単
位)の3つである。フォーマットチェックOKなら、内
部情報に変換し、初期化処理実行部15に処理要求す
る。この処理要求には、信号リンクを終端した信号制御
装置番号SN,そのポート番号PN,処理種別(リスタ
ート),補助情報(VPI/VCI等)が含まれる。
【0075】初期化処理実行部15では、処理要求受付
部16にて処理要求を受け、制御用メモリ管理部17を
起動して必要な制御用メモリ(状態遷移ルール)を捕捉
する。その後、初期化処理状態制御実行部18にて制御
用メモリ内の制御情報を判定し、その内容に基づき制御
シナリオを管理部19より処理手順を記述したシナリオ
を選択する。これに従い、制御マクロ管理部20の制御
マクロが実行され、こうして処理遂行される。
部16にて処理要求を受け、制御用メモリ管理部17を
起動して必要な制御用メモリ(状態遷移ルール)を捕捉
する。その後、初期化処理状態制御実行部18にて制御
用メモリ内の制御情報を判定し、その内容に基づき制御
シナリオを管理部19より処理手順を記述したシナリオ
を選択する。これに従い、制御マクロ管理部20の制御
マクロが実行され、こうして処理遂行される。
【0076】制御マクロ実行により生成された呼解放要
求は、レイヤ3通信制御装置6に渡され、レイヤ3通信
制御装置6が対応する呼の解放を行う。そして、レイヤ
3通信制御装置6から呼解放の応答があると、初期化制
御用手順制御IF制御部13に完了通知の送信を依頼す
る。初期化制御用手順制御IF制御部13は完了通知を
所定のメッセージに変換し、ユーザ装置に送信する。
求は、レイヤ3通信制御装置6に渡され、レイヤ3通信
制御装置6が対応する呼の解放を行う。そして、レイヤ
3通信制御装置6から呼解放の応答があると、初期化制
御用手順制御IF制御部13に完了通知の送信を依頼す
る。初期化制御用手順制御IF制御部13は完了通知を
所定のメッセージに変換し、ユーザ装置に送信する。
【0077】図12は交換機からの初期化要求による初
期化処理を示す図である。交換機内において、装置やシ
ステムの再開又は装置障害等の呼処理が保証出来なくな
るような障害が発生すると、交換機はレイヤ3通信制御
装置6により自律で関連する呼を解放する。しかし、こ
の障害時の呼解放手順が正常にユーザ装置に通知されて
いる保証はなく、該障害の復旧後は、交換機とユーザ装
置との間で呼処理の矛盾(不整合)が発生している可能
性がある。これを回避するために、障害の復旧時には、
交換機の側からユーザ装置に初期化要求を出し、ユーザ
装置との整合を図る。なお、保守者のコマンド入力によ
てユーザ装置に初期化要求を出す場合もある。
期化処理を示す図である。交換機内において、装置やシ
ステムの再開又は装置障害等の呼処理が保証出来なくな
るような障害が発生すると、交換機はレイヤ3通信制御
装置6により自律で関連する呼を解放する。しかし、こ
の障害時の呼解放手順が正常にユーザ装置に通知されて
いる保証はなく、該障害の復旧後は、交換機とユーザ装
置との間で呼処理の矛盾(不整合)が発生している可能
性がある。これを回避するために、障害の復旧時には、
交換機の側からユーザ装置に初期化要求を出し、ユーザ
装置との整合を図る。なお、保守者のコマンド入力によ
てユーザ装置に初期化要求を出す場合もある。
【0078】図において、例えば回線装置2が障害から
復旧した場合は、回線装置2が初期化される。このた
め、初期化の要求契機は下位レイヤ制御装置9より発行
され、この要求を下位レイヤIF制御部にて受け付け、
初期化処理実行部15へ処理を渡す。この場合に、交換
機側からの初期化要求としてレイヤ3通信初期化制御装
置7が許容している内容は、ユーザ装置の運用形態と、
障害処理の形態を考慮し、回線単位(物理リンク単
位),論理パス単位(VP単位),論理コネクション単
位(VC単位)の3つである。
復旧した場合は、回線装置2が初期化される。このた
め、初期化の要求契機は下位レイヤ制御装置9より発行
され、この要求を下位レイヤIF制御部にて受け付け、
初期化処理実行部15へ処理を渡す。この場合に、交換
機側からの初期化要求としてレイヤ3通信初期化制御装
置7が許容している内容は、ユーザ装置の運用形態と、
障害処理の形態を考慮し、回線単位(物理リンク単
位),論理パス単位(VP単位),論理コネクション単
位(VC単位)の3つである。
【0079】初期化処理実行部15では、処理要求受付
部16にて処理要求を受け、制御用メモリ管理部17を
起動して必要な制御用メモリ(状態遷移ルール)を捕捉
する。その後、初期化処理状態制御実行部18にて制御
用メモリ内の制御情報を判定し、その内容に基づき制御
シナリオ管理部19より処理手順を記述したシナリオを
選択する。これに従い、制御マクロ管理部20の制御マ
クロが実行され、こうして処理遂行される。
部16にて処理要求を受け、制御用メモリ管理部17を
起動して必要な制御用メモリ(状態遷移ルール)を捕捉
する。その後、初期化処理状態制御実行部18にて制御
用メモリ内の制御情報を判定し、その内容に基づき制御
シナリオ管理部19より処理手順を記述したシナリオを
選択する。これに従い、制御マクロ管理部20の制御マ
クロが実行され、こうして処理遂行される。
【0080】制御マクロ実行により生成された初期化要
求は、初期化制御用手順制御IF制御部を介してユーザ
装置に渡され、該ユーザ装置内の初期化制御機能が対応
する呼の設定を解放する。そして、ユーザ装置から当該
呼の解放の応答があると、初期化処理を終了する。図1
3,図14はコンパティビリティー制御を説明する図
(1),(2)である。
求は、初期化制御用手順制御IF制御部を介してユーザ
装置に渡され、該ユーザ装置内の初期化制御機能が対応
する呼の設定を解放する。そして、ユーザ装置から当該
呼の解放の応答があると、初期化処理を終了する。図1
3,図14はコンパティビリティー制御を説明する図
(1),(2)である。
【0081】図13は交換機発行の初期化要求に対する
ユーザ応答受信時のコンパティビリティー制御を示して
いる。交換機からの初期化要求に対し、ユーザ装置から
の応答があると、コンパティビリティー制御装置に処理
が渡される。この応答には、信号リンクを終端する信号
制御装置番号SN,そのポート番号PN,処理種別,補
助情報(VPI/VCI等)が含まれる。
ユーザ応答受信時のコンパティビリティー制御を示して
いる。交換機からの初期化要求に対し、ユーザ装置から
の応答があると、コンパティビリティー制御装置に処理
が渡される。この応答には、信号リンクを終端する信号
制御装置番号SN,そのポート番号PN,処理種別,補
助情報(VPI/VCI等)が含まれる。
【0082】コンパティビリティー制御装置は、SN,
PNで図7(B)の回線装置情報テーブルより回線装置
番号CNを抽出すると共に、得られたCNで図7(C)
の加入者データテーブルを検索し、当該加入者データの
コンパティビリティー制御に係るオプション情報を抽出
する。そして、コンパティビリティー制御のオプション
契約の有無をチェックし、オプション無しの場合はその
まま初期化処理実行部15に処理(応答)を渡す。
PNで図7(B)の回線装置情報テーブルより回線装置
番号CNを抽出すると共に、得られたCNで図7(C)
の加入者データテーブルを検索し、当該加入者データの
コンパティビリティー制御に係るオプション情報を抽出
する。そして、コンパティビリティー制御のオプション
契約の有無をチェックし、オプション無しの場合はその
まま初期化処理実行部15に処理(応答)を渡す。
【0083】また、オプション有りの場合は本サービス
の提供を受けられる。この場合は、コンパティビリティ
ー制御装置は、上記応答情報より情報A(処理種別,補
助情報)を抽出し、次いで図7(A)の制御用メモリ管
理部17の初期化処理制御メモリテーブルよりSN,P
Nで前記情報Aに対応する情報B(処理種別,補助情
報)を抽出する。この情報Bには交換機発行の初期化要
求に係る処理種別(初期化),補助情報(VPI/VC
I等)が含まれている。
の提供を受けられる。この場合は、コンパティビリティ
ー制御装置は、上記応答情報より情報A(処理種別,補
助情報)を抽出し、次いで図7(A)の制御用メモリ管
理部17の初期化処理制御メモリテーブルよりSN,P
Nで前記情報Aに対応する情報B(処理種別,補助情
報)を抽出する。この情報Bには交換機発行の初期化要
求に係る処理種別(初期化),補助情報(VPI/VC
I等)が含まれている。
【0084】そして、A=Bか否かを判別し、A=Bの
場合は初期化処理実行部15に処理(応答)を渡す。ま
た、A≠Bの場合は、加入者データテーブルよりコンパ
ティビリティー制御情報を抽出し、そこに書き込まれて
いる事前のユーザ指示に従って処理分岐する。なお、A
≠Bの例としては、例えば交換機からの回線(物理リン
ク)の指定を伴う初期化要求に対して、ユーザ装置から
論理パスの指定を伴う応答が返った場合等がある。
場合は初期化処理実行部15に処理(応答)を渡す。ま
た、A≠Bの場合は、加入者データテーブルよりコンパ
ティビリティー制御情報を抽出し、そこに書き込まれて
いる事前のユーザ指示に従って処理分岐する。なお、A
≠Bの例としては、例えば交換機からの回線(物理リン
ク)の指定を伴う初期化要求に対して、ユーザ装置から
論理パスの指定を伴う応答が返った場合等がある。
【0085】上記処理分岐いおいて、予めユーザが通知
要求有りを指示していた場合は、当該応答を破棄した
後、誤り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。
またユーザが通知要求無しを指示していた場合は、ユー
ザ装置からの応答を破棄する。なお、このような事前の
ユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機能とし
て何方か一方のサービスを提供する。
要求有りを指示していた場合は、当該応答を破棄した
後、誤り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。
またユーザが通知要求無しを指示していた場合は、ユー
ザ装置からの応答を破棄する。なお、このような事前の
ユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機能とし
て何方か一方のサービスを提供する。
【0086】図14はユーザ装置からの初期化要求に対
するコンパティビリティー制御を示している。ユーザ装
置からの初期化要求があると、コンパティビリティー制
御装置に処理が渡される。この要求には、信号リンクを
終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号PN,
処理種別(リスタート),補助情報(VPI/VCI
等)が含まれる。
するコンパティビリティー制御を示している。ユーザ装
置からの初期化要求があると、コンパティビリティー制
御装置に処理が渡される。この要求には、信号リンクを
終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号PN,
処理種別(リスタート),補助情報(VPI/VCI
等)が含まれる。
【0087】コンパティビリティー制御装置は、上記同
様にしてオプション契約の有無をチェックし、オプショ
ン無しの場合はそのまま初期化処理実行部15に処理要
求する。また、オプション有りの場合は、その受信情報
より情報A(処理種別,補助情報)を抽出し、該情報A
の組み合わせ、即ち、要求種別に応じた必要情報(補助
情報)が通知されているか否かを判定する。更に、この
判定が正常の場合は、必要情報が初期化処理実行部15
で受け付けられる内容か否かを判定する。そして、この
判定が受け付け可能の場合には、正常な初期化要求と判
定し、初期化処理実行部15に処理要求する。
様にしてオプション契約の有無をチェックし、オプショ
ン無しの場合はそのまま初期化処理実行部15に処理要
求する。また、オプション有りの場合は、その受信情報
より情報A(処理種別,補助情報)を抽出し、該情報A
の組み合わせ、即ち、要求種別に応じた必要情報(補助
情報)が通知されているか否かを判定する。更に、この
判定が正常の場合は、必要情報が初期化処理実行部15
で受け付けられる内容か否かを判定する。そして、この
判定が受け付け可能の場合には、正常な初期化要求と判
定し、初期化処理実行部15に処理要求する。
【0088】また、上記情報Aの組み合わせが違反、又
はその補助情報が初期化処理実行部15で受け付けられ
ない内容の場合は、加入者データテーブルよりコンパテ
ィビリティー制御情報を抽出し、そこに書き込まれてい
る事前のユーザ指示に従って処理分岐する。なお、初期
化処理実行部15で受付拒否となる例としては、回線
(物理リンク)単位の初期化要求でありながら、論理パ
ス(VP)単位や論理コネクション(VC)単位の補助
情報を通知してきた場合等がある。
はその補助情報が初期化処理実行部15で受け付けられ
ない内容の場合は、加入者データテーブルよりコンパテ
ィビリティー制御情報を抽出し、そこに書き込まれてい
る事前のユーザ指示に従って処理分岐する。なお、初期
化処理実行部15で受付拒否となる例としては、回線
(物理リンク)単位の初期化要求でありながら、論理パ
ス(VP)単位や論理コネクション(VC)単位の補助
情報を通知してきた場合等がある。
【0089】処理分岐において、ユーザが予め通知要求
有りを指示していた場合は、当該初期化要求を破棄した
後、誤り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。
また、ユーザが通知要求無しを指示していた場合は、ユ
ーザ装置からの初期化要求を破棄する。なお、このよう
な事前のユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本
機能として何方か一方のサービスを提供する。
有りを指示していた場合は、当該初期化要求を破棄した
後、誤り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。
また、ユーザが通知要求無しを指示していた場合は、ユ
ーザ装置からの初期化要求を破棄する。なお、このよう
な事前のユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本
機能として何方か一方のサービスを提供する。
【0090】図15はコネクション分析制御を説明する
図である。ユーザ装置からの初期化要求があると、上記
の如くコンパティビリティー制御装置で必要な検査が行
われ、正常な場合は、コネクション分析制御装置に処理
が渡される。この初期化要求には、信号リンクを終端す
る信号制御装置番号SN,そのポート番号PN,処理種
別,補助情報(VPI,VCI等)が含まれる。
図である。ユーザ装置からの初期化要求があると、上記
の如くコンパティビリティー制御装置で必要な検査が行
われ、正常な場合は、コネクション分析制御装置に処理
が渡される。この初期化要求には、信号リンクを終端す
る信号制御装置番号SN,そのポート番号PN,処理種
別,補助情報(VPI,VCI等)が含まれる。
【0091】コネクション分析制御装置は、SN,PN
より得た回線装置番号CNに基づき、加入者データテー
ブルよりコネクション分析制御に係るオプション情報を
抽出すると共に、オプション無しの場合はそのまま初期
化処理実行部15に処理を渡す。またオプション有りの
場合は、更に、図9(D)のコネクション管理テーブル
よりVPI,VCIに対応するコネクション種別の情報
CNN(PVC,SVC等)を抽出する。そして、上記
オプション情報に書き込まれているユーザからの指示内
容に従い、以下のコネクション分析処理を行う。
より得た回線装置番号CNに基づき、加入者データテー
ブルよりコネクション分析制御に係るオプション情報を
抽出すると共に、オプション無しの場合はそのまま初期
化処理実行部15に処理を渡す。またオプション有りの
場合は、更に、図9(D)のコネクション管理テーブル
よりVPI,VCIに対応するコネクション種別の情報
CNN(PVC,SVC等)を抽出する。そして、上記
オプション情報に書き込まれているユーザからの指示内
容に従い、以下のコネクション分析処理を行う。
【0092】この場合に、以下の判定により除外対象と
なるPVCや信号リンクは、PVCとSVCの混在を許
されたユーザ装置のSVCサービス運用の形態により影
響を受ける為、両方判定/PVC判定/信号リンク判定
(SVC判定)の選択を可能とする。即ち、両方判定指
示の場合は、要求のコネクション情報がPVCを指定し
ているか否かのPVC判定と、要求コネクション情報が
信号リンクを指定しているか否かのSVC判定との両方
の判定を行い、共に判定正常(PVCも信号リンクも指
定していない)の場合は初期化処理実行部15に処理を
渡す。また、PVC判定指示の場合は、PVC判定のみ
を行い、SVC判定を行わない。また、SVC判定指示
(図ではPVC判定でない場合に相当)の場合は、SV
C判定のみを行い、PVC判定を行わない。後者のいず
れの場合も、判定正常の場合は初期化処理実行部15に
処理を渡す。
なるPVCや信号リンクは、PVCとSVCの混在を許
されたユーザ装置のSVCサービス運用の形態により影
響を受ける為、両方判定/PVC判定/信号リンク判定
(SVC判定)の選択を可能とする。即ち、両方判定指
示の場合は、要求のコネクション情報がPVCを指定し
ているか否かのPVC判定と、要求コネクション情報が
信号リンクを指定しているか否かのSVC判定との両方
の判定を行い、共に判定正常(PVCも信号リンクも指
定していない)の場合は初期化処理実行部15に処理を
渡す。また、PVC判定指示の場合は、PVC判定のみ
を行い、SVC判定を行わない。また、SVC判定指示
(図ではPVC判定でない場合に相当)の場合は、SV
C判定のみを行い、PVC判定を行わない。後者のいず
れの場合も、判定正常の場合は初期化処理実行部15に
処理を渡す。
【0093】また、上記判定が正常でない場合は、加入
者データテーブルよりコネクション分析制御情報を抽出
し、そこに書き込まれている事前のユーザ装置指示に従
って処理分岐する。即ち、ユーザ装置が通知要求有りを
指示していた場合は、当該初期化要求を破棄した後、誤
り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。また、
ユーザ装置が通知要求無しを指示していた場合は、ユー
ザ装置からの初期化要求を破棄する。なお、このような
事前のユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機
能として何方か一方のサービスを提供する。
者データテーブルよりコネクション分析制御情報を抽出
し、そこに書き込まれている事前のユーザ装置指示に従
って処理分岐する。即ち、ユーザ装置が通知要求有りを
指示していた場合は、当該初期化要求を破棄した後、誤
り情報を受け取った旨をユーザ装置へ通知する。また、
ユーザ装置が通知要求無しを指示していた場合は、ユー
ザ装置からの初期化要求を破棄する。なお、このような
事前のユーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機
能として何方か一方のサービスを提供する。
【0094】図16,図17はプロテクション制御を説
明する図(1),(2)である。図16はユーザ装置か
らの初期化要求頻発時のプロテクション制御を示してい
る。ユーザ装置からの初期化要求があると、プロテクシ
ョン制御装置に処理が渡される。この要求には、信号リ
ンクを終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,処理種別,補助情報(VPI/VCI等)が含ま
れる。
明する図(1),(2)である。図16はユーザ装置か
らの初期化要求頻発時のプロテクション制御を示してい
る。ユーザ装置からの初期化要求があると、プロテクシ
ョン制御装置に処理が渡される。この要求には、信号リ
ンクを終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,処理種別,補助情報(VPI/VCI等)が含ま
れる。
【0095】プロテクション制御装置は、SN,PNよ
り得たCNに基づき、加入者データテーブルよりプロテ
クション制御に係るオプション情報(検索の有無)を抽
出すると共に、オプション無しの場合はそのまま初期化
処理実行部15に処理を渡す。またオプション有りの場
合は、図8の処理状況管理部21のユーザ通知初期化処
理管理情報テーブルよりSN,PNに対応する状況情報
を抽出し、当該ユーザ装置の初期化要求に基づき既に初
期化処理実施中か否かを判別する。初期化処理実施中で
ない場合は、今回の初期化要求を受け付け、初期化処理
実行部15に処理を渡す。
り得たCNに基づき、加入者データテーブルよりプロテ
クション制御に係るオプション情報(検索の有無)を抽
出すると共に、オプション無しの場合はそのまま初期化
処理実行部15に処理を渡す。またオプション有りの場
合は、図8の処理状況管理部21のユーザ通知初期化処
理管理情報テーブルよりSN,PNに対応する状況情報
を抽出し、当該ユーザ装置の初期化要求に基づき既に初
期化処理実施中か否かを判別する。初期化処理実施中で
ない場合は、今回の初期化要求を受け付け、初期化処理
実行部15に処理を渡す。
【0096】また、初期化処理実施中の場合は、加入者
データテーブルよりプロテクション制御情報を抽出し、
そこに書き込まれている事前のユーザ指示に従って処理
分岐する。即ち、ユーザ装置が通知要求有りを指示して
いた場合は、当該初期化要求を破棄した後、誤り情報を
受け取った旨をユーザ装置へ通知する。また、ユーザ装
置が通知要求無しを指示していた場合は、ユーザ装置か
らの初期化要求を破棄する。なお、このような事前のユ
ーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機能として
何方か一方のサービスを提供する。
データテーブルよりプロテクション制御情報を抽出し、
そこに書き込まれている事前のユーザ指示に従って処理
分岐する。即ち、ユーザ装置が通知要求有りを指示して
いた場合は、当該初期化要求を破棄した後、誤り情報を
受け取った旨をユーザ装置へ通知する。また、ユーザ装
置が通知要求無しを指示していた場合は、ユーザ装置か
らの初期化要求を破棄する。なお、このような事前のユ
ーザからの指示が無い場合は、交換機の基本機能として
何方か一方のサービスを提供する。
【0097】図17は交換機からの初期化要求頻発時の
プロテクション制御を示している。交換機からの初期化
要求があると、プロテクション制御装置に処理が渡され
る。この要求には、例えば障害のあった回線装置番号C
N,処理種別,補助情報(VPI/VCI等)が含まれ
る。プロテクション制御装置は、CNに基づき、加入者
データテーブルよりプロテクション制御に係るオプショ
ン情報(検索の有無)を抽出すると共に、オプション無
しの場合はそのまま初期化処理実行部15に処理を渡
す。また、オプション有りの場合は、図8の処理状況管
理部21の交換機通知初期化処理管理情報テーブルより
CNに対応する状況情報を抽出し、当該ユーザ装置で交
換機要求により既に初期化処理実施中か否かを判別す
る。初期化処理実施中でない場合は、今回の初期化要求
を受け付け、初期化処理実行部15に処理を渡す。
プロテクション制御を示している。交換機からの初期化
要求があると、プロテクション制御装置に処理が渡され
る。この要求には、例えば障害のあった回線装置番号C
N,処理種別,補助情報(VPI/VCI等)が含まれ
る。プロテクション制御装置は、CNに基づき、加入者
データテーブルよりプロテクション制御に係るオプショ
ン情報(検索の有無)を抽出すると共に、オプション無
しの場合はそのまま初期化処理実行部15に処理を渡
す。また、オプション有りの場合は、図8の処理状況管
理部21の交換機通知初期化処理管理情報テーブルより
CNに対応する状況情報を抽出し、当該ユーザ装置で交
換機要求により既に初期化処理実施中か否かを判別す
る。初期化処理実施中でない場合は、今回の初期化要求
を受け付け、初期化処理実行部15に処理を渡す。
【0098】また、初期化処理実施中の場合は、加入者
データテーブルよりプロテクション制御情報を抽出し、
その制御情報に従って後処理を行う。この後処理には、
このような状況の初期化要求を全て破棄し、又はこの区
間の初期化要求を要求順に保持してその全てを実施し、
又はその時点で実施中の初期化処理終了後に、最後に保
持した初期化要求を実施する。従って、柔軟なサービス
を提供できる。
データテーブルよりプロテクション制御情報を抽出し、
その制御情報に従って後処理を行う。この後処理には、
このような状況の初期化要求を全て破棄し、又はこの区
間の初期化要求を要求順に保持してその全てを実施し、
又はその時点で実施中の初期化処理終了後に、最後に保
持した初期化要求を実施する。従って、柔軟なサービス
を提供できる。
【0099】図18,図19はセレクション制御を説明
する図(1),(2)である。図18は交換機要求時の
セレクション制御を示している。交換機からの初期化要
求があった場合に、初期化処理実行部15はセレクショ
ン制御装置にセレクション情報を要求する。この要求に
は、要求契機(障害種別等)となった情報、加入者情報
(回線装置情報CN)が含まれる。
する図(1),(2)である。図18は交換機要求時の
セレクション制御を示している。交換機からの初期化要
求があった場合に、初期化処理実行部15はセレクショ
ン制御装置にセレクション情報を要求する。この要求に
は、要求契機(障害種別等)となった情報、加入者情報
(回線装置情報CN)が含まれる。
【0100】セレクション制御装置は、要求事項の正常
性をチェックすると共に、CNにより加入者データテー
ブルのセレクション情報を検索し、更に、要求契機の情
報に対応する制御タイプの情報を抽出して初期化処理実
行部15に返送する。この制御タイプには、ネットワー
ク主導制御,ユーザ主導制御,双方向制御の3タイプが
含まれる。
性をチェックすると共に、CNにより加入者データテー
ブルのセレクション情報を検索し、更に、要求契機の情
報に対応する制御タイプの情報を抽出して初期化処理実
行部15に返送する。この制御タイプには、ネットワー
ク主導制御,ユーザ主導制御,双方向制御の3タイプが
含まれる。
【0101】初期化処理実行部15は、受信内容を分析
し、その分析結果に応じて処理分岐する。即ち、制御タ
イプがネットワーク主導制御又は双方向制御の場合は交
換機要求の初期化処理を実行し、ユーザ主導制御の場合
は、ユーザ装置に初期化要求をする必要が無いので、こ
の要求を破棄する。図19はユーザ装置要求時のセレク
ション制御を示している。
し、その分析結果に応じて処理分岐する。即ち、制御タ
イプがネットワーク主導制御又は双方向制御の場合は交
換機要求の初期化処理を実行し、ユーザ主導制御の場合
は、ユーザ装置に初期化要求をする必要が無いので、こ
の要求を破棄する。図19はユーザ装置要求時のセレク
ション制御を示している。
【0102】ユーザ装置からの初期化要求があると、セ
レクション制御装置に渡される。この要求には、信号リ
ンクを終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,処理種別(要求契機の情報),補助情報(VPI
/VCI等)が含まれる。セレクション制御装置は、要
求事項の正常性をチェックすると共に、SN,PNより
得た回線装置番号CNにより加入者データテーブルのセ
レクション情報を検索し、更に要求契機の情報に対応す
る制御タイプの情報を抽出する。そして、抽出内容を分
析し、制御タイプの情報に従って処理分岐する。即ち、
制御タイプがネットワーク主導制御の場合は、ユーザ装
置からの初期化要求を受ける必要は無いので、この要求
を破棄し、その旨をユーザ装置に通知する。また制御タ
イプが双方向制御又はユーザ主導制御の場合は初期化処
理実行部15を起動する。
レクション制御装置に渡される。この要求には、信号リ
ンクを終端する信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,処理種別(要求契機の情報),補助情報(VPI
/VCI等)が含まれる。セレクション制御装置は、要
求事項の正常性をチェックすると共に、SN,PNより
得た回線装置番号CNにより加入者データテーブルのセ
レクション情報を検索し、更に要求契機の情報に対応す
る制御タイプの情報を抽出する。そして、抽出内容を分
析し、制御タイプの情報に従って処理分岐する。即ち、
制御タイプがネットワーク主導制御の場合は、ユーザ装
置からの初期化要求を受ける必要は無いので、この要求
を破棄し、その旨をユーザ装置に通知する。また制御タ
イプが双方向制御又はユーザ主導制御の場合は初期化処
理実行部15を起動する。
【0103】図20,図21はプリザベーション制御を
説明する図(1),(2)である。図20は制御用メモ
リ管理部17を利用した場合のプリザベーション制御を
示している。システム管理用IF制御部からの再開の通
知はプリザベーション制御装置に渡される。この通知に
は再開種別の情報が含まれる。
説明する図(1),(2)である。図20は制御用メモ
リ管理部17を利用した場合のプリザベーション制御を
示している。システム管理用IF制御部からの再開の通
知はプリザベーション制御装置に渡される。この通知に
は再開種別の情報が含まれる。
【0104】プリザベーション制御装置は、再開種別の
情報により図8(D)の救済判定テーブルの救済有無の
情報を抽出し、救済の必要な再開か否かを判別する。救
済が必要でない再開の場合はこの処理を抜ける。また救
済が必要な再開の場合は、制御用メモリ管理部17の初
期化処理制御メモリテーブルの所定領域を始めから検索
し、初期化処理使用中のメモリを抽出する。そして、抽
出メモリの再開遭遇表示の設定を行うと共に、前記救済
判定テーブルの救済対象処理情報を基に救済処理実施有
無の判定を行う。そして、救済要判定の場合は、初期化
処理制御メモリテーブルの救済対象表示の設定を行う。
以上の使用中メモリの抽出を全領域について行う。
情報により図8(D)の救済判定テーブルの救済有無の
情報を抽出し、救済の必要な再開か否かを判別する。救
済が必要でない再開の場合はこの処理を抜ける。また救
済が必要な再開の場合は、制御用メモリ管理部17の初
期化処理制御メモリテーブルの所定領域を始めから検索
し、初期化処理使用中のメモリを抽出する。そして、抽
出メモリの再開遭遇表示の設定を行うと共に、前記救済
判定テーブルの救済対象処理情報を基に救済処理実施有
無の判定を行う。そして、救済要判定の場合は、初期化
処理制御メモリテーブルの救済対象表示の設定を行う。
以上の使用中メモリの抽出を全領域について行う。
【0105】上記使用中メモリの抽出を完了すると、初
期化処理制御メモリテーブル内の処理状況管理情報を基
に初期化処理の保証制御を実施する。なお、この処理状
況管理情報は、従前の初期化要求時、初期化処理実行部
15において捕捉された以降の、該実行部における処理
履歴を保存している。この保証制御においては、初期化
処理制御メモリテーブルの所定領域を始めから検索し、
上記行われた再開遭遇表示設定の有無を判定する。再開
遭遇表示設定有りの場合は、更に救済対象表示設定の有
無を判定する。そして、救済対象表示設定有りの場合
は、初期化処理制御メモリテーブルの処理状況管理情報
に従い初期化処理の保証を実施する。即ち、ユーザ装置
への初期化処理実施中の場合は再度初期化要求をユーザ
装置に通知し、またユーザ装置からの初期化依頼処理中
の場合は交換機(レイヤ3通信制御装置7)からのコネ
クション解放通知を待つ。
期化処理制御メモリテーブル内の処理状況管理情報を基
に初期化処理の保証制御を実施する。なお、この処理状
況管理情報は、従前の初期化要求時、初期化処理実行部
15において捕捉された以降の、該実行部における処理
履歴を保存している。この保証制御においては、初期化
処理制御メモリテーブルの所定領域を始めから検索し、
上記行われた再開遭遇表示設定の有無を判定する。再開
遭遇表示設定有りの場合は、更に救済対象表示設定の有
無を判定する。そして、救済対象表示設定有りの場合
は、初期化処理制御メモリテーブルの処理状況管理情報
に従い初期化処理の保証を実施する。即ち、ユーザ装置
への初期化処理実施中の場合は再度初期化要求をユーザ
装置に通知し、またユーザ装置からの初期化依頼処理中
の場合は交換機(レイヤ3通信制御装置7)からのコネ
クション解放通知を待つ。
【0106】また、上記の判定で再開遭遇表示設定無し
の場合は初期化処理制御メモリテーブルの次の検索有無
の判定に進む。また上記の判定で救済対象表示設定無し
の場合はその使用中メモリを解放して初期化処理制御メ
モリテーブルの次の検索有無の判定に進む。以上の使用
中メモリに対する保証制御を全領域について行う。図2
1は処理状況管理部21を利用した場合のプリザベーシ
ョン制御を示している。システム管理用IF制御部から
の再開の通知はプリザベーション制御装置に渡される。
この通知には再開種別の情報が含まれる。
の場合は初期化処理制御メモリテーブルの次の検索有無
の判定に進む。また上記の判定で救済対象表示設定無し
の場合はその使用中メモリを解放して初期化処理制御メ
モリテーブルの次の検索有無の判定に進む。以上の使用
中メモリに対する保証制御を全領域について行う。図2
1は処理状況管理部21を利用した場合のプリザベーシ
ョン制御を示している。システム管理用IF制御部から
の再開の通知はプリザベーション制御装置に渡される。
この通知には再開種別の情報が含まれる。
【0107】プリザベーション制御装置は、再開種別の
情報により救済判定テーブルの救済有無の情報を抽出
し、救済の必要な再開か否かを判別する。救済が必要で
ない再開の場合はこの処理を抜ける。また救済が必要な
再開の場合は、図8(C)の処理状況管理部21の処理
状況管理テーブルを始めから検索し、交換機要求による
初期化処理の実施状況を抽出する。これを具体的に言う
と、まず処理状況管理テーブルを検索し、初期化処理制
御メモリのブロック番号を抽出する。更に、初期化処理
制御メモリテーブルの前記ブロック番号で参照した処理
状況管理情報と、救済判定テーブルの前記再開種別で検
索した救済対象処理情報とを基に救済処理実施有無の判
定を行う。
情報により救済判定テーブルの救済有無の情報を抽出
し、救済の必要な再開か否かを判別する。救済が必要で
ない再開の場合はこの処理を抜ける。また救済が必要な
再開の場合は、図8(C)の処理状況管理部21の処理
状況管理テーブルを始めから検索し、交換機要求による
初期化処理の実施状況を抽出する。これを具体的に言う
と、まず処理状況管理テーブルを検索し、初期化処理制
御メモリのブロック番号を抽出する。更に、初期化処理
制御メモリテーブルの前記ブロック番号で参照した処理
状況管理情報と、救済判定テーブルの前記再開種別で検
索した救済対象処理情報とを基に救済処理実施有無の判
定を行う。
【0108】そして、救済要判定の場合は、初期化処理
制御メモリテーブルの救済対象表示の設定を行い、更に
該テーブルの処理状況管理情報に従い処理の初期化処理
の保証を実施する。即ち、ユーザ装置への初期化処理実
施中の場合は再度初期化要求をユーザ装置に通知し、ま
たユーザ装置からの初期化依頼処理中の場合は交換機
(レイヤ3通信制御装置7)からのコネクション解放通
知を待つ。また、上記の判別で救済要判定でない場合は
その使用中メモリ(上記ブロック番号で抽出)を解放し
て処理状況管理テーブルの次の検索有無の判定に進む。
こうして、以上の検索及び保証制御を処理状況管理テー
ブルの全てについて行う。
制御メモリテーブルの救済対象表示の設定を行い、更に
該テーブルの処理状況管理情報に従い処理の初期化処理
の保証を実施する。即ち、ユーザ装置への初期化処理実
施中の場合は再度初期化要求をユーザ装置に通知し、ま
たユーザ装置からの初期化依頼処理中の場合は交換機
(レイヤ3通信制御装置7)からのコネクション解放通
知を待つ。また、上記の判別で救済要判定でない場合は
その使用中メモリ(上記ブロック番号で抽出)を解放し
て処理状況管理テーブルの次の検索有無の判定に進む。
こうして、以上の検索及び保証制御を処理状況管理テー
ブルの全てについて行う。
【0109】図22,図23はインクワイヤリ制御を説
明する図(1),(2)である。図22はレイヤ3通信
制御装置を利用した場合のインクワイヤリ制御を示して
いる。信号リンクのリンクリセット/リンク間歇障害が
検出された場合、又は信号制御装置4が再開を起こした
ような場合には、下位レイヤIF制御部を介してその旨
の通知情報が発っせられ、該通知情報はインクワイヤリ
制御装置に入力する。この通知情報には、障害種別,障
害を起こした回線装置番号CN/信号制御装置番号SN
等が含まれる。
明する図(1),(2)である。図22はレイヤ3通信
制御装置を利用した場合のインクワイヤリ制御を示して
いる。信号リンクのリンクリセット/リンク間歇障害が
検出された場合、又は信号制御装置4が再開を起こした
ような場合には、下位レイヤIF制御部を介してその旨
の通知情報が発っせられ、該通知情報はインクワイヤリ
制御装置に入力する。この通知情報には、障害種別,障
害を起こした回線装置番号CN/信号制御装置番号SN
等が含まれる。
【0110】インクワイヤリ制御装置は、障害種別を判
定し、該判定に従って処理分岐する。即ち、信号制御装
置4の障害の場合は、そのSNにより図10(A)の抽
出回線装置格納メモリの中から当該信号制御装置4に関
連する回線装置番号CNを抽出し、これをワークメモリ
に格納する。また回線(物理リンク)障害の場合は対応
する回線装置番号CNをワークメモリに格納する。
定し、該判定に従って処理分岐する。即ち、信号制御装
置4の障害の場合は、そのSNにより図10(A)の抽
出回線装置格納メモリの中から当該信号制御装置4に関
連する回線装置番号CNを抽出し、これをワークメモリ
に格納する。また回線(物理リンク)障害の場合は対応
する回線装置番号CNをワークメモリに格納する。
【0111】次に、上記格納した回線装置番号で図10
(B)の回線装置内呼処理管理メモリテーブルを始めか
ら検索し、収容全管理メモリ内の呼処理状態を順次求め
る。そして、加入者データテーブルの制御タイプの情報
を基に前記求めた呼処理状態がインクワイヤリ制御要の
状態か否かを判定する。例えば交換機主導制御や双方向
制御の場合はインクワイヤリ制御要の判定になる。そし
て、インクワイヤリ制御要の状態の場合は、この例では
レイヤ3通信制御装置6に対してインクワイヤリの起動
を行う。また、インクワイヤリ制御要の状態でない場合
はレイヤ3通信制御装置6の起動を行わない。以上の処
理を全検索完了まで繰り返す。
(B)の回線装置内呼処理管理メモリテーブルを始めか
ら検索し、収容全管理メモリ内の呼処理状態を順次求め
る。そして、加入者データテーブルの制御タイプの情報
を基に前記求めた呼処理状態がインクワイヤリ制御要の
状態か否かを判定する。例えば交換機主導制御や双方向
制御の場合はインクワイヤリ制御要の判定になる。そし
て、インクワイヤリ制御要の状態の場合は、この例では
レイヤ3通信制御装置6に対してインクワイヤリの起動
を行う。また、インクワイヤリ制御要の状態でない場合
はレイヤ3通信制御装置6の起動を行わない。以上の処
理を全検索完了まで繰り返す。
【0112】一方、レイヤ3通信制御装置6は、インク
ワイヤリ制御装置からのインクワイヤリの起動を受けた
ことにより、ユーザ装置にインクワイヤリ用メッセージ
を送信する。これに対してユーザ装置からは応答メッセ
ージが返される。ユーザ装置からの応答メッセージには
加入者の呼状態の情報が含まれており、これに信号リン
クを終端した信号制御装置番号SN,そのポート番号P
Nが付加される。
ワイヤリ制御装置からのインクワイヤリの起動を受けた
ことにより、ユーザ装置にインクワイヤリ用メッセージ
を送信する。これに対してユーザ装置からは応答メッセ
ージが返される。ユーザ装置からの応答メッセージには
加入者の呼状態の情報が含まれており、これに信号リン
クを終端した信号制御装置番号SN,そのポート番号P
Nが付加される。
【0113】レイヤ3通信制御装置6は、受信した加入
者の呼状態と、回線装置内呼処理管理メモリテーブルの
対応する呼処理状態とを比較し、不一致の場合は、矛盾
が生じているので、ユーザ装置に呼解放メッセージを送
信する。これにより、ユーザ装置の当該呼は解放され、
交換機との間で呼状態が一致する。また、比較が一致す
る場合はユーザ装置への呼解放処理を行わない。
者の呼状態と、回線装置内呼処理管理メモリテーブルの
対応する呼処理状態とを比較し、不一致の場合は、矛盾
が生じているので、ユーザ装置に呼解放メッセージを送
信する。これにより、ユーザ装置の当該呼は解放され、
交換機との間で呼状態が一致する。また、比較が一致す
る場合はユーザ装置への呼解放処理を行わない。
【0114】図23はインクワイヤリ制御装置が自律で
加入者にインクワイヤリを行う場合を示している。信号
リンクのリンクリセット/リンク間歇障害が検出された
場合、又は信号制御装置4が再開を起こしたような場合
には、上記同様にして、検出/再開に関連する回線装置
番号CNをワークメモリに格納する。次に、上記格納し
た回線装置番号で回線装置内呼処理管理メモリテーブル
を始めから検索し、収容全管理メモリ内の呼処理状態を
順次求める。そして、制御タイプの情報を基に前記求め
た呼処理状態がインクワイヤリ制御要の状態か否かを判
別する。インクワイヤリ制御要の状態の場合は初期化制
御用手順制御IF制御部を介してユーザ装置にインクワ
イヤリ用メッセージを送信する。これに対してユーザ装
置からは応答メッセージが返される。この応答メッセー
ジには加入者の呼状態の情報が含まれており、これに信
号制御装置番号SN,そのポート番号PNが付加され
る。
加入者にインクワイヤリを行う場合を示している。信号
リンクのリンクリセット/リンク間歇障害が検出された
場合、又は信号制御装置4が再開を起こしたような場合
には、上記同様にして、検出/再開に関連する回線装置
番号CNをワークメモリに格納する。次に、上記格納し
た回線装置番号で回線装置内呼処理管理メモリテーブル
を始めから検索し、収容全管理メモリ内の呼処理状態を
順次求める。そして、制御タイプの情報を基に前記求め
た呼処理状態がインクワイヤリ制御要の状態か否かを判
別する。インクワイヤリ制御要の状態の場合は初期化制
御用手順制御IF制御部を介してユーザ装置にインクワ
イヤリ用メッセージを送信する。これに対してユーザ装
置からは応答メッセージが返される。この応答メッセー
ジには加入者の呼状態の情報が含まれており、これに信
号制御装置番号SN,そのポート番号PNが付加され
る。
【0115】インクワイヤリ制御装置では、受信した加
入者の呼状態と、回線装置内呼処理管理メモリテーブル
内の呼処理状態とを比較し、不一致の場合はレイヤ3通
信制御装置6に呼の解放を要求する。また比較が一致の
場合は呼の解放要求を行わない。また、上記の判定でイ
ンクワイヤリ制御不要の場合は、レイヤ3通信制御装置
6に呼の解放を要求する。これにより、ユーザ装置との
間の呼の状態は一致する。こうして、以上の処理を全検
索完了まで繰り返す。
入者の呼状態と、回線装置内呼処理管理メモリテーブル
内の呼処理状態とを比較し、不一致の場合はレイヤ3通
信制御装置6に呼の解放を要求する。また比較が一致の
場合は呼の解放要求を行わない。また、上記の判定でイ
ンクワイヤリ制御不要の場合は、レイヤ3通信制御装置
6に呼の解放を要求する。これにより、ユーザ装置との
間の呼の状態は一致する。こうして、以上の処理を全検
索完了まで繰り返す。
【0116】図24はアナウンス制御を説明する図であ
る。初期化処理実行部15は、ユーザ装置からの初期化
要求をうけた際に、初期化処理実行部にて制御用メモリ
の確保失敗、又は処理矛盾を検出した場合は、処理続行
の可否判定を行い、続行不可の場合は処理を停止し、そ
の旨の起動信号をアナウンス制御装置に送出する。この
起動信号には、信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,異常検出種別の情報が含まれる。
る。初期化処理実行部15は、ユーザ装置からの初期化
要求をうけた際に、初期化処理実行部にて制御用メモリ
の確保失敗、又は処理矛盾を検出した場合は、処理続行
の可否判定を行い、続行不可の場合は処理を停止し、そ
の旨の起動信号をアナウンス制御装置に送出する。この
起動信号には、信号制御装置番号SN,そのポート番号
PN,異常検出種別の情報が含まれる。
【0117】アナウンス制御装置は、異常検出種別の情
報で図9(A)の異常通知制御テーブルを検索し、得ら
れたユーザ通知有無の制御情報に従って、ユーザ通知有
無の判定を行う。そして、ユーザ通知有りの場合は、異
常通知制御テーブルのエラー番号を読み出し、初期化制
御用手順制御IF制御部を介して、ユーザ装置にエラー
情報を通知する。またユーザ通知無しの場合は上記の通
知処理を行わない。
報で図9(A)の異常通知制御テーブルを検索し、得ら
れたユーザ通知有無の制御情報に従って、ユーザ通知有
無の判定を行う。そして、ユーザ通知有りの場合は、異
常通知制御テーブルのエラー番号を読み出し、初期化制
御用手順制御IF制御部を介して、ユーザ装置にエラー
情報を通知する。またユーザ通知無しの場合は上記の通
知処理を行わない。
【0118】図25はリジェクト制御を説明する図であ
る。初期化制御用手順制御IF制御部は、ユーザ装置か
らの初期化要求を受けた際に、受信メッセージのフォー
マットチェックを行うと共に、それ以外の違反(異常)
を検出した場合は、その旨の異常信号を生成し、これが
リジェクト制御装置に渡される。この異常信号には、信
号制御装置番号SN,そのポート番号PN,エラ−番
号,受信メッセージ種別、受信情報要素詳細等の情報が
含まれる。
る。初期化制御用手順制御IF制御部は、ユーザ装置か
らの初期化要求を受けた際に、受信メッセージのフォー
マットチェックを行うと共に、それ以外の違反(異常)
を検出した場合は、その旨の異常信号を生成し、これが
リジェクト制御装置に渡される。この異常信号には、信
号制御装置番号SN,そのポート番号PN,エラ−番
号,受信メッセージ種別、受信情報要素詳細等の情報が
含まれる。
【0119】リジェクト制御装置は、受信したエラー番
号で図9(B)のリジェクション処理判定テーブルを検
索し、得られた処理種別の情報により処理種別を判定す
る。そして、処理種別の判定結果により処理分岐する。
即ち、処理種別がメッセージ誤りの場合は前記受信情報
より受信メッセージを抽出し、また処理種別が情報要素
誤りの場合は前記受信情報より受信情報要素を抽出す
る。そして、異常内容に応じた応答情報を編集し、これ
に受信エラー番号を付加し、初期化制御用手順制御IF
制御部を介してユーザ装置に通知する。なお、この場合
のユーザ装置からの初期化要求は破棄される。
号で図9(B)のリジェクション処理判定テーブルを検
索し、得られた処理種別の情報により処理種別を判定す
る。そして、処理種別の判定結果により処理分岐する。
即ち、処理種別がメッセージ誤りの場合は前記受信情報
より受信メッセージを抽出し、また処理種別が情報要素
誤りの場合は前記受信情報より受信情報要素を抽出す
る。そして、異常内容に応じた応答情報を編集し、これ
に受信エラー番号を付加し、初期化制御用手順制御IF
制御部を介してユーザ装置に通知する。なお、この場合
のユーザ装置からの初期化要求は破棄される。
【0120】図26はノティフィケーション制御を説明
する図である。初期化処理実行部15が、ユーザ装置に
初期化要求を行っても、ユーザ装置が初期化装置(機
能)を具備しない場合や、初期化装置が障害となってい
る場合は、ユーザ装置からの応答が無い場合がある。係
る場合には、初期化処理実行部15はその旨の起動信号
を生成し、これがノティフィケーション制御装置に渡さ
れる。この起動信号には、処理種別,信号制御装置番号
PN,そのポート番号PN,パス/コネクションの情報
が含まれる。
する図である。初期化処理実行部15が、ユーザ装置に
初期化要求を行っても、ユーザ装置が初期化装置(機
能)を具備しない場合や、初期化装置が障害となってい
る場合は、ユーザ装置からの応答が無い場合がある。係
る場合には、初期化処理実行部15はその旨の起動信号
を生成し、これがノティフィケーション制御装置に渡さ
れる。この起動信号には、処理種別,信号制御装置番号
PN,そのポート番号PN,パス/コネクションの情報
が含まれる。
【0121】ノティフィケーション制御装置は、受信情
報内の処理種別の情報に基づき処理分岐する。即ち、処
理種別が回線(物理リンク)単位の場合は受信情報より
回線単位の情報(SN,PN)を収集し、処理種別が論
理パス単位の場合は受信情報より論理パス単位の情報
(パス情報)を収集し、処理種別が論理コネクション単
位の場合は受信情報より論理コネクション単位の情報
(コネクション情報)を収集する。
報内の処理種別の情報に基づき処理分岐する。即ち、処
理種別が回線(物理リンク)単位の場合は受信情報より
回線単位の情報(SN,PN)を収集し、処理種別が論
理パス単位の場合は受信情報より論理パス単位の情報
(パス情報)を収集し、処理種別が論理コネクション単
位の場合は受信情報より論理コネクション単位の情報
(コネクション情報)を収集する。
【0122】次に、加入者データテーブルよりノティフ
ィケーション制御情報(通知有無の情報)を読み出し、
これに基づき呼規制通知有無の判別を行う。呼規制通知
有りの場合は、応答無しユーザ装置への呼処理を停止す
るために、上記の編集情報をレイヤ3通信制御装置6内
のコールリストリクション制御装置に通知する。なお、
このコールリストリクション制御装置については後述す
る。また、呼規制通知無しの場合はコールリストリクシ
ョン制御装置への通知を行わない。
ィケーション制御情報(通知有無の情報)を読み出し、
これに基づき呼規制通知有無の判別を行う。呼規制通知
有りの場合は、応答無しユーザ装置への呼処理を停止す
るために、上記の編集情報をレイヤ3通信制御装置6内
のコールリストリクション制御装置に通知する。なお、
このコールリストリクション制御装置については後述す
る。また、呼規制通知無しの場合はコールリストリクシ
ョン制御装置への通知を行わない。
【0123】次に、加入者データテーブルより通知先保
守端末の情報を読み出し、該情報が有る場合は、上記の
編集情報を保守端末宛に送信する。これは、例えば上位
レイヤ制御装置8を介して行われる。また通知先保守端
末の情報が無い場合は保守端末への通知を行わない。図
27はオーバロード制御を説明する図である。
守端末の情報を読み出し、該情報が有る場合は、上記の
編集情報を保守端末宛に送信する。これは、例えば上位
レイヤ制御装置8を介して行われる。また通知先保守端
末の情報が無い場合は保守端末への通知を行わない。図
27はオーバロード制御を説明する図である。
【0124】システム管理用IF制御部は、交換機内シ
ステム管理制御装置10からの交換機輻輳の通知を受け
ると、輻輳通知の信号を生成し、これがオーバロード制
御装置に渡される。この輻輳通知には、輻輳種別,補助
情報,輻輳レベルの情報が含まれる。オーバロード制御
装置は、受信情報を分析すると共に、図9(C)の輻輳
情報管理テーブルを輻輳種別で参照し、輻輳種別毎の記
憶エリアに前記受信した補助情報,輻輳レベルの情報を
蓄積する。
ステム管理制御装置10からの交換機輻輳の通知を受け
ると、輻輳通知の信号を生成し、これがオーバロード制
御装置に渡される。この輻輳通知には、輻輳種別,補助
情報,輻輳レベルの情報が含まれる。オーバロード制御
装置は、受信情報を分析すると共に、図9(C)の輻輳
情報管理テーブルを輻輳種別で参照し、輻輳種別毎の記
憶エリアに前記受信した補助情報,輻輳レベルの情報を
蓄積する。
【0125】そして、ある時点で初期化処理実行部15
からの輻輳の問い合わせがあると、輻輳情報管理テーブ
ルの前記蓄積情報を読み出し、輻輳種別毎に輻輳状態を
分析する。そして、システム輻輳中の場合は、システム
輻輳発生の情報を初期化処理実行部15に返送する。ま
た、信号制御装置輻輳中の場合は信号制御装置輻輳発生
の情報、またポート輻輳中の場合はポート輻輳発生の情
報を初期化処理実行部15に返送する。また、いずれの
輻輳情報も蓄積されていない場合は、輻輳無しの情報を
初期化処理実行部15に返送する。
からの輻輳の問い合わせがあると、輻輳情報管理テーブ
ルの前記蓄積情報を読み出し、輻輳種別毎に輻輳状態を
分析する。そして、システム輻輳中の場合は、システム
輻輳発生の情報を初期化処理実行部15に返送する。ま
た、信号制御装置輻輳中の場合は信号制御装置輻輳発生
の情報、またポート輻輳中の場合はポート輻輳発生の情
報を初期化処理実行部15に返送する。また、いずれの
輻輳情報も蓄積されていない場合は、輻輳無しの情報を
初期化処理実行部15に返送する。
【0126】図28はアドミニストレーション制御を説
明する図である。各オプション制御装置からの監視情報
には、当該オプション制御装置を起動した起動元装置の
「起動元ID情報」,その詳細情報である「インタフェ
ース情報」,起動を受けてオプション制御を行ったXX
Xオプション制御装置の「XXXID情報」,その「被
起動情報」(上記インタフェース情報と同じ)及びオプ
ション制御の「処理結果」の情報が含まれる。
明する図である。各オプション制御装置からの監視情報
には、当該オプション制御装置を起動した起動元装置の
「起動元ID情報」,その詳細情報である「インタフェ
ース情報」,起動を受けてオプション制御を行ったXX
Xオプション制御装置の「XXXID情報」,その「被
起動情報」(上記インタフェース情報と同じ)及びオプ
ション制御の「処理結果」の情報が含まれる。
【0127】アドミニストレーション制御装置は、監視
情報を受信すると、そのXXXID情報により編集項目
リストテーブルを参照し、情報収集対象の項目リストを
抽出する。次に、監視情報から抽出項目リストに応じた
情報を抽出し、編集を行う。この編集情報には「XXX
ID情報」,「起動元ID情報」,「被起動時間」,
「処理結果」,「入力インタフェース」(SN,PN
等)の情報が含まれる。そして、この編集情報をメイン
アドミニストレーション制御装置に送信する。
情報を受信すると、そのXXXID情報により編集項目
リストテーブルを参照し、情報収集対象の項目リストを
抽出する。次に、監視情報から抽出項目リストに応じた
情報を抽出し、編集を行う。この編集情報には「XXX
ID情報」,「起動元ID情報」,「被起動時間」,
「処理結果」,「入力インタフェース」(SN,PN
等)の情報が含まれる。そして、この編集情報をメイン
アドミニストレーション制御装置に送信する。
【0128】メインアドミニストレーション制御装置
は、受信情報内の「入力インタフェース」の情報に基づ
き加入者データテーブルの情報蓄積要求有無の制御情報
を抽出する。そして、この制御情報に基づき情報蓄積要
求有無の判定を行い、蓄積要求有りの場合は、XXXI
D情報と、入力インタフェースより求めた回線装置番号
CNとにより、図10のアドミニストレーション制御情
報テーブルからアドミニストレーション情報(格納情
報)の格納先アドレスを抽出する。そして、読み出した
格納情報の内容に+1し、その結果を格納先アドレスに
再格納する。また、蓄積要求無しの場合は上記格納情報
の更新を行わない。
は、受信情報内の「入力インタフェース」の情報に基づ
き加入者データテーブルの情報蓄積要求有無の制御情報
を抽出する。そして、この制御情報に基づき情報蓄積要
求有無の判定を行い、蓄積要求有りの場合は、XXXI
D情報と、入力インタフェースより求めた回線装置番号
CNとにより、図10のアドミニストレーション制御情
報テーブルからアドミニストレーション情報(格納情
報)の格納先アドレスを抽出する。そして、読み出した
格納情報の内容に+1し、その結果を格納先アドレスに
再格納する。また、蓄積要求無しの場合は上記格納情報
の更新を行わない。
【0129】次に、加入者データテーブルより閾値制御
有無の制御情報を読み出し、閾値制御有無の判定を行
う。閾値制御有りの場合は、格納先アドレスの格納値
と、加入者データテーブルの閾値とを比較し、「格納
値」>「閾値」の場合は閾値越えの旨をノティフィケー
ション制御装置に通知する。この情報は保守者に伝わ
る。また、閾値制御無し、又は「格納値」≦「閾値」の
場合は上記ノティフィケーション制御装置への通知を行
わない。
有無の制御情報を読み出し、閾値制御有無の判定を行
う。閾値制御有りの場合は、格納先アドレスの格納値
と、加入者データテーブルの閾値とを比較し、「格納
値」>「閾値」の場合は閾値越えの旨をノティフィケー
ション制御装置に通知する。この情報は保守者に伝わ
る。また、閾値制御無し、又は「格納値」≦「閾値」の
場合は上記ノティフィケーション制御装置への通知を行
わない。
【0130】図29はレイヤ3リストリクション制御を
説明する図である。初期化処理実行部15は、保守者か
らのコマンドによる起動等によりあるユーザ装置の強制
解放処理を行う。一方、レイヤ3通信制御装置6は、既
存のレイヤ3解放処理を行うに際して、レイヤ3リスト
リクション制御装置に対して呼解放通知を行う。
説明する図である。初期化処理実行部15は、保守者か
らのコマンドによる起動等によりあるユーザ装置の強制
解放処理を行う。一方、レイヤ3通信制御装置6は、既
存のレイヤ3解放処理を行うに際して、レイヤ3リスト
リクション制御装置に対して呼解放通知を行う。
【0131】これを受けたレイヤ3リストリクション制
御装置は、図10の呼処理管理メモリの発側情報を基に
初期化処理実行部15に初期化処理状況を問い合わせ
る。この問い合わせには呼処理管理メモリの発側回線装
置番号CN,論理パス番号,論理コネクション番号が含
まれる。これに対して初期化処理実行部15は発側コネ
クションの初期化処理遭遇有無の情報を返送する。
御装置は、図10の呼処理管理メモリの発側情報を基に
初期化処理実行部15に初期化処理状況を問い合わせ
る。この問い合わせには呼処理管理メモリの発側回線装
置番号CN,論理パス番号,論理コネクション番号が含
まれる。これに対して初期化処理実行部15は発側コネ
クションの初期化処理遭遇有無の情報を返送する。
【0132】レイヤ3リストリクション制御装置は、こ
の受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの
場合は、呼処理管理メモリの発ユーザへの呼切断メッセ
ージ送信規制表示を設定する。また、遭遇無しの場合は
この処理をスキップする。次に、レイヤ3リストリクシ
ョン制御装置は、呼処理管理メモリの着側情報を基に初
期化処理実行部15に初期化処理状況を問い合わせる。
この問い合わせには呼処理管理メモリの着側回線装置番
号CN,論理パス番号,論理コネクション番号が含まれ
る。これに対して初期化処理実行部15は着側コネクシ
ョンの初期化処理遭遇有無の情報を返送する。
の受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの
場合は、呼処理管理メモリの発ユーザへの呼切断メッセ
ージ送信規制表示を設定する。また、遭遇無しの場合は
この処理をスキップする。次に、レイヤ3リストリクシ
ョン制御装置は、呼処理管理メモリの着側情報を基に初
期化処理実行部15に初期化処理状況を問い合わせる。
この問い合わせには呼処理管理メモリの着側回線装置番
号CN,論理パス番号,論理コネクション番号が含まれ
る。これに対して初期化処理実行部15は着側コネクシ
ョンの初期化処理遭遇有無の情報を返送する。
【0133】レイヤ3リストリクション制御装置は、こ
の受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの
場合は、呼処理管理メモリの着ユーザへの呼切断メッセ
ージ送信規制表示を設定する。また、遭遇無しの場合は
この処理をスキップする。上記初期化処理状況の問い合
わせ処理が終了すると、処理はレイヤ3通信制御装置6
に戻る。レイヤ3通信制御装置6は、上記呼処理管理メ
モリに設定された送信規制表示を判定し、処理分岐す
る。即ち、発側送信規制の場合は発ユーザ装置に解放メ
ッセージを送信せずに呼を解放する。また着側送信規制
の場合は着ユーザ装置に解放メッセージを送信せずに呼
を解放する。また発着側送信規制の場合は発及び着ユー
ザ装置に解放メッセージを送信せずに呼を解放する。そ
の後、呼処理管理メモリを解放する。
の受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの
場合は、呼処理管理メモリの着ユーザへの呼切断メッセ
ージ送信規制表示を設定する。また、遭遇無しの場合は
この処理をスキップする。上記初期化処理状況の問い合
わせ処理が終了すると、処理はレイヤ3通信制御装置6
に戻る。レイヤ3通信制御装置6は、上記呼処理管理メ
モリに設定された送信規制表示を判定し、処理分岐す
る。即ち、発側送信規制の場合は発ユーザ装置に解放メ
ッセージを送信せずに呼を解放する。また着側送信規制
の場合は着ユーザ装置に解放メッセージを送信せずに呼
を解放する。また発着側送信規制の場合は発及び着ユー
ザ装置に解放メッセージを送信せずに呼を解放する。そ
の後、呼処理管理メモリを解放する。
【0134】図30はコールリストリクション制御を説
明する図である。レイヤ3通信制御装置7は、ユーザ装
置からの呼設定要求を受けると、空いているコネクショ
ンを捕捉し、コールリストリクション制御装置に呼設定
する旨の通知を行う。コールリストリクション制御装置
は、呼処理管理メモリの発側情報を基に初期化処理実行
部15に初期化処理状況を問い合わせる。この問い合わ
せには呼処理管理メモリの発側回線装置番号CN,論理
パス番号,論理コネクション番号が含まれる。
明する図である。レイヤ3通信制御装置7は、ユーザ装
置からの呼設定要求を受けると、空いているコネクショ
ンを捕捉し、コールリストリクション制御装置に呼設定
する旨の通知を行う。コールリストリクション制御装置
は、呼処理管理メモリの発側情報を基に初期化処理実行
部15に初期化処理状況を問い合わせる。この問い合わ
せには呼処理管理メモリの発側回線装置番号CN,論理
パス番号,論理コネクション番号が含まれる。
【0135】これに対して初期化処理実行部15では、
受信情報を必要なら回線→パス→コネクションと対象を
絞り込み、初期化処理中の中で一致するものを抽出し、
対応する遭遇有無,遭遇種別の情報を返送する。コール
リストリクション制御装置は、この受信情報に基づき遭
遇有無の判定を行い、遭遇有りの場合は、更にその遭遇
種別に応じて処理分岐する。即ち、遭遇種別が回線単位
の場合は回線単位で発側要因を設定し、遭遇種別が論理
パス単位の場合は論理パス単位で発側要因を設定し、遭
遇種別が論理コネクション単位の場合は論理コネクショ
ン単位で発側要因を設定する。そして、発ユーザ装置に
呼切断の通知を行う。また、遭遇無しの場合は発ユーザ
装置への呼切断通知を行わない。
受信情報を必要なら回線→パス→コネクションと対象を
絞り込み、初期化処理中の中で一致するものを抽出し、
対応する遭遇有無,遭遇種別の情報を返送する。コール
リストリクション制御装置は、この受信情報に基づき遭
遇有無の判定を行い、遭遇有りの場合は、更にその遭遇
種別に応じて処理分岐する。即ち、遭遇種別が回線単位
の場合は回線単位で発側要因を設定し、遭遇種別が論理
パス単位の場合は論理パス単位で発側要因を設定し、遭
遇種別が論理コネクション単位の場合は論理コネクショ
ン単位で発側要因を設定する。そして、発ユーザ装置に
呼切断の通知を行う。また、遭遇無しの場合は発ユーザ
装置への呼切断通知を行わない。
【0136】次に、コールリストリクション制御装置
は、呼処理管理メモリの着側情報を基に初期化処理実行
部15に初期化処理状況を問い合わせる。この問い合わ
せには呼処理管理メモリの着側回線装置番号CN,論理
パス番号,論理コネクション番号が含まれる。これに対
して初期化処理実行部15では、上記同様にして遭遇有
無,遭遇種別の情報を返送する。
は、呼処理管理メモリの着側情報を基に初期化処理実行
部15に初期化処理状況を問い合わせる。この問い合わ
せには呼処理管理メモリの着側回線装置番号CN,論理
パス番号,論理コネクション番号が含まれる。これに対
して初期化処理実行部15では、上記同様にして遭遇有
無,遭遇種別の情報を返送する。
【0137】コールリストリクション制御装置は、この
受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの場
合は、更にその遭遇種別に応じて処理分岐する。即ち、
遭遇種別が回線単位の場合は回線単位で着側要因を設定
し、遭遇種別が論理パス単位の場合は論理パス単位で着
側要因を設定し、遭遇種別が論理コネクション単位の場
合は論理コネクション単位で着側要因を設定する。そし
て、着ユーザ装置に呼切断の通知を行う。また、遭遇無
しの場合は着ユーザ装置への呼切断通知を行わない。そ
の後、処理はレイヤ3通信制御装置6に戻り、レイヤ3
通信制御装置6は通常の後処理を行う。
受信情報に基づき遭遇有無の判定を行い、遭遇有りの場
合は、更にその遭遇種別に応じて処理分岐する。即ち、
遭遇種別が回線単位の場合は回線単位で着側要因を設定
し、遭遇種別が論理パス単位の場合は論理パス単位で着
側要因を設定し、遭遇種別が論理コネクション単位の場
合は論理コネクション単位で着側要因を設定する。そし
て、着ユーザ装置に呼切断の通知を行う。また、遭遇無
しの場合は着ユーザ装置への呼切断通知を行わない。そ
の後、処理はレイヤ3通信制御装置6に戻り、レイヤ3
通信制御装置6は通常の後処理を行う。
【0138】なお、上記実施の形態ではATM交換機へ
の適用例を述べたがこれに限らない。例えばオンディマ
ンドでパケットをフレームリレーする交換機において
も、可変長パケットを蓄積交換する以外は、ATMと同
様の呼制御フェーズ(レイヤ3通信プロトコル)及びデ
ータ転送フェーズでSVCサービスを実現できる。従っ
て、本発明はパケットのフレームリレー交換機にも適用
可能であることは明らかである。
の適用例を述べたがこれに限らない。例えばオンディマ
ンドでパケットをフレームリレーする交換機において
も、可変長パケットを蓄積交換する以外は、ATMと同
様の呼制御フェーズ(レイヤ3通信プロトコル)及びデ
ータ転送フェーズでSVCサービスを実現できる。従っ
て、本発明はパケットのフレームリレー交換機にも適用
可能であることは明らかである。
【0139】また、上記本発明に好適なる実施の形態を
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、各部の構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
述べたが、本発明思想を逸脱しない範囲内で、各部の構
成、制御、及びこれらの組合せの様々な変更が行えるこ
とは言うまでも無い。
【0140】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、SVC
サービスの制御が保証されない契機となった障害からの
復旧に際して、ユーザ側と網間に生じた呼状態の不整合
を効率よく解消でき、もってSVCサービスの円滑かつ
安全な運用に寄与する所が大きい。
サービスの制御が保証されない契機となった障害からの
復旧に際して、ユーザ側と網間に生じた呼状態の不整合
を効率よく解消でき、もってSVCサービスの円滑かつ
安全な運用に寄与する所が大きい。
【図1】図1は本発明の原理を説明する図である。
【図2】図2は実施の形態によるATM交換システムの
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図3】図3は実施の形態によるATM交換機の構成を
示す図である。
示す図である。
【図4】図4は実施の形態によるオプション制御部の構
成を示す図(1)である。
成を示す図(1)である。
【図5】図5は実施の形態によるオプション制御部の構
成を示す図(2)である。
成を示す図(2)である。
【図6】図6は実施の形態によるオプション制御部の構
成を示す図(3)である。
成を示す図(3)である。
【図7】図7は実施の形態による各種テーブルの構造を
説明する図(1)である。
説明する図(1)である。
【図8】図8は実施の形態による各種テーブルの構造を
説明する図(2)である。
説明する図(2)である。
【図9】図9は実施の形態による各種テーブルの構造を
説明する図(3)である。
説明する図(3)である。
【図10】図10は実施の形態による各種テーブルの構
造を説明する図(4)である。
造を説明する図(4)である。
【図11】図11はユーザ装置からの初期化要求による
初期化処理を示す図である。
初期化処理を示す図である。
【図12】図12は交換機からの初期化要求による初期
化処理を示す図である。
化処理を示す図である。
【図13】図13はコンパティビリティー制御を説明す
る図(1)である。
る図(1)である。
【図14】図14はコンパティビリティー制御を説明す
る図(2)である。
る図(2)である。
【図15】図15はコネクション分析制御を説明する図
である。
である。
【図16】図16はプロテクション制御を説明する図
(1)である。
(1)である。
【図17】図17はプロテクション制御を説明する図
(2)である。
(2)である。
【図18】図18はセレクション制御を説明する図
(1)である。
(1)である。
【図19】図19はセレクション制御を説明する図
(2)である。
(2)である。
【図20】図20はプリザベーション制御を説明する図
(1)である。
(1)である。
【図21】図21はプリザベーション制御を説明する図
(2)である。
(2)である。
【図22】図22はインクワイヤリ制御を説明する図
(1)である。
(1)である。
【図23】図23はインクワイヤリ制御を説明する図
(2)である。
(2)である。
【図24】図24はアナウンス制御を説明する図であ
る。
る。
【図25】図25はリジェクト制御を説明する図であ
る。
る。
【図26】図26はノティフィケーション制御を説明す
る図である。
る図である。
【図27】図27はオーバロード制御を説明する図であ
る。
る。
【図28】図28はアドミニストレーション制御を説明
する図である。
する図である。
【図29】図29はレイヤ3リストリクション制御を説
明する図である。
明する図である。
【図30】図30はコールリストリクション制御を説明
する図である。
する図である。
【図31】図31は従来のATM交換システムの構成を
示す図である。
示す図である。
1a,1b ユーザ装置 2a,2b 回線装置 3 ATMスイッチ 4 信号制御装置 5 主制御部 6 レイヤ3通信制御装置 7 レイヤ3通信初期化制御装置 8 上位レイヤ制御装置 9 下位レイヤ制御装置 10 システム管理制御装置 11 初期化制御用手順制御インタフェース 12 呼処理制御用手順制御インタフェース 13 インタフェース制御部 14 オプション制御部 15 初期化処理実行部 16 処理要求受付部 17 制御用メモリ管理部 18 初期化処理状態制御実行部 19 制御シナリオ管理部 20 制御マクロ管理部 21 処理状況管理部 CC プロセッサ部 MM メインメモリ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 朋美 神奈川県横浜市港北区新横浜3丁目9番18 号 富士通コミュニケーション・システム ズ株式会社内
Claims (31)
- 【請求項1】 オンディマンドでセルやパケットのリレ
ーサービスを提供する通信システムの交換機において、 レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置が要求する呼
の設定/解除のシグナリング制御を行うレイヤ3通信制
御装置と、 レイヤ3通信プロトコルに従いユーザ装置と接続すると
共に、交換機内各制御装置と所定のインタフェースによ
り接続するレイヤ3通信初期化制御装置とを備え、 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置からの呼の
初期化要求に従ってレイヤ3通信制御装置が管理する呼
の解放処理を促すと共に、交換機内で発生する呼の初期
化要求に従って対応するユ−ザ装置に初期化要求を行う
ことを特徴とする交換機。 - 【請求項2】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ
装置との間に介在するコンパティビリティー制御装置を
備え、 コンパティビリティー制御装置は、レイヤ3通信初期化
制御装置からの初期化要求に対するユーザ装置からの動
作結果の応答を受信した場合に、その応答内容がレイヤ
3通信初期化制御装置からの初期化要求内容と一致する
か否かの判定を行うと共に、該判定を満足する場合は、
その初期化応答を受け付けることを特徴とする請求項1
の交換機。 - 【請求項3】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ
装置との間に介在するコンパティビリティー制御装置を
備え、 コンパティビリティー制御装置は、ユーザ装置からの初
期化要求を受信した場合に、該初期化要求内に必要な情
報が含まれているか否か、又は該情報がレイヤ3通信初
期化制御装置で受け付けられる内容か否かの判定を行う
と共に、該判定を満足する場合は、その初期化要求を受
け付けることを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項4】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ
装置との間に介在するコネクション分析制御装置を備
え、 コネクション分析制御装置は、ユーザ装置からの初期化
要求を受信した場合に、該初期化要求に含まれるコネク
ションの情報が許容外のコネクションを指定していない
か否かの判定を行うと共に、該判定を満足する場合は、
その初期化要求を受け付けることを特徴とする請求項1
の交換機。 - 【請求項5】 コネクション分析制御装置は、パーマネ
ントバーチャルサーキット指定のみの判定と、シグナリ
ング用信号リンク指定のみの判定と、両方の判定を選択
可能であることを特徴とする請求項4の交換機。 - 【請求項6】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ
装置との間に介在するプロテクション制御装置と、ユー
ザ装置からの要求に基づく交換機内における該ユーザ装
置についての初期化処理を管理するためのユーザ通知初
期化処理管理情報を保持する処理状況管理部とを備え、 プロテクション制御装置は、ユーザ装置からの初期化要
求を受信した場合に、処理状況管理部のユーザ通知初期
化処理管理情報を検索して該ユーザ装置からの要求に基
づく初期化処理が既に実施中でないか否かを判定すると
共に、該判定を満足する場合は、その初期化要求を受け
付けることを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項7】 レイヤ3通信初期化制御装置は、交換機
内各制御装置との間に介在するプロテクション制御装置
と、交換機内各制御装置からの要求に基づくユーザ装置
についての初期化処理を管理するための交換機通知初期
化処理管理情報を保持する処理状況管理部とを備え、 プロテクション制御装置は、交換機内各制御装置からの
初期化要求を受信した場合に、処理状況管理部の交換機
通知初期化処理管理情報を検索して当該ユーザ装置が初
期化処理を既に実施中でないか否かを判定すると共に、
該判定を満足する場合は、その初期化要求を受け付ける
ことを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項8】 判定を満足しない場合は、その初期化応
答又は初期化要求を破棄し、又は該破棄と共にその初期
化応答又は初期化要求が違反の旨の通知をユーザ装置に
返送することを特徴とする請求項2乃至4又は6の何れ
か1に記載の交換機。 - 【請求項9】 判定を満足しない場合は、その初期化要
求を破棄し、又はその初期化要求を要求順に保持して全
てを実施し、又はその時点で実施中の初期化処理終了後
に最後に保持した初期化要求を実施することを特徴とす
る請求項7の交換機。 - 【請求項10】 判定を満足しない場合の後処理は、予
めユーザからの申告により選択可能であることを特徴と
する請求項8又は9の交換機。 - 【請求項11】 レイヤ3通信制御装置は、レイヤ3通
信初期化制御装置との間に介在して、該レイヤ3通信初
期化制御装置の初期化処理状況に基づきレイヤ3通信制
御装置の呼処理動作を規制するレイヤ3リストリクショ
ン制御装置を備え、 レイヤ3リストリクション制御装置は、レイヤ3通信初
期化制御装置の初期化要求に基づき初期化動作をしてい
るユーザ装置へのレイヤ3通信制御装置によるレイヤ3
通信手順の実施を規制することを特徴とする請求項1の
交換機。 - 【請求項12】 レイヤ3通信制御装置は、レイヤ3通
信初期化制御装置との間に介在して、該レイヤ3通信初
期化制御装置の初期化処理状況に基づきレイヤ3通信制
御装置の呼処理動作を規制するコールリストリクション
制御装置を備え、 コールリストリクション制御装置は、レイヤ3通信制御
装置がユーザ装置からの呼設定要求を受信した場合に、
該レイヤ3通信制御装置にて捕捉したそのコネクション
がレイヤ3通信初期化制御装置による初期化対象のコネ
クションの場合は、その呼設定要求を規制することを特
徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項13】 レイヤ3通信初期化制御装置は、予め
ユーザより申告されたネットワーク主導、ユーザ主導又
は双方向制御の制御タイプの情報を保持するセレクショ
ン制御装置を備え、 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユーザ装置又は交換機
内各制御装置からの初期化要求を受信した場合に、セレ
クション制御装置の制御タイプの情報に従って初期化処
理実行有無の判定を行うことを特徴とする請求項1の交
換機。 - 【請求項14】 ユーザ装置からの初期化要求を受信し
た場合に、セレクション制御装置は、該初期化要求がユ
ーザの申告した制御タイプに違反しているか否かの判定
を行うと共に、違反している場合は、違反の旨をユーザ
に通知することを特徴とする請求項13の交換機。 - 【請求項15】 レイヤ3通信初期化制御装置は、交換
機内各装置を管理するシステム管理制御装置との間に介
在するプリザベーション制御装置と、レイヤ3通信初期
化制御装置における初期化処理の状態遷移を管理するた
めの処理状況管理情報を保持する制御用メモリ管理部と
を備え、 プリザベーション制御装置は、システム管理制御装置か
らの再開の通知を受信した場合は、制御用メモリ管理部
の処理状況管理情報を検索してレイヤ3通信初期化制御
装置による初期化対象の呼を抽出すると共に、初期化処
理の保証が必要な場合は、該呼の初期化処理を実行する
ことを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項16】 レイヤ3通信初期化制御装置は、交換
機内各装置を管理するシステム管理制御装置との間に介
在するプリザベーション制御装置と、レイヤ3通信初期
化制御装置における初期化処理の状態遷移を管理するた
めの処理状況管理情報を保持する制御用メモリ管理部
と、交換機内各制御装置からの要求に基づくユーザ装置
についての初期化処理を管理するための交換機通知初期
化処理管理情報又はユーザ装置からの要求に基づく交換
機内における該ユーザ装置についての初期化処理を管理
するためのユーザ通知初期化処理管理情報を保持する処
理状況管理部とを備え、 プリザベーション制御装置は、システム管理制御装置か
らの再開の通知を受信した場合は、処理状況管理部の初
期化処理管理情報を基に制御用メモリ管理部の処理状況
管理情報を検索してレイヤ3通信初期化制御装置による
初期化対象の呼を抽出すると共に、初期化処理の保証が
必要な場合は、該呼の初期化処理を実行することを特徴
とする請求項1の交換機。 - 【請求項17】 初期化処理の保証の有無は予め再開の
種別に応じて選択可能であることを特徴とする請求項1
5又は16の交換機。 - 【請求項18】 レイヤ3通信初期化制御装置は、下位
レイヤ制御装置との間に介在するインクワイヤリ制御装
置を備え、 インクワイヤリ制御装置は、シグナリングを行う信号リ
ンクにてリンクリセット/リンク間歇障害が検出された
場合、又は信号リンクを終端する信号制御装置が再開を
起こしたような場合等の下位レイヤに係る障害の通知を
受信した場合は、レイヤ3通信通信制御装置が管理する
呼処理管理メモリより前記障害に遭遇した呼の呼処理状
態を求めると共に、この区間にレイヤ3通信通信制御装
置によるレイヤ3通信手順が正常に実施されていたか否
かを確認の為、レイヤ3通信制御装置を介してユーザ装
置に障害に遭遇した呼の状態を問い合わせることを特徴
とする請求項1の交換機。 - 【請求項19】 レイヤ3通信初期化制御装置は、下位
レイヤ制御装置との間に介在するインクワイヤリ制御装
置を備え、 インクワイヤリ制御装置は、シグナリングを行う信号リ
ンクにてリンクリセット/リンク間歇障害が検出された
場合、又は信号リンクを終端する信号制御装置が再開を
起こしたような場合等の下位レイヤに係る障害の通知を
受信した場合は、レイヤ3通信通信制御装置が管理する
呼処理管理メモリより前記障害に遭遇した呼の呼処理状
態を求めると共に、この区間にレイヤ3通信通信制御装
置によるレイヤ3通信手順が正常に実施されていたか否
かを確認の為、自律でユーザ装置に障害に遭遇した呼の
状態を問い合わせることを特徴とする請求項1の交換
機。 - 【請求項20】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユー
ザ装置との間に介在するアナウンス制御装置を備え、 アナウンス制御装置は、レイヤ3通信初期化制御装置が
ユーザ装置からの初期化要求を受けた際に、その初期化
制御に必要なリソースの確保失敗、又は内部で処理矛盾
を検出したこと等により、初期化処理続行不可能となっ
た場合は、レイヤ3通信初期化制御装置よりその旨の通
知を受けると共に、初期化要求を行ったユーザ装置に対
して初期化処理を停止した旨の通知を行うことを特徴と
する請求項1の交換機。 - 【請求項21】 レイヤ3通信初期化制御装置は、ユー
ザ装置との間でレイヤ3通信初期化制御用手順のインタ
フェースを行う初期化制御用手順制御インタフェース制
御部と、初期化制御用手順制御インタフェース制御部に
接続するリジェクト制御装置を備え、 初期化制御用手順制御インタフェース制御部は、ユーザ
装置からの初期化要求を受信した場合に、該受信情報の
フォーマットチェックを行うと共に、何らかの違反を検
出した場合は、その分析結果及び必要な受信情報をリジ
ェクト制御装置に提供し、 これを受けたリジェクト制御装置は、前記初期化要求を
破棄すると共に、前記分析結果及び必要な受信情報を基
に所定のエラー通知情報を編集し、ユーザ装置に通知す
ることを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項22】 レイヤ3通信初期化制御装置は、上位
レイヤ制御装置又はレイヤ3通信制御装置との間に介在
するノティフィケーション制御装置を備え、 ノティフィケーション制御装置は、レイヤ3通信初期化
制御装置からの初期化要求に対するユーザ装置からの動
作結果の応答が得られない場合に起動され、かつ該応答
が得られなかった回線、論理パス又は論理コネクション
の情報に基づき対応する異常情報を編集すると共に、こ
れを保守者に通知し、又は当該ユーザ装置への呼処理の
規制を促す為にレイヤ3通信制御装置に通知することを
特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項23】 レイヤ3通信制御装置における呼処理
の規制範囲は予めユーザからの申告により指定可能であ
ることを特徴とする請求項22の交換機。 - 【請求項24】 レイヤ3通信制御装置は、呼処理を規
制したユーザ装置からの起動を受けた場合は、当該呼処
理の規制を解除することを特徴とする請求項22の交換
機。 - 【請求項25】 呼処理の規制対象となったコネクショ
ンは、ユーザ装置が当該コネクションを指定してレイヤ
3通信制御装置を起動した時点で復旧させることを特徴
とする請求項24の交換機。 - 【請求項26】 レイヤ3通信初期化制御装置は、交換
機内各装置を管理するシステム管理制御装置との間に介
在するオーバロード制御装置を備え、 オーバロード制御装置は、システム管理装置からの交換
機輻輳の通知を受信した場合は、その内容を分析して輻
輳種別毎に管理すると共に、レイヤ3通信初期化制御装
置からの問い合わせに応じて輻輳管理情報を提供するこ
とを特徴とする請求項1の交換機。 - 【請求項27】 レイヤ3通信初期化制御装置は、上位
レイヤ制御装置との間に介在する上位レイヤインタフェ
ース制御部を備え、 レイヤ3通信初期化制御装置は、上位レイヤインタフェ
ース制御部を介する保守者のコマンド入力により交換機
主導の初期化処理を実施することを特徴とする請求項1
の交換機。 - 【請求項28】 レイヤ3通信初期化制御装置は、レイ
ヤ3通信制御装置との間に介在する上位レイヤインタフ
ェース制御部を備え、 レイヤ3通信初期化制御装置は、レイヤ3通信制御装置
による呼解放要求で当該ユーザ装置からの解放応答が無
い場合は、その旨の通知を受け、当該ユーザ装置に対し
て交換機主導で初期化処理を実施することを特徴とする
請求項1の交換機。 - 【請求項29】 オンディマンドでセルやパケットのリ
レーサービスを提供する通信システムの交換機におい
て、 請求項2乃至28に記載の各制御装置の夫々にアドミニ
ストレーション制御装置を提供して各制御装置の運用状
況を監視すると共に、各アドミニストレーション制御装
置を総括管理するためのメインアドミニストレーション
制御装置を備え、 メインアドミニストレーション制御装置は、各アドミニ
ストレーション制御装置からの監視情報を収集して該情
報の制御装置毎及び又は種別毎にその発生数又は発生頻
度を集計管理すると共に、閾値情報を設け、閾値を越え
た場合は保守者に通知することを特徴とする交換機。 - 【請求項30】 監視情報にはタイムスタンプ情報が付
加されていることを特徴とする請求項29の交換機。 - 【請求項31】 監視情報には起動元装置が起動に際し
受け取った情報を添付することを特徴とする請求項29
の交換機。
Priority Applications (2)
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JP8114872A JPH09307587A (ja) | 1996-05-09 | 1996-05-09 | 交換機 |
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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