JP3246475B2 - Atmネットワークシステムおよびatmネットワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方法 - Google Patents

Atmネットワークシステムおよびatmネットワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方法

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JP3246475B2
JP3246475B2 JP15175499A JP15175499A JP3246475B2 JP 3246475 B2 JP3246475 B2 JP 3246475B2 JP 15175499 A JP15175499 A JP 15175499A JP 15175499 A JP15175499 A JP 15175499A JP 3246475 B2 JP3246475 B2 JP 3246475B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATMネットワー
クに関し、特に設定した固定型バーチャルコネクション
に不具合が発生した場合に迂回処理を行うATMネット
ワークシステムおよびATMネットワークにおける固定
型バーチャルコネクション設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(以下、ATMと称
す)を用いたATMネットワークは、複数のATM交換
機と、複数のATM交換機を管理するネットワーク管理
装置(以下、NMSと称す)とから構成されており、A
TM交換機に接続される端末装置間の情報の伝達には、
固定型バーチャルコネクション(以下、PVCと称す)
を設定する。
【0003】従来のATMネットワークには、PVCの
設定後、回線の障害等に起因してPVCが切断されたと
きに、新たにPVCを設定するために、オペレータが新
たにPVCを再設定するか、自動的にPVCが使用する
迂回路を選択した再設定を行う方法が存在していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の迂回方法には、PVCのようなサービス品質(以
下、QoSと称す)の異なる論理チャンネルで物理回線
を分割使用する点については考慮されておらず、QoS
の高い帯域保証型PVCに対して待機後の物理回線の割
り当てが物理回線のリソースあふれにより、結果的にP
VCの再設定が失敗してしまうことがあるという問題点
があった。
【0005】また、QoSの高い帯域保証型PVCは、
QoSの低い非保証型PVCに比べ運用コストは高価で
あり、信頼性にも厳しい値が要求されるにもかかわら
ず、QoSに考慮しない迂回方法では、QoSの低い非
保証型PVCがQoSの高い帯域保証型PVCよりも優
先的にPVCの再設定が行われてしまうという問題点が
あった。
【0006】本発明は斯かる問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、QoSを考慮した
迂回方法を採用することにより、帯域保証型PVCに対
する待機後に割り当てられた物理回線のリソースあふれ
を防止し、帯域保証型PVCの再設定を確実に行うこと
ができ、QoSの高い帯域保証型PVCにおける再設定
をQoSの低い非保証型PVCにおける再設定よりも優
先的に行うことができるATMネットワークシステムお
よびATMネットワークシステムにおける迂回方法を提
供する点にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
すべく、以下に掲げる構成とした。請求項1記載の発明
の要旨は、複数のATM交換機と、前記複数のATM交
換機に接続されている端末と、前記複数のATM交換機
を管理するネットワーク管理装置とからなるATMネッ
トワークにおいて、前記端末間に固定型バーチャルコネ
クションを設定して前記端末間の情報伝達を行うATM
ネットワークシステムであって、前記ネットワーク管理
装置は、前記端末間の前記固定型バーチャルコネクショ
ンの設定に際して、前記端末間を結ぶ第1ルート上に位
置する前記ATM交換機と、前記端末間を結ぶ前記第1
ルートと異なる第2ルート上に位置する前記ATM交換
機とを特定するATM交換機特定手段と、該ATM交換
機特定手段により特定された前記第1ルート上に位置す
る前記ATM交換機に対して、通常使用する第1固定型
バーチャルコネクションの設定を指示するとともに、前
記第2ルート上に位置する前記ATM交換機に対して、
前記第1固定型バーチャルコネクションに不具合が生じ
た際に切り換えて使用する第2固定型バーチャルコネク
ションの設定を指示するコネクション管理手段と、トラ
ヒックタイプを含む前記固定型バーチャルコネクション
を設定するためのコネクション設定情報を受け付ける情
報受付手段とを具備し、前記ATM交換機は、前記コネ
クション管理手段からの指示により前記第1固定型バー
チャルコネクションおよび前記第2固定型バーチャルコ
ネクションを設定するコネクション設定手段を具備し、
前記情報受付手段により受け付けた前記コネクション設
定情報における前記トラヒックタイプの指定が帯域保証
型の場合には、前記コネクション管理手段は、前記第1
固定型バーチャルコネクションおよび前記第2固定型バ
ーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプに
基づく帯域の確保を前記第1ルートおよび前記第2ルー
ト上に位置する前記ATM交換機に対して指示させ、前
記コネクション設定手段は、前記コネクション管理手段
からの指示により前記第1固定型バーチャルコネクショ
ンおよび前記第2固定型バーチャルコネクションにおけ
る前記トラヒックタイプに基づく帯域を確保させ、前記
情報受付手段により受け付けた前記コネクション設定情
報における前記トラヒックタイプの指定が帯域非保証型
場合には、前記コネクション管理手段は、前記第2固
定型バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタ
イプに基づく帯域の確保を前記第2ルート上に位置する
前記ATM交換機に対して指示させず、前記第1固定型
バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプ
に基づく帯域の確保を前記第1ルート上に位置する前記
ATM交換機に対して指示させ、前記コネクション設定
手段は、前記コネクション管理手段からの指示により前
記第2固定型バーチャルコネクションにおける前記トラ
ヒックタイプに基づく帯域を確保させず、前記第1固定
型バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイ
プに基づく帯域を確保させることを特徴とするATMネ
ットワークシステムに存する。また請求項2記載の発明
の要旨は、前記ATM交換機は、設定されている前記固
定型バーチャルコネクションにおける障害の発生を検出
してコネクション障害信号を出力するコネクション障害
検出手段を具備し、前記ネットワーク管理装置は、前記
コネクション障害検出手段からの前記コネクション障害
信号に基づいて前記障害の発生した前記固定型バーチャ
ルコネクションを特定するコネクション特定手段と、該
コネクション特定手段により特定した前記固定型バーチ
ャルコネクションにおける前記第1固定型バーチャルコ
ネクションと前記第2固定型バーチャルコネクションと
の入れ替えを前記第1ルートおよび前記第2ルート上に
位置する前記ATM交換機に対して指示するコネクショ
ン迂回指示手段とを具備し、前記コネクション設定手段
は、前記コネクション迂回指示手段からの指示により前
記第1固定型バーチャルコネクションと前記第2固定型
バーチャルコネクションとを入れ替えさせることを特徴
とする請求項1記載のATMネットワークシステムに存
する。また請求項3記載の発明の要旨は、前記ATM交
換機は、前記複数のATM交換機間を接続する回線の障
害の発生を検出して回線障害信号を出力する回線障害検
出手段を具備し、前記コネクション特定手段は、前記回
線障害検出手段からの前記回線障害信号に基づいて前記
障害の発生した前記回線の影響を受ける前記固定型バー
チャルコネクションを特定させることを特徴とする請求
項2記載のATMネットワークシステムに存する。また
請求項4記載の発明の要旨は、前記コネクション特定手
段により特定した 前記固定型バーチャルコネクションが
複数存在する場合には、前記コネクション迂回指示手段
は、前記固定型バーチャルコネクションのトラヒックタ
イプに応じて優先順位を付けて優先順位の高い前記固定
型バーチャルコネクションから前記入れ替えを指示させ
ることを特徴とする請求項2又は3記載のATMネット
ワークシステムに存する。また請求項5記載の発明の要
旨は、前記コネクション迂回指示手段は、前記帯域保証
型の前記トラヒックタイプの前記固定型バーチャルコネ
クションの優先順位を前記帯域非保証型の前記トラヒッ
クタイプの前記固定型バーチャルコネクションよりも高
く設定させることを特徴とする請求項2乃至4のいずれ
かに記載のATMネットワークシステムに存する。また
請求項6記載の発明の要旨は、前記コネクション特定手
段により特定した前記固定型バーチャルコネクションの
前記トラヒックタイプが前記帯域保証型の場合には、前
記コネクション迂回指示手段は、前記第1固定型バーチ
ャルコネクションにおける前記トラヒックタイプに基づ
いて確保されている帯域の解放を前記第1ルート上に位
置する前記ATM交換機に対して指示させるとともに、
前記第2固定型バーチャルコネクションにおける前記ト
ラヒックタイプに基づく帯域の確保を前記第2ルート上
に位置する前記ATM交換機に対して指示させ、前記コ
ネクション設定手段は、前記コネクション迂回指示手段
からの指示により前記第1固定型バーチャルコネクショ
ンにおける前記トラヒックタイプに基づいて確保されて
いる帯域を解放させるとともに、前記第2固定型バーチ
ャルコネクションにおける前記トラヒックタイプに基づ
く帯域を確保させることを特徴とする請求項2乃至5の
いずれかに記載のATMネットワークシステムに存す
る。また請求項7記載の発明の要旨は、前記ネットワー
ク管理装置は、設定する前記固定型バーチャルコネクシ
ョンの前記第1ルートおよび前記第2ルート上に位置す
る前記ATM交換機内のローカル固定型バーチャルコネ
クションを定義するコネクション管理テーブルを作成す
るコネクション管理テーブル作成手段を具備し、前記コ
ネクション管理手段は、前記コネクション管理テーブル
作成手段により作成された前記コネクション管理テーブ
ルに基づいて前記第1固定型バーチャルコネクションお
よび前記第2固定型バーチャルコネクションの設定を前
記第1 ルートおよび前記第2ルート上に位置する前記A
TM交換機に対して指示させることを特徴とする請求項
2乃至6のいずれかに記載のATMネットワークシステ
ムに存する。また請求項8記載の発明の要旨は、前記コ
ネクション特定手段は、前記コネクション管理テーブル
作成手段により作成された前記コネクション管理テーブ
ルに基づいて前記障害の発生した前記固定型バーチャル
コネクションもしくは前記障害の発生した前記回線によ
り影響を受ける前記固定型バーチャルコネクションを特
定させることを特徴とする請求項記載のATMネット
ワークシステムに存する。また請求項9記載の発明の要
旨は、複数のATM交換機と、前記複数のATM交換機
に接続されている端末と、前記複数のATM交換機を管
理するネットワーク管理装置とからなるATMネットワ
ークにおいて、前記端末間に固定型バーチャルコネクシ
ョンを設定して前記端末間の情報伝達を行うATMネッ
トワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方
法であって、前記ネットワーク管理装置、前記端末間の
前記固定型バーチャルコネクションの設定に際して、前
記端末間を結ぶ第1ルート上に位置する前記ATM交換
機と、前記端末間を結ぶ前記第1ルートと異なる第2ル
ート上に位置する前記ATM交換機とを特定し、前記特
定された前記第1ルート上に位置する前記ATM交換機
に対して、通常使用する第1固定型バーチャルコネクシ
ョンを設定し、前記特定された前記第2ルート上に位置
する前記ATM交換機に対して、前記第1固定型バーチ
ャルコネクションに不具合が生じた際に切り換えて使用
する第2固定型バーチャルコネクションを設定し、トラ
ヒックタイプを含む前記固定型バーチャルコネクション
を設定するためのコネクション設定情報を受け付け、前
記受け付けた前記コネクション設定情報における前記ト
ラヒックタイプの指定が帯域保証型の場合には、前記第
1固定型バーチャルコネクションおよび前記第2固定型
バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプ
に基づく帯域を確保し、前記受け付けた前記コネクショ
ン設定情報における前記トラヒックタイプの指定が帯域
非保証型の際には、前記第2固定型バーチャルコネクシ
ョンにおける前記トラヒックタイプに基づく帯域を確保
せず、前記第1固定型バーチャルコネクションにおける
前記トラヒッ クタイプに基づく帯域を確保することを特
徴とするATMネットワークにおける固定型バーチャル
コネクション設定方法に存する。また請求項10記載の
発明の要旨は、設定されている前記固定型バーチャルコ
ネクションにおける障害の発生を検出し、該検出により
前記障害の発生した前記固定型バーチャルコネクション
を特定し、該特定した前記固定型バーチャルコネクショ
ンにおける前記第1固定型バーチャルコネクションと前
記第2固定型バーチャルコネクションとを入れ替えるこ
とを特徴とする請求項9記載のATMネットワークにお
ける固定型バーチャルコネクション設定方法に存する。
また請求項11記載の発明の要旨は、前記複数のATM
交換機間を接続する回線の障害の発生を検出し、該検出
により前記障害の発生した前記回線の影響を受ける前記
固定型バーチャルコネクションを特定し、該特定した前
記固定型バーチャルコネクションにおける前記第1固定
型バーチャルコネクションと前記第2固定型バーチャル
コネクションとを入れ替えることを特徴とする請求項1
0記載のATMネットワークにおける固定型バーチャル
コネクション設定方法に存する。また請求項12記載の
発明の要旨は、前記特定した前記固定型バーチャルコネ
クションが複数存在する場合には、前記固定型バーチャ
ルコネクションのトラヒックタイプに応じて優先順位を
付けて優先順位の高い前記固定型バーチャルコネクショ
ンから前記第1固定型バーチャルコネクションと前記第
2固定型バーチャルコネクションとを入れ替えることを
特徴とする請求項10又は11記載のATMネットワー
クにおける固定型バーチャルコネクション設定方法に存
する。また請求項13記載の発明の要旨は、前記帯域保
証型の前記トラヒックタイプの前記固定型バーチャルコ
ネクションの優先順位を前記帯域非保証型の前記トラヒ
ックタイプの前記固定型バーチャルコネクションよりも
高く設定することを特徴とする請求項10乃至12のい
ずれかに記載のATMネットワークにおける固定型バー
チャルコネクション設定方法に存する。また請求項14
記載の発明の要旨は、前記特定した前記固定型バーチャ
ルコネクションの前記トラヒックタイプが前記帯域保証
型の場合には、前記第1固定型バーチャルコネクション
における前記トラヒックタイプに基づく帯域を解放し、
前記第2固定型バーチャルコネクションにおける前記ト
ラヒックタイプに基づく 帯域を確保することを特徴とす
る請求項10乃至13のいずれかに記載のATMネット
ワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方法
に存する。また請求項15記載の発明の要旨は、設定す
る前記固定型バーチャルコネクションの前記第1ルート
および前記第2ルート上に位置する前記ATM交換機内
のローカル固定型バーチャルコネクションを定義するコ
ネクション管理テーブルを作成し、該作成した前記コネ
クション管理テーブルに基づいて前記第1固定型バーチ
ャルコネクションおよび前記第2固定型バーチャルコネ
クションを設定することを特徴とする請求項10乃至1
4のいずれかに記載のATMネットワークにおける固定
型バーチャルコネクション設定方法に存する。また請求
項16記載の発明の要旨は、前記作成した前記コネクシ
ョン管理テーブルに基づいて前記障害の発生した前記固
定型バーチャルコネクションもしくは前記障害の発生し
た前記回線により影響を受ける前記固定型バーチャルコ
ネクションを特定することを特徴とする請求項15記載
のATMネットワークにおける固定型バーチャルコネク
ション設定方法に存する。また請求項17記載の発明の
要旨は、請求項9乃至16のいずれかに記載のATMネ
ットワークにおける固定型バーチャルコネクション設定
方法を実行可能なプログラムが記憶されている記憶媒体
に存する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明に係るATMネットワーク
システムの実施の形態の構成を示す構成図である。
【0010】本実施の形態は、非同期転送モード(以
下、ATMと称す)を用いたATMネットワークを形成
する複数のATM交換機100(1)、(2)、(3)と、複数
のATM交換機100(1)、(2)、(3)を管理するネット
ワーク管理装置(以下、NMSと称す)200と、AT
M交換機100(1)、(2)、(3)とNMS200とを接続
するATMルーター300と、ATM交換機100(2)
と接続されている端末Aと、ATM交換機100(3)と
接続されている端末Bとからなり、各ATM交換機10
0(1)、(2)、(3)間およびATM交換機100(2)、(3)
と端末A、Bとの間は、物理回線で接続されており、端
末Aと端末Bとの間で通信相手を固定した常時接続型の
コネクションである固定型バーチャルコネクション(以
下、PVCと称す)を設定されている。ここで図中のリ
ンクとは、物理回線名を示し、回線とは、ATM交換機
100(1)、(2)、(3)における物理回線との接続端子名
を示す。
【0011】各物理回線には、複数の論理的な通信路で
あるバーチャルチャンネル(以下、VCと称す)とバー
チャルチャンネルを束ねたバーチャルパス(以下、VP
と称す)とが設定されており、それぞれバーチャルチャ
ンネル識別子(以下、VCIと称す)とバーチャルパス
識別子(以下、VPIと称す)により識別される。な
お、一般にATMネットワークには多くのATM交換機
とこれらを接続する複数の物理回線の連結により実現さ
れているが、本実施の形態では、説明のために必要な一
番単純な例を示している。
【0012】端末Aと端末Bとの間に、通常使用する運
用系ルートが図1(a)に示すように、ATM交換機1
00(2)の回線21および回線23とATM交換機10
0(3)の回線31および回線33とを介して設定され、
運用系ルートに設定したPVCに不具合が生じたときに
切り換えられる待機系ルートが図1(b)に示すよう
に、ATM交換機100(2)の回線21および回線22
とATM交換機100(1)の回線11および回線12と
ATM交換機100(3)の回線32および回線33とを
介して設定されている。
【0013】運用系ルート、すなわちATM交換機10
0(2)に接続されている端末A(リンク_A_221において
VPI=VPa、VCI=VCaを使用)と、交換機10
0(3)に接続されている端末B(リンク_333_Bにおいて
VPI=VPb、VCI=VCbを使用)とのPVCは、
ATM交換機100(2)の回線21(リンク_A_221にお
いてVPI=VPa、VCI=VCaを使用)と回線23
(リンク_223_331においてVPI=VPc、VCI=VC
cを使用)との間のATM交換機100(2)内のローカ
ルPVCacと、ATM交換機100(3)の回線31
(リンク_223_331においてVPI=VPc、VCI=VC
cを使用)と回線33(リンク_333_BにおいてVPI=
VPb、VCI=VCbを使用)との間のATM交換機
100(3)内のローカルPVCcbとの2つで定義され
る。
【0014】また待機系ルート、すなわちATM交換機
100(2)に接続されている端末A(リンク_A_221にお
いてVPI=VPa、VCI=VCaを使用)と交換機3
に接続されている端末B(リンク_333_BにおいてVPI
=VPb、VCI=VCbを使用)とのPVCは、ATM
交換機100(2)の回線21(リンク_A_221においてV
PI=VPa、VCI=VCaを使用)と回線22(リン
ク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VCdを使
用)との間のATM交換機100(2)内のローカルPV
Cadと、ATM交換機100(1)の回線11(リンク_2
22_111においてVPI=VPd、VCI=VCdを使用)
と回線12(リンク_112_332においてVPI=VPe、
VCI=VCeを使用)との間のATM交換機100(1)
内のローカルPVCdeと、ATM交換機100(3)の
回線32(リンク_112_332においてVPI=VPe、V
CI=VCeを使用)と回線33(リンク_333_BVPI=
VPb、VCI=VCbを使用)との間のATM交換機
100(3)内のローカルPVCebとの3つで定義され
る。
【0015】運用系ルートおよび待機系ルートにおける
PVCのサービス品質(以下、QoSと称す)は、トラ
ヒックタイプおよびその帯域指定パラメータによって決
められている。
【0016】トラヒックタイプは、帯域保証型のPVC
と帯域非保証型(ベストエフォート型)のPVCの2種
類があり、帯域保証型には、固定ビットレート(CB
R)、リアルタイム可変ビットレート(rt-VB
R)、非リアルタイム可変ビットレート(nrt-VB
R)等があり、非帯域保証型には、有効ビットレート
(ABR)、未指定ビットレート(UBR)等があり、
いずれかが選択される。
【0017】また帯域指定パラメータは、トラヒックタ
イプ毎に帯域確保のためのピークセルレート(PC
R)、平均セルレート(SCR)、最大バーストサイズ
(MBS)等がある。
【0018】なお、PVCの設定に際し、VPコネクシ
ョン(識別子としてVPIのみ使用)とVCコネクショ
ン(識別子としてVPI/VCIの両方を使用)という
2種類のコネクション種別のどちらにするかが選択され
るが、本実施の形態ではVPコネクションはVCコネク
ションの特殊な形(VCI=0)として考え、VCコネ
クションの場合について説明している。
【0019】次に本実施の形態のATM交換機およびN
MSの構成を図2乃至図8に基づいて説明する。図2
は、図1に示すATM交換機およびNMSの構成を示す
ブロック図であり、図3は、図2に示すルーティング記
憶部に記憶されているネットワーク接続関係情報を説明
するための図であり、図4は、図2に示す回線状態記憶
部に記憶されているVPI/VCI使用管理表を説明す
るための図であり、図5は、図2に示す回線状態記憶部
に記憶されている帯域管理表を説明するための図であ
り、図6は、図2に示すATMコネクション記憶部に記
憶するATM側PVC管理表を説明するための図であ
り、図7は、図2に示す第1NMSコネクション記憶部
に記憶する第1PVC管理テーブルを説明するための図
であり、図8は、図2に示す第2NMSコネクション記
憶部に記憶する第2PVC管理テーブルにおけるトラヒ
ックタイプが帯域保証型のCBRでPVCが設定された
通常時の状態を説明するための図である。
【0020】ATM交換機100は、PVCを設定する
ための通信路である物理回線を接続する回線部101
と、回線部101における物理回線間の接続状態を切り
換えるスイッチ部102と、ATM交換機100におい
てPVCの設定を制御するATM処理部110と、PV
Cの設定のための情報が記憶されているATM記憶部1
20とで構成されており、ATM処理部110は、回線
状態管理部111と、ATMコネクション管理部112
と、NMS200との通信を制御するATM通信制御部
113とで構成され、ATM記憶部120は、回線状態
記憶部121と、ATMコネクション記憶部122とで
構成されている。
【0021】回線状態管理部111は、回線部101に
おける物理回線間の接続状態の切り換えを行うスイッチ
部102を制御するとともに、回線状態記憶部121に
記憶されているVPI/VCI管理表および帯域管理表
の管理を行う。また回線状態管理部111は、物理回線
の回線障害を検出すると、回線障害が発生した物理回線
を知らせる回線障害通知をNMS200に送信する。
【0022】ATMコネクション管理部112は、AT
M交換機100におけるPVC設定および管理を行うも
ので、NMS200の指示により、ATMコネクション
記憶部122に記憶されているATM側PVC管理表に
設定するPVCの状態を記入し、記入したATM側PV
C管理表に基づいてPVCを設定して管理する。
【0023】回線状態記憶部121は、図4に示すVP
I/VCI使用管理表と、図5に示す帯域管理表を記憶
している。VPI/VCI使用管理表は、回線毎に回線
が接続されている物理回線に設定されているVPI/V
CIが使用中か未使用かが記録されている表であり、帯
域管理表は、回線毎に回線が接続されている物理回線の
使用帯域と未使用帯域とが記録されている表である。
【0024】ATMコネクション記憶部122は、図6
に示すATM側PVC管理表を記憶している。ATM側
PVC管理表は、入回線番号、VPIおよびVCIで特
定されるPVCの状態、すなわちPVCのトラヒックタ
イプ、PVC種別および出回線番号が記入されている表
である。
【0025】NMS200は、PVCの設定を制御する
NMS処理部210と、PVCの設定のための情報が記
憶されているNMS記憶部220とで構成されており、
NMS処理部210は、ユーザーインターフェース部2
11と、ルーティング管理部212と、第1NMSコネ
クション管理部213と、第2NMSコネクション管理
部214と、障害管理部215と、ATM交換機100
との通信を制御するNMS通信制御部216とで構成さ
れ、NMS記憶部220は、ルーティング記憶部221
と、第1NMSコネクション記憶部222と、第2NM
Sコネクション記憶部223とで構成されている。
【0026】ユーザーインターフェース部211は、エ
ンドユーザーによって入力されたPVC名、PVCを設
定する2つの端末、設定するPVCトラヒックタイプお
よび帯域指定パラメータといったPVC設定のための情
報を受け付ける。
【0027】ルーティング管理部212は、ルーティン
グ記憶部221に記憶されているネットワーク接続関係
情報を参照してPVCを設定する際に必要なATM交換
機名を特定し、運用系ルートとして使用する通常PVC
と、待機系ルートとして使用する待機PVCとの2つの
PVC種別毎に特定したATM交換機名を第1NMSコ
ネクション管理部213に対して送信する。またルーテ
ィング管理部212は、ATM交換機100の回線状態
管理部111からの回線障害通知を受信するとルーティ
ング記憶部221に記憶されているネットワーク接続関
係情報を参照して回線障害が発生した物理回線を含むル
ート名を特定し、特定したルート名を第1NMSコネク
ション管理部213に通知する。
【0028】第1NMSコネクション管理部213は、
PVC設定のための情報を受信し、PVC全体を管理す
るための第1PVC管理テーブルを作成し、第1NMS
コネクション記憶部222に記憶するとともに、第2N
MSコネクション管理部214に、各ATM交換機10
0(1)、(2)、(3)におけるPVCの設定を指示する。ま
た第1NMSコネクション管理部213は、障害の発生
に伴うルーティング管理部212からのルート名の通知
もしくは第2NMSコネクション管理部214からのロ
ーカルPVC名の通知によりPVCの迂回処理を起動す
る。
【0029】第2NMSコネクション管理部214は、
第1NMSコネクション管理部213の指示により、各
ATM交換機100(1)、(2)、(3)におけるPVCの設
定のための第2PVC管理テーブルを作成し、第2NM
Sコネクション記憶部223に記憶するとともに、作成
した第2PVC管理テーブルに基づくPVCの設定を各
ATM交換機100(1)、(2)、(3)に対して指示する。
また第2NMSコネクション管理部214は、障害管理
部215からのPVC障害通知により障害の発生したロ
ーカルPVC名を特定し、第1NMSコネクション管理
部213に通知する。
【0030】障害管理部215は、障害の種類を特定す
る識別子を有し、障害の発生したATM交換機名、回線
名、VPI、VCI値を含むPVC障害通知を受信し、
障害情報の識別子により障害の種類を認識し、迂回処理
が必要な回線障害か否かを判別し、迂回処理が必要な回
線障害と判別した際には、PVC障害通知を第2NMS
コネクション管理部214に通知する。
【0031】ルーティング記憶部221は、図3に示す
ネットワーク接続関係情報を記憶する。ネットワーク接
続関係情報は、各端末間の接続を物理回線名および各A
TM交換機の回線名で表現している。
【0032】第1NMSコネクション記憶部222は、
図7に示す第1PVC管理テーブルを記憶する。第1P
VC管理テーブルには、PVC名、関連交換機名、PV
C種別およびローカルPVC名が記載されたテーブルで
あり、設定されているPVC全体を管理するために用い
られる。
【0033】第2NMSコネクション記憶部223は、
図8に示す第2PVC管理テーブルを記憶する。第2P
VC管理テーブルは、各ATM交換機100(1)、(2)、
(3)毎に作成され、各ATM交換機100(1)、(2)、(3)
で設定されるローカルPVC名に対応して、PVC種
別、トラヒックタイプ、入回線番号、入VPI/VCI
値、出回線番号、出VPI/VCI値および他のQoS
パラメータが記載されたテーブルであり、各ATM交換
機100(1)、(2)、(3)におけるPVCの設定のために
用いられる。
【0034】次に本実施の形態における(1)PVCの
登録処理の動作、(2)PVCの削除処理の動作、
(3)障害発生時の迂回処理の動作について、端末Aと
端末B間にPVCを設定する場合を想定して図7乃至図
11に基づいて詳細に説明する。
【0035】図9は、図2に示す第2NMSコネクショ
ン記憶部に記憶する第2PVC管理テーブルにおけるト
ラヒックタイプが帯域保証型のCBRでPVCが設定さ
れた迂回時の状態を説明するための図であり、図10
は、図2に示す第2NMSコネクション記憶部に記憶す
る第2PVC管理テーブルにおけるトラヒックタイプが
帯域非保証型のUBRでPVCが設定された通常時の状
態を説明するための図であり、図11は、図2に示す第
2NMSコネクション記憶部における記憶する第2PV
C管理テーブルにトラヒックタイプが帯域非保証型のU
BRでPVCが設定された迂回時の状態を説明するため
の図である。
【0036】(1)PVCの登録処理 まず、第1NMSコネクション管理部213は、ユーザ
ーインターフェース部211を経由して、エンドユーザ
ーから入力された設定するPVC名、PVCを設定する
2つの端末、設定するPVCトラヒックタイプおよび帯
域指定パラメータといったPVC設定のための情報を受
信する。
【0037】次に、第1NMSコネクション管理部21
3は、設定するPVC名とPVCを設定する2つの端末
とからPVCを設定する際に必要なATM交換機100
のリストをルーティング管理部212に問い合わせる。
【0038】ルーティング管理部212は、ルーティン
グ記憶部221に記憶されているネットワーク接続関係
情報を参照してPVCを設定する際に必要なATM交換
機100のATM交換機名を運用系ルートとして使用す
る通常PVCと、待機系ルートとして使用する待機PV
Cとの2つのPVC種別毎に第1NMSコネクション管
理部213に対して送信する。
【0039】第1NMSコネクション管理部213は、
ルーティング管理部212からの通常PVCと待機PV
Cとの2つのPVC種別毎のATM交換機名のリストを
受信し、各ATM交換機間の物理回線で使用する共通な
未使用VPI/VCI値の取得と、各ATM交換機内の
ローカルPVC毎のPVC設定処理とを第2NMSコネ
クション管理部214に指示するとともに、ユーザーイ
ンターフェース部211受け付けた設定するPVCのト
ラヒックタイプおよび帯域指定パラメータを第2NMS
コネクション管理部214に送信する。
【0040】第2NMSコネクション管理部214は、
NMS通信制御部216、ATM通信制御部113を経
由して、各ATM交換機100間の物理回線で使用する
共通な未使用VPI/VCI値をATMコネクション管
理部112に対して要求する。
【0041】各ATM交換機100のATMコネクショ
ン管理部112は、回線状態記憶部121に記憶されて
いるVPI/VCI使用管理表を参照して各ATM交換
機100間の物理回線で使用する共通な未使用VPI/
VCI値を特定し、特定したVPI/VCI値をATM
通信制御部113、NMS通信制御部216を経由して
第2NMSコネクション管理部214に送信する。
【0042】第2NMSコネクション管理部214は、
ATMコネクション管理部112により特定されたVP
I/VCI値を受信し、各ATM交換機100毎のロー
カルPVCを設定し、各ATM交換機100毎の第2P
VC管理テーブルを作成し、第2NMSコネクション記
憶部223に記憶するとともに、設定したローカルPV
C名を第1NMSコネクション管理部213に通知す
る。第1NMSコネクション管理部213は、通知され
たローカルPVC名に基づき、第1PVC管理テーブル
を作成し、第1NMSコネクション記憶部222に記憶
する。
【0043】さらに第2NMSコネクション管理部21
4は、作成した第2PVC管理テーブルに基づき各AT
M交換機100のATMコネクション管理部112に対
してPVCの設定を指示する。
【0044】各ATM交換機100では、ATMコネク
ション記憶部122に記憶されているATM側PVC管
理表に第2NMSコネクション記憶部223に記憶され
ている第2PVC管理テーブルの内容を記入するととも
に、回線状態記憶部121に記憶されているVPI/V
CI使用管理表および帯域管理表の更新を行い、PVC
の設定を行う。なお、トラヒックタイプが帯域保証型の
CBRの場合には、通常PVCおよび待機PVCのどち
らとも帯域を確保し、トラヒックタイプが帯域非保証型
の場合には、通常PVCにのみ帯域を確保してPVCを
設定する。
【0045】(図1(a)に示す端末Aと端末Bとの間に
PVCを設定する場合の登録処理)まず、第1NMSコ
ネクション管理部213は、ユーザーインターフェース
部211を経由して、エンドユーザーから入力された設
定するPVC名:PVC1、PVCを設定する端末Aお
よび端末B、設定するPVCトラヒックタイプおよび帯
域指定パラメータといったPVC設定のための情報を受
信する。
【0046】次に、第1NMSコネクション管理部21
3は、設定するPVC名:PVC1とPVCを設定する
端末Aおよび端末Bを指定してPVCを設定する際に必
要なATM交換機名のリストをルーティング管理部21
2に問い合わせる。
【0047】ルーティング記憶部221には、図3で示
すようなネットワーク接続関係情報が予め記憶されてい
るため、ルーティング管理部212は、PVC1の運用
系ルート側としてルート名1から使用するATM交換機
名のリスト:ATM交換機100(2)およびATM交換
機100(3)と、PVC1の待機系ルート側としてルー
ト名2から使用するATM交換機名のリスト:ATM交
換機100(2)、ATM交換機100(1)およびATM交
換機100(3)とを特定して第1NMSコネクション管
理部213に対して通知する。
【0048】第1NMSコネクション管理部213は、
ルーティング管理部212から運用系ルート側すなわち
通常PVCと、待機系ルート側すなわち待機PVCとの
2つのPVC種別毎のATM交換機名のリストを受信
し、各ATM交換機間の物理回線で使用する共通な未使
用VPI/VCI値の取得を第2NMSコネクション管
理部214に指示するとともに、ユーザーインターフェ
ース部211で受け付けた設定するPVCのトラヒック
タイプおよび帯域指定パラメータを第2NMSコネクシ
ョン管理部214に送信する。
【0049】第2NMSコネクション管理部214は、
以下に示す手順で各ATM交換機におけるローカルPV
Cを定義し、図8(a)に示すATM交換機100(2)
に対する第2PVC管理テーブルと、図8(b)に示す
ATM交換機100(3)に対する第2PVC管理テーブ
ルと、図8(c)に示すATM交換機100(1)に対す
る第2PVC管理テーブルとを作成し、第2NMSコネ
クション記憶部223に記憶するとともに、設定したロ
ーカルPVC名を第1NMSコネクション管理部213
に通知する。第1NMSコネクション管理部213は、
通知されたローカルPVC名に基づき、図7(a)に示
す第1PVC管理テーブルを作成し、第1NMSコネク
ション記憶部222に記憶する。なお、図8は、トラヒ
ックタイプが帯域保証型のCBRの場合を示している。
【0050】(運用系ルート側のローカルPVCの設
定)第2NMSコネクション管理部214は、NMS通
信制御部216、ATM通信制御部113を経由して、
端末AとATM交換機100(2)の回線21との間の物
理回線リンク_A_221と、ATM交換機100(2)の回線
23とATM交換機100(3)の回線31との間の物理
回線リンク_223_331と、ATM交換機100(3)の回線
33と端末Bとの間の物理回線リンク_333_Bとでそれぞ
れ使用する未使用VPI/VCI値をATM交換機10
0(2)およびATM交換機100(3)のATMコネクショ
ン管理部112に対して要求する。
【0051】ATM交換機100(2)およびATM交換
機100(1)のATMコネクション管理部112は、回
線状態記憶部121に記憶されているVPI/VCI使
用管理表を参照して物理回線リンク_A_221で使用するV
PI=VPa、VCI=VCaと、物理回線リンク_223_3
31で使用するVPI=VPc、VCI=VCcと、物理回
線リンク_333_Bで使用するVPI=VPb、VCI=VC
bとを特定し、特定した各VPI/VCI値をATM通
信制御部113、NMS通信制御部216を経由して第
2NMSコネクション管理部214に送信する。
【0052】第2NMSコネクション管理部214は、
ATMコネクション管理部112により特定されたVP
I/VCI値を受信し、回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)と回線23
(リンク_223_331においてVPI=VPc、VCI=VC
cを使用)との間に入力されたトラヒックタイプおよび
帯域指定パラメータに基づいて通常PVCでローカルP
VCacを定義し、回線31(リンク_223_331において
VPI=VPc、VCI=VCcを使用)と回線33(リ
ンク_333_BにおいてVPI=VPb、VCI=VCbを使
用)との間に入力されたトラヒックタイプおよび帯域指
定パラメータに基づいて通常PVCでローカルPVCc
bを定義する。
【0053】(待機系ルート側のローカルPVCの設
定)第2NMSコネクション管理部214は、NMS通
信制御部216、ATM通信制御部113を経由して、
ATM交換機100(2)の回線22とATM交換機10
0(1)の回線11との間の物理回線リンク_222_111と、
ATM交換機100(1)の回線12とATM交換機10
0(3)の回線32との間の物理回線リンク_112_332とで
それぞれ使用する未使用VPI/VCI値とを各ATM
交換機のATMコネクション管理部112に対して要求
する。
【0054】各ATM交換機のATMコネクション管理
部112は、ATMコネクション記憶部122に記憶さ
れているVPI/VCI使用管理表を参照して、ATM
交換機100(2)の回線22とATM交換機100(1)の
回線11との間の物理回線リンク_222_111で使用するV
PI=VPd、VCI=VCdと、ATM交換機100
(1)の回線12とATM交換機100(3)の回線33との
間の物理回線リンク_112_332で使用するVPI=VP
e、VCI=VCeとを特定し、特定した各VPI/V
CI値をATM通信制御部113、NMS通信制御部2
16を経由して第2NMSコネクション管理部214に
送信する。
【0055】第2NMSコネクション管理部214は、
ATMコネクション管理部112により特定されたVP
I/VCI値を受信し、回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)と回線22
(リンク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VC
dを使用)との間に入力されたトラヒックタイプおよび
帯域指定パラメータに基づいて待機PVCでローカルP
VCadを定義し、回線11(リンク_222_111において
VPI=VPd、VCI=VCdを使用)と回線12(リ
ンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=VCeを
使用)との間に入力されたトラヒックタイプおよび帯域
指定パラメータに基づいて待機PVCでローカルPVC
deを定義し、回線32(リンク_112_332においてVP
I=VPe、VCI=VCeを使用)と回線33(リンク
_333_BにおいてVPI=VPb、VCI=VCbを使用)
との間にトラヒックタイプおよび帯域指定パラメータに
基づいて待機PVCでローカルPVCebを設定する。
【0056】(各ATM交換機におけるPVCの設定)
第2NMSコネクション管理部214は、NMS通信制
御部216、ATM通信制御部113を経由して各AT
M交換機100(1)、(2)、(3)のATMコネクション管
理部112に対してPVCの設定を指示する。各ATM
交換機100(1)、(2)、(3)では、以下に示すPVCの
設定が行われ、ATMコネクション記憶部122に記憶
されているATM側PVC管理表に第2NMSコネクシ
ョン記憶部223に記憶されている第2PVC管理テー
ブルで定義されているローカルPVCの内容を記入する
とともに、回線状態記憶部121に記憶されているVP
I/VCI使用管理表および帯域管理表の更新を行い、
ATM側PVC管理表に基づいたPVCの設定を行う。
以下、トラヒックタイプが帯域保証型のCBRの場合
と、トラヒックタイプが帯域非保証型のUBRの場合と
についてそれぞれ説明する。
【0057】(トラヒックタイプが帯域保証型の場合の
PVCの設定) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)では、図8(a)に示す第2PVC管理テーブル
に基づいてPVCの設定を行い、回線21と回線23と
の間にトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて帯域を確保して通常PVCを設定する
とともに、回線21と回線22との間にトラヒックタイ
プ(CBR)および帯域指定パラメータに基づいて帯域
を確保して待機PVCを設定する。
【0058】ATM交換機100(2)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線21
に接続されているリンク_A_221においてVPI/VCI
値=VPa/VCaで使用する帯域の確保を要求し、回
線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶さ
れている帯域管理表を参照してリンク_A_221においてV
PI/VCI値=VPa/VCaで使用する帯域をトラ
ヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラメータに基
づいて確保し、ATMコネクション管理部112は、A
TMコネクション記憶部122に記憶されているATM
側PVC管理表の回線21、VPI=VPaおよびVC
I=VCaで参照される項目に通常PVCの出回線番号
である回線23、VPI=VPcおよびVCI=VCc
と、待機PVCの出回線番号である回線22、VPI=
VPdおよびVCI=VCdとを記入する。
【0059】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線22に接続されているリンク_222_111においてVPI
/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_222_111
においてVPI/VCI値=VPd/VCdで使用する
帯域帯域をトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定
パラメータに基づいて確保し、ATMコネクション管理
部112は、ATMコネクション記憶部122に記憶さ
れているATM側PVC管理表の回線22、VPI=V
PdおよびVCI=VCdで参照される項目に待機PV
Cの出回線番号である回線21、VPI=VPaおよび
VCI=VCaを記入する。
【0060】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線23に接続されているリンク_223_331においてVPI
/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_223_331
においてVPI/VCI値=VPc/VCcで使用する
帯域をトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線23、VPI=VPc
およびVCI=VCcで参照される項目に通常PVCの
出回線番号である回線21、VPI=VPaおよびVC
I=VCaを記入する。
【0061】次にATM交換機100(2)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)、回線22
(リンク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VC
dを使用)および回線23(リンク_223_331においてV
PI=VPc、VCI=VCcを使用)において指定され
たVPIおよびVCIのリソースを使用中に書き換え
る。
【0062】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)では、図8(b)に示す第2PVC
管理テーブルに基づいてPVCの設定を行い、回線31
と回線33との間にトラヒックタイプ(CBR)および
帯域指定パラメータに基づいて帯域を確保して通常PV
Cを設定するとともに、回線32と回線33との間にト
ラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラメータに
基づいて帯域を確保して待機PVCを設定する。
【0063】ATM交換機100(3)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線31
に接続されているリンク_223_331においてVPI/VC
I値=VPc/VCcで使用する帯域の確保を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表を参照してリンク_223_331におい
てVPI/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域を
トラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラメータ
に基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線31、VPI=VPcおよ
びVCI=VCcで参照される項目に通常PVCの出回
線番号である回線33、VPI=VPbおよびVCI=V
Cbを記入する。
【0064】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線32に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_112_332
においてVPI/VCI値=VPe/VCeで使用する
帯域をトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線32、VPI=VPe
およびVCI=VCeで参照される項目に待機PVCの
出回線番号である回線33、VPI=VPbおよびVC
I=VCbを記入する。
【0065】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線33に接続されているリンク_333_BにおいてVPI/
VCI値=VPb/VCbで使用する帯域の確保を要求
し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に
記憶されている帯域管理表を参照してリンク_333_Bにお
いてVPI/VCI値=VPb/VCbで使用する帯域
をトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラメー
タに基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線33、VPI=VPbおよ
びVCI=VCbで参照される項目に通常PVCの出回
線番号である回線31、VPI=VPcおよびVCI=V
Ccと、待機PVCの出回線番号である回線32、VP
I=VPeおよびVCI=VCeとを記入する。
【0066】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線31(リンク_223_331にお
いてVPI=VPc、VCI=VCcを使用)、回線32
(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=VC
eを使用)および回線33(リンク_333_BにおいてVP
I=VPb、VCI=VCbを使用)において指定された
VPIおよびVCIのリソースを使用中に書き換える。
【0067】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)では、図8(c)に示す第2PVC
管理テーブルに基づいてPVCの設定を行い、回線11
と回線12との間にトラヒックタイプ(CBR)および
帯域指定パラメータに基づいて帯域を確保して待機PV
Cを設定する。
【0068】ATM交換機100(1)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線11
に接続されているリンク_222_111においてVPI/VC
I値=VPd/VCdで使用する帯域の確保を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表を参照してリンク_222_111におい
てVPI/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域を
トラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラメータ
に基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線11、VPI=VPdおよ
びVCI=VCdで参照される項目に待機PVCの出回
線番号である回線12、VPI=VPeおよびVCI=V
Ceとを記入する。
【0069】さらにATM交換機100(1)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線12に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_112_332
においてVPI/VCI値=VPe/VCeで使用する
帯域をトラヒックタイプ(CBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線12、VPI=VPe
およびVCI=VCeで参照される項目待機PVCの出
回線番号である回線11、VPI=VPdおよびVCI=
VCdを記入する。
【0070】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線11(リンク_222_111にお
いてVPI=VPd、VCI=VCdを使用)および回線
12(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=
VCeを使用)において指定されたVPIおよびVCI
のリソースを使用中に書き換える。
【0071】(トラヒックタイプが帯域非保証型の場合
のPVCの設定) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)では、図10(a)に示す第2PVC管理テーブ
ルに基づいてPVCの設定を行い、回線21と回線23
との間にトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パ
ラメータに基づいて帯域を確保して通常PVCを設定す
るとともに、回線21と回線22との間には帯域を確保
しないで待機PVCを設定する。
【0072】ATM交換機100(2)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線21
に接続されているリンク_A_221においてVPI/VCI
値=VPa/VCaで使用する帯域の確保を要求し、回
線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶さ
れている帯域管理表を参照してリンク_A_221においてV
PI/VCI値=VPa/VCaで使用する帯域をトラ
ヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラメータに基
づいて確保し、ATMコネクション管理部112は、A
TMコネクション記憶部122に記憶されているATM
側PVC管理表の回線21、VPI=VPaおよびVC
I=VCaで参照される項目に通常PVCの出回線番号
である回線23、VPI=VPcおよびVCI=VCc
と、待機PVCの出回線番号である回線22、VPI=
VPdおよびVCI=VCdとを記入する。
【0073】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線22に接続されているリンク_222_111においてVPI
/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域の確保を要
求を行わないで、ATMコネクション記憶部122に記
憶されているATM側PVC管理表の回線22、VPI
=VPdおよびVCI=VCdで参照される項目に待機P
VCの出回線番号である回線21、VPI=VPaおよ
びVCI=VCaを記入する。
【0074】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線23に接続されているリンク_223_331においてVPI
/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_223_331
においてVPI/VCI値=VPc/VCcで使用する
帯域をトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線23、VPI=VPc
およびVCI=VCcで参照される項目に通常PVCの
出回線番号である回線21、VPI=VPaおよびVC
I=VCaを記入する。
【0075】次にATM交換機100(2)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)、回線22
(リンク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VC
dを使用)および回線23(リンク_223_331においてV
PI=VPc、VCI=VCcを使用)において指定され
たVPIおよびVCIのリソースを使用中に書き換え
る。
【0076】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)では、図10(b)に示す第2PV
C管理テーブルに基づいてPVCの設定を行い、回線3
1と回線33との間にトラヒックタイプ(UBR)およ
び帯域指定パラメータに基づいて帯域を確保して通常P
VCを設定するとともに、回線32と回線33との間に
は帯域を確保しないで待機PVCを設定する。
【0077】ATM交換機100(3)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線31
に接続されているリンク_223_331においてVPI/VC
I値=VPc/VCcで使用する帯域の確保を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表を参照してリンク_223_331におい
てVPI/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域を
トラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラメータ
に基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線31、VPI=VPcおよ
びVCI=VCcで参照される項目に通常PVCの出回
線番号である回線33、VPI=VPbおよびVCI=V
Cbを記入する。
【0078】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線32に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保を要
求を行わないで、ATMコネクション記憶部122に記
憶されているATM側PVC管理表の回線32、VPI
=VPeおよびVCI=VCeで参照される項目に待機P
VCの出回線番号である回線33、VPI=VPbおよ
びVCI=VCbを記入する。
【0079】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線33に接続されているリンク_333_BにおいてVPI/
VCI値=VPb/VCbで使用する帯域の確保を要求
し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に
記憶されている帯域管理表を参照してリンク_333_Bにお
いてVPI/VCI値=VPb/VCbで使用する帯域
をトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラメー
タに基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線33、VPI=VPbおよ
びVCI=VCbで参照される項目に通常PVCの出回
線番号である回線31、VPI=VPcおよびVCI=V
Ccと、待機PVCの出回線番号である回線32、VP
I=VPeおよびVCI=VCeとを記入する。
【0080】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線31(リンク_223_331にお
いてVPI=VPc、VCI=VCcを使用)、回線32
(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=VC
eを使用)および回線33(リンク_333_BにおいてVP
I=VPb、VCI=VCbを使用)において指定された
VPIおよびVCIのリソースを使用中に書き換える。
【0081】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)では、図10(c)に示す第2PV
C管理テーブルに基づいてPVCの設定を行い、回線1
1と回線12との間には帯域を確保しないで待機PVC
を設定する。
【0082】ATM交換機100(1)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線11
に接続されているリンク_222_111においてVPI/VC
I値=VPd/VCdで使用する帯域の確保の要求を行
わないで、ATMコネクション記憶部122に記憶され
ているATM側PVC管理表の回線11、VPI=VP
dおよびVCI=VCdで参照される項目に待機PVC
の出回線番号である回線12、VPI=VPeおよびV
CI=VCeを記入する。
【0083】さらにATM交換機100(1)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線12に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保の要
求を行わないで、ATMコネクション記憶部122に記
憶されているATM側PVC管理表の回線12、VPI
=VPeおよびVCI=VCeで参照される項目に待機P
VCの出回線番号である回線11、VPI=VPdおよ
びVCI=VCdを記入する。
【0084】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線11(リンク_222_111にお
いてVPI=VPd、VCI=VCdを使用)および回線
12(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=
VCeを使用)において指定されたVPIおよびVCI
のリソースを使用中に書き換える。
【0085】(2)PVCの削除処理 PVCの削除処理は、PVC設定時に名付けたPVC名
を削除指示とともにユーザーインターフェース部211
で受け付けることにより開始され、削除指示およびPV
C名は、第1NMSコネクション管理部213に送信さ
れる。
【0086】第1NMSコネクション管理部213は、
第1NMSコネクション記憶部222に記憶されている
第1PVC管理テーブルを参照して入力されたPVC名
からPVCを削除する際に必要なATM交換機名とロー
カルPVC名とを特定し、引き続き以下に示す処理を行
う。
【0087】(図1(a)に示す端末Aと端末Bとの間に
設定されているPVCを削除する場合の削除処理) (運用系ルート側の削除処理)まず第1NMSコネクシ
ョン管理部213は、第2NMSコネクション管理部2
14に対してPVCac、PVCcbの削除要求を行
い、第1PVC管理テーブルのPVC種別が通常PVC
の欄を削除する。
【0088】(待機系ルート側の削除処理)まず第1N
MSコネクション管理部213は、第2NMSコネクシ
ョン管理部214に対してPVCad、PVCde、P
VCebの削除要求を行い、第1PVC管理テーブルの
PVC種別が待機PVCの欄を削除する。
【0089】次に第2NMSコネクション管理部214
は、第1NMSコネクション管理部213からの要求に
基づき、NMS通信制御部216、ATM通信制御部1
13を経由して各ATM交換機100(1)、(2)、(3)に
対しPVC削除要求を行うとともに、第2PVC管理テ
ーブルの内容を削除する。
【0090】(各ATM交換機における削除処理)各A
TM交換機100(1)、(2)、(3)のATMコネクション
管理部112は、第2NMSコネクション管理部214
からの削除要求に基づいてPVCの削除を行う。以下、
トラヒックタイプが帯域保証型のCBRの場合と、トラ
ヒックタイプが帯域非保証型のUBRの場合との削除処
理についてそれぞれ説明する。
【0091】(トラヒックタイプが帯域保証型の場合の
削除処理) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)では、回線21と回線23との間に確保した帯域
を解放して通常PVCを削除し、回線21と回線22と
の間に確保した帯域を解放して待機PVCを削除する。
【0092】ATM交換機100(2)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線21
に接続されているリンク_A_221においてVPI/VCI
値=VPa/VCaで使用する帯域の解放を要求し、回
線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶さ
れている帯域管理表において確保されているリンク_A_2
21においてVPI/VCI値=VPa/VCaで使用す
る帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線21、V
PI=VPaおよびVCI=VCaで参照される項目を削
除する。
【0093】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線22に接続されているリンク_222_111においてVPI
/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表において確保されているリ
ンク_222_111においてVPI/VCI値=VPd/VC
dで使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回
線22、VPI=VPdおよびVCI=VCdで参照され
る項目を削除する。
【0094】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線23に接続されているリンク_223_331においてVPI
/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表において確保されているリ
ンク_223_331においてVPI/VCI値=VPc/VC
cで使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回
線23、VPI=VPcおよびVCI=VCcで参照され
る項目を削除する。
【0095】次にATM交換機100(2)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)、回線22
(リンク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VC
dを使用)および回線23(リンク_223_331においてV
PI=VPc、VCI=VCcを使用)において指定され
たVPIおよびVCIのリソースを未使用中に書き換え
る。
【0096】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)では、回線31と回線33との間に
確保した帯域を解放して通常PVCを削除し、回線32
と回線33との間に確保した帯域を解放して待機PVC
を削除する。
【0097】ATM交換機100(3)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線31
に接続されているリンク_223_331においてVPI/VC
I値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表において確保されているリンク_2
23_331においてVPI/VCI値=VPc/VCcで使
用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線3
1、VPI=VPcおよびVCI=VCcで参照される項
目を削除する。
【0098】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線32に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表において確保されているリ
ンク_112_332においてVPI/VCI値=VPe/VC
eで使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回
線32、VPI=VPeおよびVCI=VCeで参照され
る項目を削除する。
【0099】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線33に接続されているリンク_333_BにおいてVPI/
VCI値=VPb/VCbで使用する帯域の解放を要求
し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に
記憶されている帯域管理表において確保されているリン
ク_333_BにおいてVPI/VCI値=VPb/VCbで
使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線3
3、VPI=VPbおよびVCI=VCbで参照される項
目を削除する。
【0100】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線31(リンク_223_331にお
いてVPI=VPc、VCI=VCcを使用)、回線32
(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=VC
eを使用)および回線33(リンク_333_BにおいてVP
I=VPb、VCI=VCbを使用)において指定された
VPIおよびVCIのリソースを未使用中に書き換え
る。
【0101】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)では、回線11と回線12との間に
確保した帯域を解放して待機PVCを削除する。
【0102】ATM交換機100(1)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線11
に接続されているリンク_222_111においてVPI/VC
I値=VPd/VCdで使用する帯域の解放を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表において確保されているリンク_2
22_111においてVPI/VCI値=VPd/VCdで使
用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線1
1、VPI=VPdおよびVCI=VCdで参照される項
目を削除する。
【0103】さらにATM交換機100(1)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線12に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表において確保されているリ
ンク_112_332においてVPI/VCI値=VPe/VC
eで使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回
線12、VPI=VPeおよびVCI=VCeで参照され
る項目を削除する。
【0104】次にATM交換機100(1)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線11(リンク_222_111にお
いてVPI=VPd、VCI=VCdを使用)および回線
12(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=
VCeを使用)において指定されたVPIおよびVCI
のリソースを未使用中に書き換える。
【0105】(トラヒックタイプが帯域非保証型の場合
の削除処理) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)では、回線21と回線23との間に確保した帯域
を解放して通常PVCを削除し、回線21と回線22と
の間の待機PVCを削除する。
【0106】ATM交換機100(2)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線21
に接続されているリンク_A_221においてVPI/VCI
値=VPa/VCaで使用する帯域の解放を要求し、回
線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶さ
れている帯域管理表において確保されているリンク_A_2
21においてVPI/VCI値=VPa/VCaで使用す
る帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線21、V
PI=VPaおよびVCI=VCaで参照される項目を削
除する。
【0107】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、ATM側PVC管理表の回
線22、VPI=VPdおよびVCI=VCdで参照され
る項目を削除する。
【0108】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線23に接続されているリンク_223_331においてVPI
/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表において確保されているリ
ンク_223_331においてVPI/VCI値=VPc/VC
cで使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回
線23、VPI=VPcおよびVCI=VCcで参照され
る項目を削除する。
【0109】次にATM交換機100(2)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線21(リンク_A_221におい
てVPI=VPa、VCI=VCaを使用)、回線22
(リンク_222_111においてVPI=VPd、VCI=VC
dを使用)および回線23(リンク_223_331においてV
PI=VPc、VCI=VCcを使用)において指定され
たVPIおよびVCIのリソースを未使用中に書き換え
る。
【0110】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)では、回線31と回線33との間に
確保した帯域を解放して通常PVCを削除し、回線32
と回線33との間の待機PVCを削除する。
【0111】ATM交換機100(3)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線31
に接続されているリンク_223_331においてVPI/VC
I値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表において確保されているリンク_2
23_331においてVPI/VCI値=VPc/VCcで使
用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線3
1、VPI=VPcおよびVCI=VCcで参照される項
目を削除する。
【0112】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、ATM側PVC管理表の回
線32、VPI=VPeおよびVCI=VCeで参照され
る項目を削除する。
【0113】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線33に接続されているリンク_333_BにおいてVPI/
VCI値=VPb/VCbで使用する帯域の解放を要求
し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に
記憶されている帯域管理表において確保されているリン
ク_333_BにおいてVPI/VCI値=VPb/VCbで
使用する帯域を解放し、ATM側PVC管理表の回線3
3、VPI=VPbおよびVCI=VCbで参照される項
目を削除する。
【0114】次にATM交換機100(3)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線31(リンク_223_331にお
いてVPI=VPc、VCI=VCcを使用)、回線32
(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=VC
eを使用)および回線33(リンク_333_BにおいてVP
I=VPb、VCI=VCbを使用)において指定された
VPIおよびVCIのリソースを未使用中に書き換え
る。
【0115】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)では、回線11と回線12との間の
待機PVCを削除する。
【0116】ATM交換機100(1)のATMコネクシ
ョン管理部112は、ATM側PVC管理表の回線1
1、VPI=VPdおよびVCI=VCdで参照される項
目を削除する。
【0117】さらにATM交換機100(1)のATMコ
ネクション管理部112は、ATM側PVC管理表の回
線12、VPI=VPeおよびVCI=VCeで参照され
る項目を削除する。
【0118】次にATM交換機100(1)のATMコネ
クション管理部112は、回線状態管理部111にVP
I/VCI使用管理表の書き換えを要求し、回線状態管
理部111は、回線状態管理部121に記憶されたVP
I/VCI使用管理表の回線11(リンク_222_111にお
いてVPI=VPd、VCI=VCdを使用)および回線
12(リンク_112_332においてVPI=VPe、VCI=
VCeを使用)において指定されたVPIおよびVCI
のリソースを未使用中に書き換える。
【0119】(3)PVCの迂回処理 (迂回処理の起動)PVCの迂回処理は、ATN交換機
100の回線状態管理部111による物理回線の回線障
害の検出もしくはATN交換機100のATMコネクシ
ョン管理部112によるPVC上のOAMセルによるP
VC障害の検出をトリガにして起動される。
【0120】(回線障害をトリガとした迂回処理の起
動)ATN交換機100の回線状態管理部111は、物
理回線の回線障害を検出すると、回線障害が発生した物
理回線を知らせる回線障害通知をNMS200のルーテ
ィング管理部212に送信する。ルーティング管理部2
12は、回線障害通知を受信するとルーティング記憶部
に記憶されているネットワーク接続関係情報を参照して
回線障害が発生した物理回線を含むルート名を特定し、
特定したルート名を第1NMSコネクション管理部21
3に通知する。第1NMSコネクション管理部213
は、第1NMSコネクション記憶部222に記憶されて
いる第1PVC管理テーブルを参照して、ルーティング
管理部212で特定されたルート名に設定されているP
VC名を特定するとともに通常PVCが設定されている
か否かを判別し、特定されたルート名に通常PVCが設
定されている場合に、特定したPVC名のPVCに対し
て迂回処理を起動する。
【0121】(PVC障害をトリガとした迂回処理の起
動)ATN交換機100のATMコネクション管理部1
12は、例えば警報表示信号(AIS)もしくは遠端受信
失敗信号(FERF)を受信し、PVC上のOAMセルによ
るPVC障害を検出すると、検出した障害情報をPVC
障害通知としてATM通信制御部113、NMS通信制
御部216を経由して、NMS200の障害管理部21
5に送信する。なお、PVC障害通知は、障害の種類特
定する識別子を有し、障害の発生したATM交換機名、
回線名、VPI、VCI値を含む。障害管理部215
は、障害情報の識別子により障害の種類を認識し、迂回
処理が必要な回線障害か否かを判別し、迂回処理が必要
な回線障害と判別した際には、PVC障害通知を第2N
MSコネクション管理部214に送信する。第2NMS
コネクション管理部214は、PVC障害通知を受信す
るとこの中に含まれる交換機名、回線名、VPI、VC
I値により、第2NMSコネクション記憶部223に記
憶されている第2PVC管理テーブルを参照して、障害
が発生したローカルPVC名を特定し、特定したローカ
ルPVC名を第1NMSコネクション管理部213に通
知する。第1NMSコネクション管理部213は、第1
NMSコネクション記憶部222に記憶されている第1
PVC管理テーブルを参照して、第2NMSコネクショ
ン管理部214で特定されたローカルPVC名が通常P
VCとして設定されているPVC名を特定し、特定した
PVC名のPVCに対して迂回処理を起動する。
【0122】(迂回処理の実行)第1NMSコネクショ
ン管理部213は、特定したPVC名に対応する第1P
VC管理テーブルにおけるPVC種別の通常PVCと待
機PVCとを入れ替え、第2NMSコネクション管理部
214に対して各ローカルPVC名毎にPVCの状態を
変更する指示を与える。
【0123】第2NMSコネクション管理部214は、
第1NMSコネクション管理部213の指示により、各
ローカルPVC名に対応する第2PVC管理テーブルに
おけるPVC種別の通常PVCと待機PVCとを入れ替
え、各ATM交換機100に対して各回線毎にPVCの
状態を変更する指示を与える。ここで第1NMSコネク
ション管理部213で特定されたPVC名が複数存在し
た場合には、登録されているトラヒックタイプに応じて
優先順位を設定して、優先順位の高いものから迂回処理
を実行する。優先順位は、例えば優先順位1:CBR、
優先順位2:rt−VBR、優先順位3:nrt−VB
R、優先順位4:ABR、優先順位5:UBRのように
設定されており、帯域保障型を帯域非保証型よりも優先
順位を高く設定している。
【0124】ATM交換機100のATMコネクション
管理部112は、ATMコネクション記憶部122に記
憶されているATM側PVC管理表におけるPVC種別
の通常PVCと待機PVCとを入れ替えるとともに、ト
ラヒックタイプが帯域非保証型の場合には回線状態記憶
部121に記憶されている帯域管理表において、通常P
VCにより確保されていた帯域を解放し、待機PVCの
帯域を確保する。
【0125】(図1(a)に示すPVCにおいて、AT
M交換機100(2)の回線23とATM交換機100(3)
の回線31との間の物理回線に障害が発生した場合の迂
回処理)ATN交換機100の回線状態管理部111
は、ATM交換機100(2)の回線23とATM交換機
100(3)の回線31との間の物理回線に障害が発生し
たことを検出すると、障害が発生したATM交換機10
0(2)の回線23とATM交換機100(3)の回線31と
の間の物理回線を知らせる回線障害通知をNMS200
のルーティング管理部212に送信する。ルーティング
管理部212は、回線障害通知を受信するとルーティン
グ記憶部に記憶されているネットワーク接続関係情報を
参照して回線障害が発生したATM交換機100(2)の
回線23とATM交換機100(3)の回線31との間の
物理回線を含むルート名、ルート名1を特定し、特定し
たルート名1を第1NMSコネクション管理部213に
通知する。第1NMSコネクション管理部213は、ル
ーティング管理部212で特定されたルート名1に設定
されているPVC名:PVC1を特定するとともに、第
1NMSコネクション記憶部222に記憶されている第
1PVC管理テーブルを参照して、通常PVCが設定さ
れているか否かを判別し、ルート名1には通常PVCが
設定されているので、PVC名:PVC1のPVCに対
して迂回処理を起動する。
【0126】(運用系ルート側の迂回処理)第1NMS
コネクション管理部213は、第2NMSコネクション
管理部214に対してローカルPVCacおよびローカ
ルPVCcbの状態変更要求を行うとともに、第1NM
Sコネクション記憶部222に記憶されている第1PV
C管理テーブルのPVC種別のローカルPVCacおよ
びローカルPVCcbに対応する欄を通常PVCから待
機PVCへと変更する。
【0127】第2NMSコネクション管理部214は、
第1NMSコネクション管理部213からのローカルP
VCacおよびローカルPVCcbに対する状態変更要
求に応じて、第2NMSコネクション記憶部223に記
憶されている第2PVC管理テーブルのPVC種別のロ
ーカルPVCacおよびローカルPVCcbに対応する
欄を通常PVCから待機PVCへと変更する。また、ト
ラヒックタイプが帯域非保証型の場合には、通常PVC
から待機PVCへの変更に伴い、パラメータの欄を帯域
確保から帯域未確保へと変更する。
【0128】(待機系ルート側の迂回処理)第1NMS
コネクション管理部213は、第2NMSコネクション
管理部214に対してローカルPVCad、ローカルP
VCdeおよびローカルPVCedの状態変更要求を行
うとともに、第1NMSコネクション記憶部222に記
憶されている第1PVC管理テーブルのPVC種別のロ
ーカルPVCad、ローカルPVCdeおよびローカル
PVCedに対応する欄を待機PVCから通常PVCへ
と変更する。
【0129】第2NMSコネクション管理部214は、
第1NMSコネクション管理部213からのローカルP
VCad、ローカルPVCdeおよびローカルPVCe
dに対する状態変更要求に応じて、第2NMSコネクシ
ョン記憶部223に記憶されている第2PVC管理テー
ブルのPVC種別のローカルPVCad、ローカルPV
CdeおよびローカルPVCedに対応する欄を待機P
VCから通常PVCへと変更する。また、トラヒックタ
イプが帯域非保証型の場合には、待機PVCから通常P
VCへの変更に伴い、パラメータの欄を帯域未確保から
帯域確保へと変更する。
【0130】これらの変更により、第1PVC管理テー
ブルは、図7(a)から図7(b)に変更され、トラヒ
ックタイプが帯域保証型のPVCの第2PVC管理テー
ブルは、図8から図9に変更され、トラヒックタイプが
帯域非保証型のPVCの第2PVC管理テーブルは、図
10から図11に変更される。
【0131】(各ATM交換機における迂回処理)各A
TM交換機のATMコネクション管理部112は、変更
された第2PVC管理テーブルに基づいて、迂回処理を
実行する。以下、トラヒックタイプが帯域保証型のCB
Rの場合と、トラヒックタイプが帯域非保証型のUBR
の場合とについてそれぞれ説明する。
【0132】(トラヒックタイプが帯域保証型の場合の
迂回処理) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)のATMコネクション管理部112は、図9
(a)に示す第2PVC管理テーブルに基づいてPVC
の変更を行い、回線21と回線23との間に設定した通
常PVCを待機PVCへと変更し、回線21と回線22
との間に設定した待機PVCを通常PVCへと変更す
る。
【0133】ATM側PVC管理表の回線21、VPI
=VPaおよびVCI=VCaで参照されるPVC種別の
欄の通常PVCと待機PVCとを入れ替える。すなわち
待機PVCの出回線番号を回線23、VPI=VPcお
よびVCI=VCcに変更し、通常PVCの出回線番号
を回線22、VPI=VPdおよびVCI=VCdに変更
する。
【0134】ATM側PVC管理表の回線23、VPI
=VPcおよびVCI=VCcで参照されるPVC種別の
欄の通常PVCを待機PVCに書き換える。すなわち待
機PVCの出回線番号を回線21、VPI=VPaおよ
びVCI=VCaにする。
【0135】ATM側PVC管理表の回線22、VPI
=VPdおよびVCI=VCdで参照されるPVC種別の
欄の待機PVCを通常PVCに書き換える。すなわち通
常PVCの出回線番号を回線21、VPI=VPaおよ
びVCI=VCaにする。
【0136】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)のATMコネクション管理部112
は、図9(b)に示す第2PVC管理テーブルに基づい
てPVCの変更を行い、回線31と回線33との間に設
定した通常PVCを待機PVCへと変更し、回線32と
回線33との間に設定した待機PVCを通常PVCへと
変更する。
【0137】ATM側PVC管理表の回線31、VPI
=VPcおよびVCI=VCcで参照されるPVC種別の
欄の通常PVCを待機PVCに書き換える。すなわち待
機PVCの出回線番号を回線33、VPI=VPbおよ
びVCI=VCbにする。
【0138】ATM側PVC管理表の回線32(VPI
=VPe、VCI=VCe)で参照されるPVC種別の欄
の待機PVCを通常PVCに書き換える。すなわち通常
PVCの出回線番号を回線33、VPI=VPbおよび
VCI=VCbにする。
【0139】ATM側PVC管理表の回線33、VPI
=VPbおよびVCI=VCbで参照されるPVC種別の
欄の通常PVCと待機PVCとを入れ替える。すなわち
待機PVCの出回線番号を回線31、VPI=VPcお
よびVCI=VCcに変更し、通常PVCの出回線番号
を回線32、VPI=VPeおよびVCI=VCeに変更
する。
【0140】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)のATMコネクション管理部112
は、図9(c)に示す第2PVC管理テーブルに基づい
てPVCの変更を行い、回線11と回線12との間に設
定した待機PVCを通常PVCへと変更する。
【0141】ATM側PVC管理表の回線11、VPI
=VPdおよびVCI=VCdで参照されるPVC種別の
欄の待機PVCを通常PVCに書き換える。すなわち通
常PVCの出回線番号を回線12、VPI=VPeおよ
びVCI=VCeにする。
【0142】ATM側PVC管理表の回線12、VPI
=VPeおよびVCI=VCeで参照されるPVC種別の
欄の待機PVCを通常PVCに書き換える。すなわち通
常PVCの出回線番号を回線11、VPI=VPdおよ
びVCI=VCdにする。
【0143】(トラヒックタイプが帯域非保証型の場合
の迂回処理) (ATM交換機100(2)において)ATM交換機10
0(2)のATMコネクション管理部112は、図11
(a)に示す第2PVC管理テーブルに基づいてPVC
の変更を行い、ATM交換機100(2)では、回線21
と回線23との間に設定されている通常PVCの帯域を
解放して待機PVCに変更し、回線21と回線22との
間にトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラメ
ータに基づいて帯域を確保して待機PVCから通常PV
Cに変更する。
【0144】ATM交換機100(2)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線21
に接続されているリンク_A_221においてVPI/VCI
値=VPa/VCaで使用する帯域の解放を要求し、回
線状態管理部111は、リンク_A_221においてVPI/
VCI値=VPa/VCaで使用する帯域を解放し、A
TMコネクション管理部112は、ATMコネクション
記憶部122に記憶されているATM側PVC管理表の
回線21、VPI=VPaおよびVCI=VCaで参照さ
れる項目の待機PVCの出回線番号を回線23、VPI
=VPcおよびVCI=VCcに変更する。そしてATM
交換機100(2)のATMコネクション管理部112
は、回線状態管理部111に回線21に接続されている
リンク_A_221においてVPI/VCI値=VPa/VC
aで使用する帯域の確保を要求し、回線状態管理部11
1は、回線状態記憶部121に記憶されている帯域管理
表を参照してリンク_A_221においてVPI/VCI値=
VPa/VCaで使用する帯域をトラヒックタイプ(U
BR)および帯域指定パラメータに基づいて再度確保
し、ATMコネクション管理部112は、ATMコネク
ション記憶部122に記憶されているATM側PVC管
理表の回線21、VPI=VPaおよびVCI=VCaで
参照される項目の通常PVCの出回線番号を回線22、
VPI=VPdおよびVCI=VCdに変更する。
【0145】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線22に接続されているリンク_222_111においてVPI
/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_222_111
においてVPI/VCI値=VPd/VCdで使用する
帯域をトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線22、VPI=VPd
およびVCI=VCdで参照される項目の通常PVCの
出回線番号を回線21、VPI=VPaおよびVCI=V
Caに変更する。
【0146】さらにATM交換機100(2)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線23に接続されているリンク_223_331においてVPI
/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要
求し、回線状態管理部111は、リンク_223_331におい
てVPI/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域を
解放し、ATMコネクション管理部112は、ATMコ
ネクション記憶部122に記憶されているATM側PV
C管理表の回線23、VPI=VPcおよびVCI=VC
cで参照される項目の待機PVCの出回線番号を回線2
1、VPI=VPaおよびVCI=VCaに変更する。
【0147】(ATM交換機100(3)において)AT
M交換機100(3)のATMコネクション管理部112
は、図11(b)に示す第2PVC管理テーブルに基づ
いてPVCの変更を行い、ATM交換機100(3)で
は、回線31と回線33との間に設定されている通常P
VCの帯域を解放して待機PVCに変更し、回線32と
回線33との間にトラヒックタイプ(UBR)および帯
域指定パラメータに基づいて帯域を確保して待機PVC
から通常PVCに変更する。
【0148】ATM交換機100(3)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線31
に接続されているリンク_223_331においてVPI/VC
I値=VPc/VCcで使用する帯域の解放を要求し、
回線状態管理部111は、リンク_223_331においてVP
I/VCI値=VPc/VCcで使用する帯域を解放
し、ATMコネクション管理部112は、ATMコネク
ション記憶部122に記憶されているATM側PVC管
理表の回線31、VPI=VPcおよびVCI=VCcで
参照される項目の待機PVCの出回線番号を回線33、
VPI=VPbおよびVCI=VCbに変更する。
【0149】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線32に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_112_332
においてVPI/VCI値=VPe/VCeで使用する
帯域をトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線32、VPI=VPe
およびVCI=VCeで参照される項目の通常PVCの
出回線番号を回線33、VPI=VPbおよびVCI=V
Cbに変更する。
【0150】さらにATM交換機100(3)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線33に接続されているリンク_333_BにおいてVPI/
VCI値=VPb/VCbで使用する帯域の解放を要求
し、回線状態管理部111は、リンク_333_BにおいてV
PI/VCI値=VPb/VCbで使用する帯域を解放
し、ATMコネクション管理部112は、ATMコネク
ション記憶部122に記憶されているATM側PVC管
理表の回線33、VPI=VPbおよびVCI=VCbで
参照される項目の待機PVCの出回線番号を回線31、
VPI=VPcおよびVCI=VCcに変更する。そして
ATM交換機100(2)のATMコネクション管理部1
12は、回線状態管理部111に回線33に接続されて
いるリンク_333_BにおいてVPI/VCI値=VPb/
VCbで使用する帯域の確保を要求し、回線状態管理部
111は、回線状態記憶部121に記憶されている帯域
管理表を参照してリンク_333_BにおいてVPI/VCI
値=VPb/VCbで使用する帯域をトラヒックタイプ
(UBR)および帯域指定パラメータに基づいて再度確
保し、ATMコネクション管理部112は、ATMコネ
クション記憶部122に記憶されているATM側PVC
管理表の回線33、VPI=VPbおよびVCI=VCb
で参照される項目の通常PVCの出回線番号を回線3
2、VPI=VPeおよびVCI=VCeに変更する。
【0151】(ATM交換機100(1)において)AT
M交換機100(1)のATMコネクション管理部112
は、図11(c)に示す第2PVC管理テーブルに基づ
いてPVCの変更を行い、ATM交換機100(1)で
は、回線11と回線12との間にトラヒックタイプ(U
BR)および帯域指定パラメータに基づいて帯域を確保
して待機PVCから通常PVCに変更する。
【0152】ATM交換機100(1)のATMコネクシ
ョン管理部112は、回線状態管理部111に回線11
に接続されているリンク_222_111においてVPI/VC
I値=VPd/VCdで使用する帯域の確保を要求し、
回線状態管理部111は、回線状態記憶部121に記憶
されている帯域管理表を参照してリンク_222_111におい
てVPI/VCI値=VPd/VCdで使用する帯域を
トラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラメータ
に基づいて確保し、ATMコネクション管理部112
は、ATMコネクション記憶部122に記憶されている
ATM側PVC管理表の回線11、VPI=VPdおよ
びVCI=VCdで参照される項目の通常PVCの出回
線番号を回線12、VPI=VPeおよびVCI=VCe
に変更する。
【0153】さらにATM交換機100(1)のATMコ
ネクション管理部112は、回線状態管理部111に回
線12に接続されているリンク_112_332においてVPI
/VCI値=VPe/VCeで使用する帯域の確保を要
求し、回線状態管理部111は、回線状態記憶部121
に記憶されている帯域管理表を参照してリンク_112_332
においてVPI/VCI値=VPe/VCeで使用する
帯域をトラヒックタイプ(UBR)および帯域指定パラ
メータに基づいて確保し、ATMコネクション管理部1
12は、ATMコネクション記憶部122に記憶されて
いるATM側PVC管理表の回線12、VPI=VPe
およびVCI=VCeで参照される項目の通常PVCの
出回線番号を回線11、VPI=VPdおよびVCI=V
Cdに変更する。
【0154】以上説明したように、本発明の実施の形態
によれば、トラヒックタイプが帯域保証型のPVCで
は、帯域を確保した待機ルートを設定するするため、Q
oSを考慮した迂回方法を採用でき、帯域保証型のPV
Cに対する待機後に割り当てられた物理回線のリソース
あふれを防止し、帯域保証型のPVCの再設定を確実に
行うことができるという効果を奏する。
【0155】また、迂回処理際の帯域保証型のPVCの
優先順位を帯域非保証型のPVCよりも高く設定するこ
とにより、QoSの高い帯域保証型PVCにおける再設
定をQoSの低い帯域非保証型のPVCにおける再設定
よりも優先的に行うことができるという効果を奏する。
【0156】なお、1本の物理回線が運用系、待機系の
2系統からなるような冗長化構成をとっており、運用系
および待機系の両方が正常な状態にある場合には、運用
系、待機系を含む二重障害発生時にATM交換機100
から発せられる二重回線障害通知により本実施の形態の
迂回処理を実行するように構成する。運用系のみ障害時
には、運用系から待機系への系切り換えが起動し、本実
施の形態の迂回処理を実行せず、待機系のみ障害時には
系切り換えは起動されず、且つ本実施の形態の迂回処理
を実行しないように構成する。なお、これらの処理を適
切に行うために、ATM交換機100とNMS200の
中のそれぞれの処理部はPVCの設定処理以前に該当回
線についての冗長構成情報について予め同期合わせを行
うとよい。
【0157】さらに本実施の形態では、運用系ルートで
障害が発生した際の迂回処理を説明したが、待機系ルー
トで障害発生した場合には、本実施例の待機系ルートの
登録処理と同様の動作で新たな第2待機ルートを設定す
ることもできる。
【0158】なお、本発明が上記各実施形態に限定され
ず、本発明の技術思想の範囲内において、各実施形態は
適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成
部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定され
ず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にす
ることができる。なお、各図において、同一構成要素に
は同一符号を付している。
【0159】
【発明の効果】本発明のATMネットワークシステムお
よびATMネットワークにおける固定型バーチャルコネ
クション設定方法は、トラヒックタイプが帯域保証型の
PVCでは、帯域を確保した待機ルートを設定するする
ため、QoSを考慮した迂回方法を採用でき、帯域保証
型のPVCに対する待機後に割り当てられた物理回線の
リソースあふれを防止し、帯域保証型のPVCの再設定
を確実に行うことができ、迂回処理際の帯域保証型のP
VCの優先順位を帯域非保証型のPVCよりも高く設定
することにより、QoSの高い帯域保証型PVCにおけ
る再設定をQoSの低い帯域非保証型のPVCにおける
再設定よりも優先的に行うことができるという効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るATMネットワークシステムの実
施の形態の構成を示す構成図である。
【図2】図1に示すATM交換機およびNMSの構成を
示すブロック図である。
【図3】図2に示すルーティング記憶部に記憶されてい
るネットワーク接続関係情報を説明するための図であ
る。
【図4】図2に示す回線状態記憶部に記憶されているV
PI/VCI使用管理表を説明するための図である。
【図5】図2に示す回線状態記憶部に記憶されている帯
域管理表を説明するための図である。
【図6】図2に示すATMコネクション記憶部に記憶す
るATM側PVC管理表を説明するための図である。
【図7】図2に示す第1NMSコネクション記憶部に記
憶する第1PVC管理テーブルを説明するための図であ
る。
【図8】図2に示す第2NMSコネクション記憶部に記
憶する第2PVC管理テーブルにおけるトラヒックタイ
プが帯域保証型のCBRでPVCが設定された通常時の
状態を説明するための図である。
【図9】図2に示す第2NMSコネクション記憶部に記
憶する第2PVC管理テーブルにおけるトラヒックタイ
プが帯域保証型のCBRでPVCが設定された迂回時の
状態を説明するための図である。
【図10】図2に示す第2NMSコネクション記憶部に
記憶する第2PVC管理テーブルにおけるトラヒックタ
イプが帯域非保証型のUBRでPVCが設定された通常
時の状態を説明するための図である。
【図11】図2に示す第2NMSコネクション記憶部に
記憶する第2PVC管理テーブルにおけるトラヒックタ
イプが帯域非保証型のUBRでPVCが設定された迂回
時の状態を説明するための図である。
【符号の説明】
100 ATM交換機 101 回線部 102 スイッチ部 110 ATM処理部 111 回線状態管理部 112 ATMコネクション管理部 113 ATM通信制御部 120 ATM記憶部 121 回線状態記憶部 122 ATMコネクション記憶部 200 ネットワーク管理装置(NMS) 210 NMS処理部 211 ユーザーインターフェース部 212 ルーティング管理部 213 第1NMSコネクション管理部 214 第2NMSコネクション管理部 215 障害管理部 216 NMS通信制御部 220 NMS記憶部 221 ルーティング記憶部 222 第1NMSコネクション記憶部 223 第2NMSコネクション記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−65686(JP,A) 特開 平8−181701(JP,A) 特開 平6−326704(JP,A) 特開 平11−284632(JP,A) 特開2000−59374(JP,A) 特開2000−59394(JP,A) 特開2000−69032(JP,A) 特開 平9−93260(JP,A) 特開 平11−355310(JP,A) 特開 平6−37783(JP,A) 特開 平10−13433(JP,A) 特開 平9−162874(JP,A) 特開2000−49819(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/56

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のATM交換機と、前記複数のAT
    M交換機に接続されている端末と、前記複数のATM交
    換機を管理するネットワーク管理装置とからなるATM
    ネットワークにおいて、前記端末間に固定型バーチャル
    コネクションを設定して前記端末間の情報伝達を行うA
    TMネットワークシステムであって、前記ネットワーク
    管理装置は、前記端末間の前記固定型バーチャルコネク
    ションの設定に際して、前記端末間を結ぶ第1ルート上
    に位置する前記ATM交換機と、前記端末間を結ぶ前記
    第1ルートと異なる第2ルート上に位置する前記ATM
    交換機とを特定するATM交換機特定手段と、 該ATM交換機特定手段により特定された前記第1ルー
    ト上に位置する前記ATM交換機に対して、通常使用す
    る第1固定型バーチャルコネクションの設定を指示する
    とともに、前記第2ルート上に位置する前記ATM交換
    機に対して、前記第1固定型バーチャルコネクションに
    不具合が生じた際に切り換えて使用する第2固定型バー
    チャルコネクションの設定を指示するコネクション管理
    手段と、トラヒックタイプを含む前記固定型バーチャル
    コネクションを設定するためのコネクション設定情報を
    受け付ける情報受付手段とを具備し、 前記ATM交換機は、前記コネクション管理手段からの
    指示により前記第1固定型バーチャルコネクションおよ
    び前記第2固定型バーチャルコネクションを設定するコ
    ネクション設定手段を具備し、 前記情報受付手段により受け付けた前記コネクション設
    定情報における前記トラヒックタイプの指定が帯域保証
    型の場合には、前記コネクション管理手段は、前記第1
    固定型バーチャルコネクションおよび前記第2固定型バ
    ーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプに
    基づく帯域の確保を前記第1ルートおよび前記第2ルー
    ト上に位置する前記ATM交換機に対して指示させ、 前記コネクション設定手段は、前記コネクション管理手
    段からの指示により前記第1固定型バーチャルコネクシ
    ョンおよび前記第2固定型バーチャルコネクションにお
    ける前記トラヒックタイプに基づく帯域を確保させ、 前記情報受付手段により受け付けた前記コネクション設
    定情報における前記トラヒックタイプの指定が帯域非保
    証型の場合には、前記コネクション管理手段は 、前記第
    2固定型バーチャルコネクションにおける前記トラヒッ
    クタイプに基づく帯域の確保を前記第2ルート上に位置
    する前記ATM交換機に対して指示させず、前記第1固
    定型バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタ
    イプに基づく帯域の確保を前記第1ルート上に位置する
    前記ATM交換機に対して指示させ、 前記コネクション設定手段は、前記コネクション管理手
    段からの指示により前記第2固定型バーチャルコネクシ
    ョンにおける前記トラヒックタイプに基づく帯域を確保
    させず、前記第1固定型バーチャルコネクションにおけ
    る前記トラヒックタイプに基づく帯域を確保させる こと
    を特徴とするATMネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記ATM交換機は、設定されている前
    記固定型バーチャルコネクションにおける障害の発生を
    検出してコネクション障害信号を出力するコネクション
    障害検出手段を具備し、 前記ネットワーク管理装置は、前記コネクション障害検
    出手段からの前記コネクション障害信号に基づいて前記
    障害の発生した前記固定型バーチャルコネクションを特
    定するコネクション特定手段と、 該コネクション特定手段により特定した前記固定型バー
    チャルコネクションにおける前記第1固定型バーチャル
    コネクションと前記第2固定型バーチャルコネクション
    との入れ替えを前記第1ルートおよび前記第2ルート上
    に位置する前記ATM交換機に対して指示するコネクシ
    ョン迂回指示手段とを具備し、 前記コネクション設定手段は、前記コネクション迂回指
    示手段からの指示により前記第1固定型バーチャルコネ
    クションと前記第2固定型バーチャルコネクションとを
    入れ替えさせることを特徴とする請求項1記載のATM
    ネットワークシステム。
  3. 【請求項3】 前記ATM交換機は、前記複数のATM
    交換機間を接続する回線の障害の発生を検出して回線障
    害信号を出力する回線障害検出手段を具備し、 前記コネクション特定手段は、前記回線障害検出手段か
    らの前記回線障害信号に基づいて前記障害の発生した前
    記回線の影響を受ける前記固定型バーチャルコ ネクショ
    ンを特定させることを特徴とする請求項2記載のATM
    ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記コネクション特定手段により特定し
    た前記固定型バーチャルコネクションが複数存在する場
    合には、前記コネクション迂回指示手段は、前記固定型
    バーチャルコネクションのトラヒックタイプに応じて優
    先順位を付けて優先順位の高い前記固定型バーチャルコ
    ネクションから前記入れ替えを指示させることを特徴と
    する請求項2又は3記載のATMネットワークシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記コネクション迂回指示手段は、前記
    帯域保証型の前記トラヒックタイプの前記固定型バーチ
    ャルコネクションの優先順位を前記帯域非保証型の前記
    トラヒックタイプの前記固定型バーチャルコネクション
    よりも高く設定させることを特徴とする請求項2乃至4
    のいずれかに記載のATMネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 前記コネクション特定手段により特定し
    た前記固定型バーチャルコネクションの前記トラヒック
    タイプが前記帯域保証型の場合には、前記コネクション
    迂回指示手段は、前記第1固定型バーチャルコネクショ
    ンにおける前記トラヒックタイプに基づいて確保されて
    いる帯域の解放を前記第1ルート上に位置する前記AT
    M交換機に対して指示させるとともに、前記第2固定型
    バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプ
    に基づく帯域の確保を前記第2ルート上に位置する前記
    ATM交換機に対して指示させ、 前記コネクション設定手段は、前記コネクション迂回指
    示手段からの指示により前記第1固定型バーチャルコネ
    クションにおける前記トラヒックタイプに基づいて確保
    されている帯域を解放させるとともに、前記第2固定型
    バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプ
    に基づく帯域を確保させることを特徴とする請求項2乃
    至5のいずれかに記載のATMネットワークシステム。
  7. 【請求項7】 前記ネットワーク管理装置は、設定する
    前記固定型バーチャルコネクションの前記第1ルートお
    よび前記第2ルート上に位置する前記ATM交換機内の
    ローカル固定型バーチャルコネクションを定義するコネ
    クション管理テーブルを作成するコネクション管理テー
    ブル作成手段を具備し、 前記コネクション管理手段は、前記コネクション管理テ
    ーブル作成手段により 作成された前記コネクション管理
    テーブルに基づいて前記第1固定型バーチャルコネクシ
    ョンおよび前記第2固定型バーチャルコネクションの設
    定を前記第1ルートおよび前記第2ルート上に位置する
    前記ATM交換機に対して指示させることを特徴とする
    請求項2乃至6のいずれかに記載のATMネットワーク
    システム。
  8. 【請求項8】 前記コネクション特定手段は、前記コネ
    クション管理テーブル作成手段により作成された前記コ
    ネクション管理テーブルに基づいて前記障害の発生した
    前記固定型バーチャルコネクションもしくは前記障害の
    発生した前記回線により影響を受ける前記固定型バーチ
    ャルコネクションを特定させることを特徴とする請求項
    記載のATMネットワークシステム。
  9. 【請求項9】 複数のATM交換機と、前記複数のAT
    M交換機に接続されている端末と、前記複数のATM交
    換機を管理するネットワーク管理装置とからなるATM
    ネットワークにおいて、前記端末間に固定型バーチャル
    コネクションを設定して前記端末間の情報伝達を行うA
    TMネットワークにおける固定型バーチャルコネクショ
    ン設定方法であって、 前記ネットワーク管理装置、前記端末間の前記固定型バ
    ーチャルコネクションの設定に際して、前記端末間を結
    ぶ第1ルート上に位置する前記ATM交換機と、前記端
    末間を結ぶ前記第1ルートと異なる第2ルート上に位置
    する前記ATM交換機とを特定し、 前記特定された前記第1ルート上に位置する前記ATM
    交換機に対して、通常使用する第1固定型バーチャルコ
    ネクションを設定し、 前記特定された前記第2ルート上に位置する前記ATM
    交換機に対して、前記第1固定型バーチャルコネクショ
    ンに不具合が生じた際に切り換えて使用する第2固定型
    バーチャルコネクションを設定し、 トラヒックタイプを含む前記固定型バーチャルコネクシ
    ョンを設定するためのコネクション設定情報を受け付
    け、 前記受け付けた前記コネクション設定情報における前記
    トラヒックタイプの指定が帯域保証型の場合には、前記
    第1固定型バーチャルコネクションおよび前記第2固定
    型バーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイ
    プに基づく帯域 を確保し、 前記受け付けた前記コネクション設定情報における前記
    トラヒックタイプの指定が帯域非保証型の際には、前記
    第2固定型バーチャルコネクションにおける前記トラヒ
    ックタイプに基づく帯域を確保せず、前記第1固定型バ
    ーチャルコネクションにおける前記トラヒックタイプに
    基づく帯域を確保することを特徴とするATMネットワ
    ークにおける固定型バーチャルコネクション設定方法。
  10. 【請求項10】 設定されている前記固定型バーチャル
    コネクションにおける障害の発生を検出し、 該検出により前記障害の発生した前記固定型バーチャル
    コネクションを特定し、 該特定した前記固定型バーチャルコネクションにおける
    前記第1固定型バーチャルコネクションと前記第2固定
    型バーチャルコネクションとを入れ替えることを特徴と
    する請求項9記載のATMネットワークにおける固定型
    バーチャルコネクション設定方法。
  11. 【請求項11】 前記複数のATM交換機間を接続する
    回線の障害の発生を検出し、 該検出により前記障害の発生した前記回線の影響を受け
    る前記固定型バーチャルコネクションを特定し、 該特定した前記固定型バーチャルコネクションにおける
    前記第1固定型バーチャルコネクションと前記第2固定
    型バーチャルコネクションとを入れ替えることを特徴と
    する請求項10記載のATMネットワークにおける固定
    型バーチャルコネクション設定方法。
  12. 【請求項12】 前記特定した前記固定型バーチャルコ
    ネクションが複数存在する場合には、前記固定型バーチ
    ャルコネクションのトラヒックタイプに応じて優先順位
    を付けて優先順位の高い前記固定型バーチャルコネクシ
    ョンから前記第1固定型バーチャルコネクションと前記
    第2固定型バーチャルコネクションとを入れ替えること
    を特徴とする請求項10又は11記載のATMネットワ
    ークにおける固定型バーチャルコネクション設定方法。
  13. 【請求項13】 前記帯域保証型の前記トラヒックタイ
    プの前記固定型バー チャルコネクションの優先順位を前
    記帯域非保証型の前記トラヒックタイプの前記固定型バ
    ーチャルコネクションよりも高く設定することを特徴と
    する請求項10乃至12のいずれかに記載のATMネッ
    トワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方
    法。
  14. 【請求項14】 前記特定した前記固定型バーチャルコ
    ネクションの前記トラヒックタイプが前記帯域保証型の
    場合には、前記第1固定型バーチャルコネクションにお
    ける前記トラヒックタイプに基づく帯域を解放し、前記
    第2固定型バーチャルコネクションにおける前記トラヒ
    ックタイプに基づく帯域を確保することを特徴とする請
    求項10乃至13のいずれかに記載のATMネットワー
    クにおける固定型バーチャルコネクション設定方法。
  15. 【請求項15】 設定する前記固定型バーチャルコネク
    ションの前記第1ルートおよび前記第2ルート上に位置
    する前記ATM交換機内のローカル固定型バーチャルコ
    ネクションを定義するコネクション管理テーブルを作成
    し、 該作成した前記コネクション管理テーブルに基づいて前
    記第1固定型バーチャルコネクションおよび前記第2固
    定型バーチャルコネクションを設定することを特徴とす
    る請求項10乃至14のいずれかに記載のATMネット
    ワークにおける固定型バーチャルコネクション設定方
    法。
  16. 【請求項16】 前記作成した前記コネクション管理テ
    ーブルに基づいて前記障害の発生した前記固定型バーチ
    ャルコネクションもしくは前記障害の発生した前記回線
    により影響を受ける前記固定型バーチャルコネクション
    を特定することを特徴とする請求項15記載のATMネ
    ットワークにおける固定型バーチャルコネクション設定
    方法。
  17. 【請求項17】 請求項9乃至16のいずれかに記載の
    ATMネットワークにおける固定型バーチャルコネクシ
    ョン設定方法を実行可能なプログラムが記憶されている
    記憶媒体。
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