JPH09307417A - 操作パネルおよび制御装置 - Google Patents

操作パネルおよび制御装置

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JPH09307417A
JPH09307417A JP8152791A JP15279196A JPH09307417A JP H09307417 A JPH09307417 A JP H09307417A JP 8152791 A JP8152791 A JP 8152791A JP 15279196 A JP15279196 A JP 15279196A JP H09307417 A JPH09307417 A JP H09307417A
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JP
Japan
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contact
contact state
transparent electrode
counter
operation panel
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Pending
Application number
JP8152791A
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English (en)
Inventor
Ryoji Hayashi
良二 林
Tetsuya Kawakami
哲也 川上
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Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タッチパネルの誤操作を防止する。 【解決手段】 互いに対面した透明電極の接触又は非接
触状態に応じてオン又はオフ信号を出力するスイッチを
備えた操作パネルにおいて、前記スイッチは、前記透明
電極の接触又は非接触状態が規定時間安定して継続した
ときに、前記オン又はオフ信号を出力する出力手段を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器のインターフ
ェースとして使用される操作パネル及び機器の制御装置
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、機器のインターフェースとして使
用される操作パネルには、タッチキータイプのスイッチ
が多く採用されており、このタッチキータイプのスイッ
チのうち、一般的なものが透明電極接点タイプである。
この透明電極接点タイプとは、図3に示すように、上部
透明電極、周辺スペーサ、下部透明電極を層状に構成し
たものであり、このうち上部透明電極と下部透明電極と
を接触させるとオン信号を出力する(図3のON時参
照)。逆に、上部透明電極と下部透明電極とを接触させ
なければオフ信号を出力する(図3のOFF時参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の透明電極接点
タイプでは、上部透明電極と下部透明電極とを接触させ
た時の「接触させた」という感触(以下「クリック感」
という)が少なくわずかな力で接触することに起因し
て、上部透明電極と下部透明電極とを1回だけ接触させ
たいときにも、実際には2回も接触させてしまい、機器
を誤動作させてしまうという問題が新たに提案されてい
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた第一の発明の操作パネルは、互いに対面した
透明電極の接触又は非接触状態に応じてオン又はオフ信
号を出力するスイッチを備えた操作パネルにおいて、前
記スイッチは、前記透明電極の接触又は非接触状態が規
定時間安定して継続したときに、前記オン又はオフ信号
を出力する出力手段を備える。
【0005】第一の発明の操作パネルによれば、透明電
極の接触又は非接触状態が規定時間安定して継続したと
きに、オン又はオフ信号を出力するため、意図しない2
度の接触が生じても、その接触を無視することができる
ので、機器の誤動作を回避できる。
【0006】また、前記接触状態の規定時間を前記非接
触状態の規定時間よりも短くした場合には、機器の応答
性を悪化させることを回避できる。なぜなら、操作パネ
ルは、通常接触状態でオン信号を出力し、通常機器の動
作を開始させることを行うので、接触状態の規定時間を
長くすると、それだけ機器の応答性が悪化するからであ
る。
【0007】さらに、前記出力手段は、前記オン又はオ
フ信号を出力するときに、その旨を報知するための報知
音をも発音する場合には、オン又はオフ信号を出力した
ことを操作者に認知させることができるので、使い勝手
が向上し、有効である。
【0008】上記課題を解決するためになされた第二の
発明の制御装置は、互いに対面した透明電極の接触又は
非接触状態に応じて機器の動作を変更させる制御装置に
おいて、前記透明電極の接触又は非接触状態を検出し、
同透明電極の接触又は非接触状態が規定時間安定して継
続したか否かを判定する判定手段と、同判定手段の判定
結果が肯定的であるときに、前記機器の動作を変更させ
る変更手段と、を備える。
【0009】第二の発明の制御装置によれば、透明電極
の接触又は非接触状態が規定時間安定して継続したとき
に、オン又はオフ信号を出力するため、意図しない2度
の接触が生じても、その接触を無視することができるの
で、機器の誤動作を回避できる。
【0010】また、前記接触状態の規定時間を前記非接
触状態の規定時間よりも短くした場合には、機器の応答
性を悪化させることを回避できる。なぜなら、操作パネ
ルは、通常接触状態でオン信号を出力し、通常機器の動
作を開始させることを行うので、接触状態の規定時間を
長くすると、それだけ機器の応答性が悪化するからであ
る。
【0011】さらに、前記判定手段は、前記オン又はオ
フ信号を出力するときに、その旨を報知するための報知
音をも発音する場合には、オン又はオフ信号を出力した
ことを操作者に認知させることができるので、使い勝手
が向上し、有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成を一層
明らかにするために、以下本発明の好適な実施の形態に
ついて説明する。図1に、浴室に設置された気泡発生浴
槽10の外観図を示す。図に示すように、気泡発生浴槽
10の内壁には、吸込口12、背側噴出口14、足側噴
出口16、入浴者が肘を置くための肘置部18と、入浴
者が気泡発生浴槽10から出るときの補助のための手摺
り20が配設されている。さらに、この気泡発生浴槽1
0に動作指令を行うための操作パネル22が浴室の壁に
取り付けられている。
【0013】図2に、気泡発生浴槽10とその周辺装置
のブロック図を示す。気泡発生浴槽10の吸込口12、
背側噴出口14、足側噴出口16からは、それぞれ接続
管24、26、28が延出されており、これらの接続管
24、26、28の他端には、気泡発生機30が接続さ
れている。なお、これらの接続管24、26、28に
は、それぞれ図に示す方向に逆止弁32、34、36が
付加されている。また、接続管24から分岐した配管3
8は、湯浄化機40を接続して接続管28に回帰する閉
回路を形成している。この配管38にも図に示す方向に
逆止弁42が付加されている。さらに、接続管24から
は、配管44も分岐しており、給湯機50を接続して接
続管26に回帰する閉回路を形成している。この配管4
4にも図に示す方向に逆止弁52が付加されている。
【0014】さて上記にように接続された気泡発生機3
0、湯浄化機40、給湯機50は、これらの機器が内蔵
するコントローラ60、62、64によって動作する
が、その動作の指令は、コントローラ60、62、64
と電線66によって接続された操作パネル22によって
行われる。
【0015】操作パネル22上には、運転入切スイッ
チ、浄化スイッチ、ブロースイッチ、タッチパネルが配
設されている。タッチパネルには、透明電極接点タイプ
が用いられている。
【0016】この透明電極接点タイプとは、図3に示す
ように、上部透明電極100、周辺スペーサ104、下
部透明電極102を層状に構成したものであり、このう
ち上部透明電極と下部透明電極とが接触することによ
り、スイッチがオンされる。
【0017】また、上部透明電極100と下部透明電極
102とのそれぞれ外側表面には、PET(ポリエステ
ル)等の材質からなる上側表面基板106と、ガラスか
らなる下側表面基盤108とが配設されている。
【0018】図3のうち、図3(a)は、人の指による
指圧が弱いため、上部透明電極100と下部透明電極1
02とが、周辺スペーサ104によって隔離された、い
わゆる非接触である様子を示している。
【0019】一方、図3(b)は、人の指による指圧が
強いため、上部透明電極100と下部透明電極102と
が、周辺スペーサ104によって隔離状態を打破した、
いわゆる接触である様子を示している。
【0020】次に、操作パネル22に接続された給湯機
コントローラ64により実行されるスイッチ受付け判定
処理について、図4を用いて説明する。
【0021】図4に示すフローチャートは、所定時間毎
(たとえば、30msec)毎に割り込み処理にて実行
される。まず、ステップS10にて、上部透明電極10
0と下部透明電極102とが接触している否かが判定さ
れる。この判定の結果、接触していると判定されたとき
には、ステップS12に進んで、カウンタCをインクリ
メントし、さらにステップS14に進んでカウンタAを
クリアーする。なお、ここで、カウンタCは、接触状態
の継続時間を計測するためのものであり、カウンタA
は、非接触状態の継続時間を計測するためのものであ
る。
【0022】さらに、ステップS16に進んで、カウン
タCが5以上か否かが判定される。この判定の結果、5
以上であると判定されたときには、ステップS18に進
んでオン入力を確定させ、さらにステップS20に進ん
でカウンタCをクリアーして、本ルーチンを一旦終了す
る。一方、ステップS16にて5以上でないと判定され
た場合には、ステップS10に戻る。
【0023】一方、ステップS10にて、接触していな
いと判定されたときには、ステップS22に進んで、カ
ウンタAをインクリメントし、ステップS24に進ん
で、カウンタCをクリアーする。さらに、ステップS2
6では、カウンタAが10以上であるか否かが判定され
る。この判定の結果、10以上であると判定されたとき
には、ステップS28に進んで、オフ入力を確定し、さ
らに、ステップS30にてカウンタAをクリアーして本
ルーチンを終了する。一方、ステップS26にてカウン
タAが10以上でないと判定されたときには、ステップ
S10に戻る。
【0024】本ルーチンでは、上部透明電極100と下
部透明電極102との接触状態が安定したときのみ、オ
ン入力またはオフ入力を確定するため、使用者の意図し
ない2度押しを無視することができ、その結果機器の誤
動作を防止することができる。
【0025】また、接触状態の規定時間を非接触状態の
規定時間よりも短くした場合には、機器の応答性を悪化
させることを回避できる。なぜなら、操作パネルは、通
常接触状態でオン信号を出力し、通常機器の動作を開始
させることを行うので、接触状態の規定時間を長くする
と、それだけ機器の応答性が悪化するからである。
【0026】なお、透明電極接点タイプを使用した場合
は、光学式タッチパネルのように水を被ってもスイッチ
がオンされることがないため、気泡発生装置、温水洗浄
装置等の水を使用する装置には好適である。
【0027】本発明は、上記実施の態様に限られるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変
形が可能である。
【0028】(1)上記実施形態では、操作パネルを気
泡発生浴槽に適用したものであったが、これに限らず、
人体の局部に洗浄水を吐出する温水洗浄装置に適用して
もよい。この場合、誤操作による洗浄水の吐出によっ
て、使用者の衣服や床が濡れることが回避できるため、
有効である。
【0029】(2)また、図4のフローチャート中、ス
テップS18及びステップS28にてオン又はオフ入力
が確定したと同時に、その旨を報知するための音を発生
させてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、浴室に設置された気泡発生浴槽10の
外観図を示す。
【図2】図2は、気泡発生浴槽10とその周辺装置のブ
ロック図を示す。
【図3】図3は、タッチパネルの透明電極の接触/非接
触状態を示す。
【図4】図4は、スイッチの受付け処理のフローチャー
トを示す。
【符号の説明】
10…気泡発生浴槽 12…吸込口 14…背側噴出口 16…足側噴出口 18…肘置部 22…操作パネル 24…接続管 26…接続管 28…接続管 30…気泡発生機 32…逆止弁 38…配管 40…湯浄化機 42…逆止弁 44…配管 50…給湯機 52…逆止弁 60…コントローラ 64…給湯機コントローラ 66… 電線 100… 上部透明電極 102…下部透明電極 104…周辺スペーサ 106… 上側表面基板 108… 下側表面基盤

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対面した透明電極の接触又は非接
    触状態に応じてオン又はオフ信号を出力するスイッチを
    備えた操作パネルにおいて、 前記スイッチは、前記透明電極の接触又は非接触状態が
    規定時間安定して継続したときに、前記オン又はオフ信
    号を出力する出力手段を備えたことを特徴とする操作パ
    ネル。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の操作パネルにおいて、 前記接触状態の規定時間を前記非接触状態の規定時間よ
    りも短くしたことを特徴とする操作パネル。
  3. 【請求項3】 請求項1乃至2記載の操作パネルにおい
    て、 前記出力手段は、前記オン又はオフ信号を出力するとき
    に、その旨を報知するための報知音をも発音することを
    特徴とする操作パネル。
  4. 【請求項4】 互いに対面した透明電極の接触又は非接
    触状態に応じて機器の動作を変更させる制御装置におい
    て、 前記透明電極の接触又は非接触状態を検出し、同透明電
    極の接触又は非接触状態が規定時間安定して継続したか
    否かを判定する判定手段と、 同判定手段の判定結果が肯定的であるときに、前記機器
    の動作を変更させる変更手段と、を備えたことを特徴と
    する制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の制御装置において、 前記接触状態の規定時間を前記非接触状態の規定時間よ
    りも短くしたことを特徴とする制御装置。
  6. 【請求項6】 請求項4乃至5記載の制御装置におい
    て、 前記判定手段は、判定結果が肯定的であるときに、その
    旨を報知するための報知音をも発音することを特徴とす
    る制御装置。
JP8152791A 1996-05-10 1996-05-10 操作パネルおよび制御装置 Pending JPH09307417A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012068884A (ja) * 2010-09-22 2012-04-05 Kyocera Corp 電子機器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6181020A (ja) * 1984-09-28 1986-04-24 Fujitsu Ltd ノイズ吸収回路
JPS6337710A (ja) * 1986-07-31 1988-02-18 Rohm Co Ltd 不要信号による誤動作防止回路
JPH04207713A (ja) * 1990-11-30 1992-07-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd タッチセンサ装置

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