JPH09306996A - 平坦化パターンの生成方法、平坦化パターンの生成装置及び半導体集積回路装置 - Google Patents

平坦化パターンの生成方法、平坦化パターンの生成装置及び半導体集積回路装置

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JPH09306996A
JPH09306996A JP9048838A JP4883897A JPH09306996A JP H09306996 A JPH09306996 A JP H09306996A JP 9048838 A JP9048838 A JP 9048838A JP 4883897 A JP4883897 A JP 4883897A JP H09306996 A JPH09306996 A JP H09306996A
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英則 柴田
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  • Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 生成させた平坦化パターンが配線パターンの
レイアウト設計のデザインルールを満たすと共に、平坦
化パターンの図形数やデータ量を抑制する。 【解決手段】 配線パターンを所定量だけ拡大して拡大
配線パターンを生成した後、方形の集合よりなる第1の
ダミー元パターンから拡大配線パターンとの重なり部分
を削除してダミーパターンを生成する。ダミーパターン
を所定量Cだけ縮小して縮小ダミーパターン14を生成
した後、縮小ダミーパターン14を所定量Cだけ拡大し
て平坦化パターン15を生成する。配線パターン11と
平坦化パターン15とを合成して、(c)に示すような
最終パターンを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LSI等の半導体
集積回路装置内に形成される配線層を多層化するに際
し、配線層を平坦化するための平坦化パターンを簡易に
生成させる方法及び装置、並びに前記の平坦化パターン
の生成方法を用いて製造される半導体集積回路装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、超LSIの高集積化のために配線
層の多層化が行なわれている。
【0003】しかしながら、配線層を多層化すると、下
層の配線パターンの凸凹部が該下層の配線パターンが形
成される配線層の上に形成される層間絶縁膜にも影響を
及ぼすので層間絶縁膜にも凸凹部が現れる。層間絶縁膜
における凸凹部は、上層の配線層の形成時にステップカ
バレージ不良(マスクを用いるパターン露光時に、ウエ
ハ上に焦点深度以上の段差が生じることに起因する焼き
付けミス)を発生させ、これにより、配線層に断線や不
良等の不具合が生じてしまう。このため、層間絶縁膜の
表面の平坦化は、信頼性の高い多層配線構造を実現する
上で必要な技術となっている。
【0004】従来の層間絶縁膜の平坦化の代表的な技術
として、樹脂塗布法等が用いられてきたが、この方法
は、十分な平坦化が得られないという問題がある。そこ
で、配線同士の隙間部にCAD技術を用いて平坦化パタ
ーン(補助パターン)を生成することにより、層間絶縁
膜の平坦化を行なう方法が提案されている。
【0005】CAD技術を用いる平坦化パターンの生成
方法としては、例えば、特開平5−267460号に示
されるものが知られている。
【0006】以下、図面を参照しながら、従来の平坦化
パターンの生成方法について説明する。図41(a)〜
(d)及び図42(a)(b)は、LSI信号を伝搬さ
せるための配線パターンの近傍に、従来の平坦化パター
ンの生成方法により平坦化パターンを生成させる方法に
ついて説明する工程図である。
【0007】まず、図41(a)に示す配線パターン1
を反転処理して、図41(b)に示す反転配線パターン
2を生成した後、該反転配線パターン2を縮小する図形
縮小処理を行なって図41(c)に示すような縮小反転
配線パターン3を生成する。この場合、反転配線パター
ン2を縮小する量は、図41(a)に示すチップ平面に
おける配線パターン1同志の距離のうち最小の距離と同
程度とする。
【0008】次に、図41(d)に示すような、単純図
形を繰り返し配置した図形パターンであるダミー元パタ
ーン5を生成した後、縮小反転配線パターン3とダミー
元パターン5との図形論理差演算を行なって、図42
(a)に示すような、平坦化パターン6を生成する。そ
の後、配線パターン1と平坦化パターン6との図形論理
和演算を行なって、図42(b)に示すような最終パタ
ーンを生成する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
平坦化パターン生成方法によると、配線パターン1の近
傍に生成された平坦化パターン6の中には、配線パター
ン1とダミー元パターン5との位置関係により、ダミー
元パターン5の当初の形状を維持しない、つまりダミー
元パターン5の形状から大きく縮小した微小平坦化パタ
ーン6aが生成されてしまうことがあり、微小平坦化パ
ターン6aの中には、配線パターン1のレイアウト設計
のデザインルールを満たさない微小なものが存在すると
いう問題がある。
【0010】また、平坦化パターン6を生成させた結
果、平坦化パターン6の図形数が膨大になり、データ量
が増加するという問題もある。
【0011】前記に鑑み、本発明は、生成させた平坦化
パターンが配線パターンのレイアウト設計のデザインル
ールを満たすと共に、平坦化パターンの図形数やデータ
量を抑制することができるような、平坦化パターンの生
成方法及び装置並びに半導体集積回路装置を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の平坦
化パターンの生成方法は、配線層における配線パターン
が形成される配線パターン形成領域から所定距離以上離
れた領域に単純図形の集合よりなるダミーパターンを生
成するダミーパターン生成工程と、ダミーパターンを縮
小した後、残存する図形パターンを拡大して平坦化パタ
ーンを生成する平坦化パターン生成工程とを備えてい
る。
【0013】第1の平坦化パターンの生成方法による
と、単純図形の集合よりなるダミーパターンを縮小した
後、残存する図形パターンを拡大して平坦化パターンを
生成するため、所定の大きさに満たない単純図形は縮小
工程により消滅してしまうので、平坦化パターンは、所
定の大きさ以上の単純図形のみによって構成される。
【0014】第1の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミーパターン生成工程は、配線パターンを第1の
所定量だけ拡大して拡大配線パターンを生成する工程
と、単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
成する工程と、ダミー元パターンから拡大配線パターン
との重なり部分を削除する図形論理差演算処理によりダ
ミーパターンを生成する工程とを含み、平坦化パターン
生成工程は、ダミーパターンを第2の所定量だけ縮小し
て縮小ダミーパターンを生成する工程と、縮小ダミーパ
ターンを第2の所定量だけ拡大して平坦化パターンを生
成する工程とを含むことが好ましい。
【0015】第1の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミーパターン生成工程は、配線パターンを図形的
に反転させて反転配線パターンを生成する工程と、反転
配線パターンを第1の所定量だけ縮小して縮小反転配線
パターンを生成する工程と、単純図形を繰り返し配置し
てダミー元パターンを生成する工程と、ダミー元パター
ンのうち縮小反転配線パターンとの重なり部分のみを残
存させる図形論理積演算処理によりダミーパターンを生
成する工程とを含み、平坦化パターン生成工程は、ダミ
ーパターンを第2の所定量だけ縮小して縮小ダミーパタ
ーンを生成する工程と、縮小ダミーパターンを第2の所
定量だけ拡大して平坦化パターンを生成する工程とを含
むことが好ましい。
【0016】本発明に係る第2の平坦化パターンの生成
方法は、配線層における配線パターンが形成される配線
パターン形成領域から第1の所定距離以上離れた領域に
単純図形の集合よりなる第1のダミーパターンを生成す
る第1のダミーパターン生成工程と、第1のダミーパタ
ーンを縮小した後、残存する図形パターンを拡大して第
2のダミーパターンを生成する第2のダミーパターン生
成工程と、配線層における配線パターン形成領域から第
1の所定距離以上離れ且つ第1のダミーパターンから第
2の所定距離以上離れた領域に、平行移動した単純図形
の集合よりなる第3のダミーパターンを生成する第3の
ダミーパターン生成工程と、第3のダミーパターンを縮
小した後に拡大して第4のダミーパターンを生成する第
4のダミーパターン生成工程と、第2のダミーパターン
と第4のダミーパターンとを合成して平坦化パターンを
生成する平坦化パターン生成工程とを備えている。
【0017】第2の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の平坦化パターンの生成方法と同様、単純図形
又は平行移動した単純図形の集合よりなる第1又は第3
のダミーパターンを縮小した後、残存する図形パターン
を拡大して平坦化パターンを生成するため、平坦化パタ
ーンは、所定の大きさ以上の単純図形又は平行移動した
単純図形のみによって構成される。また、第1のダミー
元パターンのほかに第2のダミー元パターンを用いて平
坦化パターンを形成するため、第1のダミー元パターン
のみで平坦化パターンを生成する場合に比べて、配線パ
ターン同士の間において平坦化パターンにより埋められ
ない領域が低減する。
【0018】第2の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、配線パターンを
第1の所定量だけ拡大して拡大配線パターンを生成する
工程と、単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元パ
ターンを生成する工程と、第1のダミー元パターンから
拡大配線パターンとの重なり部分を削除する図形論理差
演算処理により第1のダミーパターンを生成する工程と
を含み、第2のダミーパターン生成工程は、第1のダミ
ーパターンを第2の所定量だけ縮小して第1の縮小ダミ
ーパターンを生成する工程と、第1の縮小ダミーパター
ンを第2の所定量だけ拡大して第2のダミーパターンを
生成する工程とを含み、第3のダミーパターン生成工程
は、第1のダミー元パターンを構成する単純図形を平行
移動して第2のダミー元パターンを生成する工程と、第
2のダミーパターンを第3の所定量だけ拡大して拡大ダ
ミーパターンを生成する工程と、第2のダミー元パター
ンから拡大配線パターン及び拡大ダミーパターンとの重
なり部分を削除する図形論理差演算処理により第3のダ
ミーパターンを生成する工程とを含み、第4のダミーパ
ターン生成工程は、第3のダミーパターンを第4の所定
量だけ縮小して第2の縮小ダミーパターンを生成する工
程と、第2の縮小ダミーパターンを第4の所定量だけ拡
大して第4のダミーパターンを生成する工程とを含み、
平坦化パターン生成工程は、第2のダミーパターンと第
4のダミーパターンとを重ね合わせる図形論理和演算処
理により平坦化パターンを生成する工程を含むことが好
ましい。
【0019】本発明に係る第3の平坦化パターンの生成
方法は、配線層における配線パターンが形成される配線
パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ且つ第1
の所定距離よりも大きい第2の所定距離以内の領域に単
純図形の集合よりなる第1のダミーパターンを生成する
第1のダミーパターン生成工程と、配線層における配線
パターン形成領域から第2の所定距離以上離れた領域に
単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる第
2のダミーパターンを生成する第2のダミーパターン生
成工程と、第1のダミーパターンと第2のダミーパター
ンとを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パター
ン生成工程とを備えている。
【0020】第3の平坦化パターンの生成方法による
と、配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ
且つ第2の所定距離以内の領域には単純図形の集合より
なる第1の平坦化パターンが生成される一方、配線パタ
ーン形成領域から第2の所定距離以上離れた領域には、
単純図形の集合よりなる平坦化パターンに代えて単純図
形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる第2の平
坦化パターンが生成される。
【0021】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、配線パターンを
第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生
成する工程と、配線パターンを第1の所定量よりも大き
い第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを
生成する工程と、第2の拡大配線パターンを反転して反
転パターンを生成する工程と、単純図形を繰り返し配置
してダミー元パターンを生成する工程と、ダミー元パタ
ーンから第1の拡大配線パターン及び反転パターンとの
重なり部分を削除する図形論理差演算処理により第1の
ダミーパターンを生成する工程とを含み、第2のダミー
パターン生成工程は、反転パターンよりなる第2のダミ
ーパターンを生成する工程を含み、平坦化パターン生成
工程は、第1のダミーパターンと第2のダミーパターン
とを重ね合わせる図形論理和演算処理により平坦化パタ
ーンを生成する工程を含むことが好ましい。
【0022】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、配線パターンを
第1の所定量だけ拡大して拡大配線パターンを生成する
工程と、配線パターンを反転して反転パターンを生成す
る工程と、反転パターンを第1の所定量よりも大きい第
2の所定量だけ縮小して縮小反転パターンを生成する工
程と、単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを
生成する工程と、ダミー元パターンから拡大配線パター
ン及び縮小反転パターンとの重なり部分を削除する図形
論理差演算処理により第1のダミーパターンを生成する
工程とを含み、第2のダミーパターン生成工程は、縮小
反転パターンよりなる第2のダミーパターンを生成する
工程を含み、平坦化パターン生成工程は、第1のダミー
パターンと第2のダミーパターンとを重ね合わせる図形
論理和演算処理により平坦化パターンを生成する工程を
含むことが好ましい。
【0023】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、配線パターンを
第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生
成する工程と、配線パターンを第1の所定量よりも大き
い第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを
生成する工程と、第2の拡大配線パターンを反転して第
1の反転パターンを生成する工程と、第1の反転パター
ンを第3の所定量だけ縮小して縮小反転パターンを生成
する工程と、縮小反転パターンを第3の所定量だけ拡大
して第2の反転パターンを生成する工程と、単純図形を
繰り返し配置してダミー元パターンを生成する工程と、
ダミー元パターンから第1の拡大配線パターン及び第2
の反転パターンとの重なり部分を削除する図形論理差演
算処理により第1のダミーパターンを生成する工程とを
含み、第2のダミーパターン生成工程は、第2の反転パ
ターンよりなる第2のダミーパターンを生成する工程を
含み、平坦化パターン生成工程は、第1のダミーパター
ンと第2のダミーパターンとを重ね合わせる図形論理和
演算処理により平坦化パターンを生成する工程を含むこ
とが好ましい。
【0024】本発明に係る第4の平坦化パターンの生成
方法は、配線層における配線パターンが形成される配線
パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ且つ第1
の所定距離よりも大きい第2の所定距離以内の領域に第
1の単純図形の集合よりなる第1のダミーパターンを生
成する第1のダミーパターン生成工程と、配線層におけ
る配線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れた
領域に第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形の集
合よりなる第2のダミーパターンを生成する第2のダミ
ーパターン生成工程と、第1のダミーパターンと第2の
ダミーパターンとを合成して平坦化パターンを生成する
平坦化パターン生成工程とを備えている。
【0025】第4の平坦化パターンの生成方法による
と、配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ
且つ第2の所定距離以内の領域には第1の単純図形の集
合よりなる第1の平坦化パターンが生成される一方、配
線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れた領域
には、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形の集
合よりなる第2の平坦化パターンが生成される。
【0026】第4の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、配線パターンを
第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生
成する工程と、配線パターンを第1の所定量よりも大き
い第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを
生成する工程と、第2の拡大配線パターンを反転して反
転パターンを生成する工程と、単純図形を繰り返し配置
して第1のダミー元パターンを生成する工程と、第1の
ダミー元パターンから第1の拡大配線パターン及び反転
パターンとの重なり部分を削除する図形論理差演算処理
により第1のダミーパターンを生成する工程とを含み、
第2のダミーパターン生成工程は、単純図形よりも大き
い単純図形を繰り返し配置して第2のダミー元パターン
を生成する工程と、第2のダミー元パターンのうち反転
パターンとの重なり部分のみを残存させる図形論理積演
算処理により第2のダミーパターンを生成する工程とを
含み、平坦化パターン生成工程は、第1のダミーパター
ンと第2のダミーパターンとを重ね合わせる図形論理和
演算処理により平坦化パターンを生成する工程を含むこ
とが好ましい。
【0027】本発明に係る第5の平坦化パターンの生成
方法は、第1の配線層における第1の配線パターンが形
成される第1の配線パターン形成領域から第1の所定距
離以上離れ且つ第1の所定距離よりも大きい第2の所定
距離以内であって第1の配線層の上層又は下層である第
2の配線層における第2の配線パターンが形成される第
2の配線パターン形成領域から第3の所定距離である第
1の配線層の領域に単純図形の集合よりなる第1のダミ
ーパターンを生成する第1のダミーパターン生成工程
と、第1の配線層における第1の配線パターン形成領域
から第2の所定距離以上離れ且つ第2の配線パターン形
成領域から第3の所定距離以上離れた第1の配線層領域
に単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる
第2のダミーパターンを生成する第2のダミーパターン
生成工程と、第1のダミーパターンと第2のダミーパタ
ーンとを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パタ
ーン生成工程とを備えている。
【0028】第5の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の配線パターン形成領域から第1の所定距離以
上離れ且つ第2の所定距離以内であって第2の配線パタ
ーン形成領域から第3の所定距離以内の領域には、単純
図形の集合よりなる第1の平坦化パターンが生成される
一方、第1の配線パターン形成領域から第2の所定距離
以上離れ且つ第2の配線パターン形成領域から第3の所
定距離以上離れた領域には、単純図形の集合よりなる平
坦化パターンに代えて単純図形よりも大きい少なくとも
1つの図形よりなる第2の平坦化パターンが生成され
る。
【0029】第5の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、第1の配線パタ
ーンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パター
ンを生成する工程と、第2の配線パターンを第2の所定
量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成する工程
と、第1の拡大配線パターンと第2の拡大配線パターン
とを重ね合わせる図形論理和演算処理により合成パター
ンを生成する工程、合成パターンを反転させて反転パタ
ーンを生成する工程と、単純図形を繰り返し配置してダ
ミー元パターンを生成する工程と、ダミー元パターンか
ら第1の拡大配線パターン及び反転パターンとの重なり
部分を削除する図形論理差演算処理により第1のダミー
パターンを生成する工程とを含み、第2のダミーパター
ン生成工程は、反転パターンよりなる第2のダミーパタ
ーンを生成する工程を含み、平坦化パターン生成工程
は、第1のダミーパターンと第2のダミーパターンとを
重ね合わせる図形論理和演算処理により平坦化パターン
を生成する工程を含むことが好ましい。
【0030】本発明に係る第6の平坦化パターンの生成
方法は、第1の配線層における第1の配線パターンが形
成される第1の配線パターン形成領域から第1の所定距
離以上離れ且つ第2の所定距離以内であって第1の配線
層の上層又は下層である第2の配線層における第2の配
線パターンが形成される第2の配線パターン形成領域か
ら第3の所定距離以内である第1の配線層の領域に第1
の単純図形の集合よりなる第1のダミーパターンを生成
する第1のダミーパターン生成工程と、第1の配線層に
おける第1の配線パターン形成領域から第2の所定距離
以上離れ且つ第2の配線パターン形成領域から第3の所
定距離以上離れた領域に第1の単純図形よりも大きい第
2の単純図形の集合よりなる第2のダミーパターンを生
成する第2のダミーパターン生成工程と、第1のダミー
パターンと第2のダミーパターンとを合成して平坦化パ
ターンを生成する平坦化パターン生成工程とを備えてい
る。
【0031】第6の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の配線パターン形成領域から第1の所定距離以
上離れ且つ第2の所定距離以内であって第2の配線パタ
ーン形成領域から第3の所定距離以内の領域には、第1
の単純図形の集合よりなる第1の平坦化パターンが生成
される一方、第1の配線パターン形成領域から第2の所
定距離以上離れ且つ第2の配線パターン形成領域から第
3の所定距離以上離れた領域には、第1の単純図形より
も大きい第2の単純図形の集合よりなる第2の平坦化パ
ターンが生成される。
【0032】第6の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミーパターン生成工程は、第1の配線パタ
ーンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パター
ンを生成する工程と、第2の配線パターンを第2の所定
量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成する工程
と、第1の拡大配線パターンと第2の拡大配線パターン
とを重ね合わせる図形論理和演算処理により合成パター
ンを生成する工程、合成パターンを反転させて反転パタ
ーンを生成する工程と、単純図形を繰り返し配置して第
1のダミー元パターンを生成する工程と、第1のダミー
元パターンから第1の拡大配線パターン及び反転パター
ンとの重なり部分を削除する図形論理差演算処理により
第1のダミーパターンを生成する工程とを含み、第2の
ダミーパターン生成工程は、単純図形よりも大きい単純
図形を繰り返し配置して第2のダミー元パターンを生成
する工程と、第2のダミー元パターンのうち反転パター
ンとの重なり部分のみを残存させる図形論理積演算処理
により第2のダミーパターンを生成する工程とを含み、
平坦化パターン生成工程は、第1のダミーパターンと第
2のダミーパターンとを重ね合わせる図形論理和演算処
理により平坦化パターンを生成する工程を含む。
【0033】本発明に係る第1の平坦化パターンの生成
装置は、配線層における配線パターンを第1の所定量だ
け拡大して拡大配線パターンを生成する第1の図形拡大
処理手段と、単純図形を繰り返し配置してダミー元パタ
ーンを生成するダミー元パターン生成処理手段と、ダミ
ー元パターンから拡大配線パターンとの重なり部分を削
除してダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手
段と、ダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して縮小
ダミーパターンを生成する図形縮小処理手段と、縮小ダ
ミーパターンを第2の所定量だけ拡大して平坦化パター
ンを生成する第2の図形拡大処理手段とを備えている。
【0034】本発明に係る第2の平坦化パターンの生成
装置は、配線層における配線パターンを第1の所定量だ
け拡大して拡大配線パターンを生成する第1の図形拡大
処理手段と、単純図形を繰り返し配置して第1のダミー
元パターンを生成する第1のダミー元パターン生成手段
と、第1のダミー元パターンから拡大配線パターンとの
重なり部分を削除して第1のダミーパターンを生成する
図形論理差演算処理手段と、第1のダミーパターンを第
2の所定量だけ縮小して第1の縮小ダミーパターンを生
成する第1の図形縮小処理手段と、第1の縮小ダミーパ
ターンを第2の所定量だけ拡大して第2のダミーパター
ンを生成する第2の図形拡大処理手段と、第1のダミー
元パターンを構成する単純図形を平行移動して第2のダ
ミー元パターンを生成する第2のダミー元パターン生成
手段と、第2のダミーパターンを第3の所定量だけ拡大
して拡大ダミーパターンを生成する第3の図形拡大処理
手段と、第2のダミー元パターンから拡大配線パターン
及び拡大ダミーパターンとの重なり部分を削除して第3
のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手段
と、第3のダミーパターンを第4の所定量だけ縮小して
第2の縮小ダミーパターンを生成する第2の図形縮小処
理手段と、第2の縮小ダミーパターンを第4の所定量だ
け拡大して第4のダミーパターンを生成する第4の図形
拡大処理手段と、第2のダミーパターンと第4のダミー
パターンとを重ね合わせて平坦化パターンを生成する図
形論理和演算処理手段とを備えている。
【0035】本発明に係る第3の平坦化パターンの生成
装置は、配線層における配線パターンを第1の所定量だ
け拡大して第1の拡大配線パターンを生成する第1の図
形拡大処理手段と、配線パターンを第1の所定量よりも
大きい第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パター
ンを生成する第2の図形拡大処理手段と、第2の拡大配
線パターンを反転して反転パターンを生成する図形反転
処理手段と、単純図形を繰り返し配置してダミー元パタ
ーンを生成するダミー元パターン生成手段と、ダミー元
パターンから第1の拡大配線パターン及び反転パターン
との重なり部分を削除してダミーパターンを生成する図
形論理差演算処理と、ダミーパターンと反転パターンと
を重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和演
算処理とを備えている。
【0036】本発明に係る第4の平坦化パターンの生成
装置は、配線層における配線パターンを第1の所定量だ
け拡大して第1の拡大配線パターンを生成する第1の図
形拡大処理手段と、配線パターンを第1の所定量よりも
大きい第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パター
ンを生成する第2の図形拡大処理手段と、第2の拡大配
線パターンを反転して反転パターンを生成する図形反転
処理手段と、第1の単純図形を繰り返し配置して第1の
ダミー元パターンを生成する第1のダミー元パターン生
成手段と、第1のダミー元パターンから第1の拡大配線
パターン及び反転パターンとの重なり部分を削除して第
1のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手段
と、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形を繰り
返し配置して第2のダミー元パターンを生成する第2の
ダミー元パターン生成手段と、第2のダミー元パターン
のうち反転パターンとの重なり部分のみを残存させて第
2のダミーパターンを生成する図形論理積演算処理手段
と、第1のダミーパターンと第2のダミーパターンとを
重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和演算
処理手段とを備えている。
【0037】本発明に係る第5の平坦化パターンの生成
装置は、第1の配線層における第1の配線パターンを第
1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生成
する第1の図形拡大処理手段と、第1の配線層の上層又
は下層である第2の配線層における第2の配線パターン
を第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを
生成する第2の図形拡大処理手段と、第1の拡大配線パ
ターンと第2の拡大配線パターンとを重ね合わせて合成
パターンを生成する図形論理和演算処理手段と、合成パ
ターンを反転させて反転パターンを生成する図形反転処
理手段と、単純図形を繰り返し配置してダミー元パター
ンを生成するダミー元パターン生成手段と、ダミー元パ
ターンから第1の拡大配線パターン及び反転パターンと
の重なり部分を削除して第1のダミーパターンを生成す
る図形論理差演算処理手段と、第1のダミーパターンと
反転パターンとを重ね合わせて平坦化パターンを生成す
る図形論理和演算処理手段とを備えている。
【0038】本発明に係る第6の平坦化パターンの生成
装置は、第1の配線層における第1の配線パターンを第
1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生成
する第1の図形拡大処理手段と、第1の配線層の上層又
は下層である第2の配線層における第2の配線パターン
を第2の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを
生成する第2の図形拡大処理手段と、第1の拡大配線パ
ターンと第2の拡大配線パターンとを重ね合わせて合成
パターンを生成する図形論理和演算処理手段と、合成パ
ターンを反転させて反転パターンを生成する図形反転処
理手段と、第1の単純図形を繰り返し配置して第1のダ
ミー元パターンを生成する第1のダミー元パターン生成
手段と、第1のダミー元パターンから第1の拡大配線パ
ターン及び反転パターンとの重なり部分を削除して第1
のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手段
と、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形を繰り
返し配置して第2のダミー元パターンを生成する第2の
ダミー元パターン生成手段と、第2のダミー元パターン
のうち反転パターンとの重なり部分のみを残存させて第
2のダミーパターンを生成する図形論理積演算処理手段
と、第1のダミーパターンと第2のダミーパターンとを
重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和演算
処理手段とを備えている。
【0039】本発明に係る第1の半導体集積回路装置
は、半導体基板上の配線層に形成された配線パターン
と、配線層における配線パターンから第1の所定距離以
上離れ且つ第1の所定距離よりも大きい第2の所定距離
以内の領域に形成されており、単純図形の集合よりなる
第1の平坦化パターンと、配線層における配線パターン
から第2の所定距離以上離れた領域に形成されており、
単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる第
2の平坦化パターンと、配線パターン、第1の平坦化パ
ターン及び第2の平坦化パターンの上に形成された層間
絶縁膜とを備えている。
【0040】本発明に係る第2の半導体集積回路装置
は、半導体基板上の第1の配線層に形成された第1の配
線パターンと、半導体基板上における第1の配線層の上
層又は下層に位置する第2の配線層に形成された第2の
配線パターンと、第1の配線層における、第1の配線パ
ターンから第1の所定距離以上離れ且つ第1の所定距離
よりも大きい第2の所定距離以内であると共に第2の配
線パターンから第3の所定距離以内である領域に形成さ
れており、単純図形の集合よりなる第1の平坦化パター
ンと、第1の配線層における第1の配線パターンから第
2の所定距離以上離れ且つ第2の配線パターンから第3
の所定距離以上離れた領域に形成されており、単純図形
よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる第2の平坦
化パターンと、第1の配線層に形成されている第1の配
線パターン、第1の平坦化パターン及び第2の平坦化パ
ターンと、第2の配線層に形成されている第2の配線パ
ターンとの間に形成された層間絶縁膜とを備えている。
【0041】
【発明の実施の形態】本発明に係る平坦化パターンの生
成方法の各実施形態、各実施形態に用いられる平坦化パ
ターンの生成装置、各実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法を用いて製造される半導体集積回路装置につい
て図面を参照しながら説明する。
【0042】(第1の実施形態)以下、本発明の第1の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について図1
(a)〜(d)及び図2(a)〜(c)並びに図28の
フロー図を参照しながら説明すると共に、第1の実施形
態に係る平坦化パターンの生成方法に用いられる第1の
平坦化パターン生成装置について図35を参照しながら
説明する。
【0043】まず、ステップSA1において、配線パタ
ーンを入力した後、ステップSA2において、図1
(a)に示すように、単純図形例えば方形を繰り返し配
置した図形パターンである第1のダミー元パターン10
を生成する。この場合、第1のダミー元パターン10を
構成する方形の1辺の長さAの値は半導体製造プロセス
上の配線パターンのルールを満たす最小値以上の大きさ
に設定すると共に、第1のダミー元パターン10を構成
する方形同士の間隔aの値は半導体製造プロセス上の配
線パターン同士の間隔のルールを満たす最小値以上の大
きさに設定する。
【0044】次に、ステップSA3において、図35に
示す図形拡大処理手段100により、図1(b)に示す
配線パターン11を所定量Bだけ拡大して図1(c)に
示す拡大配線パターン12を生成する。この場合、所定
量Bの値は、配線パターン11と最終的に得られる平坦
化パターン15(図2(b)を参照)との間で最小限満
たさなければならない間隔の値である。拡大配線パター
ン12は、配線パターン11の近傍において平坦化パタ
ーン15を置くことを禁止する領域を意味する。
【0045】次に、ステップSA4において、図35に
示す図形論理差演算手段101により、第1のダミー元
パターン10から拡大配線パターン12との重なり部分
を削除する図形の論理差演算処理を行なって、図1
(d)に示すような、ダミーパターン13を生成する。
【0046】次に、ステップSA5において、図35に
示す図形縮小処理手段102により、ダミーパターン1
3を所定量Cだけ縮小して縮小ダミーパターン14を生
成する。この場合、所定量Cの値は、半導体製造プロセ
ス上の配線パターンのルールを満たす最小値の1/2の
値であって、方形の1辺の長さAの値の1/2よりも小
さい値に設定する。
【0047】次に、ステップSA6において、図35に
示す図形拡大処理手段103により、縮小ダミーパター
ン14を所定量Cだけ拡大して平坦化パターン15を生
成する。平坦化パターン15は、ダミーパターン13か
ら半導体製造プロセス上の配線パターンのルールを満た
さない図形を削除したパターンとなる。
【0048】次に、ステップSA7において、図20に
示す図形論理和演算処理手段104により、配線パター
ン11と平坦化パターン15との図形の論理和演算処理
を行なって、図2(c)に示すような最終パターンを生
成する。
【0049】以上のように、第1の実施形態によると、
平坦化パターン15を生成する工程において、ダミーパ
ターン13を所定量Cだけ縮小して縮小ダミーパターン
14を生成した後、残存する縮小ダミーパターン14を
所定量Cだけ拡大して平坦化パターン15を生成するの
で、半導体製造プロセス上の配線パターンのルールを満
たさない平坦化パターン15が生成されない。
【0050】また、第1のダミー元パターン10の一辺
の長さAの値を半導体製造プロセス上の配線パターンの
ルールを満たす最小値以上に設定し且つ前述の縮小工程
及び拡大工程を経たことにより、平坦化パターン15の
大きさを大きくすることができるので、平坦化パターン
15の図形数やデータ量を抑制することができる。
【0051】尚、前記第1の実施形態に代えて、配線パ
ターン11を反転させて反転配線パターンを生成した
後、該反転配線パターンを所定量だけ縮小して縮小反転
配線パターンを生成し、その後、第1のダミー元パター
ン10から縮小反転配線パターンとの重なり部分を削除
する図形の論理差演算処理を行なって、図1(d)に示
すようなダミーパターン13を生成してもよい。
【0052】(第2の実施形態)以下、本発明の第2の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について、図
1(a)、図3(a)〜(d)、図4(a)〜(d)、
図5(a)〜(d)、図6(a)〜(d)、図7(a)
〜(d)、図8(a)〜(d)及び図9(a)〜
(d)、並びに図29及び図30のフロー図を参照しな
がら説明すると共に、第2の実施形態に係る平坦化パタ
ーンの生成方法に用いられる第2の平坦化パターンの生
成装置について図36を参照しながら説明する。
【0053】まず、ステップSB1において、配線パタ
ーンを入力した後、ステップSB2において、第1のダ
ミー元パターン10を生成する。
【0054】次に、ステップSB3において、図1
(a)に示す第1のダミー元パターン10をx方向又は
y方向にそれぞれ異なった移動量だけ移動させて、図3
(a)に示す第2のダミー元パターン21、図3(b)
に示す第3のダミー元パターン22、図3(c)に示す
第4のダミー元パターン23及び図3(d)に示す第5
のダミー元パターン24をそれぞれ生成する。第1〜第
5のダミー元パターン10、21〜24は図36に示す
使用データ切替え手段200により切り替えて出力され
る。
【0055】次に、ステップSB4において、図36に
示す図形拡大処理手段201により、図4(a)に示す
配線パターン25を所定量Bだけ拡大して図4(b)に
示す拡大配線パターン26を生成し、生成された拡大配
線パターン26は図36に示す使用データ切替え手段2
02に出力される。所定量Bの値は、配線パターン25
と最終的に得られる平坦化パターン(図9(d)を参
照)との間で最小限満たさなければならない間隔の値で
ある。拡大配線パターン26は、配線パターン25の近
傍において図9(d)に示す平坦化パターンを置くこと
を禁止する領域を意味する。
【0056】次に、ステップSB5において、図36に
示す図形論理差演算処理手段203により、図1(a)
に示す第1のダミー元パターン10から拡大配線パター
ン26との重なり部分を削除する図形の論理差演算処理
を行なって、図4(d)に示すような、第1ダミーパタ
ーン27を生成する。
【0057】次に、ステップSB6において、図36に
示す図形縮小処理手段204により、第1ダミーパター
ン27を所定量Cだけ縮小して第1縮小ダミーパターン
28を生成する。この場合、所定量Cの値は、半導体製
造プロセス上の配線パターンのルールを満たす最小値の
1/2の値であって、方形の1辺の長さAの値の1/2
よりも小さい値に設定する。
【0058】次に、ステップSB7において、図36に
示す図形拡大処理手段205により、第1縮小ダミーパ
ターン28を所定量Cだけ拡大して図5(a)に示す第
2ダミーパターン29を生成する。第2ダミーパターン
29は、第1ダミーパターン27のうちから半導体製造
プロセス上の配線パターンのルールを満たさない図形を
削除したパターンとなる。第2ダミーパターン29は使
用データ切替え手段206に出力されると共に図形拡大
処理手段207を介して図形論理和演算処理手段208
に出力される。
【0059】次に、ステップSB8において、図36に
示す図形論理和演算処理手段208により、配線パター
ン25と第2ダミーパターン29との図形の論理和演算
処理を行なって、図5(b)に示すような配線パターン
25と第2ダミーパターン29とが合成されてなる第1
合成パターンを生成する。
【0060】次に、ステップSB9において、図36に
示す図形拡大処理手段207により、第2ダミーパター
ン29を所定量Dだけ拡大して図5(c)に示す第1拡
大ダミーパターン30を生成する。この場合、所定量D
の値は、配線パターン25と最終的に得られる図9
(d)に示す平坦化パターンとの間で最小限満たさなけ
ればならない間隔の値である。
【0061】次に、ステップSB10において、図36
に示す図形論理和演算処理手段208により、拡大配線
パターン26と第1拡大ダミーパターン30との図形の
論理和演算処理を行なって、図5(d)に示すような第
1拡大合成パターン31を生成する。第1拡大合成パタ
ーン31は、配線パターン25及び第2ダミーパターン
29の各近傍に図9(d)に示す平坦化パターンを置く
ことを禁止する領域を示す。
【0062】次に、ステップSB11において、図36
に示す図形論理差演算処理手段203により、図3
(a)に示す第2ダミー元パターン21から第1拡大合
成パターン31との重なり部分を削除する図形の論理差
演算処理を行なって、図6(a)に示すような第3ダミ
ーパターン32を生成する。
【0063】次に、ステップSB12において、図36
に示す図形縮小処理手段204により、第3ダミーパタ
ーン32を所定量Dだけ縮小して第2縮小ダミーパター
ン33を生成する。
【0064】次に、ステップSB13において、図36
に示す図形拡大処理手段205により、第2縮小ダミー
パターン33を所定量Dだけ拡大して図6(c)に示す
第4ダミーパターン34を生成する。第4ダミーパター
ン34は、第2ダミーパターン21から半導体製造プロ
セス上の配線パターンのルールを満たさない図形を削除
したパターンとなる。
【0065】次に、ステップSB14において、図36
に示す図形論理和演算処理手段208により、図5
(b)に示す第1合成パターンと第4ダミーパターン3
4との図形の論理和演算処理を行なって、図6(d)に
示すような、配線パターン25と第2ダミーパターン2
9と第4ダミーパターン34とが合成されてなる第2合
成パターンを生成する。
【0066】次に、ステップSB15において、図36
に示す図形拡大処理手段207により、第4ダミーパタ
ーン34を所定量Dだけ拡大して図7(a)に示す第2
拡大ダミーパターン35を生成した後、ステップSB1
6において、拡大配線パターン26と第2拡大ダミーパ
ターン35との図形の論理和演算処理を行なって、図7
(b)に示すような第2拡大合成パターン36を生成す
る。
【0067】次に、ステップSB17において、図36
に示す図形論理差演算処理手段203により、図3
(b)に示す第3ダミー元パターン22から第2拡大合
成パターン36との重なり部分を削除する図形の論理差
演算処理を行なって、図7(c)に示すような第5ダミ
ーパターン37を生成する。
【0068】次に、ステップSB18において、図36
に示す図形縮小処理手段204により、第5ダミーパタ
ーン37を所定量Cだけ縮小して第3縮小ダミーパター
ン38を生成する。
【0069】次に、ステップSB19において、図36
に示す図形拡大処理手段205により、第3縮小ダミー
パターン38を所定量Cだけ拡大して図8(a)に示す
第6ダミーパターン39を生成する。
【0070】次に、ステップSB20において、図36
に示す図形論理和演算処理手段208により、図6
(d)に示す第2合成パターンと第6ダミーパターン3
9との図形の論理和演算処理を行なって、図8(b)に
示すような配線パターン25と第2ダミーパターン29
と第4ダミーパターン34と第6ダミーパターン39と
が合成されてなる第3合成パターンを生成する。
【0071】次に、ステップSB21において、図36
に示す図形拡大処理手段207により、第6ダミーパタ
ーン39を所定量Dだけ拡大して図8(c)に示す第3
拡大ダミーパターン40を生成した後、ステップSB2
2において、図36に示す図形論理和演算処理手段20
8により、拡大配線パターン26と第3拡大ダミーパタ
ーン40との図形の論理和演算処理を行なって、図8
(d)に示すような第3拡大合成パターン41を生成す
る。
【0072】次に、ステップSB23において、図36
に示す図形論理差演算処理手段203により、図3
(c)に示す第4ダミー元パターン23から第3拡大合
成パターン41との重なり部分を削除する図形の論理差
演算処理を行なって、図9(a)に示すような、第7ダ
ミーパターン42を生成する。
【0073】次に、ステップSB24において、図36
に示す図形縮小処理手段204により、第7ダミーパタ
ーン42を所定量Cだけ縮小して第4縮小ダミーパター
ン43を生成する。
【0074】次に、ステップSB25において、図36
に示す図形拡大処理手段205により、第4縮小ダミー
パターン43を所定量Cだけ拡大して図9(c)に示す
第8ダミーパターン44を生成する。
【0075】次に、ステップSB26において、図36
に示す図形論理和演算処理手段209により、図8
(b)に示す第3合成パターンと第8ダミーパターン4
4との図形の論理和演算処理を行なって、図9(d)に
示すような配線パターン25と第2ダミーパターン29
と第4ダミーパターン34と第6ダミーパターン39と
第8ダミーパターン44とが合成されてなる第4合成パ
ターンを生成する。この第4合成パターンは、図1
(a)のダミーパターン10、図3(a)示す第2ダミ
ー元パターン21、図3(b)に示す第3ダミー元パタ
ーン22及び図3(c)に示す第4ダミー元パターン2
3に基づいて生成した最終的な平坦化パターンである
が、図3(d)に示す第5ダミー元パターン23をも加
味した平坦化パターンを前記の同様のプロセスにより生
成することも可能である。
【0076】以上のように、第2の実施形態によると、
第1の実施形態と同様、半導体製造プロセス上の配線パ
ターンのルールを満たさない平坦化パターンが生成され
ることがないまた、第2の実施形態によると、第1のダ
ミー元パターン10の他に該第1のダミー元パターン1
0を平行移動して得られる第2〜第4のダミー元パター
ン21〜23を用いて平坦化パターンを形成するため、
第1の実施形態に比べて平坦化パターンを構成する単純
図形の大きさが大きくなるので、平坦化パターンの図形
数やデータ量を抑制することができる。
【0077】さらに、第2の実施形態によると、第1〜
第4のダミー元パターン10、21〜23を用いて平坦
化パターンを形成するため、第1の実施形態に比べて配
線パターン同士の間において平坦化パターンにより埋め
られない領域を低減できるので、プロセス上必要とされ
る配線層の平坦度を満足する平坦化パターンを形成する
ことができる。
【0078】(第3の実施形態)以下、本発明の第3の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について図1
0(a)(b)、図11(a)(b)及び図12(a)
(b)並びに図31のフロー図を参照しながら説明する
と共に、第3の実施形態に係る平坦化パターンの生成方
法に用いられる第3の平坦化パターンの生成装置につい
て図37を参照しながら説明する。
【0079】前述した第1〜第5のダミー元パターン1
0、21〜24は、図37に示す使用データ切替え手段
300により切り替えて出力されて適宜用いられるが、
第3の実施形態においては、第1のダミー元パターン1
0を用いる場合について説明する。
【0080】まず、ステップSC1において、配線パタ
ーンを入力した後、ステップSC2において、第1のダ
ミー元パターン10を生成する。
【0081】次に、ステップSC3において、図37に
示す図形拡大処理手段301により、図10(a)に示
す配線パターン50を所定量Bだけ拡大して図10
(b)に示す第1拡大配線パターン51を生成する。こ
の場合、所定量Bの値は、配線パターン50と最終的に
得られる平坦化パターン(図12(b)を参照)との間
で最小限満たさなければならない間隔の値である。第1
拡大配線パターン51は、配線パターン50の近傍にお
いて平坦化パターンを置くことを禁止する領域を意味す
る。
【0082】次に、ステップSC4において、図37に
示す図形拡大処理手段302により、図10(a)に示
す配線パターン50を所定量Eだけ拡大して図11
(a)に示す第2拡大配線パターン52を生成する。所
定量Eの値は第1の実施形態で用いた第1のダミー元パ
ターン10の単純図形である方形の一辺の大きさAの値
と、方形同士の間隔aの値と、配線パターン50近傍の
平坦化パターンを置くことを禁止する領域の幅である所
定量Bの値との合計値以上の大きさである。
【0083】次に、ステップSC5において、図37に
示す図形反転処理手段303により、第2拡大配線パタ
ーン52に対して図形を反転する反転処理を行なって、
図11(b)に示す反転パターン53を生成する。
【0084】次に、ステップSC6において、図37に
示す図形論理和演算処理手段304により、第1拡大配
線パターン51と反転パターン53との図形の論理和演
算処理を行なって、図12(a)に示す合成パターンを
生成する。この合成パターンは、配線パターン50の近
傍の領域において、第1のダミー元パターン10よりな
る平坦化パターンを置くことを禁止する領域を示す。図
12(a)に示す合成パターンは、図37に示す使用デ
ータ切替え手段305を介して図37に示す図形論理差
演算処理手段305に出力される。
【0085】次に、ステップSC7において、図37に
示す図形論理差演算処理手段305により、図1(a)
に示す第1のダミー元パターン10から図12(a)に
示す合成パターンとの重なり部分を削除する図形の論理
差演算処理を行ない、得られる図形パターンは、図37
に示す図形縮小処理手段306、図形拡大処理手段30
7及び使用データ切替え手段308を介して図形論理和
演算処理手段309に出力される。
【0086】次に、同じくステップSC7において、図
37に示す図形論理和演算処理手段309により、第1
のダミー元パターン10から図12(a)に示す合成パ
ターンとの重なり部分を削除する図形の論理差演算処理
により得られた図形パターンと、配線パターン50及び
反転パターン53との図形の論理和演算処理を行なっ
て、図12(b)に示す最終的な平坦化パターンを生成
する。
【0087】尚、図37に示す図形縮小処理手段30
6、図形拡大処理手段307、使用データ切替え手段3
10、図形論理和演算処理手段311、図形拡大処理手
段312は、第3の実施形態においては用いられていな
いが、図35に示す図形縮小処理手段204、図形拡大
処理手段205、使用データ切替え手段202、図形論
理和演算処理手段208、図形拡大処理手段207とそ
れぞれ同様の機能を持っている。
【0088】以上のように、第3の実施形態によると、
配線パターン50の近傍以外の領域において反転パター
ン53に相当する平面パターンよりなる平坦化パターン
を形成するため、単純図形よりなる平坦化パターンを形
成する場合に比べて、平坦化パターンの図形数やデータ
量を抑制することができる。
【0089】尚、前記第3の実施形態に代えて、配線パ
ターン50を反転して反転パターンを生成した後、該反
転パターンを所定量だけ縮小して縮小反転パターンを生
成し、第1のダミー元パターン10から第1の拡大配線
パターン51及び前記縮小反転パターンとの重なり部分
を削除する図形論理差演算処理により得られたダミーパ
ターンと前記縮小反転パターンとを図形論理和演算処理
して平坦化パターンを生成してもよいし、又は、第2の
拡大配線パターン52を反転して第1の反転パターンを
生成した後、該第1の反転パターンを所定量だけ縮小し
て縮小反転パターンを生成し、その後、該縮小反転パタ
ーンを所定量だけ拡大して第2の反転パターンを生成し
た後、第1のダミー元パターン10からから第1の拡大
配線パターン52及び前記第2の反転パターンとの重な
り部分を削除する図形論理差演算処理により得られたダ
ミーパターンと前記第2の反転パターンとを図形論理和
演算処理して平坦化パターンを生成してもよい。
【0090】(第4の実施形態)以下、本発明の第4の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について図1
3(a)(b)及び図14(a)(b)並びに図32に
示すフロー図を参照しながら説明すると共に、第4の実
施形態に係る平坦化パターンの生成方法に用いられる第
4の平坦化パターン生成装置について図38を参照しな
がら説明する。
【0091】前述した第1〜第5のダミー元パターン1
0、21〜24は、図38に示す使用データ切替え手段
400により切り替えて出力されて適宜用いられるが、
第4の実施形態においては、第1のダミー元パターン1
0を用いる場合について説明する。
【0092】まず、ステップSD1において、配線パタ
ーンを入力した後、ステップSD2において、第1のダ
ミー元パターン10を生成すると共に、第1のダミー元
パターン10の単純図形よりも大きい単純図形例えば方
形よりなる図13(a)に示す第6ダミーパターン55
を生成する。
【0093】次に、第3の実施形態と同様にして、図3
8に示す図形拡大処理手段401により、ステップSD
3において、図10(a)に示す配線パターン50を所
定量Bだけ拡大して図10(b)に示す第1拡大配線パ
ターン51を生成した後、図38に示す図形拡大処理手
段402により、ステップSD4において、配線パター
ン50を所定量だけ拡大して第2拡大配線パターン52
を生成し、その後、ステップSD5において、図38に
示す図形反転処理手段403により、第2拡大配線パタ
ーン52を反転して図11(b)に示す反転パターン5
3を生成する。
【0094】次に、ステップSD6において、図38に
示す図形論理差演算処理手段404により、第6ダミー
パターン55から図11(b)に示す反転パターン53
との重なり部分を削除する図形の論理差演算処理を行な
って、図13(b)に示すような第7ダミーパターン5
6を生成する。
【0095】次に、ステップSD7において、図38に
示す図形論理和演算処理手段405により、第7ダミー
パターン56と図10(b)に示す第1拡大配線パター
ン51との図形の論理和演算処理を行なって、図14
(a)に示すような合成パターンを生成する。図14
(a)の合成パターンは、図10(a)に示す配線パタ
ーン50の近傍において第1のダミー元パターン10よ
り生成された平坦化パターンを置くことを禁止する領域
を示している。図14(a)に示す合成パターンは、図
38に示す使用データ切替え手段406を介して図38
に示す図形論理差演算処理手段407に出力される。
【0096】次に、ステップSD8において、図38に
示す図形論理差演算処理手段407により、図1(a)
に示す第1のダミー元パターン10から図14(a)に
示す合成パターンとの重なり部分を削除する図形の論理
差演算処理を行ない、得られる図形パターンは、図38
に示す図形縮小処理手段408、図形拡大処理手段40
9及び使用データ切替え手段410を介して図形論理和
演算処理手段411に出力される。
【0097】次に、同じくステップSD8において、図
38に示す図形論理和演算処理手段411により、第1
のダミー元パターン10から図14(a)に示す合成パ
ターンとの重なり部分を削除する図形の論理差演算処理
を行なって得られた図形パターンと配線パターン50と
第7ダミーパターン56との図形の論理和演算処理を行
なって、図14(b)に示す最終的な平坦化パターンを
生成する。
【0098】尚、図38に示す図形縮小処理手段40
8、図形拡大処理手段409、図形論理和演算処理手段
412及び図形拡大処理手段413は、第4の実施形態
においては用いられていないが、図35に示す図形縮小
処理手段204、図形拡大処理手段205、図形論理和
演算処理手段208及び図形拡大処理手段207とそれ
ぞれ同様の機能を持っている。
【0099】以上のように、第4の実施形態によると、
配線パターン50の近傍以外の領域において、第1のダ
ミー元パターン10の単純図形よりも大きい単純図形よ
りなる第6ダミー元パターン55によって平坦化パター
ンを生成するため、第1又は第2実施形態の第1のダミ
ー元パターン10を用いる場合に比べて平坦化パターン
の図形数やデータ量を抑制することができる。この場
合、配線パターン50の近傍以外の領域においては、第
3の実施形態のように平面パターンを形成していないの
で、配線パターン50が形成される配線層の上層又は下
層の配線層における平坦化パターンによる寄生容量の増
加を抑制することができる。すなわち、平坦化パターン
の図形数やデータ量の低減と上層又は下層の配線層にお
ける寄生容量の増加の抑制との両立を図ることができ
る。
【0100】(第5の実施形態)以下、本発明の第5の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について図1
5(a)(b)、図16(a)(b)及び図17(a)
(b)並びに図33のフロー図を参照しながら説明する
と共に、第5の実施形態に係る平坦化パターンの生成方
法に用いられる第5の平坦化パターンの生成装置につい
て図39を参照しながら説明する。
【0101】図15(a)は、平坦化パターンを生成さ
せる第1の配線パターンとしての配線パターン50と、
該配線パターン50の上層又は下層の配線層に形成され
る第2の配線パターンとしての他層配線パターン60と
を示している。
【0102】前述した第1〜第5のダミー元パターン1
0、21〜24は、図39に示す使用データ切替え手段
500により切り替えて出力されて適宜用いられるが、
第5の実施形態においては、第1のダミー元パターン1
0を用いる場合について説明する。
【0103】まず、ステップSE1において、配線パタ
ーン50及び他層配線パターン60を出力した後、ステ
ップSE2において、第1のダミー元パターン10を生
成する。
【0104】次に、ステップSE3において、図39に
示す図形拡大処理手段501により、他層配線パターン
60を所定量Fだけ拡大して図15(b)に示す第3の
拡大配線パターン61(前述した第1の拡大配線パター
ン51及び第2の拡大配線パターン52は後に引用する
ため、ここでは最初に登場するが便宜上第3の拡大配線
パターンと称する。)を生成する。第3の拡大配線パタ
ーン61は、他層配線パターン60の寄生容量の増加を
抑制する平坦化パターンを生成させる領域を示す。従っ
て、所定量Fの値としては、他層配線パターン60の近
傍に平坦化パターンを生成することによって、他層配線
パターン60の寄生容量の増加を抑制する領域を確保で
きる値に設定する。
【0105】次に、ステップSE4において、図39に
示す図形拡大処理手段502により、第3の実施形態と
同様に、配線パターン50を所定量Eだけ拡大して、図
11(a)に示す第2拡大配線パターン52を生成す
る。
【0106】次に、ステップSE5において、図39に
示す図形論理和演算処理手段503により、第3の拡大
配線パターン61と第2の拡大配線パターン52との図
形の論理和演算処理を行なって、図16(a)に示すよ
うな第1の合成パターンを生成する。
【0107】次に、ステップSE6において、図39に
示す図形反転処理手段504により、図16(a)に示
す第1の合成パターンを図形的に反転処理して、図16
(b)に示す反転パターン62を生成する。
【0108】次に、ステップSE7において、図39に
示す図形拡大処理手段505により、第3の実施形態と
同様に、図10(a)に示す配線パターン50を所定量
Bだけ拡大して図10(b)に示す第1拡大配線パター
ン51を生成する。
【0109】次に、ステップSE8において、図39に
示す図形論理和演算処理手段506により、反転パター
ン62と図10(a)に示す第1の拡大配線パターン5
1との図形の論理和演算処理を行なって、図17(a)
に示す第2の合成パターンを生成する。第2の合成パタ
ーンは、配線パターン50の近傍において第1のダミー
元パターン10よりなる平坦化パターンを置くことを禁
止する領域を示す。第2の合成パターンは、図39に示
す使用データ切替え手段507を介して図形論理差演算
処理手段508に出力される。
【0110】次に、同じくステップSE8において、図
39に示す図形論理差演算処理手段508により、図1
(a)に示す第1のダミー元パターン10から第1の拡
大配線パターン51との重なり部分を削除する図形の論
理差演算処理を行ない、得られる図形パターンは、図4
0に示す図形縮小処理手段509、図形拡大処理手段5
10及び使用データ切替え手段511を介して図形論理
和演算処理手段512に出力される。
【0111】次に、ステップSE9において、図39に
示す図形論理和演算処理手段512は、図1(a)に示
す第1のダミー元パターン10から第1の拡大配線パタ
ーン51との重なり部分を削除する図形の論理差演算処
理を行なって得られる図形パターンと、第1の配線パタ
ーン50及び反転パターン62との図形の論理和演算処
理を行なって、図17(b)に示すような最終的な平坦
化パターンを生成する。
【0112】尚、図39に示す図形縮小処理手段50
9、図形拡大処理手段510、図形拡大処理手段513
及び図形論理和演算処理手段514は、第5の実施形態
においては用いられていないが、図35に示す図形縮小
処理手段204、図形拡大処理手段205、図形拡大処
理手段207及び図形論理和演算処理手段208とそれ
ぞれ同様の機能を持っている。
【0113】以上のように、第5の実施形態によると、
配線パターン50の近傍以外の領域で且つ上層又は下層
の他層配線パターン60の近傍以外の領域において、反
転パターン62に相当する平面パターンよりなる平坦化
パターンを形成するため、寄生容量の増加を抑制しつつ
平坦化パターンの図形数やデータ量を低減できる。
【0114】(第6の実施形態)以下、本発明の第6の
実施形態に係る平坦化パターンの生成方法について図1
8(a)(b)及び図19並びに図33のフロー図を参
照しながら説明すると共に、第6の実施形態に係る平坦
化パターンの生成方法に用いられる第6の平坦化パター
ンの生成装置について図40を参照しながら説明する。
【0115】前述した第1〜第5のダミー元パターン1
0、21〜24は、図40に示す使用データ切替え手段
600により切り替えて出力されて適宜用いられるが、
第6の実施形態においては、第1のダミー元パターン1
0を用いる場合について説明する。
【0116】まず、ステップSF1において、配線パタ
ーン50及び他層配線パターン60を入力した後、ステ
ップSF2において、第1のダミー元パターン10を生
成する。
【0117】次に、ステップSF3において、図40に
示す図形拡大処理手段601により、第3の実施形態と
同様に、図10(a)に示す配線パターン50を所定量
Bだけ拡大して図10(b)に示す第1拡大配線パター
ン51を生成する。
【0118】次に、ステップSF4において、図40に
示す図形拡大処理手段602により、第5の実施形態と
同様に、他層配線パターン60を所定量Fだけ拡大して
図15(b)に示す第3の拡大配線パターン61を生成
する。
【0119】次に、ステップSF5において、図40に
示す図形拡大処理手段603により、第3の実施形態と
同様に、配線パターン50を所定量Eだけ拡大して図1
1(a)に示す第2拡大配線パターン52を生成する。
【0120】次に、ステップSF6において、図40に
示す図形論理和演算処理手段604により、第5の実施
形態と同様に、第3の拡大配線パターン61と第2の拡
大配線パターン52との図形の論理和演算処理を行なっ
て、図16(a)に示すような第1の合成パターンを生
成する。
【0121】次に、ステップSF7において、図40に
示す図形論理差演算処理手段605により、図13
(a)に示す大きい方形よりなるダミーパターン55か
ら図16(a)に示す第1合成パターンとの重なり部分
の図形を削除する図形の論理差演算処理を行なって、図
18(a)に示す第8ダミーパターン70を生成する。
【0122】次に、ステップSF8において、図40に
示す図形論理和演算手段606により、図10(b)に
示す第1の拡大配線パターン51と、図18(a)に示
す第8ダミーパターン70との図形の論理和演算処理を
行なって、図18(b)に示す第2の合成パターンを生
成する。第2の合成パターンは図40に示す使用データ
切替え手段607を介して図形論理差演算処理手段60
8に出力される。
【0123】次に、ステップSF9において、図40に
示す図形論理差演算処理手段608により、図1(a)
に示した配線パターン10から第1の拡大配線パターン
51との重なり部分を削除する図形の論理差演算処理を
行ない、得られる図形パターンは、図40に示す図形縮
小処理手段609、図形拡大処理手段610及び使用デ
ータ切替え手段611を介して図形論理和演算処理手段
612に出力される。
【0124】次に、同じくステップSF9において、図
40に示す図形論理和演算処理手段612は、図1
(a)に示した配線パターン10から第1の拡大配線パ
ターン51との重なり部分を削除する図形の論理差演算
処理を行なって得られる図形パターンと、第1の配線パ
ターン50及び第8ダミーパターン70との図形の論理
和演算処理を行なって、図19に示すような最終的な平
坦化パターンを生成する。
【0125】尚、図40に示す図形縮小処理手段60
9、図形拡大処理手段610、図形論理和演算処理手段
613及び図形拡大処理手段614は、第6の実施形態
においては用いられていないが、図35に示す図形縮小
処理手段204、図形拡大処理手段205、図形論理和
演算処理手段208及び図形拡大処理手段207とそれ
ぞれ同様の機能を持っている。
【0126】以上のように、第6の実施形態によると、
配線パターン50の近傍以外の領域で且つ上層又は下層
の他層配線パターン60の近傍以外の領域において、第
1のダミー元パターン10の単純図形よりも大きい単純
図形よりなる第6ダミー元パターン55よりなる平坦化
パターンを形成するため、平坦化パターンの図形数やデ
ータ量の低減と寄生容量の増加の抑制との両立を一層図
ることができる。
【0127】尚、以上説明した第1〜第6の実施形態に
おいては、単純図形として方形を用いたが、これに代え
て、三角形、丸形、多角形、ストライプ状又は格子状等
の模様を使用することが可能である。
【0128】(第7の実施形態)以下、本発明の第7の
実施形態に係る半導体集積回路装置について、図20
(a)、(b)を参照しながら説明する。
【0129】図20(a)は第7の実施形態に係る半導
体集積回路装置の平面構造を示し、図20(b)は図2
0(a)におけるX−X線の断面構造を示している。該
半導体集積回路装置は、半導体基板80上の配線層に形
成された配線パターン81と、配線層における配線パタ
ーン81から第1の所定距離以上離れ且つ第1の所定距
離よりも大きい第2の所定距離以内の領域に形成されて
おり、単純図形、例えば方形の集合よりなる第1の平坦
化パターン82と、配線層における配線パターン81か
ら第2の所定距離以上離れた領域に形成されており、平
面状の図形よりなる第2の平坦化パターン83と、配線
パターン81、第1の平坦化パターン82及び第2の平
坦化パターン83の上に全面に亘って形成された層間絶
縁膜84とを備えており、層間絶縁膜84の上には図示
は省略しているが上層の配線パターンが形成されてい
る。
【0130】第7の実施形態によると、配線層における
配線パターン81が形成されていない領域には、第1の
平坦化パターン82及び第2の平坦化パターン83が形
成されているため、層間絶縁膜84の上面はほぼ平坦で
ある。また、配線パターン81から第2の所定距離以上
離れた領域には、平面状の図形よりなる第2の平坦化パ
ターン83が形成されているため、単純図形の集合より
なる第1の平坦化パターン82に比べて、図形数やデー
タ量を抑制することができる。
【0131】以下、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置の第1の製造方法について、図21(a)〜
(c)を参照しながら説明する。尚、図21(a)〜
(c)は、図20(a)におけるX−X線の断面と対応
している。
【0132】まず、図21(a)に示すように、半導体
基板80の上に、配線パターン81を形成すると共に、
第3の実施形態に係る平坦化パターンの生成方法を用い
て第1の平坦化パターン82及び第2の平坦化パターン
83を形成する。
【0133】次に、図21(b)に示すように、配線パ
ターン81、第1の平坦化パターン82及び第2の平坦
化パターン83の上に全面に亘って層間絶縁膜84を形
成する。前述のように、層間絶縁膜84の上面はほぼ平
坦であるが、ミクロ的に見ると、層間絶縁膜84の上面
は、該層間絶縁膜84の下に配線パターン81、第1の
平坦化パターン82又は第2の平坦化パターン83が存
在する部位と存在しない部位との間で若干の凹凸があ
る。
【0134】次に、層間絶縁膜84の上部84aをCM
P(Chemical Mechanical Polish)装置により研磨し
て、図21(c)に示すように、層間絶縁膜84の上面
を完全に平坦化する。その後、図示は省略するが、平坦
化された層間絶縁膜84の上に上層の配線パターンを形
成する。
【0135】以下、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置の第1の製造方法を評価するために、従来の半導
体集積回路装置の製造方法について図43(a)〜
(c)を参照しながら説明する。
【0136】まず、図43(a)に示すように、半導体
基板90の上に配線パターン91を形成した後、図43
(b)に示すように、配線パターン91の上に層間絶縁
膜92を形成する。このようにすると、層間絶縁膜92
の上面には、配線パターン91の有無に対応して大きな
凹凸が形成される。その後、図43(c)に示すよう
に、層間絶縁膜92の表面部92aをCMP装置により
研磨すると、層間絶縁膜92に対する研磨速度が配線パ
ターン91の有無に応じて異なるため、CMP装置によ
る研磨を行なうにも拘わらず、研磨層間絶縁膜92の上
面には凹凸が残存する。
【0137】これに対して、第7の実施形態に係る半導
体集積回路装置の第1の製造方法によると、半導体基板
80の配線層に第1の平坦化パターン82及び第2の平
坦化パターンを形成して層間絶縁膜84の上面をほぼ平
坦にしているため、CMPを行なった後の層間絶縁膜8
4の上面は完全に平坦である。
【0138】以下、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置の第2の製造方法について、図22(a)〜
(d)を参照しながら説明する。尚、図22(a)〜
(d)は、図20(a)におけるX−X線の断面と対応
している。
【0139】まず、図22(a)に示すように、半導体
基板80の上に、配線パターン81を形成すると共に、
第3の実施形態に係る平坦化パターンの生成方法を用い
て第1の平坦化パターン82及び第2の平坦化パターン
83を形成する。
【0140】次に、図22(b)に示すように、配線パ
ターン81、第1の平坦化パターン82及び第2の平坦
化パターン83の上に全面に亘って層間絶縁膜84を形
成する。前述のように、層間絶縁膜84の上面はほぼ平
坦であるが、ミクロ的に見ると、層間絶縁膜84の上面
は、該層間絶縁膜84の下に配線パターン81、第1の
平坦化パターン82又は第2の平坦化パターン83が存
在する部位と存在しない部位との間で若干の凹凸があ
る。
【0141】次に、層間絶縁膜84の上に粘性を有する
樹脂85を表面が平坦になるように塗布する。
【0142】次に、樹脂85及び層間絶縁膜84の上部
をエッチバック法により除去して、図22(d)に示す
ように、層間絶縁膜84の上面を完全に平坦化する。そ
の後、図示は省略するが、平坦化された層間絶縁膜84
の上に上層の配線パターンを形成する。
【0143】以下、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置の第3の製造方法について、図23(a)〜
(d)を参照しながら説明する。尚、図23(a)〜
(d)は、図20(a)におけるX−X線の断面と対応
している。
【0144】まず、図23(a)に示すように、半導体
基板80の上に配線パターン81を形成した後、図23
(b)に示すように、配線パターン81の上に全面に亘
って層間絶縁膜84を形成する。このようにすると、層
間絶縁膜84における下側に配線パターン81が存在す
る領域には凸部84bが形成される。
【0145】次に、図23(c)に示すように、層間絶
縁膜84の上に、第3の実施形態に係る平坦化パターン
の生成方法を用いて、配線パターン81と異なる材料よ
りなる第1の平坦化パターン82及び第2の平坦化パタ
ーン83を形成する。第1の平坦化パターン82及び第
2の平坦化パターン83は、配線パターン81からそれ
ぞれ第1及び第2の所定距離だけ離れているため、層間
絶縁膜84における凸部84bが形成されていない領域
に形成される。
【0146】次に、第1の平坦化パターン82、第2の
平坦化パターン83及び層間絶縁膜84の凸部84bを
CMP装置により研磨して、図22(d)に示すよう
に、層間絶縁膜84の上面を完全に平坦化する。その
後、図示は省略するが、平坦化された層間絶縁膜84の
上に上層の配線パターンを形成する。
【0147】以下、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置の第4の製造方法について、図24(a)〜
(d)を参照しながら説明する。尚、図24(a)〜
(d)は、図20(a)におけるX−X線の断面と対応
している。
【0148】まず、図24(a)に示すように、半導体
基板80の上に配線パターン81を形成した後、図24
(b)に示すように、配線パターン81の上に全面に亘
って下層の層間絶縁膜84Aを形成する。このようにす
ると、下層の層間絶縁膜84Aにおける下側に配線パタ
ーン81が存在する領域には凸部84bが形成される。
【0149】次に、図24(c)に示すように、下層の
層間絶縁膜84Aの上に、第3の実施形態に係る平坦化
パターンの生成方法を用いて第1の平坦化パターン82
及び第2の平坦化パターン83を形成する。第1の平坦
化パターン82及び第2の平坦化パターン83は、配線
パターン81からそれぞれ第1及び第2の所定距離だけ
離れているため、下層の層間絶縁膜84Aにおける凸部
84bが形成されていない領域に形成される。
【0150】次に、第1の平坦化パターン82、第2の
平坦化パターン83及び下層の層間絶縁膜84Aの上に
全面に亘って上層の層間絶縁膜84Bを堆積する。この
ようにすると、第1の平坦化パターン82及び第2の平
坦化パターン83が、下層の層間絶縁膜84Aにおける
凸部84bが形成されていない領域に形成されているた
め、上層の層間絶縁膜84Bの上面はほぼ平坦である。
【0151】その後、図示は省略するが、ほぼ平坦であ
る上層の層間絶縁膜84Bの上に上層の配線パターンを
形成する。
【0152】(第8の実施形態)以下、本発明の第8の
実施形態に係る半導体集積回路装置について、図25、
図26及び図27を参照しながら説明する。
【0153】図25は第8の実施形態に係る半導体集積
回路装置の平面構造を示しており、該半導体集積回路装
置は、半導体基板80上の第1の配線層に形成された第
1の配線パターン81と、第1の配線層の上層又は下層
に位置する第2の配線層に形成された第2の配線パター
ン86とを備えている。図26は、第2の配線層が第1
の配線層の下層に位置する場合の図25におけるY−Y
線の断面構造を示し、図27は、第2の配線層が第1の
配線層の上層に位置する場合の図25におけるY−Y線
の断面構造を示している。
【0154】第1の配線層における、第1の配線パター
ン81から第1の所定距離以上離れ且つ第1の所定距離
よりも大きい第2の所定距離以内であると共に第2の配
線パターン86から第3の所定距離以内である領域に
は、単純図形の集合よりなる第1の平坦化パターン82
が形成されている。また、第1の配線層における第1の
配線パターン81から第2の所定距離以上離れ且つ第2
の配線パターン86から第3の所定距離以上離れた領域
には、単純図形よりも大きい複数の図形よりなる第2の
平坦化パターン83が形成されている。
【0155】第1の配線層にそれぞれ形成されている第
1の配線パターン81、第1の平坦化パターン82及び
第2の平坦化パターン83と、第2の配線層に形成され
ている第2の配線パターン86との間には層間絶縁膜8
4が形成されている。
【0156】尚、第8の実施形態に係る半導体集積回路
装置の製造方法については、第5の実施形態に係る平坦
化パターンの生成方法を用いて第1の平坦化パターン8
2及び第2の平坦化パターン83を形成する以外の工程
は周知であるため、説明を省略する。
【0157】また、第7の実施形態に係る半導体集積回
路装置においては第3の実施形態に係る平坦化パターン
の生成方法を用い、第8の実施形態に係る半導体集積回
路装置の製造方法においては第5の実施形態に係る平坦
化パターンの生成方法を用いたが、これに代えて、第1
〜第5の実施形態に係る平坦化パターンの生成方法を適
宜用いて平坦化パターンを形成してもよいのは当然であ
る。
【0158】
【発明の効果】第1の平坦化パターンの生成方法による
と、平坦化パターンは、所定の大きさ以上の単純図形の
みによって構成されるので、縮小工程における縮小量を
調整することにより半導体製造プロセス上の配線パター
ンのルールを満たさない平坦化パターンが生成されなく
なるようにできると共に、平坦化パターンを構成する単
純図形の数及びデータ量を低減することができる。
【0159】第1の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミー元パターンから、配線パターンを第1の所定
量だけ拡大して得た拡大配線パターンとの重なり部分を
削除してダミーパターンを生成すると、配線パターンが
形成される配線パターン形成領域から所定距離以上離れ
た領域に単純図形の集合よりなるダミーパターンを確実
に生成することができる。また、ダミーパターンを第2
の所定量だけ縮小して縮小ダミーパターンを生成した
後、該縮小ダミーパターンを第2の所定量だけ拡大して
平坦化パターンを生成すると、平坦化パターンを構成す
る単純図形の数及びデータ量を確実に低減することがで
きる。
【0160】第1の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミー元パターンのうち、配線パターンが図形的に
反転されてなる反転配線パターンを第1の所定量だけ縮
小して得た縮小反転配線パターンとの重なり部分のみを
残存させてダミーパターンを生成すると、配線パターン
が形成される配線パターン形成領域から所定距離以上離
れた領域に単純図形の集合よりなるダミーパターンを確
実に生成することができる。また、ダミーパターンを第
2の所定量だけ縮小して縮小ダミーパターンを生成した
後、該縮小ダミーパターンを第2の所定量だけ拡大して
平坦化パターンを生成すると、平坦化パターンを構成す
る単純図形の数及びデータ量を確実に低減することがで
きる。
【0161】第2の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の平坦化パターンの生成方法と同様、平坦化パ
ターンを構成する単純図形の数及びデータ量を低減する
ことができる上に、第1のダミー元パターンのほかに第
2のダミー元パターンを用いて平坦化パターンを形成す
るため、配線パターン同士の間において平坦化パターン
により埋められない領域を低減できるので、プロセス上
必要とされる配線層の平坦度を満足する平坦化パターン
を形成することができる。
【0162】第2の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1のダミー元パターンを構成する単純図形を平行
移動して得た第2のダミー元パターンから、配線パター
ンが第1の所定量だけ拡大されてなる拡大配線パターン
及び第1のダミー元パターンよりなる第1のダミーパタ
ーンが第2の所定量だけ拡大されてなる拡大ダミーパタ
ーンとの重なり部分を削除して第4のダミーパターンを
生成すると、配線パターン同士の間において第1のダミ
ー元パターンよりなる平坦化パターンによって埋められ
ない領域を第2のダミー元パターンによって埋めること
ができる。
【0163】第3の平坦化パターンの生成方法による
と、配線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れ
た領域には、単純図形よりなる平坦化パターンに代えて
単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる平
坦化パターンが生成されるので、単純図形の集合のみに
よって平坦化パターンを構成する場合に比べて、平坦化
パターンの図形数やデータ量を低減することができる。
【0164】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミー元パターンから、配線パターンを第1の所定
量だけ拡大して得た第1の拡大配線パターン及び配線パ
ターンが第2の所定量だけ拡大されてなる第2の拡大配
線パターンを反転して得た反転パターンとの重なり部分
を削除して第1のダミーパターンを生成すると、配線パ
ターンから第1の所定距離以上離れ且つ第1の所定距離
よりも大きい第2の所定距離以内の領域に、単純図形の
集合よりなる第1のパターンを確実に生成することがで
きる。また、反転パターンにより第2のダミーパターン
を生成すると、配線パターン形成領域から第2の所定距
離以上離れた領域に、単純図形よりも大きい少なくとも
1つの図形よりなる平坦化パターンを確実に生成するこ
とができる。
【0165】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミー元パターンから、配線パターンが第1の所定
量だけ拡大して得た第1の拡大配線パターン及び配線パ
ターンが反転されてなる反転パターンを第2の所定量だ
け縮小して得た縮小反転パターンとの重なり部分を削除
して第1のダミーパターンを生成すると、配線パターン
形成領域から第1の所定距離以上離れ且つ第1の所定距
離よりも大きい第2の所定距離以内の領域に、単純図形
の集合よりなる第1のパターンを確実に生成することが
できる。また、縮小反転パターンにより第2のダミーパ
ターンを生成すると、配線パターン形成領域から第2の
所定距離以上離れた領域に、単純図形よりも大きい少な
くとも1つの図形よりなる平坦化パターンを確実に生成
することができる。
【0166】第3の平坦化パターンの生成方法におい
て、ダミー元パターンから、配線パターンが第1の所定
量だけ拡大して得た第1の拡大配線パターン及び配線パ
ターンが第2の所定量だけ拡大されてなる第2の拡大配
線パターンを反転して得た第2の反転パターンとの重な
り部分を削除して第1のダミーパターンを生成すると、
配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ且つ
第1の所定距離よりも大きい第2の所定距離以内の領域
に、単純図形の集合よりなる第1のパターンを確実に生
成することができる。また、第2の反転パターンにより
第2のダミーパターンを生成すると、配線パターン形成
領域から第2の所定距離以上離れた領域に、単純図形よ
りも大きい少なくとも1つの図形よりなる平坦化パター
ンを確実に生成することができる。
【0167】第4の平坦化パターンの生成方法による
と、配線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れ
た領域には、第1の単純図形よりなる平坦化パターンに
代えて第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形の集
合よりなる平坦化パターンが生成されるので、平坦化パ
ターンの図形数やデータ量を低減することができる。ま
た、配線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れ
た領域においては、第2の単純図形の集合よりなる平坦
化パターンが生成されるため、配線パターンが形成され
る配線層の上層又は下層の配線層において平坦化パター
ンに起因する寄生容量が増加する事態を抑制することが
できる。このため、平坦化パターンの図形数やデータ量
の低減と第2の配線層における寄生容量の増加の抑制と
の両立を図ることができる。
【0168】第4の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形の集合
よりなる第2のダミー元パターンのうち、配線パターン
が第2の所定量だけ拡大されてなる第2の拡大配線パタ
ーンを反転して得た反転パターンとの重なり部分のみを
残して第2のダミーパターンを生成すると、配線パター
ン形成領域から第2の所定距離以上離れた領域において
は、第2の単純図形の集合よりなる平坦化パターンが確
実に生成される。
【0169】第5の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の配線パターン形成領域から第2の所定距離以
上離れ且つ第2の配線パターン形成領域から第3の所定
距離以上離れた領域には、単純図形の集合よりなる平坦
化パターンに代えて単純図形よりも大きい少なくとも1
つの図形よりなる平坦化パターンが生成されるので、寄
生容量の増加を抑制しつつ平坦化パターンの図形数やデ
ータ量を低減することができる。
【0170】第5の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1の配線パターンが第1の所定量だけ拡大されて
なる第1の拡大配線パターンと第2の配線パターンが第
2の所定量だけ拡大されてなる第2の拡大配線パターン
とを重ね合わせて得た合成パターンを反転させて第2の
ダミーパターンを生成すると、第1の配線パターン形成
領域から第2の所定距離以上離れ且つ第2の配線パター
ン形成領域から第3の所定距離以上離れた領域に、単純
図形よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる平坦化
パターンを確実に生成することができる。
【0171】第6の平坦化パターンの生成方法による
と、第1の配線パターン形成領域から第2の所定距離以
上離れ且つ第2の配線パターン形成領域から第3の所定
距離以上離れた領域に、第1の単純図形よりも大きい第
2の単純図形の集合よりなる平坦化パターンを生成する
と、寄生容量の増加を一層抑制しつつ平坦化パターンの
図形数やデータ量を低減することができる。
【0172】第6の平坦化パターンの生成方法におい
て、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形よりな
る第2のダミー元パターンのうち、第1の配線パターン
が第1の所定量だけ拡大された第1の拡大配線パターン
と第2の配線パターンが第2の所定量だけ拡大された第
2の拡大配線パターンとが重ね合わされてなる合成パタ
ーンを反転して得た反転パターンとの重なり部分のみを
残存させて第2のダミーパターンを生成すると、第1の
配線パターン形成領域から第2の所定距離以上離れ且つ
第2の配線パターン形成領域から第3の所定距離以上離
れた領域に、第1の単純図形よりも大きい第2の単純図
形の集合よりなる平坦化パターンを確実に生成すること
ができる。
【0173】第1の平坦化パターンの生成装置による
と、第1の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができ、第2の平坦化パターンの生成装置による
と、第2の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができ、第3の平坦化パターンの生成装置による
と、第3の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができ、第4の平坦化パターンの生成装置による
と、第4の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができ、第5の平坦化パターンの生成装置による
と、第5の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができ、第6の平坦化パターンの生成装置による
と、第6の平坦化パターンの生成方法を確実に実現する
ことができる。
【0174】第1の半導体集積回路装置によると、配線
層における配線パターンから第1の所定距離以上離れ且
つ第2の所定距離以内の領域には単純図形の集合よりな
る第1の平坦化パターンが生成されている一方、配線層
における配線パターンから第2の所定距離以上離れた領
域には、単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形よ
りなる第2の平坦化パターンが形成されているため、単
純図形の集合のみよりなる平坦化パターンを形成する場
合に比べて、平坦化パターンの図形数やデータ量を低減
することができる。
【0175】第2の半導体集積回路装置によると、第1
の配線層における第1の配線パターンから第1の所定距
離以上離れ且つ第2の所定距離以内であると共に第2の
配線パターン領域から第3の所定距離以内の領域には、
単純図形の集合よりなる第1の平坦化パターンが形成さ
れており、また、第2の配線層における第1の配線パタ
ーンから第2の所定距離以上離れ且つ第2の配線パター
ンから第3の所定距離以上離れた領域には、単純図形の
集合よりなる平坦化パターンに代えて単純図形よりも大
きい少なくとも1つの図形よりなる第2の平坦化パター
ンが形成されているため、寄生容量の増加を抑制しつつ
平坦化パターンの図形数やデータ量を低減することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は本発明の第1の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図2】(a)〜(c)は本発明の第1の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図3】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図4】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図5】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図6】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図7】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図8】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図9】(a)〜(d)は本発明の第2の実施形態に係
る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図であ
る。
【図10】(a),(b)は本発明の第3の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図11】(a),(b)は本発明の第3の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図12】(a),(b)は本発明の第3の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図13】(a),(b)は本発明の第4の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図14】(a),(b)は本発明の第4の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図15】(a),(b)は本発明の第5の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図16】(a),(b)は本発明の第5の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図17】(a),(b)は本発明の第5の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図18】(a),(b)は本発明の第6の実施形態に
係る平坦化パターンの生成方法の各工程を示す平面図で
ある。
【図19】本発明の第6の実施形態に係る平坦化パター
ンの生成方法の工程を示す平面図である。
【図20】(a)は本発明の第7の実施形態に係る半導
体集積回路装置の平面図であり、(b)は(a)におけ
るX−X線の断面図である。
【図21】(a)〜(c)は前記第7の実施形態に係る
半導体集積回路装置の第1の製造方法の各工程を示す断
面図である。
【図22】(a)〜(d)は前記第7の実施形態に係る
半導体集積回路装置の第2の製造方法の各工程を示す断
面図である。
【図23】(a)〜(d)は前記第7の実施形態に係る
半導体集積回路装置の第3の製造方法の各工程を示す断
面図である。
【図24】(a)〜(d)は前記第7の実施形態に係る
半導体集積回路装置の第4の製造方法の各工程を示す断
面図である。
【図25】本発明の第8の実施形態に係る半導体集積回
路装置の平面図である。
【図26】前記第8の実施形態に係る半導体集積回路装
置において、第2の配線層が第1の配線層の下層に位置
する場合の図25におけるY−Y線の断面図である。
【図27】前記第8の実施形態に係る半導体集積回路装
置において、第2の配線層が第1の配線層の上層に位置
する場合の図25におけるY−Y線の断面図である。
【図28】前記第1の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法のフロー図である。
【図29】前記第2の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法の前半のフロー図である。
【図30】前記第2の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法の後半のフロー図である。
【図31】前記第3の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法のフロー図である。
【図32】前記第4の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法のフロー図である。
【図33】前記第5の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法のフロー図である。
【図34】前記第6の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法のフロー図である。
【図35】前記第1の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第1の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図36】前記第2の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第2の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図37】前記第3の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第3の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図38】前記第4の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第4の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図39】前記第5の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第5の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図40】前記第6の実施形態に係る平坦化パターンの
生成方法に用いる第6の平坦化パターンの生成装置のブ
ロック図である。
【図41】(a)〜(d)は従来の平坦化パターンの生
成方法の各工程を示す平面図である。
【図42】(a),(b)は従来の平坦化パターンの生
成方法の各工程を示す平面図である。
【図43】(a)〜(c)は従来の半導体集積回路装置
の製造方法の各工程を示す断面図である。
【符号の説明】
10 第1のダミー元パターン 11 配線パターン 12 拡大配線パターン 13 ダミーパターン 14 縮小ダミーパターン 15 平坦化パターン 21 第2のダミー元パターン 22 第3のダミー元パターン 23 第4のダミー元パターン 24 第5のダミー元パターン 25 配線パターン 26 拡大配線パターン 27 第1ダミーパターン 28 第1縮小ダミーパターン 29 第2ダミーパターン 30 第1拡大ダミーパターン 31 第1拡大合成パターン 32 第3ダミーパターン 33 第3ダミーパターン 34 第4ダミーパターン 35 第2拡大ダミーパターン 36 第2拡大合成パターン 37 第5ダミーパターン 38 第3縮小ダミーパターン 39 第6ダミーパターン 40 第3拡大ダミーパターン 41 第3拡大合成パターン 42 第7ダミーパターン 43 第4縮小ダミーパターン 44 第8ダミーパターン 50 配線パターン 51 第1拡大配線パターン 52 第2拡大配線パターン 53 反転パターン 55 第6ダミーパターン 56 第7ダミーパターン 60 他層配線パターン 61 第3の拡大配線パターン 62 反転パターン 70 第8ダミーパターン 80 半導体基板 81 配線パターン(第1の配線パターン) 82 第1の平坦化パターン 83 第2の平坦化パターン 84 層間絶縁膜 84a 層間絶縁膜の上部 84b 層間絶縁膜の凸部 84A 下層の層間絶縁膜 84B 上層の層間絶縁膜 85 樹脂 86 第2の配線パターン 100 図形拡大処理手段 101 図形論理差演算手段 102 図形縮小処理手段 103 図形拡大処理手段 104 図形論理和演算処理手段 200 使用データ切替え手段 201 図形拡大処理手段 202 使用データ切替え手段 203 図形論理差演算処理手段 204 図形縮小処理手段 205 図形拡大処理手段 206 使用データ切替え手段 207 図形拡大処理手段 208 図形論理和演算処理手段 209 図形論理和演算処理手段 300 使用データ切替え手段 301 図形拡大処理手段 302 図形拡大処理手段 303 図形反転処理手段 304 図形論理和演算処理手段 305 使用データ切替え手段 306 図形縮小処理手段 307 図形拡大処理手段 308 使用データ切替え手段 309 図形論理和演算処理手段 310 使用データ切替え手段 311 図形論理和演算処理手段 312 図形拡大処理手段 400 使用データ切替え手段 401 図形拡大処理手段 402 図形拡大処理手段 403 図形反転処理手段 404 図形論理差演算処理手段 405 論理和演算処理手段 406 使用データ切替え手段 407 図形論理差演算処理手段 408 図形縮小処理手段 409 図形拡大処理手段 410 使用データ切替え手段 411 図形論理和演算処理手段 412 図形論理和演算処理手段 413 図形拡大処理手段 500 使用データ切替え手段 501 図形拡大処理手段 502 図形拡大処理手段 503 図形論理和演算処理手段 504 図形反転処理手段 505 図形拡大処理手段 506 図形論理和演算処理手段 507 使用データ切替え手段 508 図形論理差演算処理手段 509 図形縮小処理手段 510 図形拡大処理手段 511 使用データ切替え手段 512 図形論理和演算処理手段 513 図形拡大処理手段 514 図形論理和演算処理手段 600 使用データ切替え手段 601 図形拡大処理手段 602 図形拡大処理手段 603 図形拡大処理手段 604 図形論理和演算処理手段 605 図形論理差演算処理手段 606 図形論理和演算手段 607 使用データ切替え手段 608 図形論理差演算処理手段 609 図形縮小処理手段 610 図形拡大処理手段 611 使用データ切替え手段 612 図形論理和演算処理手段 613 図形論理和演算処理手段 614 図形拡大処理手段

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線層における配線パターンが形成され
    る配線パターン形成領域から所定距離以上離れた領域に
    単純図形の集合よりなるダミーパターンを生成するダミ
    ーパターン生成工程と、 前記ダミーパターンを縮小した後、残存する図形パター
    ンを拡大して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  2. 【請求項2】 前記ダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して拡大配線
    パターンを生成する工程と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンから前記拡大配線パターンとの重
    なり部分を削除する図形論理差演算処理により前記ダミ
    ーパターンを生成する工程とを含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記ダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して縮小ダ
    ミーパターンを生成する工程と、 前記縮小ダミーパターンを前記第2の所定量だけ拡大し
    て前記平坦化パターンを生成する工程とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の平坦化パターンの生成方法。
  3. 【請求項3】 前記ダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを図形的に反転させて反転配線パター
    ンを生成する工程と、 前記反転配線パターンを第1の所定量だけ縮小して縮小
    反転配線パターンを生成する工程と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンのうち前記縮小反転配線パターン
    との重なり部分のみを残存させる図形論理積演算処理に
    より前記ダミーパターンを生成する工程とを含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記ダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して縮小ダ
    ミーパターンを生成する工程と、 前記縮小ダミーパターンを前記第2の所定量だけ拡大し
    て前記平坦化パターンを生成する工程とを含むことを特
    徴とする請求項1に記載の平坦化パターンの生成方法。
  4. 【請求項4】 配線層における配線パターンが形成され
    る配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れた
    領域に単純図形の集合よりなる第1のダミーパターンを
    生成する第1のダミーパターン生成工程と、 前記第1のダミーパターンを縮小した後、残存する図形
    パターンを拡大して第2のダミーパターンを生成する第
    2のダミーパターン生成工程と、 前記配線層における前記配線パターン形成領域から前記
    第1の所定距離以上離れ且つ前記第1のダミーパターン
    から第2の所定距離以上離れた領域に、平行移動した前
    記単純図形の集合よりなる第3のダミーパターンを生成
    する第3のダミーパターン生成工程と、 前記第3のダミーパターンを縮小した後、残存する図形
    パターンを拡大して第4のダミーパターンを生成する第
    4のダミーパターン生成工程と、 前記第2のダミーパターンと前記第4のダミーパターン
    とを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して拡大配線
    パターンを生成する工程と、 前記配線層に前記単純図形を繰り返し配置して第1のダ
    ミー元パターンを生成する工程と、 前記第1のダミー元パターンから前記拡大配線パターン
    との重なり部分を削除する図形論理差演算処理により前
    記第1のダミーパターンを生成する工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して
    第1の縮小ダミーパターンを生成する工程と、 前記第1の縮小ダミーパターンを前記第2の所定量だけ
    拡大して前記第2のダミーパターンを生成する工程とを
    含み、 前記第3のダミーパターン生成工程は、 前記第1のダミー元パターンを構成する単純図形を平行
    移動して第2のダミー元パターンを生成する工程と、 前記第2のダミーパターンを第3の所定量だけ拡大して
    拡大ダミーパターンを生成する工程と、 前記第2のダミー元パターンから前記拡大配線パターン
    及び前記拡大ダミーパターンとの重なり部分を削除する
    図形論理差演算処理により前記第3のダミーパターンを
    生成する工程とを含み、 前記第4のダミーパターン生成工程は、 前記第3のダミーパターンを第4の所定量だけ縮小して
    第2の縮小ダミーパターンを生成する工程と、 前記第2の縮小ダミーパターンを前記第4の所定量だけ
    拡大して前記第4のダミーパターンを生成する工程とを
    含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第2のダミーパターンと前記第4のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    4に記載の平坦化パターンの生成方法。
  6. 【請求項6】 配線層における配線パターンが形成され
    る配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ且
    つ前記第1の所定距離よりも大きい第2の所定距離以内
    の領域に単純図形の集合よりなる第1のダミーパターン
    を生成する第1のダミーパターン生成工程と、 前記配線層における前記配線パターン形成領域から前記
    第2の所定距離以上離れた領域に、前記単純図形よりも
    大きい少なくとも1つの図形よりなる第2のダミーパタ
    ーンを生成する第2のダミーパターン生成工程と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  7. 【請求項7】 前記第1のダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡
    大配線パターンを生成する工程と、 前記配線パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成す
    る工程と、 前記第2の拡大配線パターンを反転して反転パターンを
    生成する工程と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンから前記第1の拡大配線パターン
    及び前記反転パターンとの重なり部分を削除する図形論
    理差演算処理により前記第1のダミーパターンを生成す
    る工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記反転パターンよりなる前記第2のダミーパターンを
    生成する工程を含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    6に記載の平坦化パターンの生成方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して拡大配線
    パターンを生成する工程と、 前記配線パターンを反転して反転パターンを生成する工
    程と、 前記反転パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ縮小して縮小反転パターンを生成する工程
    と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンから前記拡大配線パターン及び前
    記縮小反転パターンとの重なり部分を削除する図形論理
    差演算処理により前記第1のダミーパターンを生成する
    工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記縮小反転パターンよりなる前記第2のダミーパター
    ンを生成する工程を含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    6に記載の平坦化パターンの生成方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のダミーパターン生成工程は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡
    大配線パターンを生成する工程と、 前記配線パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成す
    る工程と、 前記第2の拡大配線パターンを反転して第1の反転パタ
    ーンを生成する工程と、 前記第1の反転パターンを第3の所定量だけ縮小して縮
    小反転パターンを生成する工程と、 前記縮小反転パターンを前記第3の所定量だけ拡大して
    第2の反転パターンを生成する工程と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンから前記第1の拡大配線パターン
    及び前記第2の反転パターンとの重なり部分を削除する
    図形論理差演算処理により前記第1のダミーパターンを
    生成する工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記第2の反転パターンよりなる前記第2のダミーパタ
    ーンを生成する工程を含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    6に記載の平坦化パターンの生成方法。
  10. 【請求項10】 配線層における配線パターンが形成さ
    れる配線パターン形成領域から第1の所定距離以上離れ
    且つ前記第1の所定距離よりも大きい第2の所定距離以
    内の領域に第1の単純図形の集合よりなる第1のダミー
    パターンを生成する第1のダミーパターン生成工程と、 前記配線層における前記配線パターン形成領域から前記
    第2の所定距離以上離れた領域に前記第1の単純図形よ
    りも大きい第2の単純図形の集合よりなる第2のダミー
    パターンを生成する第2のダミーパターン生成工程と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のダミーパターン生成工程
    は、 前記配線パターンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡
    大配線パターンを生成する工程と、 前記配線パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成す
    る工程と、 前記第2の拡大配線パターンを反転して反転パターンを
    生成する工程と、 前記第1の単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元
    パターンを生成する工程と、 前記第1のダミー元パターンから前記第1の拡大配線パ
    ターン及び前記反転パターンとの重なり部分を削除する
    図形論理差演算処理により前記第1のダミーパターンを
    生成する工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記第2の単純図形を繰り返し配置して第2のダミー元
    パターンを生成する工程と、 前記第2のダミー元パターンのうち前記反転パターンと
    の重なり部分のみを残存させる図形論理積演算処理によ
    り前記第2のダミーパターンを生成する工程とを含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    10に記載の平坦化パターンの生成方法。
  12. 【請求項12】 第1の配線層における第1の配線パタ
    ーンが形成される第1の配線パターン形成領域から第1
    の所定距離以上離れ且つ前記第1の所定距離よりも大き
    い第2の所定距離以内であって前記第1の配線層の上層
    又は下層である第2の配線層における第2の配線パター
    ンが形成される第2の配線パターン形成領域から第3の
    所定距離以内である前記第1の配線層の領域に単純図形
    の集合よりなる第1のダミーパターンを生成する第1の
    ダミーパターン生成工程と、 前記第1の配線層における前記第1の配線パターン形成
    領域から前記第2の所定距離以上離れ且つ前記第2の配
    線パターン形成領域から前記第3の所定距離以上離れた
    前記第1の配線層領域に前記単純図形よりも大きい少な
    くとも1つの図形よりなる第2のダミーパターンを生成
    する第2のダミーパターン生成工程と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  13. 【請求項13】 前記第1のダミーパターン生成工程
    は、 前記第1の配線パターンを第1の所定量だけ拡大して第
    1の拡大配線パターンを生成する工程と、 前記第2の配線パターンを第2の所定量だけ拡大して第
    2の拡大配線パターンを生成する工程と、 前記第1の拡大配線パターンと前記第2の拡大配線パタ
    ーンとを重ね合わせる図形論理和演算処理により合成パ
    ターンを生成する工程、 前記合成パターンを反転させて反転パターンを生成する
    工程と、 前記単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生
    成する工程と、 前記ダミー元パターンから前記第1の拡大配線パターン
    及び前記反転パターンとの重なり部分を削除する図形論
    理差演算処理により前記第1のダミーパターンを生成す
    る工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記反転パターンよりなる前記第2のダミーパターンを
    生成する工程を含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    12に記載の平坦化パターンの生成方法。
  14. 【請求項14】 第1の配線層における第1の配線パタ
    ーンが形成される第1の配線パターン形成領域から第1
    の所定距離以上離れ且つ第2の所定距離以内であって前
    記第1の配線層の上層又は下層である第2の配線層にお
    ける第2の配線パターンが形成される第2の配線パター
    ン形成領域から第3の所定距離以内である前記第1の配
    線層の領域に第1の単純図形の集合よりなる第1のダミ
    ーパターンを生成する第1のダミーパターン生成工程
    と、 前記第1の配線層における前記第1の配線パターン形成
    領域から前記第2の所定距離以上離れ且つ前記第2の配
    線パターン形成領域から前記第3の所定距離以上離れた
    領域に前記第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形
    の集合よりなる第2のダミーパターンを生成する第2の
    ダミーパターン生成工程と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを合成して平坦化パターンを生成する平坦化パターン
    生成工程とを備えていることを特徴とする平坦化パター
    ンの生成方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のダミーパターン生成工程
    は、 前記第1の配線パターンを第1の所定量だけ拡大して第
    1の拡大配線パターンを生成する工程と、 前記第2の配線パターンを第2の所定量だけ拡大して第
    2の拡大配線パターンを生成する工程と、 前記第1の拡大配線パターンと前記第2の拡大配線パタ
    ーンとを重ね合わせる図形論理和演算処理により合成パ
    ターンを生成する工程、 前記合成パターンを反転させて反転パターンを生成する
    工程と、 前記第1の単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元
    パターンを生成する工程と、 前記第1のダミー元パターンから前記第1の拡大配線パ
    ターン及び前記反転パターンとの重なり部分を削除する
    図形論理差演算処理により前記第1のダミーパターンを
    生成する工程とを含み、 前記第2のダミーパターン生成工程は、 前記第2の単純図形を繰り返し配置して第2のダミー元
    パターンを生成する工程と、 前記第2のダミー元パターンのうち前記反転パターンと
    の重なり部分のみを残存させる図形論理積演算処理によ
    り前記第2のダミーパターンを生成する工程とを含み、 前記平坦化パターン生成工程は、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせる図形論理和演算処理により前記平坦化
    パターンを生成する工程を含むことを特徴とする請求項
    14に記載の平坦化パターンの生成方法。
  16. 【請求項16】 配線層における配線パターンを第1の
    所定量だけ拡大して拡大配線パターンを生成する第1の
    図形拡大処理手段と、 単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生成す
    るダミー元パターン生成処理手段と、 前記ダミー元パターンから前記拡大配線パターンとの重
    なり部分を削除してダミーパターンを生成する図形論理
    差演算処理手段と、 前記ダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して縮小ダ
    ミーパターンを生成する図形縮小処理手段と、 前記縮小ダミーパターンを前記第2の所定量だけ拡大し
    て平坦化パターンを生成する第2の図形拡大処理手段と
    を備えていることを特徴とする平坦化パターンの生成装
    置。
  17. 【請求項17】 配線層における配線パターンを第1の
    所定量だけ拡大して拡大配線パターンを生成する第1の
    図形拡大処理手段と、 前記単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元パター
    ンを生成する第1のダミー元パターン生成手段と、 前記第1のダミー元パターンから前記拡大配線パターン
    との重なり部分を削除して第1のダミーパターンを生成
    する図形論理差演算処理手段と、 前記第1のダミーパターンを第2の所定量だけ縮小して
    第1の縮小ダミーパターンを生成する第1の図形縮小処
    理手段と、 前記第1の縮小ダミーパターンを前記第2の所定量だけ
    拡大して第2のダミーパターンを生成する第2の図形拡
    大処理手段と、 前記第1のダミー元パターンを構成する単純図形を平行
    移動して第2のダミー元パターンを生成する第2のダミ
    ー元パターン生成手段と、 前記第2のダミーパターンを第3の所定量だけ拡大して
    拡大ダミーパターンを生成する第3の図形拡大処理手段
    と、 前記第2のダミー元パターンから前記拡大配線パターン
    及び前記拡大ダミーパターンとの重なり部分を削除して
    第3のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手
    段と、 前記第3のダミーパターンを第4の所定量だけ縮小して
    第2の縮小ダミーパターンを生成する第2の図形縮小処
    理手段と、 前記第2の縮小ダミーパターンを前記第4の所定量だけ
    拡大して前記第4のダミーパターンを生成する第4の図
    形拡大処理手段と、 前記第2のダミーパターンと前記第4のダミーパターン
    とを重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和
    演算処理手段とを備えていることを特徴とする平坦化パ
    ターンの生成装置。
  18. 【請求項18】 配線層における配線パターンを第1の
    所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生成する
    第1の図形拡大処理手段と、 前記配線パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成す
    る第2の図形拡大処理手段と、 前記第2の拡大配線パターンを反転して反転パターンを
    生成する図形反転処理手段と、 前記配線層に単純図形を繰り返し配置してダミー元パタ
    ーンを生成するダミー元パターン生成手段と、 前記ダミー元パターンから前記第1の拡大配線パターン
    及び前記反転パターンとの重なり部分を削除してダミー
    パターンを生成する図形論理差演算処理と、 前記ダミーパターンと前記反転パターンとを重ね合わせ
    て平坦化パターンを生成する図形論理和演算処理とを備
    えていることを特徴とする平坦化パターンの生成装置。
  19. 【請求項19】 配線層における配線パターンを第1の
    所定量だけ拡大して第1の拡大配線パターンを生成する
    第1の図形拡大処理手段と、 前記配線パターンを前記第1の所定量よりも大きい第2
    の所定量だけ拡大して第2の拡大配線パターンを生成す
    る第2の図形拡大処理手段と、 前記第2の拡大配線パターンを反転して反転パターンを
    生成する図形反転処理手段と、 第1の単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元パタ
    ーンを生成する第1のダミー元パターン生成手段と、 前記第1のダミー元パターンから前記第1の拡大配線パ
    ターン及び前記反転パターンとの重なり部分を削除して
    第1のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手
    段と、 前記第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形を繰り
    返し配置して第2のダミー元パターンを生成する第2の
    ダミー元パターン生成手段と、 前記第2のダミー元パターンのうち前記反転パターンと
    の重なり部分のみを残存させて第2のダミーパターンを
    生成する図形論理積演算処理手段と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和
    演算処理手段とを備えていることを特徴とする平坦化パ
    ターンの生成装置。
  20. 【請求項20】 第1の配線層における第1の配線パタ
    ーンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パター
    ンを生成する第1の図形拡大処理手段と、 前記第1の配線層の上層又は下層である第2の配線層に
    おける第2の配線パターンを第2の所定量だけ拡大して
    第2の拡大配線パターンを生成する第2の図形拡大処理
    手段と、 前記第1の拡大配線パターンと前記第2の拡大配線パタ
    ーンとを重ね合わせて合成パターンを生成する図形論理
    和演算処理手段と、 前記合成パターンを反転させて反転パターンを生成する
    図形反転処理手段と、 単純図形を繰り返し配置してダミー元パターンを生成す
    るダミー元パターン生成手段と、 前記ダミー元パターンから前記第1の拡大配線パターン
    及び前記反転パターンとの重なり部分を削除して第1の
    ダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手段と、 前記第1のダミーパターンと前記反転パターンとを重ね
    合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和演算処理
    手段とを備えていることを特徴とする平坦化パターンの
    生成装置。
  21. 【請求項21】 第1の配線層における第1の配線パタ
    ーンを第1の所定量だけ拡大して第1の拡大配線パター
    ンを生成する第1の図形拡大処理手段と、 前記第1の配線層の上層又は下層である第2の配線層に
    おける第2の配線パターンを第2の所定量だけ拡大して
    第2の拡大配線パターンを生成する第2の図形拡大処理
    手段と、 前記第1の拡大配線パターンと前記第2の拡大配線パタ
    ーンとを重ね合わせて合成パターンを生成する図形論理
    和演算処理手段と、 前記合成パターンを反転させて反転パターンを生成する
    図形反転処理手段と、 第1の単純図形を繰り返し配置して第1のダミー元パタ
    ーンを生成する第1のダミー元パターン生成手段と、 前記第1のダミー元パターンから前記第1の拡大配線パ
    ターン及び前記反転パターンとの重なり部分を削除して
    第1のダミーパターンを生成する図形論理差演算処理手
    段と、 前記第1の単純図形よりも大きい第2の単純図形を繰り
    返し配置して第2のダミー元パターンを生成する第2の
    ダミー元パターン生成手段と、 前記第2のダミー元パターンのうち前記反転パターンと
    の重なり部分のみを残存させて第2のダミーパターンを
    生成する図形論理積演算処理手段と、 前記第1のダミーパターンと前記第2のダミーパターン
    とを重ね合わせて平坦化パターンを生成する図形論理和
    演算処理手段とを備えていることを特徴とする平坦化パ
    ターンの生成装置。
  22. 【請求項22】 半導体基板上の配線層に形成された配
    線パターンと、 前記配線層における前記配線パターンから第1の所定距
    離以上離れ且つ前記第1の所定距離よりも大きい第2の
    所定距離以内の領域に形成されており、単純図形の集合
    よりなる第1の平坦化パターンと、 前記配線層における前記配線パターンから前記第2の所
    定距離以上離れた領域に形成されており、前記単純図形
    よりも大きい少なくとも1つの図形よりなる第2の平坦
    化パターンと、 前記配線パターン、第1の平坦化パターン及び第2の平
    坦化パターンの上に形成された層間絶縁膜とを備えてい
    ることを特徴とする半導体集積回路装置。
  23. 【請求項23】 半導体基板上の第1の配線層に形成さ
    れた第1の配線パターンと、 前記半導体基板上における前記第1の配線層の上層又は
    下層に位置する第2の配線層に形成された第2の配線パ
    ターンと、 前記第1の配線層における、前記第1の配線パターンか
    ら第1の所定距離以上離れ且つ前記第1の所定距離より
    も大きい第2の所定距離以内であると共に前記第2の配
    線パターンから第3の所定距離以内である領域に形成さ
    れており、単純図形の集合よりなる第1の平坦化パター
    ンと、 前記第1の配線層における前記第1の配線パターンから
    前記第2の所定距離以上離れ且つ前記第2の配線パター
    ンから前記第3の所定距離以上離れた領域に形成されて
    おり、前記単純図形よりも大きい少なくとも1つの図形
    よりなる第2の平坦化パターンと、 前記第1の配線層に形成されている前記第1の配線パタ
    ーン、第1の平坦化パターン及び第2の平坦化パターン
    と、前記第2の配線層に形成されている前記第2の配線
    パターンとの間に形成された層間絶縁膜とを備えている
    ことを特徴とする半導体集積回路装置。
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