JPH09306825A - 半導体製造装置 - Google Patents
半導体製造装置Info
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- JPH09306825A JPH09306825A JP13968396A JP13968396A JPH09306825A JP H09306825 A JPH09306825 A JP H09306825A JP 13968396 A JP13968396 A JP 13968396A JP 13968396 A JP13968396 A JP 13968396A JP H09306825 A JPH09306825 A JP H09306825A
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- filling
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70858—Environment aspects, e.g. pressure of beam-path gas, temperature
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03F—PHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
- G03F7/00—Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
- G03F7/70—Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
- G03F7/708—Construction of apparatus, e.g. environment aspects, hygiene aspects or materials
- G03F7/70908—Hygiene, e.g. preventing apparatus pollution, mitigating effect of pollution or removing pollutants from apparatus
- G03F7/70933—Purge, e.g. exchanging fluid or gas to remove pollutants
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- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 装置の再起動の場合に、不活性ガス充填部に
不活性ガスが充填される時間を必要最小限にし、メンテ
ナンス時間を少なくし装置稼動率を上げる。 【解決手段】 遠紫外線用レーザー1と、遠紫外線光の
光路12上を不活性ガスで充填する密閉路5A,5B
と、該密閉路に不活性ガスを小流量で流入させる第1の
弁手段3Bと、該密閉路に不活性ガスを大流量で流入さ
せる第2の弁手段3Aとを具備する半導体製造装置にお
いて、前記密閉路の不活性ガス濃度を検出するセンサー
14A,14Bと、該密閉路を大気に開放する第3の弁
手段3Cと、不活性ガスが前記充填される際に前記密閉
路の不活性ガス濃度が所定濃度未満であるときの前記セ
ンサー出力に応じて前記第2および第3の弁手段を開
き、前記不活性ガス濃度が所定濃度以上であるときの前
記センサー出力に応じて前記第2および第3の弁手段を
閉じ前記第1の弁手段を開く制御手段8とを設ける。
不活性ガスが充填される時間を必要最小限にし、メンテ
ナンス時間を少なくし装置稼動率を上げる。 【解決手段】 遠紫外線用レーザー1と、遠紫外線光の
光路12上を不活性ガスで充填する密閉路5A,5B
と、該密閉路に不活性ガスを小流量で流入させる第1の
弁手段3Bと、該密閉路に不活性ガスを大流量で流入さ
せる第2の弁手段3Aとを具備する半導体製造装置にお
いて、前記密閉路の不活性ガス濃度を検出するセンサー
14A,14Bと、該密閉路を大気に開放する第3の弁
手段3Cと、不活性ガスが前記充填される際に前記密閉
路の不活性ガス濃度が所定濃度未満であるときの前記セ
ンサー出力に応じて前記第2および第3の弁手段を開
き、前記不活性ガス濃度が所定濃度以上であるときの前
記センサー出力に応じて前記第2および第3の弁手段を
閉じ前記第1の弁手段を開く制御手段8とを設ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造装置に
関し、主に半導体露光装置における露光前動作に関する
ものである。
関し、主に半導体露光装置における露光前動作に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子の微細化に伴い、より
微細なパターン作成のため、半導体露光装置において使
用する光源を、より波長の短い紫外線域の光源に変更し
てきている。半導体露光装置で使用する光源として、以
前はg線と呼ばれる光源からi線と呼ばれる光源に、そ
して現在は、KiF線等の遠紫外線と呼ばれる光源に変
化してきた。
微細なパターン作成のため、半導体露光装置において使
用する光源を、より波長の短い紫外線域の光源に変更し
てきている。半導体露光装置で使用する光源として、以
前はg線と呼ばれる光源からi線と呼ばれる光源に、そ
して現在は、KiF線等の遠紫外線と呼ばれる光源に変
化してきた。
【0003】ところが、現在使用されているKrF線等
の遠紫外線光源を使用する場合、KrF線等の遠紫外線
光の高エネルギーのため、光路上の微細な塵が空気内の
酸素と反応し、不純物として光学系に付着したり、ま
た、光学系のレンズコーテイング材と空気中の酸素が反
応し、光学系が曇ってしまう、という現象が発生してい
る。このような不純物の付着や光学系の曇りを防止する
ため、KrF線等の遠紫外線光の光路上を、不活性ガス
を充填し、塵と空気やレンズコーテイング材と空気が反
応しないようにしている。
の遠紫外線光源を使用する場合、KrF線等の遠紫外線
光の高エネルギーのため、光路上の微細な塵が空気内の
酸素と反応し、不純物として光学系に付着したり、ま
た、光学系のレンズコーテイング材と空気中の酸素が反
応し、光学系が曇ってしまう、という現象が発生してい
る。このような不純物の付着や光学系の曇りを防止する
ため、KrF線等の遠紫外線光の光路上を、不活性ガス
を充填し、塵と空気やレンズコーテイング材と空気が反
応しないようにしている。
【0004】従来、サービスマンやオペレーター等が前
記不活性ガスの充填部について、不活性ガス充填部のカ
バーを開いて作業をした後に装置の立ち上げや再起動を
行う場合、不活性ガス充填部のカバーを閉じて、不活性
ガス充填部に不活性ガスが充填されるであろう、ある一
定時間、不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開
閉弁を開け、不活性ガス充填部に不活性ガスが充填され
るのを待っていた。その後、不活性ガスを大流量で流入
させるための電磁開閉弁を閉じ、不活性ガス充填部にお
いて、気密性の低い部分からの不活性ガスの漏れを考慮
して、不活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉
弁を開いて装置を放置していた。
記不活性ガスの充填部について、不活性ガス充填部のカ
バーを開いて作業をした後に装置の立ち上げや再起動を
行う場合、不活性ガス充填部のカバーを閉じて、不活性
ガス充填部に不活性ガスが充填されるであろう、ある一
定時間、不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開
閉弁を開け、不活性ガス充填部に不活性ガスが充填され
るのを待っていた。その後、不活性ガスを大流量で流入
させるための電磁開閉弁を閉じ、不活性ガス充填部にお
いて、気密性の低い部分からの不活性ガスの漏れを考慮
して、不活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉
弁を開いて装置を放置していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では装置の立ち上げまたは再起動を行なう場合、不
活性ガス充填部の不活性ガスの残留量が不確定であるた
めに、不活性ガス充填部の不活性ガスの残留量がゼロで
あることを想定して、一定時間不活性ガス充填部に、不
活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁を開
け、不活性ガス充填部に不活性ガスが充填されるのを待
っていた。このため、装置停止から再起動までにほとん
ど時間を費やさなかったような、不活性ガス充填部に不
活性ガスが多量に残留していた場合においても、不活性
ガス充填時間として一定時間を費やさなければならない
ために、装置のメンテナンスに費やす時間が長くなり、
装置稼働率の低下という問題が発生していた。
来例では装置の立ち上げまたは再起動を行なう場合、不
活性ガス充填部の不活性ガスの残留量が不確定であるた
めに、不活性ガス充填部の不活性ガスの残留量がゼロで
あることを想定して、一定時間不活性ガス充填部に、不
活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁を開
け、不活性ガス充填部に不活性ガスが充填されるのを待
っていた。このため、装置停止から再起動までにほとん
ど時間を費やさなかったような、不活性ガス充填部に不
活性ガスが多量に残留していた場合においても、不活性
ガス充填時間として一定時間を費やさなければならない
ために、装置のメンテナンスに費やす時間が長くなり、
装置稼働率の低下という問題が発生していた。
【0006】本発明の目的は、装置の再起動の場合に、
不活性ガス充填部に不活性ガスが充填される時間を必要
最小限にし、メンテナンス時間を少なくし装置稼動率を
上げることである。
不活性ガス充填部に不活性ガスが充填される時間を必要
最小限にし、メンテナンス時間を少なくし装置稼動率を
上げることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め本発明の第1の局面では、遠紫外線用レーザーと、遠
紫外線光の光路上を不活性ガスで充填する密閉路とを持
つ半導体製造装置において、不活性ガスの充填路の不活
性ガス濃度を検出するセンサーを持ち、不活性ガスが充
填される際にガスの充填度を自動測定し、ガスの充填度
に応じて空気を放出するための弁開閉と、不活性ガスの
充填量を切り換える機能を持つことを特徴とする。
め本発明の第1の局面では、遠紫外線用レーザーと、遠
紫外線光の光路上を不活性ガスで充填する密閉路とを持
つ半導体製造装置において、不活性ガスの充填路の不活
性ガス濃度を検出するセンサーを持ち、不活性ガスが充
填される際にガスの充填度を自動測定し、ガスの充填度
に応じて空気を放出するための弁開閉と、不活性ガスの
充填量を切り換える機能を持つことを特徴とする。
【0008】また、本発明の第2の局面では、遠紫外線
用レーザーと、遠紫外線光の光路上を不活性ガスで充填
する密閉路とを持つ半導体製造装置において、不活性ガ
スの充填路の不活性ガス濃度を検出するセンサーを持
ち、不活性ガスが充填される際にガスの充填度を自動測
定し、ガスの充填度が設定値に達したところで不活性ガ
スの充填量を切り換える機能を持つことを特徴とする。
用レーザーと、遠紫外線光の光路上を不活性ガスで充填
する密閉路とを持つ半導体製造装置において、不活性ガ
スの充填路の不活性ガス濃度を検出するセンサーを持
ち、不活性ガスが充填される際にガスの充填度を自動測
定し、ガスの充填度が設定値に達したところで不活性ガ
スの充填量を切り換える機能を持つことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】上記の目的を達成するため、本発
明の実施の第1の形態では、不活性ガスを大流量で流入
させる電磁開閉弁と、不活性ガスを少流量で流入させる
電磁開閉弁と、不活性ガス充填路内に混在している空気
の放出を行う電磁開閉弁と、不活性ガス充填路の不活性
ガスの充填度を測定するセンサーと、上記不活性ガスの
充填度を確認するセンサーの信号により、不活性ガスを
大流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令の出
力、不活性ガス充填路内に混在している空気の放出を行
う電磁開閉弁の開閉指令の出力、および不活性ガスを少
流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令を出力す
るための制御部を持つ。
明の実施の第1の形態では、不活性ガスを大流量で流入
させる電磁開閉弁と、不活性ガスを少流量で流入させる
電磁開閉弁と、不活性ガス充填路内に混在している空気
の放出を行う電磁開閉弁と、不活性ガス充填路の不活性
ガスの充填度を測定するセンサーと、上記不活性ガスの
充填度を確認するセンサーの信号により、不活性ガスを
大流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令の出
力、不活性ガス充填路内に混在している空気の放出を行
う電磁開閉弁の開閉指令の出力、および不活性ガスを少
流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令を出力す
るための制御部を持つ。
【0010】本発明の実施の第2の形態では、不活性ガ
スを大流量で流入させる電磁開閉弁と、不活性ガスを少
流量で流入させる電磁開閉弁と、不活性ガス充填路の不
活性ガスの充填度を測定するセンサーと、上記不活性ガ
スの充填度を確認するセンサーの信号により、不活性ガ
スを大流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令の
出力、および不活性ガスを少流量で流入させるための電
磁開閉弁の開閉指令を出力するための制御部を持つ。
スを大流量で流入させる電磁開閉弁と、不活性ガスを少
流量で流入させる電磁開閉弁と、不活性ガス充填路の不
活性ガスの充填度を測定するセンサーと、上記不活性ガ
スの充填度を確認するセンサーの信号により、不活性ガ
スを大流量で流入させるための電磁開閉弁の開閉指令の
出力、および不活性ガスを少流量で流入させるための電
磁開閉弁の開閉指令を出力するための制御部を持つ。
【0011】
【作用】上記の第1の局面の構成において、装置の再起
動の場合、制御部は不活性ガスを大流量で流入させるた
めの電磁開閉弁と、不活性ガス充填路内の空気を放出す
るための電磁開閉弁とに開指令を出し、不活性ガスの大
流量での流入を開始させる。不活性ガス充填部の不活性
ガス充填度センサーが、エキシマレーザー発光可能な不
活性ガスの充填度になっていることを検知すると、制御
部に不活性ガス充填部の不活性ガス充填度を知らせる。
制御部は、エキシマレーザー発光可能な不活性ガスの充
填度になっていることを検知すると、不活性ガス充填路
内の空気を放出するための電磁開閉弁に閉指令を出し、
不活性ガス充填路内の空気の放出を停止させ、次に不活
性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁に閉指令
を出し、不活性ガスの大流量での流入を停止させ、続い
て不活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉弁に
開指令を出し、不活性ガスの少流量での流入を開始させ
る。
動の場合、制御部は不活性ガスを大流量で流入させるた
めの電磁開閉弁と、不活性ガス充填路内の空気を放出す
るための電磁開閉弁とに開指令を出し、不活性ガスの大
流量での流入を開始させる。不活性ガス充填部の不活性
ガス充填度センサーが、エキシマレーザー発光可能な不
活性ガスの充填度になっていることを検知すると、制御
部に不活性ガス充填部の不活性ガス充填度を知らせる。
制御部は、エキシマレーザー発光可能な不活性ガスの充
填度になっていることを検知すると、不活性ガス充填路
内の空気を放出するための電磁開閉弁に閉指令を出し、
不活性ガス充填路内の空気の放出を停止させ、次に不活
性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁に閉指令
を出し、不活性ガスの大流量での流入を停止させ、続い
て不活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉弁に
開指令を出し、不活性ガスの少流量での流入を開始させ
る。
【0012】また、上記の第2の局面の構成において
は、装置の再起動の場合、制御部は不活性ガスを大流量
で流入させるための電磁開閉弁に開指令を出し、不活性
ガスの大流量での流入を開始させる。不活性ガス充填部
の不活性ガス充填度センサーが、エキシマレーザー発光
可能な不活性ガスの充填度になっていることを検知する
と、制御部に不活性ガス充填部の不活性ガス充填度を知
らせる。制御部は、エキシマレーザー発光可能な不活性
ガスの充填度になっていることを検知すると、不活性ガ
スを大流量で流入させるための電磁開閉弁に閉指令を出
し、不活性ガスの大流量での流入を停止させ、続いて不
活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉弁に開指
令を出し、不活性ガスの少流量での流入を開始させる。
は、装置の再起動の場合、制御部は不活性ガスを大流量
で流入させるための電磁開閉弁に開指令を出し、不活性
ガスの大流量での流入を開始させる。不活性ガス充填部
の不活性ガス充填度センサーが、エキシマレーザー発光
可能な不活性ガスの充填度になっていることを検知する
と、制御部に不活性ガス充填部の不活性ガス充填度を知
らせる。制御部は、エキシマレーザー発光可能な不活性
ガスの充填度になっていることを検知すると、不活性ガ
スを大流量で流入させるための電磁開閉弁に閉指令を出
し、不活性ガスの大流量での流入を停止させ、続いて不
活性ガスを少流量で流入させるための電磁開閉弁に開指
令を出し、不活性ガスの少流量での流入を開始させる。
【0013】
(第1の実施例)以下、図を用いて本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体製造装
置の照明関係を示す図である。図2は、図1の装置にお
けるカバーの開閉状態を示す図である。図3は、図1の
半導体製造装置の不活性ガスの流入/停止および不活性
ガス充填路内の空気放出の動作関係を示すフローチャー
ト図である。図4は、図1の半導体製造装置の不活性ガ
スの流入状態、および不活性ガス充填路内の空気放出状
態を示す状態図表である。
明する。図1は、本発明の一実施例に係る半導体製造装
置の照明関係を示す図である。図2は、図1の装置にお
けるカバーの開閉状態を示す図である。図3は、図1の
半導体製造装置の不活性ガスの流入/停止および不活性
ガス充填路内の空気放出の動作関係を示すフローチャー
ト図である。図4は、図1の半導体製造装置の不活性ガ
スの流入状態、および不活性ガス充填路内の空気放出状
態を示す状態図表である。
【0014】図1の半導体製造装置は、半導体パターン
を焼き付けるウエハ10と、ウエハ10を載せてX,Y
方向に自由に駆動できるXYステージ7と、ウエハ10
上に、半導体パターンを投影する投影レンズ6と、パタ
ーンが描画されているレチクル11と、光源としてKr
F線の光を出力するエキシマレーザーヘッド1を持つ。
を焼き付けるウエハ10と、ウエハ10を載せてX,Y
方向に自由に駆動できるXYステージ7と、ウエハ10
上に、半導体パターンを投影する投影レンズ6と、パタ
ーンが描画されているレチクル11と、光源としてKr
F線の光を出力するエキシマレーザーヘッド1を持つ。
【0015】エキシマレーザーヘッド1上のエキシマレ
ーザー射出口9から放出されたレーザー光12はレーザ
ー引き回し光学系5(5A,5B)の内部を通り、レチ
クル11上に導かれる。引き回し光学系5は垂直部5A
と水平部5Bから構成され、エキシマレーザーヘッド1
から放出されたレーザー光は12A,12Bの光路に従
い、レチクル11に導かれる。
ーザー射出口9から放出されたレーザー光12はレーザ
ー引き回し光学系5(5A,5B)の内部を通り、レチ
クル11上に導かれる。引き回し光学系5は垂直部5A
と水平部5Bから構成され、エキシマレーザーヘッド1
から放出されたレーザー光は12A,12Bの光路に従
い、レチクル11に導かれる。
【0016】引き回し光学系5は垂直部5A、水平部5
Bの各々に、メンテナンス作業を行うための扉が付いて
いる。垂直部5Aの扉5Cを開けると、垂直部5A上の
扉開閉確認センサー4Aにより、扉5C(図2)が開状
態になったことを検知する。また、水平部5Bの扉5D
(図2)を開けると、水平部5B上の扉開閉確認センサ
ー4Bにより、扉5Dが開状態になったことを検知す
る。垂直部5A、水平部5Bの各扉開閉確認センサー4
A,4Bの付近には、不活性ガスの濃度を検知するため
のガス濃度センサー14A,14Bが取り付けてある。
Bの各々に、メンテナンス作業を行うための扉が付いて
いる。垂直部5Aの扉5Cを開けると、垂直部5A上の
扉開閉確認センサー4Aにより、扉5C(図2)が開状
態になったことを検知する。また、水平部5Bの扉5D
(図2)を開けると、水平部5B上の扉開閉確認センサ
ー4Bにより、扉5Dが開状態になったことを検知す
る。垂直部5A、水平部5Bの各扉開閉確認センサー4
A,4Bの付近には、不活性ガスの濃度を検知するため
のガス濃度センサー14A,14Bが取り付けてある。
【0017】引き回し光学系5(5A,5B)には、不
活性ガス充填路内の空気を放出するための配管と、不活
性ガスを充填させるための不活性ガス用のタンク2と、
タンク2と引き回し光学系5を接続する配管が継続され
ている。空気放出系配管には、配管を開閉するための電
磁開閉弁3Cが取り付けられ、不活性ガス系の配管に
は、不活性ガスの大流量での流入/停止をするための電
磁開閉弁3Aと不活性ガスの少流量での流入/停止をす
るための電磁開閉弁3Bが取り付けられ、前記扉開閉確
認センサー4A,4Bと不活性ガス濃度センサー14
A,14Bと不活性ガスを流入するための電磁開閉弁3
A,3Bと不活性ガス充填路内の空気を放出するための
電磁開閉弁3Cとエキシマレーザーヘッド1は、制御部
8に接続されている。制御部8は前記扉開閉確認センサ
ー4A,4Bと不活性ガス濃度センサー14A,14B
の状態により、不活性ガスを流入するための電磁開閉弁
3A,3Bと不活性ガス充填路内の空気を放出するため
の電磁開閉弁3Cと、エキシマレーザーヘッド1の発光
を制御する。
活性ガス充填路内の空気を放出するための配管と、不活
性ガスを充填させるための不活性ガス用のタンク2と、
タンク2と引き回し光学系5を接続する配管が継続され
ている。空気放出系配管には、配管を開閉するための電
磁開閉弁3Cが取り付けられ、不活性ガス系の配管に
は、不活性ガスの大流量での流入/停止をするための電
磁開閉弁3Aと不活性ガスの少流量での流入/停止をす
るための電磁開閉弁3Bが取り付けられ、前記扉開閉確
認センサー4A,4Bと不活性ガス濃度センサー14
A,14Bと不活性ガスを流入するための電磁開閉弁3
A,3Bと不活性ガス充填路内の空気を放出するための
電磁開閉弁3Cとエキシマレーザーヘッド1は、制御部
8に接続されている。制御部8は前記扉開閉確認センサ
ー4A,4Bと不活性ガス濃度センサー14A,14B
の状態により、不活性ガスを流入するための電磁開閉弁
3A,3Bと不活性ガス充填路内の空気を放出するため
の電磁開閉弁3Cと、エキシマレーザーヘッド1の発光
を制御する。
【0018】次に、図1〜図4を使用して、本実施例の
装置の動作を説明する。装置の再起動をする場合、最初
に引き回し光学系5の垂直部5Aの扉5Cを閉じると、
扉開閉確認センサー4Aは扉5Cが閉じたことを検知
し、制御部8に扉5Cが閉じていることを信号で出力す
る。
装置の動作を説明する。装置の再起動をする場合、最初
に引き回し光学系5の垂直部5Aの扉5Cを閉じると、
扉開閉確認センサー4Aは扉5Cが閉じたことを検知
し、制御部8に扉5Cが閉じていることを信号で出力す
る。
【0019】制御部8は、扉開閉確認センサー4Aから
の信号を受けると、次に他の扉開閉確認センサーの状態
を確認する。他の扉開閉確認センサーの状態がすべて閉
状態であれば、不活性ガスの配管部に取り付けてある、
不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁3A
を開け、続いて不活性ガス充填路内の空気を放出するた
めの電磁開閉弁3Cを開ける。以上の動作は図3のフロ
ーチヤートのステップ1の動作であり、装置の状態が図
4の「状態3」から「状態4」へ変化する様子を示して
いる。
の信号を受けると、次に他の扉開閉確認センサーの状態
を確認する。他の扉開閉確認センサーの状態がすべて閉
状態であれば、不活性ガスの配管部に取り付けてある、
不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁3A
を開け、続いて不活性ガス充填路内の空気を放出するた
めの電磁開閉弁3Cを開ける。以上の動作は図3のフロ
ーチヤートのステップ1の動作であり、装置の状態が図
4の「状態3」から「状態4」へ変化する様子を示して
いる。
【0020】上記の動作の後、制御部8は引き回し光学
系垂直部5Aに取り付けてあるガス濃度センサー14A
の状態を確認する。ガス濃度センサー14Aにおいて、
不活性ガスの濃度がある規定値以下の場合、ガス濃度セ
ンサー14Aは不活性ガス濃度不十分と判断し、不活性
ガスが充填されていないことを制御部8に知らせる。ま
た、不活性ガスの濃度がある規定値以上の場合ガス濃度
センサー14Aは、不活性ガス濃度十分と判断し、不活
性ガスが充填されたことを制御部8に知らせる。
系垂直部5Aに取り付けてあるガス濃度センサー14A
の状態を確認する。ガス濃度センサー14Aにおいて、
不活性ガスの濃度がある規定値以下の場合、ガス濃度セ
ンサー14Aは不活性ガス濃度不十分と判断し、不活性
ガスが充填されていないことを制御部8に知らせる。ま
た、不活性ガスの濃度がある規定値以上の場合ガス濃度
センサー14Aは、不活性ガス濃度十分と判断し、不活
性ガスが充填されたことを制御部8に知らせる。
【0021】制御部8はガス濃度センサー14Aの状態
が不活性ガスの濃度充分になると、他の部分のガス濃度
確認センサーの状態を確認する。本実施例においては、
前記他の部分のガス濃度確認センサーは、引き回し光学
系水平部5Bに取り付けてあるガス濃度センサー14B
だけである。
が不活性ガスの濃度充分になると、他の部分のガス濃度
確認センサーの状態を確認する。本実施例においては、
前記他の部分のガス濃度確認センサーは、引き回し光学
系水平部5Bに取り付けてあるガス濃度センサー14B
だけである。
【0022】つまり、垂直部5Aのガス確認センサー1
4Aにて、不活性ガスの濃度が規定値以下の場合、制御
部8は不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉
弁3Aを開けたままにすると同時に、不活性ガス充填路
内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを開けたままに
し、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指
令を出力する。
4Aにて、不活性ガスの濃度が規定値以下の場合、制御
部8は不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉
弁3Aを開けたままにすると同時に、不活性ガス充填路
内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを開けたままに
し、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指
令を出力する。
【0023】垂直部5Aのガス確認センサー14Aに
て、不活性ガスの濃度が規定値以上の場合、制御部8は
他のガス濃度確認センサーの状態を確認する。そして、
一つでも不活性ガス濃度が規定値以下のガス確認センサ
ーがあれば、不活性ガスを大流量で流入させるための電
磁開閉弁3Aを開けたままにすると同時に、不活性ガス
充填路内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを開けた
ままにし、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光停
止の指令を出力する。
て、不活性ガスの濃度が規定値以上の場合、制御部8は
他のガス濃度確認センサーの状態を確認する。そして、
一つでも不活性ガス濃度が規定値以下のガス確認センサ
ーがあれば、不活性ガスを大流量で流入させるための電
磁開閉弁3Aを開けたままにすると同時に、不活性ガス
充填路内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを開けた
ままにし、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光停
止の指令を出力する。
【0024】すべてのガス確認センサーにおいて、不活
性ガス濃度が規定値以上であることが確認されると、制
御部8は、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光許
可の指令を出力する。これと同時に、制御部8は、不活
性ガス充填路内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを
閉じ、不活性ガスの配管部に取り付けてある大流量で流
入させるための電磁開閉弁3Aも閉じ、続いて不活性ガ
スの配管部に取り付けてある少量流入するための電磁開
閉弁3Bを開ける。
性ガス濃度が規定値以上であることが確認されると、制
御部8は、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光許
可の指令を出力する。これと同時に、制御部8は、不活
性ガス充填路内の空気の放出のための電磁開閉弁3Cを
閉じ、不活性ガスの配管部に取り付けてある大流量で流
入させるための電磁開閉弁3Aも閉じ、続いて不活性ガ
スの配管部に取り付けてある少量流入するための電磁開
閉弁3Bを開ける。
【0025】以上の動作は図3のフローチャートのステ
ップ2の動作であり、装置の状態が図4の「状態4」か
ら「状態1」へ変化する様子を示している。装置の立ち
上げを行った場合も、上記一連の動作と同様の動作が行
なわれる。
ップ2の動作であり、装置の状態が図4の「状態4」か
ら「状態1」へ変化する様子を示している。装置の立ち
上げを行った場合も、上記一連の動作と同様の動作が行
なわれる。
【0026】(第2の実施例)図5は、本発明の他の実
施例に係る半導体製造装置の照明関係を示す図である。
図6は、図5の装置におけるカバーの開閉状態を示す図
である。図7は、図5の半導体製造装置の不活性ガスの
流入/停止の動作関係を示すフローチャート図である。
図8は、図5の半導体製造装置の不活性ガスの流入状態
を示す状態図表である。
施例に係る半導体製造装置の照明関係を示す図である。
図6は、図5の装置におけるカバーの開閉状態を示す図
である。図7は、図5の半導体製造装置の不活性ガスの
流入/停止の動作関係を示すフローチャート図である。
図8は、図5の半導体製造装置の不活性ガスの流入状態
を示す状態図表である。
【0027】図5の半導体製造装置は、図1のものに対
し、引き回し光学系5(5A,5B)における、不活性
ガス充填路内の空気を放出するための配管と、この空気
放出系配管に取り付けられていた電磁開閉弁3Cとを除
去したものであり、その他は図1のものと全く同様に構
成されている。したがって、図5および図6において図
1および図2と共通の部材には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。
し、引き回し光学系5(5A,5B)における、不活性
ガス充填路内の空気を放出するための配管と、この空気
放出系配管に取り付けられていた電磁開閉弁3Cとを除
去したものであり、その他は図1のものと全く同様に構
成されている。したがって、図5および図6において図
1および図2と共通の部材には同一の符号を付して詳細
な説明は省略する。
【0028】次に、図5〜図8を使用して、本実施例の
装置の動作を説明する。装置の再起動をする場合、最初
に引き回し光学系5の垂直部5Aの扉5Cを閉じると、
扉開閉確認センサー4Aは扉5Cが閉じたことを検知
し、制御部8に扉5Cが閉じていることを信号で出力す
る。
装置の動作を説明する。装置の再起動をする場合、最初
に引き回し光学系5の垂直部5Aの扉5Cを閉じると、
扉開閉確認センサー4Aは扉5Cが閉じたことを検知
し、制御部8に扉5Cが閉じていることを信号で出力す
る。
【0029】制御部8は、扉開閉確認センサー4Aから
の信号を受けると、次に他の扉開閉確認センサーの状態
を確認する。他の扉開閉確認センサーの状態がすべて閉
状態であれば、不活性ガスの配管部に取り付けてある、
不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁3A
を開ける。以上の動作は図7のフローチヤートのステッ
プ21の動作であり、装置の状態が図8の「状態3」か
ら「状態4」へ変化する様子を示している。
の信号を受けると、次に他の扉開閉確認センサーの状態
を確認する。他の扉開閉確認センサーの状態がすべて閉
状態であれば、不活性ガスの配管部に取り付けてある、
不活性ガスを大流量で流入させるための電磁開閉弁3A
を開ける。以上の動作は図7のフローチヤートのステッ
プ21の動作であり、装置の状態が図8の「状態3」か
ら「状態4」へ変化する様子を示している。
【0030】上記の動作の後、制御部8は引き回し光学
系垂直部5Aに取り付けてあるガス濃度センサー14A
の状態を確認する。ガス濃度センサー14Aにおいて、
不活性ガスの濃度がある規定値以下の場合、ガス濃度セ
ンサー14Aは不活性ガス濃度不十分と判断し、不活性
ガスが充填されていないことを制御部8に知らせる。ま
た、不活性ガスの濃度がある規定値以上の場合ガス濃度
センサー14Aは、不活性ガス濃度十分と判断し、不活
性ガスが充填されたことを制御部8に知らせる。
系垂直部5Aに取り付けてあるガス濃度センサー14A
の状態を確認する。ガス濃度センサー14Aにおいて、
不活性ガスの濃度がある規定値以下の場合、ガス濃度セ
ンサー14Aは不活性ガス濃度不十分と判断し、不活性
ガスが充填されていないことを制御部8に知らせる。ま
た、不活性ガスの濃度がある規定値以上の場合ガス濃度
センサー14Aは、不活性ガス濃度十分と判断し、不活
性ガスが充填されたことを制御部8に知らせる。
【0031】制御部8はガス濃度センサー14Aの状態
が不活性ガスの濃度充分の状態になると、他の部分のガ
ス濃度確認センサーの状態を確認する。つまり、垂直部
5Aのガス確認センサー14Aにて、不活性ガスの濃度
が規定値以下の場合、制御部8は不活性ガスを大流量で
流入させるための電磁開閉弁3Aを開けたままにし、エ
キシマレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指令を出
力する。
が不活性ガスの濃度充分の状態になると、他の部分のガ
ス濃度確認センサーの状態を確認する。つまり、垂直部
5Aのガス確認センサー14Aにて、不活性ガスの濃度
が規定値以下の場合、制御部8は不活性ガスを大流量で
流入させるための電磁開閉弁3Aを開けたままにし、エ
キシマレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指令を出
力する。
【0032】垂直部5Aのガス確認センサー14Aに
て、不活性ガスの濃度が規定値以上の場合、制御部8は
他のガス濃度確認センサーの状態を確認する。そして、
一つでも不活性ガス濃度が規定値以下のガス確認センサ
ーがあれば、その場合にも、不活性ガスを大流量で流入
させるための電磁開閉弁3Aを開けたままにし、エキシ
マレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指令を出力す
る。
て、不活性ガスの濃度が規定値以上の場合、制御部8は
他のガス濃度確認センサーの状態を確認する。そして、
一つでも不活性ガス濃度が規定値以下のガス確認センサ
ーがあれば、その場合にも、不活性ガスを大流量で流入
させるための電磁開閉弁3Aを開けたままにし、エキシ
マレーザーヘッド1にレーザー発光停止の指令を出力す
る。
【0033】すべてのガス確認センサーにおいて、不活
性ガス濃度が規定値以上であることが確認されると、制
御部8は、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光許
可の指令を出力する。これと同時に、制御部8は、不活
性ガスの配管部に取り付けてある大流量で流入させるた
めの電磁開閉弁3Aを閉じ、続いて不活性ガスの配管部
に取り付けてある少量流入するための電磁開閉弁3Bを
開ける。
性ガス濃度が規定値以上であることが確認されると、制
御部8は、エキシマレーザーヘッド1にレーザー発光許
可の指令を出力する。これと同時に、制御部8は、不活
性ガスの配管部に取り付けてある大流量で流入させるた
めの電磁開閉弁3Aを閉じ、続いて不活性ガスの配管部
に取り付けてある少量流入するための電磁開閉弁3Bを
開ける。
【0034】以上の動作は図7のフローチャートのステ
ップ22の動作であり、装置の状態が図8の「状態4」
から「状態1」へ変化する様子を示している。装置の立
ち上げを行った場合も上記一連の動作と同様の動作が行
なわれる。
ップ22の動作であり、装置の状態が図8の「状態4」
から「状態1」へ変化する様子を示している。装置の立
ち上げを行った場合も上記一連の動作と同様の動作が行
なわれる。
【0035】なお、上述の実施例において、電磁開閉弁
3Aが開いているときの電磁開閉弁3Bの状態は開閉い
ずれの状態にしてもよい。また、電磁開閉弁や配管の組
合せは、不活性ガスを停止、大流量で流入および小流量
で流入の3状態に切り換え得る限り適宜変更してもよ
い。
3Aが開いているときの電磁開閉弁3Bの状態は開閉い
ずれの状態にしてもよい。また、電磁開閉弁や配管の組
合せは、不活性ガスを停止、大流量で流入および小流量
で流入の3状態に切り換え得る限り適宜変更してもよ
い。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置が不活性ガス充填部の不活性ガス濃度を自動で確認
しているため、不活性ガス充填時間を不活性ガスの残留
量がゼロである状態を想定した一定充填時間ではなく、
必要最少限の充填時間にすることが可能となり、その結
果、装置メンテナンスにかかる時間が減少し、装置の稼
動率も高くなる。
装置が不活性ガス充填部の不活性ガス濃度を自動で確認
しているため、不活性ガス充填時間を不活性ガスの残留
量がゼロである状態を想定した一定充填時間ではなく、
必要最少限の充填時間にすることが可能となり、その結
果、装置メンテナンスにかかる時間が減少し、装置の稼
動率も高くなる。
【図1】 本発明の一実施例に係る半導体製造装置の照
明関係を示す斜視図である。
明関係を示す斜視図である。
【図2】 図1の装置のカバーを開けた状態を示す図で
ある。
ある。
【図3】 図1の装置の不活性ガス停止/供給の動作お
よび不活性ガス充填路内の空気放出の動作を示したフロ
ーチャート図である。
よび不活性ガス充填路内の空気放出の動作を示したフロ
ーチャート図である。
【図4】 図1の装置における不活性ガスの流入/停
止、不活性ガス充填路内の空気放出/停止、およびエキ
シマレーザーの発光/停止の装置状態を示した図であ
る。
止、不活性ガス充填路内の空気放出/停止、およびエキ
シマレーザーの発光/停止の装置状態を示した図であ
る。
【図5】 本発明の他の実施例に係る半導体製造装置の
照明関係を示す斜視図である。
照明関係を示す斜視図である。
【図6】 図5の装置のカバーを開けた状態を示す図で
ある。
ある。
【図7】 図5の装置の不活性ガス停止/供給の動作を
示したフローチャート図である。
示したフローチャート図である。
【図8】 図5の装置における不活性ガスの流入/停
止、およびエキシマレーザーの発光/停止の装置状態を
示した図である。
止、およびエキシマレーザーの発光/停止の装置状態を
示した図である。
1:エキシマレーザーヘッド、2:タンク、3(3A,
3B,3C):電磁開閉弁、4(4A,4B):扉確認
センサー、5(5A,5B):レーザー引き回し光学
系、5C,5D:扉、6:投影レンズ、7:XYステー
ジ、8:制御部、9:エキシマレーザー射出口、10:
ウエハ、11:レチクル,12:エキシマレーザー光、
12A,12B:レーザー光の光路、14A,14B:
不活性ガス濃度センサー。
3B,3C):電磁開閉弁、4(4A,4B):扉確認
センサー、5(5A,5B):レーザー引き回し光学
系、5C,5D:扉、6:投影レンズ、7:XYステー
ジ、8:制御部、9:エキシマレーザー射出口、10:
ウエハ、11:レチクル,12:エキシマレーザー光、
12A,12B:レーザー光の光路、14A,14B:
不活性ガス濃度センサー。
Claims (2)
- 【請求項1】 遠紫外線用レーザーと、遠紫外線光の光
路上を不活性ガスで充填する密閉路と、該密閉路に不活
性ガスを小流量で流入させる第1の弁手段と、該密閉路
に不活性ガスを大流量で流入させる第2の弁手段とを具
備する半導体製造装置において、 前記密閉路の不活性ガス濃度を検出するセンサーと、該
密閉路を大気に開放する第3の弁手段と、不活性ガスが
充填される際に前記密閉路の不活性ガス濃度が所定濃度
未満であるときの前記センサー出力に応じて前記第2お
よび第3の弁手段を開き、前記不活性ガス濃度が所定濃
度以上であるときの前記センサー出力に応じて前記第2
および第3の弁手段を閉じ前記第1の弁を開く制御手段
とを設けたことを特徴とする半導体製造装置。 - 【請求項2】 遠紫外線用レーザーと、遠紫外線光の
光路上を不活性ガスで充填する密閉路と、該密閉路に不
活性ガスを小流量で流入させる第1の弁手段と、該密閉
路に不活性ガスを大流量で流入させる第2の弁手段とを
具備する半導体製造装置において、 前記密閉路の不活性ガス濃度を検出するセンサーと、不
活性ガスが充填される際に前記密閉路の不活性ガス濃度
が所定濃度未満であるときの前記センサー出力に応じて
前記第2の弁手段を開き、前記不活性ガス濃度が所定濃
度以上であるときの前記センサー出力に応じて前記第2
の弁手段を閉じ前記第1の弁を開く制御手段とを設けた
ことを特徴とする半導体製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13968396A JPH09306825A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 半導体製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13968396A JPH09306825A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 半導体製造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306825A true JPH09306825A (ja) | 1997-11-28 |
Family
ID=15251006
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13968396A Pending JPH09306825A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | 半導体製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09306825A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999025010A1 (fr) * | 1997-11-12 | 1999-05-20 | Nikon Corporation | Appareil d'exposition, appareil de fabrication de composants, et procede de fabrication d'appareils d'exposition |
JP2000252177A (ja) * | 1999-03-02 | 2000-09-14 | Kokusai Electric Co Ltd | 半導体製造装置 |
US6341006B1 (en) | 1995-04-07 | 2002-01-22 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus |
WO2003036695A1 (fr) * | 2001-10-23 | 2003-05-01 | Nikon Corporation | Procede d'alimentation en gaz de purge d'un appareil d'exposition, appareil d'exposition, et procede de fabrication de cet appareil |
EP1398669A1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-03-17 | ASML Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
EP1503243A1 (en) * | 2003-07-31 | 2005-02-02 | ASML Netherlands B.V. | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
US7148949B2 (en) | 2002-09-13 | 2006-12-12 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
KR100706930B1 (ko) * | 2003-10-30 | 2007-04-11 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법 |
US7456932B2 (en) | 2003-07-25 | 2008-11-25 | Asml Netherlands B.V. | Filter window, lithographic projection apparatus, filter window manufacturing method, device manufacturing method and device manufactured thereby |
US8387559B2 (en) | 2006-02-07 | 2013-03-05 | Toyo Tanso Co., Ltd. | Semiconductor manufacturing plant |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP13968396A patent/JPH09306825A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6341006B1 (en) | 1995-04-07 | 2002-01-22 | Nikon Corporation | Projection exposure apparatus |
WO1999025010A1 (fr) * | 1997-11-12 | 1999-05-20 | Nikon Corporation | Appareil d'exposition, appareil de fabrication de composants, et procede de fabrication d'appareils d'exposition |
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JP4536178B2 (ja) * | 1999-03-02 | 2010-09-01 | 株式会社日立国際電気 | 半導体製造装置、半導体製造装置のパラメータ編集方法、半導体製造装置の表示方法 |
WO2003036695A1 (fr) * | 2001-10-23 | 2003-05-01 | Nikon Corporation | Procede d'alimentation en gaz de purge d'un appareil d'exposition, appareil d'exposition, et procede de fabrication de cet appareil |
US7148949B2 (en) | 2002-09-13 | 2006-12-12 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
EP1398669A1 (en) * | 2002-09-13 | 2004-03-17 | ASML Netherlands B.V. | Lithographic apparatus and device manufacturing method |
US7456932B2 (en) | 2003-07-25 | 2008-11-25 | Asml Netherlands B.V. | Filter window, lithographic projection apparatus, filter window manufacturing method, device manufacturing method and device manufactured thereby |
US7776390B2 (en) | 2003-07-25 | 2010-08-17 | Asml Netherlands B.V. | Filter window manufacturing method |
EP1503243A1 (en) * | 2003-07-31 | 2005-02-02 | ASML Netherlands B.V. | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
US7378669B2 (en) | 2003-07-31 | 2008-05-27 | Asml Netherlands B.V. | Lithographic apparatus, device manufacturing method, and device manufactured thereby |
KR100706930B1 (ko) * | 2003-10-30 | 2007-04-11 | 에이에스엠엘 네델란즈 비.브이. | 리소그래피 장치 및 디바이스 제조방법 |
US8387559B2 (en) | 2006-02-07 | 2013-03-05 | Toyo Tanso Co., Ltd. | Semiconductor manufacturing plant |
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