JP4072543B2 - 液浸露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、液浸露光装置に係り、特に、 投影光学系と基板との間の液浸空間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する露光装置に関する。
半導体デバイスの製造工程において、マスクに形成されたパターンを基板上に縮小投影して転写する縮小型投影露光装置が使用されている。より微細なパターンの転写を可能とするために露光装置の解像力を向上させる方法として、露光光の波長を短くする方法と、投影光学系の開口数(NA)を大きくする方法が一般的である。投影光学系の開口数を大きくすると、焦点深度はますます浅くなる傾向にあり、これらの関係は次式で表すことができる。
(解像力)=kλ/NA
(焦点深度)=±kλ/NA
ここで、λは露光光の波長、NAは投影光学系の開口数、k,kはプロセス係数である。
露光光の波長については、193nm付近の発振波長を有するArFエキシマレーザ、更に157nm付近の発振波長を有するフッ素(F)エキシマレーザの開発も行なわれている。一方で、これらとは全く別な解像力向上技術として液浸法が注目されている。従来は、投影光学系の最終面と基板との間の空間は気体で満たされていたが、液浸法では、この空間を液体で満たした状態で露光を実行する。
λを露光光の空気中での波長とし、nを液浸に使用する液体の空気に対する屈折率とすると、液浸法では、前述の解像力および焦点深度は次式のようになる。
(解像力)=k(λ/n)/NA
(焦点深度)=±k(λ/n)/NA
すなわち、液浸の効果は、波長が1/nの露光光を使用することと等価である。言い換えると、同じNAの投影光学系を設計した場合、液浸により、焦点深度をn倍にすることができる。これは、あらゆるパターンの形状に対して有効であり、更に、現在検討されている位相シフト法、変形照明法などと組み合わせることも可能である。
近年、液浸法を露光装置に適用する試みがなされている。液浸法を露光装置に適用した従来例として、特許文献1に開示されている露光装置があり、この露光装置では、液槽に液体を満たすことによって、投影光学系の最終面とウエハの間の空間が液体で満たされる。また、他の例として、特許文献2に開示されている露光装置があり、この露光装置では、投影光学系とウエハ面とで挟まれた空間だけに液体を満たす方法が開示されている。
特開平6−124873号公報 WO99/049504号公報
露光装置では、1枚のウエハに対して所定のショットレイアウトで露光が終了すると、ウエハをウエハステージ上から搬出し、新たなウエハを搬入して再び露光動作を繰り返す。このとき、投影光学系と基板の間を液体で満たしながら露光をする液浸露光装置の液体供給方法では、ウエハの交換時には液体の供給を停止し、新たなウエハが投影光学系の下に搬入され、露光の準備ができると液体の供給を再開する。また、スキャンタイプの露光装置では、スキャン方向に応じて液体の供給方向を変更するかもしれない。このようなスキャンタイプの露光装置において、液体を供給するためのノズルをスキャン方向に応じて切り換えた場合には、それぞれのノズルからは液体を間欠的に供給することになるだろう。更に、スキャンタイプであると否とにかかわらず、ステップ駆動する度に液体の供給を停止する必要もあるかもしれない。その他にも、アライメントやフォーカスのための計測時など、液体の供給を一時的に停止する必要があるかもしれない。
液体を送出するためのポンプを制御することで液体の供給と停止を制御する場合、一時的に液体の供給を停止している間に、液体の供給ノズルなど液面が空間にさらされている部分を通して気体や塵埃が液体に混入していってしまう可能性がある。そのように気体や塵埃が混入した液体を露光に使用すると、液質均一性の悪化、気泡の発生、レジストの感光特性の変化、光路の遮光など像性能が悪化する要因となり、更に、液体と接触するレンズ面などの光学部品を汚染し、光量の低下をもたらすなどの問題が生じうる。すなわち、液浸露光装置における半導体デバイス製造工程においては、投影光学系と基板との間に供給される液体に空気などの気体が溶け込んだり塵埃が混入したりすることを防ぐ必要がある。
また、液体の供給と停止とを繰り返しは、例えば、液体供給装置内又はそこから供給ノズルまでの流路を流れる液体の流量が大きく変化させることになる。これにより、液体の温度を制御するヒーターや温度センサなどの温調機構を通過する液体の流量が大きく変化するため、投影光学系と基板との間に供給される液体の温度を制御することが困難になる。温度制御の不良は、供給する液体の屈折率の変化をもたらし、結像性能に悪影響を与える。
また、液体の供給と停止とを液体供給装置のポンプで制御する構成では、応答の遅れが大きく、また、流量の安定に長時間を要するので、生産性を阻害する原因となっていた。
本発明は、上記の課題の認識を基礎としてなされたものであり、例えば液体の制御に伴う生産性の低下を抑制することを目的とする。
本発明の第1の側面は、投影光学系と基板との間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置に係り、前記液浸露光装置は、前記投影光学系と前記基板との間に前記液体を供給する供給ノズルと、前記投影光学系と前記基板との間から前記液体を回収する回収ノズルと、前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、前記供給流路から分岐した分岐路と、少なくとも前記供給ノズルに前記液体を供給しない状態において、前記供給流路を通して流れる前記液体を前記分岐路に向けて流す制御弁と、前記回収ノズルによって回収された液体を移送する回収流路とを備え、前記分岐路は、前記回収流路に合流している。
本発明の第2の側面は、投影光学系と基板との間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置に係り、前記液浸露光装置は、前記投影光学系と前記基板との間に前記液体を供給する供給ノズルと、前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、前記供給流路から分岐し、前記供給ノズルに前記液体を供給している状態および前記供給ノズルに前記液体を供給していない状態において前記液体が流れる分岐路と、前記分岐路に配置され、前記分岐路に流れる前記液体の温度を計測する温度センサと、前記温度センサによる計測結果に基づいて前記液体の温度を調節する温度調節器と備えている。
本発明の第3の側面は、投影光学系と基板との間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置に係り、前記液浸露光装置は、前記投影光学系と前記基板との間に前記液体を供給する供給ノズルと、前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、前記供給流路から分岐し、前記供給ノズルに前記液体を供給している状態および前記供給ノズルに前記液体を供給していない状態において前記液体が流れる分岐路と、前記分岐路に配置され、前記分岐路に流れる前記液体の特性を計測する液質センサとを備えている。
本発明の好適な実施形態の液浸露光装置は、投影光学系と基板との間の液浸空間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する露光装置として構成され、前記液浸空間に液体を供給する供給ノズルと、前記供給ノズルに液体を供給する供給流路と、前記供給流路から分岐した分岐路と、少なくとも前記供給ノズルを介して前記液浸空間に液体を供給しない状態において、前記供給流路を通して流れる液体を前記分岐路に向けて流す制御弁とを備える。
本発明の好適な実施形態によれば、前記制御弁は、前記供給ノズルを介して前記液浸空間に液体を供給しない状態においては、前記供給流路を通して流れる液体を前記分岐路に向けて流し、前記供給流路を通して流れる液体を前記分岐路に向けて流さない状態においては、前記前記供給流路を通して流れる液体を前記供給ノズルに供給するように構成されてもよい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、前記供給流路を通して流れる液体の流量をほぼ一定に維持する流量調節器を更に備えることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記制御弁は、前記液浸空間に液体を供給しない状態において、前記供給ノズルを閉鎖することが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、前記液浸空間から液体を回収する回収ノズルを更に備えることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、前記回収ノズルによって回収された液体を移送する回収流路を更に備え、前記分岐路は、前記回収流路に合流していることが好ましい。ここで、前記液浸露光装置は、前記分岐路と前記回収流路との合流部分に、液体の回収のための経路を制御する回収制御弁を更に備えることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、液体の温度を計測する温度センサと、前記温度センサによる計測結果に基づいて液体の温度を調節する温調器とを更に備えることが好ましい。前記温度センサは、前記分岐路に配置されることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、前記分岐路に配置され、液体の温度を計測する温度センサと、前記温度センサによる計測結果に基づいて液体の温度を調節する温調器とを更に備え、前記制御弁は、前記供給ノズルを介して前記液浸空間に液体を供給しているか否かに拘わらず、前記供給流路を通して流れる液体を前記分岐路に向けて流すことが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記液浸露光装置は、液体の特性を計測する液質センサを更に備え、前記制御弁は、前記液質センサによる計測結果に基づいて制御されることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記分岐路は、前記投影光学系の一部に沿って配置されていることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記分岐路は、前記供給ノズルの少なくとも一部に沿って配置されていることが好ましい。
本発明の好適な実施形態によれば、前記制御弁は、前記供給ノズルの近傍に配置されていることが好ましい。
本発明のデバイス製造方法は、上記の液浸露光装置によって基板に原板のパターンを転写する工程を含む。
本発明によれば、例えば液体の制御に伴う生産性の低下を抑制することができる。
以下、本発明の好適な実施形態を説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の好適な実施形態の液浸型露光装置の構成を模式的に示す図である。図2は、図1に示す液浸露光装置100の制御系の構成を示す図である。照明光学系1は、不図示の露光光源から提供された光を用いてレチクル(原板)2を照明する。ここで、露光装置100をスキャンタイプの露光装置として構成する場合には、照明光学系1は、典型的には、円弧状の断面形状を有する光でレチクル2を照明する。以下では、露光装置100がスキャンタイプの露光装置(スキャナ)として構成されている例を説明するが、本発明は、非スキャンタイプの露光装置(ステッパ)としても構成されうる。
照明光学系1によってレチクル2を照明している間、レチクル2を保持しているレチクルステージ3と、ウエハチャック14を介してウエハ(基板)13を保持しているウエハステージ15は、互いに同期してスキャン移動する。同期スキャンによって、レチクル2上のパターン全体の像が投影光学系4を介してウエハ13上に連続的に形成され、ウエハ13表面に塗布されたフォトレジスト(感光剤)を感光させて潜像パターンを形成する。
投影光学系4の最終面とウエハ13との間の空間(以下、液浸空間ともいう)に液体を供給する供給ノズル9は、供給流路7を介して液体供給装置5に接続されている。液体を回収する回収ノズル12は、回収流路10を介して液体回収装置6に接続されている。
液体供給装置5は、例えば、液体を貯留するタンク106、液体を浄化する浄化器101、液体を送出するポンプ102、液体の温度を調節する温調器103、液体の供給流量を調節する流量調節器104、及び、これらを主制御器20から提供される命令及びデータ等に従って制御する液制御器105を含んで構成されうる。液体回収装置6は、主制御器20から提供される命令に従って駆動されて液体を吸引するポンプ111を含んで構成されうる。
液浸用の液体としては、純水(好ましくは、超純水)、機能水、フッ化液などが好適である。液浸用の液体は、予め脱気装置を用いて溶存ガスが十分に取り除かれたものが好ましい。これは、気泡の発生を抑制し、また、気泡が発生しても即座に液体中に吸収されるからである。例えば、環境気体中に多く含まれる窒素、酸素を対象とし、液体に溶存可能なガス量の80%以上を除去すれば、十分に気泡の発生を抑制することができる。脱気装置は、例えば、浄化器の一部として、又は、他の構成部品として配置されうる。
供給流路7は、供給ノズル8に向かう流路と、バイパス流路(分岐路)16とに分岐されている。供給流路7の分岐部分には、供給制御弁8が設けられている。供給ノズル8に送り込まれる液体は、そこから放出されて投影光学系4の最終面とウエハ13との間の液浸空間に供給され、回収ノズル12及び回収流路10を通して液体回収装置6によって回収される。一方、バイパス流路16に送り込まれる液体は、バイパス流路16及び回収流路10を通して液体回収装置6によって回収される。
図1に示すように、回収ノズル12で回収される液体及びバイパス流路16を通る液体を共に回収流路10を通して回収する場合には、バイパス流路16と回収ノズル12に通じる流路との合流部分に回収制御弁11を設けることが好ましい。もちろん、回収ノズル12で回収される液体を回収する装置と、バイパス流路16を通る液体を回収する装置とを別個に設けてもよい。
回収制御弁11を有しない構成においても、液体回収装置6が液体を吸引することによりバイパス流路16内の液体を液体回収装置6が回収することはできる。しかしながら、回収経路にも回収制御弁11を構成し、液浸空間への液体の供給中は図3に示すようにバイパス流路16を閉じ、液浸空間へ液体を供給しない時は図4に示すように逆流を防止するように回収ノズル12を閉じるように制御してもよい。
液浸空間に液体を供給すべき時(典型的には、露光時、すなわち、パターンの転写時)は、主制御器20は、供給流路7を通して送られてくる液体が供給ノズル9に送り込まれるように供給制御弁8を制御し、また、液浸空間に供給された液体が回収ノズル12を通して回収されるように回収制御弁11を制御する。一方、液浸空間に液体を供給すべきでない時(典型的には、非露光時、例えば、アライメントやフォーカスのための計測時)は、主制御器20は、供給流路7を通して送られてくる液体がバイパス流路16に送り込まれるように供給制御弁8を制御し、また、バイパス流路16を通る液体が回収流路10に送り込まれるように回収制御弁11を制御する。制御弁8、11の制御は、主制御器20が弁駆動器(制御弁を駆動するアクチュエータ)121、122を制御することによりなされる。
液浸空間への液体の供給を一時的に停止する際は、液体供給装置5のポンプ102を停止させる必要はなく、供給制御弁8を切り換えて液体をバイパス流路16側に流せばよい。その際に供給ノズル9と供給制御弁8との間に滞留する液体の量が少なくなるように、供給ノズル9のすぐ手前に供給制御弁8が配置されることが好ましい。
バイパス流路16は、供給ノズル9、液浸空間及び回収ノズル12を通して流れる流体の流量と同一の流量で液体を流すために十分な断面積を有する。これにより、供給ノズル9、液浸空間及び回収ノズル12を通して液体を流す時であるかバイパス流路16を通して液体を流す時であるかに拘わらず、一定の流量で供給流路7を通して液体を流すことができる。このように供給流路7を通して流す液体の流量(すなわち、液体供給装置5から送り出す液体の流量)を一定に維持することにより、液体の温度制御が容易になり、液体の温度変化を抑制することができる。
液体が流れる経路、例えば、バイパス流路16には、温度センサ23が配置されうる。温度センサ23は、温度制御用のフィードバックループの一部を構成する。図2に示す制御系の一例では、温度センサ23による計測結果は、主制御器20に提供され、更に、主制御器20から液制御器105に提供され、液制御器105によって温調器103が制御されて、供給流路7に供給される液体の温度が一定に維持される。なお、温度センサ23による計測結果は、液制御器105に直接提供されてもよいし、温調器103自体が制御器を有する場合には、温調器103に直接提供されてもよい。 温度センサ23は、供給流路7に配置されてもよいし、供給ノズル9又はその近傍に配置されてもよいし、回収ノズル12又はその近傍に配置されてもよいし、これらの全部又は一部に配置されてもよい。温度センサを供給流路7に配置する構成では、液浸空間とバイパス流路16に対して排他的に液体を流す(すなわち、選択される一方にのみ液体を流す)場合においても、常に液体の温度を計測することができる。温度センサを回収ノズル12又はその近傍に配置する場合には、液浸空間における液体の温度変動をフィードバックすることができる。温度センサを供給ノズル9又はその近傍及び回収ノズル12又はその近傍に配置する場合には、両温度センサによる計測結果に基づいて液浸空間における液体の温度をより高精度に推定することができる。
切替弁9は、液浸空間とバイパス流路16に対して排他的に液体を供給するのではなく、液浸空間に供給する液体とバイパス流路16に供給する液体との比率を制御するように構成されてもよい。この場合、非露光時のほか、露光時においてもバイパス流路16に液体を流すことができ、前述のように、温度センサ23をバイパス流路16に配置した場合においても、液体の温度を常時計測することができる。
ここで、供給経路7に温度センサ23を配置すると、液浸空間に供給される前の液体が温度センサ23によって汚染される可能性があるため、温度センサ23として、例えばテフロン(登録商標)等の液体に対して不活性の材料でコーティングした温度センサを採用する必要がある。しかしながら、液浸空間に供給される液体の温度制御の応答性を高速化する上でコーティングは不利である。バイパス流路16に温度センサ23を配置する構成においては、温度センサ23によって水質が悪化しても露光性能の低下を招かないので、温度センサ23のコーティングは不要であり、良好な温度制御が可能になる。
液体が流れる経路、例えば、バイパス流路16には、液質センサ22が配置され、液質センサ22により液質がモニターされうる。例えば比抵抗計を含み、主制御器20は、液質センサ22による測定結果に基づいて、液体の特性が規格内に入るまでは液浸空間に液体が供給されないように供給制御弁8等を制御することができる。これによって、液体の特性不良による露光不良を減らすことが可能となる。
供給流路7には、流量計21が配置されうる。主制御器20は、流量系21による測定結果に基づいて、供給流路7を液体が一定流量で流れるように液制御器105を介して流量調節器104を制御する。 以下、本発明の好適な実施形態の液浸露光装置100の具体的な動作例を説明する。液浸空間に供給する液体としては、純水を使用することができる。純水は、フィルタ等によって浄化された後に液体供給装置5に提供され、タンク106に一次的に貯留され、その後、浄化器101で更に浄化されうる。純水は、半導体工場では利用頻度が高く一般的なものであるので、典型的には、工場設備より供給される。純水の温度は、温調器103によって一定となるように制御される。純水は、真空脱気装置等により脱気されうる。
ポンプ102を動作させると、タンク106内の純水が浄化器101を通して温調器103に提供される。温調器103で温調された純水は、流量調節器104を通して供給流路7に送り出される。この段階では、供給制御弁8がバイパス流路16側に設定されていて、液体は液体回収部6に送られる。
この状態で、所定時間の経過を待つか、液質センサ22による計測値(例えば、比抵抗値)によって液質を監視しながら液質が安定するまで待つ。これにより、液体の供給開始直後における露光性能を改善することができる。 次いで、感光剤を塗布したウエハ13をウエハステージ15のチャック14上へ搬送し、アライメントなどの計測をおこなった後、露光第1ショットのスキャン駆動開始位置へウエハステージ15を移動させる。
次いで、供給制御弁8を供給ノズル9側へ切り換えて、供給ノズル9より純水を投影光学系4とウエハ13との間の液浸空間を満たすように供給する。ここで、液体供給装置5による液体供給を停止させることなく一定の流量で液体をバイパス流路16側に流していたため、供給制御弁8を制御するだけで純度(液質)や温度が安定した純水を瞬時に液浸空間に供給することができる。
液浸空間に液体が満たされたところでウエハステージ15とレチクルステージ3のスキャン駆動を伴う露光を開始する。液浸空間に供給された液体は、回収ノズル12を通して回収される。1ショットの露光が完了すると、ウエハステージ15とレチクルステージ3のスキャン動作を停止し、ウエハステージ15は次のショットのスキャン駆動開始位置へステップ移動する。ここで、上はステージ15がステップ移動している間は、供給ノズル9から液浸空間への液体の供給を止める場合には、供給制御弁8を供給ノズル9側からバイパス流路16側へ切り替える。
ウエハ全面の露光が終わったら、供給制御弁8をバイパス流路16側へ切り換え、ウエハステージ15をウエハ交換位置へ移動させ、露光が終了したウエハを次のウエハに交換する。
バイパス流路16は、例えば、投影光学系4の一部及び/又は供給ノズル9の少なくとも一部に沿って、例えば、それらの周囲を取り囲むように配置される。このような構成は、投影光学系4の温調に寄与しうる。
供給ノズル9と供給制御弁8を可能な限り近接させて配置することにより、供給制御弁8をバイパス流路16側に切り換えている時に供給ノズル9に滞留する液体を微量にすることができ、仮に液体に空気や塵埃等の異物が溶け込んで汚染されたとしても露光性能に与える影響は少ない。
バイパス流路16を通った液体については、液浸空間を通った液体と別個に回収し再利用してもよい。すなわち、バイパス流路16を通った液体は、ウエハ上の感光剤等によって汚染されず、比較的清浄な状態であるので、タンク106に戻して再利用してもよい。
以上のように本発明の好適な実施形態の液浸露光装置によれば、結像性能向上のために供給される液体の特性を悪化させず、微細なパターンを良好に投影することができ、また、生産性を向上させることができる。
[第2実施形態]
この実施形態は、第1実施形態の変形例を提供する。ここで、特に言及しない事項、例えば、構成、原理、思想は、第1実施形態に従いうる。
図5〜図7は、本発明の第1実施形態の液浸露光装置の構成を模式的に示す図である。この実施形態の液浸露光装置は、供給流路、供給ノズル、制御弁、回収ノズル、回収流路を含む液経路を複数組備えている。第1組の液経路は、供給配管7f、供給ノズル9f、制御弁8f、回収ノズル12f、回収配管10fを含み、第2組の液経路は、供給配管7b、供給ノズル9b、制御弁8b、回収ノズル12b、回収配管10bを含む。第1組の供給ノズルから液浸空間に供給された液体を第2組の回収ノズルを通して回収し、又は、第2組の供給ノズルから液浸空間に巨給された液体を第1組の回収ノズルを通して回収することができる。1つの組の供給ノズルと回収ノズルを近接させて配置した場合には、供給ノズル及び回収ノズルを連通させることによりバイパス流路を形成することができる。
例えば、図4に示すように、2つのノズル9f、12fを投影光学系4の半径方向に並べて配置した場合、液体供給装置5より送り出された液体は、供給流路7fを経由して供給ノズル9fから液浸空間に供給される。このとき、制御弁8fは、バイパス流路16fを閉じ、供給ノズル9f側を開くように制御される。液浸空間に供給された液体17は、回収ノズル12bを通して回収され、回収流路10bを経由して液体回収装置6によって回収される。このとき、制御弁8bは、供給ノズル9b側を閉じ、バイパス流路16bを開くように制御される。したがって、供給流路7fを通して液浸空間に供給される液体のほか、供給流路7bを通る液体も回収流路10bを通して回収される。
液浸空間に液体を供給する供給ノズルを変更した場合は、図6に示すように、供給ノズル9bを通して液浸空間に液体を供給し、液浸空間に供給された液体を回収ノズル12fを通して回収する。このとき、制御弁8fは、供給ノズル9f側を閉じ、バイパス流路16fを開くように制御される。したがって、供給流路7bを通して液浸空間に供給される液体のほか、供給流路7fを通る液体も回収流路10fを通して回収される。
液浸空間への液体の供給を停止するときは、図7に示すように、制御弁8fで供給ノズル9fを閉じて、液体を回収流路10fへ導入し、また、供給制御弁8bで供給ノズル9bを閉じて、液体を回収流路10bへ導入する。
以上のように本発明の好適な実施形態の液浸露光装置によれば、結像性能向上のために供給される液体の特性を悪化させず、微細なパターンを良好に投影することができ、また、生産性を向上させることができる。
[第3実施形態]
次に上記の露光装置を利用した半導体デバイスの製造プロセスを説明する。図8は、半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。ステップ1(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行なう。ステップ2(マスク作製)では設計した回路パターンに基づいてマスクを作製する。一方、ステップ3(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組立て工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これを出荷(ステップ7)する。
図9は、上記ウエハプロセスの詳細なフローを示す図である。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁膜を成膜する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では上記の露光装置によって回路パターンをウエハに転写する。ステップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
本発明の第1実施形態の液浸露光装置の構成を模式的に示す図である。 図1に示す液浸露光装置の制御系の構成を示す図である。 本発明の第1実施形態の液体の流れを模式的に示す図である。 本発明の第1実施形態の液体の流れを模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態の液浸露光装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態の液浸露光装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の第2実施形態の液浸露光装置の構成を模式的に示す図である。 半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図である。 ウエハプロセスの詳細なフローを示す図である。
符号の説明
1:照明光学系
2:レチクル
3:レチクルステージ
4:投影光学系
5:液体供給装置
6:液体回収装置
7、7f、7b:供給流路
8、8f、8b:制御弁
9、9f、9b:供給ノズル
10、10f、10b:回収流路
11:制御弁
12、12f、12b:回収ノズル
13:ウエハ
14:ウエハチャック
15:ウエハステージ
16:バイパス経路
17:液体
21 流量計
22 液質センサ
23 温度センサ

Claims (12)

  1. 投影光学系と基板との間液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置であって、
    前記投影光学系と前記基板との間前記液体を供給する供給ノズルと、
    前記投影光学系と前記基板との間から前記液体を回収する回収ノズルと、
    前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、
    前記供給流路から分岐した分岐路と、
    少なくとも前記供給ノズルに前記液体を供給しない状態において、前記供給流路を通して流れる前記液体を前記分岐路に向けて流す制御弁と、
    前記回収ノズルによって回収された液体を移送する回収流路と、
    備え
    前記分岐路は、前記回収流路に合流していることを特徴とする液浸露光装置。
  2. 前記制御弁は、前記供給ノズルに前記液体を供給しない状態においては、前記供給流路を通して流れる前記液体を前記分岐路に向けて流し、前記供給流路を通して流れる前記液体を前記分岐路に向けて流さない状態においては、前供給流路を通して流れる前記液体を前記供給ノズルに供給することを特徴とする請求項1に記載の液浸露光装置。
  3. 前記供給流路を通して流れる前記液体の流量一定になるようにする流量調節器を更に備えことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の液浸露光装置。
  4. 前記制御弁は、前記供給ノズル前記液体を供給しない状態において、前記供給ノズルを閉鎖することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の液浸露光装置。
  5. 前記分岐路と前記回収流路との合流部分に、前記液体の回収のための経路を制御する回収制御弁を更に備えことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の液浸露光装置。
  6. 投影光学系と基板との間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置であって、
    前記投影光学系と前記基板との間に前記液体を供給する供給ノズルと、
    前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、
    前記供給流路から分岐し、前記供給ノズルに前記液体を供給している状態および前記供給ノズルに前記液体を供給していない状態において前記液体が流れる分岐路と、
    前記分岐路に配置され、前記分岐路に流れる前記液体の温度を計測する温度センサと、
    前記温度センサによる計測結果に基づいて前記液体の温度を調節する温度調節器と、
    を備えたことを特徴とする液浸露光装置。
  7. 投影光学系と基板との間に液体を満たした状態で前記投影光学系を介して原板のパターンを前記基板に投影する液浸露光装置であって、
    前記投影光学系と前記基板との間に前記液体を供給する供給ノズルと、
    前記供給ノズルに前記液体を供給する供給流路と、
    前記供給流路から分岐し、前記供給ノズルに前記液体を供給している状態および前記供給ノズルに前記液体を供給していない状態において前記液体が流れる分岐路と、
    前記分岐路に配置され、前記分岐路に流れる前記液体の特性を計測する液質センサと、
    を備えたことを特徴とする液浸露光装置。
  8. 少なくとも前記供給ノズルに前記液体を供給しない状態において、前記供給流路を通して流れる前記液体を前記分岐路に向けて流す制御弁をさらに備え、前記液質センサによる計測結果に基づいて前記制御弁を制御し、前記液体の特性が規格外の場合には前記供給流路を通して流れる前記液体を前記供給ノズルに供給せずに前記分岐路に向けて流すことを特徴とする請求項7に記載の液浸露光装置。
  9. 前記分岐路は、前記投影光学系の一部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の液浸露光装置。
  10. 前記分岐路は、前記供給ノズルの少なくとも一部に沿って配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の液浸露光装置。
  11. 前記制御弁は、前記供給ノズルの近傍に配置されていることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の液浸露光装置。
  12. デバイス製造方法であって、
    請求項1乃至請求項11のいずれか1項に記載の液浸露光装置によっ原板のパターンを基板に転写する工程と、
    前記工程で前記原板のパターンが転写された基板を現像する工程と、
    を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
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