JPH0930619A - ピッキング台車システム - Google Patents
ピッキング台車システムInfo
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- JPH0930619A JPH0930619A JP17699795A JP17699795A JPH0930619A JP H0930619 A JPH0930619 A JP H0930619A JP 17699795 A JP17699795 A JP 17699795A JP 17699795 A JP17699795 A JP 17699795A JP H0930619 A JPH0930619 A JP H0930619A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 データ部を見てピック予定数，品番等を認識
し、レイアウト部を見て作業位置を認識する必要があ
り、瞬時に作業指示を認識することができなかった。ま
た、作業指示を行う表示画面全体が大きなものとなって
いた。 【解決手段】 送受信機１１により受信された番地の情
報と、エンコーダ１３により検出された走行距離の情報
とから台車１０の位置を認識する制御部１２を備える。
制御部１２は、認識した台車１０の位置に基づいて、ピ
ッキング棚２０におけるピッキングを行うべき連に対応
する立面図を台車１０上のディスプレイ１５に表示させ
るとともに、ピッキングを行うべき連の直前に台車１０
が到達した旨を作業者に告知すべくスピーカー１６から
音声を出力させる。ディスプレイ１５に表示される立面
図において、ピッキングを行うべき間口は目立つように
赤色に表示されるとともに、その間口には品番及びピッ
ク予定数が表示される。
し、レイアウト部を見て作業位置を認識する必要があ
り、瞬時に作業指示を認識することができなかった。ま
た、作業指示を行う表示画面全体が大きなものとなって
いた。 【解決手段】 送受信機１１により受信された番地の情
報と、エンコーダ１３により検出された走行距離の情報
とから台車１０の位置を認識する制御部１２を備える。
制御部１２は、認識した台車１０の位置に基づいて、ピ
ッキング棚２０におけるピッキングを行うべき連に対応
する立面図を台車１０上のディスプレイ１５に表示させ
るとともに、ピッキングを行うべき連の直前に台車１０
が到達した旨を作業者に告知すべくスピーカー１６から
音声を出力させる。ディスプレイ１５に表示される立面
図において、ピッキングを行うべき間口は目立つように
赤色に表示されるとともに、その間口には品番及びピッ
ク予定数が表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はピッキング台車シス
テムに関する。更に詳しくは、配送センター等において
多品種の品物が多数収納されているピッキング棚から、
所定の種類，個数の品物を出荷するときに、その所定の
種類，個数の品物を前記ピッキング棚からピックアップ
してくるためのピッキング台車システムに関する。特に
作業性の向上を図ることができるピッキング台車システ
ムに関するものである。
テムに関する。更に詳しくは、配送センター等において
多品種の品物が多数収納されているピッキング棚から、
所定の種類，個数の品物を出荷するときに、その所定の
種類，個数の品物を前記ピッキング棚からピックアップ
してくるためのピッキング台車システムに関する。特に
作業性の向上を図ることができるピッキング台車システ
ムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種のシステムにおいて、作業者はピ
ッキング棚に沿ってピッキング台車を押しつつ、ピッキ
ングを行うべき所定の棚の前面で台車を停止させ、当該
棚より品物を取り出して台車上のバケットに収納する。
台車上にはディスプレイが設けられており、台車がピッ
キングを行うべき連の直前に到達すると、そのディスプ
レイには図５に示すような作業指示画面が表示される。
図５に示す作業指示画面はデータ部及びレイアウト部よ
りなり、データ部には品名，品番，ピック予定数及び棚
番が数字で表示され、レイアウト部にはピッキング棚に
おける連のレイアウトを示す立面図が表示される。作業
者はこれらのデータ部及びレイアウト部を見て、物品の
取出，確認等のピッキング作業を行う。
ッキング棚に沿ってピッキング台車を押しつつ、ピッキ
ングを行うべき所定の棚の前面で台車を停止させ、当該
棚より品物を取り出して台車上のバケットに収納する。
台車上にはディスプレイが設けられており、台車がピッ
キングを行うべき連の直前に到達すると、そのディスプ
レイには図５に示すような作業指示画面が表示される。
図５に示す作業指示画面はデータ部及びレイアウト部よ
りなり、データ部には品名，品番，ピック予定数及び棚
番が数字で表示され、レイアウト部にはピッキング棚に
おける連のレイアウトを示す立面図が表示される。作業
者はこれらのデータ部及びレイアウト部を見て、物品の
取出，確認等のピッキング作業を行う。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記のよ
うな従来のピッキング台車システムでは、ピック予定
数，品番等はデータ部に表示されるのみで、レイアウト
部の立面図においてはピッキングを行うべき間口（作業
位置）が示されているだけであった。即ち、ピック予定
数，品番等の表示は、作業位置を指示するレイアウト部
とは離れた位置にあったので、作業者は、レイアウト部
を見て作業位置を認識し、データ部を見てピック予定
数，品番等を認識する必要があった。従って、ディスプ
レイに表示される作業指示を認識するのに時間がかかる
とともに、データ部として品名，品番，ピック予定数等
を表示する必要があったので、全体として大きな作業指
示表示画面が必要となっていた。
うな従来のピッキング台車システムでは、ピック予定
数，品番等はデータ部に表示されるのみで、レイアウト
部の立面図においてはピッキングを行うべき間口（作業
位置）が示されているだけであった。即ち、ピック予定
数，品番等の表示は、作業位置を指示するレイアウト部
とは離れた位置にあったので、作業者は、レイアウト部
を見て作業位置を認識し、データ部を見てピック予定
数，品番等を認識する必要があった。従って、ディスプ
レイに表示される作業指示を認識するのに時間がかかる
とともに、データ部として品名，品番，ピック予定数等
を表示する必要があったので、全体として大きな作業指
示表示画面が必要となっていた。
【０００４】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、ピック予定数，品番及び作業位置を示す作業指示を
一目見て瞬時に認識することができ、作業指示を行う表
示画面全体を小さくすることができるピッキング台車シ
ステムを提供することを目的とする。
で、ピック予定数，品番及び作業位置を示す作業指示を
一目見て瞬時に認識することができ、作業指示を行う表
示画面全体を小さくすることができるピッキング台車シ
ステムを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、ピッキング棚におけるピッ
キングを行うべき連に対応するレイアウト図を台車上の
ディスプレイに表示するシステムであって、前記レイア
ウト図におけるピッキングを行うべき間口にその間口で
のピッキング数を示す情報を表示するようにしたピッキ
ング台車システムとする。
に、請求項１記載の発明は、ピッキング棚におけるピッ
キングを行うべき連に対応するレイアウト図を台車上の
ディスプレイに表示するシステムであって、前記レイア
ウト図におけるピッキングを行うべき間口にその間口で
のピッキング数を示す情報を表示するようにしたピッキ
ング台車システムとする。
【０００６】請求項２記載の発明は、前記レイアウト図
におけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッキ
ングする品物の品番を示す情報も表示するようにしたも
のとする。
におけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッキ
ングする品物の品番を示す情報も表示するようにしたも
のとする。
【０００７】請求項３記載の発明は、前記レイアウト図
において、ピッキングを行うべき間口はピッキングを行
わない間口とは異なる色で表示するようにしたものとす
る。
において、ピッキングを行うべき間口はピッキングを行
わない間口とは異なる色で表示するようにしたものとす
る。
【０００８】請求項４記載の発明は、ピッキングを行う
べき連の直前に台車が到達したことを作業者に認識させ
るべく音声を出力する音声出力手段を備えたものとす
る。
べき連の直前に台車が到達したことを作業者に認識させ
るべく音声を出力する音声出力手段を備えたものとす
る。
【０００９】本発明は以下のような作用をなすものであ
る。請求項１記載の発明では、台車上のディスプレイ
に、ピッキング棚におけるピッキングを行うべき連に対
応するレイアウト図が表示され、該レイアウト図におけ
るピッキングを行うべき間口にその間口でのピッキング
数を示す情報を表示するようにしたので、作業者はその
レイアウト図を見るだけで、作業位置だけでなくピッキ
ング数をも認識することができる。
る。請求項１記載の発明では、台車上のディスプレイ
に、ピッキング棚におけるピッキングを行うべき連に対
応するレイアウト図が表示され、該レイアウト図におけ
るピッキングを行うべき間口にその間口でのピッキング
数を示す情報を表示するようにしたので、作業者はその
レイアウト図を見るだけで、作業位置だけでなくピッキ
ング数をも認識することができる。
【００１０】請求項２記載の発明では、前記レイアウト
図におけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッ
キングする品物の品番を示す情報も表示するようにした
ので、同じ間口に複数種の品物が収納されている場合で
も、どの種の品物をピッキングすればよいか認識するこ
とができる。
図におけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッ
キングする品物の品番を示す情報も表示するようにした
ので、同じ間口に複数種の品物が収納されている場合で
も、どの種の品物をピッキングすればよいか認識するこ
とができる。
【００１１】請求項３記載の発明では、前記レイアウト
図において、ピッキングを行うべき間口はピッキングを
行わない間口とは異なる色で表示するようにしたので、
作業者は容易にピッキングを行うべき間口の位置を認識
することができる。
図において、ピッキングを行うべき間口はピッキングを
行わない間口とは異なる色で表示するようにしたので、
作業者は容易にピッキングを行うべき間口の位置を認識
することができる。
【００１２】請求項４記載の発明では、ピッキングを行
うべき連の直前に台車が到達したことを作業者に認識さ
せるべく音声を出力する音声出力手段を備えたので、作
業者が仮によそ見をしながら台車を押していても、ピッ
キングを行うべき連を通り過ぎてしまうのを防止するこ
とができる。
うべき連の直前に台車が到達したことを作業者に認識さ
せるべく音声を出力する音声出力手段を備えたので、作
業者が仮によそ見をしながら台車を押していても、ピッ
キングを行うべき連を通り過ぎてしまうのを防止するこ
とができる。
【００１３】
【実施の形態】以下に本発明の実施例を図面を用いて説
明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例
に限定されるものではない。
明するが、本発明の趣旨を越えない限り、何ら本実施例
に限定されるものではない。
【００１４】図１において、１０はピッキング台車、Ｒ
はこの台車１０の通路である。２０は通路Ｒに沿って配
置されたピッキング棚である。棚の番地を示す指標とし
ての役割をなすＩＤタグ６は、通路Ｒの入口にあたるピ
ッキング棚２０の第１連の側方に配置されている。この
ＩＤタグ６に対向するように台車１０に設けられた読取
手段としての送受信機１１は、ＩＤタグ６に向けてマイ
クロ波を送出し、ＩＤタグ６から送られてくるマイクロ
波を受信するようになっている。
はこの台車１０の通路である。２０は通路Ｒに沿って配
置されたピッキング棚である。棚の番地を示す指標とし
ての役割をなすＩＤタグ６は、通路Ｒの入口にあたるピ
ッキング棚２０の第１連の側方に配置されている。この
ＩＤタグ６に対向するように台車１０に設けられた読取
手段としての送受信機１１は、ＩＤタグ６に向けてマイ
クロ波を送出し、ＩＤタグ６から送られてくるマイクロ
波を受信するようになっている。
【００１５】図２に示すように、台車１０は、制御部１
２と、走行距離を検出する検出手段としてのエンコーダ
１３と、ＩＣカードリーダライタ１４と、カラーディス
プレイ１５と、音声出力手段としてのスピーカー１６と
を有している。制御部１２は、送受信機１１がＩＤタグ
６からのマイクロ波を受信したことを検知してエンコー
ダ１３をリセットし、リセット後のカウント値により台
車１０の現在位置を特定する。ＩＣカードリーダライタ
１４は、ピッキングに関する情報をＩＣカードから読み
取り、読み取った結果を制御部１２に出力する。
２と、走行距離を検出する検出手段としてのエンコーダ
１３と、ＩＣカードリーダライタ１４と、カラーディス
プレイ１５と、音声出力手段としてのスピーカー１６と
を有している。制御部１２は、送受信機１１がＩＤタグ
６からのマイクロ波を受信したことを検知してエンコー
ダ１３をリセットし、リセット後のカウント値により台
車１０の現在位置を特定する。ＩＣカードリーダライタ
１４は、ピッキングに関する情報をＩＣカードから読み
取り、読み取った結果を制御部１２に出力する。
【００１６】制御部１２は、ＩＣカードリーダライタ１
４からの情報により、ピッキングを行うべき棚を特定
し、その連の手前に台車１０が到達したときに、その連
における作業指示をティスプレイ１５に出力するととも
に、ピッキングを行うべき連の手前に台車１０が到達し
たことを作業者に音声で認識させるべく、音声信号をス
ピーカー１６に出力する。制御部１２からの出力によ
り、ディスプレイ１５はその連における作業指示を表示
し、スピーカー１６からは所定の音声が発せられる。
４からの情報により、ピッキングを行うべき棚を特定
し、その連の手前に台車１０が到達したときに、その連
における作業指示をティスプレイ１５に出力するととも
に、ピッキングを行うべき連の手前に台車１０が到達し
たことを作業者に音声で認識させるべく、音声信号をス
ピーカー１６に出力する。制御部１２からの出力によ
り、ディスプレイ１５はその連における作業指示を表示
し、スピーカー１６からは所定の音声が発せられる。
【００１７】本実施例では、制御部１２は、ピッキング
を行うべき１つの連だけでなく、その連の近傍の連の作
業指示をもディスプレイ１５に出力するので、作業者は
台車１０を停止させたままその連の近傍にある連まで歩
いていってピッキングを行うことができる。
を行うべき１つの連だけでなく、その連の近傍の連の作
業指示をもディスプレイ１５に出力するので、作業者は
台車１０を停止させたままその連の近傍にある連まで歩
いていってピッキングを行うことができる。
【００１８】スピーカー１６から発せられる音声は、単
なるプザーでもよいし、所定のメッセージを示す合成音
声でもよい。そして、この音声告知は、台車１０の走行
を停止させた場合に終了するようにしてもよいし、タイ
マ等により時限的に終了するようにしてもよい。
なるプザーでもよいし、所定のメッセージを示す合成音
声でもよい。そして、この音声告知は、台車１０の走行
を停止させた場合に終了するようにしてもよいし、タイ
マ等により時限的に終了するようにしてもよい。
【００１９】次に具体的な作業例について説明する。 （１）コンピューターの端末機に接続されたＩＣカード
リーダライタ等によりＩＣカードを受け取り、これを台
車１０のＩＣカードリーダライタ１４に挿入する。
リーダライタ等によりＩＣカードを受け取り、これを台
車１０のＩＣカードリーダライタ１４に挿入する。
【００２０】（２）ピッキング作業を開始すべく、図示
しない操作ボタンを操作して、ディスプレイ１５にピッ
キング棚の平面レイアウトを表示させ、作業を行うべき
ピッキング棚まで台車１０を手押しする。
しない操作ボタンを操作して、ディスプレイ１５にピッ
キング棚の平面レイアウトを表示させ、作業を行うべき
ピッキング棚まで台車１０を手押しする。
【００２１】（３）台車１０が通路Ｒの入口に接近する
と、ピッキング棚２０の第１連に設けられているＩＤタ
グ６からのＩＤマイクロ波が送受信機１１に受信され、
制御部１２がこれを検知し、エンコーダ１３がリセット
される。
と、ピッキング棚２０の第１連に設けられているＩＤタ
グ６からのＩＤマイクロ波が送受信機１１に受信され、
制御部１２がこれを検知し、エンコーダ１３がリセット
される。
【００２２】（４）図４に示すように、ピッキング棚２
０におけるピッキング場所が棚の第４連であるとする
と、制御部１２は、ピッキング場所の手前の地点、即
ち、第４連と第３連との境目近傍の地点（図中Ｘ地点）
に台車１０が到達したときに、そのことをエンコーダ１
３のカウント値により検出し、ピッキングの作業指示を
ディスプレイ１５に出力するとともに、ピッキングを行
うべき連の手前に台車１０が到達したことを作業者に音
声で認識させるべく、音声信号をスピーカー１６に出力
する。
０におけるピッキング場所が棚の第４連であるとする
と、制御部１２は、ピッキング場所の手前の地点、即
ち、第４連と第３連との境目近傍の地点（図中Ｘ地点）
に台車１０が到達したときに、そのことをエンコーダ１
３のカウント値により検出し、ピッキングの作業指示を
ディスプレイ１５に出力するとともに、ピッキングを行
うべき連の手前に台車１０が到達したことを作業者に音
声で認識させるべく、音声信号をスピーカー１６に出力
する。
【００２３】このときディスプレイ１５には、ピッキン
グを行うべき連とその１つ先の連とを示すレイアウト図
である立面図が同時に表示される。図３に示す表示画面
例は通路の両側にピッキング棚が配置されている場合で
あって、通路の右側のピッキング棚２０ａにおける第４
連がピッキングを行うべき連とすると、両側の棚２０
ａ，２０ｂについて第４連とその１つ先の連（第５連）
とが台車１０を挟んで立体的に表示される。
グを行うべき連とその１つ先の連とを示すレイアウト図
である立面図が同時に表示される。図３に示す表示画面
例は通路の両側にピッキング棚が配置されている場合で
あって、通路の右側のピッキング棚２０ａにおける第４
連がピッキングを行うべき連とすると、両側の棚２０
ａ，２０ｂについて第４連とその１つ先の連（第５連）
とが台車１０を挟んで立体的に表示される。
【００２４】この立面図において、ピッキングを行うべ
き連（右側の第４連）は黄色で表示され、ピッキングの
必要のない連（左側の第４連）は白色で表示される。１
つ先の連にピッキングを行うべき連（左側の第５連）が
ある場合には、薄い青色で表示される。ピッキングを行
うべき連（右側の第４連）について、ピッキング箇所Ｐ
１（ピッキングを行うべき間口）には品番（図３の例で
は「１２」）及びピック予定数（図３の例では「５」）
が表示されるとともに、このピッキング箇所Ｐ１は目立
つように赤色で表示される。また、立面図の横の段数表
示部分にも彩色を施してあり、第１段が橙色，第２段が
緑色，第３段が黄色，第４段が水色，第５段が桃色でそ
れぞれ表示される。
き連（右側の第４連）は黄色で表示され、ピッキングの
必要のない連（左側の第４連）は白色で表示される。１
つ先の連にピッキングを行うべき連（左側の第５連）が
ある場合には、薄い青色で表示される。ピッキングを行
うべき連（右側の第４連）について、ピッキング箇所Ｐ
１（ピッキングを行うべき間口）には品番（図３の例で
は「１２」）及びピック予定数（図３の例では「５」）
が表示されるとともに、このピッキング箇所Ｐ１は目立
つように赤色で表示される。また、立面図の横の段数表
示部分にも彩色を施してあり、第１段が橙色，第２段が
緑色，第３段が黄色，第４段が水色，第５段が桃色でそ
れぞれ表示される。
【００２５】このようなディスプレイ１５による表示
は、図４のタイムチャートに示すように、ピッキングを
行うべき連（右側の第４連）に台車１０が到達する手前
（図中Ｘ地点）から行われるので、作業者は第４連の手
前でその連の存在を認識することができる。従って、第
４連を誤って通り過ぎてしまうことがなく、確実性の高
いピッキング作業を実現することができる。
は、図４のタイムチャートに示すように、ピッキングを
行うべき連（右側の第４連）に台車１０が到達する手前
（図中Ｘ地点）から行われるので、作業者は第４連の手
前でその連の存在を認識することができる。従って、第
４連を誤って通り過ぎてしまうことがなく、確実性の高
いピッキング作業を実現することができる。
【００２６】また、ディスプレイ１５による表示とあわ
せて、スピーカー１６は、制御部１２からの音声信号に
よりピッキングを行うべき連（右側の第４連）に台車１
０が到達する旨を音声で作業者に告知するようになって
いるので、作業者が仮によそ見をしながら台車１０を押
していたとしても、ピッキングを行うべき連を認識する
ことができ、より一層確実性の高いピッキング作業を実
現することができる。
せて、スピーカー１６は、制御部１２からの音声信号に
よりピッキングを行うべき連（右側の第４連）に台車１
０が到達する旨を音声で作業者に告知するようになって
いるので、作業者が仮によそ見をしながら台車１０を押
していたとしても、ピッキングを行うべき連を認識する
ことができ、より一層確実性の高いピッキング作業を実
現することができる。
【００２７】（５）作業者は、画面に表示された指示に
従い、指定のピッキング箇所（間口）から指定品番の品
物を指定ピック数だけ取り出し、台車上のバケットに収
納する。
従い、指定のピッキング箇所（間口）から指定品番の品
物を指定ピック数だけ取り出し、台車上のバケットに収
納する。
【００２８】（６）同連で他に作業があれば、立面図に
おける作業指示内容が変わるので、その指示に従って
（５）と同様の作業を行う。この連でのピッキング作業
が全て完了すると、立面図におけるピッキング箇所の指
示は無くなり、この立面図の表示が白色に変わる。同時
に、１つ先のピッキングを行うべき連（左側の第５連）
の立面図の表示が黄色に変わり、ピッキング箇所が赤色
で指示されるとともに、そのピッキング箇所に品番，ピ
ック予定数が表示される。これにより、作業者は第４連
の前面に台車１０を停止させたまま歩いて第５連からピ
ッキングを行うことができ、第５連の前面に別の台車が
停止しているような場合でも待つ必要がなく効率的であ
る。
おける作業指示内容が変わるので、その指示に従って
（５）と同様の作業を行う。この連でのピッキング作業
が全て完了すると、立面図におけるピッキング箇所の指
示は無くなり、この立面図の表示が白色に変わる。同時
に、１つ先のピッキングを行うべき連（左側の第５連）
の立面図の表示が黄色に変わり、ピッキング箇所が赤色
で指示されるとともに、そのピッキング箇所に品番，ピ
ック予定数が表示される。これにより、作業者は第４連
の前面に台車１０を停止させたまま歩いて第５連からピ
ッキングを行うことができ、第５連の前面に別の台車が
停止しているような場合でも待つ必要がなく効率的であ
る。
【００２９】尚、図３に示したディスプレイ１５の表示
は、スピーカー１６がＯＮした後、ある一定距離を台車
１０が走行した後にＯＮされ、その後第４連，第５連の
作業を終了した時点で前記（２）において説明した平面
レイアウト画面に変更される。
は、スピーカー１６がＯＮした後、ある一定距離を台車
１０が走行した後にＯＮされ、その後第４連，第５連の
作業を終了した時点で前記（２）において説明した平面
レイアウト画面に変更される。
【００３０】（７）その後、全ての作業が終了すると、
台車１０を原点まで戻す。
台車１０を原点まで戻す。
【００３１】以上のように本実施例では、台車１０上の
ディスプレイ１５に表示される、ピッキング棚における
ピッキングを行うべき連に対応する立面図において、ピ
ッキングを行うべき間口に品番及びピック予定数が表示
されるので、作業者はその立面図を一目見ただけで瞬時
に作業位置，品番及びピッキング数を認識することがで
きる。
ディスプレイ１５に表示される、ピッキング棚における
ピッキングを行うべき連に対応する立面図において、ピ
ッキングを行うべき間口に品番及びピック予定数が表示
されるので、作業者はその立面図を一目見ただけで瞬時
に作業位置，品番及びピッキング数を認識することがで
きる。
【００３２】尚、図５に示す従来例のデータ部に表示さ
れていた品名，品番，ピック予定数，棚番等を、図３の
データ部として、表示画面をさほど大きくしない範囲で
ピッキング後の確認用として表示させるようにしてもよ
い。
れていた品名，品番，ピック予定数，棚番等を、図３の
データ部として、表示画面をさほど大きくしない範囲で
ピッキング後の確認用として表示させるようにしてもよ
い。
【００３３】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるので、
以下のような効果を奏する。 請求項１記載の発明によれば、台車上のディスプレ
イに、ピッキング棚におけるピッキングを行うべき連に
対応するレイアウト図が表示され、該レイアウト図にお
けるピッキングを行うべき間口にその間口でのピッキン
グ数を示す情報を表示するようにしたので、作業者はそ
のレイアウト図を一目見ただけで、瞬時に作業位置だけ
でなくピッキング数をも認識することができ、作業効率
が向上する。 請求項２記載の発明によれば、前記レイアウト図に
おけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッキン
グする品物の品番を示す情報も表示するようにしたの
で、同じ間口に複数種の品物が収納されている場合で
も、どの種の品物をピッキングすればよいか認識するこ
とができる。また、表示された品番を見ることでピッキ
ングした品物の確認を行うことができ、確実性の高いピ
ッキング作業を実現することができる。 請求項３記載の発明によれば、前記レイアウト図に
おいて、ピッキングを行うべき間口はピッキングを行わ
ない間口とは異なる色で表示するようにしたので、作業
者は容易にピッキングを行うべき間口の位置を認識する
ことができる。よって、作業者がレイアウト図を見てピ
ッキングを行うべき間口を認識するまでの時間が短くな
り、より作業効率が向上する。 請求項４記載の発明によれば、ピッキングを行うべ
き連の直前に台車が到達したことを作業者に認識させる
べく音声を出力する音声出力手段を備えたので、作業者
が仮によそ見をしながら台車を押していても、ピッキン
グを行うべき連を通り過ぎてしまうのを防止することが
できる。よって、より確実性の高いピッキング作業を実
現することができる。
以下のような効果を奏する。 請求項１記載の発明によれば、台車上のディスプレ
イに、ピッキング棚におけるピッキングを行うべき連に
対応するレイアウト図が表示され、該レイアウト図にお
けるピッキングを行うべき間口にその間口でのピッキン
グ数を示す情報を表示するようにしたので、作業者はそ
のレイアウト図を一目見ただけで、瞬時に作業位置だけ
でなくピッキング数をも認識することができ、作業効率
が向上する。 請求項２記載の発明によれば、前記レイアウト図に
おけるピッキングを行うべき間口にその間口でピッキン
グする品物の品番を示す情報も表示するようにしたの
で、同じ間口に複数種の品物が収納されている場合で
も、どの種の品物をピッキングすればよいか認識するこ
とができる。また、表示された品番を見ることでピッキ
ングした品物の確認を行うことができ、確実性の高いピ
ッキング作業を実現することができる。 請求項３記載の発明によれば、前記レイアウト図に
おいて、ピッキングを行うべき間口はピッキングを行わ
ない間口とは異なる色で表示するようにしたので、作業
者は容易にピッキングを行うべき間口の位置を認識する
ことができる。よって、作業者がレイアウト図を見てピ
ッキングを行うべき間口を認識するまでの時間が短くな
り、より作業効率が向上する。 請求項４記載の発明によれば、ピッキングを行うべ
き連の直前に台車が到達したことを作業者に認識させる
べく音声を出力する音声出力手段を備えたので、作業者
が仮によそ見をしながら台車を押していても、ピッキン
グを行うべき連を通り過ぎてしまうのを防止することが
できる。よって、より確実性の高いピッキング作業を実
現することができる。
【図１】本発明に係るピッキング台車システムの一実施
例を示す平面模式図である。
例を示す平面模式図である。
【図２】ピッキング台車システムのブロック図である。
【図３】ディスプレイの表示画面の一例を示す正面図で
ある。
ある。
【図４】作用を説明するためのタイムチャート図であ
る。
る。
【図５】従来のシステムにおけるディスプレイの表示画
面の一例を示す正面図である。
面の一例を示す正面図である。
６ ＩＤタグ １０ 台車 １１ 送受信機 １２ 制御部 １３ エンコーダ １５ ディスプレイ １６ スピーカー ２０ ピッキング棚
Claims (4)
- 【請求項１】 ピッキング棚におけるピッキングを行う
べき連に対応するレイアウト図を台車上のディスプレイ
に表示するシステムであって、前記レイアウト図におけ
るピッキングを行うべき間口にその間口でのピッキング
数を示す情報を表示するようにしたピッキング台車シス
テム。 - 【請求項２】 前記レイアウト図におけるピッキングを
行うべき間口にその間口でピッキングする品物の品番を
示す情報も表示するようにした請求項１記載のピッキン
グ台車システム。 - 【請求項３】 前記レイアウト図において、ピッキング
を行うべき間口はピッキングを行わない間口とは異なる
色で表示するようにした請求項１又は２記載のピッキン
グ台車システム。 - 【請求項４】 ピッキングを行うべき連の直前に台車が
到達したことを作業者に認識させるべく音声を出力する
音声出力手段を備えた請求項１〜３のいずれかに記載の
ピッキング台車システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17699795A JPH0930619A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ピッキング台車システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17699795A JPH0930619A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ピッキング台車システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0930619A true JPH0930619A (ja) | 1997-02-04 |
Family
ID=16023378
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17699795A Pending JPH0930619A (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ピッキング台車システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0930619A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005320116A (ja) * | 2004-05-10 | 2005-11-17 | Toyota Industries Corp | ロケーション指示装置、ロケーション管理システム、及びロケーション指示方法 |
| JP2006076688A (ja) * | 2004-09-08 | 2006-03-23 | Okamura Corp | ピッキングシステム |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5869604A (ja) * | 1981-10-15 | 1983-04-25 | Daifuku Co Ltd | 在庫状態表示装置付き自動倉庫 |
| JPH01214501A (ja) * | 1988-02-18 | 1989-08-28 | Daifuku Co Ltd | 物品収集設備 |
| JPH03278173A (ja) * | 1990-03-16 | 1991-12-09 | Hitachi Ltd | 商品管理業務支援方法とそのシステム |
| JPH069021A (ja) * | 1991-11-29 | 1994-01-18 | Murata Mach Ltd | ピッキング台車 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP17699795A patent/JPH0930619A/ja active Pending
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| JP4606098B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2011-01-05 | 株式会社岡村製作所 | ピッキングシステム |
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