JPH09306136A - ディスクカートリッジ - Google Patents
ディスクカートリッジInfo
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- JPH09306136A JPH09306136A JP14374396A JP14374396A JPH09306136A JP H09306136 A JPH09306136 A JP H09306136A JP 14374396 A JP14374396 A JP 14374396A JP 14374396 A JP14374396 A JP 14374396A JP H09306136 A JPH09306136 A JP H09306136A
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- Japan
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- shutter
- main body
- body case
- right direction
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- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
造の簡易化を図る。 【解決手段】 本体ケース1の信号読み書き用の窓孔6
は左右方向に摺動自在なシャッター7で開閉する。シャ
ッター7は、ディスクドライブに装填したとき該ドライ
ブ側のシャッター開閉操作部材が係合する突起体72を
シャッター本体71とは別体に形成してシャッター本体
71の背板71cの外面に取り付ける。突起体72に
は、本体ケース1内の案内レール17に抜け止め状に摺
動係合する抜止め片73を設ける。抜止め片73を有す
る突起体72とシャッター本体71とを別体に形成する
ことで、これら突起体72およびシャッター本体71の
形状をシンプル化できて各々を簡易に射出成形できる。
Description
気ディスク等の記録媒体であるディスクがハードケース
内に回転自在に収容されているディスクカートリッジに
関する。
4−59703号公報がある。そこでは、ディスクが収
容される本体ケースの上下面に、外部からディスクに対
して信号の読み書きが行えるように窓孔を設け、この窓
孔が摺動式のシャッターにより開閉される。不使用時に
シャッターが窓孔を閉じて塵埃や異物がディスクに付着
するのを防止し、使用時にディスクドライブに装填する
とシャッターがドライブ側の開閉操作部材で開かれ、ヘ
ッドが窓孔に挿入する。
トリッジでは、本体ケースに対してシャッターを抜け止
め状態に摺動案内するために、本体ケースの外表面に案
内溝を設け、この案内溝にシャッターに設けた抜止め爪
が摺動自在に係合している。しかし、これではシャッタ
ーの閉じ状態時にも案内溝の一部が外部に露出状態にあ
るため、この案内溝が他物と接触して欠損したり、塵埃
が溜まり易くて、シャッターの安定かつ円滑な摺動を損
なう原因となり、また外観的にも見苦しいという難点が
あった。
シャッターを安定かつ円滑に開閉摺動でき、しかも外観
上体裁良く取り付けられるディスクカートリッジを提供
することにある。本発明の目的は、シャッターの製造の
簡易化を図れるディスクカートリッジを提供することに
ある。
リッジは、本体ケース1の内部にディスク2が回転自在
に収容され、本体ケース1の上下壁3・4にはそれぞれ
の略中央部から前側の開放端面5の方向にわたって信号
読み書き用の窓孔6が開口されており、本体ケース1に
前記窓孔6を開閉するプラスチック製のシャッター7が
本体ケース1の上下壁3・4の各外表面上で左右方向に
摺動自在に装着されている。
発明では、窓孔6の開放端面5側の上下壁3・4に、各
上下壁3・4の外表面より低く落ち込む陥没壁部15を
設け、この陥没壁部15に案内溝16を左右方向にわた
って設ける。本体ケース1の開放端面5の内部に、前記
案内溝16の左右方向に連続する案内レール17を左右
方向にわたって設ける。シャッター7は、本体ケース1
の上下壁3・4の各外表面上を摺動する上下板71a・
71bと、この上下板71a・71bの一端どうしをつ
ないで前記開放端面5上を摺動する背板71cとを有す
るシャッター本体71、およびシャッター本体71とは
別体に形成され、背板71cに取り付けられた突起体7
2とからなる。突起体72は、背板71cの外面上の左
右方向中央部付近に重合固定された突起本体72aと、
突起本体72aから突設されて背板71cの孔74から
シャッター本体71の内部に突入する抜止め片73とを
有する。そして抜止め片73の先端に逆止爪73aを有
し、この逆止爪73aが前記案内溝16および案内レー
ル17に前方抜け止め状にかつ摺動自在に係合するもの
となっている。
17を設け、この案内レール17にシャッター7の抜止
め片73が抜け止め状に摺動係合しているので、本体ケ
ース1に対するシャッター7の抜け止め規制と摺動案内
とが本体ケース1内で行われ、かかる摺動案内部への塵
埃堆積、他物の触れなどから防護できる。
72は、ディスクドライブに装填したとき該ドライブ側
の開閉操作部材と係合し、この係合作用でシャッター7
が開く。このような抜止め片73を持つ突起体72を備
えた複雑な形状のシャッター7も、突起体72をシャッ
ター本体71とは別体に形成することでもって、シャッ
ター本体71はアンダーカット部の無いシンプルな形状
に様変わりできて簡易に射出成形でき、また薄い金属板
でプレス加工する場合も簡易に加工できる。
けた陥没壁部15は、各上下壁3・4の外表面より低く
落ち込ませてあるので、陥没壁部15上にディスクドラ
イブ側の信号読み書き用ヘッドが挿入するためのクリア
ランスを確保し得てディスクドライブ側のコンパクト化
を実現できる。
部の内部平面図、図2は全体の平面図、図3は図2にお
けるA−A線拡大断面図、図4はシャッターと案内レー
ルとの関係を示す断面図、図5はディスクカートリッジ
の前端部をシャッターを外した状態で示す斜視図であ
る。各図において、ディスクカートリッジは、薄型四角
形状の本体ケース1の内部に、上下両面に映像・音声・
情報等の信号が記録される光ディスク等のディスク2を
回転自在に収容する。本体ケース1はプラスチック製の
上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせて一体的に
結合してなる。上ケース1aの上壁3および下ケース1
bの下壁4には、それぞれの略中央部から前側の開放端
面5に向けて信号読み書き用の窓孔6を開口し、この窓
孔6が左右方向に摺動するシャッター7で開閉自在に塞
がれている。このディスクカートリッジはこれ全体のコ
ンパクト化を図るために、図示例のように本体ケース1
の左右幅寸法とディスク2の直径寸法とが可及的に接近
して設定され、窓孔6の左右開口幅およびシャッター7
の左右幅寸法が本体ケース1の左右幅寸法のほぼ1/3
近くにまで大きく設定され、シャッター7の前後方向寸
法は左右幅寸法よりも大きく設定されている。
上壁3とこれの左右端に直角に連設した左右の側壁12
・12とからなり、上壁3の略中央部から前端の左右方
向中央部にわたって前記窓孔6が形成されている。上壁
3の内面には、図1に示すごとくディスク2が前方へ遊
動するのを規制するための位置規制リブ14がディスク
2の円周に沿う円弧状に一体に突設されている。窓孔6
の前方に対応する上壁3には、ディスクドライブ側の信
号読み書き用ヘッドが窓孔6に挿入するときのクリアラ
ンスを確保するために、図3および図5に示すごとく上
壁3の外表面3aより低く落ち込む陥没壁部15が一体
に形成され、この陥没壁部15にシャッター7を左右方
向に案内するための案内溝16が左右方向全長にわたっ
て形成されている。陥没壁部15の案内溝16より後方
部位には平らな凸部15bが形成されている。図4に示
すように、上壁3の内面の前端には断面角形の案内レー
ル17が、前記陥没壁部15の案内溝16より前方部位
15aの左右両側方に一体に連続して形成されている。
されていて、上ケース1aの窓孔6に正対する窓孔6
と、下壁4の外表面4aより低く落ち込むよう形成され
て上ケース1aの陥没壁部15の下面側に重合する陥没
壁部15と、上ケース1aの案内レール17に正対する
案内レール17と、上ケース1a側の位置規制リブ14
の下端に突き合わされる位置規制リブ14とを有する。
これら上下ケース1a・1bを突き合わせると、図3お
よび図4に示すように両ケース1a・1bの陥没壁部1
5・15の凸部15b・15bどうしが重合して、陥没
壁部15・15の前方部位15a・15a間、および案
内レール17・17間に空隙Sが形成される。
断面コ字形状に形成されたシャッター本体71と、これ
とは別体に形成された突起体72とからなる。シャッタ
ー本体71は、上下壁3・4の各窓孔6を塞ぐように前
後方向に長く左右方向に短い矩形状の上下板71a・7
1bと、これら上下板71a・71bの前端どうしをつ
なぐ背板71cとを有する。突起体72は直方体の突起
本体72aと、この突起本体72aの一面から一体に突
設した抜止め片73とからなり、抜止め片73の先端左
右に、互いに上下逆向きの逆止爪73a・73aが設け
られる。突起体72をシャッター本体71に取り付ける
には、突起体72の抜止め片73をシャッター本体71
の背板71cの左右方向中央付近に開口した孔74から
上下板71a・71b間の内部に挿入して、突起本体7
2を背板71cの外面上に重合固定する。
よび抜止め片73の全てを一体にプラスチック材で射出
成形することは可能であるが、この場合は上下板71a
・71b間の内部に位置する抜止め片73の逆止爪73
aがアンダーカット部となるため、離型が困難である。
その点、上記のようにシャッター本体71と突起体72
とを互いに分離して個別に形成することにより、シャッ
ター本体71は断面コ字形状で上下板71a・71bと
背板71cからなるシンプルな形状となり、また突起体
72これ自体もシンプルな形状となるため、各々をAB
S樹脂やPS樹脂などで簡単に射出成形できる。また、
シャッター本体71はプレス加工で金属板を断面コ字形
状に折り曲げて加工するにしても簡単に製作することが
できる。
71に取り付けてなるシャッター7は、図3および図4
に示すように、上下板71a・71bが上下壁3・4の
各外面上に重合するとともに、抜止め片73の逆止爪7
3aが陥没壁部15・15の凸部15b・15b間の空
隙S内に差し込まれるように、本体ケース1の前側の開
放端面5にこれの前側方から押し込み嵌合することによ
り、抜止め片73の上向きの逆止爪73aは上ケース1
aの案内レール17の内面側に、下向きの逆止爪73a
は下ケース1bの案内レール17の内面側にそれぞれ係
合し、以てシャッター7が本体ケース1から前方へ抜け
出ない状態となる。
7を閉じ位置に移動付勢するばね部材20としては、左
右2個のねじりコイルばねを採用し、また左右2個のス
ライダー21を備えている。スライダー21は工形に形
成されていて、上下の案内レール17・17間の空隙S
内を摺動するウェブ21aと、上下の案内レール17・
17の内外面を摺動する内外フランジ21b・21cと
を有し、内フランジ21bの外端面にばね掛け溝24を
設けてある。
部20aの先端を下壁4の内面における位置規制リブ1
4より前方部位に突設した左右のピン25にそれぞれ掛
け止め、他方の腕部20bの先端をスライダー21のば
ね掛け溝24に挿入係合する。これで左右の各スライダ
ー21はばね部材20のばね作用で案内レール17上を
中央の陥没壁部15の方向へ移動付勢されて、外フラン
ジ21cの内端面がシャッター7の背板71cの左右端
面に当接するか、またはウェブ21aないしは内フラン
ジ21bの内端面が抜止め片73の外端面に当接するこ
とにより、シャッター7は窓孔6を塞ぐ中央の閉じ位置
に保持される。
スクカートリッジはディスクドライブに装填すると、該
ドライブ側の開閉操作部材(図示せず)がシャッター7
の突起体72に係合し、この係合作用によりシャッター
7が窓孔6を塞ぐ中央の閉じ位置から左側壁12または
右側壁12に近接する位置にまで案内レール17に沿っ
てばね部材20の力に抗して上下壁3・4の各外表面上
を摺動し、以て窓孔6が全開する。シャッター7の突起
体72に加えた押す力が解除されると、このシャッター
7はばね部材20の付勢力をスライダー21を介して受
けることで元の中央の閉じ位置に自動的に復帰移動して
停止する。
抜止め片73で案内レール17に抜け止め状に支持して
あるので、シャッター7は案内レール17上をがたつく
ことなく安定よく摺動する。案内レール17および抜止
め片73は本体ケース1の開放端面5の内部に収められ
ていて、外部に露出することがない。従って、案内溝1
6や案内レール17が他物と接触して欠損を加えられた
り、塵埃が溜まるのを防止できてシャッター7の円滑な
案内摺動を確保する。抜止め片73の先端左右に逆止爪
73aを互いに上下逆向きに設けてあるので、シャッタ
ー7を摩擦抵抗少なく摺動させるために、また本体ケー
ス1の開放端面5にこれの前側方から押し込み嵌合し易
くするために、抜止め片73と案内レール17との間の
上下に空隙Sを設けていても、抜止め片73が案内レー
ル17から抜け出ることがなく、摩滅の偏りも無くな
る。
面5の内部に案内レール17を設け、この案内レール1
7にシャッター7の抜止め片73を抜け止め状に摺動係
合させてある。従って、本体ケース1に対するシャッタ
ー7の抜け止め規制と摺動案内とが本体ケース1内で行
われ、かかる摺動案内部への塵埃堆積、他物の触れなど
から防護できる。シャッター7の背板71cに抜止め片
73を設け、この抜止め片73で案内レール17に抜け
止め状に支持してあるので、シャッター7は案内レール
17に沿って左右方向にがたつきなく円滑に安定よく摺
動する。
ブ側の開閉操作部材と係合する突起体72および抜止め
片73を持つ複雑な形状のシャッター7も、突起体72
をシャッター本体71とは別体に形成してあるので、シ
ャッター本体71はアンダーカット部の無いシンプルな
形状に様変わりできて簡易に射出成形することができ、
また薄い金属板でプレス加工する場合も簡易に加工でき
る。
没壁部15を設けてあるので、当該陥没壁部15の上に
ディスクドライブ側の信号読み書き用ヘッドが挿入する
ためのクリアランスを確保することができてディスクド
ライブ側のコンパクト化を図れる。
である。
である。
外した状態で示す斜視図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 本体ケース1の内部に、ディスク2が回
転自在に収容されており、 本体ケース1の上下壁3・4には、それぞれの略中央部
から前側の開放端面5の方向にわたって信号読み書き用
の窓孔6が開口されており、 本体ケース1に、窓孔6を開閉するシャッター7が上下
壁3・4の各外表面上で左右方向に摺動自在に装着され
ているディスクカートリッジにおいて、 本体ケース1の開放端面5の内部に、案内レール17が
左右方向にわたって設けられており、 シャッター7が、本体ケース1の上下壁3・4の各外表
面上を摺動する上下板71a・71bと、この上下板7
1a・71bの一端どうしをつないで前記開放端面5上
を摺動する背板71cとを有するシャッター本体71、
およびシャッター本体71とは別体に形成されて背板7
1cに取り付けられた突起体72とからなり、 突起体72は、背板71cの外面上の左右方向中央部付
近に重合固定された突起本体72aと、突起本体72a
から突設されて背板71cの孔74からシャッター本体
71の内部に突入する抜止め片73とを有しており、 抜止め片73の先端に逆止爪73aを有し、この逆止爪
73aが前記案内レール17に前方抜け止め状にかつ摺
動自在に係合しているディスクカートリッジ。 - 【請求項2】 本体ケース1の内部に、ディスク2が回
転自在に収容されており、 本体ケース1の上下壁3・4には、それぞれの略中央部
から前側の開放端面5の方向にわたって信号読み書き用
の窓孔6が開口されており、 本体ケース1に、窓孔6を開閉するプラスチック製のシ
ャッター7が上下壁3・4の各外表面上で左右方向に摺
動自在に装着されているディスクカートリッジにおい
て、 窓孔6の開放端面5側の上下壁3・4に、各上下壁3・
4の外表面より低く落ち込む陥没壁部15が設けられ、
この陥没壁部15に案内溝16が左右方向にわたって設
けられており、 本体ケース1の開放端面5の内部に、前記案内溝16の
左右方向に連続する案内レール17が左右方向にわたっ
て設けられており、 シャッター7が、本体ケース1の上下壁3・4の各外表
面上を摺動する上下板71a・71bと、この上下板7
1a・71bの一端どうしをつないで前記開放端面5上
を摺動する背板71cとを有するシャッター本体71、
およびシャッター本体71とは別体に形成されて背板7
1cに取り付けられた突起体72とからなり、 突起体72は、背板71cの外面上の左右方向中央部付
近に重合固定された突起本体72aと、突起本体72a
から突設されて背板71cの孔74からシャッター本体
71の内部に突入する抜止め片73とを有しており、 抜止め片73の先端に逆止爪73aを有し、この逆止爪
73aが前記案内溝16および案内レール17に前方抜
け止め状にかつ摺動自在に係合しているディスクカート
リッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14374396A JP3613300B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14374396A JP3613300B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | ディスクカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09306136A true JPH09306136A (ja) | 1997-11-28 |
JP3613300B2 JP3613300B2 (ja) | 2005-01-26 |
Family
ID=15345990
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14374396A Expired - Fee Related JP3613300B2 (ja) | 1996-05-13 | 1996-05-13 | ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3613300B2 (ja) |
-
1996
- 1996-05-13 JP JP14374396A patent/JP3613300B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JP3613300B2 (ja) | 2005-01-26 |
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