JP3547560B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクや光磁気ディスク等の記録媒体であるディスクがハードケース内に回転自在に収容されているディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のディスクカートリッジに特公平4−59703号公報がある。そこでは、ディスクが収容される本体ケースの上下面に、外部からディスクに対して信号の読み書きが行えるように窓孔を設け、この窓孔が摺動式のシャッターにより開閉される。不使用時にシャッターが窓孔を閉じて塵埃や異物がディスクに付着するのを防止し、使用時にディスクドライブに装填するとシャッターがドライブ側の開閉操作部材で開かれ、ヘッドが窓孔に挿入する。また、かかるディスクカートリッジにおけるシャッターの成形方法に特公平8−17022号公報があり、これによればシャッター成形品をシャッターのスライド方向と直交する前後方向に離型する金型を用いている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記したディスクカートリッジでは、本体ケースに対してシャッターを抜け止め状態に摺動案内するために、本体ケースの外表面に案内溝を設け、この案内溝にシャッターに設けた抜止め爪が摺動自在に係合している。しかし、これではシャッターの閉じ状態時にも案内溝の一部が外部に露出状態にあるため、この案内溝が他物と接触して欠損したり、塵埃が溜まり易くて、シャッターの安定かつ円滑な摺動を損なう原因となり、また外観的にも見苦しいという難点があった。シャッター成形品を前後方向に離型する上記シャッターの成形方法では、シャッターが本体ケースの前後方向中央を越える程度にまで前後方向に長く形成する形式だと、金型が大型化してコストアップとなる。
【0004】
そこで本発明の目的は、本体ケースに対しシャッターを安定かつ円滑に開閉摺動でき、しかも外観上体裁良く取り付けられるディスクカートリッジを提供することにある。本発明の目的は、シャッターの射出成形の容易化、成形金型の小型化を図ることのできるディスクカートリッジを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のディスクカートリッジでは、本体ケース1の内部にディスク2が回転自在に収容され、本体ケース1の上下壁3・4にはそれぞれの略中央部から前側の開放端面5の方向にわたって信号読み書き用の窓孔6が開口されており、本体ケース1に前記窓孔6を開閉するプラスチック製のシャッター7が本体ケース1の上下壁3・4の各外表面上で左右方向に摺動自在に装着されている。
【0006】
そのうえで本発明は、本体ケース1の前記開放端面5の内部に、案内レール17を左右方向にわたって設ける。シャッター7は、本体ケース1の上下壁3・4の各外表面上を摺動する上下板7a・7bと、この上下板7a・7bの一端どうしをつないで前記開放端面5上を摺動する背板7cと、この背板7cの外面の左右方向の略中央部に外方へ膨出状に形成した突部8と、背板7cの内面から一体に突設されて案内レール17上を左右方向に摺動する抜止め片13とを有する。上下板7a・7bは、これの左右幅寸法よりも前後幅寸法を大きく設定する。抜止め片13の先端に逆止爪13aを有し、この逆止爪13aが案内レール17に前方抜け止め状に係合する。かくして、突部8の内部に、肉抜き凹部8aが該突部8の左右両端に開放するように形成されたものである。
【0007】
シャッター7は、逆止爪13aを抜止め片13の先端左右に互いに上下逆向きに設け、両逆止爪13a・13aが前記案内レール17にそれぞれ前方抜け止め状態に係合するものとすることができる。
【0008】
本発明のディスクカートリッジでは、上記シャッター7を射出成形するに際し、シャッター7を左右方向に離型する。その際に、突部8の肉抜き凹部8a内の左右方向中央部もしくはこの近傍部に一体に成形した隔壁11を、エジェクターピン23で突き出す。
【0009】
【作用】
本体ケース1の開放端面5の内部に設けた案内レール17に、シャッター7の抜止め片13が抜け止め状に摺動係合しているので、本体ケース1に対するシャッター7の抜け止め規制と摺動案内とが本体ケース1内で行え、かかる摺動案内部への塵埃堆積や他物の触れなどから防護できる。
【0010】
シャッター7の背板7cに抜止め片13を設け、この抜止め片13で案内レール17にシャッター7を抜け止め状に支持するので、シャッター7は案内レール17上をがたつきなく安定的に摺動する。抜止め片13の逆止爪13aは上下逆向きに設けておくと、シャッター7を摩擦抵抗少なく摺動させるために抜止め片13と案内レール17との間の上下に空隙Sを設けていても、抜止め片13が案内レール17から抜け出ることがなく摩滅の偏りも無くなる。
【0011】
背板7cに設けた突部8は、ディスクドライブに装填したとき、該ドライブ側の開閉操作部材に係合し、この係合作用でシャッター7が開く。これら突部8や抜止め片13を持つ形状のシャッター7は、突部8が肉抜き凹部8aを左右両端に開放するように形成されることで、その金型構造は図8に示すように上下板7a・7bの短手方向と一致する左右方向A・Bに離型する固定・可動金型19・20でシャッター7を容易に射出成形することができる。突部8の肉抜き凹部8a内の隔壁11をエジェクターピン23で突き出すことで、突部8および抜止め片13の部分をも可動金型20から抵抗少なく容易に突き出せる。
【0012】
【発明の実施の形態】
ディスクカートリッジは、薄型四角形状の本体ケース1の内部に、上下両面に映像・音声・情報等の信号が記録される光ディスク等のディスク2を回転自在に収容できる。本体ケース1はプラスチック製の上ケース1aと下ケース1bとを突き合わせて一体的に結合してなる。上ケース1aの上壁3および下ケース1bの下壁4には、それぞれの略中央部から前側の開放端面5に向けて信号読み書き用の窓孔6を開口してあり、この窓孔6が左右方向に摺動するシャッター7で開閉自在に塞がれる。ディスクカートリッジはこれ全体のコンパクト化を図るために、図示例のように本体ケース1の左右幅寸法とディスク2の直径寸法とが可及的に接近して設定され、窓孔6の左右開口幅およびシャッター7の左右幅寸法が、本体ケース1の左右幅寸法のほぼ1/3近くにまで大きく設定され、シャッター7の前後方向寸法は左右幅寸法よりも大きく設定されている。
【0013】
図1および図6において、上ケース1aは上壁3とこれの左右端に直角に連設した左右の側壁12・12とからなる。上壁3の略中央部から前端の左右方向中央部にわたって前記窓孔6が形成されており、上壁3の内面にディスク2が前方へ遊動するのを規制するための位置規制リブ14がディスク2の円周に沿う円弧状に一体に突設されている(図1参照)。上壁3の内面の前端には、シャッター7を左右方向に案内するために断面角形の案内レール17が左右方向の全長にわたって形成されている。窓孔6の前方に対応する上壁3および案内レール17は、上壁3の外表面3aより低く落ち込む陥没壁部15を窓孔6の前方延長方向に合致するよう形成する。
【0014】
この陥没壁部15は、ディスクドライブ側の信号読み書き用ヘッドが窓孔6に挿入するときのクリアランスを確保するためである。陥没壁部15には、案内レール17の内面と連続する案内溝16を左右方向に形成する。図4に示すごとく陥没壁部15の案内溝16より後方部位の上面には、平らな凸部15bを形成してある。図2および図3に示すごとく上壁3の窓孔6の後端より更に後方に対応する箇所には、シャッター7の後端側を左右方向に摺動案内するための凹溝9が左右方向にわたって形成されており、この凹溝9の上に細幅の押え板10が後述するように取り付けられている。
【0015】
下ケース1bは上ケース1aと対称に形成されており、上ケース1aの窓孔6に正対する窓孔6と、下壁4の外表面4aより低く落ち込むよう形成されて上ケース1aの陥没壁部15の下面側に重合する陥没壁部15と、上ケース1aの案内レール17に正対する案内レール17と、上ケース1a側の位置規制リブ14の下端に突き合わされる位置規制リブ14とを有する。下壁4の窓孔6の後端より更に後方に対応する箇所にも、上壁3の場合と同様に凹溝9および押え板10を設ける。これら上下ケース1a・1bを突き合わせると、図4および図5に示すように両ケース1a・1bの陥没壁部15・15の凸部15b・15bどうしが重合して、陥没壁部15・15の前方部位15a・15a間、および案内レール17・17間に空隙Sが形成される。
【0016】
図7においてシャッター7は、ABS樹脂やPS樹脂などで断面コ字形状に射出成形されたプラスチック成形品であり、上下壁3・4の各窓孔6を塞ぐように前後方向に長くて左右方向に短い矩形状の上下板7a・7bと、これら上下板7a・7bの前端どうしをつなぐ背板7cとを有する。背板7cの左右方向の略中央部には、断面コ字形の突部8をこれの内部に肉抜き凹部8aが左右端に開放されるよう前方へ膨出状に形成するとともに、背板7cの内面における左右方向の略中央部位から抜止め片13を後ろ向きに一体に突設する。
【0017】
突部8の肉抜き凹部8a内の左右方向の略中央部位には隔壁11が一体に形成される。抜止め片13の先端左右に、互いに上下逆向きの逆止爪13a・13aが設けられる。上下板7a・7bの各後端には屈曲後端部7d・7eが、上下板7a・7bの上下対向間隔よりも狭い上下間隔をおいて上下に対向するよう屈曲状に形成される。
【0018】
図8はシャッター7の射出成形金型構造の概略図を示しており、19は固定金型、20は可動金型、21は固定金型19側に設けた肉抜き凹部8aを成形するための入子、22は可動金型20側に設けた肉抜き凹部8aを成形するための入子、23は入子22にセットしたエジェクターピン、24は固定金型19側に設けた抜止め片13を成形するためのコアー、25は可動金型20側に設けた抜止め片13を成形するためのコアーである。
【0019】
かかる金型構造から明らかなように凸部8が肉抜き凹部8aを左右両端に開放するよう成形されるので、上下板7a・7bの短手方向と一致する左右方向A・Bに離型する固定・可動金型19・20で足り、これが前後方向に離型する金型よりも小型化することができる。突部8の肉抜き凹部8a内の隔壁11にエジェクターピン23を設けることで、凸部8および抜止め片13部分をも可動金型20から抵抗少なく容易に突き出せる。上下板7a・7bに屈曲後端部7d・7eが形成される場合、前後方向に離型する金型ではその屈曲後端部7d・7eがアンダーカットとなり、無理抜き離型となるが、左右方向に離型することで屈曲後端部7d・7eも簡単に成形できることになる。
【0020】
図4および図5においてシャッター7は、上下板7a・7bが上下壁3・4の各外面上に重合し、抜止め片13の逆止爪13aが陥没壁部15・15の凸部15b・15b間の空隙S内に差し込まれるように、本体ケース1の前側の開放端面5にこれの前側方から押し込み嵌合する。これで抜止め片13の上向きの逆止爪13aは上ケース1aの案内レール17の内面側に、下向きの逆止爪13aは下ケース1bの案内レール17の内面側にそれぞれ係合し、図3に示すごとく上側の屈曲後端部7dが上壁3の凹溝9に、下側の屈曲後端部7eが下壁4の凹溝9にそれぞれ嵌め込まれる。次いで、上下壁3・4に対し上下の押え板10が屈曲後端部7d・7eをそれぞれ覆うように軽く押さえる状態に取り付けられる。以てシャッター7が本体ケース1から前方へ抜け出ない状態となる。
【0021】
図1および図6に示すように、シャッター7を閉じ位置に移動付勢するばね部材26としては、左右2個のねじりコイルばねを採用し、また左右2個のスライダー27を備えている。図9および図10に示すごとくスライダー27は工形に形成されて、上下の案内レール17・17間の空隙S内を摺動するウェブ27a、および上下の案内レール17・17の内外面を摺動する内外フランジ27b・27cとを有するスライダー本体29と、そのうちウェブ27aと内フランジ27bが外フランジ27cよりも更に左右方向に長く形成され、このウェブ27aおよび内フランジ27bの長い部分で形成された断面凸字形の補足部30とからなる。
【0022】
図1に示すごとくこの補足部30が、シャッター7の左右端の内部で且つ前記抜止め爪13の左右方向外側に嵌入する。内フランジ27bの外端面にばね掛け溝31を有する。スライダー27は補足部30で安定的な摺動に必要かつ充分な左右方向長さを確保できるので、シャッター7の外側にはみ出るスライダー本体29は薄形化できて、シャッター7を本体ケース1の左または右の側壁12に近接するまで開けることができる。
【0023】
他方、左右の各ばね部材26は、これの一方の腕部26aの先端を下壁4の内面における位置規制リブ14より前方部位に突設した左右のピン32にそれぞれ掛け止め、他方の腕部26bの先端をスライダー27のばね掛け溝31に挿入係合する。これで左右の各スライダー27は前記ばね部材26のばね作用で案内レール17上を中央の陥没壁部15の方向へ移動付勢されて、外フランジ27cの内端面がシャッター7の左右端面に当接するか、または補足部30の内端面が抜止め爪13の外端面に当接することにより、シャッター7は窓孔6を塞ぐ中央の閉じ位置に保持される。
【0024】
このようにシャッター7を取り付けたディスクカートリッジをディスクドライブに装填すると、該ドライブ側の開閉操作部材(図示せず)がシャッター7の凸部8に係合し、この係合作用によりシャッター7が窓孔6を塞ぐ中央の閉じ位置から左側壁12または右側壁12に近接する位置にまで案内レール17に沿ってねじりコイルばね26の力に抗して上下壁3・4の各外表面上を摺動し、以て窓孔6が全開する。その際、シャッター7は抜止め片13を有し、この抜止め片13で案内レール17に抜け止め状に支持してあるので、シャッター7が案内レール17上をがたつくことなく安定的に摺動する。
【0025】
それら案内レール17および抜止め片13は本体ケース1の開放端面5の内部に収められていて、外部に露出していないから、他物と接触して欠損を加えられたり、塵埃が溜まるのを防止できてシャッター7の円滑な案内摺動を確保できる。抜止め片13の先端左右に逆止爪13aを互いに上下逆向きに設けてあるので、シャッター7を摩擦抵抗少なく摺動させるために、また本体ケース1の開放端面5にこれの前側方から押し込み嵌合し易くするために、抜止め片13と案内レール17との間の上下に空隙Sを設けていても、抜止め片13が案内レール17から抜け出ることがなく、摩滅の偏りも無くなる。シャッター7の突部8に加えた押す力が解除されると、シャッター7はねじりコイルばね26の付勢力をスライダー27を介して受けることで元の中央の閉じ位置に自動的に復帰移動して停止する。
【0026】
【発明の効果】
本発明によれば、本体ケース1の開放端面5の内部に案内レール17を設け、この案内レール17にシャッター7の抜止め片13が抜け止め状に摺動係合している。従って、本体ケース1に対するシャッター7の抜け止め規制と摺動案内とが本体ケース1内で行われ、かかる摺動案内部への塵埃堆積、他物の触れなどから防護できる。シャッター7の背板7cに抜止め片13を設け、この抜止め片13で案内レール17に抜け止め状に支持してあるので、シャッター7は案内レール17に沿って左右方向にがたつきなく円滑に安定よく摺動する。抜止め片13の先端左右に逆止爪13aを互いに上下逆向きに設けてあると、摺動案内性および組み付け性を確保しながら抜け止め効果を向上できる。
【0027】
開閉用の突部8および抜止め片13を持つ形状のシャッター7も、突部8の内部に肉抜き凹部8aを左右端に開放するよう設けてある。従って、この射出成形時に、離型方向を左右方向にする小型の金型で安価に成形でき、しかも突部8の肉厚の均一化を図れ、ヒケ発生等の外観不良を来すこともなく成形できる。突部8の肉抜き凹部8a内の左右方向中央付近に隔壁11を設けてあるので、突部8の剛性が高まり、この隔壁11に設けるエジェクターピン23で突き出すことで、他の箇所での突き出しと相俟ってシャッター成形品全体をバランス良く離型することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】前端部分の内部平面図である。
【図2】全体の平面図である。
【図3】図2におけるC−C線拡大断面図である。
【図4】図2におけるD−D線拡大断面図である。
【図5】図2におけるE−E線拡大断面図である。
【図6】ディスクカートリッジの前端部にシャッターを取り付ける直前の状態を示す斜視図である。
【図7】(A)はシャッターの一部切り欠き平面図、(B)はその側面図である。
【図8】シャッターの成形金型の断面図である。
【図9】スライダーの斜視図である。
【図10】スライダーの組込み状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本体ケース
2 ディスク
3 上壁
4 下壁
5 開放端面
6 窓孔
7 シャッター
7a シャッターの上板
7b シャッターの下板
7c シャッターの背板
8 シャッターの突部
8a シャッターの肉抜き凹部
11 隔壁
13 抜止め片
13a 逆止爪
17 案内レール
23 エジェクターピン
Claims (2)
- 本体ケース1の内部に、ディスク2が回転自在に収容されており、
本体ケース1の上下壁3・4には、それぞれの略中央部から前側の開放端面5の方向にわたって信号読み書き用の窓孔6が開口されており、
本体ケース1に、窓孔6を開閉するプラスチック製のシャッター7が上下壁3・4の各外表面上で左右方向に摺動自在に装着されているディスクカートリッジにおいて、
本体ケース1の開放端面5の内部に、案内レール17が左右方向にわたって設けられており、
シャッター7が、本体ケース1の上下壁3・4の各外表面上を摺動する上下板7a・7bと、この上下板7a・7bの一端どうしをつないで前記開放端面5上を摺動する背板7cと、この背板7cの左右方向の略中央部に外方へ膨出状に一体形成した突部8と、背板7cの内面から一体に突設されて案内レール17に沿って左右方向に摺動する抜止め片13とを有しており、
上下板7a・7bは、これの左右幅寸法よりも前後幅寸法を大きく設定してあり、
抜止め片13の先端に逆止爪13aを有し、この逆止爪13aが案内レール17に前方抜け止め状に係合しており、
前記突部8の内部に、肉抜き凹部8aが該突部8の左右両端で開放するように形成されており、
前記突部8の肉抜き凹部8a内の左右方向中央部もしくはこの近傍部に、隔壁11が一体成形されていることを特徴とするディスクカートリッジ。 - 逆止爪13aが、抜止め片13の先端左右に互いに上下逆向きに設けられている請求項1記載のディスクカートリッジ。
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