JPH09305889A - 通行案内装置 - Google Patents

通行案内装置

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JPH09305889A
JPH09305889A JP11910496A JP11910496A JPH09305889A JP H09305889 A JPH09305889 A JP H09305889A JP 11910496 A JP11910496 A JP 11910496A JP 11910496 A JP11910496 A JP 11910496A JP H09305889 A JPH09305889 A JP H09305889A
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JP
Japan
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destination
data
bar code
underground
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Application number
JP11910496A
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English (en)
Inventor
Ikuo Oikawa
郁男 及川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的通行人を目的地に的確に案内するこ
とにある。 【解決手段】 地下街に設置され、通行人が辿り着く目
的地を案内する通行案内装置であって、入力される目的
地データのパターンから目的地を特定する目的地認識部
12と、この目的地認識部で特定された目的地の下に、
出口番号・バーコード記憶部16に格納される各目的地
ごとの地下出口番号、バーコードから、地下出口番号を
表すバーコードを抽出するデータ処理制御部14と、こ
の抽出されたバーコードを印刷した券を発行する発券装
置17と、この券のバーコードから目的地の地下出口番
号を検出するバーコード読取装置22と、方向を指し示
す方向指示器24と、バーコード読取装置による地下出
口番号の下に、方向データ記憶部21から目的地の方向
データを取り出して方向指示器を点灯する方向処理制御
部23とを設けた通行案内装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空旅客,買物
客,商用その他バス乗客等,予め明確な目的をもって通
行する目的通行人を確実に目的地に案内する通行案内装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】大都市においては、地下の高騰などによ
り、駅地下街が急速に発達し、これを利用する買物客や
駅地下街を通って所要の会社に出向く目的通行人等に対
し、各種の通行案内装置が提供されている。特に、近
年,地下街は四方八方に伸びており、その地下街の出口
も多方向に及んでおり、目的地の付近に出るのが非常に
大変である。これは、駅地下街を通ってバス乗り場に辿
り着く場合、また国内搭乗手続の後に各方面の乗り場カ
ウンタに移動する場合でも同様である。さらに、駅から
駅地下街を経由せずに目的の場所に行く場合でも同様に
道順が分からない場合が多い。
【0003】そこで、従来、駅地下街の通行人や駅から
直接に街に出て目的地に出向く通行人に対し、道順を案
内するために、適宜な場所に固定表示の地図案内板が設
置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような固定表示の地図案内板は、地下構造の複雑多岐化
および多層構造化等により、迷路のような構成となって
各出口に及んでいることから、単なる固定表示の案内板
だけではいくら詳しく表示しても、目的通行人にとって
は非常に判りにくいものである。仮に、固定表示の案内
板を見て地下出口または地上の目的場所までの経路を理
解したとしても、そこに辿り着くまでに忘れてしまうこ
とも多い。その結果、再び別の案内板を見たり、駅員や
店員などに尋ねたりすることが多く、道順の判らない人
に尋ねた場合には非常に困ることが多い。
【0005】このように平面の固定表示用地図案内板で
は、目的通行人を目的地に案内するのに限界があり、的
確な案内という点では問題がある。請求項1ないし請求
項3に記載される発明は、目的通行人を目的地に的確に
案内誘導することにより、目的通行人のサービスの向上
を図る通行案内装置を提供することにある。
【0006】請求項4および請求項5に記載される発明
は、目的通行人が経路を理解することなく目的地に確実
に辿り着くことが可能な通行案内装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、上記課題を解決するために、街路に設置され、通行
人が辿り着くための目的地を案内する通行案内装置にお
いて、目的地データを入力する目的地入力手段と、この
目的地入力手段から入力される目的地データのパターン
から目的地を特定する目的地認識手段と、予め各目的地
ごとに番号を表すバーコードが記憶されている目的地対
応バーコード記憶手段と、前記目的地認識手段で特定さ
れた目的地に基づいて目的地番号対応バーコード記憶手
段から該当するバーコードを抽出するデータ処理制御手
段と、このデータ処理制御手段によって抽出されたバー
コードを印刷した券を発行する発券装置とを設けた通行
案内装置である。
【0008】この請求項1に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、目的通行人が音声その他
の入力手段で目的地データを入力すると、目的地認識手
段では、目的地データのディジタルパターンに基づい
て、予め記憶される目的地別のディジタルパターンから
目的地を見つけ出す。しかる後、データ処理制御手段で
は、既に出口番号対応バーコード記憶手段に目的地ごと
に地下出口番号とバーコードが規定されているので、見
つけ出した目的地を下に地下出口番号と当該地下出口番
号を表すバーコードを読み出して印刷発行すれば、この
発行券から目的地の地下出口番号を把握でき、またバー
コードを方向指示装置にセットすれば、そのバーコード
の地下出口番号に基づいて容易に方向指示を出させるこ
とが可能となる。
【0009】請求項2に対応する発明は、街路に設置さ
れ、通行人が辿り着くための目的地を案内する通行案内
装置において、目的地番号を表すバーコードを読み取っ
て当該目的地番号を検出するバーコード読取装置と、予
め目的地番号ごとにその目的地への方向データを記憶す
る方向データ記憶手段と、少くとも2方向以上の方向を
指し示す方向指示器と、前記バーコード読取装置で検出
された目的地番号に基づいて前記方向データ記憶手段か
ら目的地の方向データを取り出し、この方向データに従
って前記方向指示器を点灯し案内表示する方向処理制御
手段とを設けた通行案内装置である。
【0010】この請求項2に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、目的地の地下出口番号を
表すバーコードを、バーコード読取装置に読み取らせれ
ば、このバーコード読取装置ではバーコードから目的地
の地下出口番号を検出することができる。
【0011】そして、方向データ記憶手段は、既に方向
データ記憶手段に地下出口番号ごとに目的地の方向デー
タを記憶しているので、バーコード読取装置で得られた
目的地の地下出口番号の下に当該目的地の方向データを
取り出し、方向指示器を点灯表示すれば、目的地の行き
先方向を指し示すことから、目的通行人は、その指し示
す方向に進んで行けば、確実に目的地に辿り着くことが
できる。
【0012】さらに、請求項3に対応する発明は、請求
項1に対応する構成要件と請求項2に対応する構成要件
とを組み合わせた構成である。この請求項3に対応する
発明の構成においては、目的地データを入力すれば、目
的地の地下出口番号を表すバーコードを印刷した券を自
動的に発行し、かつ、その発行された券をもって必要な
箇所に設置された方向指示装置のバーコード読取装置に
バーコードを読み取らせれば、容易に目的地の方向を指
し示すので、目的通行人はその方向に進んで行けば、確
実、かつ、的確に目的地に辿り着くことができる。
【0013】さらに、請求項4に対応する発明は、駅そ
の他の必要な場所に設置され、通行人が辿り着くための
目的地を案内する通行案内装置において、予め市街地の
地図データが記憶される地図データ記憶手段と、この地
図データ記憶手段による市街地の地図データの作成時、
目的地ごとに座標データを記憶するパラメータ記憶手段
と、目的地データを入力する目的地入力手段と、この目
的地入力手段から入力される目的地データのパターンか
ら目的地を特定する目的地認識手段と、この目的地認識
手段で特定された目的地に基づいてパラメータ記憶手段
から座標データを取り出し、前記地図データ記憶手段に
記憶される市街地の地図データの中の前記座標データに
当該目的地に相当する箇所に識別マークを付して印刷し
た券を出力するデータ処理制御手段とを設けた通行案内
装置である。
【0014】この請求項4に対応する発明は、以上のよ
うな手段を講じたことにより、目的通行人が目的地入力
手段から目的地データを入力すると、目的地認識手段が
目的地を認識する。ここで、データ処理制御手段は、目
的地認識手段で認識された目的地に基づいて地図データ
記憶手段から市街地の地図データを読み出した後、パラ
メータ記憶手段から当該目的地の座標データを取り出
し、当該座標位置に識別データを付して印刷してなる券
を出力するので、目的通行人はその道順を示す券を頼り
に目的地まで歩行することができ、よって目的通行人が
経路を理解することなく目的地に確実に辿り着くことが
できる。
【0015】請求項5に対応する発明は、予め目的別・
用途別に分けた市街地の地図データが記憶される各レイ
ヤ別地図データ記憶手段と、この地図データ記憶手段に
よる市街地の地図データの作成時、目的地ごとに少くと
もレイヤNOを記憶するパラメータ記憶手段と、目的地
データを入力する目的地入力手段と、この目的地入力手
段から入力される目的地データのパターンから目的地を
特定する目的地認識手段と、この目的地認識手段で特定
された目的地に基づいて前記パラメータ記憶手段からレ
イヤNOを検出し、前記各レイヤ別地図データ記憶手段
から当該レイヤNOに相当する地図データを読み出して
印刷し出力するデータ処理制御手段とを設けた通行案内
装置である。
【0016】この通行案内装置の手段によれば、目的別
・用途別に市街地の地図データが分かれているので、通
行人の目的等にあった地図データを印刷した券を取得で
き、不要な図形を省略して道順にとって分かり易い地図
データを頼りに目的地に辿り着くことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)図1ないし図6は本発明に係わる
通行案内装置の一実施形態を説明する構成図である。
【0018】この通行案内装置は、地下出口券発行装置
1(図1参照)と方向指示装置2(図4参照)とからな
っている。以下、本発明の通行案内装置の一部を構成す
る地下出口券発行装置1の電気的な構成について図1を
参照して説明する。
【0019】同図において11は目的地データを入力す
るための目的地入力部であって、この目的地入力部11
から入力された目的地データは目的地認識部12に送出
される。この目的地入力部11は、目的とする場所、目
的とする建物、搭乗カウンタ或いは××方向行きバス等
の目的地データを入力するものであって、例えば目的地
を音声入力する場合にはマイクロホンなどの音声入力装
置が用いられまた目的地をひらがなまたはカタカナ入力
する場合には通常のキーボードが用いられ、また会社名
等の目的地が直接刻印されている場合にはその目的地を
刻印するキーボードが用いられる。また、表示部に多数
の目的地がメニュー表示される場合にはポインティング
デバイスを用いて目的地を選択入力する方法であっても
よい。
【0020】前記目的地認識部12は、目的地入力部1
1から入力される目的地データに基づいて何れの目的地
であるかを認識するものであって、目的地入力部11と
して例えばマイクロホンなどの音声入力装置を用いた場
合には音声認識装置が用いられ、またキーボードから目
的地を指示するキー信号が入力される場合には当該キー
信号から目的地を判断する。目的地認識部12として音
声認識装置を用いた場合、この音声認識装置としては、
予めパターン記憶部13に例えば予め母音および子音そ
の他必要な音をディジタルパターン化した参照パターン
が記憶され、音声入力装置から出力される音声信号をデ
ィジタルパターン化した後、このディジタルパターンと
参照パターンとを比較しながら音声を認識し、目的地を
判断可能にする。予め目的地単位ごとにディジタルパタ
ーン化している場合には、音声入力装置から出力される
音声信号全体のディジタルパターンとを比較し、一致す
るパターンをもって目的地を認識してもよい。また、キ
ーボード等を用いる場合には、予めパターン記憶部13
にキー信号に対応する目的地データが記憶され、目的地
認識部12は、キーボード操作によるキー信号に基づい
てパターン記憶部13を参照し、目的地を抽出する。
【0021】14は予め定められたプログラムに基づい
て所定の処理を実行するCPUによって構成されるデー
タ処理制御部であって、データ処理制御部14にはバス
ライン15を介して前記目的地認識部12の他、出口対
応バーコード記憶部16、発券装置17の他、表示制御
部18を介して表示装置19が接続されている。
【0022】前記出口対応バーコード記憶部16は、例
えば図2に示すように目的地ごとに、地下出口番号およ
びバーコードデータが規定され、必要に応じて出口方向
データが規定されている。この出口対応バーコード記憶
部6の目的地は、目的とする場所や建物だけでなく、空
港の場合には搭乗カウンタ、バス乗り場の場合には××
方向行きバスなどを含むものである。
【0023】前記データ処理制御部14は、目的地認識
部12で認識される目的地に基づいて前記出口対応バー
コード記憶部16から目的地に対応する地下出口番号の
バーコードデータを抽出するバーコード抽出手段と、こ
のバーコード抽出手段によって抽出されたバーコードを
所定のフォーマットで印刷するように編集する発券処理
手段と、必要に応じて前記出口対応バーコード記憶部1
6から当該目的地に対応する出口方向データを取り出し
て表示制御データを出力する表示制御手段などが設けら
れている。
【0024】前記発券装置17は、データ処理制御部1
4で編集された目的地に対応する地下出口番号および当
該地下出口番号を表すバーコードを印刷し出力する機能
をもっている。
【0025】図3は地下出口券発行装置の外観構成例を
示す図である。この地下出口券発行装置は、薄型の壁掛
形が望ましく、例えば地下通路の必要な箇所に壁掛け
し、例えば目的地入力部11としての例えばマイクロホ
ンなどから目的地を音声入力する形態となっている。こ
のマイクロホンに代えてキーボードであってもよいこと
は前述した通りである。壁掛形でなく、床に固定設置す
るものでもよい。
【0026】17aは地下出口券発行装置17の発券
口、19aは表示装置19の一部となる方向指示部であ
る。なお、地下出口券発行装置1の外観表面部に装置取
扱者,つまり目的通行者の操作に有効な必要事項イを記
載すれば、操作が適切に行うことができ、目的通行人に
親切である。必要事項イとは、例えばバスに乗車する者
に対し、「××方向行き××バス」と発音して下さいと
か、キーボードを操作して下さいと記載する事項であ
る。
【0027】次に、図4は発券口17aから発行された
券のバーコードから地下出口番号を読取り、目的通行人
に対して目的地の方向を指示する方向指示装置2の一実
施形態を示す電気的な構成図である。
【0028】この方向指示装置2は、地下出口番号ごと
にその地下出口の方向データを記憶する方向データ記憶
部21と、券に印刷されるバーコードを読み取って地下
出口番号を検出するバーコード読取装置22と、CPU
で構成され、バーコード読取装置22で読み取った地下
出口番号に基づいて方向データ記憶部21から目的地の
方向データを読み出し、この方向データに基づいて指示
制御を実行する方向処理制御部23と、この方向処理制
御部23から方向指示制御を受けて方向指示器24を点
灯する方向指示制御部25とによって構成されている。
【0029】図5は図4に示す方向指示装置2の外観例
図である。この方向指示装置2は、例えば地下道の四方
に分岐する例えば中央部分に子供でも容易に券をバーコ
ード読取装置22にセット可能な高さに設置するが、壁
掛け式であってもよい。地下道の四方に分岐する中央部
分に設置する理由は、目的通行人が何れの方向から入っ
てきても方向指示装置2に出くわす位置に設置すると、
利用価値が高いためである。
【0030】次に、以上のように構成された通行客案内
装置に関し、目的地入力部1として例えば音声入力装置
を用い、また目的地認識部2として例えば音声認識装置
を用いた場合の動作について説明する。
【0031】今、目的地に行く通行人が駅地下道に入っ
たとすると、地下街を支える支柱その他適当な部分に図
3に示すような壁掛けの地下出口券発行装置1が設置さ
れているので、目的通行人は、音声入力装置であるマイ
クロホンに向かって目的地を音声入力する。このマイク
ロホンに入力された目的地の音声信号は電気信号に変換
され、音声認識装置に送出される。
【0032】ここで、音声認識装置は、音声信号をディ
ジタルパターン化するとともに、このディジタルパター
ンとパターン記憶部13に記憶されるディジタル化され
た参照パターンとを順次照合し、音声信号,つまり目的
地を認識する。
【0033】このとき、データ処理制御部14では、所
定の周期で音声認識装置の出力信号を取込んでいるの
で、目的地の認識データを取込んだとき、当該目的地の
認識データに基づいて出口対応バーコード記憶部16か
ら目的地を検索し、この検索された目的地に対応する地
下出口番号のバーコードを抽出するとともに、この抽出
されたバーコードを所定のフォーマットに編集し、発券
装置17の発券口17aからバーコード印刷された券を
発行する。
【0034】例えば目的通行者が図6に示すようにA位
置の地下出口券発行装置1の音声入力装置に向かって
“ABCホテル”と発生した場合、図7に示すようにA
BCホテルの出口を表す地下出口番号A1と、その地下
出口番号A1を表すバーコードと、目的地であるABC
ホテルとが印刷された状態の券が発券口17aから発行
されてくる。
【0035】このとき、データ処理制御部14では、プ
ログラムに基づいて出口方向を指示する処理を行う場合
には、前記出口対応バーコード記憶部16から地下出口
番号に対応する出口方向データを読み出し、表示制御部
18を介して表示装置19を構成する図3に示す方向指
示器19aを点灯し、地下出口番号A1の行き先を表示
する。
【0036】そこで、目的通行人は、発券口17aから
発行された券を携行し、方向指示器19aの行き先方向
に従って歩くと、図6に示す例えばB位置に図5に示す
ような小型の方向指示装置2が設置されているので、そ
の方向指示装置2のバーコード読取装置22に券をセッ
トシ、バーコード,すなわち地下出口番号を読み取らせ
る。
【0037】バーコード読取装置22が地下出口番号を
読み取ると、方向処理制御部23は、バーコード読取装
置22の地下出口番号を取込んだ後、方向データ記憶部
21から地下出口番号に対応する目的地の方向データを
読み出し、この方向データに基づいて方向指示器24を
点灯し、目的地の方向を指し示すので、さらにその方向
に歩いて行き、必要に応じてさらに方向指示装置2に券
をセットすれば、目的地に一番近い地下出口番号A1を
見つけ出すことができる。
【0038】従って、以上のような実施の形態によれ
ば、目的通行人が音声その他の入力手段で目的地データ
を入力すれば、目的地の地下出口番号および当該地下出
口番号を表すバーコードを印刷し発行するので、この発
行券から目的地の地下出口番号を把握でき、しかもバー
コードを記載する券を例えば方向指示装置2にセットす
れば、地下出口番号に基づいて容易に目的地の方向を指
示してくれるので、簡単な操作で目的地の地下出口番号
を把握できる。
【0039】また、目的地の地下出口番号を表すバーコ
ードを印刷した券をバーコード読取装置22にセットす
れば、そのバーコードから目的地の地下出口番号を把握
し、既に方向データ記憶部21に記憶される地下出口番
号ごとの方向データから所要の方向データを取り出して
方向指示器24を点灯表示するので、目的通行人は、そ
の指し示す方向に従って進んで行けば、確実、かつ、的
確に目的地に辿り着くことができる。 (第2の実施の形態)図8は本発明に係わる通行案内装
置の他の実施形態を示す電気的な構成図である。
【0040】この実施の形態は、目的通行人が駅から地
下街を通ることなく、地上を歩きながら必要な目的地に
辿り着くための通行案内装置である。この通行案内装置
は、例えば公園のみ、会社のみ、各種商店のみ、或いは
これら公園,会社,各種商店のうち重要な部分の全部を
含む各レイヤの市街地地図31を読み取る対象物読取部
32と、この対象物読取部32で読み取った各レイヤ地
図データを記憶し、或いは既に地図作成装置(図示せ
ず)によって作成されて記憶された各レイヤ地図データ
を記憶するレイヤ地図データ記憶部33と、この各レイ
ヤの市街地地図データを記憶する際、当該各レイヤの市
街地地図に表される,ある公園,ある会社,ある商店等
の目的地ごとに何れのレイヤNOか、また通行案内装置
の設置位置(現在地)から当該目的地までの距離に応じ
て所定寸法の券に納まる程度に縮尺する縮尺率データ、
さらに当該目的地の座標データその他必要なパラメータ
を記憶する発券用パラメータ記憶部34とが設けられて
いる。
【0041】さらに、この通行案内装置は、目的通行人
が目的地データを入力する目的地入力部35、目的地認
識部36およびパターン記憶部37が設けられている。
この目的地入力部35は、図1のときに説明したよう
に、音声入力装置、キーボードその他のポインティング
デバイスの何れでもよく、音声入力装置の場合には目的
通行人が直接目的地を音声入力するものであり、キーボ
ードの場合にはひらがな、またはカタカナ等のキーを操
作して目的地を入力し、また目的地がメニュー表示され
ている場合にはマウスその他によってピックし入力す
る。目的地認識部36は、目的地入力部35が音声入力
装置の場合には、前述したように音声認識装置が用いら
れ、この音声認識装置で音声信号をディジタルパターン
化し、このディジタルパターンと予めパターン記憶部3
7に記憶されている目的地別にパターン化されたディジ
タルパターンとを比較し、目的地を特定する。また、目
的地認識部36は、目的地入力部35がキーボードの場
合には、当該キーギードからのキー信号と目的地別のキ
ー信号パターンとを比較し、目的地を特定する。
【0042】38はCPUで構成されるデータ処理制御
部であって、これはプログラムデータ記憶部39のプロ
グラムに従って処理するが、具体的には、目的地認識部
36によって得られた目的地データを取込み、発券用パ
ラメータ記憶部34から当該目的地に対応するレイヤN
O、縮尺データを取込み、レイヤ地図データ記憶部33
からレイヤNOに対応するレイヤ地図データを取り出
し、縮尺率データによって縮尺し、所定の大きさおよび
フォーマットに編集し、かつ、必要に応じて目的地に識
別マーク例えばマーキング等を施した後、発券装置40
を指示制御する機能をもっている。発券装置40は、デ
ータ処理制御部38の指示制御に従って目的地を含む地
図を印刷し所定寸法の券を発行するものである。41は
印刷可能な大きさに設定されたレイヤ地図データを記憶
する出力地図記憶部である。
【0043】図9は通行案内装置の外観例図である。4
2は固定表示用の印刷地図、43は目的地を入力すると
きの留意事項、40aは発券装置40の一部を構成する
発券口である。
【0044】次に、以上のように構成された通行案内装
置の動作について説明する。先ず、対象物読取部32に
よって公園のみ、会社のみ、各種商店のみ、或いはこれ
ら公園,会社,各種商店のうち重要な部分等、必要とす
る多数のレイヤ地図データを読み取ってレイヤ地図デー
タ記憶部33に記憶する一方、これらレイヤ地図データ
の中の目的地となる部分について、発券パラメータ記憶
部34に当該目的地、レイヤNO、縮尺率データ、座標
データ等を順次記憶し、使用可能な状態にデータを作成
する。
【0045】このような状態において目的通行人が駅か
ら出るとき、その目的地の道順が不明なとき、留意事項
43に従って音声またはキーボード等により目的地を入
力すると、目的地認識部部36では、目的地データに基
づいてパターン記憶部37を参照して目的地を検索す
る。しかる後、データ処理制御部38は、所定の周期ご
とに目的地認識部36から目的地を取込み、この目的地
の下に発券用パラメータ記憶部34からレイヤNO、縮
尺率データを取り出し、レイヤ地図データ記憶部33か
ら該当するレイヤNOのレイヤ地図を読み出し、縮尺率
データに従って縮尺した後、所定の大きさおよびフォー
マットに編集し、かつ、必要に応じて目的地に識別マー
クを施した後、出力地図記憶部41に記憶する。
【0046】その後、該当レイヤNOのレイヤ地図を印
刷すべく指示制御を実行すると、発券装置40は、その
指示制御に従ってレイヤ地図を印刷し発券口40aから
発行するので、目的通行人はその券に印刷された道順を
みながら目的地に確実に辿り着くことができる。
【0047】なお、この実施の形態は、目的・用途別,
つまりレイヤ別地図データを記憶するようにしたが、単
に周辺の状況を表す地図データを記憶するとともに、目
的地認識部36で認識された目的地に基づいて地図デー
タを読み出し、かつ、発券用パラメータ記憶部34の目
的地に対応する座標データに基づいて当該目的地に識別
データを付して印刷した券を発行する構成でもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1ないし請求項3
の発明によれば、目的地データを入力するだけで目的地
の地下出口番号および当該地下出口番号を表すバーコー
ドを印刷した券を簡単に入手でき、目的地の地下出口番
号を知ることができる。また、この券を方向指示装置に
セットすれば、バーコードを読み取って自動的に目的地
の方向を指し示してくれるので、目的通行人はそれにそ
って歩けば、確実に目的地に辿り着くことができ、従来
のように道順を忘れたり、店員等に聞くことなく、複雑
な地下街でも確実に目的地に着くことができ、目的通行
人のサービスの向上に大きく貢献する。
【0049】請求項4および請求項5の発明において
は、目的通行人が目的地データを入力するだけで、目的
地を含む地図データの印刷券を取得できるので、特に経
路を理解することなく目的地に確実に辿り着くことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係わる通行案内装置の一部を構成す
る地下出口券発行装置の一実施形態を示す電気的構成
図。
【図2】 図1に示す出口対応バーコード記憶部のデー
タ配列例図。
【図3】 地下出口券発行装置の外観構成例図。
【図4】 本発明に係わる通行案内装置の一部を構成す
る方向指示装置の一実施形態を示す電気的構成図。
【図5】 方向指示装置の外観構成例図。
【図6】 地下出口券発行装置と方向指示装置と目的地
との関係を説明する図。
【図7】 地下出口券発行装置から発行される券の一例
を示す図。
【図8】 本発明に係わる通行案内装置の他の実施形態
を示す構成図。
【図9】 図8に示す装置の外観例図。
【符号の説明】
1…地下出口券発行装置、2…方向指示装置、11,3
5…目的地入力部、12,36…目的地認識部、14…
データ処理制御部、16…出口対応バーコード記憶部、
17,40…発券装置、19…表示装置、21…方向デ
ータ記憶部、22…バーコード読取装置、23…方向処
理制御部、24…方向指示器、33…レイヤ地図データ
記憶部、34…発券用パラメータ記憶部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 街路に設置され、通行人が辿り着くため
    の目的地を案内する通行案内装置において、 目的地データを入力する目的地入力手段と、 この目的地入力手段から入力される目的地データのパタ
    ーンから目的地を特定する目的地認識手段と、 予め各目的地ごとに番号を表すバーコードが記憶されて
    いる目的地番号対応バーコード記憶手段と、 前記目的地認識手段で特定された目的地に基づいて目的
    地番号対応バーコード記憶手段から該当するバーコード
    を抽出するデータ処理制御手段と、 このデータ処理制御手段によって抽出されたバーコード
    を印刷した券を発行する発券装置と、 を備えたことを特徴とする通行案内装置。
  2. 【請求項2】 街路に設置され、通行人が辿り着くため
    の目的地を案内する通行案内装置において、 目的地番号を表すバーコードを読み取って当該目的地番
    号を検出するバーコード読取装置と、 予め目的地番号ごとにその目的地への方向データを記憶
    する方向データ記憶手段と、 少くとも2方向以上の方向を指し示す方向指示器と、 前記バーコード読取装置で検出された目的地番号に基づ
    いて前記方向データ記憶手段から目的地の方向データを
    取り出し、この方向データに従って前記方向指示器を点
    灯し案内表示する方向処理制御手段と、 を備えたことを特徴とする通行案内装置。
  3. 【請求項3】 地下街に設置され、通行人が辿り着くた
    めの目的地を案内する通行案内装置において、 目的地データを入力する目的地入力手段と、 この目的地入力手段から入力される目的地データのパタ
    ーンから目的地を特定する目的地認識手段と、 予め各目的地ごとに地下出口番号および当該地下出口番
    号を表すバーコードが記憶されている出口番号対応バー
    コード記憶手段と、 前記目的地認識手段で特定された目的地に基づいて出口
    番号対応バーコード記憶手段から少くとも地下出口番号
    を表すバーコードを抽出するデータ処理制御手段と、 このデータ処理制御手段によって抽出されたバーコード
    を印刷した券を発行する発券装置と、 この発券装置から発行された券のバーコードを読み取っ
    て当該目的地の地下出口番号を検出するバーコード読取
    装置と、 予め地下出口番号ごとに前記目的地の方向データを記憶
    する方向データ記憶手段と、 少くとも2方向以上の方向を指し示す方向指示器と、 前記バーコード読取装置で検出された目的地の地下出口
    番号に基づいて前記方向データ記憶手段から目的地の方
    向データを取り出し、この方向データに従って前記方向
    指示器を点灯し案内表示する方向処理制御手段と、 を備えたことを特徴とする通行案内装置。
  4. 【請求項4】 駅その他の必要な場所に設置され、通行
    人が辿り着くための目的地を案内する通行案内装置にお
    いて、 予め市街地の地図データが記憶される地図データ記憶手
    段と、 この地図データ記憶手段による市街地の地図データの作
    成時、目的地ごとに座標データを記憶するパラメータ記
    憶手段と、 目的地データを入力する目的地入力手段と、 この目的地入力手段から入力される目的地データのパタ
    ーンから目的地を特定する目的地認識手段と、 この目的地認識手段で特定された目的地に基づいてパラ
    メータ記憶手段から座標データを取り出し、前記地図デ
    ータ記憶手段に記憶される市街地の地図データの中の前
    記座標データに当該目的地に相当する箇所に識別マーク
    を付して印刷した券を出力するデータ処理制御手段と、 を備えたことを特徴とする通行案内装置。
  5. 【請求項5】 駅その他の必要な場所に設置され、通行
    人が辿り着くための目的地を案内する通行案内装置にお
    いて、 予め目的別・用途別に分けた市街地の地図データが記憶
    される各レイヤ別地図データ記憶手段と、 この地図データ記憶手段による市街地の地図データの作
    成時、目的地ごとに少くともレイヤNOを記憶するパラ
    メータ記憶手段と、 目的地データを入力する目的地入力手段と、 この目的地入力手段から入力される目的地データのパタ
    ーンから目的地を特定する目的地認識手段と、 この目的地認識手段で特定された目的地に基づいて前記
    パラメータ記憶手段からレイヤNOを検出し、前記各レ
    イヤ別地図データ記憶手段から当該レイヤNOに相当す
    る地図データを読み出して印刷し出力するデータ処理制
    御手段と、 を備えたことを特徴とする通行案内装置。
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