JPH09305697A - 光学読み取り方法 - Google Patents

光学読み取り方法

Info

Publication number
JPH09305697A
JPH09305697A JP8116166A JP11616696A JPH09305697A JP H09305697 A JPH09305697 A JP H09305697A JP 8116166 A JP8116166 A JP 8116166A JP 11616696 A JP11616696 A JP 11616696A JP H09305697 A JPH09305697 A JP H09305697A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
image
monochromatic
optical reading
reading method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8116166A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Murayama
徹郎 村山
Hiroshi Takimoto
浩 瀧本
Kanji Shimizu
完二 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Chemical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Chemical Corp filed Critical Mitsubishi Chemical Corp
Priority to JP8116166A priority Critical patent/JPH09305697A/ja
Publication of JPH09305697A publication Critical patent/JPH09305697A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テレホンカード、クレジットカード、チケッ
ト、プリペードカードなどのカード類の普及、定期券や
切符の磁気カード化等により、従来、有価証券や証書
類、身分証明書や免許証で問題となっていた偽造防止対
策がこれらのカード類にも必要となってきたのに伴い、
偽造防止に有効であり、かつ読み取りのトラブルが軽減
された光学読み取り方法を提供する。 【解決手段】 画像に光を照射して画像情報を光学的に
検出する方法において、異なる波長を持つ複数の単色光
を画像に照射し、それぞれの単色光に対応する透過光ま
たは反射光を測定することからなる光学読み取り方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の単色光を用
いて画像情報を検出する光学読み取り方法に関する。更
に詳しくは、文字や図形、模様、あるいはバーコード等
の記号などの画像情報を効率良く読みとる方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、光学式文字読み取り装置(OC
R)、イメージスキャナー、バーコードリーダーなど、
文字や図形、模様あるいはバーコード等の記号を読みと
る装置の性能が向上すると共に、OCRによる帳票のデ
ータ入力や文書を読み取りファイリングを行うシステ
ム、あるいは商品の値札や工場での工程管理等をバーコ
ードで行うシステム等が急速に普及している。しかしな
がら、装置やシステムの性能向上につれ、高速処理や微
細な画像データ処理が増加し、これらのシステムにおけ
る読み取りの誤差や、読み取りできないケースが多くな
っている。更にテレホンカード、クレジットカード、チ
ケット、プリペードカードなどのカード類の普及、定期
券や切符の磁気カード化等により、従来、有価証券や証
書類、身分証明書や免許証で問題となっていた偽造防止
対策がこれらのカードにも必要となり、各種の対策が行
われている。
【0003】カードの偽造で多い磁気記録の改ざんに対
しては記録や解読のソフトに種々の工夫がなされている
が、書き換えができる磁気記録の特徴のため有効の決め
手がないのが実状である。偽造防止の決め手とされるI
Cカード等のICを用いる方法は、コストやIC自身の
厚みのために使用範囲が限定されている。また紙幣や有
価証券等等の印刷物やバーコードなどでは印刷に用いる
インクに偽造防止の工夫がなされており、磁性粉を混入
したインクや、蛍光インクあるいは可視光では見えなか
ったり、見えにくいインクを使用する方法が行われてい
る。特に、バーコードやカード用に、赤外光を発光する
蛍光体を用いたり(特開昭53−60888号公報)、
近赤外光吸収色素を用いたり(特開昭64−30788
号公報)、2種類以上の吸収波長域の異なる近赤外色
素、あるいは可視光吸収色素のインクと近赤外吸収色素
のインクを塗り分けたり重ね塗りをしたり(特開昭58
−134782号公報、特開平3−53994号公報、
特開平3−173691号公報)してバーコード等の印
刷部を目立たなくする方法が提案されている。
【0004】しかしながら、これらの方法は、単にバー
コードなどを目立たなくしたりするだけであり、検出装
置とインクを分析されれば容易に偽造される欠点を有し
ている。例えば、検出する光の波長がわかれば、使用さ
れている色素や蛍光体と異なっていても、検出装置に用
いられている光で検出され得る色素や蛍光体を使えば容
易に偽造される問題点を有しており、偽造防止には十分
でない。この点の改良として、1つまたは複数の光源と
反射光強度を検出する分光感度特性の異なる複数の光セ
ンサーを用いて、複数の波長領域での反射光の強度のレ
ベル測定する方法(特開平5−246184号公報)が
提案されている。この方法では、1つの光源による検出
での上記の問題点の改良にはなるが、フィルターや光セ
ンサーの分光感度の波長領域という幅広い波長範囲の積
分値のよる検出のため、色素の組み合わせが異なり、異
なる吸収反射スペクトルを示しても、フィルターや光セ
ンサーの分光感度の波長域内であると区別できない大き
な欠点を有している。更に、装置やシステムの性能向上
につれ、高速処理や微細な画像データ処理が増加し、こ
れらのシステムにおける読み取りの誤差や、バーコード
などを読み取りできないケースが多くなっている。これ
らのトラブルは画像上の汚れによることも多く、汚れに
影響されにくいシステムへの改良も望まれている。本発
明の目的は、上記の問題点を解決し、偽造されにくくか
つ読み取りのトラブルを軽減する光学読み取り方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決すべく鋭意検討した結果、画像のスペクトル
(吸収、透過または反射)に相当する光強度を複数の単
色光を画像に照射することにより検出し、その結果をあ
らかじめ装置に記憶させておいたデータと比較すること
による方法が、偽造防止と読み取りのトラブルの軽減に
きわめて有効であることを見いだし、本発明に到達し
た。即ち、本発明の要旨は画像に光を照射して画像情報
を光学的に検出する方法において、異なる波長を持つ複
数の単色光を画像に照射し、それぞれの単色光に対応す
る透過光または反射光を測定することを特徴とする光学
読み取り方法に存する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明は、画像情報を光学的に検出する方法にお
いて、異なる波長を持つ複数の単色光を用いることを特
徴とする光学読み取り方法に関するものであり、更に、
2種以上の検出光の透過光または反射光の相対強度を検
出装置に記憶されている画像の当該相対強度と比較する
ことにより検出する画像が正規の画像かどうかを判断す
ることを特徴とするものである。また、複数の光で検出
することにより、汚れ等によりある波長の光で検出不可
能でも他の光で検出することが可能であるため、読み取
り不能のトラブルを大幅に減少することもできる。
【0007】検出に用いる単色光の光源としては、水銀
灯やNaランプ等の輝線を用いることができるが、レー
ザやLED(発光ダイオード)が好ましい。レーザとし
ては、ヘリウムネオン(He−Ne)レーザ、アルゴン
(Ar)レーザ、ヘリウムカドミ(He−Cd)レーザ
等のガスレーザや、ヤグ(YAG)レーザ等の固体レー
ザを用いることができるが、装置の小型化のためには半
導体レーザが好ましい。半導体レーザやLEDは特に近
赤外光などの長波長光用の光源として好ましく、63
5、650、680、780、800、830、88
0、980nmの半導体レーザ光や、570、610、
630、650、660、940nm等のLED光を通
常用いることができる。検出光としては最低2種類、好
ましくは3種類以上の波長の光を用いるのがよい。
【0008】従来は、例えば近赤外光吸収色素により形
成されたバーコードなどの画像を半導体レーザを光源と
するバーコードリーダーで読み取る方法が採られていた
ため、その半導体レーザの光に吸収のある別の色素を用
いれば簡単に偽造が可能であった。しかし、このように
別の色素を用いても吸収スペクトルは色素により異なる
ため2種類以上の波長での相対強度比を比較することに
より、識別することができ、さらに、この強度比の比較
点数を多くするほど識別の精度は高まる。
【0009】例を図1に示す。色素(1)、色素(2)
に対して波長a、b、cの単色光を照射した場合、いず
れも吸収があるため波長a、b、cいずれの単色光を光
源とするバーコードリーダーでも区別が付かない。一方
また、AまたはBの波長領域を持つフィルターを通した
光を照射した場合も、スペクトルは異なるが吸収強度の
積分値は似ているので、A、Bの2つの領域を測定して
も色素(1)と色素(2)を区別することは困難であ
る。本発明の方法は、単色光の光による透過光または反
射光の吸収強度を測定し、例えば波長aとbの相対的な
光強度の比を求めるもので、これは図1から理解される
ように吸収スペクトルによって異なり、色素(1)と色
素(2)を区別することは容易である。また、波長cの
単色光のように吸収強度が同じになっても他の波長の強
度と比較することで識別することができる。単色光光源
を増やせばより高い精度で色素を区別することができ
る。画像を形成する色素も1種類でなく2種類以上用い
ればスペクトルは複雑となり偽造はきわめて困難にな
る。
【0010】偽造防止や汚れに強い画像とするには肉眼
での識別が困難な750〜1000nmの波長領域の近
赤外光を用いるのが好ましく、画像形成に用いる色素と
しては、カーボンブラックや近赤外光吸収色素などの近
赤外光を吸収する色素を少なくとも1種類以上含有し、
単色光光源も少なくとも1種類は近赤外光光源であるこ
とが好ましい。さらに、複数の単色光光源を用いること
から、光ファイバーを通して単色光を照射、受光するこ
とが細かい画像への照射や装置の小型化のために好まし
い。
【0011】本発明の目的は、記録時のミスや使用者に
よる画像の汚れ等での読み取り誤差や読み取り不能を減
少させるための汚れに強い読み取り方法と偽造されにく
い読み取り方法を提供することにある。前者の目的のた
めには、複数の検出光のうち正常な値が得られた波長の
光を選択することにより汚れに影響されない読み取りを
行う。後者の目的のためには、画像に用いられているイ
ンクの色素のスペクトルを読み取り、正規の情報と比較
することにより偽造品を検出する。これらのために、2
種類以上の検出光の透過光または反射光の相対強度をあ
らかじめ装置に記憶させ、検出された結果と比較して正
常な検出光のみをバーコードなどの画像情報の読み取り
に用いるとともに、偽造品か否かの判定も行う。装置へ
の記憶方法は、事前にROM等に記憶させたり、CD−
ROMやフロッピーディスクなどで装置に記憶させたり
するほかに、カードなどの画像を記録する基体上の一部
に同じインクによるチェック用の画像を形成しておき、
その画像のデータを記憶することも行われる。
【0012】画像形成方法としては、オフセット印刷、
スクリーン印刷、インクジェットプリンタ、感熱転写プ
リンタ、レーザプリンタ等の公知の印刷方法や各種の塗
布方法を特に制限なく用いることができる。このほかに
も、感光性樹脂や感光材料を用いた各種の画像形成方
法、筆やペンによる手書き等も用いることができる。
【0013】さらに偽造防止の観点からは、保護層によ
る画像を隠蔽することが好ましい。この場合、保護層は
光源の単色光を透過する必要があり、保護層の吸収波長
より長波長の光源及び色素を用いることが良い。特に、
保護層には可視光を吸収する色素を用い、画像検出用に
は近赤外光吸収色素を用いることにより、肉眼ではバー
コードなどの画像が識別されずに、赤外光源により読み
取ることができるので好ましい。
【0014】画像を形成する色素としては、光源として
用いる単色光の波長に吸収または反射強度を有する色素
が用いられるが、色調調整のためにその波長での吸収や
反射強度を有しない他の色素を混合しても良い。色素の
種類には特に限定はなく、無機色素でも有機色素でも良
い。色素の形態も顔料のような粒子でも、高分子でもよ
く、検出光で検出される吸収があれば色素と呼ばれない
化合物であってもかまわない。近赤外光吸収色素として
は、ある種のフタロシアニン顔料等の公知の色素であれ
ば特に制限なく用いられるが、特にレーザプリンタ用感
光体、光ディスク、熱線吸収剤等に用いられる近赤外光
吸収色素およびその類縁体が好ましい。
【0015】
【実施例】以下に、実施例により本発明を更に詳しく説
明する。 実施例1〜3 フタロシアニン顔料をよく分散した下記組成の塗布液を
7μmのポリエチレンテレフタレートフィルムにバーコ
ーター法で乾燥膜厚が3μmになるように塗布し乾燥し
て感熱転写フィルムを得た。
【0016】
【表1】 ウレタンワックス(日本精蝋社製 HAD5080) 352部 カルバナワックス 53部 エチレン−酢酸ビニル共重合体(三井ポリケミカル社製 EV220) 6.4部 フタロシアニン 0.47部 イソプロパノール 3300部
【0017】フタロシアニンとして、 実施例1:X型無金属フタロシアニン(以下、X−H2
PCという)、 実施例2:β型銅フタロシアニン(以下、β−CuPC
という)、 実施例3:A型オキシチタニウムフタロシアニン(以
下、A−TiOPCという) を用いて作製した感熱転写フィルムを用い印字装置(大
倉電機社製、TH−PMD)にて受像紙(王子油化合成
紙社製、ユポFPG#150)に印字した。このサンプ
ルの印字部の反射スペクトルを分光光度計(日立製作所
社製、U−3500)を用い、酸化アルミニウム製の副
白版を基準として測定した。
【0018】反射スペクトルを図2に示す。図2から明
らかなように、いずれも730nm付近までの可視部の
スペクトルはよく似ているが、長波長部のスペクトルが
異なっている。次に、これらのサンプルを、630nm
のLED、680、780、830nmの半導体レーザ
を光源としての反射スペクトルを瞬間マルチ測光システ
ム(大塚電子社製 MUPD−110A)を用いて測定
し、反射率の相対強度を算出した。その結果を表−1に
示す。表−1から明らかなように、図2では類似のスペ
クトルも、単色光による測定では容易に識別できた。
【0019】上記の感熱転写フィルムを用いてバーコー
ドを印字し、上記のLEDおよび半導体レーザを光源と
してバーコード上を走査して読み取りを行った。各光源
による白地部と印字部の反射強度の値から相対強度を求
め、表−1のデータとの比較により印字物の色素の違い
を識別することができた。
【0020】
【表2】
【0021】実施例4 実施例1で用いたX−H2 PCの代わりに、β−CuP
C0.24部とカーボンブラック0.047部を混合し
て用いる他は、実施例1と同様にしてサンプルを調製
し、実施例1と同様の測定を行った。反射スペクトルを
図3に示す。図3には比較のためにカーボンブラックの
み(添加量は0.02部)の場合のスペクトルも同時に
示した。図3と表−2から明らかなように、カーボンブ
ラックのみでは波長によるスペクトルの相対強度はほと
んど変化しないが、銅フタロシアニンと混合することに
より相対強度比が波長により異なり、識別しやすくなっ
た。上記の感熱転写フィルムを用いて印字したバーコー
ドを実施例1と同様にして読み取りを行った。各波長の
相対強度比から容易に実施例1から3の印字物の色素と
の違いを識別できた。
【0022】
【表3】
【0023】比較例1〜2 実施例1と4で用いた受像紙の代わりに100μmの膜
厚のポリエステルフィルムを用いてサンプルを作製し、
光源として光学フィルターにより波長を分割したキセノ
ンランプの光を用い、光量検出に光パワーメータ(アド
バンテスト社製、TQ8210)を用いた他は、実施例
1および4と同様にして識別と読み取りを行った。フィ
ルターとしては透過ピーク波長が665nmであるフィ
ルター(入江製作所製、R65+IRA−10F)と7
00nm用(東芝社製、KL70)、750nm用(東
芝社製、KL75)、780nm用(朝日分光製、AS
AHI SPECTRA 10)の光学フィルターを用
いた。図4および図5にこれらのフィルターのスペクト
ルを示す。各フィルターを用いて測定した光量の結果を
表−3に示す。実施例1および4から明らかなようにこ
の2つの印字物は単色光光源を用いると表−1および表
−2から明らかなように容易に識別できた。しかし、フ
ィルターを通した多色光の光源による照射では、表−3
から明らかなように、この2つの印字物の光源別の相対
強度比の差は最大2%であり、相対強度比による識別は
出来なかった。比較例から明らかなように、フィルター
を通した光のような多色光では色素の吸収や反射スペク
トルを正確に識別することができないが、このような場
合でも実施例で示されたように単色光を光源とすれば識
別が容易であることがわかる。
【0024】
【表4】 [上段:光量(μW)、 下段:相対強度]
【0025】実施例5 実施例3の感熱転写フィルムで印字したバーコードの印
字物の上に赤と黄色の色素で着色したフィルムを保護層
としてラミネートした。この印字物を実施例1と同様に
読み取ったが、問題なく識別できた。この保護層と保護
層がラミネートされた印字物の反射スペクトルを図6に
示す。図6から明らかなようにこの保護層は読み取りを
行う波長領域では透明である。
【0026】
【発明の効果】本発明は、波長の異なる複数の検出光に
よる画像の読み取りを行い、それぞれの単色光に対応す
る透過光または反射光を測定する、あるいは測定した該
透過光または反射光の相対強度を装置に記憶させた画像
を形成する色素の相対強度と比較することにより、読み
取りの誤差を低減すると共に、画像情報の真偽の判断を
可能にしたものである。さらに検出光の数を増やすこと
により、偽造は困難になり、バーコードをはじめ、各種
カードの偽造防止にはきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】色素の吸収スペクトルと、本発明の相対強度の
説明図。
【図2】実施例1〜実施例3の反射スペクトル。
【図3】実施例4の反射スペクトル。
【図4】比較例で使用した665nm用光学フィルター
の透過スペクトル。
【図5】比較例で使用した770nm、750nm及び
780nm用光学フィルターの透過スペクトル。
【図6】実施例5の反射スペクトル。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像に光を照射して画像情報を光学的に
    検出する方法において、異なる波長を持つ複数の単色光
    を画像に照射し、それぞれの単色光に対応する透過光ま
    たは反射光を測定することを特徴とする光学読み取り方
    法。
  2. 【請求項2】 画像に光を照射して画像情報を光学的に
    検出する方法において、異なる波長を持つ複数の単色光
    を画像に照射し、それぞれの単色光に対応する透過光ま
    たは反射光を測定し、少なくとも2つ以上の波長におけ
    る相対強度を算出し、あらかじめ装置に記憶しておいた
    相対強度と比較する操作を行うことを特徴とする光学読
    み取り方法。
  3. 【請求項3】 画像に照射する単色光が可視光から近赤
    外領域の光を照射するレーザまたはLEDの光であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光学読
    みとり方法。
  4. 【請求項4】 画像に照射した複数の単色光の放射光波
    長が、透過光または反射光を測定する光センサーの分光
    感度領域内にあることを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の光学読みとり方法。
  5. 【請求項5】 画像に複数の単色光を照射して光学的に
    検出する方法において、画像が少なくとも1種類の近赤
    外光吸収色素を含み、単色光の少なくとも1つが750
    nmより長波長の近赤外光であることを特徴とする請求
    項1または請求項2に記載の光学読みとり方法。
  6. 【請求項6】 光ファイバーを通して画像に単色光を照
    射し、受光することを特徴とする請求項1または請求項
    2に記載の光学読みとり方法。
  7. 【請求項7】 画像に光を照射して画像情報を光学的に
    検出する方法において、あらかじめ画像形成層の一部に
    形成した参照用の画像に複数の単色光を照射し、その透
    過光または反射光の相対強度を測定装置に記憶し、画像
    に複数の単色光を照射して得られた相対強度と比較する
    操作を行うことを特徴とする請求項2記載の光学読み取
    り方法。
  8. 【請求項8】 画像を形成する色素として、カーボンブ
    ラック及び有機色素から選ばれる少なくとも1種類以上
    を用いたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の光学読み取り方法。
  9. 【請求項9】 保護層を有する画像に複数の単色光を照
    射して光学的に検出する方法において、単色光の波長が
    保護層の吸収波長より長波長で保護層による光の吸収に
    影響を受けない範囲の光であることを特徴とする請求項
    1または請求項2に記載の光学読み取り方法。
  10. 【請求項10】 複数の単色光を画像に照射して得られ
    た透過光または反射光のうち、正常な値が得られた1種
    または2種以上の波長の単色光が読み取った情報を採用
    することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
    光学読み取り方法。
JP8116166A 1996-05-10 1996-05-10 光学読み取り方法 Pending JPH09305697A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116166A JPH09305697A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 光学読み取り方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8116166A JPH09305697A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 光学読み取り方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09305697A true JPH09305697A (ja) 1997-11-28

Family

ID=14680428

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8116166A Pending JPH09305697A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 光学読み取り方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09305697A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238076A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Octo Corp 検知装置、情報判定システム、被検知体、識別体および電子機器
JP2015122126A (ja) * 2015-04-02 2015-07-02 オクト産業株式会社 検知装置、情報判定システム、被検知体、識別体および電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011238076A (ja) * 2010-05-11 2011-11-24 Octo Corp 検知装置、情報判定システム、被検知体、識別体および電子機器
JP2015122126A (ja) * 2015-04-02 2015-07-02 オクト産業株式会社 検知装置、情報判定システム、被検知体、識別体および電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2345419C2 (ru) Ценный документ с допускающим автоматическое считывание признаком подлинности
CA2499820C (en) Method and ink sets for marking and authenticating articles
JP4175898B2 (ja) セキュリティ表示を確認する方法及びシステム
US5867586A (en) Apparatus and methods for fluorescent imaging and optical character reading
US6373965B1 (en) Apparatus and methods for authentication using partially fluorescent graphic images and OCR characters
US6861012B2 (en) Latent inkjet formulation and method
US20050139681A1 (en) Optoelectronic document reader for reading UV / IR visible indicia
US7941378B2 (en) Stamp testing and monitoring
WO1994006102A1 (en) Security document inspection
AU2003277311A2 (en) On-line verification of an authentication mark applied to products or product packaging
US7114657B2 (en) Fragile water mark printed with two component inks and process
JP3827763B2 (ja) 赤外シンボル判別読取装置
JPS593278B2 (ja) ジドウキカイニテキゴウシタ ユウカシヨウケンヤソノルイジブツノ ヘンゾウニタイスルアンゼンシユダン
JPH03261596A (ja) カード及びカード識別方法
US20140241569A1 (en) Automatic examination of value labels
JPS63144075A (ja) 真贋判定可能な印刷物
JP2012144614A (ja) 偽造防止インキ及びそれを用いた偽造防止媒体、並びに偽造防止媒体の検証方法
JP3292863B2 (ja) 機械読取り方法及び機械読取り装置
JPH09305697A (ja) 光学読み取り方法
JP3709539B2 (ja) 真偽判別印刷物の機械的判別方法及びその装置
JP2007136838A (ja) 認証用印刷物およびその認証方法
JP5321136B2 (ja) 印刷物の情報読み取り方法
JP6003335B2 (ja) 情報記録媒体の読取方法、情報記録媒体
JP2006212944A (ja) 印刷物およびその印刷物の偽造判別システム
JPH01278397A (ja) カード、及び前記カードの種類を識別する方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309