JPH09305668A - データ回覧システム - Google Patents

データ回覧システム

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JPH09305668A
JPH09305668A JP12516896A JP12516896A JPH09305668A JP H09305668 A JPH09305668 A JP H09305668A JP 12516896 A JP12516896 A JP 12516896A JP 12516896 A JP12516896 A JP 12516896A JP H09305668 A JPH09305668 A JP H09305668A
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circulation
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Application number
JP12516896A
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English (en)
Inventor
Kozue Fujii
小津江 藤井
Yutaka Ogasawara
裕 小笠原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークフローにてデータを回覧するとき、各
回覧先毎の業務や役割に応じて回覧データの表示状態を
自動的に制御して操作性を向上させる。 【解決手段】 データベース109を備えたサーバー1
06と、サーバー106にLANを介して接続され、表
示装置101、入力装置102を備えたクライアント1
00を含むデータ回覧システムにおいて、クライアント
100には、main制御103、表示制御104、ワ
ークフロー制御105が実装され、サーバー106に
は、表示テーブル制御107、ワークフローテーブル制
御108が実装され、データベース109に保持された
表示テンプレート110、業務−ユーザー管理テーブル
111、ルート定義テーブル112、データ状態管理テ
ーブル113の設定、更新、参照により、各クライアン
ト100の回覧先毎の業務や役割に応じて回覧データの
表示装置101における表示状態を自動的に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ回覧技術に
関し、特に、ワークフローにより、あらかじめ定義済み
の回覧ルートに従って、文書等のデータを回覧し、回覧
先の各担当者が、各自の担当分を処理する定型業務等に
適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば、株式会社技術評論社、平成7
年10月18日発行、中島美由紀著「グループウェア
〔ノーツ〕のしくみ」P10〜P19、等の文献にも記
載されているように、最近では、コンピュータネットワ
ーク上でのワークフローによる回覧等による情報の共有
によって、共通の仕事や目的を持った複数のユーザーの
共同作業を支援するグループウェア等のソフトウェアが
普及している。考えられる従来のグループウェア等の仕
様を列挙すれば以下のようになる。
【0003】(1)ワークフローで回覧される定型業務
の文書においては、回覧先により表示したい部分が固定
であるにもかかわらず、最初に表示する箇所はデータの
先頭部分、または終了時表示した箇所がデータ単位に記
憶され、次回表示時は前回最後に表示した部分を表示す
るといった仕様となっていた。
【0004】(2)ワープロソフト/表計算ソフトとい
った流通ソフトにおいても、起動時に最初に表示する箇
所はデータの先頭部分、または、終了時に表示した箇所
がデータ単位に記憶され、次回表示時は前回最後に表示
した部分を表示するといった仕様となっていた。
【0005】(3)市販のある種のソフトウェアにおい
ては、アプリケーション立ち上げ後、表示の回転モード
および表示の拡大表示状態/表示位置を固定化すること
により、アプリケーション立ち上げ中は、固定箇所を表
示可能としているが、アプリケーション終了のタイミン
グで無効となり、アプリケーション立ち上げごとに表示
モードを固定化する必要があった。
【0006】(4)単にイメージ等のデータを表示する
システムにおいては、各ドキュメントごとに見たい表示
状態が異なっていたとしても、業務/役割等で自動的に
表示モードを変えることができなかった(たとえ表示モ
ードを複数登録できたとしても、どの表示モードを使用
するか、選択する必要が生じていた)。
【0007】(5)データ内の全ページの概要を一括し
てユーザーに提示するために、たとえば個々のページデ
ータそのものを縮小してアイコン化する場合、単にペー
ジ全体を縮小する等、固定エリアを縮小して表示してい
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の技
術では、以下のような技術的課題がある。
【0009】(1)ワークフローにて回覧される定型業
務においては、文書が回覧される度に、表示したい部分
および表示状態を毎回、各回覧先にて再表示する必要が
あり、操作が煩雑となる。
【0010】(2)データ内に含まれる全ページの各々
を縮小して1ウインドウ内に一括出力して各ページの概
略を表示するシステムにおいては、特に表示したい部分
を指定しないと、縮小しすぎたり、識別不可能な部位を
表示してしまうというように、すべてのページの識別が
可能にならない、という懸念がある。
【0011】(3)表示モードが複数ある場合、最初に
データを表示する際、または表示モードを切り替える場
合、表示モード一覧を表示し、ユーザーがどの表示モー
ドで表示するかをその都度指定しなければならない。
【0012】本発明の目的は、ワークフローにて回覧さ
れるデータを取り扱う定型業務において、個々のユーザ
ーを煩わすことなく、各ユーザー毎の定型業務で異なる
多様なデータの表示領域および表示状態等の制御を自動
的に行うことで、操作性を向上させることが可能なデー
タ回覧技術を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、ワークフローにて回
覧されるデータを各ページ毎に縮小表示してユーザーに
提示する場合に、縮小後のデータの被識別能力を損なう
ことなく的確かつ多様な縮小表示を実現することが可能
なデータ回覧技術を提供することにある。
【0014】本発明の他の目的は、ワークフローにて回
覧されるデータの表示箇所や表示状態等を定義した複数
の表示テンプレートの切り替え操作を容易に行うことが
可能なデータ回覧技術を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、データ回覧シ
ステムにおいて、各回覧先毎の役割に応じて、回覧デー
タ中で最初に表示したい部分や表示方法等を表示テンプ
レートとして定義しておき、データ回覧時、回覧先毎に
設定された表示テンプレートに従い自動的に画面表示す
るようにしたものである。
【0016】より具体的には、あらかじめ、表示テンプ
レートと各回覧先ごとの表示テンプレートとを対応づけ
るテーブル(業務−ユーザー管理テーブル)を作成し
て、ワークフローにより回覧された、ドキュメント等の
データを表示する際は、当該回覧先の表示テンプレート
に従ってデータの表示を行う。
【0017】また、各表示テンプレートにキーおよび立
ち上げ時の表示モードを対応付けてテーブルに登録して
おくことにより、ワークフローで回覧されたドキュメン
トの表示を行う。
【0018】また、各ページごとに、その概要を示すた
めに表示を行う部分を表示テンプレートに登録してお
き、一律にページ全体の縮小イメージを表示するのでは
なくページ毎にそのページの特徴を示す部分を選択的に
縮小して表示することを可能にする。
【0019】また、表示するデータの種類/表示モード
をキーに割り当てそれを表示テンプレート内に登録する
ことにより、キー押下で、ダイレクトに表示を切り替え
可能とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態であるデー
タ回覧システムの全体構成の一例を示す概念図である。
図1に例示されるように、本実施の形態のデータ回覧シ
ステムは、データベース109を備えたサーバー106
と、このサーバー106にLAN等のネットワークを介
して接続され、CRT等の表示装置101およびキーボ
ードやマウス等の入力装置102を備えた複数のクライ
アント100を含んでいる。
【0022】クライアント100には、main制御1
03の配下で動作する表示制御104、ワークフロー制
御105等の制御ソフトウェアが実装され、サーバー1
06には、表示テーブル制御107、ワークフローテー
ブル制御108等の制御ソフトウェアが実装されてい
る。そして、これらの制御ソフトウェアにより、データ
ベース109に保持される後述の表示テンプレート11
0、業務−ユーザー管理テーブル111、ルート定義テ
ーブル112、データ状態管理テーブル113の設定、
更新、参照を行うことにより、後述のようなクライアン
ト100の表示装置101におけるデータの表示状態の
制御動作が行われる。
【0023】図8は、本実施の形態のデータ回覧システ
ムにおける回覧ルートの定義例を示す概念図であり、図
9は、ルート定義テーブルの構成の一例を示す概念図、
図10は、データ状態管理テーブルの構成の一例を示す
概念図である。
【0024】回覧ルートは通常、手配業務/旅費精算業
務といった、業務ごとに異なる。回覧ルートを示すため
に回覧先(以下役割と記す)を順に関連付けさせて定義
をする。回覧先の多くは部署名・役職が定義される。各
役割に、その役割を実行することのできるユーザーの名
前を関連付ける(たとえば、○設計部課長であれば、A
さん/Bさん)。このときユーザーは複数定義可能とな
り、その中でデフォルトのユーザーをあらかじめ1人決
定しておく。
【0025】たとえば、図8において、回覧1(101
4)は役割1−1(1001)が開始し、役割1−2
(1002)に回覧し、次に条件により役割1−3(1
003)または役割1−4(1004)のどちらかに回
覧され、次に役割1−5(1005)に回覧され、もと
に戻ることを示している。また役割1−1(1001)
のデフォルトユーザーは担当1−1−dであることを示
し、それぞれ、役割1−2(1002)は担当1−2−
d、役割1−3(1003)は担当1−3−d、役割1
−4(1004)は担当1−4−d、役割1−5(10
05)は担当1−5−dがデフォルトユーザーとなる。
【0026】回覧2(1015)は、役割2−1(10
06)より、複数の役割2−2(1007)および役割
2−3(1010)および役割2−4(1012)に同
時に配送し、次に役割2−2(1007)は役割2−5
(1008)に、役割2−3(1010)は役割2−6
(1011)に、役割2−4(1012)は役割2−7
(1013)に、それぞれ回覧する。そして役割2−8
(1009)は役割2−5(1008)および役割2−
6(1011)および役割2−7(1013)の処理終
了を待ち、次に役割2−1(1006)に戻る例を示し
ている。デフォルトのユーザーが不在の場合あるいはデ
フォルトのユーザーへの負荷が大きい場合、担当者切り
替え指定により、その役割に関連づけられた、他のユー
ザーを割り当て可能となる(具体的には、図10の回覧
データの担当者を変更したい場合、ユーザーからの、担
当切替指示があると、図9を参照して状態を変更し、図
10の回覧データの位置を変更する)。
【0027】図9は、図8に例示した回覧1のルートを
規定したルート定義テーブルの一例であり、本ルート定
義テーブルは、縦軸方向に回覧先である各役割毎の担当
者(状態)および初期状態が配列され、個々の担当者
(状態)には、回覧先を示すポインタとして機能するユ
ニークな番号(この例では1〜12)が割り当てられて
おり、横軸には各担当者による操作の種別(回覧開始、
ok(閲覧および承認済)、差戻し、保留、担当切替)
が配列され、状態がどのように遷移するかを示してい
る。すなわち、任意の担当者と当該担当者の操作の種別
とで特定されるエントリに設定されている番号は、当該
担当者の当該操作によって次に回覧すべき回覧先を示す
ポインタとなっている。
【0028】回覧したデータの任意の時点での状態は、
図10に例示されるデータ状態管理テーブル113で管
理される。データ状態管理テーブル113は、回覧ルー
ト名113a、役割名113b、ユーザー名113c、
回覧データ名113dの各エントリからなる。この図1
0の例では、データ1、データ2は回覧1の担当1−1
−dにあり、データ4は回覧1の担当1−2−dにあ
り、データ6、データ7は担当1−5−dに、データ1
1、データ12は担当1−5−1にあることを示してい
る。
【0029】図2は、本実施の形態のデータ回覧システ
ムにおけるタイトルテンプレートの定義例を示す概念図
である。タイトルテンプレート1(27)の定義では、
項目1(20)、項目2(21)、項目3(22)の3
項目に分類してタイトル付けが可能となり、タイトルテ
ンプレート2(28)の定義では、項目1(23)、項
目2(24)、項目3(25)、項目4(26)の4項
目に分類してタイトル付けが行える。
【0030】図3は、各業務およびユーザーと、対応す
る表示テンプレートを関連付けて定義する業務−ユーザ
ー管理テーブルの構成の一例を示す概念図である。各業
務名111aに対して1:1で、タイトルテンプレート
名111b、または、回覧ルート名111c(両方指定
しても可)が定義可能となる。また各回覧ルート名11
1cに属する役割名111d、役割名111dに属する
ユーザー名111eごとに(全ユーザー対象/その他の
ユーザー指定可能)表示テンプレート名111fを定義
可能となる。表示テンプレート名111fは、データベ
ース109に格納されている複数の表示テンプレート1
10の一つを指すポインタである。回覧ルート名111
cが対応付かない業務名111aに対しては回覧ルート
名111c/役割名111dの指定は不要で、ユーザー
名111eまたはグループ名をダイレクトに指定可能と
なる。
【0031】図4は、クライアント100の表示装置1
01におけるディスプレイ画面上に表示する表示モード
の一例を示す概念図である。この図4の例ではディスプ
レイ画面50の左上端から縦wph、横wpwの位置に
横方向ww、縦方向whのサイズで表示ウインドウ51
を表示する。表示ウインドウ51の中はさらに分割され
ていて、表示枠1(52)は表示ウインドウ51の左上
端から、縦w1ph、横w1pwの位置に横方向w1
w、縦方向w1hのサイズに、表示枠2(53)は表示
ウインドウ51の左上端から、縦w2ph、横w2pw
の位置に横方向w2w、縦方向w2hのサイズに、そし
て表示枠3(54)は表示ウインドウ51の左上端か
ら、縦w3ph、横w3pwの位置に横方向w3w、縦
方向w3hのサイズに、分割されている。
【0032】図5は、表示ウインドウ51における各表
示枠への表示例を示す概念図である。ここでは、表示枠
1はイメージを表示し、表示枠2はタイトルテンプレー
トを表示し、表示枠3はデータ内全ページの縮小イメー
ジを表示するよう定義されている。またイメージ表示時
は、原画像の左上端より縦iph、横ipwの位置に幅
iw,高さihの部分を表示枠1に拡大/縮小/原寸で
表示するように定義されている。
【0033】図6は、全ページ縮小表示時の表示箇所指
定例を示す概念図である。本例では、原画像の左上端よ
り縦iph、横ipwの位置に幅iw,高さihの部分
を、表示枠3内に設定される図示しない縮小表示枠に拡
大/縮小して表示を行う指定となっている。
【0034】図7は、各表示テンプレートの定義例を示
す概念図である。表示テンプレート指定80の記述内容
はモード定義部81、全ページ表示定義部82からな
る。
【0035】モード定義部81は複数の表示モードの定
義が可能であり、それぞれウインドウの位置/サイズ/
割り当てキー/デフォルト表示か否かの指定を行う。そ
して表示枠の個数行だけ、それぞれの表示枠の位置/サ
イズ/表示種(イメージ/タイトルテンプレートet
c)の指定を行う。表示種がイメージの場合ページ番号
の指定および原画像上の表示位置を指定する。
【0036】全ページ表示定義部82では、各ページご
と(全て/その他の指定可)に原画像上の表示位置を指
定する。
【0037】以下、本実施の形態のデータ回覧システム
の作用の一例を説明する。図1においてクライアント1
00の入力装置102よりユーザーがデータを作成して
回覧1のルートによる回覧要求を出すと、main制御
103は、ワークフロー制御105に対し、データnに
よるワークフロー開始要求を指示する。
【0038】この指示に呼応して、ワークフロー制御1
05はネットワークを介してサーバー106のワークフ
ローテーブル制御108に対し同じ指示を行うと、ワー
クフローテーブル制御108は、ルート定義テーブル1
12を参照する。ルート定義テーブル112の詳細は図
9に例示されているが、このルート定義テーブル112
の状態:初期状態/操作:回覧開始を参照して、ステー
タス1すなわちデータを役割1−1,担当者1−1−d
に回覧することを取得し、図1のデータ状態管理テーブ
ル113に登録する。ここでは、図10の回覧ルート名
113aが回覧1,役割名113bが役割1−1,ユー
ザー名113cが担当1−1−dの回覧データ名113
dの部分にデータnを登録する。
【0039】自分に回覧されたデータに何があるかをチ
ェックするために、ユーザーがクライアント100の入
力装置102より、データの取得指示を行うと、mai
n制御103はワークフロー制御105に対し、データ
取得処理要求を出し、ワークフロー制御105は、サー
バー106のワークフローテーブル制御108に対し同
じ指示を行う。ワークフローテーブル制御108は、デ
ータ状態管理テーブル113(図10)を参照する。ユ
ーザー名113cが担当1−1−dのものを検索し、回
覧ルート名113a:回覧1、役割名113b(回覧先
名):役割1−1、回覧データ名113d:データ1と
データ2であることを取得する。
【0040】main制御103はデータ1の表示指示
と現状の回覧ルート名、役割名、ユーザー名を表示制御
104に渡し、表示要求を行う。表示制御104は同じ
内容をサーバー106の表示テーブル制御107に渡
し、表示モード取得指示を行う。表示テーブル制御10
7は、業務−ユーザー管理テーブル111(図3)を参
照して、表示テンプレート名111fがテンプレート1
−1のモードで表示することを取得すると、次に表示テ
ンプレート110の中のテンプレート1−1の情報(図
7)を選択してクライアント100に出力する。クライ
アント100の表示制御104は、このテンプレート1
−1に定義されている情報に基づいてデータを表示す
る。
【0041】すなわち、図7の81[モード定義]の項
からdefマークのついた行を検索する(本例ではモー
ド1が該当する)。モード1には、先頭行に表示装置1
01上のウインドウ表示位置が設定してある(左から順
に左上端のx座標、y座標、ウインドウ幅、高さ、割り
当てキー、初期表示か否かの指定を意味する)。2行目
以降は各表示枠の表示位置、サイズ、表示内容が設定し
てある(左から順に、ウインドウ内表示枠の左上端x座
標、y座標、表示枠の幅、高さ、表示内容が定義してあ
る。)。さらに表示内容がイメージの場合、続けて表示
ページNo、表示部分(原画像に対する左上端x座標、
y座標、幅、高さ(図5参照))が定義されている。
【0042】表示内容が全ページの場合、さらに、[全
ページの表示定義]の項を参照して、全ページの各々の
データを一定サイズの大きさに表示してならべる。定義
フォーマットは“ページ数=原画像上の左上端からのx
座標、y座標、幅、高さ”を示している(図6)。“そ
の他=...”となっている項は、上行に定義していな
いページの表示方法を示している。本例では図4、図
5、図6に示すようにデータ1の表示を行う。
【0043】また、この時、ユーザーが入力装置102
のF2キーを押下すると、入力装置102からmain
制御103を経由して表示制御104にF2キー押下の
指示を伝達する。表示制御104は現在表示している、
テンプレート1−1(図7)よりF2キーが押下された
際に表示する表示モードを検索して、モード2に示すよ
うに、データを表示しなおす。
【0044】回覧ルートに対応づけてないデータについ
ては、データ作成時、タイトルテンプレートと対応付け
て、図2に示すタイトルテンプレート2を対応付けると
すると、あるユーザ(たとえばユーザー1)がそのデー
タを表示しようとすると、入力装置102がmain制
御103に対し表示指示を行うと、main制御103
は表示制御104に表示指示をおこなう、表示制御10
4は指定のデータに付加されているタイトルテンプレー
トをチェックしてタイトルテンプレート名とユーザー名
を表示テーブル制御107に渡して表示モード取得指示
を行う。表示テーブル制御107は、業務−ユーザー管
理テーブル111(図3と同じ)から、テンプレート3
−1で表示を行うべきことを取得してクライアント10
0の表示制御104に取得結果(テンプレート3−1)
を出力すると、表示制御104は、このテンプレート3
−1で示す情報にて回覧データの表示を行う。
【0045】このように、本実施の形態のデータ回覧シ
ステムによれば、定形業務において、回覧データの内、
各クライアント100側の各ユーザーで処理すべき部分
を、ユーザーに特別な操作を行わせることなく、予め設
定されている表示テンプレート110に基づいて自動的
にダイレクトに表示できるので、クライアント100を
操作して回覧データを取り扱うユーザーの負担が軽減さ
れ、回覧先毎に表示したい部分が異なる場合等における
操作性が大幅に向上する。
【0046】また、業務−ユーザー管理テーブル111
によって、各回覧先(各クライアント100やユーザ
ー)や業務の種別等に対応した表示テンプレート110
を対応つけて設定することにより、各回覧先ごとに参照
個所を多様に定義することが可能となる。
【0047】また、図7に例示されるように、表示テン
プレート110の記述データの一部に、回覧データの参
照個所を任意のキーに割り当てることにより、クライア
ント100における入力装置102のキー操作によっ
て、容易に表示切替えが可能となる。
【0048】また、文書等の回覧データの各ページを縮
小しアイコン化して一括してユーザーに提示することに
より、文書全体を表示する機能において、個々のページ
毎に縮小表示個所を指定することができるので、単にペ
ージ全体を一律に縮小する場合に比較して、縮小しすぎ
てイメージの識別が不可能になる等の不具合が発生する
ことがなく、個々のページデータを、それぞれ最も見や
すい最適な状態、すなわち被識別能力の高い状態に縮小
出力してユーザーに提示することが可能となる。
【0049】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0050】
【発明の効果】本発明のデータ回覧システムによれば、
ワークフローにて回覧されるデータを取り扱う定型業務
において、個々のユーザーを煩わすことなく、各ユーザ
ー毎の定型業務で異なる多様なデータの表示領域および
表示状態等の制御を自動的に行うことで、操作性を向上
させることができる、という効果が得られる。
【0051】また、ワークフローにて回覧されるデータ
を各ページ毎に縮小表示してユーザーに提示する場合
に、縮小後のデータの被識別能力を損なうことなく的確
かつ多様な縮小表示を実現することができる、という効
果が得られる。
【0052】また、ワークフローにて回覧されるデータ
の表示箇所や表示状態等を定義した複数の表示テンプレ
ートの切り替え操作を容易に行うことができる、という
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムの全体構成の一例を示す概念図である。
【図2】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおけるタイトルテンプレートの定義例を示す概念図
である。
【図3】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおける業務−ユーザー管理テーブルの構成の一例を
示す概念図である。
【図4】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおけるクライアントのディスプレイ画面上に表示す
る表示モードの一例を示す概念図である。
【図5】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおける表示ウインドウでの表示例を示す概念図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおける全ページ縮小表示時の表示箇所指定例を示す
概念図である。
【図7】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおける表示テンプレートの定義例を示す概念図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおける回覧ルートの定義例を示す概念図である。
【図9】本発明の一実施の形態であるデータ回覧システ
ムにおけるルート定義テーブルの構成の一例を示す概念
図である。
【図10】本発明の一実施の形態であるデータ回覧シス
テムにおけるデータ状態管理テーブルの構成の一例を示
す概念図である。
【符号の説明】
27…タイトルテンプレート1、28…タイトルテンプ
レート2、50…ディスプレイ画面、51…表示ウイン
ドウ、52…表示枠1、53…表示枠2、54…表示枠
3、80…表示テンプレート指定、81…モード定義
部、82…全ページ表示定義部、100…クライアン
ト、101…表示装置、102…入力装置、103…m
ain制御、104…表示制御(制御手段)、105…
ワークフロー制御(制御手段)、106…サーバー、1
07…表示テーブル制御(制御手段)、108…ワーク
フローテーブル制御(制御手段)、109…データベー
ス、110…表示テンプレート、111…業務−ユーザ
ー管理テーブル(管理テーブル)、111a…業務名、
111b…タイトルテンプレート名、111c…回覧ル
ート名、111d…役割名、111e…ユーザー名、1
11f…表示テンプレート名、112…ルート定義テー
ブル、113…データ状態管理テーブル、113a…回
覧ルート名、113b…役割名、113c…ユーザー
名、113d…回覧データ名、1001…役割1−1、
1002…役割1−2、1003…役割1−3、100
4…役割1−4、1005…役割1−5、1006…役
割2−1、1007…役割2−2、1008…役割2−
5、1009…役割2−8、1010…役割2−3、1
011…役割2−6、1012…役割2−4、1013
…役割2−7、1014…回覧1、1015…回覧2。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台以上のサーバーと1台以上のクライ
    アントとをネットワークを介して接続し、前記クライア
    ント側にはイメージおよびテキストの少なくとも一方か
    らなるデータをユーザーに提示する表示手段を備え、前
    記サーバー側には前記データの回覧ルートを定義する手
    段を備えたデータ回覧システムであって、前記クライア
    ントの前記表示手段における前記データの表示方法を任
    意に定義する表示テンプレートと、回覧先の前記ユーザ
    ーと前記表示テンプレートとの関連づけを任意に設定す
    る管理テーブルと、ワークフローで前記クライアントに
    回覧される前記データを前記ユーザーが表示する場合
    に、前記管理テーブルを参照して当該ユーザーに対応し
    た前記表示テンプレートを取得し、取得された前記表示
    テンプレートに従って前記表示手段の画面に出力する制
    御手段とを含むことを特徴とするデータ回覧システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のデータ回覧システムにお
    いて、 前記表示テンプレートとして、 前記データの本体およびタイトル等を指定する付加情
    報、および前記データ内の全ページの縮小イメージの少
    なくとも一つからなる前記データの種類、および表示す
    る前記データの配置等の表示モード、 前記データの本体を表示する際の、前記データ内の表示
    ページ、表示箇所等の表示位置情報、および回転、縮
    小、拡大等の表示状態情報等の表示モード、 前記データの参照開始時における当該データ内の最初の
    表示領域を指定する表示モード、 前記データ内の全ページの縮小イメージを表示する際
    に、各ページごとにどの部分を選択して縮小し表示する
    かを指定する表示モード、 のうち少なくとも1つの表示モードを定義する手段を有
    することを特徴とするデータ回覧システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のデータ回覧シス
    テムにおいて、前記表示テンプレートの中には、前記ク
    ライアントに備えられた入力手段の特定のキーと特定の
    表示状態とを対応付けて定義する情報が格納され、前記
    クライアント側における前記キーの操作を契機として特
    定の前記表示状態に切り替えることを特徴とするデータ
    回覧システム。
JP12516896A 1996-05-21 1996-05-21 データ回覧システム Pending JPH09305668A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956662B1 (en) 1998-02-05 2005-10-18 Nec Corporation Image workflow system

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6956662B1 (en) 1998-02-05 2005-10-18 Nec Corporation Image workflow system

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