JPH09305029A - 湿式画像形成装置 - Google Patents

湿式画像形成装置

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JPH09305029A
JPH09305029A JP14506796A JP14506796A JPH09305029A JP H09305029 A JPH09305029 A JP H09305029A JP 14506796 A JP14506796 A JP 14506796A JP 14506796 A JP14506796 A JP 14506796A JP H09305029 A JPH09305029 A JP H09305029A
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JP
Japan
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toner
wet
image forming
container
liquid
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Application number
JP14506796A
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English (en)
Inventor
Masaki Hiroi
正樹 廣居
Tsuneo Kurotori
恒夫 黒鳥
Yuichi Aoyama
祐一 青山
Yuusuke Takeda
有介 武田
Tadahiro Suzuki
忠浩 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿式画像形成装置において、液溢れを確実に
防止し、かつ、操作性を向上させる。 【解決手段】 現像装置33に現像液収容部53の余剰
な現像液500を収容するための液回収ボトル501を
設置する。そして、上記現像液収容部53内に所定の液
量以上の余剰な現像液500が生じると、該余剰な現像
液500が該現像液収容部53と上記液回収ボトル50
1間のチューブ502Yを通過して上記液回収ボトル5
01Yに収容される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは潜
像担持体と、該潜像担持体の表面に潜像を形成する潜像
形成手段と、液体キャリアにトナーが分散されてなる現
像液を用いて各前記潜像担持体に形成された潜像を現像
してトナー像を形成する湿式現像装置と、前記潜像担持
体に形成されたトナー像を転写材に転写する転写手段
と、上記トナー像転写後の潜像担持体表面に残留する現
像剤を、クリーニング液を用いて除去するクリーニング
装置と、を有する湿式画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、湿式画像形成装置としては、周知
の画像形成プロセスで潜像担持体上に静電潜像を形成
し、トナーとキャリア液とからなる現像剤液又はトナー
のみからなる現像剤液等(以下、現像液という)を供給
することで上記静電潜像を現像してトナー像化し、転写
ベルトによって搬送されてきた被転写材に転写して画像
形成を行うものが提案されている。この種の湿式画像形
成装置に用いられる現像液のトナー粒子は1μm以下で
あり、乾式画像形成装置に用いられる現像剤のトナー粒
子が約10μmであるのに比してきわめて小さいため、
形成画像上での解像力が優れた良好な画像が得られる。
また、カラー画像形成装置においては、トナーの透明性
に優れた高画質のカラー画像が得られるという利点もあ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
湿式画像形成装置においては、画像面積が比較的大きな
画像、例えばカラーの画像を多数形成する場合に、現像
液を収容する現像液収容部である現像タンク内の現像液
が増加し、ついには現像タンクの容量を超えて液溢れが
生じてしまい、床などを汚してしまったり、カラーの画
像形成装置の場合には他の色の現像ユニットに液が入り
込み、混色が起きてしまったりするという問題点があっ
た。
【0004】画像面積の増加により液溢れが発生するの
は以下の理由による。通常、現像タンクへのトナーの補
給は、現像タンク内の現像液に比してトナー濃度の高い
現像液であるコンクトナーを補給することによって行わ
れる。通常用いられるコンクトナーにおいて、トナー固
形分は11〜15%程度である。仮にトナー固形分が1
5%程度であるとすると、残りの85%はキャリア液で
あり、画像面積が大きくてトナーばかりが消費される
と、現像タンクからの液の消費バランスが崩れて現像タ
ンク内のキャリア液が増加してしまう。そして、画像面
積が大きくなればなるほどキャリア液の増加が著しくな
る。この結果、現像タンク内の現像液が増加し、液溢れ
が生じてしまう。
【0005】上記液溢れを防止するためには、コンクト
ナーのトナー固形分の比率を大きくする対策も考えられ
るが、製造時の増粘により取り扱いが不便になるという
不具合が生じてしまう。また、現像タンクの容量を大き
くすることも考えられるが、それは単に初期の延命に過
ぎず問題の解決とはならないばかりか装置の大型化を招
くことになる。
【0006】このような問題点を防止するために、溢れ
た液をパイプにより回収タンクに回収する技術が提案さ
れている(特開昭62−14180号公報参照)。これ
によれば、現像タンクから溢れた現像剤を確実に回収す
ることができる。
【0007】ところが、この構成によれば、例えばカラ
ー複写機などの複数の現像装置を有する画像形成装置に
おいて各現像タンクを上記回収タンクとパイプで接続す
る必要があり、パイプを長くする必要があるという実質
上の不具合が生じてしまう。また、現像装置が画像形成
装置本体に対して着脱可能な構成の画像形成装置の場
合、現像装置のメンテナンスなどの理由で着脱する度に
パイプを取り付けたり、外したりする必要があり、その
際に液漏れが生じてしまったり、操作性が悪かったりす
るという問題点があった。
【0008】上記問題点は、画像形成の継続により収容
する液体量が増加する液体収容部、例えばトナー像転写
後の潜像担持体表面に残留する現像剤をクリーニング液
を用いて除去するクリーニング装置のクリーニング液収
容器などにおいて、クリーニングにより除去されたトナ
ーがクリーニング液内に蓄積してその分液量が増加して
液溢れするのを防止するために余剰なクリーニング液を
パイプにより回収タンクに収容する場合にも起こりうる
ものである。
【0009】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、液溢れを確実に防止
し、かつ、操作性の良い湿式画像形成装置を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、潜像担持体と、該潜像担持体の
表面に潜像を形成する潜像形成手段と、液体キャリアに
トナーが分散されてなる現像液を用いて各前記潜像担持
体に形成された潜像を現像してトナー像を形成する湿式
現像装置と、前記潜像担持体に形成されたトナー像を転
写材に転写する転写手段と、上記トナー像転写後の潜像
担持体表面に残留する現像剤を、クリーニング液を用い
て除去するクリーニング装置と、を有する湿式画像形成
装置において、上記湿式現像装置及び上記クリーニング
装置の少なくとも一方を備えたユニットを画像形成装置
本体に対して脱着可能に構成し、上記ユニットに備えら
れた上記湿式現像装置あるいは上記クリーニング装置の
余剰液を回収する余剰液回収装置と、該余剰液回収装置
により回収した余剰液を収容する余剰液収容器とを、上
記ユニットと共に画像形成装置本体に対して脱着可能に
構成したことを特徴とするものである。
【0011】この湿式画像形成装置においては、上記余
剰液回収装置により上記湿式現像装置あるいは上記クリ
ーニング装置の余剰液を回収して上記余剰液収容器に収
容する。そして、上記ユニットを湿式画像形成装置本体
に対して脱着するときには、上記余剰液収容器と余剰液
回収装置とを上記ユニットと共に上記湿式画像形成装置
本体に対して脱着することができる。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記余剰液収容器を上記ユニットに対
して脱着可能に構成したことを特徴とするものである。
【0013】この湿式画像形成装置においては、上記余
剰液収容器が上記ユニットに対して脱着可能であるの
で、上記余剰液収容器が回収した余剰液で満たされたと
きに、必要に応じて該余剰液収容器を取り外して上記余
剰液を廃棄したり、該余剰液収容器自体を交換したりす
ることができる。
【0014】請求項3の発明は、上記湿式現像装置にト
ナーを補給するトナー補給容器と同程度以上の容積を持
つように上記余剰液収容器を構成したことを特徴とする
ものである。
【0015】この湿式画像形成装置においては、上記余
剰液収容器が上記湿式現像装置にトナーを補給するトナ
ー補給容器と同程度以上の容積を持つので、トナー補給
容器内のトナーを消費するまでに上記余剰液収容器が余
剰液で満たされることがない。
【0016】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
湿式画像形成装置において、上記ユニットに備えられた
上記湿式現像装置への現像液の補充あるいは上記クリー
ニング装置へのクリーニング液の補充に上記余剰液収容
器に収容された余剰液を用いることを特徴とするもので
ある。
【0017】この湿式画像形成装置においては、上記余
剰液収容器に収容された余剰液を上記湿式現像装置への
現像液の補充あるいは上記クリーニング装置へのクリー
ニング液の補充に用いる。また、上記湿式現像装置に補
充する現像液又は上記クリーニング装置に補充するクリ
ーニング液を収容する収容器を別に設ける必要がない。
【0018】請求項5の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記湿式現像装置に補給するトナーを
収容するトナー補給容器を上記ユニットと共に脱着可能
に設け、該トナー補給容器を上記余剰液収容器として兼
用することを特徴とするものである。
【0019】この湿式画像形成装置においては、上記湿
式現像装置に補給するトナーを収容するトナー補給容器
を上記余剰液収容器として兼用するので、上記余剰液収
容器を別に設ける必要がない。
【0020】請求項6の発明は、請求項5の湿式画像形
成装置において、上記湿式現像装置に補給するトナーを
収容する補給トナー収容部と、上記湿式現像装置あるい
は上記クリーニング装置から回収した余剰液を収容する
余剰液収容部とを上記トナー補給容器内に別々に設けた
ことを特徴とするものである。
【0021】この湿式画像形成装置においては、上記補
給トナー収容部と上記現像液回収部とを上記トナー補給
容器内に別々に設けているので、補給トナー収容部に収
容された上記湿式現像装置に補給するトナーと、現像液
回収部に収容された余剰液とが混じることがない。
【0022】請求項7の発明は、請求項6の湿式画像形
成装置において、上記補給トナー収容部と上記現像液回
収部とを、変形自在な隔壁を挟んで隣り合うように構成
したことを特徴とするものである。
【0023】また、請求項8の発明は、請求項7の湿式
画像形成装置において、上記隔壁をベローズ状に構成し
たことを特徴とするものである。
【0024】これら請求項7及び8の湿式画像形成装置
においては、上記隔壁が変形自在であるので、トナー補
給容器内のトナーが消費されて減少すると共に上記現像
液収容部から回収した上記トナー補給容器内の余剰液が
増加するのに従って上記補給トナー収容部の容積が減
少、該現像液回収部の容積が増加するように上記隔壁が
変形する。
【0025】請求項9の発明は、請求項1の湿式画像形
成装置において、上記湿式現像装置にトナーを補給する
トナー補給容器を上記ユニットと共に脱着可能に設け、
上記トナー補給容器内のトナーを消費した後に該トナー
補給容器を上記余剰液収容器として用いることを特徴と
するものである。
【0026】この湿式画像形成装置においては、上記湿
式現像装置にトナーを補給するトナー補給容器内のトナ
ーを消費した後に該トナー補給容器を上記余剰液収容器
として再利用する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を湿式画像形成装置
である電子写真複写機(以下、複写機という)に適用し
た一実施形態について説明する。図1は本実施形態に係
る複写機の概略構成図である。搬送ベルト1、従動ロー
ラ2、駆動ローラ3からなる搬送ユニット4は、搬送ベ
ルト1に静電的に吸着される記録材としての記録紙5
を、複写機下部から複写機上部へと搬送するものであ
る。また、搬送ベルト1の近傍には、記録紙5に、順次
トナー像を形成するブラックトナー像形成ユニットB、
マゼンダトナー像形成ユニットM、イエロートナー像形
成ユニットY、及びシアントナー像形成ユニットCが設
けられている。なお、各トナー像形成ユニットを設ける
順序はこの順序に限られず、適宜定めることができる。
【0028】上記各トナー像形成ユニットB、M、Y、
Cの構成について説明する。但し、各トナー像形成ユニ
ットB、M、Y、Cの構成は共通であるので、説明はイ
エロートナー像形成ユニットについてのみ行ない、他の
トナー像形成ユニットB、M、Cについては、図中でイ
エロートナー像形成ユニットYにおけるものと対応する
部分に、該ユニットにおけるものに付した番号の後に
B、M、Cを付すに止め説明は省略する。
【0029】イエロートナー像形成ユニットYの潜像担
持体としての感光体ドラム30Yの周辺には、電子写真
プロセスにより感光体ドラム30Yにイエロートナー像
形成するための、帯電装置31Y、潜像形成手段として
の露光装置32Y、湿式現像装置としての現像装置33
Y、転写手段としての転写装置34Y、除電装置35
Y、クリーニング装置36Y、サイドイレース37Yが
配設されている。この現像装置33Yは、液体キャリア
にトナーが分散されてなる2成分系現像現像液を用いる
湿式現像装置である。また、転写装置34Yは、液体キ
ャリアで満たされた感光体ドラム30Yと記録紙5との
なす空間で、トナー像を形成するトナーを感光体ドラム
30Yから記録紙5へと電気泳動させ、該トナーを記録
紙5に静電吸着させる向きの電界を発生させる転写チャ
ージャからなる。また、露光装置32Yは、該露光装置
が潜像を形成する感光体ドラム30Yに現像処理を施す
湿式現像装置33Yよりも上方であって、かつ、感光体
ドラム30Yよりも上方に位置する感光体ドラム30C
に対して現像処理を施す湿式現像装置33Cよりも下方
の位置に取り付けられている。
【0030】また、ブラックトナー像形成ユニットBの
搬送ベルト1の回転方向上流には、図示を省略する給紙
装置から被記録材としての記録紙5を搬送するための搬
送ガイド板6が設けられている。また、シアントナー像
形成ユニットCの搬送ベルト1の回転方向下流には、搬
送ベルト1から記録紙5を分離するための分離チャージ
ャ7が設けられている。この分離チャージャ7は、搬送
ベルト1と記録紙5の電気的な吸着力を弱めることで、
記録紙5をその剛性により搬送ベルト1から分離させる
ものである。また、分離チャージャ7から分離された記
録紙5に定着処理を行う定着装置(不図示)が装置本体
上方に設けられている。
【0031】上記現像装置33Yについて図2を参照し
つつ説明を加える。図2は現像装置33Yを示す断面図
であり、図2に示すように現像装置33Yは、現像液が
供給される上面が開口したケーシング部52Yと、この
ケーシング部52Y内に設けられた現像ローラ55Y、
リバースローラ56Y、及びセットローラ57Yと、ケ
ーシング部52Yで使用される現像液が収容される現像
液収容部53Yとを有する。この現像液収容部53Y内
には、給液バッファ部54Yと流路部58Yとを介して
現像ローラ55Yで使用される現像液を汲み上げるため
のポンプモータ50Yと該モータにより回転するロータ
51Yとが設けられている。また、現像液収容部53Y
近傍に該現像液収容部の余剰な現像液500Yを収容す
る余剰液収容器としての液回収ボトル501Yが設置さ
れている。該液回収ボトル501Yについては後述す
る。
【0032】上記現像ローラ55Yは図中矢印で示すよ
うに感光体ドラム30と逆回転に回転して感光体ドラム
30に現像液を供給するものであり、上記リバースロー
ラ56Yは図中矢印で示すように感光体ドラム30Yと
同方向に回転して、現像ローラ55Yにより感光体ドラ
ム30Y表面に供給された現像液の余剰な部分を除去す
るものである。また、上記セットローラ57Yは、現像
液中におけるトナーの感光体ドラム1に対する付着力を
増加させるためのものである。これらの現像ローラ55
Y、リバースローラ56Y、及びセットローラ57Y
は、現像装置33Yの駆動部材に相当する。そして、こ
れらの部材は感光体ドラム30Yの最下点以外の位置近
傍に設けられている。
【0033】また、上記給液バッファ部54Yは現像液
が現像ローラ55Yに供給されるに先立ち、該現像液を
感光体ドラム30Yの回転軸方向(図2における奥行き
方向)に均一に分布させるためのものである。
【0034】同現像装置を備えたイエロートナー像形成
ユニットYを示す斜視図を図3(a)に示す。また、図
3(a)におけるX−X’方向から見た断面図を図3
(b)に示す。また、図3(a)におけるZ−Z’方向
から見た断面図を図3(c)に示す。符号100は複写
機本体の前側板を示す。該イエロートナー像形成ユニッ
トYは、画像装置本体に対して脱着可能に構成してあ
り、図中矢印A方向にスライドさせて装着する。該イエ
ロートナー像形成ユニットYにおいて、現像液収容部5
3Yの図3(a)中における手前側には、現像液補給容
器としての現像液ボトル60Yとトナー補給容器として
のトナーボトル61Yとが装着される。現像液ボトル6
0Yは現像液収容部53Y内の現像液の水位が一定とな
るように現像液収容部53Yに現像液を供給するもので
あり、トナーボトル61Yは高トナー濃度の現像液、す
なわちコンクトナー61aYを現像液収容部53Yに供
給し現像液のトナー濃度の低下を防止するものである。
このように現像装置33Yに給液パイプ等を用いること
なく直接にトナーボトル61Yと現像液ボトル60Yと
が取り付けられるので、装置本体側に各ボトルを取り付
ける場合と比較してメンテナンス作業が容易になる。ま
た、メンテナンス作業に際して、給液パイプのセットミ
スをすることがなくなる。 (以下、余白)
【0035】ここで、画像面積の多い状態で多数枚の画
像形成を行った場合に、該画像形成によって消費される
トナー固形分量を補充するために上記トナーボトル61
Yからコンクトナー61aYを多量に供給すると、現像
液収容部53Y内の現像液が増加することがある。そこ
で、イエロートナー像形成ユニットYの現像装置33Y
には、このとき生じる該現像液収容部の余剰な現像液5
00Yを収容するための液回収ボトル501Yが設置さ
れている。そして、上記現像液収容部53Y内に所定の
液量以上の余剰な現像液500Yが生じると、該余剰な
現像液500Yが該現像液収容部53Yと上記液回収ボ
トル501Y間のチューブ502Yを通過して図3
(b)に示すように上記液回収ボトル501Yに収容さ
れる。すなわち、図3(c)において、上記現像液収容
部53Yに収容された現像液面が所定の高さHに達する
か否かを検知する液面センサSによる出力値に基づい
て、ポンプ503YをON/OFF制御し、該所定の高
さHを保つように設置された上記チューブ502Yの上
記現像液収容部側の一端から、上記ポンプ503Yによ
り、上記余剰な現像液500Yを液回収ボトル501Y
に回収する。上記現像液収容部から余剰な現像液500
Yを回収する手段としては、現像液収容部の側面にオー
バーフロー口を形成し、該オーバーフロー口と上記液回
収タンク501Yとをチューブで連結して構成したもの
を用いてもよい。これにより、上記余剰な現像液500
Yが現像液収容部から溢れることなく、確実に回収する
ことができる。よって、複写機内の他の部分に上記余剰
な現像液がかかって汚染が生じたり、悪影響を与えたり
することがない。また、各トナー画像形成ユニットY,
M,C,Bkにおける現像液収容部53Y,53M,5
3C,53Bkをパイプで接続して余剰な現像液を回収
タンクに導く方式とは異なり、各トナー画像形成ユニッ
トY,M,C,Bkにおける現像装置毎に上記液回収ボ
トル501Y,M,C,Bkを設けることによって、各
トナー像形成ユニットを本体装置に対して脱着するとき
にパイプを接続する必要がないので、操作性も良い。
【0036】また、図示の例では、上記液回収ボトル5
01Yをホルダー501aYに取り付けたり取り外した
りすることにより、現像装置33Yに対して脱着可能に
構成している。これにより、液回収ボトル501Yが回
収した現像液で満たされたときに必要に応じて取り外し
て上記現像液を廃液として廃棄したり、該液回収ボトル
自体を交換したりできるので、操作性が更に向上する。
【0037】図4(a)に、他の実施形態にかかる現像
装置を備えたイエロートナー画像形成ユニットYを示す
斜視図を示す。また、図4(a)におけるX−X’方向
から見た断面図を図4(b)に示す。該イエロートナー
画像形成ユニットYにおいては、上記現像液収容部53
Yから液回収ボトル501Yへ余剰な現像液を回収する
ためのチューブ502Yが設けられている。そして、上
記実施形態の場合と同様に、上記現像液収容部53Y内
に所定の液量以上の余剰な現像液500Yが生じると、
例えば、図示しないポンプ等により、該余剰な現像液5
00Yが該現像液収容部53Yと上記液回収ボトル50
1Y間のチューブ502Yを通過して上記液回収ボトル
501Yに収容される。ここで、画像面積の少ない画像
ばかり出力しているとユニット内の現像液は増加するど
ころか逆に減り始め、現像液を補給しなければならなく
なる。本実施形態においては、上記実施形態における現
像液ボトル60Yに代え、液回収ボトル501Yから上
記現像液収容部53Yへ現像液を供給するためのチュー
ブ504Yが設けられている。そして、現像液収容部5
3Y内の現像液の水位が下がると、上記液回収ボトル5
01Yから現像液収容部53Yに現像液を供給する。こ
れにより、廃液を減らすことができると共に現像液を有
効に利用することができる。また、現像液ボトル60Y
を別に設けなくても良いので、現像装置の小型化を図る
こともできる。なお、本実施形態では現像液ボトル60
Yを設けない例について説明したが、現像液ボトル60
Yを別に設けても良い。
【0038】図5に、更に他の実施形態にかかる現像装
置の側面図を示す。本実施形態においては、液回収タン
クYに代え、トナーボトル61Yに上記現像液収容部5
3Y内の所定の液量以上の余剰な現像液500Yを収容
する。上記トナーボトルへの上記余剰な現像液500Y
の回収は、トナーボトル61Yと現像液収容部53Yと
を接続するチューブ505Yと該チューブの途中に設け
られたポンプ506Yとによって行われる。すなわち、
上記現像液収容部53Yに収容された現像液面が所定の
高さに達すると、該所定の高さを保つように設置された
上記チューブ505Yの上記現像液収容部側の一端から
ポンプ506Yにより上記余剰な現像液500Yをトナ
ーボトル61Yに回収する。トナーボトル61Y内では
コンクトナー61aYが回収された余剰な現像液500
Yと混合するが、トナー固形分の比重はキャリア液より
も大きいのでトナー補給口のある下部ほどトナー濃度が
高くなる。よって、トナー補給のためのコンクトナー6
1aYのトナー濃度が低下することはない。このよう
に、トナーボトル61Yを上記余剰な現像液を収容する
収容器として兼用するので、上記液回収タンクを別に設
ける必要がない。よって、現像装置の小型化を図ること
ができる。また、本実施形態においては上記トナーボト
ル61Yを現像装置33Yに対して脱着可能な構成とし
ているので、トナーを消費後に上記トナーボトル61Y
を取り外して新しいトナー補給容器と交換し、古いトナ
ーボトルを廃棄すればよいので、廃液の処理が簡単であ
り、操作性が向上する。
【0039】図6に、同現像装置のトナーボトル61Y
の変形例を示す。このトナーボトルにおいては、隔壁6
13Yによって該トナーボトル内部を上下に分け、上部
を余剰な現像液500Yを収容する余剰液収容部612
Yとし、下部をコンクトナー61aYを収容するトナー
収容部611Yとしている。この例の場合には、現像液
収容部53Yで生じた余剰な現像液がチューブ505Y
を介して上記余剰液収容部612Yに回収され、トナー
収容部611Y内のコンクトナー61aYと混合される
ことはない。従って、トナーボトル61Yから現像液収
容部53Yにより良好に一定濃度のコンクトナーを供給
することができる。
【0040】図7に、同現像装置のトナーボトル61Y
の他の変形例を示す。このトナーボトルにおいては、上
部の余剰液収容部612Yと下部のトナー収容部611
Yとを隔てる隔壁613Yを例えばPETフィルムなど
の柔らかい材質で形成する。そして、コンクトナー61
aYの消費と余剰液の蓄積に伴って、トナーボトル61
aYにおける上記余剰液収容部612Yのしめるスペー
スと上記トナー収容部611Yのしめるスペースとの比
率が変わるように上記隔壁613Yを変形自在に構成す
る。そして、コンクトナー61aYがまだ消費されてい
ない状態のときには図7(a)に示すようにトナー収容
部611Yにおけるトナーの収容量を大きくし、余剰液
収容部612Yのスペースを小さくする。そして、コン
クトナー61aYが消費されると共に余剰な現像液が増
加していくのに従って該余剰な現像液の自重により上記
隔壁613Yが押し下げられるので、図7(b)に示す
ように上記余剰液収容部612Yのスペースが大きくな
り、上記トナー収容部611Yのスペースが小さくな
る。そして、コンクトナー61aYがほとんど消費され
てしまうと、図7(c)に示すようにトナーボトル61
Y内は余剰液で満たされて余剰液収容部612Yのしめ
るスペースが大部分となる。このようにしてコンクトナ
ー61aYが全て消費されてしまうとトナーボトル61
Y内には余剰な現像液500Yのみが収容されることと
なる。この構成によれば、初期のコンクトナー61aY
の収容量を増加させることができるので、トナーボトル
61Yの交換回数を減らし、メンテナンス性を向上させ
ることができる。また、初期のコンクトナー61aYの
収容量を増加させない場合には、現像装置の小型化を図
ることができる。
【0041】図8に、同現像装置のトナーボトル61Y
の更に他の変形例を示す。このトナーボトル61Yにお
いては、トナー収容部611Yと余剰液収容部612Y
とを隔てる隔壁613Y’をベローズ状の形状に形成す
ることにより、コンクトナー61aYがまだ消費されて
いない状態のときには図8(a)に示すようにトナー収
容部611Yにおけるトナーの収容量を大きくし、余剰
液収容部612Yのスペースを小さくする。そして、コ
ンクトナー61aYが消費されると共に余剰な現像液が
増加していくのに従って該余剰な現像液の自重により上
記隔壁613Y’が押し下げられるので、図8(b)に
示すように上記余剰液収容部612Yのスペースが大き
くなり、上記トナー収容部611Yのスペースが小さく
なる。そして、コンクトナー61aYがほとんど消費さ
れてしまうと、図8(c)に示すようにトナーボトル6
1Y内は余剰液で満たされて余剰液収容部612Yのし
めるスペースが大部分となる。このようにしてコンクト
ナー61aYが全て消費されてしまうとトナーボトル6
1Y内には余剰な現像液500Yのみが収容されること
となる。この構成によれば、上記隔壁613Y’を構成
するのに例えばPETフィルムなどの柔らかい材質を用
いなくてもよいので、材質の選択幅が広がり、コストダ
ウンを図ることができる。
【0042】図9に、更に他の実施形態にかかる現像装
置を備えたイエロートナー画像形成ユニットYを示す斜
視図を示す。該イエロートナー画像形成ユニットYにお
いては、コンクトナー61aYを収容するトナーボトル
61Yの側面に、チューブ取り付け部材61bYが設け
られている。そして、上記トナーボトル61Yのコンク
トナー61aYを全て消費してしまうと、液回収ボトル
501Y’のホルダー501aY’に使用後の上記トナ
ーボトル61Yを装着し、現像液収容部53Yの内部に
つながっている502Yを上記チューブ取り付け部材6
1bYに取り付けて該トナーボトル61Yを液回収ボト
ル501Y’として使用する。そして、現像液収容部5
3Y中に余剰な現像液が生じると上記チューブを介して
該余剰な現像液500Yを上記液回収ボトル501Y’
に収容する。このように、コンクトナー61aYを全て
消費した後のトナーボトル61Yを再利用することによ
り、該トナーボトルを有効に利用することができる。ま
た、上記液回収ボトル501Y’が余剰な現像液で満た
されると該液回収ボトル501Y’を廃棄すればよいの
で廃液の処理が簡単である。また、トナーボトル内に隔
壁を設ける場合に比較して作製が容易である。
【0043】なお、以上述べたいずれの実施形態におい
ても、現像液収容器53Yにおいて余剰な現像液が生じ
ると、該余剰な現像液そのものを回収するものとして説
明を行ったが、例えば、記録紙に転写を行った後の潜像
担持体を現像液収容器53Y内の現像液を用いてクリー
ニングするクリーニング部材と、現像液収容器とクリー
ニング部材との間で現像液を循環させる現像液循環装置
とを有するクリーニング装置を備えたトナー画像形成ユ
ニットにおいて、現像液収容器53Yに余剰な現像液が
生じるとクリーニングを行った後の現像液を回収するよ
うにしてもよい。この場合、例えば、電着などの手法に
より現像液中のトナーを除去するトナー除去装置を設
け、該トナー除去装置によりトナーを除去処理した後の
現像液を回収してもよい。また、現像液収容器53Yと
は別にクリーニングに用いるクリーニング液を収容する
クリーニング液収容器と、該クリーニング液収容器とク
リーニング部材との間でクリーニング液を循環させるク
リーニング液循環装置とを有するクリーニング装置を備
えたトナー画像形成ユニットにおいて、クリーニング液
収容器に余剰なクリーニング液が生じるとクリーニング
を行った後の現像液を回収するようにしてもよい。この
場合にも、例えば、電着などの手法により現像液中のト
ナーを除去するトナー除去装置を設け、該トナー除去装
置によりトナーを除去処理した後の現像液を回収しても
よい。
【0044】
【発明の効果】請求項1乃至9の発明によれば、上記湿
式現像装置あるいは上記クリーニング装置の余剰液を確
実に上記余剰液回収器に回収するので、湿式画像形成装
置内外に上記余剰液がかかって汚染が生じたり、悪影響
を与えたりすることがないという優れた効果がある。ま
た、上記余剰液収容器と余剰液回収装置とを上記ユニッ
トと共に上記湿式画像形成装置本体に対して脱着するこ
とができるので、湿式現像装置と回収タンクとをパイプ
で接続して余剰な現像液を回収タンクに導く方式とは異
なり、上記湿式現像装置あるいは上記クリーニング装置
のメンテナンスなどのために上記ユニットを湿式画像形
成装置本体に対して脱着する際にパイプを取り外したり
取り付けたりする必要がないので、液漏れが起こること
もなく、操作性も良いという優れた効果がある。
【0045】特に、請求項2の発明によれば、上記余剰
液収容器が回収した余剰液で満たされたときに、必要に
応じて取り外して上記余剰液を廃棄したり、該液回収ボ
トル自体を交換したりできるので、操作性が更に向上す
るという優れた効果がある。
【0046】特に、請求項3の発明によれば、トナー補
給容器内のトナーを消費するまでに上記余剰液収容器が
余剰液で満たされることがないので、トナー補給容器内
のトナーを消費してしまうまでに余剰液収容器内の余剰
液を廃棄したり、余剰液収容器自体を交換したりするな
どの必要がなく、メンテナンス性が向上するという優れ
た効果がある。
【0047】特に、請求項4の発明によれば、上記余剰
液収容器に収容された余剰液を上記湿式現像装置への現
像液の補充あるいは上記クリーニング装置へのクリーニ
ング液の補充に用いるので、廃液を減らすことができる
と共に現像液を有効に利用することができるという優れ
た効果がある。また、上記現像液収容部に補充する現像
液又は上記クリーニング装置に補充するクリーニング液
を収容する収容器を別に設ける必要がないので、現像装
置の小型化を図ることもできるという優れた効果があ
る。
【0048】特に、請求項5の発明によれば、上記トナ
ー補給容器を上記余剰液収容器として兼用し、上記余剰
液収容器を別に設ける必要がないので、現像装置の小型
化を図ることができるという優れた効果がある。また、
上記トナー補給容器を上記湿式現像装置に対して脱着可
能な構成とすれば、トナーを消費後に上記トナー補給容
器を取り外して新しいトナー補給容器と交換すれば廃液
の処理がなされるので、廃液の処理が簡単であり、操作
性が向上するという優れた効果がある。
【0049】特に、請求項6の発明によれば、補給トナ
ー収容部に収容されたトナーと、現像液回収部に収容さ
れた余剰な現像液とが混じることがないので、上記補給
トナー収容部から上記現像液収容部に、より良好に一定
濃度のトナーを補給することができるという優れた効果
がある。
【0050】特に、請求項7及び8の発明によれば、ト
ナーボトル内のトナーが消費されて減少し、上記現像液
収容部から回収した余剰な現像液が増加するのに従って
上記補給トナー収容部の容積が減少、上記現像液回収部
の容積が増加するように上記隔壁が変形する。これによ
り、トナー補給容器内のトナーが消費される前の初期の
補給トナー収容部のトナー収容量を増加させてトナー補
給容器の交換回数、あるいはトナー補給容器へのトナー
の補給回数を減らすことができる。よって、メンテナン
ス性を向上させることができるという優れた効果があ
る。また、上記初期の補給トナー収容部のトナー収容量
を大きくしない場合には、トナー補給容器自体を小型化
して装置の小型化を図ることができるという優れた効果
がある。
【0051】特に、請求項8の発明によれば、上記隔壁
を構成する材質の選択幅が広がるので、コストダウンを
図ることができるという優れた効果がある。
【0052】特に、請求項9の発明によれば、上記トナ
ー補給容器内のトナーを消費した後に該トナー補給容器
を上記余剰液収容器として再利用するので、該トナー補
給容器を有効に利用することができるという優れた効果
がある。また、上記余剰液収容器として用いたトナー補
給容器が余剰な現像液で満たされると該トナー補給容器
を廃棄すればよいので廃液の処理が簡単であるという優
れた効果がある。また、トナー補給容器内に隔壁を設け
る場合に比較して作製が容易であるという優れた効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係る複写機の概略構成を示す正面
図。
【図2】同複写機の現像装置を示す正面図。
【図3】(a)は、同現像装置を備えたイエロートナー
像形成ユニットYを示す斜視図。(b)は、図3(a)
におけるX−X’方向から見た断面図。(c)は、図3
(a)におけるZ−Z’方向から見た断面図。
【図4】(a)は、他の実施形態にかかる現像装置を備
えたイエロートナー像形成ユニットYを示す斜視図。
(b)は、図4(a)におけるX−X’方向から見た断
面図。
【図5】更に他の実施形態にかかる現像装置の側面図。
【図6】同現像装置のトナーボトル61Yの変形例を示
す図。
【図7】(a)、(b)、(c)は、同現像装置のトナ
ーボトル61Yの他の変形例を示す説明図。
【図8】(a)、(b)、(c)は、同現像装置のトナ
ーボトル61Yの更に他の変形例を示す説明図。
【図9】更に他の実施形態にかかる現像装置を備えたイ
エロートナー画像形成ユニットYを示す斜視図。
【符号の説明】
1 搬送ベルト 2 従動ローラ 3 駆動ローラ 4 搬送ユニット 5 記録紙 30 感光体ドラム 31 帯電装置 32 露光装置 33 現像装置 34 転写装置 35 除電装置 36 クリーニング装置 37 サイドイレース 53 現像液収容部 500 余剰な現像液 501 液回収ボトル 502 チューブ 503 ポンプ 504 チューブ 505 チューブ 506 ポンプ 60 現像液ボトル 61 トナーボトル 611 トナー収容部 612 余剰液収容部 613 隔壁 61b チューブ取り付け部材
フロントページの続き (72)発明者 武田 有介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 忠浩 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】潜像担持体と、該潜像担持体の表面に潜像
    を形成する潜像形成手段と、液体キャリアにトナーが分
    散されてなる現像液を用いて各前記潜像担持体に形成さ
    れた潜像を現像してトナー像を形成する湿式現像装置
    と、前記潜像担持体に形成されたトナー像を転写材に転
    写する転写手段と、上記トナー像転写後の潜像担持体表
    面に残留する現像剤を、クリーニング液を用いて除去す
    るクリーニング装置と、を有する湿式画像形成装置にお
    いて、上記湿式現像装置及び上記クリーニング装置の少
    なくとも一方を備えたユニットを画像形成装置本体に対
    して脱着可能に構成し、上記ユニットに備えられた上記
    湿式現像装置あるいは上記クリーニング装置の余剰液を
    回収する余剰液回収装置と、該余剰液回収装置により回
    収した余剰液を収容する余剰液収容器とを、上記ユニッ
    トと共に画像形成装置本体に対して脱着可能に構成した
    ことを特徴とする湿式画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記余剰液収容器を上記ユニットに対して脱着可能に構成
    したことを特徴とする湿式画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項2の湿式画像形成装置において、上
    記湿式現像装置にトナーを補給するトナー補給容器と同
    程度以上の容積を持つように上記余剰液収容器を構成し
    たことを特徴とする湿式画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の湿式画像形成装置に
    おいて、 上記ユニットに備えられた上記湿式現像装置への現像液
    の補充あるいは上記クリーニング装置へのクリーニング
    液の補充に上記余剰液収容器に収容された余剰液を用い
    ることを特徴とする湿式画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記湿式現像装置に補給するトナーを収容するトナー補給
    容器を上記ユニットと共に脱着可能に設け、該トナー補
    給容器を上記余剰液収容器として兼用することを特徴と
    する湿式画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項5の湿式画像形成装置において、上
    記湿式現像装置に補給するトナーを収容する補給トナー
    収容部と、上記湿式現像装置あるいは上記クリーニング
    装置から回収した余剰液を収容する余剰液収容部とを上
    記トナー補給容器内に別々に設けたことを特徴とする湿
    式画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項6の湿式画像形成装置において、上
    記補給トナー収容部と上記現像液回収部とを、変形自在
    な隔壁を挟んで隣り合うように構成したことを特徴とす
    る湿式画像形成装置。
  8. 【請求項8】請求項7の湿式画像形成装置において、上
    記隔壁をベローズ状に構成したことを特徴とする湿式画
    像形成装置。
  9. 【請求項9】請求項1の湿式画像形成装置において、上
    記湿式現像装置にトナーを補給するトナー補給容器を上
    記ユニットと共に脱着可能に設け、上記トナー補給容器
    内のトナーを消費した後に該トナー補給容器を上記余剰
    液収容器として用いることを特徴とする湿式画像形成装
    置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100561448B1 (ko) * 1999-01-18 2006-03-16 삼성전자주식회사 습식 전자사진방식 인쇄기의 잉크 전달 시스템
EP3200027A3 (en) * 2016-02-01 2017-09-20 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Wet type developing device

Cited By (3)

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KR100561448B1 (ko) * 1999-01-18 2006-03-16 삼성전자주식회사 습식 전자사진방식 인쇄기의 잉크 전달 시스템
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US9891556B2 (en) 2016-02-01 2018-02-13 Miyakoshi Printing Machinery Co., Ltd. Wet type developing device

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