JPH09304578A - 原子炉内構造物の取扱方法及び原子炉内構造物の保管装置 - Google Patents

原子炉内構造物の取扱方法及び原子炉内構造物の保管装置

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JPH09304578A
JPH09304578A JP8121328A JP12132896A JPH09304578A JP H09304578 A JPH09304578 A JP H09304578A JP 8121328 A JP8121328 A JP 8121328A JP 12132896 A JP12132896 A JP 12132896A JP H09304578 A JPH09304578 A JP H09304578A
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JP
Japan
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dryer
reactor
separator
container
steam
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Application number
JP8121328A
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English (en)
Inventor
Isao Nemezawa
勲 根目沢
Masahiro Kimura
▲匡▼宏 木村
Satoru Omori
哲 大森
Akira Mizuochi
晃 水落
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Engineering and Services Co Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】原子炉内構造物をドライヤー,セパレータープ
ールに一時保管する際の作業における作業者の放射線被
曝を従来よりも向上することを課題としている。 【解決手段】原子炉圧力容器D内から炉内構造物2を取
り出し、その炉内構造物2を前記原子炉圧力容器D上方
の原子炉ウエルA内から前記原子炉ウエルAに連通して
いるドライヤー,セパレータープールB内に一時的に置
いて保管し、保管終了後に前記炉内構造物2を原子炉圧
力容器D内に戻し入れる前記炉内構造物2の取扱方法に
おいて、水が張られていない前記ドライヤー,セパレー
タープールB内で前記炉内構造物2に隣接して放射線遮
蔽体1を置くことにより前記炉内構造物2からの放射線
を前記放射線遮蔽液体1で遮蔽する過程を有することを
特徴とした原子炉内構造物の取扱方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原子炉圧力容器内の
炉内構造物を原子炉圧力容器から取り外したり組み付け
たりする際の過程で生じる炉内構造物の取扱い及び保管
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】原子力発電所の原子炉建屋の中には、原
子炉圧力容器が格納されており、その原子炉圧力容器内
には、炉内構造物として炉心の上方に炉心に近い位置か
ら気水分離器そして蒸気乾燥器が装備され、炉心で加熱
された冷却水が気液二相流と成って気水分離器内に流入
し、ここで気液分離を受けて蒸気が蒸気乾燥器内に流入
し、乾燥蒸気とされて原子炉建屋外の蒸気タービン発電
機へ送られて電気エネルギーに変換される。
【0003】原子炉圧力容器内の炉心を構成している燃
料を交換したり炉心を点検する場合には、炉心の上方に
存在する気水分離器や蒸気乾燥器を原子炉圧力容器内か
ら取り出す必要がある。
【0004】気水分離器や蒸気乾燥器は放射線を帯びて
いるので、取り出された気水分離器や蒸気乾燥器は原子
炉建屋内のドライヤー,セパレータープール内の水中に
置かれて、放射線が水で遮蔽されるようにして保管さ
れ、作業員の放射線被曝を低減している。
【0005】ドライヤー,セパレータープールは原子炉
圧力容器の上方の原子炉ウエルと水路で連通されてお
り、気水分離器や蒸気乾燥器は原子炉ウエル内に天井ク
レーンにより引き上げられてから水路を通過させて隣接
するドライヤー,セパレータープール内に入れられる。
【0006】このような気水分離器や蒸気乾燥器のドラ
イヤー,セパレータープール内への移送途中にあって
は、原子炉ウエルや水路やドライヤー,セパレータープ
ールの垂直な壁が気水分離器や蒸気乾燥器からの放射線
を遮蔽して作業員の放射線被曝を低減している。
【0007】蒸気乾燥器は気水分離器よりも最も放射線
が強い炉心から離れているから蒸気乾燥器よりも気水分
離器が放射線が強い傾向を示す。
【0008】そのために、先に蒸気乾燥器は原子炉ウエ
ルや水路やドライヤー,セパレータープールに水を充分
張ることなく気中移送し、後に放射線が強い気水分離器
を移送する際には、放射線を水で遮蔽すべく、原子炉ウ
エルや水路やドライヤー,セパレータープールに水を充
分張って水中移送を行ってドライヤー,セパレータープ
ールに順次移して保管する。
【0009】このようにして、作業員や天井クレーンが
放射線汚染されることを極力防いでいる。
【0010】保管時期が終了した後には、前述とは逆の
手順によりドライヤー,セパレータープールから蒸気乾
燥器や気水分離器を原子炉圧力容器内に順次戻し入れ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による炉
内構造物の取扱いでは、放射線を発する蒸気乾燥器が水
が張られていないドライヤー,セパレータープール内で
気中雰囲気の中に置かれる期間が長い。
【0012】そのため、放射線がドライヤー,セパレー
タープール内から漏洩してドライヤー,セパレータープ
ール周辺の作業員が放射線被曝する可能性が否定出来な
い。本発明は、原子炉内構造物が気中にある際の周辺作
業者被曝低減効果を高める方法と装置を提供することを
目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の方法は、原子炉圧力容器内から炉内構造物を取り出
し、その炉内構造物を前記原子炉圧力容器上方の原子炉
ウエル内から前記原子炉ウエルに連通しているドライヤ
ー,セパレータープール内に一時的に置いて保管し、保
管終了後に前記炉内構造物を原子炉圧力容器内に戻し入
れる前記炉内構造物の取扱方法において、水が張られて
いない前記ドライヤー,セパレータープール内で前記炉
内構造物に隣接して放射線遮蔽体を置くことにより前記
炉内構造物からの放射線を前記放射線遮蔽液体で遮蔽す
る過程を有することを特徴とした原子炉内構造物の取扱
方法であり、前記ドライヤー,セパレータープール内に
プール水が無い状態で置かれた炉内構造物からの放射線
は放射線遮蔽体により遮蔽されて前記ドライヤー,セパ
レータープール内に水が張られる前であっても作業員の
放射線被曝を従来になく良く低減できる。
【0014】上記目的を達成するための装置は、原子力
発電所のドライヤー,セパレータープール内に置かれ、
原子炉圧力容器の炉内構造物である蒸気乾燥器と前記蒸
気乾燥器の上方と側方外周囲との遮蔽液体とを収容でき
る大きさを有し、前記蒸気乾燥器を前記遮蔽液体で水没
状態で保管する容器を備えた原子炉内構造物の保管装置
であり、容器内の遮蔽液体が容器内の炉内構造物からの
放射線を遮蔽して容器外へ放射線が漏洩することを極力
防止する作用が得られ、ドライヤー,セパレータープー
ル内に水が張られていない間の作業員の放射線被曝が低
減できる。
【0015】さらに他の装置は、原子力発電所のドライ
ヤー,セパレータープール内であって、炉内構造物が保
管される領域に隣接して設けた中空構造物と、前記中空
構造物の中空内に入れられた遮蔽液体とを備えた原子炉
内構造物の保管装置であり、前記中空構造物内の遮蔽液
体が水が張られていないドライヤー,セパレータープー
ル内に置かれた炉内構造物からの放射線を遮蔽して、ド
ライヤー,セパレータープール内に水が張られていない
間の作業員の放射線被曝が低減できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を使用して本発明の各
実施例を説明する。
【0017】第1実施例は以下のとおりである。
【0018】原子力発電所の原子炉建屋内には、図1と
図2に示したとおりの水路Eで連通されている原子炉ウ
エルAとドライヤー,セパレータープールBとが配備さ
れており、ドライヤー,セパレータープールBの深さ
は、作業床Cの面から7メートル以上の深さとされ、蒸
気乾燥器2の高さよりも深くされている。
【0019】蒸気乾燥器や気水分離器が納められている
原子炉圧力容器Dは原子炉ウエルAの下方に位置してお
り、蒸気乾燥器や気水分離器を取り出すときには、原子
炉圧力容器Dの上部に置かれる概ね半球上の蓋を取り去
って図1や図2のように原子炉ウエルAと原子炉圧力容
器D内とを連通状態とする。
【0020】ドライヤー,セパレータープールB内に
は、放射線遮蔽体1が配備されている。
【0021】放射線遮蔽体1は、蒸気乾燥器2に対して
十分な大きさ半径約5〜8m,高さ約5〜6m程度の容
器10となっており内部に蒸気乾燥器2を収納し、更
に、図3のバルブ3より放射線遮蔽体1の容器内に遮蔽
液体を注入することにより、蒸気乾燥器2から放射され
る放射線を遮蔽するものである。
【0022】また、放射線遮蔽体1の容器10は強化さ
れた合成樹脂,ゴムまたは強化繊維もしくはその複合体
により十分な強度を持っており内部に水を注入した状態
であっても所定の形状を保持できるものとなっている。
【0023】また、蒸気乾燥器2の荷重がかかる部分に
ついては、強度を向上させるために板厚を大きくする、
若しくは、金属等を複合させる等を行っている。
【0024】原子炉圧力容器D内から蒸気乾燥器を取り
出してドライヤー,セパレータープールB内に保管する
作業は以下のとおりである。
【0025】すなわち、原子炉圧力容器Dの上蓋を取り
外してから、作業床Cの上方を移動自在な天井クレーン
で原子炉圧力容器D内の蒸気乾燥器2を原子炉ウエルA
内にまで吊り上げて、吊った状態で天井クレーンの動き
により、蒸気乾燥器2を水路Eを通過させてドライヤ
ー,セパレータープールB内にあらかじめ用意した放射
線遮蔽体1の容器10内に入れる。
【0026】蒸気乾燥器2の移動に際しては、原子炉ウ
エルA内やドライヤー,セパレータープールB内には水
を張らないで気中移送作業とする。
【0027】しかる後に、放射線遮蔽体1の容器10内
にバルブ3に接続したホースを通じて遮蔽液体として水
を注水して蒸気乾燥器2を放射線遮蔽体1内で水没状態
とする。
【0028】このようにして、大容量な原子炉ウエルA
内やドライヤー,セパレータープールB内に水を張る手
間なく、放射線遮蔽体1に注入した水により蒸気乾燥器
2から発する放射線を迅速に遮蔽する。
【0029】この遮蔽後は、後に継続する作業を行う際
に蒸気乾燥器2からの放射線を作業員が受ける可能性が
少なくなって、作業員の放射線被曝が軽減される。
【0030】放射線遮蔽体1の容器10内に水を注水す
る際にはバルブ3を経由することなく上方から注水して
も良い。
【0031】次に、天井クレーンを原子炉圧力容器Dの
上方に戻して、原子炉圧力容器D内の気水分離器を吊り
上げる。
【0032】気水分離器を吊り上げて原子炉ウエルA内
に引き上げる際には、原子炉ウエルA内に水を注入し
て、原子炉ウエルA内と水路E内とドライヤー,セパレ
ータープールB内との各水位を徐々に上昇させ、その上
昇に伴って気水分離器を天井クレーンで上昇させ、気水
分離器が水面から上方に露出しないようにし、蒸気乾燥
器2よりも放射線強度が高い気水分離器を水に水没させ
た放射線遮蔽状態で取り扱う。
【0033】原子炉ウエルA内に引き上げられた気水分
離器は水路E内の水中を天井クレーンにより水中でドラ
イヤー,セパレータープールB内に移動させられ、ドラ
イヤー,セパレータープールB内の水面下に置かれ、保
管される。
【0034】保管時期が過ぎた後には、気水分離器と蒸
気乾燥器2は原子炉圧力容器D内に戻し入れられるので
あるが、その戻し入れ作業は、前述の取り出し作業とは
逆手順と成る。
【0035】すなわち、原子炉ウエルA内と水路E内と
ドライヤー,セパレータープールB内に水が張られてい
る状態で、天井クレーンによりまずは気水分離器を吊っ
てドライヤー,セパレータープールB内から水路E内を
とおして水中移動により原子炉ウエルA内に入れ、次に
原子炉ウエルA内と水路E内とドライヤー,セパレータ
ープールB内の水を排水することにより水位を低下させ
ながら天井クレーンで気水分離器を原子炉圧力容器D内
へ降下させ、原子炉圧力容器D内へ気水分離器を戻し入
れる。
【0036】水位を下げないで気水分離器を原子炉圧力
容器D内へ降下させると、天井クレーンのフック等が水
没して放射線汚染させられてしまうので、これを避ける
べく水位を低下させつつ降下させる。
【0037】原子炉ウエルA内と水路E内とドライヤ
ー,セパレータープールB内の水を排水して水位を低下
させても、ドライヤー,セパレータープールB内の蒸気
乾燥器2は放射線遮蔽体1の容器10内に残された水に
より蒸気乾燥器2からの放射線が遮蔽され、作業員が放
射線被曝を受けることを低減できる。
【0038】次に、天井クレーンでドライヤー,セパレ
ータープールB内の蒸気乾燥器2を吊り上げて気中移動
にて水路Eを通過させて原子炉ウエルA内に持込、原子
炉圧力容器D内に降下させて戻し入れる。
【0039】この気中移動中にあっては、蒸気乾燥器2
からの放射線は原子炉ウエルAと水路Eとドライヤー,
セパレータープールBの垂直な壁により遮蔽され、作業
床C上の作業員に放射線が極力到達しないように配慮さ
れている。
【0040】蒸気乾燥器2は放射線遮蔽体1の容器10
内の水をバルブ3を開くことにより排水してから吊り上
げることであっても良い。
【0041】第2実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0042】図4に示す第2実施例の放射線遮蔽体1の
構造は、ドライヤー,セパレータープールB内に置かれ
た円筒状の容器10とその容器10内に注入された遮蔽
液体としての水と、ドライヤー,セパレータープールB
内の底との液密性を確保するために円筒状の容器10下
部に取り付けられたリング状のシール手段から成り、そ
の容器10には給排水用のバルブ33が備わる。
【0043】第2実施例では、放射線遮蔽体1内に入れ
られた蒸気乾燥器2がドライヤー,セパレータープール
B内の底に直接支持されるから、放射線遮蔽体1の容器
10の底部補強が必要ない。
【0044】容器10底部がないことによる水漏れが懸
念されるが、水漏れがあっても、ドライヤー,セパレー
タープールB内に漏れるのであるから、後始末に手間が
必要なく、安心していられる。
【0045】第3実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0046】図5に示す第3実施例の放射線遮蔽体1の
構造は、放射線遮蔽体1の容器10が以下の構造を備え
る。
【0047】すなわち、蒸気乾燥器2の外周囲を取り囲
める大きさのリング状のフレーム4が複数段上下方向に
配置され、その各リング状のフレーム4の間は可撓性の
素材で出来た水密性の膜11により連結されている。
【0048】このようなリング状のフレーム4と膜11
とによる組立体は底部が容器10の底板に水密的に取り
付けられ、上部は底板の延長上に固定された支柱5へボ
ルト12により着脱自在とされている。
【0049】このような、放射線遮蔽体1は、容器10
の外周囲壁が蛇腹構造と成り、図5の状態と図6の状態
とに見られるとおり、上下方向に伸縮できる。
【0050】蒸気乾燥器2をドライヤー,セパレーター
プールB内の放射線遮蔽体1内に入れる場合には、容器
10を図6の様に縮めて高さを低くしておく。
【0051】その後に蒸気乾燥器2を支柱5の間を通過
させて容器10の中心に降ろす。
【0052】次に、容器10を上方に伸ばして図5のよ
うに上端を支柱5にボルト12により固定し、容器10
内に水を注水し、蒸気乾燥器2を水没させて放射線遮蔽
を達成する。
【0053】蒸気乾燥器2を原子炉圧力容器D内に戻す
際には、容器10の上端を支柱5からボルト12を外す
ことにより容器10を縮めて高さを低めるとともに排水
し、しかる後に蒸気乾燥器2を縮めた容器10を超える
程度の高さに吊り上げて支柱5間を水平方向に通過させ
て移動させる。
【0054】このような移動方法によれば、容器10内
に蒸気乾燥器2を出し入れする際に高く吊り上げる必要
がなくなるので、ドライヤー,セパレータープールBの
壁による放射線遮蔽が効果的に利用でき、作業員のより
一層の放射線被曝の低減効果が得られる。
【0055】第4実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0056】図7に示す第4実施例の放射線遮蔽体1の
構造は、第2実施例の放射線遮蔽体1の容器10を改良
したもので、円筒状の容器10の一部分をゴム板などに
より折り曲がり自在にし、その反対側の箇所を水平方向
に開閉自在とし、開閉端には液密に連結する連結具6を
備えて成るものである。
【0057】液密に連結するには、開閉端にシール部材
を噛ませてボルトで開閉端を締め付けるなどにより達成
できる。
【0058】この例では、蒸気乾燥器2を容器10内に
出入りさせる際には、容器10の開閉端を左右に大きく
開いて水平方向から蒸気乾燥器2が出入りできる。
【0059】蒸気乾燥器2を容器10内に入れたら、開
閉端を閉めて水を容器10内に入れて蒸気乾燥器2を水
没状態として放射線を遮蔽する。
【0060】この例も、蒸気乾燥器2を高く吊り上げる
ことなく容器10内に出入りさせることができるから、
ドライヤー,セパレータープールBの壁による放射線遮
蔽が効果的に利用でき、作業員のより一層の放射線被曝
の低減効果が得られる。
【0061】第5実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0062】図8に示す第5実施例の放射線遮蔽体1の
構造は、第3実施例の放射線遮蔽体1の各リング状のフ
レーム4にリング状の浮き輪7を固定して、容器10内
に水を注水すると、浮き輪7が浮上して膜11やフレー
ム4を引き上げるから、容器10の高さが注水に伴っ
て、あるいは注水した水を容器10から抜き去ることに
伴って、自動的に伸縮することになる。
【0063】支柱5は容器10の倒れを防いでおり、支
柱5は膜11とフレーム4の下向きの荷重を支える負担
が第3実施例の場合よりも少なくて良い乃至は必要な
い。
【0064】しかし、蒸気乾燥器2が水平方向から容器
10内に出入りできるように支柱5を2本として蒸気乾
燥器2の通過できる間口を広く確保した関係で、間口方
向への容器10の倒れが生じやすくなるから、それを防
ぐために支柱5と容器10上端とはボルト12により着
脱自在としておくことが好ましい。
【0065】この例でも、蒸気乾燥器2を高く吊り上げ
ることなく容器10内に出入りさせることができるか
ら、ドライヤー,セパレータープールBの壁による放射
線遮蔽が効果的に利用でき、作業員のより一層の放射線
被曝の低減効果が得られる。
【0066】第6実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0067】図9に示す第6実施例の放射線遮蔽体1の
構造は、第1実施例の放射線遮蔽体1の容器10の内側
に断面が中空で柔軟なリング状の緩衝体13を蒸気乾燥
器2と容器10内面との間に装備してあるもので、その
緩衝体13は容器10内面に固定されている。
【0068】特に容器10上端部の緩衝体13は蒸気乾
燥器2を容器10に出入りさせる際に容器10と蒸気乾
燥器2との緩衝事故を緩和するのに役立つ。
【0069】このような緩衝体13を採用すると、容器
10が倒れようとしても、緩衝体13が容器10内面と
蒸気乾燥器2との間に介在してその倒れを抑制する。
【0070】第7実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0071】図10に示す第7実施例の放射線遮蔽体1
の構造は、上下多段に配置したリング状のフランジ14
の間に可撓性で且つ液密な膜11を取り付けて円筒状の
蛇腹構造体を構成し、その蛇腹構造体の下端をリング状
の下部リング構造板15に取り付ける。
【0072】さらには、多段に伸縮する複数の伸縮ポー
ル8の下端が下部リング構造板15に固定されて立設さ
れている。
【0073】伸縮ポール8の格段の上端は隣接のフラン
ジ14に固定されており、蛇腹構造体が伸縮すると、そ
の伸縮に伴って上下に伸縮し、蛇腹構造体の倒れを防止
している。
【0074】最上段のフランジ14の内側と中段のフラ
ンジ14の内側にはリング状の浮き輪7が固定されてお
り、その浮き輪7の浮力により、伸縮ポール8が自然に
縮むことを抑制している。
【0075】この例でも、蒸気乾燥器2を高く吊り上げ
ることなく容器10内に出入りさせることができるか
ら、ドライヤー,セパレータープールBの壁による放射
線遮蔽が効果的に利用でき、作業員のより一層の放射線
被曝の低減効果が得られる。
【0076】第8実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0077】図11,図12,図13に示す第8実施例
の放射線遮蔽体1の構造は、以下のとおりである。
【0078】袋体16の放射線遮蔽体1を中空断面の平
板状に形成しこの内部に遮蔽液体として水を注入し蒸気
乾燥器2の周りに壁状に設置して放射線を遮蔽する。
【0079】この放射線遮蔽体1は遮蔽液体の内圧や外
力に対して十分な強度を持っており、且つ、遮蔽液体を
注入していない時には折り畳めるように柔軟性も保持し
ている。
【0080】また、内圧に対して形状を保持できるよう
に図13のように補強壁17が袋体16内部に接着等さ
れている。
【0081】なお、内部の補強壁17は放射線遮蔽体1
の下から上迄全面に接着されているのではなく、遮蔽液
体が十分に注入できるように上下の一部は除いている。
【0082】袋体16には遮蔽液体を注水若しくは排水
するバルブ3と、その際の空気の給排気用のバルブ9と
が備わる。
【0083】このような放射線遮蔽体1はバルブ3から
水を袋体16内に注水して使用され、その使用方法は以
下のとおりである。
【0084】すなわち、ドライヤー,セパレータープー
ルB内に蒸気乾燥器2が置かれたときに、蒸気乾燥器2
に隣接するドライヤー,セパレータープールBの垂直壁
面と反対側に衝立のようにして2個設置する。
【0085】これにより、ドライヤー,セパレータープ
ールBの垂直壁面と2個の放射線遮蔽体1とにより蒸気
乾燥器2からの放射線を遮蔽する。
【0086】使用後は、袋体16内から水を排水して折
り畳んで保管する。
【0087】第9実施例は、放射線遮蔽体1の構成が異
なるだけでその他は上記第1実施例と同じである。
【0088】図14,図15に示す第9実施例の放射線
遮蔽体1の構造は、以下のとおりである。
【0089】すなわち、第8実施例で説明した袋体16
をリング状に成形して、円筒状にしてあるものである。
【0090】使用時には前例と同じく、バルブ3から水
を袋体16内に注水して使用する。ドライヤー,セパレ
ータープールB内に置かれた蒸気乾燥器2は円筒状の袋
体16と袋体16内に注水した水から成る放射線遮蔽体
1で囲われるから、蒸気乾燥器2からの放射線は袋体1
6内の水により遮蔽されて作業員の放射線被曝が低減で
きる。
【0091】使用しおえたら、バルブ3から袋体16内
の水を排水して折り畳むなり丸めるなどしてコンパクト
にかたづける。
【0092】第7実施例も第8実施例も、容器10内に
水を入れて蒸気乾燥器2を水没させる他の例よりも、遮
蔽液体の容量が少ないため注水時間が短くなって、迅速
な遮蔽が成せる。
【0093】各実施例において、遮蔽対象物として蒸気
乾燥器2の代わりに気水分離器としても良い。
【0094】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ドライヤー,
セパレータープール内に一時的に炉内構造物を置いて保
管する際の作業員の被曝低減効果を向上する原子炉内構
造物の取扱方法が提供できる。
【0095】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、ドライヤー,セパレータープール
内の炉内構造物近傍に限定して遮蔽液体で放射線を遮蔽
することができるから遮蔽が迅速に行われ、遮蔽に使用
される液体はドライヤー,セパレータープール内で取り
扱われるから、液体の漏れやこぼれ等の対処が容易であ
る。
【0096】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
による効果に加えて、炉内構造物である蒸気乾燥器と気
水分離器とのドライヤー,セパレータープール内での保
管作業過程で、作業員の被曝低減効果を向上することが
できる。
【0097】請求項4の発明によれば、請求項3の発明
による効果に加えて、保管した蒸気乾燥器と気水分離器
との原子炉圧力容器内への戻し作業過程においても、作
業員の被曝低減効果を向上することができる。
【0098】請求項5の発明によれば、気中で運ばれて
きた炉内構造物をドライヤー,セパレータープール内に
水を張る手間なく迅速に炉内構造物からの放射線を遮蔽
してドライヤー,セパレータープール内に一時的に炉内
構造物を置いて保管する際の作業員の被曝低減効果を向
上する保管装置が提供できる。
【0099】請求項6の発明によれば、請求項5の発明
による効果に加えて、容器が上下方向に伸縮するから、
容器内に炉内構造物を出し入れする際の炉内構造物の吊
り上げ高さを低減することができるからドライヤー,セ
パレータープールの壁による放射線遮蔽効果を充分に利
用してより一層のこと作業員の被曝低減効果を向上する
保管装置が提供できる。
【0100】請求項7の発明によれば、請求項6の発明
による効果に加えて、浮体の浮力により容器の構成部材
を支持し、且つ容器の自動伸縮機能が達成できる。
【0101】請求項8の発明によれば、請求項6又は請
求項7の発明による効果に加えて、補強ポールが容器の
高さに応じて伸縮しつつ容器の変形や倒れを防止する機
能が得られ、確実な放射線遮蔽が施せる。
【0102】請求項9の発明によれば、請求項5の発明
による効果に加えて、支えが容器と炉内構造物との間に
介在して容器の変形や倒れを防止し、確実な放射線遮蔽
が施せる。
【0103】請求項10の発明によれば、請求項5の発
明による効果に加えて、衝立が容器の変形や倒れを外側
から防止し、確実な放射線遮蔽が施せる。
【0104】請求項11の発明によれば、請求項5の発
明による効果に加えて、保管装置が底のない簡単な構成
と成り、容器を廃棄する際に放射能廃棄物の物量低減に
貢献できる。
【0105】請求項12の発明によれば、請求項5の発
明による効果に加えて、容器を左右に開いて炉内構造物
の容器内への出入りを水平方向から行えるので、容器内
に炉内構造物を出し入れする際の炉内構造物の吊り上げ
高さを低減することができてドライヤー,セパレーター
プールの壁による放射線遮蔽効果を充分に利用してより
一層のこと作業員の被曝低減効果を向上する保管装置が
提供できる。
【0106】請求項13の発明によれば、ドライヤー,
セパレータープール内へ気中雰囲気にて運ばれてきた炉
内構造物をドライヤー,セパレータープール内に水を張
る手間なく少ない遮蔽液体にて迅速に放射線遮蔽を施
せ、作業員の被曝低減効果を向上できる。
【0107】請求項14の発明によれば、請求項13の
発明による効果に加えて、ドライヤー,セパレータープ
ール内へ気中雰囲気にて運ばれてきた炉内構造物を放射
線遮蔽手段で囲んでより確実な放射線遮蔽を施せ、作業
員の被曝低減効果を向上できる。
【0108】請求項15の発明によれば、請求項5から
請求項14までのいずれか一項の発明による効果を気水
分離器に対して加えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用したドライヤー,セ
パレータープールと原子炉ウエルとの上面図である。
【図2】図1の縦断面図である。
【図3】図2中の放射線遮蔽体の拡大縦断面図である。
【図4】本発明の第2実施例による放射線遮蔽体の縦断
面図である。
【図5】本発明の第3実施例による放射線遮蔽体の縦断
面図である。
【図6】図5の放射線遮蔽体の容器を縮めた状況を図5
中のX−X矢視より見た断面図である。
【図7】本発明の第4実施例による放射線遮蔽体の開き
状態を示した上面図である。
【図8】本発明の第5実施例による放射線遮蔽体の縦断
面図である。
【図9】本発明の第6実施例による放射線遮蔽体の縦断
面図である。
【図10】本発明の第7実施例による放射線遮蔽体の縦
断面図である。
【図11】本発明の第8実施例による放射線遮蔽体の上
面図である。
【図12】図11の縦断面図である。
【図13】図11の放射線遮蔽体に用いられた放射線遮
蔽体の内部断面図である。
【図14】本発明の第9実施例による放射線遮蔽体の縦
断面図である。
【図15】図14の上面図である。
【符号の説明】
1…放射線遮蔽体、2…蒸気乾燥器、3,9…バルブ、
4…フレーム、5…支柱、6…連結具、7…浮き輪、8
…伸縮ポール、10…容器、11…膜、12…ボルト、
13…緩衝体、14…フランジ、16…袋体、A…原子
炉ウエル、B…ドライヤー,セパレータープール、C…
作業床、D…原子炉圧力容器、E…水路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 哲 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内 (72)発明者 水落 晃 茨城県日立市幸町三丁目2番2号 株式会 社日立エンジニアリングサービス内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉圧力容器内から炉内構造物を取り出
    し、その炉内構造物を前記原子炉圧力容器上方の原子炉
    ウエル内から前記原子炉ウエルに連通しているドライヤ
    ー,セパレータープール内に一時的に置いて保管し、保
    管終了後に前記炉内構造物を原子炉圧力容器内に戻し入
    れる前記炉内構造物の取扱方法において、水が張られて
    いない前記ドライヤー,セパレータープール内で前記炉
    内構造物に隣接して放射線遮蔽体を置くことにより前記
    炉内構造物からの放射線を前記放射線遮蔽液体で遮蔽す
    る過程を有することを特徴とした原子炉内構造物の取扱
    方法。
  2. 【請求項2】請求項1において、放射線遮蔽体は、ドラ
    イヤー,セパレータープール内に設置した容器と前記容
    器内に入れられた遮蔽液体とから成り、前記ドライヤ
    ー,セパレータープール内に設置した容器の中に前記炉
    内構造物を入れ、且つ前記容器内に遮蔽液体を前記炉内
    構造物が液面下となる迄入れることにより前記炉内構造
    物からの放射線を前記容器内の遮蔽液体で遮蔽すること
    を特徴とした原子炉内構造物の取扱方法。
  3. 【請求項3】請求項1において、ドライヤー,セパレー
    タープールに水を張る前に炉内構造物としての蒸気乾燥
    器と気水分離器の内の蒸気乾燥器を原子炉ウエルから前
    記ドライヤー,セパレータープールへ気中移送して前記
    ドライヤー,セパレータープール内に設置した放射線遮
    蔽体で前記蒸気乾燥器からの放射線を遮蔽し、その後に
    前記ドライヤー,セパレータープールに水を張り、前記
    炉内構造物としての気水分離器を水中移送して前記ドラ
    イヤー,セパレータープール内に移して前記放射線遮蔽
    体と蒸気乾燥器と気水分離器とを水没状態に維持させ、
    前記蒸気乾燥器と気水分離器との複数の炉内構造物を前
    記ドライヤー,セパレータープールにて一時保管するこ
    とを特徴とした原子炉内構造物の取扱方法。
  4. 【請求項4】請求項3において、一時保管されていた気
    水分離器を水中移送によりドライヤー,セパレータープ
    ールから原子炉圧力容器内に戻し、次にドライヤー,セ
    パレータープール内に放射線遮蔽体を残したまま、前記
    ドライヤー,セパレータープール内の水位を下げ、その
    後に蒸気乾燥器を前記ドライヤー,セパレータープール
    から原子炉ウエルへ気中移送して前記原子炉圧力容器内
    に戻し入れることを特徴とした原子炉内構造物の取扱方
    法。
  5. 【請求項5】原子力発電所のドライヤー,セパレーター
    プール内に置かれ、原子炉圧力容器の炉内構造物である
    蒸気乾燥器と前記蒸気乾燥器の上方と側方外周囲との遮
    蔽液体とを収容できる大きさを有し、前記蒸気乾燥器を
    前記遮蔽液体で水没状態で保管する容器を備えた原子炉
    内構造物の保管装置。
  6. 【請求項6】請求項5において、容器の側方外周囲壁は
    上下方向に折り畳み自在な構造を備えていることを特徴
    とした原子炉構造物の保管装置。
  7. 【請求項7】請求項6において、容器の側方外周囲壁内
    面には遮蔽液体よりも比重の軽い浮体が装備されている
    ことを特徴とした原子炉構造物の保管装置。
  8. 【請求項8】請求項6から請求項7までのいずれか一項
    において、容器には容器の側方外周囲壁に沿って上下方
    向に伸縮自在な構造を備えた補強ポールが装備されてい
    ることを特徴とした原子炉構造物の保管装置。
  9. 【請求項9】請求項5において、蒸気乾燥器と容器の内
    壁面との間と成る位置に前記内壁面の倒れを抑制する支
    えが前記内壁面に取付けて装備されていることを特徴と
    した原子炉構造物の保管装置。
  10. 【請求項10】請求項5において、容器の側方外周囲壁
    の外側に前記側方外周囲壁の上下方向に沿って衝立が外
    部補強構造として装備されていることを特徴とした原子
    炉構造物の保管装置。
  11. 【請求項11】請求項5において、前記容器は蒸気乾燥
    器の底部に対向する底が欠如されていることを特徴とし
    た原子炉内構造物の保管装置。
  12. 【請求項12】請求項5において、容器の側方外周囲壁
    が左右に開閉自在な構造を備えていることを特徴とした
    原子炉内構造物の保管装置。
  13. 【請求項13】原子力発電所のドライヤー,セパレータ
    ープール内であって、炉内構造物が保管される領域に隣
    接して設けた中空構造物と、前記中空構造物の中空内に
    入れられた遮蔽液体とを備えた原子炉内構造物の保管装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13において、中空構造物は炉内
    構造物が保管される領域の外周囲を囲う筒状の配置でド
    ライヤー,セパレータープール内に装備されていること
    を特徴とした原子炉内構造物の保管装置。
  15. 【請求項15】請求項5から請求項14までのいずれか
    一項において、蒸気乾燥器は原子炉圧力容器内の炉内構
    造物である気水分離器であることを特徴とした原子炉内
    構造物の保管装置。
JP8121328A 1996-05-16 1996-05-16 原子炉内構造物の取扱方法及び原子炉内構造物の保管装置 Pending JPH09304578A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010043995A (ja) * 2008-08-15 2010-02-25 Toshiba Corp シュラウドヘッドの補修方法
JP2010256289A (ja) * 2009-04-28 2010-11-11 Toshiba Corp シュラウドヘッドの補修方法およびその補修構造
JP2010266307A (ja) * 2009-05-14 2010-11-25 Toshiba Corp シュラウドヘッド仮置き装置および同装置の設置方法
JP2015184226A (ja) * 2014-03-26 2015-10-22 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 放射線遮蔽体

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