JPH09304440A - 電流検出装置 - Google Patents

電流検出装置

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JPH09304440A
JPH09304440A JP8125319A JP12531996A JPH09304440A JP H09304440 A JPH09304440 A JP H09304440A JP 8125319 A JP8125319 A JP 8125319A JP 12531996 A JP12531996 A JP 12531996A JP H09304440 A JPH09304440 A JP H09304440A
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flat
conductors
dividing
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JP8125319A
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Koji Yamada
幸治 山田
Masatake Yoshihara
正猛 吉原
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電流分割器とホール電流検出器とを用いた電
流検出装置における検出精度の向上、組立の簡易化、検
出ゲイン調整の容易化。 【解決手段】 電流分割器10の電流分割用導体11,
12を導体の平板をL字形状に折り曲げたものとし、電
流検出用導体13を任意断面積の導体の平板とする。こ
れにより組立工程において各導体11,12,13の位
置、長さ、経路、形状に誤差が殆ど生じないので、検出
精度のばらつきが少なく、検出精度が向上し、また組立
が簡易化する。更に、電流検出用導体13の断面積を一
部異ならせる加工を行うことにより、検出ゲインを容易
に調整することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インバータ回路の
直流回路に流れるインバータ電流などの検出対象電流
を、ホール電流検出器と電流分割器を用いて検出する装
置に関し、特に検出精度の向上、組立の簡易化、検出ゲ
イン調整の容易化を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】ホール電流検出器はそれに形成されてい
る貫通孔を通る導体に流れる電流を検出するものである
が、下記(1)(2)の理由により電流分割器を併用す
ることが多い。 (1) ホール電流検出器内にインバータ電流のような
高周波の大電流をそのまま貫通させると、内部のコアが
鉄損や銅損により発熱する。そこで、ホール電流検出器
の外を通る経路に一部の電流を分流させることにより、
ホール電流検出器内を貫通する電流を減らして、発熱を
抑える。 (2) ホール電流検出器自体の変流比に比べて、更に
大きな変流比を必要とする場合がある。
【0003】ホール電流検出器と電流分割器を併用した
電流検出装置の従来例として、実開平5−25982号
公報により開示されたものが知られている。以下、その
概要を図9〜図12を参照して説明する。
【0004】図9に示す従来の電流検出装置において
は、インバータの直流回路1(具体的には、それを構成
する銅バーと称される平板の導体)上の適宜位置にホー
ル電流検出器(HCT)2を配置し、このホール電流検
出器2を貫通する位置に電線(この電線を、以下電流検
出線と称す)23を配置し、この電流検出線23の両端
部を、ホール電流検出器2を挾む位置の導体1に締付具
24で接続してある。この例では導体1と電流検出線2
3が電流分割器20を構成する。
【0005】図9において、検出対象電流Iの一部分I
3 が電流検出線23に流れ、残りI 1 が導体1をそのま
ま流れ、再びIとなる。この電流検出線23に流れるI
3 をホール電流検出器2で検出することにより、領域S
内における電流検出線23のインピーダンスと導体1の
インピーダンスとの関係で定まるIとI3 の分流比か
ら、検出対象電流Iを検出することができる。なお、V
は検出出力電圧を示す。
【0006】図10に示す従来の電流検出装置において
は、電流分割器20Aは予め設定した分流比(例えば
2:1)を持つ互いに並列に接続された2個の平板の導
体21,22と電線による電流検出線23とで構成され
る。即ち、2個の導体21,22をインバータの直流回
路1(具体的には、それを構成する銅バーと称される平
板の導体)に挿入し、ホール電流検出器(HCT)2を
電流分割器20Aの適宜位置に配置し、更にこのホール
電流検出器2を貫通する位置に電流検出線23を配置
し、この電流検出線23の両端部を、ホール電流検出器
2を挾む位置の導体21,22に締付具24で接続して
ある。
【0007】図10において、検出対象電流Iは2個の
導体21,22に対して予め設定した分流比により2つ
の電流I1 とI2 に分流し、再び合流する。そして、I
1 またはI2 から電流検出線23に一部の電流I3 が流
れるので、この電流I3 をホール電流検出器2で検出す
ることにより、検出対象電流Iを検出することができ
る。Vは検出出力電圧を示す。
【0008】図11に示す従来の電流検出装置において
は、1個の平板の導体21と、1個の電線による分流線
25と、1個の電線による電流検出線23とで電流分割
器20Bが構成される。即ち、インバータの導体1に導
体21を挿入して、この導体21上の適宜位置にホール
電流検出器2を配置し、このホール電流検出器2に電流
検出線23を貫通してその両端部をホール電流検出器2
を挾む位置の導体21に締付具24で接続し、更に、こ
の締付具24よりも外側に位置する導体21の両端部に
分流線25の両端部を締付具26で接続し、この分流線
25をホール電流検出器2を挾んで導体21とは反対側
に配置してある。
【0009】図11において、検出対象電流Iの大部分
1 が導体21に流れ、分流線25と電流検出線23に
それぞれ小さな電流I2 ,I3 が流れるので、電流検出
線23に流れる電流I3 をホール電流検出器2で検出す
ることにより、検出対象電流Iを検出することができ
る。この場合、分流線25の長さとか太さを適当に選択
することにより、電流検出線23への分流比を設定する
ことができ、また、導体21側の誘導リアクタンス(ω
L)と電流検出線23側の誘導リアクタンス(ωL)と
のバランスを取ることができる。
【0010】図12に示す従来の電流検出装置において
は、電流分割器20Cは2個の平板の導体21,22と
電線による電流検出線23とで構成されるが、2個の導
体21,22は電流方向が互いに逆向きとなるように且
つ近接して平行となるように配置されている。即ち、一
方の導体21と他方の導体22を近接して平行に配置
し、これら2個の導体21,22の一端部を導線27で
直列に連結して他端部をインバータの導体1に挿入し、
一方の導体21上の適宜位置にホール電流検出器2を配
置し、このホール電流検出器2に電流検出線23を貫通
してその両端部をホール電流検出器2を挾む位置の導体
21に締付具24で接続してある。
【0011】図12において、2つの導体21,22が
近接して平行であり且つそれらに流れる電流I1 ,Iが
逆向きであるから、導体21,22側の誘導リアクタン
ス(ωL)が導体21単独の場合に比べて低減する。そ
のため、導体21,22間の距離とか、電流検出線23
の長さ及び太さを調整することにより、導体21側の誘
導リアクタンス(ωL)と電流検出線23側の誘導リア
クタンス(ωL)とのバランスを取ることができる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の電流検出装置には、いずれも電線による電流検出線
23を使用していることから、以下に述べる点で改善の
余地がある。
【0013】まず、この種の電流検出装置の用途は主
に、過電流のレベル検出器としての使用と、電流制御ル
ープを組むための電流検出器としての使用であり、それ
ぞれ用途特有の性能が要求されるが、個々の電流検出装
置での性能のばらつきが小さいことが共通して要求され
る。
【0014】即ち、電流制御ループを組むための電流検
出器としての使用では、入力電流Iと検出出力電圧Vと
の間のゲイン特性に直線性が要求され、しかも、個々の
ばらつきが少ないことが望まれる。これに対し、過電流
のレベル検出器としての使用では、入出力間のゲイン特
性に直線性は要求されないが、個々のばらつきが少ない
ことは必要である。
【0015】そこで、従来の電流検出装置の性能のばら
つきについて考察する。まず、インバータ電流などの高
周波成分を含む電流を分流する場合、分流比は単なる抵
抗値の比とはならず、誘導リアクタンス(ωL)の影響
を受け、一般に周波数特性を持つ。
【0016】一方、電線による電流検出線23を用いる
場合は、電流分割器の製作精度によって、個々の電流検
出装置において電流検出線23の位置、経路、長さ、形
状などに誤差が生じる。すると、この誤差により、ホー
ル電流検出器2外を通る電流の経路が持つ誘導リアクタ
ンス(ωL)と、ホール電流検出器2内を貫通する電流
の経路が持つ誘導リアクタンス(ωL)との関係に変化
が生じ、誤差の程度によっては電流検出装置の周波数特
性にばらつきが生じて、その分検出精度が低下すること
になる。この性能のばらつきを抑えるために、組立工程
において、電流検出線23の位置、経路、長さ、形状な
どの製作精度を高めるための特別の工夫、例えば製作上
の注意事項の作成とそれの遵守のための管理をしてい
る。また、検出ゲインの調整にもこれらの工夫を適用す
る。
【0017】従って本発明の目的は、検出精度の向上、
組立の簡易化、更には検出ゲイン調整の容易化を実現す
ることができる電流検出装置の提供にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
第1の発明は、電流検出用導体及び互いに並列に接続さ
れる複数個の電流分割用導体を有し、検出対象の電流が
流れる回路に挿入される電流分割器と、この電流分割器
の適宜位置に配置されるホール電流検出器とを具備し、
上記電流検出用導体が上記ホール電流検出器に貫通して
配置され、同電流検出用導体の両端部が上記ホール電流
検出器を挾む位置の上記電流分割用導体に接続される電
流検出装置において、上記電流分割用導体は導体の平板
がL字形状に折り曲げられたものであり、上記電流検出
用導体は任意断面積の導体の平板であることを特徴とす
る。
【0019】第2の発明は、第1の発明における前記任
意断面積の導体の平板に代えて、前記電流検出用導体は
任意断面積の円形または多角形の導体のスタッドボルト
であることを特徴とする電流検出装置である。
【0020】第3の発明は、第1または第2の発明にお
ける前記電流検出用導体の数は2個であり、これら第1
と第2の電流分割用導体はともに、第1の平坦部と、こ
の第1の平坦部から直角に折れ曲がった第2の平坦部
と、この第2の平坦部から第1の平坦部とは反対側に直
角に折れ曲がった第3の平坦部とを有し、第2の平坦部
の長さは第1及び第2の電流分割用導体間で互いに等し
いこと、第1の電流分割用導体の第1の平坦部と第2の
電流分割用導体の第3の平坦部とが平行に配置されて互
いに接続され、且つ第1の電流分割用導体の第3の平坦
部と第2の電流分割用導体の第1の平坦部とが平行に配
置されて互いに接続されること、及び前記電流検出用導
体の両端部が、第1及び第2の電流分割用導体の互いに
向き合う2対の平坦部のうち、いずれか一対の平坦部に
接続されることを特徴とする電流検出装置である。
【0021】第4の発明は、第3の発明における前記電
流検出用導体は、第1及び第2の電流分割用導体の互い
に向き合う2対の平坦部のうち、同電流検出用導体の両
端部が接続されない方の一対の平坦部の間の中央に位置
すること、及び、これら電流検出用導体及び電流分割用
導体は互いに材質と断面積が同じであることを特徴とす
る電流検出装置である。
【0022】第5の発明は、第1または第2または第3
の発明における前記電流検出用導体の一部分が残りの部
分に対して断面積が異なる加工を施されていることを特
徴とする電流検出装置である。
【0023】第6の発明は、電流検出用導体及び1個の
電流分割用導体を有し、検出対象の電流が流れる回路に
挿入される電流分割器と、この電流分割器の適宜位置に
配置されるホール電流検出器とを具備し、上記電流検出
用導体が上記ホール電流検出器に貫通して配置され、同
電流検出用導体の両端部が上記ホール電流検出器を挾む
位置の上記電流分割用導体に接続される電流検出装置に
おいて、上記電流分割用導体及び上記電流検出用導体は
ともに導体の平板がL字形状に折り曲げられたものであ
ることを特徴とするものである。
【0024】第7の発明は、第6の発明に加えて前記電
流分割用導体と同様に導体の平板がL字形状に折り曲げ
られてなる第2の導体を追加して具備し、この第2の導
体は上記電流分割用導体に対して近接して平行に配置さ
れ且つ電流方向が逆向きに前記回路に挿入されることを
特徴とする電流検出装置である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
【0026】図1は本発明の第1の実施の形態に係る電
流検出装置の構成を示す。この電流検出装置の基本的な
構成について説明すると、同装置はホール電流検出器
(HCT)2と電流分割器10からなり、電流分割器1
0は1個の電流検出用導体13と互いに並列に接続され
た複数個(図では2個)の電流分割用導体11,12か
らなり、更に、各電流分割用導体11,12は導体の平
板を予めプレス等によりL字形状に折り曲げたものであ
り、電流検出用導体13は導体の平板(あるいは図2に
示すような円形または多角形の導体のスタッドボルト)
である。そして、インバータの直流回路を構成する平板
の導体1に電流分割器10を挿入して、その適宜位置に
ホール電流検出器2を配置し、更に、電流検出用導体1
3をホール電流検出器2内を貫通する位置に配置した状
態で、この導体13の両端部13−1,13−3を、ホ
ール電流検出器2を挾む位置の電流分割用導体11,1
2に接続してある。この場合、各電流分割用導体11,
12が導体の平板をL字形状に折り曲げたものであり、
しかも、電流検出用導体13が電線ではなく導体の平板
(あるいはスタッドボルト)であるから、電流分割器1
0の組立工程において製作精度を高めるための特別な工
夫をしなくても、電流検出用導体13の位置、長さ、経
路、形状などに誤差が生じる可能性が電線に比べて極め
て少なく、検出精度のばらつきが少ない。従って、検出
精度が向上し、また組立が簡易化する。また、電流検出
用導体13の一部分の断面積を残りの部分と異ならせる
加工を行うことにより、検出ゲインを容易に調整するこ
とができる。
【0027】以上の説明は本発明の極く基本的なもので
あり、過電流のレベル検出器としての用途であれば、各
電流分割用導体11,12及び電流検出用導体13の材
質も断面積も互いに同じである必要はなく、ただ導体自
身の重量及び構造を維持することができる強度や剛性を
持っていれば良い。
【0028】更に、図1に例示した電流検出装置は、電
流制御ループを組むための検出器としても使用できるよ
うに、以下に述べるように、入出力間のゲイン特性に直
線性をもたせる工夫をしている。
【0029】まず、電流分割用導体は第1の導体11と
第2の導体12の2個であり、導体の平板をプレス等に
より予めL字形状に折り曲げたものであるが、材質、断
面積、長さ、幅、形状が互いに同じである。形状につい
て言うと、第1及び第2の両電流分割用導体11,12
はともに、第1の平坦部11−1,12−1と、この第
1の平坦部11−1,12−1から直角に折れ曲がった
第2の平坦部11−2,12−2と、この第2の平坦部
11−2,12−2から第1の平坦部11−1,12−
1とは反対側に直角に折れ曲がった第3の平坦部11−
3,12−3とを有し、第1の平坦部どうし、第2の平
坦部どうし、第3の平坦部どうしは長さが同じである。
そして、第1の電流分割用導体11の第1の平坦部11
−1と第2の電流分割用導体12の第3の平坦部12−
3とを平行に接して配置し、且つ第1の電流分割用導体
11の第3の平坦部11−3と第2の電流分割用導体1
2の第1の平坦部12−1とを平行に接して配置してそ
れぞれ接続することにより、第1と第2の両導体11,
12を互いに並列に接続している。このようにして長方
形状に並列接続された第1と第2の電流分割用導体1
1,12をインバータ直流回路の導体1に挿入して両端
部を接続し、ホール電流検出器2を導体11,12間の
適宜位置に配置する。14と15はそれぞれ導体接続部
を示している。
【0030】次に、電流検出用導体13は導体の平板で
あるが、その材質、断面積、幅は第1及び第2の電流分
割用導体11,12と同じである。この電流検出用導体
13の両端部13−1,13−3は電流分割用導体1
1,12との接続のために、第2の平坦部11−2,1
2−2間と同じ長さの中央部13−2を残して、プレス
等により予め逆向きに直角に折り曲げてある。更に、電
流検出用導体13を第1の電流分割用導体11の第3の
平坦部11−3と第2の電流分割用導体12の第3の平
坦部12−3との間の中央に位置させるために、両端部
13−1,13−3及び各平坦部11−2,12−2に
接続用の加工、例えば穴加工を予め施してある。
【0031】このような電流検出用導体13をホール電
流検出器2内に貫通して配置し、その中央部13−2を
第3の平坦部11−3,12−3間の中央に位置させ、
且つその両端部13−1,13−3をホール電流検出器
2を挾む位置の第1及び第2の電流分割用導体11,1
2の第2の平坦部11−2,12−2に接続する。16
は導体接続部を示している。
【0032】このようにホール電流検出器2内を貫通す
る電流検出用導体13の断面積とホール電流検出器2外
を通る第1及び第2の電流分割用導体11,12の各断
面積とが互いに等しく、材質が同じであるから、単位長
当たりの表面積が等しく表皮効果のインピーダンスへの
影響が同じで、直線性の良い入出力間のゲイン特性が得
られる。この場合の分流比は3:1である。更に、電流
検出用導体13が第1及び第2の電流分割用導体11,
12の第3の平坦部11−3,12−3間の中央に配置
されることにより、入出力間のゲイン特性の直線性が最
も良くなる。
【0033】なお、図3(A)に示すようにホール電流
検出器2及び電流検出用導体13の向きを図1に対して
90度ずらして、この導体13の両端部13−1,13
−3を第1及び第2の電流分割用導体11,12の各第
3の平坦部11−3,12−3に接続しても良い。この
場合も、電流検出用導体13の位置を第1及び第2の電
流分割用導体11,12の各第2の平坦部11−2,1
2−2の中央にすると良い。
【0034】分流比を3:1よりもっと大きく取りたい
場合は、図1または図3(A)における電流検出用導体
13の断面積を少なくするのが簡単である。この場合、
入出力間のゲイン特性の直線性が崩れるが、過電流のレ
ベル検出器として使用には十分可能である。
【0035】入出力間の直線性が不要ならば、図3
(B)に破線で示すように、電流検出用導体13を中央
からずらしたり、または図示しないが斜めにして配置す
ることも可能である。
【0036】次に、本発明の第2の実施の形態に係る電
流検出装置を、図2を参照して説明する。図2に示す電
流検出装置は、図1に示した電流検出装置と比べて、平
板の電流検出用導体13を円形または多角形の導体のス
タッドボルト(植込みボルト)による電流検出用導体1
3Aに置き換えたことと、これに伴い第1及び第2の電
流分割用導体11,12の各第2の平坦部11−2,1
2−2の中央に接続用の穴加工を施してあること以外、
同じである。よって、電流分割器10Aはスタッドボル
トによる電流検出用導体13A及び互いに並列に接続さ
れた第1及び第2の電流分割用導体11,12により構
成され、各電流分割用導体11,12はともに、図1を
参照して既に説明した通りに第1の平坦部11−1,1
2−1と、第2の平坦部11−2,12−2と、第3の
平坦部11−3,12−3を有するように平板の導体を
L字形状に折り曲げたものである。14,15及び16
は導体接続部である。
【0037】図2において、電流分割器10Aの前述の
如く互いに並列に接続された第1及び第2の電流分割用
導体11,12をインバータ直流回路の平板の導体1に
挿入して直列に接続し、電流分割器10Aの適宜位置に
ホール電流検出器2を配置し、更に、このホール電流検
出器2を貫通してスタッドボルトによる電流検出用導体
13Aを配置し、この電流検出用導体13Aの両端部1
3A−1,13A−3を、ホール電流検出器2を挾む位
置の第1及び第2の電流分割用導体11,12の各第2
の平坦部11−2,12−2にナットを用いて接続する
ことにより、電流検出装置を形成する。電流検出用導体
13Aは、第1及び第2の電流分割用導体11,12の
第3の平坦部11−3,12−3間の中央に位置する。
【0038】従って、図2に示したスタッドボルトを電
流検出用導体13Aに使用した電流検出装置も、図1の
ものと同じく、電流分割器10Aの組立工程において電
流検出用導体13Aの位置、長さ、経路、形状などに誤
差が殆ど生じないため、検出精度の向上及び組立の簡易
化が実現する。この場合、電流検出用導体13Aがスタ
ッドボルトであることから、その両端部13A−1,1
3A−3に元来ねじが形成されているので、平板の電流
検出用導体13のような接続用の加工を施す必要がない
と言う利点がある。
【0039】更に、第1及び第2の電流分割用導体1
1,12の断面積とスタッドボルトによる電流検出用導
体13Aの断面積とを互いに等しく、また材質を同じに
することにより、分流比は3:1であるが、直線性の良
い入出力間のゲイン特性が得られる。また、この電流検
出用導体13Aの位置が第3の平坦部11−3,12−
3間の中央である場合は、直線性が最も良くなる。
【0040】スタッドボルトの電流検出用導体13Aを
使用する場合も、図4(A)に示すように、ホール電流
検出器2及び電流検出用導体13Aを図2に対して90
度ずらして配置し、接続を行っても良い。
【0041】また、入出力間の直線性は崩れるが、スタ
ッドボルトの断面積を少なくして分流比を3:1よりも
大きく取ることができる。更に、入出力間の直線性が不
要ならば、図4(B)に破線で示すように、電流検出用
導体13Aを中央からずらして配置することも可能であ
る。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態に係る電
流検出装置を、図5を参照して説明する。図5に示す電
流検出装置は、図1に示した電流検出装置に比べて、電
流分割器10Bの構成が大幅に異なる。
【0043】図5において、電流分割器10Bは電流検
出用導体13Bと1個の電流分割用導体12からなり、
これらの導体12,13Bはともに導体の平板を予めプ
レス等によりL字形状に折り曲げたものである。具体的
には、電流分割用導体12は図1に示した同符号の導体
12と同形状をなし、第1の平坦部12−1と、この第
1の平板部12−1から直角に折れ曲がった第2の平坦
部12−2と、この第2の平坦部12−2から第1の平
坦部12−1とは反対側に直角に折れ曲がった第3の平
坦部12−3とを有する。電流検出用導体13Bは中央
部13B−2と、接続のために互いに反対側に直角に折
れ曲がった両端部13B−1,13B−3とを有する。
なお、電流分割用導体12の第1及び第3の平坦部12
−1,12−3と電流検出用導体13Bの両端部13B
−1,13B−3には、接続用の穴加工を予め施してあ
る。
【0044】従って、図5に示す電流検出装置において
は、インバータ直流回路の平板の導体1に電流分割器1
0Bの電流分割用導体12を挿入して直列に接続し、こ
の電流分割器10Bの適宜位置にホール電流検出器2を
配置して、更に、このホール電流検出器2内を貫通して
電流検出用導体13Bを配置し、この電流検出用導体1
3Bの両端部13B−1,13B−3を、ホール電流検
出器2を挾む位置の電流分割用導体12の第1及び第3
の平坦部12−1,12−3に接続する。15と16は
導体接続部を示す。
【0045】図5に示した電流検出装置においては、ホ
ール電流検出器2内を貫通する電流経路(電流検出用導
体13B)の長さとホール電流検出器2外を通る電流経
路(電流分割用導体12)の長さとが等しいため、導体
12,13Bの材質及び断面積を同じにすることにより
2:1の分流比を得ることができ、また入出力間の直線
性が良い。
【0046】また、電流分割用及び電流検出用の各導体
12,13Bが導体の平板を折り曲げたものであるか
ら、電流分割器10Bの組立工程においてこれら導体の
位置、長さ、経路、形状などない誤差が殆ど生じないた
め、検出精度の向上及び組立の簡易化が実現する。
【0047】次に、本発明の第4の実施の形態に係る電
流検出装置を、図6を参照して説明する。図6に示す電
流検出装置は、図5に示した電流検出装置と比べて、電
流分割器10Bに第2の導体12Aを追加して電流分割
器10Cを構成した点が異なる。従って、電流分割用導
体12と電流検出用導体13Bは図5に示した同符号の
ものと同じである。
【0048】図6において、第2の導体12Aは導体の
平板をL字形状に折り曲げたものであるが、本例では電
流分割用導体12と同形状に、同じ材質及び断面積の導
体の平板を予めプレス等により折り曲げてあり、第1の
平坦部12A−1と、この第1の平坦部12A−1から
直角に折れ曲がった第2の平坦部12A−2と、この第
2の平坦部12A−2から第1の平坦部12A−1とは
反対側に直角に折れ曲がった第3の平坦部12A−3と
を有する。この第2の導体12Aは予め電流分割用導体
12の裏側に同じ姿勢で近接して平行に配置され、絶縁
スペーサ17を介して互いに固定されると共に導体18
により一端部(図では第3の平坦部12−3,12A−
3)どうしで直列に接続されている。
【0049】このように直列に接続された2つの導体1
2と12Aをインバータ直流回路の平板の導体1に挿入
してそれぞれの他端部(図では第1の平坦部12−1,
12A−1)を直列に接続し、そのうち導体12側の適
宜位置にホール電流検出器2を配置して、更に、このホ
ール電流検出器2内を貫通して電流検出用導体13Bを
配置し、この電流検出用導体13Bの両端部13B−
1,13B−3を、ホール電流検出器2を挾む位置の電
流分割用導体12の第1及び第3の平坦部12−1,1
2−3に接続する。15,16及び19は導体接続部を
示す。
【0050】図6に示した電流検出装置においては、電
流分割用導体12に近接して平行に第2の導体12Aが
配置され、これら両導体12,12Aには互いに逆向き
に電流が流れる。そのため、電流分割用導体12側の誘
導リアクタンス(ωL)が減少するので、電流検出用導
体13Bの断面積を小さくして分流比を大きく設定して
も、電流検出用導体13B側の誘導リアクタンス(ω
L)と近い値になり、周波数特性が向上する。
【0051】また、電流分割用導体12、第2の導体1
2A及び電流検出用導体13Bがともに導体の平板を折
り曲げたものであるから、電流分割器10Cの組立工程
においてこれら導体の位置、長さ、経路、形状などに誤
差が殆ど生じないため、検出精度の向上及び組立の簡易
化が実現する。
【0052】上述した本発明の第1〜第4いずれかの実
施の形態においても、電流検出用導体13,13A,1
3Bの断面積を変化させることにより分流比を変化させ
ることが可能であり、これにより電流検出の検出ゲイン
を決定することができる。
【0053】特に、図7(A)〜(C)に示すように、
導体のスタッドボルトによる電流検出用導体13Aの一
部、例えば中央部13A−2の一部を残りの部分よりも
小さな断面積に異ならせるための直径を削る機械加工を
行うことにより、電流検出ゲインを容易に調整すること
ができる。同様に、図8(A)〜(C)に示すように、
導体の平板による電流検出用導体13,13Bの例えば
中央部の一部を残りの部分よりも小さな断面積に異なら
せるための導体幅を削る機械加工を行うことにより、電
流検出ゲインを調整することができる。
【0054】なお、上記の説明では電流分割器10〜1
0Cを全てインバータの直流回路に挿入しているが、こ
れに限らず、検出対象の電流が流れる任意の導体に挿入
することができる。
【0055】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば電流検出装置の検出精度が向上し、また組立が簡易
化する。更に、電流検出用導体の断面積を加工により一
部異ならせることにより、検出ゲインを容易に調整する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る電流検出装置
の構成を示す図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る電流検出装置
の構成を示す図。
【図3】図1における電流検出用導体の配置の他の例を
示す図。
【図4】図2における電流検出用導体の配置の他の例を
示す図。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る電流検出装置
の構成を示す図。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る電流検出装置
の構成を示す図。
【図7】電流検出用導体の断面積変更の加工例を示す
図。
【図8】電流検出用導体の断面積変更の加工例を示す
図。
【図9】従来の電流検出装置を示す図。
【図10】従来の電流検出装置を示す図。
【図11】従来の電流検出装置を示す図。
【図12】従来の電流検出装置を示す図。
【符号の説明】
1 インバータ直流回路の導体 2 ホール電流検出器 10,10A,10B,10C 電流分割器 11,12 電流分割用導体 12A 第2の導体 13,13B 導体の平板による電流検出用導体 13A 導体のスタッドボルトによる電流分割用導体 14,15,16,19 導体接続部 17 絶縁スペーサ 18 直列用導体

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流検出用導体及び互いに並列に接続さ
    れる複数個の電流分割用導体を有し、検出対象の電流が
    流れる回路に挿入される電流分割器と、この電流分割器
    の適宜位置に配置されるホール電流検出器とを具備し、
    上記電流検出用導体が上記ホール電流検出器に貫通して
    配置され、同電流検出用導体の両端部が上記ホール電流
    検出器を挾む位置の上記電流分割用導体に接続される電
    流検出装置において、 上記電流分割用導体は導体の平板がL字形状に折り曲げ
    られたものであり、上記電流検出用導体は任意断面積の
    導体の平板であることを特徴とする電流検出装置。
  2. 【請求項2】 前記電流検出用導体は、前記任意断面積
    の導体の平板に代えて、任意断面積の円形または多角形
    の導体のスタッドボルトであることを特徴とする請求項
    1に記載の電流検出装置。
  3. 【請求項3】 前記電流検出用導体の数は2個であり、
    これら第1と第2の電流分割用導体はともに、第1の平
    坦部と、この第1の平坦部から直角に折れ曲がった第2
    の平坦部と、この第2の平坦部から第1の平坦部とは反
    対側に直角に折れ曲がった第3の平坦部とを有し、第2
    の平坦部の長さは第1及び第2の電流分割用導体間で互
    いに等しいこと、 第1の電流分割用導体の第1の平坦部と第2の電流分割
    用導体の第3の平坦部とが平行に配置されて互いに接続
    され、且つ第1の電流分割用導体の第3の平坦部と第2
    の電流分割用導体の第1の平坦部とが平行に配置されて
    互いに接続されること、及び前記電流検出用導体の両端
    部が、第1及び第2の電流分割用導体の互いに向き合う
    2対の平坦部のうち、いずれか一対の平坦部に接続され
    ることを特徴とする請求項1または2に記載の電流検出
    装置。
  4. 【請求項4】 前記電流検出用導体は、第1及び第2の
    電流分割用導体の互いに向き合う2対の平坦部のうち、
    同電流検出用導体の両端部が接続されない方の一対の平
    坦部の間の中央に位置すること、及び、これら電流検出
    用導体及び電流分割用導体は互いに材質と断面積が同じ
    であることを特徴とする請求項3に記載の電流検出装
    置。
  5. 【請求項5】 前記電流検出用導体の一部分が残りの部
    分に対して断面積が異なる加工を施されていることを特
    徴とする請求項1から3いずれかに記載の電流検出装
    置。
  6. 【請求項6】 電流検出用導体及び1個の電流分割用導
    体を有し、検出対象の電流が流れる回路に挿入される電
    流分割器と、この電流分割器の適宜位置に配置されるホ
    ール電流検出器とを具備し、上記電流検出用導体が上記
    ホール電流検出器に貫通して配置され、同電流検出用導
    体の両端部が上記ホール電流検出器を挾む位置の上記電
    流分割用導体に接続される電流検出装置において、 上記電流分割用導体及び上記電流検出用導体はともに導
    体の平板がL字形状に折り曲げられたものであることを
    特徴とする電流検出装置。
  7. 【請求項7】 前記電流分割用導体と同様に導体の平板
    がL字形状に折り曲げられてなる第2の導体を追加して
    具備し、この第2の導体は上記電流分割用導体に対して
    近接して平行に配置され且つ電流方向が逆向きに前記回
    路に挿入されることを特徴とする請求項6に記載の電流
    検出装置。
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