JP2582907Y2 - アッテネータ - Google Patents

アッテネータ

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JP2582907Y2 JP7343492U JP7343492U JP2582907Y2 JP 2582907 Y2 JP2582907 Y2 JP 2582907Y2 JP 7343492 U JP7343492 U JP 7343492U JP 7343492 U JP7343492 U JP 7343492U JP 2582907 Y2 JP2582907 Y2 JP 2582907Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子的スイッチ例えば
バイアス電圧で導通するダイオード特にPINダイオー
ドを使用した多段階に高周波を減衰させることが可能な
アッテネータに関する。
【0002】
【従来の技術】図3はこのようなアッテネータの従来例
を示す回路図である。このようなアッテネータは特開昭
62−23215号公報に記載され公知である。
【0003】これを説明する。スルーライン251に
は、高周波入力端201、コンデンサ202、PINダ
イオード204,206,208,210,212、コ
ンデンサ215および高周波出力端216が順に設けら
れている。PINダイオード204,206,208,
210,212はいずれも高周波入力端201側にカソ
ードが向けられている。コンデンサ202およびPIN
ダイオード204間にはPINダイオード230のカソ
ードが接続されているとともに、バイアス用の高周波チ
ョークコイル203が接続されている。PINダイオー
ド230のアノードはPINダイオード231のカソー
ドに接続され、PINダイオード231のアノードは抵
抗219を介して接地されている。PINダイオード2
30,231間には抵抗218を介して制御ライン20
5が接続されている。制御ライン205には一端が接地
されたコンデンサ217が接続されている。また、PI
Nダイオード230,231間にはコンデンサ238を
介してΤ型の電力分割器243の図示下端が接続されて
いる。電力分割器243の図示左端は抵抗242を介し
て接地され、図示右端はπ型の減衰エレメント244に
接続されている。PINダイオード230,231、抵
抗218,219、コンデンサ217,238、制御ラ
イン205、電力分割器243および減衰エレメント2
44は第1のユニットを構成している。
【0004】PINダイオード204,206間には、
PINダイオード232,233、抵抗221,22
2、コンデンサ220,239、制御ライン207、電
力分割器245および減衰エレメント246からなる第
2のユニットが接続されている。PINダイオード20
6,208間には、PINダイオード234,235、
抵抗224,225、コンデンサ223,240、制御
ライン209、電力分割器247および減衰エレメント
248からなる第3のユニットが接続されている。PI
Nダイオード208,210間には、PINダイオード
236,237、抵抗227,228、コンデンサ22
6,241、制御ライン211、電力分割器249およ
び減衰エレメント250からなる第4のユニットが接続
されている。電力分割器245,247,249の図示
左端はそれぞれ隣接するユニットが減衰エレメント24
4,246,248に接続されている。減衰エレメント
250の図示右側はPINダイオード229のアノード
に接続され、PINダイオード229のカソードはPI
Nダイオード212、コンデンサ215間に接続されて
いる。また、PINダイオード212、コンデンサ21
5間には、一端が制御ライン213に接続された高周波
チョークコイル214が接続されている。
【0005】このアッテネータは、表1に示すように、
制御ライン205,207,209,211,213か
らのバイアスで各PINダイオード204,206,2
08,210,212,230,231,232,23
3,234,235,236,237,229をオンま
たはオフにすることにより、減衰量が5段階に可変であ
る。第1段階では、高周波入力端201に入力された信
号はコンデンサ202、PINダイオード204,20
6,208,210,212およびコンデンサ215を
通って高周波出力端216に出力される。すなわち減衰
が行われない。第2段階では減衰エレメント250によ
る減衰が行われる。第3段階では減衰エレメント24
8,250による減衰が行われる。第4段階では減衰エ
レメント246,248,250による減衰が行われ
る。第5段階では減衰エレメント244,246,24
8,250による減衰が行われる。
【0006】
【表1】
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来のアッテ
ネータは、減衰エレメント250,248,246,2
44を順次加えることによる減衰しかできず、これら減
衰エレメントの組合せを自由に設定できないため、減衰
段階を1段階増やすごとに減衰エレメントおよび電力分
配器を1個ずつ増やさなければならない。
【0008】つまり、従来のアッテネータは表1からも
理解できるようにN個の減衰エレメントを用いればN+
1段階の減衰段階しか得ることができなかった。減衰段
階を多くする要求はあるが減衰エレメントを多くすれば
コストが高くロスは増える。そこで、本考案の目的は二
つ以上の減衰エレメントは必要であるが、できるだけ少
ない減衰エレメントでより多段階の減衰量を選択できる
ようにしたアッテネータを提供することにある。これに
より、損失が少なく高寿命、高速動作可能な低価格のア
ッテネータを得ることができる。なお、一つだけの減衰
エレメントを用いても本考案の特徴はないが、アッテネ
ータとして使用可能である。
【0009】
【考案が解決するための手段】本考案のアッテネータ
は、第1の電子的スイッチの両端にそれぞれ第2の電子
的スイッチの一端を接続し、これら2個の第2の電子的
スイッチのそれぞれ他端をインピーダンスを介して制御
端子に接続し、さらにこれら第2の電子的スイッチの他
端どうしの間に減衰エレメントを接続して構成した減衰
セルを複数個を用意し、これら減衰セルの各第1の電子
的スイッチどうしを直列に接続して、この直列の電路を
スルーラインとし、そのスルーラインの一端を入力端
子、他端を出力端子としたアッテネータを構成して、各
減衰セルの二つの制御端子間に制御信号を加えることに
より上記の第1の電子的スイッチと第2の電子的スイッ
チの開閉を制御することによって、入力端子と出力端子
との間の電気的に接続される減衰エレメントを選択する
ように構成して減衰量を段階的に選択できるようにし
た。
【0010】又は、上記の減衰セルの他に互いに極性に
向き合ったまま接続された二つのダイオードで第1の電
子的スイッチを構成し、この第1の電子的スイッチの両
端にそれぞれダイオードを第1の電子的スイッチのダイ
オードの極性と同じ極性が接続されるように接続して各
第2の電子的スイッチとなして、この第2の電子的スイ
ッチの各他端をそれぞれインピーダンスを介して制御端
子に接続するとともにこれらの各他端間に減衰エレメン
トを接続して構成した特定減衰セルを1つ用意し、この
特定減衰セルと前記したの減衰セルの1つ以上とを、そ
れらの第1の電子的スイッチ同士が直列になるように接
続してこの直列の電路をスルーラインとし、このスルー
ラインの両端をアッテネータの入出力端子となして、さ
らに、スルーライン上の点である特定減衰セルの第1の
電子的スイッチである二つのダイオードの間の点をイン
ピーダンスを介して制御端子に接続し、この制御端子と
上記特定減衰セルの制御端子間に制御信号を加えること
によって、この特定減衰セルの第1の電子的スイッチと
第2の電子的スイッチの開閉を制御することと、更に1
つ以上存在する前記した減衰セルの第1の電子的スイッ
チと第2の電子的スイッチの開閉をその減衰セルの制御
端子間に制御信号を加えることによって制御し、もって
入力端子と出力端子間の電気的に接続される減衰エレメ
ントを選択するように構成して、減衰量を段階的に選択
できるようにしてもよい。そして、上記した第1の電子
的スイッチと第2の電子的スイッチがPINダイオード
によって構成するのがもっともよい。
【0011】
【作用】本考案では、第1の電子的スイッチである第1
のPINダイオードをオンまたはオフ、第2の電子的ス
イッチである第2、第3のPINダイオードをオフまた
はオンにするようにバイアスを選択することがセル毎に
独立して可能である。第1のPINダイオードがオン、
第2、第3のPINダイオードがオフであるときは、減
衰は行われない。第1のPINダイオードがオフ、第
2、第3のPINダイオードがオンであるときは、当該
セルの減衰エレメントによる減衰が行われる。すなわち
本考案では、セルの数をNとしたとき、減衰段階の数は
N 段階となる。
【0012】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1(a)〜(e)は本考案のアッテネー
タの実施例を構成するセル及び入力部・出力部を示す回
路図、図2(a)〜(f)は図1(a)〜(e)に示す
各セル及び入力部・出力部によるアッテネータの構成例
を示すブロック図である。
【0013】図1(a)は第1のセル即ち減衰セル10
1を示す。接続端11はスルーライン10に設けられた
PINダイオード12のアノードに接続されている。P
INダイオード12のカソードはスルーライン10に設
けられたPINダイオード13のアノードに接続されて
いる。PINダイオード13のカソードは接続端14に
接続されている。接続端11およびPINダイオード1
2間にはPINダイオード15のアノードが接続され、
PINダイオード13および接続端14間にはPINダ
イオード16のカソードが接続されている。PINダイ
オード15のカソードは、減衰エレメント17の一端と
接続されているとともに、コイル18を介して制御端子
20に接続されている。PINダイオード16のアノー
ドは、減衰エレメント17の他端に接続されているとと
もに、コイル19を介して制御端子21に接続されてい
る。
【0014】図1(b)は第2のセル即ち減衰セル10
2を示す。接続端31はスルーライン30に設けられた
PINダイオード32のカソードに接続されている。P
INダイオード32のアノードはスルーライン30に設
けられたPINダイオード33のカソードに接続されて
いる。PINダイオード33のアノードは接続端34に
接続されている。接続端31およびPINダイオード3
2間にはPINダイオード35のカソードが接続され、
PINダイオード33および接続端34間にはPINダ
イオード36のアノードが接続されている。PINダイ
オード35のアノードは、減衰エレメント37の一端に
接続されているとともに、コイル38を介して制御端子
40に接続されている。PINダイオード36のカソー
ドは、減衰エレメント37の他端に接続されているとと
もに、コイル39を介して制御端子41に接続されてい
る。
【0015】図1(c)は第3のセル即ち特定減衰セル
103を示す。接続端51はスルーライン50に設けら
れたPINダイオード52のアノードに接続されてい
る。PINダイオード52のカソードはスルーライン5
0に設けられたPINダイオード53のカソードに接続
されている。PINダイオード53のアノードは接続端
54に接続されている。接続端51およびPINダイオ
ード52間にはPINダイオード55のアノードが接続
され、PINダイオード53および接続端54間にはP
INダイオード56のアノードが接続されている。PI
Nダイオード55のカソードは、減衰エレメント57の
一端に接続されているとともに、コイル58を介して制
御端子60に接続されている。PINダイオード56の
カソードは、減衰エレメント57の他端に接続されてい
るとともに、コイル59を介して制御端子61に接続さ
れている。PINダイオード52、53間には、コイル
62を介して制御端子63が接続されているとともに、
カソードが接地されたシャント用のダイオード64のア
ノードが接続されている。
【0016】図1(d)は入力部104を示す。高周波
入力端71はスルーライン70に設けられたコンデンサ
72を介して接続端73に接続されている。コンデンサ
72および接続端73間にはコイル74を介して制御端
子75が接続されている。
【0017】図1(e)は出力部105を示す。接続端
81はスルーライン80に設けられたコンデンサ82を
介して高周波出力端83に接続されている。接続端81
およびコンデンサ82間にはコイル84を介して制御端
子85が接続されている。
【0018】セル101,102は、図示された向きが
異なるだけで実際は同一回路である。また、入力部・出
力部104,105も向きが異なるだけで同一回路であ
る。
【0019】バイアス用の素子である図1(a)〜
(e)中のコイル18,19,38,39,58,5
9,74,84としては、図3中の高周波チョークコイ
ル203,214を用いることができる。また、コイル
に代えて抵抗を用いることもできるが好ましくない。要
は高周波に抵抗を示すインピーダンスであればよい。
【0020】次に、図1(a)〜(e)に示す入力部・
出力部及び各セル101〜105によるアッテネータの
構成例について図2(a)〜(f)を参照して説明す
る。入力部104は図2(a)〜(f)の左端に1個だ
け用いられ、出力部105は図2(a)〜(f)の右端
に1個だけ用いられる。これら入力部・出力部104,
105は、それぞれ高周波入力端71、高周波出力端8
3に接続される外部装置と各セル101,102,10
3とを直流的に絶縁するとともに、バイアスをセル10
1,102,103に与えるためのものであり、減衰段
階の数には関係ないので、以下、セル101,102,
103の数をNとする。
【0021】N=1のときは、セル101かセル102
のみを接続してもよいが、図2(a)に示すように、入
力部・出力部104,105間にセル103のみを接続
する。この例は、各制御ラインのバイアスを表2に示す
ように設定することにより、スルーライン50(表中、
スルー時と記す)または減衰エレメント57の(表中、
ATTと記す)いずれか一方に信号を通すことができ
る。ここで、“L”は例えば−5V、“H”は例えば+
5Vとする。
【0022】
【表2】表 2 このようにN=1のときも減衰段階を2段に選択できる
が、本考案の特徴は生じない。
【0023】N=2のときは、図2(b)に示すよう
に、2個のセル101(図中、各符号にa,bを付して
区別する)で構成することができる。また、2個のセル
102で構成してもよい。表3は図2(b)に示す構成
を用いたときの各制御ラインのバイアスを示す。ただ
し、ATT1は左側のセル101aのアッテネーッタ・
エレメント17、ATT2は右側のセル101bの減衰
エレメント17を示す。なお、適例ではないが、101
aか101bに代えてセル103を用いてもよい。
【0024】
【表3】表 3 N=3のときは、図2(c)に示すように、順に入力部
104、セル101、セル103、セル102、出力部
105で構成することができ。このほか、3個のセル1
01または3個のセル102で構成してもよい。表4は
図2(c)に示す構成を用いたときの各制御端子のバイ
アスを示す。ただし、ATT1はセル101の減衰エレ
メント17、ATT2はセル103の減衰エレメント5
7、ATT3はセル102の減衰エレメント37を示
す。
【0025】
【表4】表 4 N=4のとき、図2(d)に示すように、順に入力部1
04、セル101、セル103、2個のセル102(図
中、各符号にa,bを付して区別する)、出力部105
で構成することができる。このほか、図2(e)に示す
ように、入力部104、2個のセル101、セル10
3、セル102、出力部105で構成してもよい。さら
に、入力部104、4個のセル101、出力部105ま
たは入力部104、4個のセル102、出力部105で
構成してもよい。表5は図2(d)に示す構成を用いた
ときの各制御端子のバイアスを示す。ただし、ATT1
はセル101の減衰エレメント17、ATT2はセル1
03のアッテネータエレメント57、ATT3は左側の
セル102aの減衰エレメント37、ATT4は右側の
セル102bの減衰エレメント37を示す。
【0026】
【表5】 以上、N=1〜4の例で明らかなように、各制御ライン
のバイアスはセル毎に独立して設定可能である。したが
って、図2の(f)のようにN=5以上の場合でも、バ
イアスの設定は容易である。全てのセル101〜103
で構成されている場合について説明すると、制御ライン
75,85は常に“H”、制御端子63は、特定減衰セ
ル103のスルー時に“L”、ATT使用時に“H”と
する。制御端子20,21は、当該セル101のスルー
時にそれぞれ“H”,“L”、ATT使用時にそれぞれ
“L”,“H”とする。制御端子40,41は、当該セ
ル102のスルー時にそれぞれ“L”,“H”、ATT
使用時にそれぞれ“H”,“L”とする。制御端子6
0,61は、特定減衰セル103のスルー時にそれぞれ
“H”、ATT使用時にそれぞれ“L”とする。セル1
03が使用されていない構成においては、N=2のとき
と同様に設定すればよい。
【0027】特定減衰セル103を使用する場合はシヤ
ントダイオード64が使用できるので、絶縁性が向上し
高減衰量のセルが実現できるという効果がある。
【0028】
【考案の効果】以上説明したように本考案は、各減衰エ
レメント毎にバイアス設定が可能な構成としたことによ
り、各減衰エレメントのon・offを独立にコントロ
ールする事が可能となり、少ない減衰エレメントで多段
階の減衰量を選択でき、コストを抑えることができる効
果がある。
【0029】つまり、アッテネータがN個の減衰エレメ
ントを用いると、従来のものはN+1段階の減衰段階し
か得られないのに、本考案においては2N 段階の減衰段
階のものを得ることができ、N=2以上であればその効
果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本考案のアッテネータの実施
例を構成する入力部・出力部及び各セルを示す回路図で
ある。
【図2】(a)〜(f)は図1(a)〜(e)に示す入
力部・出力部及び各セルによるアッテネータの構成例を
示すブロック図である。
【図3】アッテネータの従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
10,30,50,70,80 スルーライン 11,14,31,34,51,54,73,81
接続端 12,13,15,16,32,33,35,36,5
2,53,55,56PINダイオード 17,37,57 減衰エレメント 18,19,38,39,58,59,62,74,8
4 コイル 20,21,40,41,60,61,63,75,8
5 制御ライン 71 高周波入力端 83 高周波出力端 72,82 コンデンサ 101,102,103 セル 104 入力部 105 出力部

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の電子的スイッチの両端にそれぞれ
    第2の電子的スイッチの一端を接続し、これら2個の第
    2の電子的スイッチのそれぞれ他端をインピーダンスを
    介して制御端子に接続し、さらにこれら第2の電子的ス
    イッチの他端どうしの間に減衰エレメントを接続して構
    成した減衰セルを複数個を用意し、これら減衰セルの各
    第1の電子的スイッチどうしを直列に接続して、この直
    列の電路をスルーラインとし、そのスルーラインの一端
    を入力端子、他端と出力端子としたアッテネータを構成
    して、各減衰セルの二つの制御端子間に制御信号を加え
    ることにより上記の第1の電子的スイッチと第2の電子
    的スイッチの開閉を制御することによって、入力端子と
    出力端子との間の電気的に接続される減衰エレメントを
    選択することを特徴とする減衰量を段階的に選択できる
    アッテネータ。
  2. 【請求項2】 請求項1の減衰セルの他に互いに極性に
    向き合ったまま接続された二つのダイオードで第1の電
    子的スイッチを構成し、この第1の電子的スイッチの両
    端にそれぞれダイオードを第1の電子的スイッチのダイ
    オードの極性と同じ極性が接続されるように接続して各
    第2の電子的スイッチとなして、この第2の電子的スイ
    ッチの各他端をそれぞれインピーダンスを介して制御端
    子に接続するとともにこれらの各他端間に減衰エレメン
    トを接続して構成した特定減衰セルを1つ用意し、この
    特定減衰セルと請求項1の減衰セルの1つ以上とを、そ
    れらの第1の電子的スイッチ同士が直列になるように接
    続してこの直列の電路をスルーラインとし、このスルー
    ラインの両端をアッテネータの入出力端子となして、さ
    らに、スルーライン上の点である特定減衰セルの第1の
    電子的スイッチである二つのダイオードの間の点をイン
    ピーダンスを介して制御端子に接続し、この制御端子と
    上記特定減衰セルの制御端子間に制御信号を加えること
    によって、この特定減衰セルの第1の電子的スイッチと
    第2の電子的スイッチの開閉を制御することと、更に1
    つ以上存在する請求項1の減衰セルの第1の電子的スイ
    ッチと第2の電子的スイッチの開閉をその減衰セルの制
    御端子間に制御信号を加えることによって制御し、もっ
    て入力端子と出力端子間の電気的に接続される減衰エレ
    メントを選択することを特徴とする減衰量を段階的に選
    択できるアッテネータ。
  3. 【請求項3】 第1の電子的スイッチと第2の電子的ス
    イッチがPINダイオードによって構成されることを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載のアッテネータ。
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