JPH09304032A - パターン検査方法と検査装置 - Google Patents
パターン検査方法と検査装置Info
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- JPH09304032A JPH09304032A JP9051957A JP5195797A JPH09304032A JP H09304032 A JPH09304032 A JP H09304032A JP 9051957 A JP9051957 A JP 9051957A JP 5195797 A JP5195797 A JP 5195797A JP H09304032 A JPH09304032 A JP H09304032A
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Abstract
パターンまたはそれらを表すデータベースの欠陥検査に
関し、短時間でパターンの欠陥検査が行なえ、実用上十
分な精度を有する欠陥検出方法を提供する。 【解決手段】 実際に作成されたパターンを光学的に撮
像し、第1の画像データを得る工程と、前記画像データ
を、異なる層関係にある第2の画像データと位置合わせ
する工程と、前記第1の画像データと前記第2の画像デ
ータとの間で第1のパターン検査を行なう工程とを有す
るパターン検査方法が提供される。
Description
査に関し、特にレチクルやマスクないしウエハ上に形成
したパターンまたはそれらを表すデータベースの欠陥検
査に関する。
エハ上に種々のパターンを形成することが必要である。
通常原図となるパターンを有するレチクルないしマスク
を半導体ウエハ上に塗布したレジスト層に縮小転写また
は1:1転写し、現像してレジストマスクを形成する。
このレジストマスクを加工マスクとして下地の加工を行
なう。
通常複数回のホトリソグラフィ工程があり、それぞれの
工程でマスクを用いる。マスクの数をマスクの層数と呼
ぶ。
パターンのデータ量が増大し、パターン欠陥検査に必要
な時間が長くなっている。パターンの微細化により小さ
なパターン欠陥も回路機能に影響を与える。従って、微
細なパターンの欠陥も確実に検出することが望まれる。
ーンと実際に作成されるパターンとの間には露光時の光
の干渉等による差が生じる。たとえば、パターンの角部
(コーナ)は、設計上は直角の頂部を有するが、現実に
作成されるパターンの角部は丸め込まれている。従っ
て、角部に関して設計データと現実のパターンとは一般
的に一致しない。
ンとのパターン検査を行なえば、全角部に欠陥が検出さ
れることになる。しかし、これらは現実に何ら欠陥とし
て作用するものではなく、許容されるものである。そこ
で、これらを疑似欠陥と呼ぶ。疑似欠陥は存在しても良
いものなので、欠陥検査で検出されないことが望まし
い。欠陥検査で検出されないようにするためには、設計
データの角部の丸め込み処理等が必要となる。
ベース上のデータと比較して欠陥を検出するには、種々
の処理が必要となり、検査に長時間を要する。
は、通常同一パターンを有する多数の半導体チップが同
一半導体ウエハ上に形成される。これらの半導体チップ
(ダイ)は、同一ステッパ上で次々に露光されるため、
同一のパターンを有する。したがって、同一パターンを
有すべきダイとダイとを比較検査することにより、偶発
的に、あるダイにのみ生じた異常パターンは明確に検出
することができる。このダイとダイとの比較検査は、比
較的高速に行なうことができ、高い欠陥検出感度が得ら
れる。
も、たとえば2×2のパターンが1枚のレチクル上に形
成されている場合がある。この場合にも、レチクル上の
同一パターンを有する複数の領域を比較検査することに
より、ダイとダイの検査と同様の検査を行なうことがで
きる。
であっても、同一のパターンを有するレチクルが複数個
作成されている場合には、レチクルとレチクルを比較検
査することにより、高い欠陥検出回路で比較検査を行な
うことができる。これらの検査は一般にプレートとプレ
ートの検査と呼ばれている。
はプレートとプレートの比較検査を以下同一であるべき
パターンの比較検査と呼ぶ。
い欠陥検出感度で高速に行なうことができるが、たとえ
ば、設計パターン自身が欠陥を有する場合や露光時にレ
チクル上にゴミが付着し、同一の欠陥を有するパターン
が多数のダイ上に露光されているような場合、このよう
な欠陥は同一であるべきのパターンの比較検査によって
は検出することができない。
と設計データから得たデータベース上のデータとを比較
して欠陥を検出する処理が必要となる。ところが、デー
タベース上のデータとレチクル上のパターンのように、
種類の異なるパターンの場合には、欠陥検出感度を上げ
ると前述のように疑似欠陥が検出され、欠陥検出作業が
長時間を要してしまう。
は、3個の対物光学系を備え、その2つから撮像した画
像データに基づき、ダイとダイとの比較検査を行ない、
他の1つの対物光学系から得た画像データとデータベー
スから得た画像データとを比較してダイとデータベース
との比較検査を行なう技術を提案している。しかしなが
ら、このようにダイとダイとの比較検査とダイとデータ
ベースとの比較検査を同時に行なうようにしても、デー
タベース上の画像データと実際に形成されたダイ上の画
像とはその性質が異なるため、比較検査の処理に長時間
を要する。
に、そのパターンも複雑化する。設計段階において、形
成すべきパターンを落としたり、形成してはならないパ
ターンを形成してしまうようなミスも生じうる。このよ
うな場合、データベース自身がミスを含んだものとな
る。
クや半導体ウエハが形成されると、通常の欠陥検出によ
ってはそのミスを検出することができない。このような
ミスを検出し、修正するためには、長時間の作業が必要
となる。そのため、設計ミスを生じさせない設計方法も
提案されている。
ールの設計においては、配線パターン中、幅が広くなっ
たコンタクト部分を検出し、自動的にコンタクトホール
パターンを発生させることも行なわれている。
的に発生させる場合、パターンを形成してはならないと
ころにも強制的にパターンを発生させてしまうことが生
じうる。たとえば、1つの配線パターンが一端で下層に
接続され、他端で上層に接続される場合、下層のコンタ
クトホールを設計する際に上層のコンタクトホールに対
応するところにもコンタクトホールを形成してしまうよ
うなミスである。
イスの動作上重要なことは、個々のパターンの絶対精度
とは限らない。しばしば絶対精度よりも重要なものに複
数の層間のパターンの整合性がある。たとえば、コンタ
クトホールとその上に形成する配線パターンとが重ね合
わされていることや、異なる配線が互いに接しないよう
にすることである。
陥を検査して、結果として異層間の重ね合わせ状態を保
証していた。
ース自身として検査を行い、欠陥を修正することによっ
て向上させていた。
検査が行なえ、実用上十分な精度を有する欠陥検出方法
を提供することである。
方法を実施することのできる欠陥検出装置を提供するこ
とである。
ば、実際に作成されたパターンを光学的に撮像し、第1
の画像データを得る工程と、前記画像データを、異なる
層関係にある第2の画像データと位置合わせする工程
と、前記第1の画像データと前記第2の画像データとの
間で第1のパターン検査を行なう工程とを有するパター
ン検査方法が提供される。
第2の画像データと比較検査することにより、実用上重
要な層間の整合性についての欠陥検査を行なうことがで
きる。
ターンのデータであっても、データベース上のデータで
あってもよい。
ンを有する対象物の画像を撮像面上に結像するための光
学系と、前記光学系の撮像面上に配置され、前記第1の
パターンの画像データを供給する撮像手段と、前記第1
のパターンとは異なる層関係にある第2のパターンの画
像データを供給する画像データ供給手段と、前記撮像手
段より得た第1のパターンの画像データと前記画像デー
タ供給手段により得た第2のパターンの画像データとの
比較処理を行なう欠陥検出回路とを有する欠陥検出装置
が提供される。
ータを準備する第1準備工程と、前記第1の画像データ
中の一部のパターンである第1のパターンを登録する工
程と、前記第1の画像データから前記第1のパターンと
同等形態のパターンを第1群のパターンとして検出する
工程とを含むパターン検査方法が提供される。
抽出することにより、検査等が容易になる。
層関係にある第2の画像データである第1対応群のパタ
ーンを準備する第2準備工程と、前記第1群のパターン
と第1対応群のパターンとを比較する第1比較工程とを
含むことが望ましい。
対応群のパターンとは異なる層関係にある第3の画像デ
ータである第2対応群のパターンを準備する第3準備工
程と、前記第1の画像データ中の前記一部のパターンと
は異なる他の一部のパターンを第2のパターンとして登
録する工程と、前記第1の画像データから前記第2のパ
ターンと同等形態のパターンを第2群のパターンとして
検出する工程と、前記第2群のパターンと前記第2対応
群のパターンとを比較する第2比較工程と、を含むこと
が好ましい。
画像データを供給する第1画像データ供給手段と、前記
第1の画像データ中の一部のパターンである第1のパタ
ーンを登録する登録手段と、前記第1の画像データから
前記第1のパターンと同等形態のパターンを第1群のパ
ターンとして検出する検出手段とを有するパターン検査
装置が提供される。
陥検出装置の構成を示すブロック図である。光源1から
の照明光は、XYステージ2上に載置されたマスク等の
検査試料3(3a、3b)上に照射される。検査試料3
a、3bは、複数の検査領域を有する半導体ウエハであ
ってもよく、また同一のパターンを有する一対のマスク
(レチクルを含む)であってもよい。また、液晶表示装
置のガラス基板でもよい。基板上に形成された微細パタ
ーンで検査を要するものであればよい。
物光学系4(4a、4b)が配置され、その像面上には
一対の受光素子6(6a、6b)が配置されている。受
光素子6は、たとえばCCDによるラインセンサであ
る。対物光学系4は、自動焦点合わせ機構5によってそ
の焦点合わせを行なう。XYステージ2の操作により、
検査試料3を2次元的に走査することができる。対象範
囲の画像が受光素子6によって撮像される。
像メモリ7(7a、7b)に送られる。ここで、受光素
子6bは常に画像メモリ7bに接続されているが、受光
素子6aは、切替スイッチ11を介して選択的に画像メ
モリ7aに接続される。
7cが設けられている。画像メモリ7cには、データベ
ースから取り込んだ画像データが切替スイッチ11を介
して選択的に供給される。図の構成においては、設計デ
ータまたは露光データ15がデータ変換装置14を介し
て画像展開部12に供給され、このデータが切替スイッ
チ11を介して画像メモリ7cに供給される。
合成回路8に接続されている。パターン合成回路8は、
供給された複数の画像を位置合わせして合成することが
できる。
合わせて形成した合成画像から、微小欠陥を検出するこ
とのできる回路である。たとえば、画像メモリ7a、7
bからそれぞれ供給された撮像データを比較し、微小な
差異をも検出し、微小欠陥情報を供給する。
ンルールに基づく検査を合成画像に対して行ない、欠陥
を検出する。微小欠陥検出回路9および欠陥検出回路1
7は、システム制御装置10によって制御される。な
お、システム制御装置10は、自動焦点合わせ機構5お
よびXYステージ2の制御も行なう。
11が、受光素子6aおよび画像展開部12を選択的に
画像メモリ7aおよび7cに接続できると共に、受光素
子6aおよび画像展開部12を同時に画像メモリ7aお
よび7cに接続できることと、欠陥検出回路17が複数
の画像データ間の同一性を検査することができるのみで
はなく、複数の画像データ間の相互の関係を検出するこ
とができることである。これらの機構により、本構成は
従来と同様のダイとダイ(またはプレートとプレート)
の比較検査およびダイとデータベース(プレートとデー
タベース)の比較検査を行なえるのみでなく、異層間の
画像データの比較検査を行なえる。従来と同様のダイと
ダイ(またはプレートとプレート)の比較検査を行なう
と同時に、この異層間の比較検査を行なうこともでき
る。
行なう欠陥検査工程を概略的に示すフローチャートであ
る。
変換装置14、画像展開部12で行なうデータベース部
の工程を示し、図中右側にはその他の検査ステージ側で
行なう工程を示す。まず、ステップT1において、設計
データ(または露光データ)を読み出す。次にステップ
T2で読み出したデータを変換する。このようにして画
像データと比較できる検査データ(ステップT3)を作
成する。検査データの作成、記憶までは、画像を読み取
って検査を行なう前に行なっておく検査前作業である。
は、ステップS1において作業を開始する。次にステッ
プS2において、試料をセットする。試料は、複数の検
査領域を有する単一試料であっても、単一の検査領域を
有する複数の試料であってもよい。
する。たとえば、検査範囲、欠陥検出感度、レンズ間
隔、デザインルールチェックのための最小線幅の入力等
を行なう。検査条件を設定した後、ステップS14でデ
ザインルールチェックを行なうか否かを判定する。デザ
インルールチェックを行なう場合はYESの矢印に従っ
てステップS15に進み、最小線幅(最小線間隔)を入
力する。その後、ステップS4に進む。デザインルール
チェックを行なわない場合は、ステップS14からNO
の矢印に従って直接ステップS4に進む。ステップS4
においては、検査を開始する。すなわち、受光素子6
a、6bによる撮像が開始される。
をスキャンし、平面的画像を画像データに変換する。
ージスキャン開始と同時に位置信号が供給され、図中左
側に示すステップT4のパターンデータ読み込みが開始
される。すなわち、設計データまたは露光データに基づ
く検査データからのパターンデータ読み込みと、試料上
に作成されたパターンからの画像データ読み込みとが同
時に行なわれる。
れた試料上のパターンの画像データが取り込まれる。ス
テップS7aおよびS7bにおいては、左レンズおよび
右レンズを介して取り込まれた画像データをそれぞれの
画像メモリに登録する。
図中左側のステップT5においては、読み込まれたパタ
ーンデータによって画像データが画像メモリに登録され
る。次のステップT6においては、データベースの検査
が行なわれているか否かを判断し、行なわれている場合
にはYESの矢印に従ってデータベース検査を行なうた
めの画像データを読み出し、パターン合成回路8に供給
する。
路8において、撮像した一対の画像データまたは/およ
びデータベースから読み出した画像データと実際に撮像
して得た画像データとの合成を行なう。次のステップS
9においては、ダイとダイ(またはプレートとプレー
ト)等の欠陥検出工程を行なう。
ックを行なっているか否かを判定する。デザインルール
チェックを行なっていない場合は、NOの矢印に従って
直ちにステップS17へ進み、欠陥検出結果を登録す
る。デザインルールチェックを行なっている場合は、Y
ESの矢印に従ってステップS18に進み、最小線幅や
最小線間隔等のデザインルールをチェックする。その
後、ステップS17に進む。
データベースから読み出した画像データと、撮像装置か
ら入力した画像データとを比較しても、データベースか
ら読み出した画像データの代わりに、既に読み取った実
パターンの画像データを用いてもよい。デザインルール
に基づく欠陥検出工程においては、パターン幅がルール
に基づく幅を有するか、画像パターン間に所定の間隔が
保証されているか等のデザインルールチェック(最小線
幅チェック)を行ない、満たされていない場合には欠陥
として検出する。
スキャンが終了したか否かを判断する。スキャンが終了
していない時は、NOの矢印に従ってステップS5に戻
る。スキャンが終了している時はYESの矢印に従って
作業を終了する。
が、この欠陥検出工程は、スイッチ切替回路11の状態
によってその内容が変化する。
11の状態による欠陥検出工程を説明するための概略図
である。
を介して受光素子6aが画像メモリ7aに接続される
か、または画像展開部12が画像メモリ7cに接続され
る。受光素子6bで撮像された画像データは、画像メモ
リ7bに送られ、画像メモリ7aまたは7cに導入され
た画像データとの比較検査が行なわれる。画像合成部8
は、画像メモリ7a、7b、7cから供給される画像デ
ータからパターン合成を行なう。微小欠陥検出回路9
は、従来のダイとダイ(またはプレートとプレート)の
比較検査と同等の検査を行なう。欠陥検出回路17は、
比較検査する画像パターンが異なる層に属するものであ
る場合の間隔および同一パターンの場合の最小線幅をデ
ザインルール等に基づき比較検査する。なお、後述のよ
うにパターンを分割し、分割部分間の間隔もチェックで
きる。
が受光素子6aを画像メモリ7aに接続すると共に、画
像展開部12を画像メモリ7cに接続する。パターン合
成回路8は、受光素子6a、6bで撮像した画像データ
と共に、画像展開部12から供給される画像データを受
け、合成パターンを作成する。微小欠陥検出回路9は、
受光素子6a、6bから供給された同一であるべき画像
パターンに対し、従来のダイとダイ(またはプレートと
プレート)の比較検査を行なう。欠陥検出回路17は受
光素子のいずれか一方から供給された画像データと画像
展開部12から供給された画像データとの比較検査また
は受光素子6a、6bから供給された異層関係にある画
像データ間の比較検査を行なう。
て、切替スイッチ11が受光素子6aと画像メモリ7a
を接続した場合を示す。図示の場合には、検査試料3a
と3bとが異なる層に所属するものであり、たとえば検
査試料3aが配線パターン、検査試料3bがコンタクト
ホールの画像データである。このように、検査試料が異
なる層に所属する場合、合成パターンに対し、欠陥検出
回路17が比較検査を行なう。
路8は検査試料3aと3bとの合成パターンを作成す
る。欠陥検出回路17は、合成パターンを必要に応じて
分割し、検査試料3a、3b上のパターンの幅、対応す
る辺の有無およびその間の距離を検出する。
の上下左右4辺に対する配線パターンの対応辺を検出
し、その間の距離を検出している。対応する辺は、たと
えば回路機能上相互の関連性が高い2つの異層画像デー
タにおいて、重なりを有する2つのパターンを検出し、
近傍に配置される2つのパターンのエッジを検出するこ
とにより判定することができる。ここで近傍とは、典型
的にはデザインルールによる最小線幅の10倍以内、よ
り典型的には5倍以内の距離をさす。一方のパターンの
エッジに対して他方のパターンの2つ以上のエッジが検
出された時は、距離的に最も近いものとする。
が、必ずしも平行でなくてもよい。たとえば、干渉によ
って丸められたパターンとそれより広い矩形パターン等
でもよい。
3aの残りの辺に対し、その幅を検出し、デザインルー
ルに基づく判定を行なう。たとえば、配線パターンの幅
がデザインルール上許容されないほど細い場合には、欠
陥として検出する。
に受光素子6a、6bから取り込む場合を説明したが、
繰り返しパターンのように同一のパターンが繰り返され
る場合、同一種類のパターンを受光素子6a、6bで取
り込むこともできる。この場合は、欠陥検出回路17の
代わりに微小欠陥検出回路9が検出パターンの一致・不
一致を検出する。
イッチ11が受光素子6a、6bを画像メモリ7a、7
bに接続し、かつ画像展開部12を画像メモリ7cに接
続する場合を示す。受光素子6a、6bは、検査試料3
a、3bから同一種類のパターンを検出し、画像メモリ
7a、7bに供給する。画像展開部12は、異なる層に
属するパターンを画像メモリ7cに供給する。パターン
合成回路8では、これらの画像データに基づき、同一で
あるべきパターン間の比較検査および異なる層に属する
パターン間の比較検査を行なうための合成画像を作成す
る。微小欠陥検出回路9は、同一であるべきパターン間
の比較検査を行ない、欠陥検出回路17は異なる層間の
パターンの比較検査を行なう。これらの動作は、システ
ム制御装置10によって制御される。
試料3a、3bから取り込んだ同一であるべき画像パタ
ーンに対する従来のダイとダイまたはプレートとプレー
トの比較検査と同等のものであり、同一パターンである
ため、高速で行なうことができる。また、この検査によ
る欠陥検出精度は高い。
の画像、画像展開部12が展開した異なる層の画像のい
ずれか2つの画像を比較検査する。この場合、検査項目
は対応する辺の有無および対応する辺の間の距離のよう
に極めて限られたものであり、このため検査を比較的短
時間に終了させることができる。
図6(A)は正常パターンを示し、図6(B)、(C)
は種々の欠陥を有するパターンを示す。図6(B)に
は、孤立したミスパターンであるピンドットF1、孤立
した欠落部であるピンホールF2、正常パターンからの
出っ張りF3、正常パターンの縁から内部への欠けF
5、サイズのズレであるミスサイズF8が示されてい
る。図6(C)には、分離している部分が短絡したショ
ートF4、連続している部分が切れた断線F6、位置ズ
レF7、ミスサイズF8が示されている。
が、その設定方法は欠陥サイズで指定する。たとえば、
0.25μm以上の位置ズレや面積、凹凸を持った欠陥
を検出する。表現を変えると、0.25μm未満の欠陥
は検出しない。これにより欠陥検出を高速化する。
ズレ」等によって行なう。デザインルールチェックにお
いては、同一パターン(同一層)の場合も、異なる層の
場合も指定した最小線幅以下のパターンが存在している
かどうかを検査し、発見したら欠陥としてカウントす
る。また、異なる層の場合は、上記以外に2つのパター
ンが重なってできる間隔について指定した線幅(間隔)
以下の部分があるかどうかを検査し、発見したら欠陥と
してカウントする。
幅だけをチェックする。デザインルールチェックはほと
んどの場合X(左右)方向とY(上下)方向の2方向だ
けでよいが、斜め縞のパターンも存在するので、図4
(B)に示したように4方向(または8方向)での線幅
(間隔)が規定値より小さい場合に欠陥としてカウント
する。
により、従来のダイとダイまたはプレートとプレートの
比較検査と同様の高検出感度の比較検査を行なうことが
でき、かつダイとダイまたはプレートとプレートの比較
検査では検出することのできない同一欠陥を、欠陥検出
回路17が行なう限られた種類の比較検査により検出す
ることができる。
タベース上のパターンとを用い、効率的な比較検査を行
い、かつその検査を短時間に終了させることが可能とな
る。
ンの欠陥検査を主に説明した。以下、データベース上に
ミスが存在する時にも、そのミスを検出することのでき
る実施例を説明する。
欠陥検出装置の構成を概略的に示すブロック図である。
図1の構成要素と同等のものには同一の参照番号を付
し、その説明を省略する。
7b、7cに接続されている点は、図1の構成と同じで
あるが、各画像メモリ7a、7b、7cは、それぞれ切
換スイッチ11a、11b、11cを介してデータベー
ス検出系および光学的パターン検出系に接続されてい
る。
a、15b、15c、データ変換装置14a、14b、
14c、画像展開部12a、12b、12cの直列回路
を含む。光学的パターン検出系は、対物光学系4a、4
b、4c、および受光素子6a、6b、6cを含む。こ
こで、数字に付したアルファベット文字は、画像メモリ
に対応する各系統を表す。
レジスタ20a、20b、20cが接続されている。こ
れらのレジスタ20a、20b、20cは、パターン合
成回路8にも接続されている。微小欠陥検出回路9およ
び欠陥検出回路17がパターン合成回路8およびシステ
ム制御装置10に接続されている点は、図1の構成と同
様である。
パターンの重なりを検出するための比較器やパターンの
連続性を検出する輪郭検出回路等を含む。
御され、欠陥検出回路17、微小欠陥検出回路9等で得
られた結果および、パターン合成回路8で合成された合
成パターン等を表示する。なお、自動焦点機構、光源、
XYステージは図示を省略している。
成においては、a、b、cの各系列において、それぞれ
パターンを光学的に検出することも、データベースから
検出することもでき、かつ画像メモリに接続されたレジ
スタを有する点で異なっている。この構成を用い、上述
のパターン検査を行なえることは自明であろう。
ン検出装置を用いて行なう他の欠陥検出方法を示すフロ
ーチャートである。
を行なう検査者が、表示器19上等において、所望のパ
ターンを選択する。たとえば、データベース15aから
読み出した配線パターンにおいて、コンタクト領域を示
す幅広部の1つの形態を選択する。
ーンをレジスタ20aに登録する。この時、回転、ミラ
ー反転等の対称操作によって得られるパターンも含めた
い場合は、その旨を同時に登録してもよい。選択したパ
ターンと対称操作によるパターンとを含め、同等形態の
パターンと呼ぶ。
ータから同等形態のパターンを検出する。検出領域を任
意に制限してもよい。
した画像データから1つのパターンを選択し、登録した
後、データベース15aに含まれる全画像データまたは
一部の画像データから同等形態のパターンを検出する。
検出したパターンは、パターン合成回路8に蓄積され
る。
したステップSA1〜SA3を説明するための概略図で
ある。
金属配線層LMの画像データを示す。配線パターンP1
−1、P1−2、…、P2−1、…(Pで総称する)
が、図に示すように配置されているとする。各パターン
Pは、両端に幅広のコンタクト部を有し、その間を幅狭
の配線部が接続している。
選択し、登録されるパターンの例を示す。図8(A)に
示す金属配線層LMのパターンPのいずれか1つを選択
し、左側のコンタクト部Paを選択したとする。ここ
で、コンタクト部と配線部との接続を示すために、配線
部の一部も選択する。このような選択を行なえば、図8
(A)に示すような配線パターンにおいて、左側のコン
タクト部が選択されたことが判明する。
出されるパターンを示す。図8(B)の選択、登録に基
づいて、金属配線層LMのパターンから、図8(B)の
パターンと同一形態のパターンのみが検出され、検出金
属配線LMaの画像データが得られる。各配線パターン
の中央部から右側の部分は検出されない。
ターンを変えた場合の例を示す。図8(D)に示すよう
に、金属配線パターンの右側のコンタクト部およびそれ
に接続される配線部の一部のパターンPbを選択し、登
録したとすると、ステップSA3において検出されるパ
ターンは、図8(E)に示す検出金属配線LMbのよう
になる。この場合、金属配線層LMの各パターンにおい
て、左側のコンタクト部およびそれに接続される配線部
は検出されない。このように、パターンPaまたはPb
を登録すると、対象とする画像データから同一形態のパ
ターンのみを有する画像データLMaまたはLMbが得
られる。図8(B)、(D)のパターンを登録する時
に、180°回転を含むとすれば、180°回転によっ
て得られる同等形態のパターンも検出対象となり、図8
(C)、(D)を加算した画像データが得られる。
し、同等形態のパターンを全画像データまたはその一部
から抽出することにより、欠陥検査を行いたい領域のみ
を複雑な画像データから抽出することが可能となる。
は、抽出した同等形態のパターンに対し、欠陥検査を行
なうための対応する異層関係にある画像データを取出
し、抽出したパターン群と合成する。たとえば、データ
ベース15bの画像データを画像メモリ7bを介してパ
ターン合成回路8内に取り出す。
ーン群と、異層関係にある画像データとの合成から、欠
陥検出回路17を用いて欠陥判定を行なう。
1つの例を示す。図9(A)は、作成すべき半導体装置
の構成を示す断面図である。たとえば、p型シリコン基
板21の表面に、n型領域22、23が形成される。シ
リコン基板21の表面上に絶縁層24が形成され、n型
領域22、23に達するコンタクトホール25、26が
開口される。このコンタクトホール25、26内を導電
性プラグ27で埋め込み、その上に導電性プラグ27を
接続する配線パターン28が形成される。
概略的に示す。配線パターン28は、両端にコンタクト
部28a、28bを有し、両コンタクト部28a、28
bが配線部28cで接続されている。コンタクト部28
a、28bの中央部は、その下のコンタクトホール2
5、26と整合した位置関係にある。
示すものであるとする。図9(C)は、図8(A)に示
す配線層と接続されるべきコンタクトホールの画像デー
タLCを示す。なお、図8(A)に示す配線パターンに
おいて3行の配線パターンが配置されるべき領域に、図
9(C)に示すコンタクトホールパターンLCにおいて
は、2行分のみの画像データが形成されているとする。
すなわち、設計者の誤りにより、中間の配線層に対応す
るコンタクトパターンが欠落しているとする。
との整合関係を検査するために、配線層において検出す
べきパターンを示す。検査者が、図8(A)に示す配線
パターンの1つを取出し、その内左側のコンタクト部2
8aおよび配線部28cの一部を選択し、さらにn×9
0°回転有りの条件を選択して登録したとする。図9
(B)に示す配線パターンにおいては、一対のコンタク
ト部は180°回転の関係にあるため、このような条件
により全コンタクト部が検出される。すなわち、図8
(C)に示すコンタクト部と、図8(E)に示すコンタ
クト部とが検出される。
全コンタクト部を示している。さらに、異層関係にある
他の画像データとして、図9(C)に示すコンタクトホ
ールの画像データを選択し、先に検出した配線パターン
と合成する。この状態が、図9(E)に示されている。
ては、各コンタクト部にコンタクトホールが重ねて配置
されている。第2行の配線パターンにおいては、配線パ
ターンのみが存在し、対応するコンタクトホールが存在
しない。
1の色、たとえば白で示し、コンタクトホールパターン
を第2の色、たとえば黄色で示す。
ーン)と第2の画像からの対応するパターン(コンタク
トホールパターン)が重なり合っている領域を正常と判
断し、いずれか一方のみが存在するパターンを欠陥と判
定し、表示器19上で第3の色、たとえば赤で表示す
る。
各パターンがドットで表示されている場合、同一位置に
両パターンのドットが存在することにより判別すること
ができる。
るパターンの選択、ステップSA4における異層関係に
ある画像データの選択を除けば、全て自動的に行なうこ
とができる。
(K)は、欠陥検出の他の例を示す。図10(A)は、
形成すべき半導体装置の構成を示す断面図である。p型
シリコン基板21の表面にn型領域22が形成されてい
る。p型シリコン基板21の表面を覆って絶縁層24が
形成され、n型領域22に達するコンタクトホール25
が開口される。コンタクトホール25を導電性プラグ2
7で埋め込む。絶縁層24表面上に、一端で導電性プラ
グ27に接続される配線パターン28が形成される。配
線パターン28を覆って絶縁層29が形成され、配線パ
ターン28の他端に達するコンタクトホール30が形成
される。コンタクトホール30には、他の導電性プラグ
31が形成される。
場合を示したが、上側配線層をコンタクトホール内に埋
め込んで配線層間を接続してもよい。
を示す。両端のコンタクト部28a、28bが中間の幅
狭の配線部28cによって接続されている。
クトホールパターンを示す。コンタクトホール25は、
配線パターン28の左側のコンタクト部28aに対応し
て形成される。
クトホールパターンを示す。コンタクトホール30は、
配線パターン28の右側のコンタクト部28bに対応し
て形成される。このような構成の場合、図9(A)〜
(E)を参照して説明したような欠陥検出を行なえば、
多数の擬似欠陥が発生してしまう。すなわち、1つの配
線パターンに対し、2つのコンタクトホールパターンが
対応しているため、配線層を部分的に識別することが望
まれる。
ン形状を示す。図示された領域には、3行3列の配線パ
ターンが配置されている。
クトホールパターン層LC1を示す。図示した領域にお
いて、3行3列のコンタクトホールが配置されている
が、第2行第1列のコンタクトホールパターンが欠落し
ている。
クトホールパターン層LC1との対応関係を検出するた
め、配線パターンの左側のコンタクト部28aおよびそ
れに接続される配線部28cの一部を選択し、登録す
る。
タクト部と同一形態のコンタクト部を抽出し、さらに、
図10(F)に示すコンタクトホールパターンと合成す
る。
ーンSP1を示す。各左側コンタクト部と下側コンタク
トホールパターンとが重ね合わせて表示される。ところ
で、第2行第1列のコンタクト部には、対応するコンタ
クトホールパターンが存在しない。コンタクトホールパ
ターンが欠落していることを検出し、欠陥D1と判定
し、前述のように、表示器上にたとえば赤で表示する。
パターンと配線パターンとの対応関係を検査できる。と
ころで、上側コンタクトホールパターンと配線パターン
との対応関係は未だ検査していない。
了した後、ステップSA6で検出すべき全ての欠陥を検
出したか否かを判定する。未だ全欠陥を検出していなけ
れば、NOの矢印に従ってステップSA1に戻る。その
後、次のパターンを選択し、対応する異層関係の画像デ
ータを選択し、前述同等の欠陥検出を行なう。検出した
い全ての欠陥を検出した時は、YESの矢印に従って欠
陥検出工程を終了させる。
ン28と、上側コンタクトホール30との対応関係を検
査する。
ターン層LC2を示す。図に示した領域において、第1
行第1列のコンタクトホールパターンが欠落していると
する。
トホールパターンとの対応関係を検出するため、配線パ
ターンの右側コンタクト部28bおよびそれに連続する
配線部28cを選択し、登録する。
る異層関係の画像データとして、図11(I)のコンタ
クトホールパターン層を選択すると、図11(K)に示
すような結果が得られる。すなわち、各配線パターンの
右側コンタクト部および上側コンタクトホールパターン
が検出され、いずれか一方のみしか存在しない領域は欠
陥D2と判定され、表示器上にたとえば赤色で表示され
る。
を作成してしまった場合を示す。図12(A)は、図1
1(I)と同様のコンタクトホールパターン層LC2を
示す。図の配置において、最も左側に示した1列のコン
タクトホールパターンは、このコンタクトホール層に属
するものではなく、他のコンタクトホール層に属するも
のであるが、誤って形成されてしまったものである。
択、登録されるパターンを示す。すなわち、図10
(B)〜(D)に示すような構成において、上側のコン
タクトホールと接続されるべき右側のコンタクト部28
bおよびそれに接続する配線部28cの一部が登録され
る。
等形態のパターン群と、図12(A)に示すコンタクト
ホールパターンとを合成した合成画像SP2を示す。最
も左側の列に示すコンタクトホールパターンは、対応す
る配線層のコンタクト部が存在せず、欠陥D3と判定さ
れ、表示器上に赤色等で表示される。
検出し、一方のみが存在する領域を欠陥と判定する場合
を説明した。重なり合うべきでない2種類のパターンを
検出し、重なり合う領域を欠陥と判定することもでき
る。
パターンを選択し、登録した後、ある層の画像データ全
体から同等形態のパターンを抽出する場合を説明した。
全領域が広く、欠陥検出を行なう領域が限られているよ
うな場合、領域を指定し、その指定領域内においてのみ
同等形態のパターンを検出してもよい。
も、その一部を抽出する操作を行なってもよい。その一
部を抽出する操作としては、座標により領域を指定する
方法、データベースがいくつかのファイルに分かれてい
る場合、同一層を構成する複数のサブ層の一部の指定を
行なう方法、画像データにその属性等を示す識別子が付
与されている場合、識別子によって指定する方法等があ
る。パターン選択および登録を行なう第1画像データに
対しても同様の選択を行なってもよい。
それに重ねて表示する異層関係にある画像データとして
は、同等形態のパターン群と重なり合うもののみを表示
するように条件付けしてもよい。この場合、重なり合い
とは必ずしも同一場所で重なり合う場合のみでなく、そ
の近傍に配置されるような場合も含めることができる。
像データ検出系列を示した。このような構成によれば、
配線層等の一層の画像データおよびその上下に配置され
る画像データを同時に検査することが可能である。配線
層と下層コンタクトホールとの対応関係の検査および配
線層と上層コンタクトホールの対応関係の検査を並列に
行なうこともできる。
す。3つのレジスタを用いる代わりに、画像合成回路8
に接続された1つのレジスタ20のみが採用され、画像
合成回路8を介して画像メモリ7a、7b、7cにより
共通に用いられることができる。欠陥検出は、上述の場
合と同様の方法で行なうことができる。
4つのコンタクト部Pa、Pb、Pc、Pdが配線部W
a、Wb、Wc、Wdによって接続されている。4つの
コンタクト部はn×90°回転の関係にある。もし、コ
ンタクト部Paを選択し、+90°回転を含む条件を付
加すると、コンタクト部PaおよびPbに対応するコン
タクト部が検出される。その他、種々の条件付加が可能
なことは自明であろう。上述の欠陥検査が種々のパター
ン形状に適用できることは、当業者に自明であろう。
4層以上の欠陥検出を連続的にまたは同時に行なうこと
もできる。
る場合を例にとって説明したが、実際に作成した実パタ
ーンを対物光学系4、受光素子6で読み取り、同様の欠
陥検出を行なうこともできることは自明であろう。すな
わち、相互に関連の強い3層の画像データに対し、欠陥
検出を行なう場合、対象となる3層の画像データは全て
データベースの場合、全て実パターンの場合、および一
部実パターン、一部データベースの場合の全てを含む。
本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種
々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に
自明であろう。
高感度で信頼性の高いパターン検査を短時間に行なうこ
とができる。
を示すブロック図である。
ーチャートである。
す要部ブロック図である。
置の動作を説明するための概略図である。
置の動作を説明するための概略図である。
平面図である。
欠陥検出方法を示すブロック図およびフローチャートで
ある。
するための概略平面図である。
び概略平面図である。
よび概略平面図である。
ある。
ある。
ある。
る。
Claims (30)
- 【請求項1】 実際に作成されたパターンを光学的に撮
像し、第1の画像データを得る工程と、 前記画像データを、異なる層関係にある第2の画像デー
タと位置合わせする工程と、 前記第1の画像データと前記第2の画像データとの間で
第1のパターン検査を行なう工程とを有するパターン検
査方法。 - 【請求項2】 前記第1のパターン検査を行なう工程
は、対応する辺の存在を確認することを含む請求項1記
載のパターン検査方法。 - 【請求項3】 前記第1のパターン検査を行なう工程
は、さらに、対応する辺の間の距離を測定することを含
む請求項2記載のパターン検査方法。 - 【請求項4】 さらに、前記パターンと同一であるべき
他の検査用パターンを光学的に撮像し、第3の画像デー
タを得る工程と、 前記第1のパターン検査と同時に、前記第1の画像デー
タと前記第3の画像データとの間で第2のパターン検査
を行なう工程とを含む請求項1記載のパターン検査方
法。 - 【請求項5】 前記第2の画像データが設計データより
作られたものである請求項1記載のパターン検査方法。 - 【請求項6】 前記第2の画像データが撮像した画像デ
ータより作られたものである請求項1記載のパターン検
査方法。 - 【請求項7】 第1のパターンを有する対象物の画像を
撮像面上に結像するための光学系と、 前記光学系の撮像面上に配置され、前記第1のパターン
の画像データを供給する撮像手段と、 前記第1のパターンとは異なる層関係にある第2のパタ
ーンの画像データを供給する画像データ供給手段と、 前記撮像手段より得た第1のパターンの画像データと前
記画像データ供給手段より得た第2のパターンの画像デ
ータとの比較処理を行なう欠陥検出回路とを有する欠陥
検出装置。 - 【請求項8】 前記画像データ供給手段は前記光学系お
よび前記撮像手段と同等の他の光学系および他の撮像手
段またはデータベースより画像を展開する手段を含む請
求項7記載の欠陥検出装置。 - 【請求項9】 前記欠陥検出回路は、対応する辺の存在
を確認できる請求項7記載の欠陥検出装置。 - 【請求項10】 前記欠陥検出回路は、対応する辺の間
の距離を検出できる請求項9記載の欠陥検出装置。 - 【請求項11】 第1の画像データを準備する第1準備
工程と、 前記第1の画像データ中の一部のパターンである第1の
パターンを登録する工程と、 前記第1の画像データから前記第1のパターンと同等形
態のパターンを第1群のパターンとして検出する工程と
を含むパターン検査方法。 - 【請求項12】 さらに、前記第1の画像データとは異
なる層関係にある第2の画像データである第1対応群の
パターンを準備する第2準備工程と、 前記第1群のパターンと第1対応群のパターンとを比較
する第1比較工程とを含む請求項11記載のパターン検
査方法。 - 【請求項13】 前記第1または第2準備工程が、1層
の画像データからその1部を取り出すサブ工程を含む請
求項12記載のパターン検査方法。 - 【請求項14】 前記サブ工程が、前記1層の画像デー
タを構成する複数のサブ層の1つを選択することを含む
請求項13記載のパターン検査方法。 - 【請求項15】 前記サブ工程が、前記1層の画像デー
タの領域の一部を指定し、指定した一部領域内のパター
ンを検出することを含む請求項13記載のパターン検査
方法。 - 【請求項16】 前記第2準備工程が、1層の画像デー
タを構成するパターンのうち、第1群のパターンと位置
的に対応するパターンを第1対応群のパターンとして検
出することを含む請求項13記載のパターン検査方法。 - 【請求項17】 前記第1比較工程が、前記第1群のパ
ターンと前記第1対応群のパターンとの重なり合いの関
係を判定するサブ工程を含む請求項12記載のパターン
検査方法。 - 【請求項18】 前記第1比較工程が、さらに、前記第
1群のパターンと前記第1対応群のパターンの一方が存
在する位置で前記第1群のパターンと前記第1対応群の
パターンの他方が重ならなかった時、欠陥と判定するサ
ブ工程を含む請求項17記載のパターン検査方法。 - 【請求項19】 前記第1比較工程が、さらに、前記第
1群のパターンと前記第1対応群のパターンの一方が存
在する位置で、前記第1群のパターンと前記第1対応群
のパターンの他方が重なった時、欠陥と判定するサブ工
程を含む請求項17記載のパターン検査方法。 - 【請求項20】 さらに、前記第1群のパターンおよび
第1対応群のパターンとは異なる層関係にある第3の画
像データである第2対応群のパターンを準備する第3準
備工程と、 前記第1の画像データ中の前記一部のパターンとは異な
る他の一部のパターンを第2のパターンとして登録する
工程と、 前記第1の画像データから前記第2のパターンと同等形
態のパターンを第2群のパターンとして検出する工程
と、 前記第2群のパターンと前記第2対応群のパターンとを
比較する第2比較工程と、を含む請求項12記載のパタ
ーン検査方法。 - 【請求項21】 前記第3準備工程が、1層の画像デー
タからその1部を取り出すサブ工程を含む請求項20記
載のパターン検査方法。 - 【請求項22】 前記第3準備工程のサブ工程が、1層
の画像データを構成する複数のサブ層の1つを選択する
ことを含む請求項21記載のパターン検査方法。 - 【請求項23】 前記第3準備工程のサブ工程が、前記
1層の画像データの領域の一部を指定し、指定した一部
領域内のパターンを検出することを含む請求項21記載
のパターン検査方法。 - 【請求項24】 前記第3準備工程のサブ工程が、1層
の画像データを構成するパターンのうち、第2群のパタ
ーンと位置的に対応するパターンを第2対応群のパター
ンとして検出することを含む請求項21記載のパターン
検査方法。 - 【請求項25】 前記第2比較工程が、前記第2群のパ
ターンと前記第2対応群のパターンとの重なり合いの関
係を判定するサブ工程を含む請求項21記載のパターン
検査方法。 - 【請求項26】 前記第2比較工程が、さらに、前記第
2群のパターンと前記第2対応群のパターンの一方が存
在する位置で前記第2群のパターンと前記第2対応群の
パターンの他方が重ならなかった時、欠陥と判定するサ
ブ工程を含む請求項25記載のパターン検査方法。 - 【請求項27】 前記第2比較工程がさらに、前記第2
群のパターンと前記第2対応群のパターンの一方が存在
する位置で、前記第2群のパターンを前記第2対応群の
パターンの他方が重なった時、欠陥と判定するサブ工程
を含む請求項25記載のパターン検査方法。 - 【請求項28】 第1の画像データを供給する第1画像
データ供給手段と、 前記第1の画像データ中の一部のパターンである第1の
パターンを登録する登録手段と、 前記第1の画像データから前記第1のパターンと同等形
態のパターンを第1群のパターンとして検出する検出手
段とを有するパターン検査装置。 - 【請求項29】 さらに、第2の画像データを供給する
第2画像データ供給手段と、 前記第1および第2の画像データ供給手段に接続され、
パターンとパターンとを比較する比較器とを有する請求
項28記載のパターン検査装置。 - 【請求項30】 さらに、第3の画像データを供給する
第3画像データ供給手段を有し、前記比較器は第3画像
データ供給手段にも接続されている請求項29記載のパ
ターン検査装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05195797A JP3639079B2 (ja) | 1996-03-13 | 1997-03-06 | パターン検査方法と検査装置 |
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JP5647496 | 1996-03-13 | ||
JP8-56474 | 1996-03-13 | ||
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1997
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- 1997-03-12 TW TW086103052A patent/TW342528B/zh not_active IP Right Cessation
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