JPH09303964A - 水切り装置 - Google Patents

水切り装置

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JPH09303964A
JPH09303964A JP14341296A JP14341296A JPH09303964A JP H09303964 A JPH09303964 A JP H09303964A JP 14341296 A JP14341296 A JP 14341296A JP 14341296 A JP14341296 A JP 14341296A JP H09303964 A JPH09303964 A JP H09303964A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
draining
water
washed
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP14341296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kimura
洋 木村
Kunio Kawaba
邦夫 河場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaijo Corp
Original Assignee
Kaijo Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kaijo Corp filed Critical Kaijo Corp
Priority to JP14341296A priority Critical patent/JPH09303964A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水切りに長時間を要する洗浄物でも短時間で
水切りすることができ、水切り作業の効率化や迅速化を
図ることのできる水切り装置を提供する。 【解決手段】 上部に水平の載置板4を、下部の中心に
は排水口2をそれぞれ備えたタンク形の排気室1の右側
壁に排風機11を排気ダクト12を介して連結する。そ
して、載置板4のスリット7上に洗浄物14を収納した
洗浄かご13を着脱自在に配置する。こうすれば、下部
空間6の空気を排気ダクト12及び排風機11を経由し
て外部に排気でき、下部空間6が負圧になる。これによ
り、洗浄物14に付着した水分は、洗浄物14から流れ
落ち、洗浄かご13の下部、載置板4のスリット7及び
排気室1の排水口2を順次経由して外部に排水される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、洗浄物に付着した
洗浄水、洗剤、又は水などを除去することのできる水切
り装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工業用の洗浄物は、洗浄機で洗浄される
が、その際、表面や内部に洗浄水、洗剤、又は水などが
付着する。これをそのまま放置しておくと、洗浄の次工
程で使用する槽に汚染した洗浄水が持ち込まれたり、す
すぎ槽に洗剤が持ち込まれることとなる。また、乾燥前
に洗浄物に付着した洗浄液やすすぎ水を減少させること
ができず、しかも、すすぎ後の乾燥工程を効率的に行え
ないおそれがある。そこで、従来においては、洗浄物を
所定時間放置したり、あるいは、洗浄物をエアブローし
たりして洗浄物に付着した洗浄水、洗剤、又は水などを
水切り除去するようにしている。
【0003】従来の水切り装置は、図3に示すように、
液切り槽15に、スリット又は網目17を設けた載置台
16を内蔵してその上に洗浄かご13を着脱自在に配置
し、この洗浄かご13に収納された洗浄物14の付着水
を水切りするようにしている。液切り槽15は、その下
部の中心に排水口2が形成され、内部上方にはエアブロ
ーノズル9が図3の左右水平方向に往復動可能に設けら
れている。また、洗浄かご13は、ほぼ箱形に形成さ
れ、その下部が水切り構造に構成されている。
【0004】したがって、洗浄後の洗浄物14に付着し
た洗浄水、洗剤、又は水(図示せず)などを水切りする
場合には、先ず、洗浄かご13に多数の洗浄物14を収
納し、この洗浄かご13を液切り槽15の載置台16上
に置いて洗浄かご13の下部と載置台16のスリット又
は網目17とを連通させ、その後、エアブローノズル9
を動作させればよい。こうすれば、洗浄物14に付着し
た水分は、重力により洗浄物14から洗浄かご13の下
部、載置台16の水切り口17及び液切り槽15の排水
口2を順次経由してから外部に排水される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の水切り装置は、
以上のように液切り槽15の載置台16上に洗浄かご1
3を置き、エアブローノズル9を所定時間動作させるよ
うにしていたが、洗浄物14が細い管形の物品(例え
ば、パイプやチューブなど)や密集した多数の小物品な
どの場合には、水切りに長時間を要し、作業の効率化や
迅速化を到底図ることができないという問題があった。
さらに、エアブローノズル9を強く動作させて短時間で
水切りしようとすると、図3に示すように洗浄かご13
から洗浄物14が吹き飛ばされ、この結果、洗浄物14
が落下して損傷や破損を招くという問題があった。
【0006】本発明は、上記問題に鑑みてなされたもの
で、水切りに長時間を要する洗浄物でも短時間で水切り
することができ、水切り作業の効率化や迅速化を図るこ
とのできる水切り装置を提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明においては、上部にスリット又
は網目を有する載置板を、下部には排水口をそれぞれ備
えた排気室に排風機を連結し、載置板のスリット又は網
目の上に洗浄かごを載置するようにしている。なお、載
置板に載置された洗浄かごの上方部にエアブロー装置を
移動可能に設けるとよい。
【0008】請求項1記載の発明によれば、洗浄物に付
着した液体を除去する場合には、洗浄かごに洗浄物を収
納し、この洗浄かごを排気室の載置板上に置くととも
に、洗浄かごの下部と載置板のスリット又は網目とを連
通させた後、排風機を動作させればよい。こうすれば、
洗浄物に付着した液体は、洗浄物から流れ落ち、洗浄か
ごの下部、載置板のスリット又は網目及び排気室の排水
口を順次経由して外部に排水される。また、請求項2記
載の発明によれば、エアブロー装置が下方の洗浄物にエ
アを噴射して洗浄物に付着した液体を流し落とす。この
際、洗浄物が吹き飛びやすいものであれば、洗浄物が吹
き飛ばない程度にエアブロー装置を調整したり、あるい
は、エアブロー装置を停止させることもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。この実施の形態における水切り装
置は、図1に示すように、上部に載置板4を、下部には
排水口2をそれぞれ備えた排気室1に排風機11を連結
し、載置板4のスリット7上に洗浄かご13を着脱自在
に載置するようにしている。
【0010】排気室1は、その下部が断面ほぼ漏斗形の
タンクからなり、下部の中心が下方に伸長されて排水口
2を突出形成しており、この排水口2には回転可能な排
水弁3が取り付けられている。排気室1の内部中央には
載置板4が水平に架設支持され、この載置板4が排気室
1の内部を上部空間5と下部空間6とに区画形成する。
載置板4は、排気室1に対応した形に形成され、スリッ
ト7が開けられており、このスリット7の周縁部上面に
は位置決めストッパ8が接着されている。なお、本実施
形態においては、載置板4にスリット7を開けたものを
示すが、上部空間5と下部空間6とを連通するものであ
れば、なんらこれに限定されるものではなく、載置板4
の孔に図示しない網を取り付けるようにしてもよい。ま
た、排気室1の上部空間5にはエアブローノズル9が図
1の左右水平方向に往復動可能に設けられている。ま
た、下部空間6の右側壁には排気口10が開けられ、こ
の排気口10には排風機11が排気ダクト12を介して
接続されている。
【0011】さらに、洗浄かご13は、ほぼ箱形に形成
され、その下部が網目構造、換言すれば、水切り構造に
構成され、細い管形の物品からなる多数の洗浄物14を
並べて収納するよう機能する。なお、本実施形態におい
ては、細い管形の物品からなる洗浄物14を示すが、小
物品などからなる洗浄物14を水切りするようにしても
よいのはいうまでもない。
【0012】上記構成において、洗浄後の洗浄物14に
付着した洗浄水、洗剤、又は水(図示せず)などを水切
りする場合には、先ず、排水弁3を閉じ、洗浄かご13
に多数の洗浄物14を横に並べて収納し、この洗浄かご
13を排気室1の載置板4上に配置する。そして、洗浄
かご13の下部と載置板4のスリット7とを適切に連通
させ、その後、排風機11とエアブローノズル9をそれ
ぞれ動作させればよい。なお、この際、吹き飛びやすい
洗浄物14であれば、洗浄物14が吹き飛ばない程度の
強さにエアブローノズル9を調整したり、あるいは、エ
アブローノズル9を停止させればよい。
【0013】すると、下部空間6の空気が排気ダクト1
2及び排風機11を経由して外部に排気(図1の矢印参
照)され、下部空間6が負圧になる。また、エアブロー
ノズル9が移動しつつ下方の洗浄物14にエアを噴射す
る。これらの作用により、洗浄物14に付着した水分
は、矢印で示すように洗浄物14から流れ落ち、洗浄か
ご13の下部、載置板4のスリット7及び排気室1の排
水口2を順次経由して外部に排水される。なお、この排
水された洗浄水、洗剤、又は水などを図示しない回収槽
に貯えるようにしてもよい。
【0014】上記構成によれば、下部空間6を減圧し、
しかも、エアブローノズル9から水切り用のエアを噴射
するようにしているので、洗浄物14が細い管形の物品
や密集した多数の小物品などの場合でも、水切りに長時
間を要することが全くなく、作業の著しい効率化や迅速
化を図ることができる。そしてこれを通じて、次工程に
対する洗浄水や洗剤の持ち込み量を減少抑制することが
できる。そしてまた、乾燥前に洗浄物14に付着した洗
浄液やすすぎ水を減少させることができ、しかも、すす
ぎ後の乾燥工程を効率的に行うことが可能となる。さら
に、減圧作用を利用するので、エアブローノズル9を常
に動作させたり、強く動作させる必要がない。したがっ
て、洗浄物14の重さや性質に応じてエアブローノズル
9の噴射量を適宜調整したり、エアブローノズル9を停
止させることができるから、洗浄かご13から軽量の洗
浄物14が吹き飛ばされることが全くなく、この結果、
洗浄物14の損傷や破損防止が期待できる。
【0015】次に、図2は本発明の第2の実施の形態を
示すもので、この実施の形態における水切り装置は、図
2に示すように、排気室1の周壁上部を省略して上部空
間5を省くようにしている。その他の部分については、
第1の実施形態とほぼ同様であるので省略する。
【0016】本実施形態においても上記実施形態と同様
の作用効果が期待でき、しかも、水切り装置が第1の実
施形態に比べ、小さく、しかも、比較的簡易な構成なの
で、水切り装置の省スペース化、構造の簡素化及び小型
化などを図ることができるのは明らかである。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、水切りに長時間を要する洗浄物でも短時間で水切り
することができ、水切り作業の効率化や迅速化を図るこ
とのできる水切り装置を提供できるという格別の効果が
ある。さらに、請求項2記載の発明によれば、エア噴射
作用と減圧作用とを併用できるので、短時間で洗浄物を
水切りすることができ、水切り作業のより一層の効率化
や迅速化を図ることができる。さらにまた、洗浄物の重
量や性質などに応じてエア噴射を調整したり、停止させ
たりすることができるから、洗浄かごから洗浄物14が
吹き飛ばされることがなく、これを通じて洗浄物の損傷
や破損防止が期待できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水切り装置の実施の形態を示す断
面説明図である。
【図2】本発明に係る水切り装置の他の実施の形態を示
す断面説明図である。
【図3】従来の水切り装置を示す断面説明図である。
【符号の説明】
1…排気室 2…排水口 4…載置板 5…上部空間 6…下部空間 7…スリット 9…エアブローノズル(エアブロー装置) 11…排風機 12…排気ダクト 13…洗浄かご 14…洗浄物

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部にスリット又は網目を有する載置板
    を、下部には排水口をそれぞれ備えた排気室に排風機を
    連結し、載置板のスリット又は網目の上に洗浄かごを載
    置するようにしたことを特徴とする水切り装置。
  2. 【請求項2】 載置板に載置された洗浄かごの上方部に
    エアブロー装置を移動可能に設けた請求項1記載の水切
    り装置。
JP14341296A 1996-05-15 1996-05-15 水切り装置 Pending JPH09303964A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14341296A JPH09303964A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 水切り装置

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JP14341296A JPH09303964A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 水切り装置

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JPH09303964A true JPH09303964A (ja) 1997-11-28

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ID=15338176

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JP14341296A Pending JPH09303964A (ja) 1996-05-15 1996-05-15 水切り装置

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