JPH09303687A - バルブ付スチ―ムトラップ - Google Patents

バルブ付スチ―ムトラップ

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JPH09303687A
JPH09303687A JP14680696A JP14680696A JPH09303687A JP H09303687 A JPH09303687 A JP H09303687A JP 14680696 A JP14680696 A JP 14680696A JP 14680696 A JP14680696 A JP 14680696A JP H09303687 A JPH09303687 A JP H09303687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steam trap
fluid
shaped passage
steam
foreign matter
Prior art date
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Pending
Application number
JP14680696A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Fukuda
福田  剛士
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TLV Co Ltd
Original Assignee
TLV Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by TLV Co Ltd filed Critical TLV Co Ltd
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Publication of JPH09303687A publication Critical patent/JPH09303687A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異物捕集部材を逆洗することのできるバルブ
付スチ―ムトラップを得ること。 【解決手段】 本体1に流体流入口5と流体流出口6と
連通口7を設ける。本体1内に、T字状通路3を形成し
たボ―ル弁体2を、回動自在に配置する。T字状通路3
内に円錐状のフィルタ―4と円板状のスチ―ムトラップ
20を取り付ける。 ボ―ル弁体2を回動することによ
り、通常のスチ―ムトラップとして機能させたり、バイ
パス流路機能としてフィルタ―4を逆洗することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気使用装置や蒸
気配管等で発生する、蒸気の凝縮水としての復水だけを
外部へ排出するスチ―ムトラップに関し、特に、バルブ
を具備してスチ―ムトラップ機能のみならずバイパス流
路機能や流路遮断機能も果たすことのできるものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のバルブ付スチ―ムトラップとして
は、例えば、実公昭50−43390号公報に示された
ものがある。これは、ゴミ捕集器の末尾側に出口と通じ
るバイパス通路を設け、該通路を開閉する開閉弁を取り
付けたもので、バイパス通路を開口することにより、多
量の蒸気を放出することができると共に、ゴミ捕集器の
清掃を同時に行うことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものでは、
流体の入口側から出口側への通常の流れによってゴミ捕
集器を清掃することはできるが、出口側から入口側への
反対向きの流れによってはゴミ捕集器を清掃することが
できない問題があった。ゴミ捕集器においては、入口か
ら出口への流れの中の異物を捕集するのであるが、この
異物を除去してゴミ捕集器の詰りを防止するためには、
流れの方向を逆にして所謂逆洗を行なうことが効果的で
ある。
【0004】従って本発明の課題は、ゴミ捕集器を逆洗
して詰りを防止することのできるバルブ付スチ―ムトラ
ップを得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの手段は、バルブを操作して通常のスチ―ムトラップ
機能と、バイパス流路機能、及び、流路遮断機能を果た
すものにおいて、回転弁体を回動自在に配置し、当該回
転弁体の内部にT字状の通路を形成し、当該T字状通路
内に流体中の異物を捕集する異物捕集部材とスチ―ムト
ラップ部材を配置して、当該T字状通路に対向する位置
に流体流入口と流体流出口、及び、系外と連通する連通
口を設けたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】回転弁体を回動してT字状通路に
流体流入口と流体流出口だけを接続すると、流入口から
蒸気と復水が異物捕集部材を通って流下する。復水がス
チ―ムトラップ部材に達するとスチ―ムトラップが開口
して復水だけを流出口へ排出する。復水が排出されて蒸
気がスチ―ムトラップ部材に達すると、スチ―ムトラッ
プ部材は閉口して蒸気の排出を防止する。蒸気と復水が
異物捕集部材を通過する間に流体中の異物が捕集され
る。
【0007】次に回転弁体を回動して、流体流入口と接
続していたT字状通路を系外と連通する連通口と接続
し、T字状通路の残りの1つを流体流入口と接続するこ
とにより、流体がT字状通路の残りの1つから流体流入
口と接続していた通路を介して連通口から系外へ至り、
その間に異物捕集部材で捕集されていた異物は、反対向
きの流れによって逆洗され系外へ排除される。
【0008】
【実施例】本発明の具体的実施例について説明する。図
1において、本体1と回転弁体2とT字状通路3と異物
捕集部材4、及び、スチ―ムトラップ20でバルブ付ス
チ―ムトラップを形成する。
【0009】本体1に流体流入口5と流体流出口6、及
び、系外と連通する連通口7を設けると共に、本体1の
内部に球状の回転弁体としてのボ―ル弁体2を回動自在
に配置する。本体1とボ―ル弁体2の間にはリング状の
弁座8,9,10,11を介在して気密を維持する。
【0010】ボ―ル弁体2の中心軸に沿ったT字状通路
3の内部に異物捕集部材としてのフィルタ―4を取り付
ける。フィルタ―4は、本実施例においては円錐状の多
孔板で製作し、T字状通路3の長通路内に配置し、止め
リング12でボ―ル弁体2に固定して取り付ける。
【0011】T字状通路3の長通路内でフィルタ―4の
反対側に略円板状のスチ―ムトラップ20を、止めリン
グ21でボ―ル弁体2に固定して取り付ける。スチ―ム
トラップ20は図2に拡大断面図を示すように、内部に
温度応動素子22と、図1における流体流出口6と連通
する貫通孔23を設けた弁座24、及び、温度応動素子
22を弁座24に対して一定位置に保持する保持部材2
5で形成する。
【0012】温度応動素子22は本実施例においては、
熱膨脹液体を内蔵した熱膨脹カプセルで形成すると共
に、温度応動素子22の右端平面部26を弁座24の弁
座面27に対向して配置する。温度応動素子22の周囲
に高温の蒸気が流下してくると、内蔵した熱膨張液体が
膨脹して右端平面部26が弁座面27に着座し貫通孔2
3を閉じることにより蒸気の通過を遮断するものであ
り、一方、低温の復水が流下してくると温度応動素子2
2が収縮して、図2に示すように平面部26が弁座面2
7から離座して貫通孔23からその復水を流下するもの
である。
【0013】温度応動素子22としては本実施例のよう
に熱膨張液体を用いるものの他に、バイメタルやベロ―
ズ等従来公知のものを用いることができると共に、スチ
―ムトラップ20として本実施例においては、温度応動
素子22を用いたものを示したが、その他ディスク式ス
チ―ムトラップ等を用いることもできる。
【0014】T字状通路3の短通路内には、小径孔13
により通路径を絞る、絞り部材14をボ―ル弁体2に圧
入して取り付ける。絞り部材14は、フィルタ―4を逆
洗する場合に、過剰な流体が系外へ流出することを防止
するためのものである。
【0015】図1に示す状態は、T字状通路3の長通路
が流体流入口5と流体流出口6に接続し、系外と連通す
る連通口7はボ―ル弁体2によって遮断された状態を示
し、通常のスチ―ムトラップとしての機能を果たす。即
ち、流体流入口5からの蒸気や復水等の流体がスチ―ム
トラップ20へ流下する間にフィルタ―4で流体中のス
ケ―ルや錆等の異物を越し取られ、異物はフィルタ―4
の流入口5側の内周面に溜ると共に、スチ―ムトラップ
20において低温の復水だけが流出口6から排出され、
高温の蒸気は排出されない。
【0016】図1の状態から、ボ―ル弁体2を図示しな
い回動ハンドル等により反時計方向へ90度だけ回転す
ることにより、流体流入口5がT字状通路3の短通路の
絞り部材14の小径孔13を介して接続し、図1におい
て流体流入口5と接続していたフィルタ―4の円錐底部
面が連通口7と接続する。従って、流体流入口5からの
蒸気や復水等の流体は、小径孔13を通りフィルタ―4
を図1の状態とは反対向きに通過して連通口7から系外
へ至り、外部へのバイパス流路機能を果たす。同時にこ
の場合、フィルタ―4の内周面に溜った異物は逆洗され
て流体と共に連通口7から系外へ排除される。
【0017】図1に示す状態から、ボ―ル弁体2を90
度だけ時計方向へ回動することにより、流体流入口5は
ボ―ル弁体2によって遮断され、流路遮断機能を果た
す。この場合、本体1の一部を脱着可能としておくこと
により、本体1の着脱部を取り外してフィルタ―4を外
部へ取り出し、別途掃除をしたり、フィルタ―4そのも
のを交換することもできる。
【0018】
【発明の効果】本発明のバルブ付スチ―ムトラップで
は、回転弁体を回動することによって異物捕集部材を逆
洗して溜った異物を確実に排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルブ付スチ―ムトラップの実施例を
示す断面図。
【図2】本発明のバルブ付スチ―ムトラップに用いるス
チ―ムトラップの拡大断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 ボ―ル弁体 3 T字状通路 4 フィルタ― 5 流体流入口 6 流体流出口 7 連通口 13 小径孔 20 スチ―ムトラップ 22 温度応動素子 24 弁座

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バルブを操作して通常のスチ―ムトラッ
    プ機能と、バイパス流路機能、及び、流路遮断機能を果
    たすものにおいて、回転弁体を回動自在に配置し、当該
    回転弁体の内部にT字状の通路を形成し、当該T字状通
    路内に流体中の異物を捕集する異物捕集部材とスチ―ム
    トラップ部材を配置して、当該T字状通路に対向する位
    置に流体流入口と流体流出口、及び、系外と連通する連
    通口を設けたことを特徴とするバルブ付スチ―ムトラッ
    プ。
JP14680696A 1996-05-15 1996-05-15 バルブ付スチ―ムトラップ Pending JPH09303687A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013002534A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Ckd Corp 切替弁とポンプシステム
CN112503203A (zh) * 2019-09-16 2021-03-16 浙江三花制冷集团有限公司 一种控制阀
CN114233889A (zh) * 2021-12-21 2022-03-25 江苏奥威机械有限公司 一种用于运输石油管道的球阀及其使用方法
CN117443056A (zh) * 2023-12-21 2024-01-26 福州福水源水务设备有限公司 一种便于调节流量的球阀

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