JPH09303382A - スラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機 - Google Patents
スラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スラストセクタを製造する際に、金型の数を
減らし、加熱及び加圧の精度を向上させ、加熱時間及び
冷却時間を短くすることができるスラストセクタを備え
たスラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回
転電機を提供する。 【解決手段】 薄い鉄板の表面に四フッ化エチレン樹脂
層（テフロン層）を焼成してなるテフロンボードを所要
の形状に切断してテフロンパッド６Ａを作成し、このテ
フロンパッド６Ａを所要の形状に形成されたスラストセ
クタ台金７Ａ上に固定してスラストセクタ１０Ａを構成
し、このスラストセクタ１０Ａをスラスト軸受に備え
る。なお、テフロンパッド６Ａは、テフロンパッド６Ａ
の周方向両側の傾斜面６Ａー３をスラストセクタ台金７
Ａの周方向両側に形成した溝７Ａー１に嵌入せしめるこ
とによって固定されている。
減らし、加熱及び加圧の精度を向上させ、加熱時間及び
冷却時間を短くすることができるスラストセクタを備え
たスラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回
転電機を提供する。 【解決手段】 薄い鉄板の表面に四フッ化エチレン樹脂
層（テフロン層）を焼成してなるテフロンボードを所要
の形状に切断してテフロンパッド６Ａを作成し、このテ
フロンパッド６Ａを所要の形状に形成されたスラストセ
クタ台金７Ａ上に固定してスラストセクタ１０Ａを構成
し、このスラストセクタ１０Ａをスラスト軸受に備え
る。なお、テフロンパッド６Ａは、テフロンパッド６Ａ
の周方向両側の傾斜面６Ａー３をスラストセクタ台金７
Ａの周方向両側に形成した溝７Ａー１に嵌入せしめるこ
とによって固定されている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はスラスト軸受及びこ
のスラスト軸受を備えた立軸形水車発電機等の立軸形回
転電機に関する。
のスラスト軸受を備えた立軸形水車発電機等の立軸形回
転電機に関する。
【０００２】
【従来の技術】立軸形水車発電機のスラスト軸受は、発
電機の回転子の自重、発電機駆動用水車の重量及び運転
時に水車に働く水推力を支持するための装置である。
電機の回転子の自重、発電機駆動用水車の重量及び運転
時に水車に働く水推力を支持するための装置である。
【０００３】図７はかかるスラスト軸受の構成を右半分
省略して示す縦断面図、図８は図７に示すスラスト軸受
に備えたスラストセクタの構成を示す斜視図である。
省略して示す縦断面図、図８は図７に示すスラスト軸受
に備えたスラストセクタの構成を示す斜視図である。
【０００４】図７に示すように、立軸形水車発電機のス
ラスト軸受は、この発電機の回転子の回転軸であるシャ
フト１に結合されたスラストカラー２と、このスラスト
カラー２の下端部に結合されたスラストランナ３と、こ
のスラストランナ３の下方に位置するスラストセクタ４
とを備えており、シャフト１と共にスラストカラー２と
スラストランナ３とがスラストセクタ４上で回転しなが
ら、前記回転子等の荷重を支持している。
ラスト軸受は、この発電機の回転子の回転軸であるシャ
フト１に結合されたスラストカラー２と、このスラスト
カラー２の下端部に結合されたスラストランナ３と、こ
のスラストランナ３の下方に位置するスラストセクタ４
とを備えており、シャフト１と共にスラストカラー２と
スラストランナ３とがスラストセクタ４上で回転しなが
ら、前記回転子等の荷重を支持している。
【０００５】そして、図８に示すように、スラストセク
タ４は、鋼製のスラストセクタ台金４ー１の表面に摺動
材の層４ー２を形成してなるものであり、この摺動材と
しては四フッ化エチレン樹脂（商品名：テフロン）が適
用されている。この四フッ化エチレン樹脂の層４ー２を
形成するには、高温、高圧を必要とする。また、スラス
トセクタ４は水車の形式や発電機の形式などにより、回
転数（周速）、荷重、スラストセクタの枚数、荷重を受
ける位置の径などが大きく変化するため、スラストセク
タ４には多種多様な形状、種類がある。
タ４は、鋼製のスラストセクタ台金４ー１の表面に摺動
材の層４ー２を形成してなるものであり、この摺動材と
しては四フッ化エチレン樹脂（商品名：テフロン）が適
用されている。この四フッ化エチレン樹脂の層４ー２を
形成するには、高温、高圧を必要とする。また、スラス
トセクタ４は水車の形式や発電機の形式などにより、回
転数（周速）、荷重、スラストセクタの枚数、荷重を受
ける位置の径などが大きく変化するため、スラストセク
タ４には多種多様な形状、種類がある。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の如くスラストセ
クタ４には多種多様な形状、種類があることから、スラ
ストセクタ４を製造する毎に、スラストセクタ台金４ー
１の表面に摺動材（四フッ化エチレン樹脂）の層を焼成
させるためにスラストセクタ台金４ー１の形状に合わせ
た圧縮成形用金型と焼成用金型とを作成しなければなら
ない。このため、次のような問題点がある。
クタ４には多種多様な形状、種類があることから、スラ
ストセクタ４を製造する毎に、スラストセクタ台金４ー
１の表面に摺動材（四フッ化エチレン樹脂）の層を焼成
させるためにスラストセクタ台金４ー１の形状に合わせ
た圧縮成形用金型と焼成用金型とを作成しなければなら
ない。このため、次のような問題点がある。
【０００７】 多種多様の金型を作成しなければなら
ず、不経済である。 加圧力が金型毎に変わることから、四フッ化エチレ
ン樹脂の層４ー２の品質を一定にするのが大変である。
ず、不経済である。 加圧力が金型毎に変わることから、四フッ化エチレ
ン樹脂の層４ー２の品質を一定にするのが大変である。
【０００８】また、スラストセクタ台金４ー１は高荷重
を受けるためその板厚が１５０ｍｍ程度になることか
ら、このスラストセクタ台金４ー１と金型の温度を３５
０℃まであげるため、次のような問題点がある。
を受けるためその板厚が１５０ｍｍ程度になることか
ら、このスラストセクタ台金４ー１と金型の温度を３５
０℃まであげるため、次のような問題点がある。
【０００９】 金型中の、台金上の四フッ化エチレン
樹脂層の温度管理が大変難しい。 台金のサイズが大きくなると、加熱量、加熱時間が
増大し、また同時に冷却時間も膨大なものとなる。
樹脂層の温度管理が大変難しい。 台金のサイズが大きくなると、加熱量、加熱時間が
増大し、また同時に冷却時間も膨大なものとなる。
【００１０】従って本発明は上記従来技術に鑑み、スラ
ストセクタを製造する際に、金型の数を減らし、加熱及
び加圧の精度を向上させ、加熱時間及び冷却時間を短く
することができるスラストセクタを備えたスラスト軸受
及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機を提供す
ることを課題とする。
ストセクタを製造する際に、金型の数を減らし、加熱及
び加圧の精度を向上させ、加熱時間及び冷却時間を短く
することができるスラストセクタを備えたスラスト軸受
及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機を提供す
ることを課題とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のスラスト軸受の第１の構成は、薄い平板の表面にフ
ッ素樹脂層を焼成してなるフッ素樹脂ボードを所要の形
状に切断して形成したフッ素樹脂パッドを、所要の形状
に形成されたスラストセクタ台金上に固定してなるスラ
ストセクタを備えたことを特徴とする。
明のスラスト軸受の第１の構成は、薄い平板の表面にフ
ッ素樹脂層を焼成してなるフッ素樹脂ボードを所要の形
状に切断して形成したフッ素樹脂パッドを、所要の形状
に形成されたスラストセクタ台金上に固定してなるスラ
ストセクタを備えたことを特徴とする。
【００１２】また、第２の構成は、上記第１の構成のス
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の嵌入部を前記スラストセ
クタ台金の周方向両側に形成した溝に嵌入せしめること
によって固定されていることを特徴とする。
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の嵌入部を前記スラストセ
クタ台金の周方向両側に形成した溝に嵌入せしめること
によって固定されていることを特徴とする。
【００１３】また、第３の構成は、上記第１の構成のス
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の嵌入部を前記スラストセ
クタ台金の周方向両側に設けた締め金の突部と前記スラ
ストセクタ台金の表面との間に嵌入せしめることによっ
て固定されていることを特徴とする。
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の嵌入部を前記スラストセ
クタ台金の周方向両側に設けた締め金の突部と前記スラ
ストセクタ台金の表面との間に嵌入せしめることによっ
て固定されていることを特徴とする。
【００１４】また、第４の構成は、上記内１の構成のス
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の突部をスラストセクタ台
金にねじ止めすることによって固定されていることを特
徴とする。
ラスト軸受において、前記フッ素樹脂パッドは、前記フ
ッ素樹脂パッドの周方向両側の突部をスラストセクタ台
金にねじ止めすることによって固定されていることを特
徴とする。
【００１５】また、上記課題を解決する本発明の立軸形
回転電機の構成は、上記第１、第２、第３又は第４の構
成のスラスト軸受を備えたことを特徴とする。
回転電機の構成は、上記第１、第２、第３又は第４の構
成のスラスト軸受を備えたことを特徴とする。
【００１６】従って、上記構成のスラスト軸受及びこの
スラスト軸受を備えた立軸形回転電機によれば、薄い平
板に四フッ化エチレン樹脂層等のフッ素樹脂層を焼成し
てフッ素樹脂ボードを作成し、このフッ素樹脂ボードを
必要な形状に切断してフッ素樹脂パッドを作成するた
め、１種類の金型でフッ素樹脂層を焼成することができ
る。また厚いスラストセクタ台金の表面にフッ素樹脂層
（即ちフッ素樹脂パッド）を容易に取り付けることがで
きる。また薄い平板にフッ素樹脂層を焼成するため、フ
ッ素樹脂の温度管理を容易且つ正確に行うことができる
と共に加熱時間及び冷却時間を短縮することができる。
更には摺動面の分解点検、交換を容易に行うことができ
る。即ち、摺動面の分解点検、交換を行う際、摺動面を
構成するフッ素樹脂パッドを外周側に引き抜くだけでよ
い。
スラスト軸受を備えた立軸形回転電機によれば、薄い平
板に四フッ化エチレン樹脂層等のフッ素樹脂層を焼成し
てフッ素樹脂ボードを作成し、このフッ素樹脂ボードを
必要な形状に切断してフッ素樹脂パッドを作成するた
め、１種類の金型でフッ素樹脂層を焼成することができ
る。また厚いスラストセクタ台金の表面にフッ素樹脂層
（即ちフッ素樹脂パッド）を容易に取り付けることがで
きる。また薄い平板にフッ素樹脂層を焼成するため、フ
ッ素樹脂の温度管理を容易且つ正確に行うことができる
と共に加熱時間及び冷却時間を短縮することができる。
更には摺動面の分解点検、交換を容易に行うことができ
る。即ち、摺動面の分解点検、交換を行う際、摺動面を
構成するフッ素樹脂パッドを外周側に引き抜くだけでよ
い。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を詳細
に説明する。なお、本発明は スラストセクタの構成に
工夫を施したものであるため、ここでは、スラストセク
タについて詳細に説明し、スラスト軸受のその他の構成
については図７を参照することとして詳細な説明は省略
する。
に説明する。なお、本発明は スラストセクタの構成に
工夫を施したものであるため、ここでは、スラストセク
タについて詳細に説明し、スラスト軸受のその他の構成
については図７を参照することとして詳細な説明は省略
する。
【００１８】本実施の形態に係るスラスト軸受のスラス
トセクタは、次のようにして製造する。
トセクタは、次のようにして製造する。
【００１９】 縦横が９００ｍｍ×９００ｍｍで、板
厚が３〜１０ｍｍ（例えば４．５ｍｍ程度）の薄い平板
である鉄板の表面に、厚さ５ｍｍの四フッ化エチレン樹
脂層（以下、これをテフロン層と称す）を焼成して、四
フッ化エチレン樹脂ボード（以下、これをテフロンボー
ドと称す）を作成する。 次に、このテフロンボードを任意の大きさのスラス
トセクタに合うよう所要の形状に切断して、四フッ化エ
チレン樹脂パッド（以下、これをテフロンパッドと称
す）を作成する。 最後に、このテフロンパッドを固定手段によってス
ラストセクタ台金に固する。かくしてスラストセクタが
製造される。
厚が３〜１０ｍｍ（例えば４．５ｍｍ程度）の薄い平板
である鉄板の表面に、厚さ５ｍｍの四フッ化エチレン樹
脂層（以下、これをテフロン層と称す）を焼成して、四
フッ化エチレン樹脂ボード（以下、これをテフロンボー
ドと称す）を作成する。 次に、このテフロンボードを任意の大きさのスラス
トセクタに合うよう所要の形状に切断して、四フッ化エ
チレン樹脂パッド（以下、これをテフロンパッドと称
す）を作成する。 最後に、このテフロンパッドを固定手段によってス
ラストセクタ台金に固する。かくしてスラストセクタが
製造される。
【００２０】続いて、前記固定手段の具体的な構成を示
すため、各種の固定手段を有するスラストセクタの実施
例（５例）を図面に基づいて説明する。
すため、各種の固定手段を有するスラストセクタの実施
例（５例）を図面に基づいて説明する。
【００２１】＜実施例１＞図１は本発明の実施例１に係
るスラストセクタの構成を示す説明図、図２は図１
（ｂ）のＡーＡ線矢視拡大断面図である。
るスラストセクタの構成を示す説明図、図２は図１
（ｂ）のＡーＡ線矢視拡大断面図である。
【００２２】図１（ａ）に示すように、薄い鉄板６Ａー
２とテフロン層６Ａー１とからなる扇状のテフロンパッ
ド６Ａ（上記テフロンボードを切断して作成したもの）
の周方向両端部には、これらの端部を斜めに切断するこ
とより、テフロン層側から鉄板側に向かって周方向両側
に傾斜するテーパ状の傾斜面６Ａー３が形成されてい
る。一方、扇状のスラストセクタ台金７Ａの周方向両端
部には、その上面側から下面側に向かって周方向両側に
傾斜するテーパ状の傾斜面を有する溝７Ａー１が形成さ
れている。
２とテフロン層６Ａー１とからなる扇状のテフロンパッ
ド６Ａ（上記テフロンボードを切断して作成したもの）
の周方向両端部には、これらの端部を斜めに切断するこ
とより、テフロン層側から鉄板側に向かって周方向両側
に傾斜するテーパ状の傾斜面６Ａー３が形成されてい
る。一方、扇状のスラストセクタ台金７Ａの周方向両端
部には、その上面側から下面側に向かって周方向両側に
傾斜するテーパ状の傾斜面を有する溝７Ａー１が形成さ
れている。
【００２３】そして、図１（ａ）に示すようにテフロン
パッド６Ａを外周側から内周側に向かう方向（図中の矢
印参照）に移動させて、図１（ｂ）及び図２に示す如く
テフロンパッド６Ａの両傾斜面６Ａー３をスラストセク
タ台金７Ａの両溝７Ａー１に嵌入せしめることにより、
テフロンパッド６Ａをスラストセクタ台金７Ａに固定す
る。かくして本実施例１に係るスラストセクタ１０Ａが
構成される。
パッド６Ａを外周側から内周側に向かう方向（図中の矢
印参照）に移動させて、図１（ｂ）及び図２に示す如く
テフロンパッド６Ａの両傾斜面６Ａー３をスラストセク
タ台金７Ａの両溝７Ａー１に嵌入せしめることにより、
テフロンパッド６Ａをスラストセクタ台金７Ａに固定す
る。かくして本実施例１に係るスラストセクタ１０Ａが
構成される。
【００２４】＜実施例２＞図３は、本発明の実施例２に
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
【００２５】図３に示すように、薄い鉄板６Ｂー２とテ
フロン層６Ｂー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｂ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、これらの端部を斜めに切断することによ
り、テフロン層側から鉄板側に向かって周方向両側に傾
斜するテーパ状の傾斜面６Ｂー３が形成されている。そ
して、このテフロンパッド６Ｂを、扇状のスラストセク
タ台金７Ｂ上に載置し、このスラストセクタ台金７Ｂの
周方向両側から締め金８Ｂによって固定している。
フロン層６Ｂー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｂ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、これらの端部を斜めに切断することによ
り、テフロン層側から鉄板側に向かって周方向両側に傾
斜するテーパ状の傾斜面６Ｂー３が形成されている。そ
して、このテフロンパッド６Ｂを、扇状のスラストセク
タ台金７Ｂ上に載置し、このスラストセクタ台金７Ｂの
周方向両側から締め金８Ｂによって固定している。
【００２６】即ち、締め金８Ｂの上部には、スラストセ
クタ台金７Ｂの上面側から下面側に向かって周方向両側
に傾斜するテーパ状の傾斜面を有する突部８Ｂー１が形
成されており、この突部８Ｂー１の傾斜面とスラストセ
クタ台金７Ｂの上面との間に、テフロンパッド６Ｂの両
傾斜面６Ｂー３を嵌入せしめることよって、テフロンパ
ッド６Ｂをスラストセクタ台金７Ｂに固定している。締
め金８Ｂは、スラストセクタ台金７Ｂにねじ止め等によ
って固定されている。かくして本実施例２に係るスラス
トセクタ１０Ｂは構成されている。
クタ台金７Ｂの上面側から下面側に向かって周方向両側
に傾斜するテーパ状の傾斜面を有する突部８Ｂー１が形
成されており、この突部８Ｂー１の傾斜面とスラストセ
クタ台金７Ｂの上面との間に、テフロンパッド６Ｂの両
傾斜面６Ｂー３を嵌入せしめることよって、テフロンパ
ッド６Ｂをスラストセクタ台金７Ｂに固定している。締
め金８Ｂは、スラストセクタ台金７Ｂにねじ止め等によ
って固定されている。かくして本実施例２に係るスラス
トセクタ１０Ｂは構成されている。
【００２７】＜実施例３＞図４は、本発明の実施例３に
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
【００２８】図４に示すように、薄い鉄板６Ｃー２とテ
フロン層６Ｃー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｃ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｃー３が形成され
ている。一方、扇状のスラストセクタ台金７Ｃの周方向
両端部には、断面が矩形の溝７Ｃー１が形成されてい
る。
フロン層６Ｃー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｃ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｃー３が形成され
ている。一方、扇状のスラストセクタ台金７Ｃの周方向
両端部には、断面が矩形の溝７Ｃー１が形成されてい
る。
【００２９】そして、テフロンパッド６Ｃを外周側から
内周側に向う方向に移動させて、テフロンパッド６Ｃの
両突部６Ｃー３をスラストセクタ台金７Ｃの両溝７Ｃー
１に嵌入せしめることによって、テフロンパッド６Ｃを
スラストセクタ台金７Ｃに固定している。かくして本実
施例３に係るスラストセクタ１０Ｃは構成されている。
内周側に向う方向に移動させて、テフロンパッド６Ｃの
両突部６Ｃー３をスラストセクタ台金７Ｃの両溝７Ｃー
１に嵌入せしめることによって、テフロンパッド６Ｃを
スラストセクタ台金７Ｃに固定している。かくして本実
施例３に係るスラストセクタ１０Ｃは構成されている。
【００３０】＜実施例４＞図５は、本発明の実施例４に
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
【００３１】図５に示すように、薄い鉄板６Ｄー２とテ
フロン層６Ｄー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｄ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｄー３が形成され
ている。そして、テフロンパッド６Ｄを、扇状のスラス
トセクタ台金７Ｄ上に載置し、このスラストセクタ台金
７Ｄの周方向両側から締め金８Ｄによって固定してい
る。
フロン層６Ｄー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｄ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｄー３が形成され
ている。そして、テフロンパッド６Ｄを、扇状のスラス
トセクタ台金７Ｄ上に載置し、このスラストセクタ台金
７Ｄの周方向両側から締め金８Ｄによって固定してい
る。
【００３２】即ち、締め金８Ｄの上部には、断面が矩形
の突部８Ｄー１が形成されており、この突部８Ｄー１と
スラストセクタ台金７Ｄの上面との間に、テフロンパッ
ド６Ｄの両突部６Ｄー３を嵌入せしめることによって、
テフロンパッド６Ｄをスラストセクタ台金７Ｄに固定し
ている。締め金８Ｄは、スラストセクタ台金７Ｄにねじ
止め等によって固定されている。かくして本実施例４に
係るスラストセクタ１０Ｄは構成されている。
の突部８Ｄー１が形成されており、この突部８Ｄー１と
スラストセクタ台金７Ｄの上面との間に、テフロンパッ
ド６Ｄの両突部６Ｄー３を嵌入せしめることによって、
テフロンパッド６Ｄをスラストセクタ台金７Ｄに固定し
ている。締め金８Ｄは、スラストセクタ台金７Ｄにねじ
止め等によって固定されている。かくして本実施例４に
係るスラストセクタ１０Ｄは構成されている。
【００３３】＜実施例５＞図６は、本発明の実施例５に
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
係るスラストセクタの構成を示す断面図（図２に対応す
る断面図）である。
【００３４】図６に示すように、薄い鉄板６Ｅー２とテ
フロン層６Ｅー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｅ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｅー３が形成され
ている。そして、扇状のスラストセクタ台金７Ｅ上にテ
フロンパッド６Ｅを載置し、このテフロンパッド６Ｅの
両突部６Ｅー３をスラストセクタ台金７Ｅにねじ止めし
ている。かくして本実施例５に係るスラストセクタ１０
Ｅは構成されている。
フロン層６Ｅー１とからなる扇状のテフロンパッド６Ｅ
（上記テフロンボードを切断して作成したもの）の周方
向両端部には、段差を付けて切断することにより、周方
向両側に突出する断面が矩形の突部６Ｅー３が形成され
ている。そして、扇状のスラストセクタ台金７Ｅ上にテ
フロンパッド６Ｅを載置し、このテフロンパッド６Ｅの
両突部６Ｅー３をスラストセクタ台金７Ｅにねじ止めし
ている。かくして本実施例５に係るスラストセクタ１０
Ｅは構成されている。
【００３５】従って、上記構成のスラストセクタ１０
Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅを備えたスラスト
軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形水車発電機等
の立軸形回転電機によれば、次のような効果が得られ
る。
Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅを備えたスラスト
軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形水車発電機等
の立軸形回転電機によれば、次のような効果が得られ
る。
【００３６】 薄い鉄板にテフロン層を焼成してテフ
ロンボードを作成し、このテフロンボードを必要な形状
に切断してテフロンパッドを作成するため、テフロン層
を焼成するための金型を１種類とすることができる。こ
のため生産性が向上する。
ロンボードを作成し、このテフロンボードを必要な形状
に切断してテフロンパッドを作成するため、テフロン層
を焼成するための金型を１種類とすることができる。こ
のため生産性が向上する。
【００３７】 テフロン層を薄い鉄板に焼成するた
め、四フッ化エチレン樹脂の温度管理を容易且つ正確に
行うことができ、また加熱時間及び冷却時間を短縮する
ことができる。このため品質が向上すると共に生産性も
向上する。
め、四フッ化エチレン樹脂の温度管理を容易且つ正確に
行うことができ、また加熱時間及び冷却時間を短縮する
ことができる。このため品質が向上すると共に生産性も
向上する。
【００３８】 テフロン層６Ａー１〜６Ｅー１（即
ち、テフロンパッド６Ａ〜６Ｅ）をスラストセクタ台金
７Ａ〜７Ｅ上に容易に固定することができ、機械的強度
を確保することができる。このため信頼性が向上する。
ち、テフロンパッド６Ａ〜６Ｅ）をスラストセクタ台金
７Ａ〜７Ｅ上に容易に固定することができ、機械的強度
を確保することができる。このため信頼性が向上する。
【００３９】 スラスト軸受の摺動面の分解点検、交
換が容易になる。このためメンテナンスコストを大幅に
低減することができる。
換が容易になる。このためメンテナンスコストを大幅に
低減することができる。
【００４０】スラスト軸受の摺動面の分解点検、交換を
行う際、従来は発電機回転部を全部引き上げるか又は回
転部だけをジャッキアップしてスラストセクタを半径方
向（外周方向へ）引き出す方法が一般的である。ところ
が、スラストセクタ１個の重量は数十Kg〜１００Kgと重
いため、この作業は大変であった。これに対し、上記の
スラストセクタ１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ又は１
０Ｅを立軸形水車発電機のスラスト軸受に備えた場合に
は、摺動面を構成するテフロンパッド６Ａ，６Ｂ，６
Ｃ，６Ｄ又は６Ｅだけを外周方向へ引き抜けばよい。テ
フロンパッド６Ａ〜６Ｅはスラストセクタ１０Ａ〜１０
Ｅの数分の１の重量であるため、この作業は極めて容易
となる。
行う際、従来は発電機回転部を全部引き上げるか又は回
転部だけをジャッキアップしてスラストセクタを半径方
向（外周方向へ）引き出す方法が一般的である。ところ
が、スラストセクタ１個の重量は数十Kg〜１００Kgと重
いため、この作業は大変であった。これに対し、上記の
スラストセクタ１０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ又は１
０Ｅを立軸形水車発電機のスラスト軸受に備えた場合に
は、摺動面を構成するテフロンパッド６Ａ，６Ｂ，６
Ｃ，６Ｄ又は６Ｅだけを外周方向へ引き抜けばよい。テ
フロンパッド６Ａ〜６Ｅはスラストセクタ１０Ａ〜１０
Ｅの数分の１の重量であるため、この作業は極めて容易
となる。
【００４１】付言すると、立軸形水車発電機ではスラス
ト軸受が最も消耗し易くこの部分の故障等が多い。従っ
て保守点検ではこの摺動面の目視検査が最も重要な項目
であが、この作業が一番手間と時間がかかる。このこと
からも、かかる作業を容易にすることができる本発明の
効果は大きいことが分かる。
ト軸受が最も消耗し易くこの部分の故障等が多い。従っ
て保守点検ではこの摺動面の目視検査が最も重要な項目
であが、この作業が一番手間と時間がかかる。このこと
からも、かかる作業を容易にすることができる本発明の
効果は大きいことが分かる。
【００４２】
【発明の効果】以上発明の実施の形態と共に具体的に説
明したように、本発明のスラスト軸受及びこのスラスト
軸受を備えた立軸形回転電機によれば、次のような効果
が得られる。
明したように、本発明のスラスト軸受及びこのスラスト
軸受を備えた立軸形回転電機によれば、次のような効果
が得られる。
【００４３】 薄い平板にフッ素樹脂層を焼成してフ
ッ素樹脂ボードを作成し、このフッ素樹脂ボードを必要
な形状に切断してフッ素樹脂パッドを作成するため、フ
ッ素樹脂層を焼成するための金型を１種類とすることが
でき、生産性が向上する。 フッ素樹脂層を薄い平板に焼成するため、フッ素樹
脂の温度管理を容易且つ正確に行うことができ、また加
熱時間及び冷却時間を短縮することができる。このため
品質が向上すると共に生産性も向上する。 フッ素樹脂層（即ち、フッ素樹脂パッド）をスラス
トセクタ台金上に容易に取り付けることができ、機械的
強度を確保することができる。このため信頼性が向上す
る。 スラスト軸受の摺動面の分解点検、交換が容易にな
る。このためメンテナンスコストを大幅に低減すること
ができる。
ッ素樹脂ボードを作成し、このフッ素樹脂ボードを必要
な形状に切断してフッ素樹脂パッドを作成するため、フ
ッ素樹脂層を焼成するための金型を１種類とすることが
でき、生産性が向上する。 フッ素樹脂層を薄い平板に焼成するため、フッ素樹
脂の温度管理を容易且つ正確に行うことができ、また加
熱時間及び冷却時間を短縮することができる。このため
品質が向上すると共に生産性も向上する。 フッ素樹脂層（即ち、フッ素樹脂パッド）をスラス
トセクタ台金上に容易に取り付けることができ、機械的
強度を確保することができる。このため信頼性が向上す
る。 スラスト軸受の摺動面の分解点検、交換が容易にな
る。このためメンテナンスコストを大幅に低減すること
ができる。
【図１】本発明の実施例１に係るスラストセクタの構成
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図２】図１（ｂ）のＡーＡ線矢視拡大断面図であ
る。。
る。。
【図３】本発明の実施例２に係るスラストセクタの構成
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
【図４】本発明の実施例３に係るスラストセクタの構成
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
【図５】本発明の実施例４に係るスラストセクタの構成
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
【図６】本発明の実施例５に係るスラストセクタの構成
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
を示す断面図（図２に対応する断面図）である。
【図７】従来の立軸形水車発電機のスラスト軸受の構成
を右半分省略して示す縦断面図である。
を右半分省略して示す縦断面図である。
【図８】図７に示すスラスト軸受に備えたスラストセク
タの構成を示す斜視図である。
タの構成を示す斜視図である。
１ シャフト ２ スラストカラー ３ スラストランナ ６Ａ，６Ｂ，６Ｃ，６Ｄ，６Ｅ テフロンパッド ６Ａー１，６Ｂー１，６Ｃー１，６Ｄー１，６Ｅー１
テフロン層 ６Ａー２，６Ｂー２，６Ｃー２，６Ｄー２，６Ｅー２
鉄板 ６Ａー３，６Ｂー３ 傾斜面 ６Ｃー３，６Ｄー３，６Ｅー３ 突部 ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ，７Ｅ スラストセクタ台金 ７Ａー１，７Ｃー１ 溝 ８Ｂ，８Ｄ 締め金 ８Ｂー１，８Ｄー１ 突部 １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅ スラストセ
クタ
テフロン層 ６Ａー２，６Ｂー２，６Ｃー２，６Ｄー２，６Ｅー２
鉄板 ６Ａー３，６Ｂー３ 傾斜面 ６Ｃー３，６Ｄー３，６Ｅー３ 突部 ７Ａ，７Ｂ，７Ｃ，７Ｄ，７Ｅ スラストセクタ台金 ７Ａー１，７Ｃー１ 溝 ８Ｂ，８Ｄ 締め金 ８Ｂー１，８Ｄー１ 突部 １０Ａ，１０Ｂ，１０Ｃ，１０Ｄ，１０Ｅ スラストセ
クタ
Claims (5)
- 【請求項１】 薄い平板の表面にフッ素樹脂層を焼成し
てなるフッ素樹脂ボードを所要の形状に切断して形成し
たフッ素樹脂パッドを、所要の形状に形成されたスラス
トセクタ台金上に固定してなるスラストセクタを備えた
ことを特徴とするスラスト軸受。 - 【請求項２】 請求項１に記載するスラスト軸受におい
て、 前記フッ素樹脂パッドは、前記フッ素樹脂パッドの周方
向両側の嵌入部を前記スラストセクタ台金の周方向両側
に形成した溝に嵌入せしめることによって固定されてい
ることを特徴とするスラスト軸受。 - 【請求項３】 請求項１に記載するスラスト軸受におい
て、 前記フッ素樹脂パッドは、前記フッ素樹脂パッドの周方
向両側の嵌入部を前記スラストセクタ台金の周方向両側
に設けた締め金の突部と前記スラストセクタ台金の表面
との間に嵌入せしめることによって固定されていること
を特徴とするスラスト軸受。 - 【請求項４】 請求項１に記載するスラスト軸受におい
て、 前記フッ素樹脂パッドは、前記フッ素樹脂パッドの周方
向両側の突部をスラストセクタ台金にねじ止めすること
によって固定されていることを特徴とするスラスト軸
受。 - 【請求項５】 請求項１、２、３又は４に記載するスラ
スト軸受を備えたことを特徴とする立軸形回転電機
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113396A JPH09303382A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | スラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8113396A JPH09303382A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | スラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09303382A true JPH09303382A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14611249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8113396A Pending JPH09303382A (ja) | 1996-05-08 | 1996-05-08 | スラスト軸受及びこのスラスト軸受を備えた立軸形回転電機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09303382A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100310201A1 (en) * | 2009-06-08 | 2010-12-09 | Kmc, Inc. | Bi-directional rotation offset pivot thrust bearing |
| US8834027B2 (en) | 2011-01-13 | 2014-09-16 | Fouad Y. Zeidan | Damper having modular flexible ligaments and variable gaps |
| JP2014173718A (ja) * | 2013-03-13 | 2014-09-22 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 軸受パッド、軸受装置、回転機械及び軸受パッドの設計方法 |
| US8845196B2 (en) | 2007-04-13 | 2014-09-30 | Jongsoo Kim | Compliant bearing |
| WO2015102363A1 (ko) * | 2013-12-30 | 2015-07-09 | 주식회사 효성 | 대용량 전동기 및 발전기용 슬리브 베어링 |
| JP2016159307A (ja) * | 2015-02-27 | 2016-09-05 | 大豊工業株式会社 | ワッシャの製造方法及びワッシャ |
| CN107061482A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-08-18 | 清华大学 | 一种具有新型瓦面轮廓的推力瓦 |
| EP3276191A1 (en) * | 2016-07-28 | 2018-01-31 | GE Renewable Technologies | Hydrodynamic bearing pad construction |
| WO2019106404A1 (en) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | Ge Renewable Technologies | Bearing pad for a hydro-generating unit and hydro-generating unit with such a bearing pad |
| US10808756B2 (en) | 2007-04-13 | 2020-10-20 | Waukesha Bearings Corporation | Compliant bearing |
| US11448258B2 (en) * | 2018-12-31 | 2022-09-20 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Strut bearing, assembly, and method of making and using the same |
| US11486446B2 (en) * | 2019-03-07 | 2022-11-01 | Miba Gleitlager Austria Gmbh | Plain bearing arrangement |
| US12012941B2 (en) | 2019-03-07 | 2024-06-18 | Miba Gleitlager Austria Gmbh | Plain bearing arrangement |
-
1996
- 1996-05-08 JP JP8113396A patent/JPH09303382A/ja active Pending
Cited By (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| US8408802B2 (en) * | 2009-06-08 | 2013-04-02 | Waukesha Bearings Corporation | Bi-directional rotation offset pivot thrust bearing |
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| CN107061482A (zh) * | 2017-02-27 | 2017-08-18 | 清华大学 | 一种具有新型瓦面轮廓的推力瓦 |
| WO2019106404A1 (en) * | 2017-12-01 | 2019-06-06 | Ge Renewable Technologies | Bearing pad for a hydro-generating unit and hydro-generating unit with such a bearing pad |
| CN111386402A (zh) * | 2017-12-01 | 2020-07-07 | 通用电气再生能源技术公司 | 水力发电单元的轴承垫和带有此类轴承垫的水力发电单元 |
| CN111386402B (zh) * | 2017-12-01 | 2022-11-08 | 通用电气再生能源技术公司 | 水力发电单元的轴承垫和带有此类轴承垫的水力发电单元 |
| US11448258B2 (en) * | 2018-12-31 | 2022-09-20 | Saint-Gobain Performance Plastics Pampus Gmbh | Strut bearing, assembly, and method of making and using the same |
| US11486446B2 (en) * | 2019-03-07 | 2022-11-01 | Miba Gleitlager Austria Gmbh | Plain bearing arrangement |
| US12012941B2 (en) | 2019-03-07 | 2024-06-18 | Miba Gleitlager Austria Gmbh | Plain bearing arrangement |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031014 |