JPH09303033A - 戸車用レールの取付方法 - Google Patents

戸車用レールの取付方法

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Publication number
JPH09303033A
JPH09303033A JP14063696A JP14063696A JPH09303033A JP H09303033 A JPH09303033 A JP H09303033A JP 14063696 A JP14063696 A JP 14063696A JP 14063696 A JP14063696 A JP 14063696A JP H09303033 A JPH09303033 A JP H09303033A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rail
groove
silicone resin
sill
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14063696A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Goto
正 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
K G PARTEK KK
Original Assignee
K G PARTEK KK
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Filing date
Publication date
Application filed by K G PARTEK KK filed Critical K G PARTEK KK
Priority to JP14063696A priority Critical patent/JPH09303033A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属製の敷居や石材製の床に戸車用レールを
簡単に取り付けることができる防音効果の高い戸車用レ
ールの取付方法を提供すること。 【解決手段】 金属製または石材製の床または敷居に形
成されたレール敷設用の溝にシリコン樹脂を流し込み、
同溝上方から戸車用レールを嵌合してシリコン樹脂の硬
化により溝内に固定させるようにしたことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として戸車用レ
ールを金属製または石材製の敷居または床に形成された
レール敷設用の溝内に固定させるようにした戸車用レー
ルの取付方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木製の床または敷居に形成され
たレール敷設用の溝に戸車用レールを取り付ける場合、
材質が柔らかいため、溝の上方からレール本体を叩き込
めばレール本体側面に形成された複数の鋸歯状の突条が
溝の側壁に食い込み、抜け止めがなされるため、簡単に
戸車用レールを取り付けることができ、また、材質が柔
らかいため、釘等で固定することも可能であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、建物によ
っては、金属製の敷居や石材製の床に戸車用レールを取
り付ける必要がある場合があるが、この場合、材質が固
いため、戸車用レールを溝に叩き込むだけで取り付けた
り、釘等で固定することは不可能で、溝の底壁部分に予
めアンカーを埋設固定しておき、このアンカーにネジ止
めしたり、戸車用レールの両端を取付具により固定した
りする以外方法がなく、戸車用レールの取り付けのため
に手数を要していた。
【0004】また、上記の取付方法では戸車用レールは
直接溝の壁面に接触しているので、レール上を転動する
戸車からの振動等の振動がレールから直接金属製の敷居
や石材製の床に伝わり、大きな騒音となる問題点があっ
た。
【0005】
【発明の目的】本発明は、上記従来技術の問題点を解消
することができる戸車用レールの取付方法を提供するこ
とを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る戸車用レー
ルの取付方法は、金属製または石材製の床または敷居に
形成されたレール敷設用の溝にシリコン樹脂を流し込
み、同溝上方から戸車用レールを嵌合してシリコン樹脂
の硬化により溝内に固定させるようにしたことを特徴と
するものである。
【0007】
【発明の作用】レール本体が溝内に流し込まれたシリコ
ン樹脂の硬化により石材製の床や金属製の敷居と一体と
なって固定されて簡単に取り付けられ、レール本体がシ
リコン樹脂を介して溝内に固定された状態になっている
ので、レールの振動はシリコン樹脂に吸収される。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に係る戸車用レールの取付
方法の実施の形態を図面について具体的に説明する。図
1は、戸車用レールが取り付けられる金属製敷居の端面
図、図2は、戸車用レールを本発明方法によって取り付
けようとする状態を表す斜視図、図3は、戸車用レール
の取り付け状態を表す端面図である。
【0009】1は、金属板の折り曲げ加工によって成形
された敷居で、レール敷設用の溝11、11が形成され
ている。2は、前記溝11内に嵌合される戸車用レール
のレール本体で、上面にV字型の戸車転動用の溝21、
両側面に複数の鋸歯状の突条22…22がそれぞれ長手
方向に亘って形成されている。3は、前記溝11内に流
し込まれる商品名シンエツエーラントSA−45等のシ
リコン樹脂で、短時間で硬化するものが好ましいが、遅
乾性のシリコン樹脂であっても荷重は上方から掛かるの
で、硬化前に使用してもレール本体1は浮き上がること
はなく、硬化後確実に固定される。
【0010】次に、本発明方法による戸車用レールの取
り付け状態を説明する。先ず、敷居1の溝11に溝の深
さの1/4程度の厚みになるようにシリコン樹脂液3を
流し込み、溝11の上方からレール本体2を嵌合させる
と、レール本体2の嵌入により溝内のシリコン樹脂液3
は押し上げられ、レール本体2の両側面と溝11の両側
壁の間に入り込み、シリコン樹脂液3の硬化によりレー
ル本体2は溝11の両側壁つまり敷居1と一体化して取
り付けられる。
【0011】シリコン樹脂は金属や石材と良く馴染み、
硬化したときには金属や石材表面に強固に付着して長時
間剥がれることがないので、長期に亘って戸車用レール
が溝から浮き上ったり、外れたりすることがない。
【0012】尚、本実施例のようにレール本体の両側面
に複数の鋸歯状の突条を形成したものを使用すれば突条
の溝にシリコン樹脂液が入り込んで係合面が大きくな
り、抜け止め効果が更に高まり、また、レール本体の両
足片の下端を本実施例のように内側に折り曲げておけ
ば、この部分にもシリコン樹脂との係合部分ができて抜
け止め効果が高まるものである。
【0013】石材製の床の場合も全く同一であり、木製
の床または敷居の場合であっても本発明方法を適用でき
ることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】本発明に係る戸車用レールの取付方法に
よれば、金属製または石材製の床または敷居に形成され
たレール敷設用の溝にシリコン樹脂を流し込み、同溝上
方から戸車レールを嵌合してシリコン樹脂の硬化により
溝内に固定させるようにしたものであるから、金属製ま
たは石材製の敷居または床に形成されたレール敷設用の
溝にシリコン樹脂を流し込んでレール本体を溝内に嵌合
させ、シリコン樹脂の硬化時間待つだけで極めて簡単に
取り付けることができ、従来技術のようにアンカーを打
たりする手数が省略され、金属製または石材製の床また
は敷居への戸車用レールの敷設作業を容易ならしめる効
果絶大である。
【0015】更に、レール本体がシリコン樹脂を介して
溝内に固定された状態になっているので、レールの振動
はシリコン樹脂に吸収され、床または敷居に響いて大き
な騒音を発することがなく、防音効果の高い戸車用レー
ルの取付方法と言えるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】戸車用レールが取り付けられる金属製敷居の端
面図である。
【図2】戸車用レールを本発明方法によって取り付けよ
うとする状態を表す斜視図である。
【図3】戸車用レールの取り付け状態を表す端面図であ
る。
【符号の説明】
1 敷居 2 レール本体 3 シリコン樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製または石材製の床または敷居に形
    成されたレール敷設用の溝にシリコン樹脂を流し込み、
    同溝上方から戸車用レールを嵌合してシリコン樹脂の硬
    化により溝内に固定させるようにしたことを特徴とする
    戸車用レールの取付方法。
JP14063696A 1996-05-10 1996-05-10 戸車用レールの取付方法 Pending JPH09303033A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14063696A JPH09303033A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 戸車用レールの取付方法

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JP14063696A JPH09303033A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 戸車用レールの取付方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09303033A true JPH09303033A (ja) 1997-11-25

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ID=15273296

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14063696A Pending JPH09303033A (ja) 1996-05-10 1996-05-10 戸車用レールの取付方法

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JP (1) JPH09303033A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1055381A2 (en) 1999-05-28 2000-11-29 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Cabinet with upwardly swinging door

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1055381A2 (en) 1999-05-28 2000-11-29 Sugatsune Kogyo Co., Ltd. Cabinet with upwardly swinging door

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