JPH09302A - 履 物 - Google Patents
履 物Info
- Publication number
- JPH09302A JPH09302A JP15044795A JP15044795A JPH09302A JP H09302 A JPH09302 A JP H09302A JP 15044795 A JP15044795 A JP 15044795A JP 15044795 A JP15044795 A JP 15044795A JP H09302 A JPH09302 A JP H09302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heel
- inner bottom
- foot
- insole
- toe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 特に室内で家事をしながら効果的なストレッ
チ運動(山登りウォーキング、かかとの上下運動)やシ
ェイプアップ運動(足先ウォーキング、かかとの上下運
動)が手軽にでき、全身の健康アップを図ると共に、足
首や脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得る。 【構成】 スリッパ1の内底2の表面3をかかと部3a
からつま先部3bに向かう程徐々に高くなるように傾斜
させる。内底2にかかと11のずれ落ちを防止するため
のかかとあて9aを設ける。内底2の先端部4aの裏面
4を側面から見て円弧状に形成する。内底2の表面3の
少なくとも土踏まずとかかとの部分3cに複数の突起6
を突設する。
チ運動(山登りウォーキング、かかとの上下運動)やシ
ェイプアップ運動(足先ウォーキング、かかとの上下運
動)が手軽にでき、全身の健康アップを図ると共に、足
首や脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得る。 【構成】 スリッパ1の内底2の表面3をかかと部3a
からつま先部3bに向かう程徐々に高くなるように傾斜
させる。内底2にかかと11のずれ落ちを防止するため
のかかとあて9aを設ける。内底2の先端部4aの裏面
4を側面から見て円弧状に形成する。内底2の表面3の
少なくとも土踏まずとかかとの部分3cに複数の突起6
を突設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スリッパなどの履物に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】日頃、特に女性の場合は、パンプス(ハ
イヒール)でつま先に重心がかかり、足の筋肉、アキレ
ス腱、ふくらはぎの筋肉などが、あまり使われずに足首
やふくらはぎに疲れが溜まったり、足が変形して脚線美
が損なわれたりする心配がある。そこで、足首の筋肉
や、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたり、引締めたりして、
全体の筋肉を使うためのストレッチ運動やシェイプアッ
プ運動などが一般に行われているが、フィットネスクラ
ブなどに通うのに時間を要するものであり、特に主婦の
場合は家事に追われ、かかる運動のための時間を割くの
は難しいのが実情である。また、例えば足のくるぶしを
骨折した場合などにおいて、足を下方に伸長してギブス
で固定しているが、治癒した後でリハビリに激しいスト
レッチ運動などが採用されており、これはかなり苦痛を
伴う運動となっている。
イヒール)でつま先に重心がかかり、足の筋肉、アキレ
ス腱、ふくらはぎの筋肉などが、あまり使われずに足首
やふくらはぎに疲れが溜まったり、足が変形して脚線美
が損なわれたりする心配がある。そこで、足首の筋肉
や、ふくらはぎの筋肉を伸ばしたり、引締めたりして、
全体の筋肉を使うためのストレッチ運動やシェイプアッ
プ運動などが一般に行われているが、フィットネスクラ
ブなどに通うのに時間を要するものであり、特に主婦の
場合は家事に追われ、かかる運動のための時間を割くの
は難しいのが実情である。また、例えば足のくるぶしを
骨折した場合などにおいて、足を下方に伸長してギブス
で固定しているが、治癒した後でリハビリに激しいスト
レッチ運動などが採用されており、これはかなり苦痛を
伴う運動となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、特に室内で家事をしながら効果的なストレッチ運動
(山登りウォーキング、かかとの上下運動)やシェイプ
アップ運動(足先ウォーキング、かかとの上下運動)が
手軽にでき、足全体の筋肉を活性化することで足を丈夫
にし、全身の健康アップを図ることができ、更に足首や
脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ることがで
き、そのうえ足首の骨折後のリハビリなどにも最適に使
用できる履物を提供するにあり、更に他の目的とすると
ころは、足裏のツボを刺激して、血行を促進させること
ができ、更にストレッチ運動等をしながら楽に歩行がで
き、更に内底の通気性を良好にして実用価値を高めた履
物を提供するにある。
課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところ
は、特に室内で家事をしながら効果的なストレッチ運動
(山登りウォーキング、かかとの上下運動)やシェイプ
アップ運動(足先ウォーキング、かかとの上下運動)が
手軽にでき、足全体の筋肉を活性化することで足を丈夫
にし、全身の健康アップを図ることができ、更に足首や
脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ることがで
き、そのうえ足首の骨折後のリハビリなどにも最適に使
用できる履物を提供するにあり、更に他の目的とすると
ころは、足裏のツボを刺激して、血行を促進させること
ができ、更にストレッチ運動等をしながら楽に歩行がで
き、更に内底の通気性を良好にして実用価値を高めた履
物を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の係る履物は、かかと部3aからつま先部3
bに向かう程徐々に高くなるように傾斜した内底2を有
することに特徴を有している。ここで、内底2にかかと
11のずれ落ちを防止するための滑り止め手段9を設け
るのが好ましい。
に、本発明の係る履物は、かかと部3aからつま先部3
bに向かう程徐々に高くなるように傾斜した内底2を有
することに特徴を有している。ここで、内底2にかかと
11のずれ落ちを防止するための滑り止め手段9を設け
るのが好ましい。
【0005】また、内底2の裏面4の先端部4aが側面
から見て円弧状に形成されているのが好ましい。また、
内底2の少なくとも土踏まずとかかとの部分3cに複数
の突起6が突設されているのが好ましい。また、内底2
の表面3から裏面4に貫通する通気溝30が形成されて
いるのが好ましい。
から見て円弧状に形成されているのが好ましい。また、
内底2の少なくとも土踏まずとかかとの部分3cに複数
の突起6が突設されているのが好ましい。また、内底2
の表面3から裏面4に貫通する通気溝30が形成されて
いるのが好ましい。
【0006】
【作用】本発明によれば、履物の内底2の表面3をかか
と部3aからつま先部3bに向かう程徐々に高くなるよ
うに傾斜させたことにより、この履物を履いて家事をし
ながら歩行したり、或いは水平な状態で前方に重心をお
き、かかとを浮かせて歩行したり、また、かかととつま
先との間の重心移動により、特に女性の場合、日頃のパ
ンプス(ハイヒール)でつま先に重心がかかり、あまり
使われずに縮まった筋肉、足の指、裏、アキレス腱、ふ
くらはぎの筋肉が逆に伸ばされ、また、土踏まずの筋
肉、アキレス腱、ふくらはぎ、太股、お尻の筋肉が引き
締まり、背筋も伸びてバストアップにも効果的なストレ
ッチ運動やシェイプアップ運動が手軽にでき、また、足
全体の筋肉を活性化することで足を丈夫にし、全身の健
康アップを図ることができると同時に、足の疲れを癒す
ことができる。更に、足の変形を防止でき、足首や脚の
贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ることができる。
また、足首の骨折後のリハビリにも最適に使用できるも
のである。
と部3aからつま先部3bに向かう程徐々に高くなるよ
うに傾斜させたことにより、この履物を履いて家事をし
ながら歩行したり、或いは水平な状態で前方に重心をお
き、かかとを浮かせて歩行したり、また、かかととつま
先との間の重心移動により、特に女性の場合、日頃のパ
ンプス(ハイヒール)でつま先に重心がかかり、あまり
使われずに縮まった筋肉、足の指、裏、アキレス腱、ふ
くらはぎの筋肉が逆に伸ばされ、また、土踏まずの筋
肉、アキレス腱、ふくらはぎ、太股、お尻の筋肉が引き
締まり、背筋も伸びてバストアップにも効果的なストレ
ッチ運動やシェイプアップ運動が手軽にでき、また、足
全体の筋肉を活性化することで足を丈夫にし、全身の健
康アップを図ることができると同時に、足の疲れを癒す
ことができる。更に、足の変形を防止でき、足首や脚の
贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ることができる。
また、足首の骨折後のリハビリにも最適に使用できるも
のである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本実施例のスリッパ1は、内底2と、甲皮5と、
かかとあて9aとで主体が構成されている。ここで図1
(a)はスリッパ1の平面図を示し、同(b)は側面図
を示し、同(c)は内底2の側面断面図を示している。
する。本実施例のスリッパ1は、内底2と、甲皮5と、
かかとあて9aとで主体が構成されている。ここで図1
(a)はスリッパ1の平面図を示し、同(b)は側面図
を示し、同(c)は内底2の側面断面図を示している。
【0008】内底2は、側面から見て略くさび状に形成
されており、内底2の裏面4を水平にした状態で、内底
2の表面3がかかと部3aからつま先部3bに向かう程
徐々に高くなるように傾斜している。この傾斜角度θ
は、足10の裏で内底2の表面3を踏んだ状態で、足の
指、裏、アキレス腱、ふくらはぎの筋肉を無理なく伸ば
すことができる程度の角度に設定されており、例えば電
車における足置台の傾斜角度と同一に設定するなど、人
間工学の見地から随意に設定され得るものである。そし
て、この内底2の裏面4は、歩行し易く、耐久性、軽
量、質感、適度の摩擦力も要求され、且つ室内の床を傷
つけないためにも弾力性のあるもの、例えば特殊ゴムで
構成される。尚、特殊ゴム以外に、スポンジ、ウレタン
などの弾性材も使用可能である。また内底2の表面3
は、滑らない材質のものが理想的である。また、内底2
は、軽量で型崩れしないクッション性のあるもの、吸湿
性に優れ、フィット感も必要で、例えば特殊ゴム、スポ
ンジ、コルクなどで構成される。また、内底1の表面3
に足裏のツボにあたるように磁気を特設したり、或いは
防菌、防臭加工を施すようにしてもよい。
されており、内底2の裏面4を水平にした状態で、内底
2の表面3がかかと部3aからつま先部3bに向かう程
徐々に高くなるように傾斜している。この傾斜角度θ
は、足10の裏で内底2の表面3を踏んだ状態で、足の
指、裏、アキレス腱、ふくらはぎの筋肉を無理なく伸ば
すことができる程度の角度に設定されており、例えば電
車における足置台の傾斜角度と同一に設定するなど、人
間工学の見地から随意に設定され得るものである。そし
て、この内底2の裏面4は、歩行し易く、耐久性、軽
量、質感、適度の摩擦力も要求され、且つ室内の床を傷
つけないためにも弾力性のあるもの、例えば特殊ゴムで
構成される。尚、特殊ゴム以外に、スポンジ、ウレタン
などの弾性材も使用可能である。また内底2の表面3
は、滑らない材質のものが理想的である。また、内底2
は、軽量で型崩れしないクッション性のあるもの、吸湿
性に優れ、フィット感も必要で、例えば特殊ゴム、スポ
ンジ、コルクなどで構成される。また、内底1の表面3
に足裏のツボにあたるように磁気を特設したり、或いは
防菌、防臭加工を施すようにしてもよい。
【0009】内底2の表面3には、多数の突起6が突設
されている。これら突起6は、土踏まずとかかとの部分
3cを含む内底2の表面3全面に突設されており、足1
0の裏のツボを効果的に刺激できるようにようになって
いる。また、各突起6の大きさ、形状は均一でなくても
よく、その配列も一定間隔でなくてもよく、ツボを効果
的に刺激できる位置に任意の大きさ、形状で突出させる
のが望ましい。
されている。これら突起6は、土踏まずとかかとの部分
3cを含む内底2の表面3全面に突設されており、足1
0の裏のツボを効果的に刺激できるようにようになって
いる。また、各突起6の大きさ、形状は均一でなくても
よく、その配列も一定間隔でなくてもよく、ツボを効果
的に刺激できる位置に任意の大きさ、形状で突出させる
のが望ましい。
【0010】また、内底2の裏面4の先端部4aは、図
1(b)(c)に示すように、側面から見て円弧状に形
成されている。本実施例では、内底2の裏面4の先端部
4aは下方に向かうにつれて徐々にかかと部3a側に傾
斜するような円弧面に曲成されており、これにより、ス
リッパ1を履いて家事をしながら歩行する際に、内底2
の裏面4の先端部4aが室内の床面につっかえる心配が
なくなり、歩き易くなっている。
1(b)(c)に示すように、側面から見て円弧状に形
成されている。本実施例では、内底2の裏面4の先端部
4aは下方に向かうにつれて徐々にかかと部3a側に傾
斜するような円弧面に曲成されており、これにより、ス
リッパ1を履いて家事をしながら歩行する際に、内底2
の裏面4の先端部4aが室内の床面につっかえる心配が
なくなり、歩き易くなっている。
【0011】また、内底2の表面3のつま先部3b側に
は、足10の甲12を引っ掛けるための甲皮5が設けら
れている。この甲皮5は、例えば綿生地から成り、足1
0の甲12の形状に沿って湾曲していると共に、甲皮5
の湾曲方向に沿う両端縁が内底2の表面3のつま先部3
b側の外周縁に沿って縫着、接着などによって取付けら
れている。尚、甲皮5と内底2の表面3とは一体形成さ
れてもよい。また、綿生地以外に、メッシュ、紐、皮
革、バンドも甲皮5として使用可能である。
は、足10の甲12を引っ掛けるための甲皮5が設けら
れている。この甲皮5は、例えば綿生地から成り、足1
0の甲12の形状に沿って湾曲していると共に、甲皮5
の湾曲方向に沿う両端縁が内底2の表面3のつま先部3
b側の外周縁に沿って縫着、接着などによって取付けら
れている。尚、甲皮5と内底2の表面3とは一体形成さ
れてもよい。また、綿生地以外に、メッシュ、紐、皮
革、バンドも甲皮5として使用可能である。
【0012】一方、内底2の表面3のかかと部3a側に
は、足10のかかと11が当たるかかとあて9aが立設
されている。このかかとあて9aは、かかと11のずれ
落ちを防止するための滑り止め手段9を構成しており、
かかとあて9aの強度を高めるためには、かかとあて9
aの内部に補強部材を挿入するのが望ましい。尚、滑り
止め手段9として、かかとあて9a以外に、足10の裏
を滑り難くするための比較的大きな凹凸を内底2の表面
3に突設するようにしてもよい。
は、足10のかかと11が当たるかかとあて9aが立設
されている。このかかとあて9aは、かかと11のずれ
落ちを防止するための滑り止め手段9を構成しており、
かかとあて9aの強度を高めるためには、かかとあて9
aの内部に補強部材を挿入するのが望ましい。尚、滑り
止め手段9として、かかとあて9a以外に、足10の裏
を滑り難くするための比較的大きな凹凸を内底2の表面
3に突設するようにしてもよい。
【0013】また、前記甲皮5とかかとあて9aとの間
には足10を滑り込ませることができる程度の隙間Gが
確保されており、この隙間Gをクロスする形で2本のゴ
ム紐20が甲皮5とかかとあて9aとの間に架け渡され
ている。この2本のゴム紐20は、甲皮5とかかとあて
9aとの間の隙間Gを大きくして足を滑り込ませ易くし
た場合に足10がスリッパ1から抜け出るのを防止する
ためのものであるが、このゴム紐20を省略して甲皮5
とかかとあて9aとの間の隙間Gを狭めるようにしても
よい。また、かかとあて9aの内側から外側に向かって
足10の足首、くるぶしの下を包み込むようにしてバン
ドを掛け渡し、マジックテープなどで取外しが自由自在
となるようにしてもよい。
には足10を滑り込ませることができる程度の隙間Gが
確保されており、この隙間Gをクロスする形で2本のゴ
ム紐20が甲皮5とかかとあて9aとの間に架け渡され
ている。この2本のゴム紐20は、甲皮5とかかとあて
9aとの間の隙間Gを大きくして足を滑り込ませ易くし
た場合に足10がスリッパ1から抜け出るのを防止する
ためのものであるが、このゴム紐20を省略して甲皮5
とかかとあて9aとの間の隙間Gを狭めるようにしても
よい。また、かかとあて9aの内側から外側に向かって
足10の足首、くるぶしの下を包み込むようにしてバン
ドを掛け渡し、マジックテープなどで取外しが自由自在
となるようにしてもよい。
【0014】しかして、上記構成せるスリッパ1を履く
際には、クロスした2本のゴム紐20を図1の矢印Aで
示す方向に指(或いは足のつま先)で押し広げながら、
足10のつま先13を甲皮5の内側に滑り込ませること
によって、足10の甲12を甲皮5に簡単に引っ掛ける
ことができ、その後、2本のゴム紐20が自然に閉じて
足10の甲12の上でクロスすることによって、足を動
き易くできると同時に足10がスリッパ1から脱げるの
を防止でき、使い勝手が良くなる。
際には、クロスした2本のゴム紐20を図1の矢印Aで
示す方向に指(或いは足のつま先)で押し広げながら、
足10のつま先13を甲皮5の内側に滑り込ませること
によって、足10の甲12を甲皮5に簡単に引っ掛ける
ことができ、その後、2本のゴム紐20が自然に閉じて
足10の甲12の上でクロスすることによって、足を動
き易くできると同時に足10がスリッパ1から脱げるの
を防止でき、使い勝手が良くなる。
【0015】ここで、スリッパ1の内底2の表面3はか
かと部3aからつま先部3bに向かう程徐々に高くなる
ように傾斜しているので、このスリッパ1を履いて坐っ
たままでも足に負担のかからない楽な姿勢を保ちなが
ら、足首やふくらはぎの筋肉を伸ばすことができるの
で、例えば職場の事務所内で使用したり、或いは職場の
休憩時間に使用できるので、人目を気にすることもな
く、健康美を高めることができる。そのうえ、例えば足
のくるぶしを骨折した場合などにおいて、治癒した後で
本実施例のスリッパ1を履いて歩行したり、ストレッチ
運動をすることで、あまり苦痛を伴わずに、骨折後のリ
ハビリなどにも最適に使用できるものである。
かと部3aからつま先部3bに向かう程徐々に高くなる
ように傾斜しているので、このスリッパ1を履いて坐っ
たままでも足に負担のかからない楽な姿勢を保ちなが
ら、足首やふくらはぎの筋肉を伸ばすことができるの
で、例えば職場の事務所内で使用したり、或いは職場の
休憩時間に使用できるので、人目を気にすることもな
く、健康美を高めることができる。そのうえ、例えば足
のくるぶしを骨折した場合などにおいて、治癒した後で
本実施例のスリッパ1を履いて歩行したり、ストレッチ
運動をすることで、あまり苦痛を伴わずに、骨折後のリ
ハビリなどにも最適に使用できるものである。
【0016】また、かかと11のずれ落ちを防止するた
めのかかとあて9aが設けられているから、かかと11
に重心をかけるような運動を安心して行うことができ
る。しかも、内底2の裏面4の先端部4aが側面から見
て円弧状に曲成されているので、歩行する際に先端部4
aがつっかからず、家事をしながら楽に歩行ができるよ
うになる。そのうえ、内底2の表面3の土踏まずとかか
との部分3cを含めて内底2の表面3全面に亘って多数
の突起6を突設してあるから、家事をしながら足10の
裏のツボを効果的に刺激でき、血行を促進させることが
できる。また、夏場には、内底2の表面3にメッシュ
(中敷)を敷くようにすれば、足裏の発汗を抑えること
ができ、冬場には、内底2の表面3に、踏み込むことで
発熱反応を起こさせるカイロ、或いは遠赤シート(例え
ば人体の熱で遠赤外線を発生するセラミックなどの素材
をシート状に加工したものとか、セラミック粉末を樹脂
などに含浸させてシート状に加工したもの)を敷くよう
にすれば、冬は暖かく、夏は冷房による冷えから大切な
足を守ることができるようになり、実用性を一層向上さ
せることができる。
めのかかとあて9aが設けられているから、かかと11
に重心をかけるような運動を安心して行うことができ
る。しかも、内底2の裏面4の先端部4aが側面から見
て円弧状に曲成されているので、歩行する際に先端部4
aがつっかからず、家事をしながら楽に歩行ができるよ
うになる。そのうえ、内底2の表面3の土踏まずとかか
との部分3cを含めて内底2の表面3全面に亘って多数
の突起6を突設してあるから、家事をしながら足10の
裏のツボを効果的に刺激でき、血行を促進させることが
できる。また、夏場には、内底2の表面3にメッシュ
(中敷)を敷くようにすれば、足裏の発汗を抑えること
ができ、冬場には、内底2の表面3に、踏み込むことで
発熱反応を起こさせるカイロ、或いは遠赤シート(例え
ば人体の熱で遠赤外線を発生するセラミックなどの素材
をシート状に加工したものとか、セラミック粉末を樹脂
などに含浸させてシート状に加工したもの)を敷くよう
にすれば、冬は暖かく、夏は冷房による冷えから大切な
足を守ることができるようになり、実用性を一層向上さ
せることができる。
【0017】また、多数の突起6を内底2の表面3全面
に設ける以外に、例えば図2に示すように、土踏まずと
かかとの部分3cに複数(本実施例では3個)の突起
6′を突設すると共にそれら以外の部分3dは平坦面に
形成してもよい。この場合、土踏まずとかかとのツボを
効果的に刺激できるようになる。この突起6′は多数の
小突起で形成されてもよい。尚、図2では、ゴム紐20
(図1)の図示が省略されているが、図1の場合と同
様、甲皮5とかかとあて9aとの間に架け渡すようにし
てもよい。このことは後述する図3及び図4においても
同様である。
に設ける以外に、例えば図2に示すように、土踏まずと
かかとの部分3cに複数(本実施例では3個)の突起
6′を突設すると共にそれら以外の部分3dは平坦面に
形成してもよい。この場合、土踏まずとかかとのツボを
効果的に刺激できるようになる。この突起6′は多数の
小突起で形成されてもよい。尚、図2では、ゴム紐20
(図1)の図示が省略されているが、図1の場合と同
様、甲皮5とかかとあて9aとの間に架け渡すようにし
てもよい。このことは後述する図3及び図4においても
同様である。
【0018】図3は本発明の更に他の実施例を示す。本
実施例のスリッパ1では、内底2の表面3から裏面4に
貫通する横長矩形状をした通気溝30を内底2の長さ方
向に略等間隔をあけて複数形成すると共に、土踏まずと
かかとの部分3cに位置する通気溝30の相互間の上面
に突起6′を突設させてある。他の構成は図2の実施例
と同様である。従って、各通気溝30によって内底2の
通気性が良好となり、特に夏場において、足裏の発汗が
抑えられるので、家事をしながらの歩行時或いはストレ
ッチ運動時に足裏の滑りを防いで安全性を確保できる。
また各通気溝30は横長矩形状に形成されているので、
内底2が厚肉であっても、各通気溝30に沿って内底2
が図3(b)の矢印Bで示す方向に撓み易くなり、これ
により内底2の表面3が足裏に十分にフィットして、歩
行感を良くすることができる。しかも、通気溝30相互
間のスペースを利用して突起6′を突設させているの
で、通気効果に加えて、足裏の刺激、特に土踏まずとか
かとの部分3cを刺激でき、血行促進効果も同時に得ら
れる。尚、通気溝30は横長矩形状に限られず、多数の
小孔で形成されてよく、また、突起6′は多数の小突起
で形成されてもよい。さらに、甲皮5などをメッシュに
形成すれば、全体としての通気性がさらに向上する。
実施例のスリッパ1では、内底2の表面3から裏面4に
貫通する横長矩形状をした通気溝30を内底2の長さ方
向に略等間隔をあけて複数形成すると共に、土踏まずと
かかとの部分3cに位置する通気溝30の相互間の上面
に突起6′を突設させてある。他の構成は図2の実施例
と同様である。従って、各通気溝30によって内底2の
通気性が良好となり、特に夏場において、足裏の発汗が
抑えられるので、家事をしながらの歩行時或いはストレ
ッチ運動時に足裏の滑りを防いで安全性を確保できる。
また各通気溝30は横長矩形状に形成されているので、
内底2が厚肉であっても、各通気溝30に沿って内底2
が図3(b)の矢印Bで示す方向に撓み易くなり、これ
により内底2の表面3が足裏に十分にフィットして、歩
行感を良くすることができる。しかも、通気溝30相互
間のスペースを利用して突起6′を突設させているの
で、通気効果に加えて、足裏の刺激、特に土踏まずとか
かとの部分3cを刺激でき、血行促進効果も同時に得ら
れる。尚、通気溝30は横長矩形状に限られず、多数の
小孔で形成されてよく、また、突起6′は多数の小突起
で形成されてもよい。さらに、甲皮5などをメッシュに
形成すれば、全体としての通気性がさらに向上する。
【0019】本発明の更に他の実施例として、図4に示
すように、内底2の裏面4の先端部4aに設けた円弧面
42と内底2のかかと側の裏面40との間に、内底2の
表面3と略平行な斜面41を設けるようにしてもよい。
他の構成は図2の実施例と同様である。本実施例では、
かかとに重心をかけると、図4(a)のように斜面41
が浮き上がり、つま先に重心をかけると、図4(b)の
ように斜面41が室内の床面に接触できるので、山登り
ウォーキングと足先ウォーキングが夫々容易にでき、ま
た、かかととつま先との間の重心移動によってより効果
的なストレッチ運動及びシェイプアップ運動ができるよ
うになっている。
すように、内底2の裏面4の先端部4aに設けた円弧面
42と内底2のかかと側の裏面40との間に、内底2の
表面3と略平行な斜面41を設けるようにしてもよい。
他の構成は図2の実施例と同様である。本実施例では、
かかとに重心をかけると、図4(a)のように斜面41
が浮き上がり、つま先に重心をかけると、図4(b)の
ように斜面41が室内の床面に接触できるので、山登り
ウォーキングと足先ウォーキングが夫々容易にでき、ま
た、かかととつま先との間の重心移動によってより効果
的なストレッチ運動及びシェイプアップ運動ができるよ
うになっている。
【0020】本発明に係る履物として、本実施例ではス
リッパ1を例示したが、スリッパ1以外の履物、例えば
サンダルや、靴などにも適用可能であり、特に靴の場合
には、室内、室外を問わず、ストレッチシューズ、シェ
イプアップシューズとして独自の機能を持たせることが
できる。
リッパ1を例示したが、スリッパ1以外の履物、例えば
サンダルや、靴などにも適用可能であり、特に靴の場合
には、室内、室外を問わず、ストレッチシューズ、シェ
イプアップシューズとして独自の機能を持たせることが
できる。
【0021】
【発明の効果】上述のように、請求項1の発明に係る履
物は、かかと部からつま先部に向かう程徐々に高くなる
ように傾斜した内底を有するから、この履物を履いて家
庭内で家事をしながら歩行したり、或いは水平な状態で
前方に重心をおき、かかとを浮かせて歩行したり、また
かかととつま先との間の重心移動により、特に女性の場
合、日頃のパンプス(ハイヒール)でつま先に重心がか
かり、あまり使われずに縮まった筋肉、足の指、裏、ア
キレス腱、ふくらはぎの筋肉を逆に伸ばすことができ、
効果的なストレッチ運動(山登りウォーキング、かかと
の上下運動)やシェイプアップ運動(足先ウォーキン
グ、かかとの上下運動)が手軽にでき、また、土踏まず
の筋肉、アキレス腱、ふくらはぎ、太股、お尻の筋肉が
引き締まり、背筋も伸びてバストアップにも効果的であ
る。また、足全体の筋肉を活性化することで足を丈夫に
し、全身の健康アップを図ることができると同時に、足
の疲れを癒すことができる。更に足の変形を防止でき、
足首や脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ること
ができる。しかも、坐ったままでも足に負担のかからな
い楽な姿勢を保ちながら、足首やふくらはぎの筋肉を伸
ばすことができるので、例えば職場の事務所内で使用し
たり、或いは休憩時間に使用できるので、人目を気にす
ることもなく、健康美を高めることができる。そのう
え、例えば足のくるぶしを骨折した場合などにおいて、
治癒した後で本発明の履物を履いて歩行したり、ストレ
ッチ運動をすることで、あまり苦痛を伴わずに、足首の
骨折後のリハビリなどにも最適に使用できるものであ
る。
物は、かかと部からつま先部に向かう程徐々に高くなる
ように傾斜した内底を有するから、この履物を履いて家
庭内で家事をしながら歩行したり、或いは水平な状態で
前方に重心をおき、かかとを浮かせて歩行したり、また
かかととつま先との間の重心移動により、特に女性の場
合、日頃のパンプス(ハイヒール)でつま先に重心がか
かり、あまり使われずに縮まった筋肉、足の指、裏、ア
キレス腱、ふくらはぎの筋肉を逆に伸ばすことができ、
効果的なストレッチ運動(山登りウォーキング、かかと
の上下運動)やシェイプアップ運動(足先ウォーキン
グ、かかとの上下運動)が手軽にでき、また、土踏まず
の筋肉、アキレス腱、ふくらはぎ、太股、お尻の筋肉が
引き締まり、背筋も伸びてバストアップにも効果的であ
る。また、足全体の筋肉を活性化することで足を丈夫に
し、全身の健康アップを図ることができると同時に、足
の疲れを癒すことができる。更に足の変形を防止でき、
足首や脚の贅肉をとって自然に美しい脚線美を得ること
ができる。しかも、坐ったままでも足に負担のかからな
い楽な姿勢を保ちながら、足首やふくらはぎの筋肉を伸
ばすことができるので、例えば職場の事務所内で使用し
たり、或いは休憩時間に使用できるので、人目を気にす
ることもなく、健康美を高めることができる。そのう
え、例えば足のくるぶしを骨折した場合などにおいて、
治癒した後で本発明の履物を履いて歩行したり、ストレ
ッチ運動をすることで、あまり苦痛を伴わずに、足首の
骨折後のリハビリなどにも最適に使用できるものであ
る。
【0022】また請求項2の発明は、請求項1の内底に
かかとのずれ落ちを防止するための滑り止め手段を設け
たから、請求項1記載の効果に加えて、かかとに重心を
かけるようなストレッチ運動やシェイプアップ運動であ
っても安心して行うことができる。また請求項3の発明
は、請求項1の内底の裏面の先端部が側面から見て円弧
状に形成されているから、請求項1記載の効果に加え
て、歩行する際に内底の裏面の先端部がつっかからず、
家事をしながら歩行やストレッチ運動を楽に行えるよう
になる。
かかとのずれ落ちを防止するための滑り止め手段を設け
たから、請求項1記載の効果に加えて、かかとに重心を
かけるようなストレッチ運動やシェイプアップ運動であ
っても安心して行うことができる。また請求項3の発明
は、請求項1の内底の裏面の先端部が側面から見て円弧
状に形成されているから、請求項1記載の効果に加え
て、歩行する際に内底の裏面の先端部がつっかからず、
家事をしながら歩行やストレッチ運動を楽に行えるよう
になる。
【0023】また請求項4の発明は、請求項1の内底の
少なくとも土踏まずとかかとの部分に複数の突起が突設
されているから、請求項1記載の効果に加えて、足裏の
ツボを突起によって効果的に刺激でき、血行を促進させ
ることができる。また請求項5の発明は、請求項1の内
底の表面から裏面に貫通する通気溝が形成されているか
ら、請求項1記載の効果に加えて、通気溝によって内底
の通気性が良好となり、特に夏場において、足裏の発汗
による滑りを防止でき、実用価値が高められる。
少なくとも土踏まずとかかとの部分に複数の突起が突設
されているから、請求項1記載の効果に加えて、足裏の
ツボを突起によって効果的に刺激でき、血行を促進させ
ることができる。また請求項5の発明は、請求項1の内
底の表面から裏面に貫通する通気溝が形成されているか
ら、請求項1記載の効果に加えて、通気溝によって内底
の通気性が良好となり、特に夏場において、足裏の発汗
による滑りを防止でき、実用価値が高められる。
【図1】本発明の一実施例のスリッパを示し、(a)は
平面図、(b)は側面図、(c)は使用状態を説明する
内底の側面断面図である。
平面図、(b)は側面図、(c)は使用状態を説明する
内底の側面断面図である。
【図2】本発明の他の実施例を示し、(a)は平面図、
(b)は内底の一部破断斜視図である。
(b)は内底の一部破断斜視図である。
【図3】本発明の更に他の実施例を示し、(a)は平面
図、(b)は内底の一部破断斜視図である。
図、(b)は内底の一部破断斜視図である。
【図4】(a)(b)は本発明の更に他の実施例を示す
側面図である。
側面図である。
2 内底 3 内底の表面 3a かかと部 3b つま先部 3c 土踏まずとかかとの部分 4 内底の裏面 4a 先端部 6 突起 9 滑り止め手段 10 足 11 かかと 30 通気溝
Claims (5)
- 【請求項1】 かかと部からつま先部に向かう程徐々に
高くなるように傾斜した内底を有することを特徴とする
履物。 - 【請求項2】 内底にかかとのずれ落ちを防止するため
の滑り止め手段を設けたことを特徴とする請求項1記載
の履物。 - 【請求項3】 内底の裏面の先端部が側面から見て円弧
状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の履
物。 - 【請求項4】 内底の少なくとも土踏まずとかかとの部
分に複数の突起が突設されていることを特徴とする請求
項1記載の履物。 - 【請求項5】 内底の表面から裏面に貫通する通気溝が
形成されていることを特徴とする請求項1記載の履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044795A JPH09302A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 履 物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15044795A JPH09302A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 履 物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09302A true JPH09302A (ja) | 1997-01-07 |
Family
ID=15497141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15044795A Withdrawn JPH09302A (ja) | 1995-06-16 | 1995-06-16 | 履 物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09302A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6790642B2 (en) | 1999-09-21 | 2004-09-14 | 3M Innovative Properties Company | Method for reducing the amount of nucleic acid adhering to a hydrophobic surface |
EP1862087A1 (en) * | 2006-05-31 | 2007-12-05 | Qusai Abdul Latif Alani | Shoe sole |
KR100804383B1 (ko) * | 2006-10-13 | 2008-02-15 | 차재철 | 수면 시 착용하는 신발 |
-
1995
- 1995-06-16 JP JP15044795A patent/JPH09302A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6790642B2 (en) | 1999-09-21 | 2004-09-14 | 3M Innovative Properties Company | Method for reducing the amount of nucleic acid adhering to a hydrophobic surface |
EP1862087A1 (en) * | 2006-05-31 | 2007-12-05 | Qusai Abdul Latif Alani | Shoe sole |
KR100804383B1 (ko) * | 2006-10-13 | 2008-02-15 | 차재철 | 수면 시 착용하는 신발 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |