JPH09301653A - エレベータのガイドレール用清掃装置 - Google Patents
エレベータのガイドレール用清掃装置Info
- Publication number
- JPH09301653A JPH09301653A JP11630796A JP11630796A JPH09301653A JP H09301653 A JPH09301653 A JP H09301653A JP 11630796 A JP11630796 A JP 11630796A JP 11630796 A JP11630796 A JP 11630796A JP H09301653 A JPH09301653 A JP H09301653A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kapok
- guide rail
- cleaning tool
- guide roller
- cleaning
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明の目的は、ガイドローラタイプのエレ
ベータにおけるガイドレールの表面に付着した塵埃など
の異物を簡単に、かつ短時間で取り除くことのできるエ
レベータのガイドレール用清掃装置を提供するにある。 【解決手段】 上記目的は、ガイドローラ４、４ａの上
面に清掃具５、５ａを着脱可能に装着でき、しかも、そ
の清掃具５、５ａを、コ字状に折り曲げたカポック部材
７と、このカポック部材７の内面に取り付けられ、か
つ、ガイドレール２、２ａの表面に当接する摺擦体８と
から構成することにより、達成できる。
ベータにおけるガイドレールの表面に付着した塵埃など
の異物を簡単に、かつ短時間で取り除くことのできるエ
レベータのガイドレール用清掃装置を提供するにある。 【解決手段】 上記目的は、ガイドローラ４、４ａの上
面に清掃具５、５ａを着脱可能に装着でき、しかも、そ
の清掃具５、５ａを、コ字状に折り曲げたカポック部材
７と、このカポック部材７の内面に取り付けられ、か
つ、ガイドレール２、２ａの表面に当接する摺擦体８と
から構成することにより、達成できる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータのガイ
ドレール用清掃装置に関するものである。
ドレール用清掃装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に、ガイドローラタイプのエレベー
タにおいては、ガイドレールに塵埃等が付着して汚れる
と、その塵埃等により乗りかごの走行中、異常音が発生
したり、あるいは、乗りかごが大きく振動したりするこ
とがある。そのために、乗りかごを低速運転させなが
ら、金属棒などの工具で、ガイドレールにこびりついた
塵埃等を取り除くようにしていた。
タにおいては、ガイドレールに塵埃等が付着して汚れる
と、その塵埃等により乗りかごの走行中、異常音が発生
したり、あるいは、乗りかごが大きく振動したりするこ
とがある。そのために、乗りかごを低速運転させなが
ら、金属棒などの工具で、ガイドレールにこびりついた
塵埃等を取り除くようにしていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術では、
ガイドレールにこびりついた塵埃等を取り除く清掃作業
時間が長時間となってしまう問題点があった。
ガイドレールにこびりついた塵埃等を取り除く清掃作業
時間が長時間となってしまう問題点があった。
【０００４】本発明の目的は、ガイドレールにこびりつ
いた塵埃等を知時間で取り除くことのできるエレベータ
のガイドレール用清掃装置を提供することにある。
いた塵埃等を知時間で取り除くことのできるエレベータ
のガイドレール用清掃装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的は、乗りかごを
ガイドレールに沿って移動させるガイドローラを備えた
エレベータであって、そのガイドローラに、前記ガイド
レールに当接する清掃具を着脱可能に取付けるととも
に、その清掃具を、少なくとも前記ガイドレールの３面
に当接すべくコ字状に折り曲げたカポック部材と、この
カポック部材の内面に設けられ、かつ前記ガイドレール
の３面を摺擦する摺擦体と、前記カポック部材及び摺擦
体を、前記ガイドローラに着脱可能に取り付ける取付体
とから構成したことにより達成される。
ガイドレールに沿って移動させるガイドローラを備えた
エレベータであって、そのガイドローラに、前記ガイド
レールに当接する清掃具を着脱可能に取付けるととも
に、その清掃具を、少なくとも前記ガイドレールの３面
に当接すべくコ字状に折り曲げたカポック部材と、この
カポック部材の内面に設けられ、かつ前記ガイドレール
の３面を摺擦する摺擦体と、前記カポック部材及び摺擦
体を、前記ガイドローラに着脱可能に取り付ける取付体
とから構成したことにより達成される。
【０００６】上記構成によれば、ガイドレールの清掃作
業時にガイドローラ上に清掃具を取り付けて、乗りかご
を走行させると、その清掃具のカポック部材の内面に設
けられた摺擦体によってガイドレールの３面がこすられ
るので、ガイドレールの３面に付着した塵埃等が取り除
かれる。そして、その取り除かれた塵埃等は、カポック
部材の内面に付着する。
業時にガイドローラ上に清掃具を取り付けて、乗りかご
を走行させると、その清掃具のカポック部材の内面に設
けられた摺擦体によってガイドレールの３面がこすられ
るので、ガイドレールの３面に付着した塵埃等が取り除
かれる。そして、その取り除かれた塵埃等は、カポック
部材の内面に付着する。
【０００７】ガイドレールの清掃作業が終了したなら
ば、清掃具をガイドローラからはずすことで、通常運転
が可能となる。
ば、清掃具をガイドローラからはずすことで、通常運転
が可能となる。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図１
から図５に基づいて説明する。
から図５に基づいて説明する。
【０００９】図１において、エレベータの乗りかご１
は、複数本のガイドレール２、２ａに沿って上下動する
ように、昇降路内に設けられている。乗りかごの枠体
３、３ａには、ガイドローラ４、４ａ、４ｂ、４ｃが設
けられている。乗りかご１の枠体３に設けたガイドロー
ラ４、４ａには、清掃具５、５ａが締結具６によって着
脱可能に取り付けられている。清掃具５、５ａは、図２
に示すように、ガイドローラ４、４ａの上面に取り付け
られている。
は、複数本のガイドレール２、２ａに沿って上下動する
ように、昇降路内に設けられている。乗りかごの枠体
３、３ａには、ガイドローラ４、４ａ、４ｂ、４ｃが設
けられている。乗りかご１の枠体３に設けたガイドロー
ラ４、４ａには、清掃具５、５ａが締結具６によって着
脱可能に取り付けられている。清掃具５、５ａは、図２
に示すように、ガイドローラ４、４ａの上面に取り付け
られている。
【００１０】清掃具５、５ａは、図２から図５に示すよ
うに、カポック部材７と、摺擦体８と、取付体９とから
構成されている。カポック部材７は、図５に示すよう
に、コ字状に折り曲げられる。このコ字状に折り曲げら
れたカポック部材７の内面に摺擦体８が縫い付けられ
る。摺擦体８は、サンドペーパーなどからなり、図４に
示すように、カポック部材７の上下方向の中央部に位置
させてある。取付体９は、カポック部材７を保持するた
めの箱状部９ａと、ガイドローラ４、４ａに固定するた
めの固定平面部９ｂとからなっており、鋼板から作られ
ている。
うに、カポック部材７と、摺擦体８と、取付体９とから
構成されている。カポック部材７は、図５に示すよう
に、コ字状に折り曲げられる。このコ字状に折り曲げら
れたカポック部材７の内面に摺擦体８が縫い付けられ
る。摺擦体８は、サンドペーパーなどからなり、図４に
示すように、カポック部材７の上下方向の中央部に位置
させてある。取付体９は、カポック部材７を保持するた
めの箱状部９ａと、ガイドローラ４、４ａに固定するた
めの固定平面部９ｂとからなっており、鋼板から作られ
ている。
【００１１】コ字状に折り曲げたカポック部材７を、図
２に示すように、取付体９の箱状部９ａに挿入した状態
では、そのカポック部材７内面が、ガイドレール２、２
ａの３面に適切な押圧力が与えられる状態で当接するよ
うにしてある。
２に示すように、取付体９の箱状部９ａに挿入した状態
では、そのカポック部材７内面が、ガイドレール２、２
ａの３面に適切な押圧力が与えられる状態で当接するよ
うにしてある。
【００１２】以上の構成によれば、ガイドレール２、２
ａの表面を清掃する必要になったとき、図１及び図２に
示すように、清掃具５をガイドローラ４、４ａに締付具
６で固定する。その後乗りかご１を複数回昇降させる
と、ガイドレール２、２ａの表面にこびりついた塵埃等
が摺擦体８によってこすりとられ、そのこすりとられた
塵埃等がカポック部材７側に付着してしまい、ガイドレ
ール２、２ａの清掃が短時間で完了する。実験的による
と、本実施形態によれば、従来平均約２時間かかってい
た清掃作業を平均約０．５時間の清掃作業とすることが
可能となった。
ａの表面を清掃する必要になったとき、図１及び図２に
示すように、清掃具５をガイドローラ４、４ａに締付具
６で固定する。その後乗りかご１を複数回昇降させる
と、ガイドレール２、２ａの表面にこびりついた塵埃等
が摺擦体８によってこすりとられ、そのこすりとられた
塵埃等がカポック部材７側に付着してしまい、ガイドレ
ール２、２ａの清掃が短時間で完了する。実験的による
と、本実施形態によれば、従来平均約２時間かかってい
た清掃作業を平均約０．５時間の清掃作業とすることが
可能となった。
【００１３】ガイドレール２、２ａの清掃作業終了後
は、締結具６を取り除き、清掃具５をガイドローラ４、
４ａからはずした後、取付体９の箱状部９ａからカポッ
ク部材７を取り出し、そのカポック部材７を廃棄すれば
よい。
は、締結具６を取り除き、清掃具５をガイドローラ４、
４ａからはずした後、取付体９の箱状部９ａからカポッ
ク部材７を取り出し、そのカポック部材７を廃棄すれば
よい。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ガイド
レールに付着した塵埃等を取り除く清掃作業を簡単に、
かつ短時間で行うことのできるエレベータのガイドレー
ル用清掃装置が得られる。
レールに付着した塵埃等を取り除く清掃作業を簡単に、
かつ短時間で行うことのできるエレベータのガイドレー
ル用清掃装置が得られる。
【図１】本発明の一実施形態を示すエレベータのガイド
レール用清掃装置を有するエレベータの要部側面図であ
る。
レール用清掃装置を有するエレベータの要部側面図であ
る。
【図２】本発明の一実施形態を示すエレベータのガイド
レール用清掃装置の斜視図である。
レール用清掃装置の斜視図である。
【図３】本発明の一実施形態を示す清掃具を構成する取
付体の斜視図である。
付体の斜視図である。
【図４】本発明の一実施形態を示す清掃具を構成するカ
ポック部材の展開図である。
ポック部材の展開図である。
【図５】本発明の一実施形態を示す清掃具を構成するカ
ポック部材の折り曲げた状態における斜視図である。
ポック部材の折り曲げた状態における斜視図である。
１ 乗りかご ２、２ａ ガイドレール ４、４ａ ガイドローラ ５、５ａ 清掃具 ７ カポック部材 ８ 摺擦体 ９ 取付体
Claims (2)
- 【請求項１】 乗りかごをガイドレールに沿って移動さ
せるガイドローラを備えたエレベータであって、そのガ
イドローラに、前記ガイドレールに当接する清掃具を着
脱可能に取付けるとともに、その清掃具を、少なくとも
前記ガイドレールの３面に当接すべくコ字状に折り曲げ
たカポック部材と、このカポック部材の内面に設けら
れ、かつ前記ガイドレールの３面を摺擦する摺擦体と、
前記カポック部材及び摺擦体を、前記ガイドローラに着
脱可能に取り付ける取付体とから構成したことを特徴と
するエレベータのガイドレール用清掃装置。 - 【請求項２】 前記摺擦体は、サンドペーパーを前記カ
ポック部材の内面中央部分に縫い付ける構成としたこと
を特徴とする請求項１記載のエレベータのガイドレール
用清掃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11630796A JPH09301653A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エレベータのガイドレール用清掃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11630796A JPH09301653A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エレベータのガイドレール用清掃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09301653A true JPH09301653A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=14683776
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11630796A Pending JPH09301653A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エレベータのガイドレール用清掃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09301653A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103691692A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-02 | 张家港市张运机械制造有限公司 | 电梯导轨自动清洗机 |
| US20160325967A1 (en) * | 2013-12-31 | 2016-11-10 | Otis Elevator Company | Rust removing device for elevator guide rail |
-
1996
- 1996-05-10 JP JP11630796A patent/JPH09301653A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103691692A (zh) * | 2013-12-16 | 2014-04-02 | 张家港市张运机械制造有限公司 | 电梯导轨自动清洗机 |
| US20160325967A1 (en) * | 2013-12-31 | 2016-11-10 | Otis Elevator Company | Rust removing device for elevator guide rail |
| US10246297B2 (en) * | 2013-12-31 | 2019-04-02 | Otis Elevator Company | Rust removing device for elevator guide rail |
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