JPH09301557A - シート状体の供給装置 - Google Patents

シート状体の供給装置

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JPH09301557A
JPH09301557A JP8117892A JP11789296A JPH09301557A JP H09301557 A JPH09301557 A JP H09301557A JP 8117892 A JP8117892 A JP 8117892A JP 11789296 A JP11789296 A JP 11789296A JP H09301557 A JPH09301557 A JP H09301557A
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JP
Japan
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sheet
sheet body
shaped
supply port
pressing
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JP8117892A
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English (en)
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Tokuo Takahashi
徳男 高橋
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 検査装置などに対応して、高速かつ確実にシ
ート状体を供給することを可能とする。 【解決手段】 シート状体4を搬送面に吸着保持して移
送する移送手段2に対して、そのシート状体4を1枚ず
つ供給し、シート状体4を多数枚重ねて収容し、重ね方
向の一端に供給口が形成された収容手段41と、収容手
段41の供給口に設けられ、シート状体の端部を弱い保
持力で保持する仮保持手段42と、シート状体を供給口
方向に押圧する押圧手段43と、シート状体を吸着する
吸着部材を先端に有し、搬送面の一部に形成された貫通
孔3eを通して、搬送面と略直交する方向に進退し、そ
の後退動作によって、仮保持手段42の保持力に抗し
て、シート状体を供給口から取り出し、それに続く後退
動作によって、シート状体を搬送面に吸着させて受け渡
す受渡手段44とを含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード類、帳票、
郵便物などのシート状のもの(以下、シート状体とい
う)の印刷絵柄や加工状況等の外観を検査する検査装置
などに、そのシート状体を供給するシート状体の供給装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の検査装置として、例えば、シート
状体の撮像データに基づいて、印刷絵柄などの良否判定
を行う装置が知られている。この検査装置は、大量のシ
ート状体を効率よく検査するために、シート状体の移送
手段を備え、集積されたシート状体を1枚ずつ撮像領域
に供給し、静止状態又は移送状態でそのシート状体を撮
像する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の検査装置は、1回の移送によって、シート状体の片面
しか検査できなかった。したがって、両面を検査する場
合には、シート状体を供給装置にセットして、一方の面
を検査した後に、その片面検査済みのシート状体を再び
検査面を替えて供給手段にセットし、他方の面を検査し
なければならなかった。
【0004】すなわち、従来の検査装置は、シート状体
を2回通しすることによって、両面検査を行うものであ
り、検査の所要時間が2倍必要である上に、積み替える
間は停止しているので、検査能率が極めて悪かった。ま
た、シート状体を供給手段に積み替えるので、オペレー
タの作業負荷が大きかった。
【0005】この問題を解決するために、本出願人は、
シート状又はカード状の印刷物の両面を1回の移送で検
査することのできる検査装置を既に提案している。この
検査装置は、シート状体の積み替えなしに、高速で検査
が行なえる。
【0006】本発明は、前述した検査装置などに対応し
て、高速かつ確実にシート状体を供給することができる
シート状体の供給装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、シート状体を搬送面に吸着保持
して移送する移送手段に対して、そのシート状体を1枚
ずつ供給するシート状体の供給装置において、前記シー
ト状体を多数枚重ねて収容し、重ね方向の一端に供給口
が形成された収容手段と、前記収容手段の供給口に設け
られ、前記シート状体の端部を弱い保持力で保持する仮
保持手段と、前記シート状体を前記供給口方向に押圧す
る押圧手段と、前記シート状体を吸着する吸着部材を先
端に有し、前記搬送面の一部に形成された貫通孔を通し
て、前記搬送面と略直交する方向に進退し、その後退動
作によって、前記仮保持手段の保持力に抗して、前記シ
ート状体を前記供給口から取り出し、それに続く後退動
作によって、前記シート状体を前記搬送面に吸着させて
受け渡す受渡手段とを含んでいる。
【0008】請求項2の発明は、請求項1に記載のシー
ト状体の供給装置において、前記収容手段を回転枠部材
の回転軌道上に着脱自在に複数個配置でき、その回転枠
部材の回転動作に従って、前記収容手段を送出位置に順
次供給する回転供給手段を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のシート状体の供給装置において、前記押圧手段
の押圧部材に設けられ、その押圧部材が開放されたとき
に、前記シート状体が前記収容手段になくなったことを
検出する送出済検出手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項4の発明は、請求項1から請求項3
までのいずれか1項に記載のシート状体の供給装置にお
いて、前記収容手段の供給口の近傍に設けられ、前記シ
ート状体の重ね方向に対して垂直又は斜めの方向から、
さばき用のエアーを吹きつけることにより、重ね送りを
防止する重送防止手段を備えたことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面などを参照して、本発
明の実施の形態について説明する。図1は、本実施形態
にかかるシート状体の供給装置が使用される検査装置の
全体の構成を示す斜視図、図2は、図1の検査装置の制
御部を示すブロック図である。本実施形態の供給装置
は、例えば、ID(Identification)カ
ード等のプラスチックカード類、カートン等のブラン
ク、帳票、金券や証券、ダイレクトメール等の郵便物等
のシート状体4を供給の対象としている。シート状体4
は、第1の印刷面と第2の印刷面に、印刷その他の加工
が施されている。
【0012】シード状体の供給装置1は、シート状体4
を立てた状態で集積し、一枚づつ供給する装置であり、
シート状体4は、第1の移送手段2に供給される。この
供給装置1は、図3,図4によって、その構造を詳述す
る。
【0013】第1の移送手段2は、上下に平行に配置さ
れ、等速度で進行する2つのベルト3a,3bによっ
て、シート状体4を移送する手段である。この第1の移
送手段2は、第1の印刷面が露出するように、ベルト3
a,3bによって第2の印刷面を保持する。これらのベ
ルト3a,3bは、所定の間隔で所定の径の貫通孔が開
けられており、その背面側に設けられた真空チャンバ1
7(図3参照)によって真空吸引され、シート状体4と
の間に真空部分を形成し、大気圧と真空チャンバの気圧
差によって、そのシート状体4を吸着保持する。
【0014】シート状体4は、第1の移送手段2によっ
て吸着保待された状態において、図1の矢印方向に移送
され、第1の移送手段2に設けられた検査孔12の部分
に到達する。透過用光源11は、透過撮影用の照明光を
発光するためのものであり、検査孔12の一方側に設け
られている。透過用カメラ10は、孔等の形状や位置を
検査する撮像データを得るためのものであり、検査孔1
2の他方側に設けられている。シート状体4は、検査孔
12の位置に到達すると、透過用光源11によって背後
から照明されるので、光を透過するような部分、例え
ば、特定の位置に孔等がある場合には、その孔を透過し
た光が透過用カメラ10によって撮像される。
【0015】シート状体4は、第1の移送手段2に設け
られた検査孔12の部分を通過した後に、表面用カメラ
8によって、露出面(第1の印刷面)が撮像される。こ
の表面用カメラ8は、シート状体4(4c)の第1の印
刷面の印刷絵柄等を検査する撮像データを得るためのも
のである。検査対象は、印刷絵柄以外に、例えば、磁気
ストライプ、シーケンス番号、郵便番号、OCR文字な
どがあげられる。
【0016】シート状体4は、表面用カメラ8によって
撮像された後に、第2の移送手段5に保持を交替する。
第2の移送手段5は、シート状体4の第2の印刷面が露
出するように、ベルト3c,3dによって、第1の印刷
面を保持する。第2の移送手段5は、第1の移送手段2
と同様な構造である。
【0017】シート状体4(4d)は、第2の移送手段
2に保持が交替した後に、裏面用カメラ9によって、露
出面(第2の印刷面)が撮像される。この裏面用カメラ
9は、シート状体4の第2の面の印刷絵柄等を検査する
撮像データを得るためのものである。
【0018】ここで、第1の移送手段2又は第2の移送
手段5によって移送されるシート状体4の移送速度が高
速の場合には、撮像した映像が流れないように、前述し
た透過用カメラ10、表面用カメラ8、裏面用カメラ9
には、シャッタ機構を設けることが好ましい。シャッタ
機構は、機械シャッタ、固体撮像デバイスにおける電子
シャッタ、ストロボ発光による疑似シャッタ等を使用す
ることができる。
【0019】操作パネル13は、動作の開始・停止、運
転状態の設定等のオペレータが入力する操作に関する入
力部分と、設定状態や運転状態を示す表示部分とを備え
ている。基準画像用モニタ14と検査画像用モニタ15
は、検査の状況をオペレータが監視するためのものであ
る。
【0020】ここで、基準画像用モニタ14と検査画像
用モニタ15は、上述した3つのカメラ10、8、9の
各々に対して設けることができる。また、表示を切換え
る方式にして、選択されたカメラ10、8、9について
だけ、表示するようにすることもできる。後者の場合
は、直近に不良を検出したカメラ10、8、9の表示を
行うようにすると、不良内容の把握が容易となる。
【0021】シート状体4は、裏面用カメラ9によっ
て、その露出面(第2の印刷面)が撮像された後に、良
否判定処理が行なわれる。良否判定処理は、前述した透
過用カメラ10、表面用カメラ8、裏面用カメラ9から
の撮像データに基づいて、後述する良否判定処理手段2
6(図2参照)によって行われる。
【0022】良品スタッカ6は、良と判定されたシート
状体4を集積するためのものであり、不良品スタッカ7
は、不良と判定されたシート状体4を集積するためのも
のである。ここで、不良品スタッカ7は、不良と判定さ
れたシート状体4の全てが集積される。しかし、不良品
スタッカ7は、不良内容に応じて、選別を行うようにす
ることもできる。
【0023】次に、図2を参照して、検査装置の制御部
の構成及びその動作を説明する。反射用光源22a,2
2bは、それぞれ表面用カメラ8、裏面用カメラ9の照
明用として用いられる光源である。画像処理手段23
は、画像入力制御手段25と、良否判定手段26とを備
えている。移送制御手段24は、検出タイミング信号生
成手段27と、不良除去制御手段28とを備えている。
【0024】アクチュエータ29は、第1、第2の移送
手段2、5や、不良品スタッカ7その他の駆動部分を総
称して示すものである。センサ30は、第1、第2の移
送手段2、5や、移送されるシート状体4の移送状態を
検出する部分を総称して示すものであり、センサ検出信
号は、移送制御手段24に出力される。
【0025】次に、制御部の動作とともに、各部の構成
を詳述する。検出タイミング信号生成手段27は、セン
サ30からのセンサ検出信号に基づいて、透過用カメラ
10、表面用カメラ8、裏面用カメラ9によって、シー
ト状体4を撮像するタイミングである検出タイミング信
号を生成する手段であり、その検出タイミング信号は、
画像入力制御手段25に出力される。
【0026】画像入力制御手段25は、検出タイミング
信号生成手段27からの検出タイミング信号に基づい
て、透過用光源11、反射用光源22a,22bを各々
のタイミングで瞬間発光させ、透過用カメラ10、表面
用カメラ8、裏面用カメラ9の各々から撮像信号を入力
し、その撮像信号をディジタル化して、画像データに変
換する手段である。
【0027】この画像入力制御手段25は、良品である
ことを予め目視検査等により確認した良品のシート状体
4を撮像して、その画像データを基準画像データとして
基準画像メモリに登録する。この登録により、自動検査
の準備が完了する。画像入力制御手段25は、各検出タ
イミング信号に基づいて、撮像した検出画像データを検
出画像メモリに記録する。基準画像データ及び検出画像
データは、基準画像用モニタ14、検査画像用モニタ1
5にそれぞれ表示される。
【0028】良否判定手段26は、前述した基準画像デ
ータと検出画像データとの差異を比較して、許容できる
差異である場合には、良の判定信号を生成し、許容でき
ない差異である場合に、不良の判定信号を生成し、各判
定信号は、不良除去制御手段28に出力される。
【0029】不良除去制御手段28は、良否判定手段2
6からの判定信号に基づいて、不良の判定信号を入力し
た場合には、不良除去信号を生成する手段であり、不良
除去信号は、アクチュエータ29に出力される。不良品
スタッカ7は、不良除去信号を入力した場合には、たと
えば、不良判定されたシート状体が到達したときに、移
入爪を作動させて、そのシート状体を内部に移入する。
検出タイミング信号により、上記の動作を操り返すこと
により、所定数量のシート状体の不良除去(不良選別)
が行われる。移送制御手段24は、良・不良の判定信号
を入力した場合には、良品のシート状体と不良品のシー
ト状体の数量を計数して操作パネル13に表示する。
【0030】図3、図4は、本発明によるシート状体の
供給装置の実施形態を示す図であって、図3は断面図、
図4は斜視図である。このシート状体の供給装置1は、
シート状体4を、ベルト3a,3bにより形成される搬
送面に吸着保持して移送する第1の移送手段2(図1参
照)に対して、そのシート状体4を1枚ずつ供給する供
給装置であり、収容手段41と、仮保持手段42と、押
圧手段43と、受渡手段44等とを備えている。
【0031】収容手段41は、シート状体4を多数枚重
ねて収容するトレイ41aを備え、トレイ41aの重ね
方向の一端に、供給口41bが形成されている。トレイ
41aは、他端側に押圧手段43のロッド43cが挿入
される切り欠部41cが形成されている。仮保持手段4
2は、収容手段41の供給口41bの上下に設けられ、
シート状体4の上下の端部を弱い保持力で保持する爪4
2aを備えている。
【0032】押圧手段43は、シート状体4をトレイ4
1aの後方から、供給口41bの方向に押圧するための
ものであり、リニアドライバ43aと、そのリニアドラ
イバ43aによって駆動されるロッド43bと、ロッド
43bの先端に設けられた押圧板43cと、ロッド43
bと押圧板43cとの間に配置された、押圧部材として
のスプリング43dとを備えている。リニアドライバ4
3aは、トレイ41aの交換時に後退し(矢印B2方
向)、供給圧力に応じて押し出すように(矢印B1方
向)、駆動される。
【0033】受け渡し手段44は、シート状体4を吸着
する吸着部材として吸引パッド44aを先端を有する吸
引パイプ44bを備えている。この吸引パイプ44b
は、第1の移送手段2のベルト3a,3bの間に形成さ
れた貫通孔3eを通して設けられ、エアアクチュエータ
44bによって、ベルト3a,3bと略直交する方向
(矢印C方向)に進退する。
【0034】また、このシート状体の供給装置1は、回
転供給手段45と、送出済検出手段46と、重送防止手
段47などを更に備えている。
【0035】回転供給手段45は、4本のアームをもつ
回転枠45aを備えている。回転枠45aは、アームの
先端部に、トレイ41aを着脱自在に装着する受け台4
5bが設けられている。この受け台45bは、回転枠4
5aが回転(矢印A方向)したときに、略水平を保よう
なリンク機構によって連結されている。トレイ41a
は、回転枠45aの回転動作に従って、送出位置に順次
セットされる。
【0036】送出済検出手段46は、押圧手段43のロ
ッド43bと、スプリング43dとの間に設けられた圧
力センサ46aによって実現されている。圧力センサ4
6aは、スプリング43aが最も伸びて開放されたとき
に、シート状体4がトレイ41aになくなったことを検
出する。
【0037】重送防止手段47は、トレイ41aの供給
口42bの斜め上方に設けられた送風パイプ47aによ
って実現されている。送風パイプ47aは、シート状体
4の斜め前方から、さばき用のエアーを吹きつけること
により、重ね送りを防止することができる。
【0038】図5は、本実施形態のシート状体の供給装
置40の動作を説明する模式図である。トレイ41a
は、複数枚(例えば、1000枚)のシート状体4が収
容されており、回転枠45aに4個取り付けられ、送出
位置にセットされる。図5(A)に示すように、シート
状体4は、後方から押圧板43cに押され、トレイ41
aの供給口41bの方向(矢印B1の方向)に押されて
いる。このとき、供給口41bには、爪42aが設けら
れているので、シート状体4は、供給口41bから飛び
出すことはない。
【0039】図5(B)に示すように、吸引パッド44
aが前進(矢印C1方向)して、シート状体4を吸引し
て、後退(矢印C2方向)を始めたとする。このとき
に、送風パイプ47aは、シート状体4の斜め前方か
ら、さばき用エアーを吹きつけるので、2枚送りは防止
される。シート状体4は、爪42aで押されられている
が、吸引パッド44aが後退すると、シート状体4がた
わんで、その爪42aの保持力に抗して、供給口41b
から抜け出す。
【0040】図5(C)に示すように、吸引パッド44
aは、さらに後退動作を行なうことにより、シート状体
4は、ベルト3a,3bの位置までくると、真空チャン
バー17の吸引口17cに吸引されて、その搬送面に吸
着する。さらに、吸引パッド44aが後退すると、シー
ト状体4は、自然に離れ、受け渡しが完了する。
【0041】図5(D)に示すように、トレイ41aか
ら全てのシート状体4が送出されると、圧力センサ46
aが出力して、送出済を検出すると、回転枠45aが4
5度回転して、次のトレイ41aが送出位置にセットさ
れる。ここで、オペレータは、空いたトレイ41aに次
のシート状体4を詰めておけば、供給動作が停止するこ
とはない。
【0042】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の範囲内である。例えば、重送防止手段47の送風パイ
プ47aは、シート状体4の真上又は斜め後方からエア
ーを吹きつけるようにしてもよい。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シート状体を高速かつ確実に、移送手段に受け渡すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態にかかるシート状体の供給装置が使
用される検査装置の全体の構成を示す斜視図である。
【図2】図1の検査装置の制御部を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明によるシート状体の供給装置の実施形態
を示す断面図である。
【図4】本実施形態に係るシート状体の供給装置を示す
斜視図である。
【図5】本実施形態のシート状体の供給装置の動作を説
明する模式図である。
【符号の説明】
1 シート状体の供給装置 2 第1の移送手段 3a,3b,3c,3d ベルト 4a,4b,4c,4d シート状体 5 第2の移送手段 6 良品スタッカ 7 不良品スタッカ 8 表面用カメラ 9 裏面用カメラ 10 透過用カメラ 11 透過用光源 12 検査孔 13 操作パネル 14 基準画像用モニタ 15 検査画像用モニタ 22a,22b 反射用光源 23 画像処理手段 24 移送制御手段 25 画像入力制御手段 26 良否判定処理手段 27 検出タイミング信号生成手段 28 不良除去制御手段 29 アクチュエータ 30 センサ 41 収容手段 42 仮保持手段 43 押圧手段 44 受渡手段 45 回転供給手段 46 送出済検出手段 47 重送防止手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状体を搬送面に吸着保持して移送
    する移送手段に対して、そのシート状体を1枚ずつ供給
    するシート状体の供給装置において、 前記シート状体を多数枚重ねて収容し、重ね方向の一端
    に供給口が形成された収容手段と、 前記収容手段の供給口に設けられ、前記シート状体の端
    部を弱い保持力で保持する仮保持手段と、 前記シート状体を前記供給口方向に押圧する押圧手段
    と、 前記シート状体を吸着する吸着部材を先端に有し、前記
    搬送面の一部に形成された貫通孔を通して、前記搬送面
    と略直交する方向に進退し、その後退動作によって、前
    記仮保持手段の保持力に抗して、前記シート状体を前記
    供給口から取り出し、それに続く後退動作によって、前
    記シート状体を前記搬送面に吸着させて受け渡す受渡手
    段とを含むことを特徴とするシート状体の供給装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のシート状体の供給装置
    において、 前記収容手段を回転枠部材の回転軌道上に着脱自在に複
    数個配置でき、その回転枠部材の回転動作に従って、前
    記収容手段を送出位置に順次供給する回転供給手段を備
    えたことを特徴とするシート状体の供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のシート状
    体の供給装置において、 前記押圧手段の押圧部材に設けられ、その押圧部材が開
    放されたときに、前記シート状体が前記収容手段になく
    なったことを検出する送出済検出手段を備えたことを特
    徴とするシート状体の供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3までのいずれか1
    項に記載のシート状体の供給装置において、 前記収容手段の供給口の近傍に設けられ、前記シート状
    体の重ね方向に対して垂直又は斜めの方向から、さばき
    用のエアーを吹きつけることにより、重ね送りを防止す
    る重送防止手段を備えたことを特徴とするシート状体の
    供給装置。
JP8117892A 1996-05-13 1996-05-13 シート状体の供給装置 Pending JPH09301557A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102180364A (zh) * 2010-07-22 2011-09-14 中钞信用卡产业发展有限公司 卡片送料装置及送料方法
CN111284771A (zh) * 2020-03-20 2020-06-16 振德医疗用品股份有限公司 纸袋分片装置及其分片方法

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