JPH09301460A - エアゾール容器の分配装置 - Google Patents
エアゾール容器の分配装置Info
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- JPH09301460A JPH09301460A JP8140697A JP14069796A JPH09301460A JP H09301460 A JPH09301460 A JP H09301460A JP 8140697 A JP8140697 A JP 8140697A JP 14069796 A JP14069796 A JP 14069796A JP H09301460 A JPH09301460 A JP H09301460A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
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- B65D83/14—Containers or packages with special means for dispensing contents for delivery of liquid or semi-liquid contents by internal gaseous pressure, i.e. aerosol containers comprising propellant for a product delivered by a propellant
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器本体の開口部を内容物や空気の遮断性に
優れたフィルムで閉塞してなるエアゾール容器におい
て、使用開始時までフィルムを破損することなくアクチ
ュエータを容器本体に組み付けておくことが出来、しか
も使用開始時にアクチュエータを押入するのみでバルブ
に連結することが出来ると共に、フィルムを開封するこ
とが出来るようにしたエアゾール容器の分配装置を提供
せんとするものである。 【解決手段】 外部から押入されると開弁するバルブを
口部に配設したエアゾール容器本体の口部に内容物や酸
素または水分の透過を阻止し得るフィルムを貼着して閉
止し、アクチュエータは前記フィルムを刺通して開封し
得るノズル筒部を有しかつ使用開始前において前記ノズ
ル筒部の先端が前記フィルムから上方に離間した状態で
容器本体に組み付けられて保持されていることを特徴と
する。
優れたフィルムで閉塞してなるエアゾール容器におい
て、使用開始時までフィルムを破損することなくアクチ
ュエータを容器本体に組み付けておくことが出来、しか
も使用開始時にアクチュエータを押入するのみでバルブ
に連結することが出来ると共に、フィルムを開封するこ
とが出来るようにしたエアゾール容器の分配装置を提供
せんとするものである。 【解決手段】 外部から押入されると開弁するバルブを
口部に配設したエアゾール容器本体の口部に内容物や酸
素または水分の透過を阻止し得るフィルムを貼着して閉
止し、アクチュエータは前記フィルムを刺通して開封し
得るノズル筒部を有しかつ使用開始前において前記ノズ
ル筒部の先端が前記フィルムから上方に離間した状態で
容器本体に組み付けられて保持されていることを特徴と
する。
Description
【0001】
【発明の属する分野】この発明は、エアゾール容器の分
配装置、特に収納した内容物の逃出、拡散或いは外部か
らの空気の侵入を防止するフィルムで容器口部を閉止し
たエアゾール容器の分配装置に関する。
配装置、特に収納した内容物の逃出、拡散或いは外部か
らの空気の侵入を防止するフィルムで容器口部を閉止し
たエアゾール容器の分配装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ノズル及び挿入筒部を備えたアク
チュエータを、挿入筒部の差込孔を有するメス型のバル
ブを開口部に取り付けた容器本体に連結し、アクチュエ
ータを押し下げてバルブを開弁し内容物をノズルから流
出させるようにしたエアゾール容器は公知である。かか
る従来のエアゾール容器は、バルブステムとバルブラバ
ーとの密着により容器内外を遮断しているに過ぎない。
しかしながら、バルブラバーを形成する合成ゴムは内容
物や空気の透過に対する遮断性能が高くないため、内容
物特に揮発成分がステムラバーを透過して容器外に拡散
したり、容器外から空気が侵入して内容物を劣化させる
おそれがあった。
チュエータを、挿入筒部の差込孔を有するメス型のバル
ブを開口部に取り付けた容器本体に連結し、アクチュエ
ータを押し下げてバルブを開弁し内容物をノズルから流
出させるようにしたエアゾール容器は公知である。かか
る従来のエアゾール容器は、バルブステムとバルブラバ
ーとの密着により容器内外を遮断しているに過ぎない。
しかしながら、バルブラバーを形成する合成ゴムは内容
物や空気の透過に対する遮断性能が高くないため、内容
物特に揮発成分がステムラバーを透過して容器外に拡散
したり、容器外から空気が侵入して内容物を劣化させる
おそれがあった。
【0003】そこで、本発明者は先に内容物及び空気の
遮断性に優れたフィルムをバルブ天面に貼付して差込孔
を閉塞し、使用開始時までの間に内容物の逃出や空気の
侵入による内容物の劣化を防止するようにしたエアゾー
ル容器を提案した。これにより、従来のエアゾール容器
にみられた欠点は解消することが出来たが、バルブ天面
にフィルムが貼付されているため、使用開始に先だって
フィルムを除去しなければならず製品の使用性が悪いと
共に、使用開始時まではアクチュエータと容器本体とを
一体に出来ないため梱包上不便であった。
遮断性に優れたフィルムをバルブ天面に貼付して差込孔
を閉塞し、使用開始時までの間に内容物の逃出や空気の
侵入による内容物の劣化を防止するようにしたエアゾー
ル容器を提案した。これにより、従来のエアゾール容器
にみられた欠点は解消することが出来たが、バルブ天面
にフィルムが貼付されているため、使用開始に先だって
フィルムを除去しなければならず製品の使用性が悪いと
共に、使用開始時まではアクチュエータと容器本体とを
一体に出来ないため梱包上不便であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、容器本体
の開口部を内容物や空気の遮断性に優れたフィルムで閉
塞してなるエアゾール容器において、使用開始時までフ
ィルムを破損することなくアクチュエータを容器本体に
組み付けておくことが出来、しかも使用開始時にアクチ
ュエータを押入するのみでバルブに連結することが出来
ると共に、フィルムを開封することが出来るようにした
エアゾール容器の分配装置を提供せんとするものであ
る。
の開口部を内容物や空気の遮断性に優れたフィルムで閉
塞してなるエアゾール容器において、使用開始時までフ
ィルムを破損することなくアクチュエータを容器本体に
組み付けておくことが出来、しかも使用開始時にアクチ
ュエータを押入するのみでバルブに連結することが出来
ると共に、フィルムを開封することが出来るようにした
エアゾール容器の分配装置を提供せんとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明が採った手段は、外部から押入されると開弁
するバルブを口部に配設したエアゾール容器本体の口部
に内容物や酸素または水分の透過を阻止し得るフィルム
を貼着して閉止し、アクチュエータは前記フィルムを刺
通して開封し得るノズル筒部を有しかつ使用開始前にお
いて前記ノズル筒部の先端が前記フィルムから上方に離
間した状態で容器本体に組み付けられて保持されている
ことを特徴とするエアゾール容器の分配装置。
にこの発明が採った手段は、外部から押入されると開弁
するバルブを口部に配設したエアゾール容器本体の口部
に内容物や酸素または水分の透過を阻止し得るフィルム
を貼着して閉止し、アクチュエータは前記フィルムを刺
通して開封し得るノズル筒部を有しかつ使用開始前にお
いて前記ノズル筒部の先端が前記フィルムから上方に離
間した状態で容器本体に組み付けられて保持されている
ことを特徴とするエアゾール容器の分配装置。
【0006】又、アクチュエータは、容器本体との嵌着
部と容易に破断可能な連結片で連結されていることを特
徴とする。
部と容易に破断可能な連結片で連結されていることを特
徴とする。
【0007】更に、前述のアクチュエータにおいて、使
用開始時のアクチュエータ本体と容器本体嵌着部の破断
操作の際、前記ノズル筒部の先端が確実に前述フィルム
を刺通してバルブ口部に嵌着されるよう、容器本体嵌着
部にアクチュエータ本体を誘導し得る筒部を有すること
を特徴とする。
用開始時のアクチュエータ本体と容器本体嵌着部の破断
操作の際、前記ノズル筒部の先端が確実に前述フィルム
を刺通してバルブ口部に嵌着されるよう、容器本体嵌着
部にアクチュエータ本体を誘導し得る筒部を有すること
を特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の好ましい実施の形態
を、以下に詳細に説明する。この発明にかかるエアゾー
ル容器は、耐圧性の容器本体(1)、肩カバー(2)並びに
アクチュエータ(3)からなる。エアゾール容器本体(1)
は、内容物を加圧剤と共に収納しうる耐圧性の容器であ
り、その口部にはメス型のバルブ(4)がマウンテンキャ
ップ(5)により取り付けられる。バルブ(4)は、常時バ
ネでステムラバー(7)に圧接されるバルブステム(6)を
備え、差込孔(8)がバルブステム(6)に連続して形成さ
れている。(9)は内容物並びに空気の透過を阻止しうる
フィルムであって、差込孔(8)を閉止しつつマウンテン
キャップ(5)に貼着される。
を、以下に詳細に説明する。この発明にかかるエアゾー
ル容器は、耐圧性の容器本体(1)、肩カバー(2)並びに
アクチュエータ(3)からなる。エアゾール容器本体(1)
は、内容物を加圧剤と共に収納しうる耐圧性の容器であ
り、その口部にはメス型のバルブ(4)がマウンテンキャ
ップ(5)により取り付けられる。バルブ(4)は、常時バ
ネでステムラバー(7)に圧接されるバルブステム(6)を
備え、差込孔(8)がバルブステム(6)に連続して形成さ
れている。(9)は内容物並びに空気の透過を阻止しうる
フィルムであって、差込孔(8)を閉止しつつマウンテン
キャップ(5)に貼着される。
【0009】フィルム(9)は、例えばアルミ積層フィル
ム、EVOH積層フィルム、PVDC積層フィルム、シ
リカ蒸着フィルム等のように容器本体(1)内に収容した
内容物及び空気に対する遮断性に優れた材質で形成さ
れ、内容物を充填した後合成接着剤、ホットメルト接着
剤或いは超音波接着等で接着される。かくして、フィル
ム(9)を貼付した状態において、容器本体(1)にない外
はバルブラバー(7)とバルブステム(6)との密着による
バルブ(4)と、フィルム(9)とによる二重構造で内外が
遮断されることとなり、使用開始までの間に容器内から
外への水分、内容物成分の透過による拡散、或いは容器
内への酸素の透過及び侵入等による内容物の劣化を確実
に防止することが出来る。
ム、EVOH積層フィルム、PVDC積層フィルム、シ
リカ蒸着フィルム等のように容器本体(1)内に収容した
内容物及び空気に対する遮断性に優れた材質で形成さ
れ、内容物を充填した後合成接着剤、ホットメルト接着
剤或いは超音波接着等で接着される。かくして、フィル
ム(9)を貼付した状態において、容器本体(1)にない外
はバルブラバー(7)とバルブステム(6)との密着による
バルブ(4)と、フィルム(9)とによる二重構造で内外が
遮断されることとなり、使用開始までの間に容器内から
外への水分、内容物成分の透過による拡散、或いは容器
内への酸素の透過及び侵入等による内容物の劣化を確実
に防止することが出来る。
【0010】肩カバー(2)は、容器本体の口部を含む肩
部を被覆し容器本体口部を装飾すると共に、アクチュエ
ータ(3)とバルブ(4)との連結を仲介している。肩カバ
ー(2)は、容器本体(1)の肩部を被覆する大径の装飾筒
部(20)、マウントキャップ(5)の外部に装着される取付
筒部(21)、該取付筒部(21)の中心に連続する挿入筒部(2
2)、アクチュエータ(3)の連結筒部(30)を軸方向に摺動
自在に受け入れる受入筒部(23)とを有し、好ましくは合
成樹脂で一体成形される。
部を被覆し容器本体口部を装飾すると共に、アクチュエ
ータ(3)とバルブ(4)との連結を仲介している。肩カバ
ー(2)は、容器本体(1)の肩部を被覆する大径の装飾筒
部(20)、マウントキャップ(5)の外部に装着される取付
筒部(21)、該取付筒部(21)の中心に連続する挿入筒部(2
2)、アクチュエータ(3)の連結筒部(30)を軸方向に摺動
自在に受け入れる受入筒部(23)とを有し、好ましくは合
成樹脂で一体成形される。
【0011】アクチュエータ(3)は、前記肩カバーの受
入筒部(23)に摺動自在に挿入される連結筒部(30)を基部
に有し、該連結筒部(30)に連続して摺動筒部(31)が形成
される。摺動筒部(31)の中心には、先端をバルブステム
(6)に連結するノズル筒部(32)が形成され、摺動筒部(3
1)の上面は指による押圧面(33)に形成される。ノズル筒
部(32)には、ノズル孔(34)が穿孔される。図1、2及び
4に示すように、基部の連結筒部(30)と摺動筒部(31)と
は、容易に破断することの出来る連結片(35)で連結され
一体化されている。アクチュエータ(3)は、好ましくは
合成樹脂で一体成形されるが、一体でなくても良いこと
は勿論である。連結筒部(30)は、肩カバーの受入筒部(2
3)の大径の上半部(24)内に装着され、受入筒部(23)の内
面と面一となる。ノズル孔(34)は図示の実施例ではアク
チュエータ(3)の上部側面に開口しているが、上面或い
はその他の面に開口させても良いことは勿論である。連
結片(35)は、図示の実施例では等間隔に三個所形成され
ているが、二個所或いは三個所以上であっても良いこと
は勿論である。
入筒部(23)に摺動自在に挿入される連結筒部(30)を基部
に有し、該連結筒部(30)に連続して摺動筒部(31)が形成
される。摺動筒部(31)の中心には、先端をバルブステム
(6)に連結するノズル筒部(32)が形成され、摺動筒部(3
1)の上面は指による押圧面(33)に形成される。ノズル筒
部(32)には、ノズル孔(34)が穿孔される。図1、2及び
4に示すように、基部の連結筒部(30)と摺動筒部(31)と
は、容易に破断することの出来る連結片(35)で連結され
一体化されている。アクチュエータ(3)は、好ましくは
合成樹脂で一体成形されるが、一体でなくても良いこと
は勿論である。連結筒部(30)は、肩カバーの受入筒部(2
3)の大径の上半部(24)内に装着され、受入筒部(23)の内
面と面一となる。ノズル孔(34)は図示の実施例ではアク
チュエータ(3)の上部側面に開口しているが、上面或い
はその他の面に開口させても良いことは勿論である。連
結片(35)は、図示の実施例では等間隔に三個所形成され
ているが、二個所或いは三個所以上であっても良いこと
は勿論である。
【0012】図4は、エアゾール容器の使用開始前のア
クチュエータと肩カバーの取り付け状態を示しており、
容器本体(1)の肩部に装着された肩カバー(2)に非使用
状態でアクチュエータ(3)が連結されている。すなわ
ち、アクチュエータ(3)の基部の連結筒部(30)を肩カバ
ー(2)の受入筒部(23)の大径の上半部(24)に挿着し、ア
クチュエータ(3)を肩カバー(2)に連結する。この状態
においては、連結片(35)は破断されておらないため、連
結筒部(30)の上部に摺動筒部(31)が連結されたまま保持
され、挿入筒部(22)に挿入されたノズル筒部(32)の下端
は、フィルム(9)から上方に離間している。かくして、
エアゾール容器は非使用状態に保持されており、破断さ
れていないフィルム(9)が容器のバージン性を保障して
いる。このように、この発明によれば、アクチュエータ
(3)を容器本体に連結した状態において、エアゾール容
器を非使用状態に保持することが出来るため、アクチュ
エータと容器とを一体にして梱包することが可能とな
り、製品の運搬、在庫並びに管理が容易となる。
クチュエータと肩カバーの取り付け状態を示しており、
容器本体(1)の肩部に装着された肩カバー(2)に非使用
状態でアクチュエータ(3)が連結されている。すなわ
ち、アクチュエータ(3)の基部の連結筒部(30)を肩カバ
ー(2)の受入筒部(23)の大径の上半部(24)に挿着し、ア
クチュエータ(3)を肩カバー(2)に連結する。この状態
においては、連結片(35)は破断されておらないため、連
結筒部(30)の上部に摺動筒部(31)が連結されたまま保持
され、挿入筒部(22)に挿入されたノズル筒部(32)の下端
は、フィルム(9)から上方に離間している。かくして、
エアゾール容器は非使用状態に保持されており、破断さ
れていないフィルム(9)が容器のバージン性を保障して
いる。このように、この発明によれば、アクチュエータ
(3)を容器本体に連結した状態において、エアゾール容
器を非使用状態に保持することが出来るため、アクチュ
エータと容器とを一体にして梱包することが可能とな
り、製品の運搬、在庫並びに管理が容易となる。
【0013】使用に際しては、アクチュエータ(3)の押
圧面(33)を押圧して摺動筒部(31)を押下する(図7Aに
示す状態)。押圧により、連結片(35)が破断され、摺動
筒部(31)は受入筒部(23)内を軸方向に自由に摺動可能と
なると共に、ノズル筒部(32)の先端がフィルム(9)を刺
通し開封して使用開始状態となる(図7Bの状態)。そ
こで更に押圧すると、図5に示すようにノズル筒部(32)
の先端がノズルステム(6)に当接してノズルステム(6)
を押し下げるため、ステムラバー(7)から離れバルブ
(4)が開弁する(図7Cの状態)。バルブ(4)の開弁に
より、容器本体(1)内に収納された内容物は加圧剤の圧
力でノズル孔(3)から噴出する。摺動筒部(31)への押圧
を解除すると、バルブステム(6)に付加されたバネの反
発力で押し上げられて、バルブ(4)は閉弁され、摺動筒
部(31)は上昇する。
圧面(33)を押圧して摺動筒部(31)を押下する(図7Aに
示す状態)。押圧により、連結片(35)が破断され、摺動
筒部(31)は受入筒部(23)内を軸方向に自由に摺動可能と
なると共に、ノズル筒部(32)の先端がフィルム(9)を刺
通し開封して使用開始状態となる(図7Bの状態)。そ
こで更に押圧すると、図5に示すようにノズル筒部(32)
の先端がノズルステム(6)に当接してノズルステム(6)
を押し下げるため、ステムラバー(7)から離れバルブ
(4)が開弁する(図7Cの状態)。バルブ(4)の開弁に
より、容器本体(1)内に収納された内容物は加圧剤の圧
力でノズル孔(3)から噴出する。摺動筒部(31)への押圧
を解除すると、バルブステム(6)に付加されたバネの反
発力で押し上げられて、バルブ(4)は閉弁され、摺動筒
部(31)は上昇する。
【0014】このように、この発明のエアゾール容器に
よれば容器本体の口部を閉止するフィルム(9)を使用に
先だって剥離して除去する必要はなく、単にアクチュエ
ータを押し込むのみでフィルムの開封が出来、又引き続
いてアクチュエータを押し込んで内容物の噴出をもたら
すことが出来るのである。
よれば容器本体の口部を閉止するフィルム(9)を使用に
先だって剥離して除去する必要はなく、単にアクチュエ
ータを押し込むのみでフィルムの開封が出来、又引き続
いてアクチュエータを押し込んで内容物の噴出をもたら
すことが出来るのである。
【0015】
【発明の効果】この発明によれば、エアゾール容器の口
部を内容物や空気の透過を遮断しうるフィルムで閉止
し、このようにフィルムで閉止したエアゾール容器にア
クチュエータをフィルムを破断することなく組み付けて
おくことが出来、更に使用開始に際してアクチュエータ
を押入するのみでフィルムの破断を行うことが出来るよ
うになっているため、アクチュエータと容器本体との組
み合わせに優れたエアゾール容器を提供することが出来
ると共に、使用性に優れたエアゾール容器の分配装置を
提供することが可能となる。
部を内容物や空気の透過を遮断しうるフィルムで閉止
し、このようにフィルムで閉止したエアゾール容器にア
クチュエータをフィルムを破断することなく組み付けて
おくことが出来、更に使用開始に際してアクチュエータ
を押入するのみでフィルムの破断を行うことが出来るよ
うになっているため、アクチュエータと容器本体との組
み合わせに優れたエアゾール容器を提供することが出来
ると共に、使用性に優れたエアゾール容器の分配装置を
提供することが可能となる。
【図1】この発明にかかる分配装置の外観斜視図
【図2】同平面図
【図3】図2A−A’線に沿った要部の分解断面図
【図4】使用開始前の状態を示す断面図
【図5】使用時の状態を示す断面図
【図6】フィルムの破断状態を示す斜視図
【図7】この発明の分配装置のアクチュエータの動きを
示す正面図
示す正面図
(1)容器本体 (2)肩カバー (3)アクチュエータ (4)バルブ (5)マウンテンキャップ (6)バルブステム (7)ステムラバー (8)差込孔 (9)フィルム (20)装飾筒部 (21)取付筒部 (22)挿入筒部 (23)受入筒部 (24)上半部 (30)連結筒部 (31)摺動筒部 (32)ノズル筒部 (33)押圧面 (34)ノズル孔 (35)連結片
Claims (3)
- 【請求項1】 外部から押入されると開弁するバルブを
口部に配設したエアゾール容器本体の口部に内容物や酸
素または水分の透過を阻止し得るフィルムを貼着して閉
止し、アクチュエータは前記フィルムを刺通して開封し
得るノズル筒部を有しかつ使用開始前において前記ノズ
ル筒部の先端が前記フィルムから上方に離間した状態で
容器本体に組み付けられて保持されていることを特徴と
するエアゾール容器の分配装置。 - 【請求項2】 アクチュエータは、容器本体との嵌着部
と容易に破断可能な連結片で連結されていることを特徴
とする請求項1記載の分配装置。 - 【請求項3】 前述のアクチュエータにおいて、使用開
始時のアクチュエータ本体と容器本体嵌着部の破断操作
の際、前記ノズル筒部の先端が確実に前述フィルムを刺
通してバルブ口部に嵌着されるよう、容器本体嵌着部に
アクチュエータ本体を誘導し得る筒部を有することを特
徴とする請求項2記載の分配装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140697A JPH09301460A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エアゾール容器の分配装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8140697A JPH09301460A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エアゾール容器の分配装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09301460A true JPH09301460A (ja) | 1997-11-25 |
Family
ID=15274645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8140697A Pending JPH09301460A (ja) | 1996-05-10 | 1996-05-10 | エアゾール容器の分配装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09301460A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000142852A (ja) * | 1998-11-17 | 2000-05-23 | Osaka Ship Building Co Ltd | 包装製品およびその製造法 |
KR100397039B1 (ko) * | 2000-03-24 | 2003-09-13 | 주식회사 종우실업 | 내부 구조를 개선시킨 스프레이 펌프 |
JP2013154904A (ja) * | 2012-01-30 | 2013-08-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | 改ざん防止機能付き吐出器 |
EP3623317A1 (de) * | 2018-09-17 | 2020-03-18 | Reinhard Wefers | Spender zur manuell betätigten abgabe einer mischung von wenigstens zwei komponenten; spender-druckbehälter-system und zugehöriger druckbehälter |
-
1996
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