JPH09301214A - 車 両 - Google Patents

車 両

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Publication number
JPH09301214A
JPH09301214A JP12053896A JP12053896A JPH09301214A JP H09301214 A JPH09301214 A JP H09301214A JP 12053896 A JP12053896 A JP 12053896A JP 12053896 A JP12053896 A JP 12053896A JP H09301214 A JPH09301214 A JP H09301214A
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JP
Japan
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wheels
wheel
vehicle body
traveling vehicle
traveling
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP12053896A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruyasu Minowa
晴康 箕輪
Tadashi Okano
岡野  正
Koji Yoshida
浩次 吉田
Tadayoshi Honda
忠義 本田
Yuichi Miwa
裕一 三輪
Osamu Sugiura
修 杉浦
Eiji Kamata
英二 鎌田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimizu Construction Co Ltd
SAKURAI Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
Shimizu Construction Co Ltd
SAKURAI Ltd
Shimizu Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Shimizu Construction Co Ltd, SAKURAI Ltd, Shimizu Corp filed Critical Shimizu Construction Co Ltd
Priority to JP12053896A priority Critical patent/JPH09301214A/ja
Publication of JPH09301214A publication Critical patent/JPH09301214A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旋回走行性能が優れ車体が軽量で搬送ができる
車両がなかった。 【解決手段】水平方向の一方向が開口された空間部2が
形成された走行車体20に、空間部2を囲んで水平方向
の向きが変更固定可能な方向調節機構と駆動機構を備え
た複数の車輪40、41、42、43を設け、空間部2
から外方へ進出し、後退可能に走行車体に支持された荷
載置部30を設け、荷載置部30は、走行車体20に支
持された基枠部300、306と、前方に突出する複数
のフォーク部301、302と、先端部に支持車輪30
3r、304rを備えた支持アーム303、304とを
備えて一体に回動するよう回動可能に支持されているこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、建築工事
現場で用いて好適な車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築資材や荷物等の水平搬送に
は、フォークリフトやリーチフォークが使用されてい
る。ところが、内装工事の段階にある建築施工現場等に
おいて、リフト等で揚重された内装仕上資材や、設備資
材等を、各階床上で内装工事等の現場まで水平搬送する
場合には、フォークリフトやリーチフォークは使用され
ず、台車あるいは、ハンドフォークを用いて人力でおこ
なわれていることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特に大規模の
建築工事現場の場合、これら大量の資材の搬送を人力に
頼ることは、時間、コストがかかりすぎるという問題が
ある。そこで、資材搬送の機械化、自動化が求められて
いる。
【0004】これらのニーズに対応する手段として、床
上に設置したレールに沿って移動する台車を用いて搬送
をおこなうシステム等があるが、設置するための事前準
備手間がかかりすぎる、移動速度が遅いため搬送能力が
上がらない、荷の積卸し場所の指定に制限がある、など
の問題があり、条件に合った特定現場以外にはあまり活
用がなされていないのが現状である。
【0005】さらに、従来のフォークリフトやリーチフ
ォークは、上述の点については問題がなく、作業性の面
においては優れているが、建築施工現場に利用するには
以下のような問題点がある。
【0006】荷物を積載した際には、荷重が前方に突出
したフォーク部分にかかるので、該荷重を支持するた
め、バランス用の重量を車体に設置することが必要であ
る。その結果、自重が積載荷重の1.5倍から2倍にも
なり、なおかつ、前輪に大部分の荷重が集中することか
ら、一般の建築構造物の床では強度が足らなくなる場合
もあり、床の補強をしなければならないこともある。
【0007】そして、リフト前荷取りヤードあるいは狭
い荷置き場所前、直角に曲がる狭い通路等では、方向変
換のための回転半径が必要となるため、運転操作が困難
である。さらに、長尺物の資材を積載して走行する際、
走行方向と直角をなして積載されるため、通路幅が広く
ないと走行できない。
【0008】一方、フォーク機構には、荷の取込み時に
フォーク先端を下げて荷の下にフォークが入りやすく、
走行時にはフォーク先端を上げて積載された荷がフォー
クから滑り落ちるのを防ぐチルト機能が必要である。
【0009】従来、フォークリフトでは、オイルシリン
ダによって、フォークの昇降用ガイドマストを、走行走
行車に対して前後方向に傾斜することで、フォークを傾
斜させるチルト機能が備えられている。そして、リーチ
フォークでは、フォークの昇降用ガイドマストが走行車
体に沿って前後スライドする構造であり、傾斜動作させ
ることは困難であるため、昇降用ガイドマストに対して
フォークだけを傾斜させるチルト機能が備えられてい
る。
【0010】いずれの場合も、チルト専用の油圧シリン
ダー機構を必要とするため、重量が増す等の問題があ
る。
【0011】これらのような間題点があり、現状では、
事務所ビル、ホテル、マンション等、比較的耐荷重の低
い床の建築施工現場では、地上の荷捌き以外には使われ
ていない。
【0012】また、フォークリフト等は、自重が大きい
ため、移載用フォーク付き搬送台車を使用することも検
討されている。
【0013】この移載用フォーク付き搬送台車は、フォ
ークの下方に反力受けとしてのアウトリガーが設けられ
た構造のフォーク機構を備えたもので、バランス用の重
量を車体に設置しないことで自重を極力軽量化してい
る。
【0014】このフォーク機構では、荷取り時にアウト
リガーで反力を支持することで安定度を上げている。し
かし、搬送台車の走行時には、走行に支障が無いよう、
アウトリガーを床面から引き上げる必要がある。一般
に、アウトリガーの引上方法には、台車側に傾斜を持っ
たガイドレールを取付、フォーク機構を引き戻すと同時
に台車上に引き上げる構造が取られている。しかし、こ
の構造には、以下のような問題点がある。
【0015】フォーク機構を引き込む際には、ガイドレ
ールと床面との間にクリアランスがあるため、ガイドロ
ーラーが段差に乗り上げなければならない。そして、ガ
イドローラーが、アウトリガーの側面に取り付けられる
必要があり、荷重がかかった際、アウトリガーが捩れを
生じるため、強度条件から積載重量に限界があり、重量
物が扱えない。さらに、フォーク機構を引き込む際に
は、積載物を含めた重量物を引き込み力によって持ち上
げるため、引き込み装置に大容量のモーターを必要と
し、重量が増す等の問題がある。
【0016】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、操作が簡単で、車輪の向きを変更、固定する車輪
の方向調節機構を備え、前後左右に方向調節自在に走行
できる車両の提供を目的とする。また、本発明は、事前
準備、事後処理等必要とせず、安定性が高く、軽量で、
比較的耐荷重の低い床上で使用できると共に、能率良く
搬送作業ができ、なおかつ、構造が簡単で、軽量で、コ
ストダウンできると同時に作動時間も短縮されるフォー
ク機構を備えた車両の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の車両にお
いては、走行車体に複数の車輪を設けてなり、前記複数
の車輪は、それぞれ水平方向の向きが変更可能に支持さ
れ、該複数の車輪の水平方向の向きを変更し、かつ該複
数の車輪の向きを固定する車輪の方向調節機構が設けら
れ、該複数の車輪の少なくとも一つを回転駆動させる駆
動機構が設けられていることを特徴とする。
【0018】この車両では、各車輪の方向を適宜設定
し、固定して、駆動機構により車輪を駆動することによ
り、希望する方向に移動する。また、その状態から、別
の方向に各車輪の向きを適宜設定することにより、別の
希望する方向に移動する。
【0019】請求項2記載の車両においては、前記複数
の車輪は、前記走行車体の前部左右に配置された一対の
前部車輪と、前記走行車体の後部左右に配置された別の
一対の後部車輪を含む少なくとも4つの車輪からなるこ
とを特徴とする。
【0020】この車両では、走行面にかかる荷重が、少
なくとも4つの車輪の方向を適宜設定し、固定して、駆
動機構により車輪を駆動することにより、任意の方向に
移動する。
【0021】請求項3記載の車両においては、前記走行
車体に荷載置部を設けてなり、前記複数の車輪は、平面
視して前記荷載置部を囲む位置に配置されていることを
特徴とする。
【0022】この車両では、荷載置部に荷が積載された
際、車両にかかる荷重が、少なくとも4つの車輪により
支持される。また、少なくとも4つの車輪により任意の
方向へ移動する。
【0023】請求項4記載の車両においては、走行車体
と、該走行車体に設けられた複数の車輪と、該走行車体
に設けられた荷載置部とを備えてなり、前記走行車体に
は、水平方向の一方向が開口された空間部が形成され、
前記複数の車輪は、前記走行車体の前記開口された側に
前記空間部を中に挟んで配置された一対の前車輪と、前
記開口された側と反対側に配置された別の一対の後車輪
とを含む少なくとも4つの車輪からなり、前記荷載置部
は、前記空間部から前記開口された部分を通し外方へ向
けて進出し、かつまた進出した状態から前記空間内へ後
退するよう前進、後退可能に前記走行車体に支持されて
いることを特徴とする。
【0024】この車両では、荷載置部が、走行車体から
開口された部分を通して外方へ進出した状態で、荷載置
部への積載がおこなわれ、荷載置部が、その状態から車
両本体に形成された空間内に後退することで車両への積
載がおこなわれる。そして、積載された車両は、少なく
とも4つの車輪によって荷重を支持され、かつ、車輪に
よって移動することで、搬送がおこなわれる。
【0025】請求項5記載の車両においては、前記荷載
置部は、前記走行車体に前記空間部の内外方向に移動自
在に支持された基枠部と、この基枠部から前記空間部内
方から前記開口する方向へ突出する複数のフォーク部
と、該基枠部に設けられ、その先端部に前記走行車輪の
走行面に設置可能な支持車輪を備えた支持アームとを備
えてなり、前記支持アームは、前記支持車輪が接地され
る第1の状態と、走行面から離間した第2の状態との間
で変位するようその基端部が回動可能に支持され、前記
フォーク部は、前記支持アームが回動されたときに、該
支持アームと一体に回動する構成とされていることを特
徴とする。
【0026】この車両では、荷載置部への積降が、フォ
ーク部の昇降によっておこなわれる。支持アーム先端部
の支持車輪が接地される第1の状態において、フォーク
部に積載荷重がかかった際、走行車輪と、支持アームの
先端部の支持車輪によって、荷載置部にかかった荷重が
支持される。支持アーム先端部の支持車輪が接地される
第1の状態で、荷載置部は、空間部から開口された部分
を通し外方へ向けて進出し、かつまた進出した状態から
空間内へ後退する。
【0027】そして、荷載置部が後退した状態におい
て、支持アームは、先端部の支持車輪が接地した状態か
ら、走行面から離間した第2の状態にまで回動変位され
る。このとき、荷載置部の走行車体への支持部分によっ
て、荷載置部にかかった荷重が支持される。また、前記
第2の状態では、荷載置部にかかった荷重が車輪によっ
て、支持され、車輪によって移動し、搬送をおこなう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態を
示す図であり、図において、符号1は自在走行搬送車
(車両)である。自在走行搬送車1は、走行車体20
と、フォーク機構30(荷載置部)から概略構成されて
いる。走行車体20には、運転者が搭乗する運転台21
が側方に突出して設けられ、運転台21には、隣接して
運転パネル22が設けられ、運転パネル22にはステア
リング23a、操作レバー23b等が設けられている。
【0029】走行車体20には、運転台21側の胴体部
24と、胴体部24の両側方下部から前方に突出した台
車部25、26が備えられている。胴体部24と台車部
25、26は、平面視して(上方から見たときに)コ字
状とされて、その中央に前方に開口した空間部2が形成
されるよう設けられ、空間部2内部に位置するよう、フ
ォーク機構30が設けられている。
【0030】図2、図3に示すように、走行車体20の
下面には、胴体部24下面の運転台21と逆側に位置し
て固定解除切り替え輪40(後車輪)が設けられ、胴体
部24下面の運転台21側に位置して駆動輪41(後車
輪)が設けられ、台車部25の下面に方向切り替え固定
輪42(前車輪)が設けられ、台車部26の下面に固定
解除切り替え輪43(前車輪)が設けられ、これらの車
輪は、空間部2を囲む位置に配置されている。固定解除
切り替え輪40と固定解除切り替え輪43は、同一の構
造を持つ構成とされている。
【0031】駆動輪41は、走行車体20内部に設けら
れた、図示しないバッテリー駆動モーター式の駆動機構
により回転駆動される構成とされており、ステアリング
23aを回転することにより、その回転軸方向が略水平
面上で360度調節自在とされている。
【0032】方向切り替え固定輪42は、その側方に設
けられたシリンダ42a(方向調節機構)を、図示しな
い油圧ポンプ等を駆動させて伸縮させることによって、
回転軸方向が図2における矢印A方向と、図3における
矢印B方向に90度切り替え可能とされて固定されてい
る。
【0033】固定解除切り替え輪40と固定解除切り替
え輪43は、回転軸方向が固定状態と固定解除状態であ
るように、シリンダ40aと、シリンダ43aを、図示
しない油圧ポンプ等を駆動させて伸縮させることによっ
て、それぞれ切り替え可能に構成されている。
【0034】以下、固定解除切り替え輪40の切り替え
機構40b(方向調節機構)を、図4から、図7に基づ
いて説明する。図において、固定解除切り替え輪40
は、2枚の車輪が平行に連結された構成とされ、水平回
転軸400によって互いに連結され、水平回転軸400
を中心として回動自在に支持されている。
【0035】水平回転軸400は、ハウジング401内
部に設けられ、リンク402によって、水平回転軸40
0の回転軸線と直交する方向に水平移動可能に設けられ
ている。
【0036】リンク402は、水平回転軸400と平行
で、水平回転軸400より上側に位置している水平回転
軸403によって、回動自在に支持されており、水平回
転軸400の移動方向と平行に伸縮自在とされたシリン
ダ404と、シリンダ404に対向して設けられたシリ
ンダ405によって回動位置調節可能に設けられてい
る。
【0037】シリンダ404とシリンダ405は、ハウ
ジング401と一体とされ、図示しない油圧ポンプ等を
駆動させることにより、図5の矢印C方向に加圧され、
シリンダ404が退避し、シリンダ405が伸長した状
態で、リンク402が、水平回転軸403から垂直下方
に位置し、図示しない油圧ポンプ等を駆動させること
で、図7の矢印D方向に加圧され、シリンダ404が伸
長し、シリンダ405が退避した状態で、リンク402
が傾斜するよう設置されている。
【0038】水平回転軸403は、ハウジング401と
一体とされた支持部材406に接続され、支持部材40
6は、垂直回転軸407を中心として回動自在に走行車
体20に支持されている。垂直回転軸407は、その軸
線が、水平回転軸403の軸線と交差する位置とされて
おり、支持部材406は平面視して円形状とされ、その
周縁部がボールベアリング408を介して支持されてい
る。
【0039】垂直回転軸407には、支持部材406の
上方位置に、被導方向部材409が側方に突出して固定
され、被導方向部材409先端下部には、ローラー41
0が、垂直回転軸411を中心として回動自在に設けら
れている。
【0040】垂直回転軸407の側方には、ローラー4
10と同じ高さに、方向規制板412が設けられ、方向
規制板412は、接続部材413にピン414によって
固定されている。接続部材413は、水平方向に伸縮自
在とされ、走行車体20に固定されたシリンダ40aに
接続されている。方向規制板412は、平面視してU字
状をなす側方に開口された溝部415を持つ板状体で、
溝部415の幅は、垂直回転軸407の太さと略等しい
ものとされている。
【0041】被導方向部材409の先端には、垂直回転
軸407を中心とする円筒面に沿って、位置センサ板4
16が設けられ、この垂直回転軸407を中心とする円
筒面の直外側には、位置センサ417が設けられてい
る。位置センサ417は、方向規制板412の溝部41
5の上方で、位置センサ板416と同一の高さに、固定
部材418により固定されている。
【0042】図4、図5において、シリンダ40aは退
避した位置とされており、シリンダ405は退避した位
置、シリンダ404は伸長した位置とされている。そし
て、シリンダ40とシリンダ405の伸長、シリンダ4
04の退避は、図示しない油圧ポンプ等の駆動により連
動するよう構成されている。
【0043】したがって、固定解除切り替え輪40は、
図4、図5に示す固定解除状態と、図6、図7に示す固
定状態が切り替え可能に構成されている。また、固定解
除切り替え輪43は、シリンダ40aがシリンダ43a
とされている以外は、固定解除切り替え輪40と同一の
構成とされている。
【0044】以下、フォーク機構30について、図1、
図2、図3、および図8から図10に基づいて説明す
る。
【0045】図において、フォーク機構30は、マスト
300、300(基枠部)、フォーク部301、30
2、アウトリガー303、304(支持アーム)、ガイ
ド部310、チルト部330から概略構成されている。
【0046】フォーク部301は、L字状の鋼材であ
り、その先端301aが水平方向となり、後端301b
が上方を向く位置となるよう、後端301bが保持部3
05に回動自在に支持されている。また、後端301b
の下方では、先端301aと逆側が保持部303に当接
され、先端301aが前方に突出するよう水平位置とさ
れている。
【0047】保持部305は、垂直方向に立設されたマ
スト300に、垂直方向に移動自在に支持されており、
保持部305の横方向の両端には、フォーク部301
と、フォーク部301と同形状のフォーク部302が平
行に設けられている。
【0048】マスト300は、横桟306(基枠部)上
に略垂直に2本立設され、横桟306は、水平横向きに
位置し、ガイド部310によって、走行車体20に前後
方向に移動自在として支持されている。
【0049】マスト300、300の間には、シリンダ
307が、マスト300と平行をなし、その伸長方向が
垂直上方であるように、横桟306上に固定されてい
る。シリンダ307の先端には、昇降部308が設けら
れ、昇降部308の両側部には、横桟306と平行な回
転軸を持つ歯車308a、308bが設けられている。
【0050】歯車308a、308bには、それぞれチ
ェーン309a、309bが巻回され、チェーン309
a、309bは、一端が横桟306に固定され、他端が
保持部305に接続されている。そして、シリンダ30
7は、図示しない油圧ポンプ等を駆動させて伸縮される
構成とされている。
【0051】横桟306には、アウトリガー303、3
04が、フォーク部先端301a、302aと平行に、
前方に向けて突出して固定されている。アウトリガー3
03、304の先端には、回転軸が横桟306と平行と
された支持ローラー303r、304r(支持車輪)が
回動自在に設けられ、支持ローラー303r、304r
は、その輪郭外周が、アウトリガー303、304の下
面よりも下方に突出する位置とされている。
【0052】ガイド部310は、以下の構成とされてい
る。
【0053】横桟306の台車部25、26側には、ガ
イドローラー311と、312が、回動自在に設けら
れ、ガイドローラー311、312は、台車部25、2
6の内側下部に対向して設けられたガイドレール31
3、314上にそれぞれ前後方向に移動可能として支持
されている。
【0054】ガイドローラー311、312の上方に
は、ガイド部材315、316が、それぞれ横桟306
に固定され、ガイド部材315、316には、ガイドチ
ェーン319、320が、それぞれ接続されている。
【0055】ガイドチェーン319、320は、無端チ
ェーンとされており、それぞれ、ガイドレール313、
314の略両端上方に位置し、台車部25、26に回動
自在に固定された歯車317a、317b、および、3
18a、318bにそれぞれ巻回されている。
【0056】歯車317aと318aは、走行車体20
内部に設けられた図示しないオイルモーターによって、
駆動される構成とされている。
【0057】チルト部330は、以下の構成とされてい
る。
【0058】マスト300、300には、チルト受け3
31、332が、アウトリガー303、304と逆側
に、横桟306の後方に突出して設けられ、チルト受け
331、332の先端には、それぞれ反力受け333、
334が設けられている。反力受け333、334の上
方には、シリンダ335、336が、その伸長方向が鉛
直下方であるように、走行車体20に固定され、シリン
ダ335、336には、リミットスイッチ337、33
8、及び図示しない加圧機構が付設され、その伸縮と、
伸縮位置が制御される構成とされている。
【0059】チルト受け331、332、横桟306、
アウトリガー303、304、マスト300、300
は、一体として構成されており、これらと、フォーク部
301、302は、フォーク部301、302のマスト
300に対する垂直位置移動以外、位置関係が変化しな
い構造とされている。
【0060】上記の構成において、以下、その動作を説
明する。
【0061】先ず、固定解除切り替え輪40の切り替え
機構40bの動作について、図4から、図7に基づいて
説明する。
【0062】上記の構成において、固定解除切り替え輪
40は、図4、図5に示す固定解除状態にあり、ここ
で、運転パネル22からの制御により、図示しない油圧
ポンプ等を駆動することによって、シリンダ405とシ
リンダ40a、シリンダ404を伸縮する。
【0063】すると、シリンダ404、405は、図7
の矢印D方向に加圧されて、シリンダ405が伸長し、
連動したシリンダ404が退避して、リンク402が、
水平回転軸403を中心として回動して略垂直位置とな
る。そして、水平回転軸400が、ハウジング401内
部を移動して、水平回転軸406の直下方の位置とな
り、垂直回転軸407の下方延長線と交わる位置とな
る。その結果、水平回転軸400の回転中心と垂直回転
軸407の回転中心が一点で交わる。
【0064】次いで、シリンダ40aが伸長し、シリン
ダ40aに接続された方向規制板412が、垂直回転軸
407に近づく方向に水平移動する。そして、方向規制
板412の先端部が、ローラー410に当接し、ローラ
ー410は、垂直回転軸407を回転中心として回動す
る。同時に、垂直回転軸407と一体とされている、支
持部材406、水平回転軸403、400がローラー4
10と一体に回動する。
【0065】そして、ローラー410は、溝部415内
部に位置するまで回動し、方向規制板412は、溝部4
15のシリンダ40a側に垂直回転軸407が当接する
位置まで移動する。この方向規制板412が移動した状
態で、図示しない油圧ポンプ等による、シリンダ40a
の伸長を停止する。
【0066】このとき、水平回転軸400は、ローラー
410と一体に回動して、固定解除切り替え輪40が、
垂直回転軸407を中心に回転し、したがって、図6、
図7に示す固定状態に切り替わる。
【0067】ここで、図4において、ローラー410
が、2点鎖線で示す位置の近傍にあるときは、位置セン
サ板416が、位置センサ417前方に位置している。
このとき、方向規制板412が移動する際には、溝部4
15内部において、ローラー410が、垂直回転軸40
7よりシリンダ40a側に位置した状態となる。このと
き、方向規制板412は、溝部415のシリンダ40a
側に垂直回転軸407が当接する位置から、ローラー4
10が当接する位置にまで、その移動距離が変化する。
この移動距離の変化は、位置センサ417の出力信号に
よって、シリンダ40aの伸長量を制御することによっ
て調節する。
【0068】また、図6、図7に示す固定状態におい
て、運転パネル22からの制御により、図示しない油圧
ポンプ等によって、シリンダ405とシリンダ40a、
シリンダ404を伸縮させる。
【0069】すると、シリンダ40aが退避し、シリン
ダ40aに接続された方向規制板412が、垂直回転軸
407から離れる方向に水平移動する。すると、溝部4
15内部にローラー410が位置し、溝部415のシリ
ンダ40a側に垂直回転軸407が当接する位置にあっ
た方向規制板412が、ローラー410の垂直回転軸4
07を中心とした回転半径の外方に移動し、ローラー4
10は垂直回転軸407を中心として回動可能となる。
【0070】そして、シリンダ404、405は、図5
の矢印C方向に加圧されて、シリンダ405が退避し、
連動したシリンダ404が伸長する。すると、略垂直位
置にあったリンク402が回動して、水平回転軸400
が、ハウジング401内部を移動して、固定解除切り替
え輪40は、図4、図5に示す固定解除状態となる。
【0071】固定解除切り替え輪43も、シリンダ40
aがシリンダ43aとされているだけで同一の動作をす
る。
【0072】次に、方向切り替え固定輪42、および、
固定解除切り替え輪40、43の方向切り替え動作につ
いて、図2、及び図3に基づいて説明する。
【0073】図2において、方向切り替え固定輪42の
方向は、矢印A方向とされている。このとき、固定解除
切り替え輪43は、上述の切り替え機構40bによっ
て、方向切り替え固定輪42と平行な位置で、図4、図
5に示す固定状態とされており、固定解除切り替え輪4
0は図6、図7に示す固定解除状態とされている。この
状態を、縦移動の状態とする。
【0074】ここで、図3に示すように、運転パネル2
2のレバー23bを操作することによって、図示しない
油圧ポンプ等を駆動させることによりシリンダ40aを
伸縮させることで、方向切り替え固定輪42の方向を、
矢印B方向とする。
【0075】このとき上述の切り替え機構40bを連動
して動作させることで、固定解除切り替え輪43は、図
6、図7に示す固定解除状態とされ、固定解除切り替え
輪40は、方向切り替え固定輪42と平行な位置で、図
4、図5に示す固定状態とされている。この状態を、横
移動の状態とする。
【0076】したがって、運転パネル22を操作するこ
とによって、図2に示す縦移動の状態と、図3に示す横
移動の状態の切り替えがおこなわれる。
【0077】次に、この縦移動の状態、横移動の状態に
よって、走行する場合を説明する。まず、運転台21に
運転者が搭乗する。
【0078】そして、図2に示す縦移動の状態とされた
とき、図に示すように、ステアリング23aによって、
駆動輪41の方向を矢印A方向として駆動すると、自在
走行搬送車1は、矢印A方向、即ち、前後方向に直進す
る。
【0079】また、図3に示す横移動の状態とされたと
き、図に示すように、ステアリング23aによって、駆
動輪41の方向を矢印Bとして駆動すると、自在走行搬
送車1は矢印B方向、即ち、横方向に直進する。
【0080】上述の縦移動の状態において、固定解除切
り替え輪40は、固定解除状態とされており、固定解除
切り替え車輪40の回転中心が、垂直回転軸407の回
転中心から、偏心しているため、固定解除切り替え車輪
40が任意の方向を向いていても、走行車体20の移動
方向に連動して方向が変化する。
【0081】また、上述の横移動の状態では、同様に、
固定解除切り替え車輪43が、任意の方向を向いていて
も、走行車体20の移動方向に連動して方向が変化す
る。
【0082】そして、この縦移動の状態、横移動の状態
を切り替えて、さらに、ステアリング23aにより駆動
輪41の方向を変化させ、図示しない駆動機構により駆
動輪41を駆動して、旋回、走行をおこなう。
【0083】上述の旋回性能について、図2及び、図1
1から図16に基づいて説明する。先ず、縦移動の状態
に車輪方向を切り替える。そして、ステアリング23a
により、駆動輪41の方向を、図2の矢印A方向から右
30度に調節して、前方に駆動する。すると、図11に
示すように、自在走行搬送車1は、右に旋回する。
【0084】次に、ステアリング23aにより、駆動輪
41の方向を、図2の矢印A方向から左60度に調節し
て、前方に駆動する。すると、図12に示すように、自
在走行搬送車1は、左に旋回する。
【0085】そのまま、ステアリング23aにより、駆
動輪41の方向を、図2の矢印A方向から左15度に調
節して、前方に駆動する。すると、図13に示すよう
に、自在走行搬送車1は、ゆるやかに左に旋回する。
【0086】さらに、ステアリング23aにより、駆動
輪41の方向を、図2の矢印A方向から右45度に調節
して、前方に駆動する。すると、図14に示すように、
自在走行搬送車1は、その場で右に旋回する。
【0087】次に、横移動の状態に車輪方向を切り替え
る。そして、ステアリング23aにより、駆動輪41の
方向を、図2の矢印A方向から右76.2度に調節し
て、前方に駆動する。すると、図15に示すように、自
在走行搬送車1は、右に旋回する。
【0088】そして、ステアリング23aにより、駆動
輪41の方向を、図2の矢印A方向から左45度に調節
して、後方に駆動する。すると、図16に示すように、
自在走行搬送車1は、左に旋回する。
【0089】次に、フォーク機構30による積載等の動
作について、図1、図2、及び、図8から図10に基づ
いて説明する。
【0090】図1において、フォーク機構30は、走行
車体20中央の空間部2内部に位置した状態とされてい
る。ここで、図示しないオイルモーターを回転させるこ
とにより、歯車317b、318bを回転させ、ガイド
チェーン319、320に接続したガイド部材315、
316を前方に移動する。すると、図1において2点鎖
線に示すように、フォーク機構30は、ガイドローラー
311、312が回動して、ガイドレール313、31
4上を移動することで、前方に進出する。
【0091】この際、ガイドローラー311、312
は、ガイドレール313、314に支持され、支持ロー
ラー303r、304rは、走行車体20が走行する床
面に支持されている。したがって、ガイドローラー31
1、312と、アウトリガー303、304先端の支持
ローラー303r、304rは、フォーク機構30の重
量を支持している。
【0092】図8の状態で、運転パネル22の制御によ
り、シリンダ307を伸長させると、昇降部308が上
昇する。すると、チェーン309a、309bの一端は
横桟306に固定されているため、歯車308a、30
8bが回転し、保持部305がマスト300に沿って、
垂直移動する。同時に、保持部305に固定されている
フォーク部301、302が上昇する。
【0093】このとき、フォーク機構を積載しようとす
る荷物の下部に位置しておくことで、フォーク部30
1、302に荷物が積載される。
【0094】次に、図示しないオイルモーターを回転さ
せることにより、歯車317b、318bを回転させ、
ガイドチェーン319、320に接続したガイド部材3
15、316を後方に移動する。すると、図8に示すよ
うに、フォーク機構30は、ガイドローラー311、3
12が回動することで、後方に退行する。
【0095】この際、ガイドローラー311、312
と、アウトリガー303、304先端の支持ローラー3
03r、304rが、フォーク機構30及び、積載され
た荷物の重量を支持している。
【0096】図9に示すように、フォーク機構30を、
走行車体20中央の空間部2内部に位置させた後、運転
パネル22からの制御で、シリンダ335、336を伸
長させ、反力受け333、334を、下方に押圧する。
【0097】すると、図10に示すように、チルト受け
331、332は、ガイドローラー311、312の中
心軸を回転中心として回動し、一体として構成されてい
るアウトリガー303、304も同様に回動する。その
結果、アウトリガー303、304先端の支持ローラー
303r、304rは、上方に移動して、走行車体20
が走行する床面から離間する。
【0098】このとき、チルト受け331、332と一
体として構成されたマスト300、300は、同様に回
動し、その結果、フォーク部301、302の先端30
1a、302aが、上方に移動して、チルト機能をおこ
なう。したがって、ガイドローラー311、312と、
チルト受け331、332は、フォーク機構30の重量
と、積載荷重を支持している。
【0099】上述のように、運転者が運転台21に搭乗
し、運転パネル22で、縦移動の状態、横移動の状態を
切り替え、ステアリング23aを操作をすることにより
前後左右方向に小さな回転半径で自由に走行することが
できる。特に、その場で旋回して、車体の向きを変える
ことができる。しかも、縦移動の状態、横移動の状態の
切り替えは、操作レバー1本で簡単におこなわれ、オイ
ルシリンダーにより短時間に前後左右自在に走行方向を
切り替えることができる。
【0100】その結果、走行方向を前後左右自在に切り
替えできるため、狭い場所や、障害物の間等をぬって自
由に搬送することができる。そして、方向変換に必要な
回転半径が短いため、狭い荷置き場所前、直角に曲がる
狭い通路等でも、運転操作が容易にできる。さらに、長
尺物の資材を積載して走行する際、積載方向と直角をな
して走行する必要がないため、通路幅が狭い場合でも走
行することができる。なお、本発明の車輪の方向調節機
構は、ゴーカート等の遊具など、他の車輪走行車にも使
用することができる。
【0101】また、積載荷重および自在走行搬送車の自
重による負荷を、4輪に分散することができるため、1
つの車輪に加わる負荷が、重量の1/4を越えないよう
にすることができる。したがって、走行車体20にバラ
ンス用の重量を備える必要がない。また、フォーク機構
30は、アウトリガー301、302によって荷積載時
の安定を保っているためバランス用の重量を必要としな
い。したがって、自在走行搬送車1の自重を軽量化する
ことができる。その結果、例えば、自重1t、積載荷重
1tの場合には、1輪にかかる最大荷重が500kgと
なり、床面の耐荷重の低い場合でも、自在走行搬送車1
の使用を可能とすることができる。
【0102】そして、フォーク機構30が、走行車体2
0から前進、後退可能であることにより、運転者は搭乗
したまま1人で荷扱いができ、能率良く搬送作業をおこ
なうことができる。また、走行中は、前方のフォーク機
構30に荷を載せ、運転者は側方で操作するため、運転
者の視野が遮られることなく、運転に支障が出ることも
防止できる。その結果、見通しが良く、安全に能率良く
走行荷扱いをおこなうことができる。
【0103】そして、建築現場等への導入には事前準備
あるいは事後処理等必要とせず、自在走行搬送車を搬入
した時点で、すぐに作業に取り掛かれる。また、荷積載
時に走行する場合、チルト機能により、積載された荷の
安定を容易に保つことができる。
【0104】フォーク機構30のチルト機能とアウトリ
ガー303、304の床面からの引き上げを、1本の油
圧シリンダーで同時におこなう構造としたことにより、
機構が簡素化され、軽量化、コストダウンできると同時
に作動時間を短縮することができる。フォーク機構30
は、ガイドレール上で移動し、重量物を移動にともなっ
て持ち上げる必要がないため、構造が簡単にでき、軽量
化を図ることができる。
【0105】
【発明の効果】本発明の車両によれば、各車輪の方向を
適宜設定し、固定して、駆動機構により車輪を駆動する
ので、操作が簡単で、車輪の向きを変更、固定する車輪
の方向調節機構を備え、前後左右に方向調節自在に走行
できるという効果を奏する。また、本発明の車両によれ
ば、荷載置部は、走行車体中央の空間部から外方へ向け
て進出、後退可能に走行車体に支持されている構成とし
たので、事前準備、事後処理等必要とせず、安定性が高
く、軽量で、比較的耐荷重の低い床上で使用できると共
に、能率良く搬送作業ができ、なおかつ、作動時間も短
縮されるフォーク機構を備え、構造が簡単で、軽量化が
図れると同時にコストダウンできるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の車両を示す斜視図であ
る。
【図2】本発明の実施の形態の車両を示す一部断面視し
た平面図である。
【図3】本発明の実施の形態の車両を示す一部断面視し
た平面図である。
【図4】本発明の実施の形態の車両の車輪の方向固定解
除切り替え機構を示す平面図である。
【図5】本発明の実施の形態の車両の車輪の方向固定解
除切り替え機構を示す断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の車両の車輪の方向固定解
除切り替え機構を示す平面図である。
【図7】本発明の実施の形態の車両の車輪の方向固定解
除切り替え機構を示す断面図である。
【図8】本発明の実施の形態の車両を示す一部断面視し
た側面図である。
【図9】本発明の実施の形態の車両を示す一部断面視し
た側面図である。
【図10】本発明の実施の形態の車両を示す一部断面視
した側面図である。
【図11】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【図12】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【図13】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【図14】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【図15】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【図16】本発明の実施の形態の車両をの旋回性能を示
す平面図である。
【符号の説明】
1…自在走行搬送車(車両) 2…空間部 20…走行車体 30…フォーク機構(荷載置部) 40…固定解除切り替え輪(車輪) 41…駆動輪(車輪) 42…方向切り替え固定輪(車輪) 43…固定解除切り替え輪(車輪) 300…マスト(基枠部) 301、302…フォーク部 303、304…アウトリガー(支持アーム) 303r、304r…支持ローラー(支持車輪) 306…横桟(基枠部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉田 浩次 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 本田 忠義 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 三輪 裕一 静岡県浜松市半田町720番地 株式会社桜 井製作所内 (72)発明者 杉浦 修 静岡県浜松市半田町720番地 株式会社桜 井製作所内 (72)発明者 鎌田 英二 静岡県浜松市半田町720番地 株式会社桜 井製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体に複数の車輪を設けてなり、 前記複数の車輪は、それぞれ水平方向の向きが変更可能
    に支持され、 該複数の車輪の水平方向の向きを変更し、かつ該複数の
    車輪の向きを固定する車輪の方向調節機構が設けられ、 該複数の車輪の少なくとも一つを回転駆動させる駆動機
    構が設けられていることを特徴とする車両。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両において、 前記複数の車輪は、 前記走行車体の前部左右に配置された一対の前部車輪
    と、 前記走行車体の後部左右に配置された別の一対の後部車
    輪を含む少なくとも4つの車輪からなることを特徴とす
    る車両。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両において、 前記走行車体に荷載置部を設けてなり、 前記複数の車輪は、平面視して前記荷載置部を囲む位置
    に配置されていることを特徴とする車両。
  4. 【請求項4】 走行車体と、 該走行車体に設けられた複数の車輪と、 該走行車体に設けられた荷載置部とを備えてなり、 前記走行車体には、水平方向の一方向が開口された空間
    部が形成され、 前記複数の車輪は、前記走行車体の前記開口された側に
    前記空間部を中に挟んで配置された一対の前車輪と、 前記開口された側と反対側に配置された別の一対の後車
    輪とを含む少なくとも4つの車輪からなり、 前記荷載置部は、 前記空間部から前記開口された部分を通し外方へ向けて
    進出し、かつまた進出した状態から前記空間内へ後退す
    るよう前進、後退可能に前記走行車体に支持されている
    ことを特徴とする車両。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の車両において、 前記荷載置部は、前記走行車体に前記空間部の内外方向
    に移動自在に支持された基枠部と、 この基枠部から前記空間部内方から前記開口する方向へ
    突出する複数のフォーク部と、 該基枠部に設けられ、その先端部に前記車輪の走行面に
    設置可能な支持車輪を備えた支持アームとを備えてな
    り、 前記支持アームは、前記支持車輪が接地される第1の状
    態と、走行面から離間した第2の状態との間で変位する
    ようその基端部が回動可能に支持され、 前記フォーク部は、前記支持アームが回動されたとき
    に、該支持アームと一体に回動する構成とされているこ
    とを特徴とする車両。
JP12053896A 1996-05-15 1996-05-15 車 両 Withdrawn JPH09301214A (ja)

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Effective date: 20030805