JPH09300780A - 画像形成装置および画像形成装置の消費電力制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の消費電力制御方法

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JPH09300780A
JPH09300780A JP8116252A JP11625296A JPH09300780A JP H09300780 A JPH09300780 A JP H09300780A JP 8116252 A JP8116252 A JP 8116252A JP 11625296 A JP11625296 A JP 11625296A JP H09300780 A JPH09300780 A JP H09300780A
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power
input
image forming
image
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JP8116252A
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Yasuhiro Numata
靖宏 沼田
Hiroshi Kanamaru
浩 金丸
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置およびその消費電力制御方法に
関し、パワーオン時にパワーオフ時の状態をそのまま継
続して動作可能にすること。 【解決手段】 単一の電源部9により、ブロックB1,
B2に電力が供給されて動作する。省電力モードではブ
ロックB1みがホストコンピュータ100からの入力を
検知可能な状態で動作しており、省電力化されている。
入力が検知されると通常電力モードに移行してブロック
B1,B2が共に動作し、通常の画像形成を行える。所
定時間入力がないと制御変数を記憶部8に記憶させて、
省電力モードに移行する。制御変数は、通常電力モード
に移行の際に読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置および
その消費電力制御方法に関し、特に、オートパワーオン
・オフ機能を有する画像形成装置およびその消費電力制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置および方法
として、たとえば特開平4−354017号公報(発明
の名称「プリンタ装置」)、特開平5−16241号公
報(発明の名称「プリンタ」)等に記載されたものが知
られている。
【0003】前者は、電源部と補助電源部と、上位装置
からの信号により電源部と補助電源部とをオン・オフ制
御する電源制御部と、上位装置に接続されたSTB信号
線の状態をチェックする信号監視部とを有するプリンタ
装置を開示している。補助電源部は、電源制御部と信号
監視部とに常に電力を供給している。信号監視部は、所
定時間STB信号線の状態がオンでなかったりデータが
送られてこない場合に、電源制御部にSTB信号線のオ
フ状態を知らせる。このような構成により、STB信号
線の状態に応じて電源部と補助電源部とをオン・オフ制
御するオートパワーオフ機能を実現し、消費電力量の無
駄を省いている。
【0004】後者は、主電源部と副電源部と操作部とタ
イマ手段とを有し、印刷動作終了時には主電源部をオフ
し、上位装置からのデータ信号に応じて主電源部をオン
するプリンタを開示している。このような構成により、
主電源部をオン・オフ制御するオートパワーオフ機能を
実現し、消費電力量の無駄を省いている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなオートパワーオフ機能を有する従来のプリンタ装
置では、制御部が省電力モードになるオートパワーオフ
時にパワーオフ前のプリンタの内部パラメータがデフォ
ルト値に設定されているために、パワーオン時にプリン
タの状態がリセットされることになる。このため、パワ
ーオン時にパワーオフ時の状態をそのまま継続して動作
することができないという問題があった。
【0006】本発明は、上述の点に鑑みて成されたもの
で、その目的はパワーオン時にパワーオフ時の状態をそ
のまま継続して動作することのできる画像形成装置およ
びその消費電力制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の本発明の装置では、画像データと
前記画像データに基づいた画像形成のための制御変数と
を外部装置から入力され、前記制御変数に応じて前記画
像データに基づいた画像を形成する画像形成手段と、前
記外部装置からの入力を検知する入力検知手段と、前記
入力があるときには画像形成を行える第1の消費電力で
動作し、ないときには前記第1の消費電力よりも少ない
第2の消費電力で前記入力検知手段を動作させ、かつ、
前記第2の消費電力で動作中に前記入力を検知したとき
には前記第1の消費電力で動作するように制御する消費
電力制御手段とを具備した画像形成装置であって、前記
画像形成手段と前記入力検知手段と前記消費電力制御手
段とに電力を供給する単一の電源と、前記入力検知手段
が第1の所定時間内に前記外部装置からの前記入力を検
知しなかったときに前記制御変数を記憶する記憶手段
と、前記入力を検知して前記第1の消費電力で動作する
際に、第2の所定時間に基づいて制御変数を読み出す読
み出し手段とを具備した構成とした。
【0008】また、請求項2に記載の本発明の装置で
は、前記記憶手段は、不揮発性のメモリである構成とし
た。
【0009】また、請求項3に記載の本発明の装置で
は、前記記憶手段を動作させるか否かを任意に選択する
選択手段をさらに具備した構成とした。
【0010】また、請求項4に記載の本発明の装置で
は、前記読み出し手段により、前記第2の消費電力で動
作した前記第2の所定時間を計測し、前記第2の所定時
間が予め定めた一定時間以内のときのみ前記制御変数を
読み出す構成とした。
【0011】また、請求項5に記載の本発明の装置で
は、前記消費電力制御手段は、ワンチップ化された集積
回路装置からなる構成とした。
【0012】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の本発明の方法では、画像データと前記画像データに
基づいた画像形成のための制御変数とを外部装置から入
力され、前記制御変数に応じて前記画像データに基づい
た画像を形成する画像形成ステップと、前記外部装置か
らの入力を検知する入力検知ステップと、前記入力があ
るときには画像形成を行える第1の消費電力で動作し、
ないときには前記第1の消費電力よりも少ない第2の消
費電力で前記入力検知ステップを動作させ、かつ、前記
第2の消費電力で動作中に前記入力を検知したときには
前記第1の消費電力で動作するように制御する消費電力
制御ステップとを含む画像形成装置の消費電力制御方法
であって、単一の電源からの電力により前記画像形成ス
テップと前記入力検知ステップと前記消費電力制御ステ
ップとを行う単一電源動作ステップと、前記入力検知ス
テップにおいて第1の所定時間内に前記外部装置からの
前記入力を検知しなかったときに前記制御変数を記憶す
る記憶ステップと、前記入力を検知して前記第1の消費
電力で動作する際に、第2の所定時間に基づいて制御変
数を読み出す読み出しステップとをさらに含む構成とし
た。
【0013】また、請求項7に記載の本発明の方法で
は、前記記憶ステップにおいて、不揮発性のメモリから
前記制御変数を読み出す構成とした。
【0014】また、請求項8に記載の本発明の方法で
は、前記記憶ステップを行うか否かを任意に選択する選
択ステップをさらに含む構成とした。
【0015】また、請求項9に記載の本発明の方法で
は、前記読み出しステップにおいて、前記第2の消費電
力で動作した前記第2の所定時間を計測し、前記第2の
所定時間が予め定めた一定時間以内のときのみ前記制御
変数を読み出す構成とした。
【0016】また、請求項10に記載の本発明の方法で
は、前記消費電力制御ステップを、ワンチップ化された
集積回路装置を用いて行う構成とした。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
【0018】(第1の実施の形態)図1は本発明を適用
した画像形成装置の第1の実施の形態を示すブロック図
である。
【0019】図1に示す画像形成装置1は外部装置であ
るホストコンピュータ100に接続されており、ホスト
コンピュータ100がたとえばワープロソフト等の画像
処理ソフトにより作成した画像データに基づいた画像を
記録用紙に形成する。画像処理ソフトはワープロソフト
に限らない。ホストコンピュータ100としては、たと
えばワークステーション、パーソナルコンピュータ等が
考えられる。
【0020】図1において、2はたとえば集積回路化さ
れた小型のワンチップマイコンからなる制御回路であ
り、CPU201とRAM202とROM203とを含
んで構成されている。CPU201は、ROM203に
格納された制御プログラムを読み出して後述の制御シー
ケンスを実行すると共に、ホストコンピュータ100か
らの入力の有無を検知することができる。RAM202
は、CPU201が制御動作を実行する際のワークエリ
アとして使用される。3は制御回路2をホストコンピュ
ータ100と接続するためのインタフェースであり、信
号源の制御回路、接続用のコネクタを含んで構成され
る。4は操作部であり、電源スイッチおよびオートパワ
ーオン機能の選択キー等を含んでいる。5はタイマであ
る。
【0021】6は表示部であり、電源オン、トナー切
れ、記録用紙切れ、ジャム発生などの際にそれぞれ点灯
する複数のLED等により、ユーザに画像形成装置1の
動作状態を知らせる。7は駆動部であり、画像形成時に
モータや記録ヘッドを駆動するためのものである。8は
記憶部であり、たとえばフローティングゲート形MOS
FETからなる不揮発性メモリで構成されている。9は
商用電源(図示せず)に接続可能なACプラグを有する
装置として単一の電源部であり、制御回路2とインタフ
ェース3と操作部4とからなる第1のブロックB1と、
表示部6と駆動部7と記憶部8からなる第2のブロック
B2の両ブロックに直流電源を供給する。タイマ5は低
消費電力であり、装置に着脱可能な図示しないバッテリ
により常時駆動されている。
【0022】図2は図1の制御回路2の機能を表す機能
ブロック図である。
【0023】図2において、10は中央制御部であり、
後述するモード切り換えを実行する。20は画像形成制
御部であり、画像形成動作の制御を行う。30はデータ
処理部であり、ホストコンピュータ100からの画像デ
ータを処理し、処理終了後に画像形成制御部20へ引き
渡す。40は信号検知部41を含んだインタフェース制
御部であり、ホストコンピュータ100と接続されてい
る信号源を制御したり、画像データをデータ処理部30
へ引き渡したりする。50は操作制御部であり、操作部
4を制御する。60は表示制御部であり、前記した表示
の制御を行う。70は記憶制御部であり、不揮発性メモ
リからなる記憶部8の制御(データの書き込み、読み出
しの制御)を行う。
【0024】図3は図1の画像形成装置1の動作モード
の遷移を説明する説明図である。
【0025】図3において、SOFF は電源オフ状態、S
SAVEは省電力モード、SNORMは通常電力モードを示して
いる。電源部9が商用電源に接続されていない状態では
電源オフ状態SOFF であり、ACプラグをコンセントに
挿着して商用電源に接続することで省電力モードSSAVE
とされる。省電力モードSSAVEでは、操作部4に設けら
れた電源スイッチの操作に関係なく電源部9が動作して
おり、第1のブロックB1だけに電源を供給しいる。こ
のとき、第2のブロックB2には電源部9から電源は供
給されず、省電力化されている。またこのとき、たとえ
ばCPU201のクロック周波数を通常電力モードS
NORMのときよりも低くすることでさらに省電力化するこ
とができる。
【0026】省電力モードSSAVEでは第2のブロックB
2に電源が供給さていないので、電源オンを示すLED
等は消灯しており、一見すると電源オンしていないよう
に見えるが、前述したとおりに第1のブロックB1とタ
イマ5に電源が供給され、第1のブロックB1は省電力
モードSSAVEで動作している。省電力モードSSAVEにお
いて電源スイッチをマニュアル操作でオンすることによ
り、通常電力モードSNORMに遷移することができる。ま
た、後述のフローチャート(図4)で説明するとおり、
オートパワーオンによっても通常電力モードSNORMに遷
移することができ、電源オンを示すLED等は通常電力
モードSNORMに遷移して初めて点灯する。通常電力モー
ドSNORMにおいては、電源部9から第1および第2のブ
ロックB1,B2の両ブロック、すなわち画像形成装置
1全体の回路部に電源が供給されるようになる。またこ
のとき、CPU201のクロック周波数は、画像形成装
置1が画像形成を行うのに支障のない通常のクロック周
波数とされる。
【0027】通常電力モードSNORMからは、電源スイッ
チをマニュアル操作でオフすることにより省電力モード
SAVEに遷移することができる。また、後述のフローチ
ャート(図5)で説明するとおり、オートパワーオフに
よっても遷移することができる。省電力モードSSAVE
ら電源オフ状態SOFF に遷移するには、ACプラグをコ
ンセントから離脱させて商用電源と電源部9との接続を
断てばよい。
【0028】図4はオートパワーオフのための制御シー
ケンスを示すフローチャートである。本制御シーケンス
は、通常電力モードSNORMのときに制御回路2により実
行される。
【0029】本制御シーケンスを開始すると、まずステ
ップS41においてホストコンピュータ100から入力
された画像データに基づいた画像形成を行って、ステッ
プS42で入力された画像データのすべてが画像形成済
みかどうか判断する。すべて画像形成済みではない(N
O)と判断されると、ステップS41に戻って再び画像
形成動作を行った後、再びステップS42の処理を実行
する。ステップS41,42を繰り返すことによりステ
ップS42においてすべて画像形成済みである(YE
S)と判断されると、ステップS43に進む。ステップ
S43では、オートパワーオフが選択されているかを判
断する。オートパワーオフは、オートパワーオフ機能選
択キーでユーザが予め任意に選択することができる。
【0030】選択されていなければ(NO)処理を終了
し、選択されていればステップS44に進み、所定時間
画像データが入力されていないかを判断する。入力され
ていれば(NO)ステップS41以降の処理を再び繰り
返し実行し、入力されていなければ(YES)ステップ
S45に進み、画像形成のための制御変数を記憶部8に
記憶させる。この制御変数は、たとえば画像データがワ
ープロソフトにより作成されたものであれば、文字の寸
法、文字の縦倍率、横倍率、書体、行間隔等である。制
御変数を記憶させるとステップS46に進み、省電力モ
ードSSAVEに遷移させた後、本制御シーケンスの処理を
終了する。
【0031】図5はオートパワーオンのための制御シー
ケンスを示すフローチャートである。本制御シーケンス
は、省電力モードSSAVEのときに制御回路2により実行
される。
【0032】本制御シーケンスを開始するとまずステッ
プS50において、ホストコンピュータ100からの入
力があるかを判断する。入力がなければ(NO)画像形
成を行う必要が無く省電力モードSSAVEのままで省電力
化を図る必要があるので、モードの遷移は行わずにステ
ップS50の処理を繰り返し実行する。ステップS50
において入力がある(YES)と判断すると、画像形成
を行う必要があるためにステップS52に進み、画像形
成を行える通常電力モードSNORMに遷移する。すなわ
ち、電源部9から第2のブロックB2に電源を供給する
と共にCPU201のクロック周波数を通常の周波数に
する。通常電力モードSNORMに遷移すると、ステップS
54において制御変数を記憶部8から読み出す。記憶部
8は不揮発性メモリで構成されているため、省電力モー
ドSSAVE状態で電源を供給されていなくとも、図4のス
テップS45において記憶した制御変数を保持すること
ができる。制御変数を読み出すと本制御シーケンスを終
了し、画像形成のためのメインルーチンに移る。
【0033】次に、具体的な制御の例について、各図を
参照して説明する。なお、ユーザによりオートパワーオ
フが選択されているものとして説明する。
【0034】まず、ACプラグをコンセントに挿着して
電源部9に商用電源を供給することで、電源オフ状態S
OFF から省電力モードSSAVEに遷移したとする。また、
この状態において、マニュアル操作により通常電力モー
ドSNORMに遷移したとする。ホストコンピュータ100
から文字列「ABC」の画像データに関する文字列情報
が入力されると、ステップS41で画像形成を行う。こ
の文字列情報には、たとえば2倍の縦倍修飾を含む文字
修飾情報が含まれている。「ABC」を縦倍修飾して1
行の画像を形成すると(ステップS41)、データ処理
部30に他に画像形成する画像データがないかを判断す
る(ステップS42)。ホストコンピュータ100から
入力された画像データは「ABC」の画像データのみな
ので、ステップS43で(YES)と判断してホストコ
ンピュータ100からの入力待機状態となる。
【0035】この状態でたとえば10分間ホストコンピ
ュータ100からのデータ入力がないと、ステップS4
4で(YES)と判断された結果、前記文字修飾情報を
含む制御変数を記憶部8に記憶させ(ステップS4
5)、省電力モードSSAVEに遷移して(ステップS4
6)オートパワーオフされ、第2のブロックB2への電
源供給が停止されると共に、CPU201のクロック周
波数が通常電力モードSNORMの時よりも低周波数とされ
る。
【0036】そして、ACプラグがコンセントから離脱
さない限り、この省電力モードSSAVEにおいてホストコ
ンピュータ100からたとえば文字列「DEF」の画像
データとその文字列情報が入力されると、ステップS5
0で(YES)と判断されて通常電力モードに遷移し
(ステップS52)た後、記憶部8から制御変数が読み
出される(ステップS54)。この制御変数はステップ
S45で記憶されたものであり、パワーオフ前の画像形
成時と同一の文字の寸法、文字の縦倍率、横倍率、書
体、行間隔等を表すものになっている。したがって、文
字列「ABC」と「DEF」は同一の文字の寸法、文字
の縦倍率、横倍率、書体、行間隔で画像形成されること
になる。
【0037】このように本実施の形態によれば、単一の
電源部と小型のワンチップマイコンとを含む簡単な構成
により装置を小型化、低コスト化することができること
は勿論、一旦パワーオフした後にオートパワーオンする
場合であっても、パワーオフ直前にパワーオフ前の画像
形成時の制御変数を不揮発性メモリからなる記憶部8に
記憶しているので、オートパワーオン時にこれを読み出
すことによってパワーオフ前と同一の制御変数によって
ホストコンピュータ100からの画像データに基づいた
画像形成を行うことができる。
【0038】なお、本実施の形態ではステップS41,
42において画像形成処理を行ってから所定時間後にオ
ートパワーオフを行っているが、画像形成処理に限らず
他の処理(装置の動作モードの設定変更、記録ヘッドの
クリーニングや交換動作)を行ってから所定時間後にオ
ートパワーオフを行うように構成してもよい。
【0039】(第2の実施の形態)図6は本発明を適用
した画像形成装置の第2の実施の形態によるオートパワ
ーオフの制御シーケンスを示すフローチャートである。
画像形成装置の構成自体は図1のものと同様であり、R
OM203には、図5に示した制御シーケンスに代わっ
て図6の制御シーケンスを含むプログラムが格納されて
いる。
【0040】図6において、図5中と同一処理を行うス
テップには同一ステップ番号を付し、その説明を省略す
る。
【0041】ステップS52において画像形成を行える
通常電力モードSNORMに遷移した後ステップS53の処
理を行い、タイマ5の計測に基づきパワーオフしてから
オートパワーオンまでの省電力モード動作中に一定時間
が経過しているかを判断する。この時間をたとえば8時
間に設定しておく(この時間は、8時間に限らず予め任
意に設定することができる)。一定時間が経過していれ
ば(YES)処理を終了し、経過していなければ(N
O)ステップS54に進み制御変数を記憶部8から読み
出す。
【0042】本実施の形態によれば前記した第1の実施
の形態と同様の効果が得られると共に、この時間の設定
に応じて、たとえば同じ日に画像形成して一旦パワーオ
フしてから再びオートパワーオンした場合には、同一の
制御変数に基づいて画像形成を行うことができ、前日の
画像形成してパワーオフしてから次の日に改めてオート
パワーオンした場合には、前日に使用した制御変数は読
み出されることがなく、改めて制御変数を設定し直して
画像形成することになり、ユーザにとってより使いやす
いものになる。また、このステップS53の処理を行う
か否かをユーザが操作部4のキー操作により選択できる
ようにすれば、なおさら使いやすいものになる。
【0043】本発明方法は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用
しても良い。また、本発明方法はシステム或いは装置に
プログラムを供給することによって達成される場合にも
適用できることは言うまでもない。この場合、本発明方
法を達成するためのソフトウエアによって表されるプロ
グラムを格納した記憶媒体をシステム或いは装置に読み
出すことによって、そのシステム或いは装置が、本発明
方法の効果を享受することが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、単一の電源部を含む簡単な構成により装置を小型
化、低コスト化することができることは勿論、一旦パワ
ーオフした後にオートパワーオンする場合であっても、
パワーオフ直前にパワーオフ前の画像形成時の制御変数
を記憶手段に記憶しているので、オートパワーオン時に
これを読み出すことによってパワーオフ前と同一の制御
変数によって外部装置からの画像データに基づいた画像
形成を行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した画像形成装置の第1の実施の
形態を示すブロック図である。
【図2】図1の制御回路2の機能を表す機能ブロック図
である。
【図3】図1の画像形成装置1の動作モードの遷移を説
明する説明図である。
【図4】第1の実施の形態のオートパワーオフのための
制御シーケンスを示すフローチャートである。
【図5】第1の実施の形態のオートパワーオンのための
制御シーケンスを示すフローチャートである。
【図6】第2の実施の形態のオートパワーオンのための
制御シーケンスを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2 制御回路 3 インタフェース 4 操作部 5 タイマ 6 表示部 7 駆動部 8 記憶部 9 電源部 100 ホストコンピュータ B1 第1のブロック B2 第2のブロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データと前記画像データに基づいた
    画像形成のための制御変数とを外部装置から入力され、
    前記制御変数に応じて前記画像データに基づいた画像を
    形成する画像形成手段と、 前記外部装置からの入力を検知する入力検知手段と、 前記入力があるときには画像形成を行える第1の消費電
    力で動作し、ないときには前記第1の消費電力よりも少
    ない第2の消費電力で前記入力検知手段を動作させ、か
    つ、前記第2の消費電力で動作中に前記入力を検知した
    ときには前記第1の消費電力で動作するように制御する
    消費電力制御手段とを具備した画像形成装置であって、 前記画像形成手段と前記入力検知手段と前記消費電力制
    御手段とに電力を供給する単一の電源と、 前記入力検知手段が第1の所定時間内に前記外部装置か
    らの前記入力を検知しなかったときに前記制御変数を記
    憶する記憶手段と、 前記入力を検知して前記第1の消費電力で動作する際
    に、第2の所定時間に基づいて制御変数を読み出す読み
    出し手段とを具備したことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、不揮発性のメモリであ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段を動作させるか否かを任意
    に選択する選択手段をさらに具備したことを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記読み出し手段により、前記第2の消
    費電力で動作した前記第2の所定時間を計測し、前記第
    2の所定時間が予め定めた一定時間以内のときのみ前記
    制御変数を読み出すことを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記消費電力制御手段は、ワンチップ化
    された集積回路装置からなることを特徴とする請求項1
    に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 画像データと前記画像データに基づいた
    画像形成のための制御変数とを外部装置から入力され、
    前記制御変数に応じて前記画像データに基づいた画像を
    形成する画像形成ステップと、 前記外部装置からの入力を検知する入力検知ステップ
    と、 前記入力があるときには画像形成を行える第1の消費電
    力で動作し、ないときには前記第1の消費電力よりも少
    ない第2の消費電力で前記入力検知ステップを動作さ
    せ、かつ、前記第2の消費電力で動作中に前記入力を検
    知したときには前記第1の消費電力で動作するように制
    御する消費電力制御ステップとを含む画像形成装置の消
    費電力制御方法であって、 単一の電源からの電力により前記画像形成ステップと前
    記入力検知ステップと前記消費電力制御ステップとを行
    う単一電源動作ステップと、 前記入力検知ステップにおいて第1の所定時間内に前記
    外部装置からの前記入力を検知しなかったときに前記制
    御変数を記憶する記憶ステップと、 前記入力を検知して前記第1の消費電力で動作する際
    に、第2の所定時間に基づいて制御変数を読み出す読み
    出しステップとをさらに含むことを特徴とする画像形成
    装置の消費電力制御方法。
  7. 【請求項7】 前記記憶ステップにおいて、不揮発性の
    メモリから前記制御変数を読み出すことを特徴とする請
    求項6に記載の画像形成装置の消費電力制御方法。
  8. 【請求項8】 前記記憶ステップを行うか否かを任意に
    選択する選択ステップをさらに含むことを特徴とする請
    求項6に記載の画像形成装置の消費電力制御方法。
  9. 【請求項9】 前記読み出しステップにおいて、前記第
    2の消費電力で動作した前記第2の所定時間を計測し、
    前記第2の所定時間が予め定めた一定時間以内のときの
    み前記制御変数を読み出すことを特徴とする請求項6に
    記載の画像形成装置の消費電力制御方法。
  10. 【請求項10】 前記消費電力制御ステップを、ワンチ
    ップ化された集積回路装置を用いて行うことを特徴とす
    る請求項6に記載の画像形成装置の消費電力制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6742130B1 (en) 1998-11-09 2004-05-25 Seiko Epson Corporation Interface apparatus, control method therefor, and information recording medium
JP2006142664A (ja) * 2004-11-19 2006-06-08 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置

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