JPH09300168A - 電子部品の加工用装置 - Google Patents

電子部品の加工用装置

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JPH09300168A
JPH09300168A JP8121274A JP12127496A JPH09300168A JP H09300168 A JPH09300168 A JP H09300168A JP 8121274 A JP8121274 A JP 8121274A JP 12127496 A JP12127496 A JP 12127496A JP H09300168 A JPH09300168 A JP H09300168A
Authority
JP
Japan
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roller
turntable
boss
flange
processing
Prior art date
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Pending
Application number
JP8121274A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasunobu Tange
泰延 丹下
Masazo Fujiyama
雅三 藤山
Eishin Sakai
英信 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP8121274A priority Critical patent/JPH09300168A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多品種少量生産を簡単な構成で、品種切り替
え時間を短縮できる電子部品の加工用装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 インデックス機構1と、所定角度間隔の
複数位置で回転力を伝達する複数のローラ14を保持す
る溝20を外円周端に設けたボス2、ローラ14とはめ
合う溝13,溝16を外円周端に設けたフランジ9、ロ
ーラ14と溝13,16をはめ合わせるためにバネ受け
6にはめ込みローラ受け8を介してローラ14を付勢す
るバネ15でなるトルクリミッタ機構18と、トルクリ
ミッタ機構18のフランジ9に位置決めピン12で設定
し固着された外円周上面に所定角度で加工治具A4と加
工治具B5を交互に所定数配設したターンテーブル3で
構成された電子部品の加工用装置とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は同じ組立方法を採用
する複数品種の電子部品をターンテーブルを用いた同一
の設備で生産する際に使用される電子部品の加工用装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子部品の加工用装置に
ついて、以下に図面を用いて説明する。
【0003】図2(a),(b)は上記従来の電子部品
の加工用装置を示す一部切欠斜視図および同装置に用い
る加工治具の斜視図であり、図2において31はインデ
ックス機構であり、回転軸36による連続回転を割り出
しのための間欠回転に変換するものである。
【0004】50はトルクリミッタ機構であり、複数の
楕円球状などのローラ44と中心にインデックス機構3
1の駆動軸41を結合するための孔46を備え、上面に
押え板40を取付け、上記ローラ44をはめ込む溝47
を周縁に所定間隔で所定数設けたボス32と、ターンテ
ーブル33を上面にボルト48などにより取付け、上記
ローラ44と回転中に規定箇所のみではまり合う円弧状
の溝を上記ボス32の溝47と対応するように周縁に所
定数設けたフランジ38と、上記駆動軸41で駆動され
るボス32の割り出し間欠回転力をフランジ38に伝達
するためにローラ44とフランジ38の円弧状の溝をか
み合った状態に保つバネ37と、バネ37の付勢力をロ
ーラ44に印加するローラ受け43と、ボス32にねじ
込まれバネ37を押え保持するバネ受け45で構成され
ている。
【0005】このようなトルクリミッタ機構50によ
り、ターンテーブル33すなわちフランジ38に異常状
態による過大な負荷が加わった時には、バネ37の付勢
力に抗してローラ44とフランジ38の円弧状の溝のか
み合いが外れることによりボス32に上記異常状態の回
転力を伝達しない構造となっている。
【0006】また、ターンテーブル33はトルクリミッ
タ機構50のフランジ38との位置設定を位置決めピン
39で行い、このターンテーブル33の上面周縁には製
品Aを加工するための加工治具A34を所定角度に等分
された状態で位置決めピン42により規制して配設して
いる。
【0007】また、35は他の品種となる製品Bを加工
するための加工治具Bであり、この製品Bを加工すると
きには上記ターンテーブル33の加工治具A34に代え
てこの加工治具B35を取り付けるようにしているもの
である。
【0008】このように構成された従来の電子部品の加
工用装置は、インデックス機構31により駆動源(図示
せず)から回転軸36を介して伝達される連続回転運動
を割り出し間欠回転運動に変換し、この割り出し間欠回
転駆動がトルクリミッタ機構50を介してターンテーブ
ル33に伝達されることにより、加工治具A34あるい
は加工治具B35に保持された製品に所定の加工を行う
ように構成されたものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の電子部品の加工用装置の構成では、一つの製品Aから
他の製品Bに製品の品種を切り替えるとき、加工治具A
34を取り外して加工治具B35に全て交換する必要が
あり、品種切り替えが複雑で多くの時間が必要であると
いう課題を有していた。
【0010】本発明は前記従来の課題を解決しようとす
るものであり、簡単な構成の装置で、品種切り替えが容
易で、かつ、品種切り替え時間が短縮できる電子部品の
加工用装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明による電子部品の加工用装置は、種類の異なる
電子部品を各々保持する第1の治具と第2の治具を各々
交互に角度をずらして所定の割り出し位置に設けたター
ンテーブル部と、上記第1の治具もしくは第2の治具の
いずれかを選択して使用するようにしたトルクリミッタ
機構により構成したものである。
【0012】この本発明により、簡単な構成で品種の切
り替えを容易に行い、しかも品種切り替え時間を短縮す
ることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、インデックス機構を備えた駆動源により間欠回転す
る駆動軸と、周面の一部に鍔部を設けると共に、この鍔
部に所定の間隔で円周状に複数の係合用の凹部を設けて
上記駆動軸に結合されたボスと、このボスの鍔部に設け
た複数の凹部内にはめ込まれる係合用のローラにはまり
込む係合用の第1の凹部ならびにこの第1の凹部と所定
の角度をずらして同様に設けられた第2の凹部を下面に
設けて鍔部上面に回動自在に装着されたターンテーブル
部と、このターンテーブル部の下面に設けた第1の凹部
と第2の凹部に各々対応するピッチでターンテーブル部
の上面周縁に配設されてそれぞれ異なる種類の電子部品
を保持する第1の治具ならびに第2の治具と、上記ボス
の鍔部に設けた係合用のローラに付勢部材を介して下面
側から弾接することにより、このボスを結合した駆動軸
の間欠回転を上記ローラにはまり込んだ第1の凹部もし
くは第2の凹部を介して上記ターンテーブル部に伝達す
るトルクリミッタ機構からなる構成としたものであり、
簡単な構成で品種の切り替えを容易に行い、しかも品種
切り替え時間を短縮できるという作用を有する。
【0014】以下、本発明の一実施の形態について図面
を用いて説明する。図1(a),(b)は同実施の形態
における電子部品の加工用装置の構成を示す一部切欠斜
視図およびローラはめ合い部分を拡大した要部斜視図で
あり、図1において1はインデックス機構であり、回転
軸17による連続回転運動を割り出しのための間欠回転
運動に変換するものである。
【0015】18はトルクリミッタ機構であり、中心に
インデックス機構1の駆動軸10を結合するための孔1
9を備え、上面にネジ止めされた押え板11を設け、複
数の楕円球状などのローラ14をはめ込む溝20を周縁
の所定の箇所に所定の角度で設けたボス2と、ターンテ
ーブル3を上面にボルト21などにより取り付けて上記
ボス2の上部に回転自在に装着され、かつ回転中に上記
ローラ14と規定個所のみではまり合う円弧状の溝13
を上記ボス2の溝20と対応するように周縁に設けると
共に、この溝13に所定角度(例えば22.5度)ずら
した位置に同様に溝16を設けたフランジ9と、ボス2
にはめ込んだ上側のローラ受け8と下側のバネ受け6
と、この間に配置されてローラ14をフランジ9に付勢
するバネ15により、ローラ14とフランジ9の円弧状
の溝13あるいは溝16をローラ14とかみ合った状態
にして、駆動軸10で駆動されるボス2の割り出し間欠
回転力をフランジ9に伝達するように構成されている。
【0016】すなわち、ターンテーブル3に規定外の負
荷が加わった時にはバネ15の付勢力に抗してローラ1
4とフランジ9の円弧状の溝13あるいは溝16のかみ
合いが外れてボス2の回転力をフランジ9に結合された
ターンテーブル3に伝達しない構造となっている。
【0017】また、ターンテーブル3は、前記トルクリ
ミッタ機構18との位置設定を位置決めピン12で行
い、また、製品Aを加工するための加工治具A4と製品
Bを加工するための加工治具B5が交互にターンテーブ
ル3の上面周縁の所定角度(例えば22.5度)間隔の
加工位置に、位置決めピン7により規制されて取り付け
られている。
【0018】このように構成された本実施の形態による
電子部品の加工用装置は、インデックス機構1により駆
動源(図示せず)から回転軸17を介して伝達される連
続回転運動を割り出し間欠回転運動に変換し、この割り
出し間欠回転運動がトルクリミッタ機構18の駆動軸1
0により押え板11とボス2が駆動され、バネ15の付
勢力によるローラ14とフランジ9の溝13あるいは溝
16のかみ合いでフランジ9に結合したターンテーブル
3が所定の割り出し間欠回転動作を行い、加工治具A4
あるいは加工治具B5に保持された製品に所定の加工を
行うように構成されたものである。
【0019】また、製品Aの加工作業から製品Bの加工
作業への切り替えは、ターンテーブル3あるいはフラン
ジ9を把持することなどによって規定以上の負荷をかけ
ることにより、トルクリミッタ機構18のローラ14の
加工治具A4の位置から加工治具B5の加工位置になる
ようにかみ合っているフランジの溝16から所定角度
(例えば22.5度)ずれた位置に存在する溝13にか
み合わせることで加工治具B5を加工位置に設定するこ
とができ、また同様の操作により製品Bの加工治具B5
から製品Aの加工治具Aに切り替えることができる。
【0020】なお、製品A、製品B以外の他の品種への
切り替えは、例えば製品C、製品D用の加工治具を搭載
したターンテーブルを、ボルト21により取り替え装着
することにより行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、簡単な構
成の装置で、特に組立や加工方法が同じで複数の品種の
製品を1台のターンテーブル上で生産を行う場合に、品
種切り替えが簡単で、かつ、品種切り替え時間が短縮で
きるという有利な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施の形態における電子部品
の加工用装置の構成を示す一部切欠斜視図 (b)同ローラはめ合い部分を拡大した要部斜視図
【図2】(a)従来の電子部品の加工用装置の構成を示
す一部切欠斜視図 (b)同加工治具の斜視図
【符号の説明】
1 インデックス機構 2 ボス 3 ターンテーブル 4 加工治具A 5 加工治具B 6 バネ受け 7 位置決めピン 8 ローラ受け 9 フランジ 10 駆動軸 11 押え板 12 位置決めピン 13 溝 14 ローラ 15 バネ 16 溝 17 回転軸 18 トルクリミッタ機構 19 孔 20 溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インデックス機構を備えた駆動源により
    間欠回転する駆動軸と、周面の一部に鍔部を設けると共
    に、この鍔部に所定の間隔で円周状に複数の係合用の凹
    部を設けて上記駆動軸に結合されたボスと、このボスの
    鍔部に設けた複数の凹部内にはめ込まれる係合用のロー
    ラにはまり込む係合用の第1の凹部ならびにこの第1の
    凹部と所定の角度をずらして同様に設けられた第2の凹
    部を下面に設けて鍔部上面に回動自在に装着されたター
    ンテーブル部と、このターンテーブル部の下面に設けた
    第1の凹部と第2の凹部に各々対応するピッチでターン
    テーブル部の上面周縁に配設されてそれぞれ異なる種類
    の電子部品を保持する第1の治具ならびに第2の治具
    と、上記ボスの鍔部に設けた係合用のローラに付勢部材
    を介して下面側から弾接することにより、このボスを結
    合した駆動軸の間欠回転を上記ローラにはまり込んだ第
    1の凹部もしくは第2の凹部を介して上記ターンテーブ
    ル部に伝達するトルクリミッタ機構からなる電子部品の
    加工用装置。
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