JPH0929U - 車両安全ベルト系用ベルト引込装置 - Google Patents

車両安全ベルト系用ベルト引込装置

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JPH0929U
JPH0929U JP000117U JP11796U JPH0929U JP H0929 U JPH0929 U JP H0929U JP 000117 U JP000117 U JP 000117U JP 11796 U JP11796 U JP 11796U JP H0929 U JPH0929 U JP H0929U
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JP
Japan
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control
belt
feeler
webbing
pawl
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Application number
JP000117U
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English (en)
Inventor
− ディエター ホーンル ヴォルフ
ヴェラー ヘルメン
Original Assignee
ティーアールダブリュ レパ ゲゼルシャフト ミットベシュレンクテル ハフツング
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/36Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency
    • B60R22/415Belt retractors, e.g. reels self-locking in an emergency with additional means allowing a permanent locking of the retractor during the wearing of the belt

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 基本構造を変更しないで、構造を簡単にし、
製作費用を安価にする。 【解決手段】 在来式のベルト引込装置において車両感
応及び/又はウェッビング感応阻止機構によって行わ
れ、外周に制御歯18を設けた制御円板16を含み、そ
のベルトスプール12に対する相対的移動によって阻止
機構が作動するため、フィーラ26がベルトコイルの外
周とばね弾力による係合状態に保持される。制御爪24
の作動腕34は前記フィーラ26の制御面と協働し、爪
先端30において制御歯18と係合する第1の安定な位
置と、移動された第2の安定な位置との間で移動する。
その制御面によってウェッビングコイルBの外径に追従
するフィーラ26は制御爪24を、ウェッビングコイル
の外径が所定の最小値に達した時にその第1の安定な位
置へ移動させ且つ前記外径が所定の中間値に達した時に
その第2の安定な位置へ移動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ウェッビングを巻取るためにベルト引込装置のハウジング中に回転 可能に取付けられたベルトスプールと、外周に制御歯を設けた制御円板を有する 車両感応及び/又はウェッビング感応阻止機構とを含み、ベルトスプールに対す る制御円板の相対的回転によって阻止機構が作動され得る車両安全ベルト系用ベ ルト引込装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
この形式のベルト引込装置は多くの構造で知られている。阻止機構が車両感応 又はウェッビング感応様態で作動されない限り、ウェッビングは引込装置から自 由に引出されることができる。これは拘束作用の必要がない限り車両搭乗者を自 由運動状態に拘束されないままにする自動ベルトの所望の作用に対応する。
【0003】 しかしながら、そのような安全ベルトでは、積荷又は子供用座席のような物品 をそれらが車両の座席に移動不能に保持されるように固定することは不可能であ る。そのような使用に対しては静的な安全ベルト、即ち調節可能であるが次に一 定に規定された長さを有する通常のベルトが必要とされる。
【0004】 また、ベルトスプールへ巻かれたウェッビングの量に依存して、正常な引込装 置作用と、ベルト引込装置がウェッビングを巻取るがウェッビングのそれ以上の 引出しを阻止する阻止作用との間で切換えられることができるベルト引込装置が 既に知られている。そのようなベルト引込装置は準静的系と称せられることがで きる。ベルト引込装置の2つの作用の間の切換えのために、複雑な歯車機構又は カム従動子を有するカム円板が必要とされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、正常な引込作用と準静的な阻止作用との間の切換えを可能にする装 置をもって初めに述べた形式の在来のベルト引込装置を最も簡単な様態で最小の 可能な費用をもって提供すると同時にベルト引込装置の基本的な構造を変えない ままにし且つ車両感応及びウェッビング感応阻止作用を阻害しないことを可能に する問題に基づいている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
後に説明する本考案の実施例の符号を参考のために付記して述べると、本考案 は、車両安全ベルト系用ベルト引込装置であって、ウェッビングを巻取るために 前記ベルト引込装置のハウジング(10)内に回転可能に取付けられたベルトス プール(12)と、車両感応阻止機構又はウェッビング感応阻止機構、或いはそ の双方とを含み、該阻止機構が制御歯(18)をその外周に設けた制御円板(1 6)を含み、該制御円板(16)が前記ベルトスプール(12)に対して相対的 に回転することによって前記阻止機構が作動されるようになっており、また、こ の阻止機構は、ウェッビングコイル(B)の外周にばね弾力によって保持されて いて且つ複数の制御面を含むフィーラ(26)を含み、前記ハウジング(10) に枢着された制御爪(24)の少なくとも1つの作動腕(34;54)が前記制 御面と協働しており、前記制御爪(24)は、該制御爪(24)の爪先端(30 )が前記制御歯(18)に係合する第1の安定な位置と前記爪先端(30)が前 記制御歯(18)の領域から移動された第2の安定な位置との間で移動可能であ り、ウェッビングコイル(B)の外形に従動する前記フィーラ(26)は、ウェ ッビングコイル(B)の外径が所定の最小値に達した時に、前記制御面によって 、前記制御爪(24)を前記第1の安定な位置に移動させるとともに、ウェッビ ングコイル(B)の外径が所定値に達した時に、前記制御爪(24)を前記第2 の安定な位置に移動させるようになっているベルト引込装置において、 前記制御爪(24)は、乗越え死点位置を乗越えることによって前記第1の安 定な位置と前記第2の安定な位置との間で移動可能であり、且つ二腕付レバーに よって形成されており、その一方の腕には前記爪先端(30)が形成され、その 他方の腕は前記フィーラ(26)の制御面のうちの1つによって案内されている ことを特徴とする。本考案によるベルト引込装置では、阻止作用を作動させるた めに、車両感応阻止機構を作動するために在来のベルト引込装置に設けられた既 に存在する制御円板が採用され、慣性センサによって移動し得るトリガ爪が車両 感応様態でその制御歯へ係合する。本考案に従って設けられた追加の制御爪はベ ルトスプールと制御円板の間でその時行われた相対的回転によって制御円板を停 止し且つ阻止運動を作動することを必要とされる時に同じ制御歯と適切に協働す る。この追加の制御爪は非常に簡単な構成要素であり、それはその作動のために 設けられ且つ枢動可能に取付けられたレバー又は並進的に変位可能なフィーラ本 体として形成され得るフィーラのように製作及び取付が重大性をもたない。これ らの構成要素を既に存在する構造のベルト引込装置へ組入れることは困難を伴わ ず且つ僅かの費用を含むだけである。
【0007】 本考案の有利な別の発展的例は従属の請求項で述べられる。
【0008】 本考案の別の特徴及び利点はいくつかの実施例の以下の説明から及び参照した 図面から明らかになろう。
【0009】
【実施例】
ベルトスプール12はベルト引込装置のハウジング10の側板の間に回転可能 に取付けられる。ウェッビング14は前記ベルトスプール12上へ巻かれる。制 御円板16はその外周に制御歯18を設けており且つベルトスプール12に対し て相対的に制限された範囲まで回転することができる。制御円板16は在来式の 作動をし、それ故阻止機構を図示されていない。前記阻止機構の車両感応作動は 、図1に概略的に示され且つ慣性ボール22の形の慣性センサ上に当たる解放爪 20が前記慣性センサの運動によって上昇され且つ制御歯18の移動経路中へ移 動されることで行われる。制御円板は次に解放爪20によって回転するのを阻止 され、それによりそれ以上のウェッビングの引出しの際に相対的回転が制御円板 16とベルトスプール12との間に起こる。この相対的回転は軸運動へ変換され 、それによって鎖錠棒がベルトスプールを阻止するために作動される。もし制御 円板16が適当な質量慣性を備えているならば、それは質量慣性のためにベルト スプールの回転をひきずることでウェッビング感応阻止を行うことができる。
【0010】 車両感応及び/又はウェッビング感応阻止機構のための既存の駆動系は本考案 によるベルト引込装置では準静的な阻止作用を前記引込装置へ与える追加の目的 のために使用される。この準静的な阻止作用では、ウェッビングは巻取られるこ とだけができるが、引出されないので、移動不能に固定される物品、例えば積荷 又は子供用座席は車両の座席に固定されることができる。図1に示した実施例で は、この追加の作用のために2つの構成要素、即ち追加の制御爪24とセンサ又 はフィーラ26だけが必要とされる。追加の制御爪24は、ハウジングに固定さ れたピン28上でスロット27によって制限された程度まで枢動可能に且つまた 並進的に変位可能に取付けられた二腕付レバーを形成する。爪先端30は1つの レバー腕32に形成されるのに対して、第2のレバー腕34はフィーラ26と協 働する作動腕を形成する。前記フィーラ26は二腕レバーとして形成され且つハ ウジングに固定されたピン36に枢動可能に取付けられる。第1のレバー腕38 は符号Bによって図面に示されたウェッビングコイルの外周に対して板ばね40 によって弾性的に押付けられる。制御爪24の作動腕34はフィーラ26のレバ ー腕38の後ろで横方向出張り34aと係合し、且つ前記レバー腕38の外側に よって形成されたその制御面の1つの上に当たる。別の制御面がレバー腕38の 横方向で張り42上に形成される。フィーラ26の別の制御面はその第2のレバ ー腕44の端に形成される。
【0011】 図1に断面で示したベルトスプール12のコイル本体はその外周に凹部46を 設けており、ウェッビングが巻出される時にフィーラ26のレバー腕38の自由 端は凹部46中へ一部落ちることができる。
【0012】 制御爪24は引張ばね48によってばね負荷され、該引張ばね48は一端にお いてハウジングへ係止され且つその他端においてピン28の近傍で制御爪24の レバー腕34と係合し、爪先端30が制御円板16の外周の方への方向へ移動す る傾向をもつようにする。それにもかかわらず、制御爪24は図1に実線で示し たようにフィーラ26が所定の最小外径を有し又は該所定の最小外径を超えてい るウェッビングコイルB上に当たっている限り制御円板16の制御歯18との係 合から離れた安定な位置に配置される。図示した実施例では、この最小の外径は ウェッビングがベルトスプール12から完全に巻出されるまでは超えられない。 レバー腕38は次に図1に破線で示した位置に配置される。この位置で、レバー 腕38の出張り42の自由端はレバー腕34の自由端の出張り34aが前記出張 り42の後ろで時計方向へ移動することを可能にする充分なだけ上昇される。同 時に、レバー腕44の自由端は制御爪24のレバー腕34を解放している。引張 ばね48の作用によって、制御爪24はその爪先端30が制御円板16の外周に おける制御歯18の移動経路中へ移動するまで時計方向へ枢動される。もしこの 時相対的運動が制御円板16とベルトスプール12との間に起こるならば、阻止 作用が作動される。その結果として、ウェッビングはそれ以上引出されることが できない。他方、ウェッビングは阻止作用がウェッビング引出し方向にだけ生じ るように爪先端30及び制御歯18が互いに形成を適合されているのでコイル状 に巻上げられることができる。
【0013】 準静的な阻止作用を無効にするために、ウェッビングは最初にベルトスプール 12から完全に引出される。レバー腕38の自由端が凹部46中へ落ちた時だけ 、制御爪24は制御円板16の外周の制御歯18との係合のために解放される。 ウェッビングは次に固定される物品の周りに配置され且つ挿入舌片がベルト錠中 へ挿入され、ウェッビングはそれがベルトスプール12に巻取られるように解放 される。この動作中、制御爪24は準静的な阻止作用が保持されるように静的な 係合位置にある。次に、ベルト引込装置を車両感応及び/又はウェッビング感応 阻止作用で再び作動するために、前記ウェッビングはベルトコイルBの外径が所 定の中間値に達するまで殆ど完全に巻取られる。コイル状に巻上げる過程で、フ ィーラ26のレバー腕38は時計方向へ枢動される。制御爪24のレバー腕34 の端の出張り34aがレバー腕38の出張り42の後ろで再びはね返ることを可 能にするために、スロット27が案内として作用する制御爪24の変位が起こら ねばならない。このために必要な並進及び枢動の複合運動が行なわれた後、フィ ーラ26及び制御爪24は図1に実線で示した位置に再びあり、この状態で制御 爪24はその上に係合するレバー腕44の自由端によって及びレバー腕38上で のその出張り34aの係合によって制御円板16の制御歯18との係合から離れ た安定な位置に保持される。
【0014】 以下に説明される全ての別の実施例では、制御爪及びフィーラの形状だけが図 1と相違しており、それ故同じ特徴を再び説明することは必要ないであろう。
【0015】 図2の実施例では、フィーラ26は二腕付レバーを形成し、そのレバー腕38 は板ばね40によってウェッビングコイルBの外周へ弾性的に適用されるのに対 して、他方のレバー腕は2つの離間して指状部50,52を含む二叉状の構造を 設けている。二腕付レバーとして形成された制御爪24の作動腕54は前記2つ の指状部50,52の間の空間中に係合する。爪先端30をその自由端に有する 制御爪24のレバー腕上に、圧力ばね56が当たり、該圧力ばねはその他端にお いてハウジングに固定された構造60の制御面58上に当たっている。前記制御 面58は制御爪24が2つの安定な位置の間の乗越え死点を乗越えることによっ て移動し得るように形成される。図2に実線で示した第1の位置で、爪先端30 は制御歯18との係合から離れている。第2の安定な位置で、爪先端30は制御 歯18の移動経路中へ係合する。制御爪24は、フィーラ26の2つの指状部5 0,52によって形成され且つ制御爪24の作動腕54と協働する二叉状構造を 通して、前記2つの位置の間で切換えられる。
【0016】 この実施例では、ベルト引込装置の操作は図1の装置の操作と同じであり、そ れ故再び説明されない。
【0017】 図3に従う構造の変形例では、制御爪24は図2におけると基本的に同じ形状 を有するが、引張ばね64の作用のもとにあり、該引張ばねは制御爪を中間の死 点位置の乗越えによってその2つの安定な位置の一方へ移動させようとし、その 位置は制御爪24の枢動軸線の位置に関するばね64の作用方向によって規定さ れる。図3に見られるように、ばね64はその一側部で作動腕54の自由端上に 係合し且つ他方の側部でベルト引込装置のハウジング10上の係合している。
【0018】 図4に示した構造の変形例では、制御爪24の2つの安定な位置は補助レバー 74と関連した圧力ばね70を用いることによって得られ、該補助レバー74は ハウジングに固定されたピン76の周りに枢動することができ、該ピンに圧力ば ね70はその一端で係合している。圧力ばね70の他端は制御爪24の作動腕5 4の端にある係合ピン78と係合している。前記結合ピン78は補助レバー74 の自由端にあるスロット80中へ係合し、それにより補助レバー74及び作動腕 54は遊びを有するトグルレバー装置のように互いに協働する。制御爪24のそ の2つの安定な位置の間での死点位置を乗越える切換えはフィーラ26の一方の レバー腕の二叉状構造によって行われる。
【0019】 図5に従う実施例では、フィーラ26は並進的に変位可能なフィーラピン80 によって形成され、該フィーラピンはハウジングに固定された案内構造82上に 案内され、ベルトコイルBの方へ且つそれから離れる方への方向に並進的に変位 し得る。圧力ばね82によって、フィーラピン80の自由端はベルトコイルBの 外周と係合状態に保持される。フィーラピン80は横方向に突出する作動腕84 を設けている。制御爪は二腕付レバーとして構成され、爪先端30を設けたその レバー腕は第1の作動腕86を追加して担持する。他方のレバー腕は第2の作動 腕88を形成する。2つの作動腕86,88はフィーラピン80の作動腕34と 協働する。2つの安定な位置の間でその支持ピン36の周りに枢動し得る制御爪 は、基本的に図3に従う構造の変形例におけるように構成され且つ作用する引張 ばね90によって、その2つの安定な位置の一方へ押圧され、2つの位置の間で の運動のために乗越えられる死点位置を有する。
【0020】 この実施例での取扱は図1及び図2に従うベルト引込装置での取扱と同じであ る。
【0021】 図6に従う実施例では、制御爪24は単一腕レバーとして形成され、それはそ の一端においてハウジングに固定された支持ピン92に枢動可能に取付けられ且 つその他端において案内ピン94を担持する。制御先端30は制御爪24の横方 向出張り96の端に形成される。案内ピン94はフィーラ26の滑動案内と協働 する。前記滑動案内はフィーラ26の横方向ジブ98に形成される。ジブ98は 切抜部100を含み、その境界面は弾力性ある弾性的に屈伏可能な部分102を 有する案内通路104を形成する。案内ピン94は前記案内通路104中を活動 し、該案内通路の形状は、フィーラ26が制御爪24を所望の様態で且つベルト コイルBの外径に依存してその2つの安定な位置の間で前後に移動されるように 選択される。その一端においてハウジングに締着された板ばね106は制御爪2 4をその係合位置の方向へ押し且つその他端においてフィーラ26の腕108に 対して押し、フィーラをウェッビングコイルBの外周へ弾性的に適用する。この 実施例の取扱は先に説明したベルト引込装置の取扱と同じである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例に従うベルト引込装置を側面図で
概略的に示す図。
【図2】別の実施例の同様な側面図。
【図3】図2に従う実施例の変形例を示す図。
【図4】図2に従う実施例の変形例を示す図。
【図5】ベルト引込装置の別の実施例を示す図。
【図6】ベルト引込装置の別の実施例を示す図。
【符号の説明】
10 ハウジング 12 ベルトスプール 16 制御円板 18 制御歯 24 制御爪 26 センサ又はフィーラ 28 ハウジングに固定されたピン 30 爪先端 34 レバー腕 40 板ばね 42 横方向出張り 46 凹部 50 指状部 52 指状部 54 作動腕 56 圧力ばね 58 制御面 70 圧力ばね 74 補助レバー 76 ハウジングに固定されたピン 80 スロット 104 案内通路 B ウェッビングコイル

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両安全ベルト系用ベルト引込装置であ
    って、ウェッビングを巻取るために前記ベルト引込装置
    のハウジング(10)内に回転可能に取付けられたベル
    トスプール(12)と、車両感応阻止機構又はウェッビ
    ング感応阻止機構、或いはその双方とを含み、該阻止機
    構が制御歯(18)をその外周に設けた制御円板(1
    6)を含み、該制御円板(16)が前記ベルトスプール
    (12)に対して相対的に回転することによって前記阻
    止機構が作動されるようになっており、また、この阻止
    機構は、ウェッビングコイル(B)の外周にばね弾力に
    よって保持されていて且つ複数の制御面を含むフィーラ
    (26)を含み、前記ハウジング(10)に枢着された
    制御爪(24)の少なくとも1つの作動腕(34;5
    4)が前記制御面と協働しており、前記制御爪(24)
    は、該制御爪(24)の爪先端(30)が前記制御歯
    (18)に係合する第1の安定な位置と前記爪先端(3
    0)が前記制御歯(18)の領域から移動された第2の
    安定な位置との間で移動可能であり、ウェッビングコイ
    ル(B)の外形に従動する前記フィーラ(26)は、ウ
    ェッビングコイル(B)の外径が所定の最小値に達した
    時に、前記制御面によって、前記制御爪(24)を前記
    第1の安定な位置に移動させるとともに、ウェッビング
    コイル(B)の外径が所定値に達した時に、前記制御爪
    (24)を前記第2の安定な位置に移動させるようにな
    っているベルト引込装置において、 前記制御爪(24)は、乗越え死点位置を乗越えること
    によって前記第1の安定な位置と前記第2の安定な位置
    との間で移動可能であり、且つ二腕付レバーによって形
    成されており、その一方の腕には前記爪先端(30)が
    形成され、その他方の腕は前記フィーラ(26)の制御
    面のうちの1つによって案内されていることを特徴とす
    るベルト引込装置。
  2. 【請求項2】 前記制御爪(24)の乗越え死点位置
    は、前記ハウジング(10)に固定された制御カム面
    (58)と、前記二腕付レバー上に取付けられていて前
    記制御カム面(58)にばね力を及ぼして当接している
    ばね部材(56)とによって定められる請求項1に記載
    のベルト引込装置。
  3. 【請求項3】 前記制御爪(24)の乗越え死点位置
    は、圧力ばね(70)によって定めされ、この圧力ばね
    (70)の一端は前記ハウジング(10)に固定された
    ピン(76)に支持され、該ピン(76)には補助レバ
    ー(74)の一端が枢着されており、該補助レバー(7
    4)の他端は、前記爪先端(30)から遠い方の前記制
    御爪(24)のレバー腕(54)の端部と遊びを有して
    連結されていて、前記補助レバー(74)と前記レバー
    腕(54)とは遊びを有するトグルレバー装置のように
    協働しており、前記圧力ばね(70)の他端は、前記レ
    バー腕(54)の端部に備えた係合ピン(78)に支持
    されている請求項1に記載のベルト引込装置。
  4. 【請求項4】 前記ベルトスプール(12)にはそのコ
    イル本体の外周に凹部(46)が備えられ、前記コイル
    本体からほとんど完全に引き出されたウェッビングによ
    って定められる前記所定の最小値に、前記ウェッビング
    コイル(B)の外径が達した時に、前記フィーラ(2
    6)の感応面が前記凹部(46)に落ち込むようにされ
    た請求項1又は2に記載のベルト引込装置。
  5. 【請求項5】 前記フィーラ(26)は、前記ウェッビ
    ングコイル(B)に向かう方向及びそれから離れる方向
    に並進運動可能なレバー腕(38)によって形成されて
    いる請求項1から4までのいずれか1項に記載のベルト
    引込装置。
  6. 【請求項6】 前記フィーラ(26)の前記制御面のう
    ちの少なくとも1つが、該フィーラ(26)上の出張り
    (42)上に形成されている請求項1から5までのいず
    れか1項に記載のベルト引込装置。
  7. 【請求項7】 前記フィーラ(26)の前記制御面が案
    内通路(104)を形成している請求項1から6までの
    いずれか1項に記載のベルト引込装置。
  8. 【請求項8】 前記フィーラ(26)の前記制御面が、
    前記フィーラ(26)に離間して備えられた2つの指状
    部(50,52)に形成されている請求項1から7まで
    のいずれか1項に記載のベルト引込装置。
JP000117U 1990-02-16 1996-01-22 車両安全ベルト系用ベルト引込装置 Pending JPH0929U (ja)

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