JPH09299335A - 眼科撮影装置 - Google Patents

眼科撮影装置

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JPH09299335A
JPH09299335A JP8144837A JP14483796A JPH09299335A JP H09299335 A JPH09299335 A JP H09299335A JP 8144837 A JP8144837 A JP 8144837A JP 14483796 A JP14483796 A JP 14483796A JP H09299335 A JPH09299335 A JP H09299335A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical path
filter
bandpass filter
photographing
imaging
Prior art date
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Pending
Application number
JP8144837A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Okinishi
覚 沖西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP8144837A priority Critical patent/JPH09299335A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィルタの挿入誤操作及び誤動作により発生
する蛍光造影撮影の失敗を回避する。 【構成】 エキサイタフィルタ6、バリアフィルタ11
がそれぞれ光路O1、O3に挿入されているかが判別され、
挿入されていない場合はフィルタ挿入回数設定手段によ
り所定の設定回数m=kを設定し、フィルタ6、11が
それぞれ光路O1、O3に挿入されるまでフィルタ挿入動作
を繰り返す。設定回数m=kまで挿入動作を繰り返して
もフィルタ6、11が挿入されない場合には、挿入動作
を停止して警告音等で知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、眼科医院等で使用
される眼底カメラなどの眼科撮影装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光造影撮影は、蛍光造影剤によ
る励起波長だけを透過するエキサイタフィルタを照明光
路内に挿入し、更に撮影光路内に蛍光波長だけを透過す
るバリアフィルタを挿入して行っている。このようなバ
ンドパスフィルタを光路内に挿入して行う撮影におい
て、得られる画像の明るさを保持するためには、通常の
撮影の数倍の撮影光量が必要となる。従って、光路内に
バンドパスフィルタが入っていないときは、被検眼に撮
影光が照射されないようにする必要がある。また、蛍光
造影剤の静注を行うと、体内から蛍光造影剤が排出され
るまでに所定の時間が掛かり、万一撮影を失敗して再び
やり直すことは大きな時間的損失になる。
【0003】このような蛍光造影撮影の失敗を防止する
ために、撮影時にバンドパスフィルタが光路内に入って
いない場合には、警告を発したり撮影を禁止したりする
装置や、撮影レリーズに連動させてバンドパスフィルタ
を光路内に挿入するようにした装置が知られている。ま
た、特公平6−44903号公報には、バンドパスフィ
ルタを光路内に挿入するスイッチが押されずに、撮影釦
が押された場合には、バンドパスフィルタを光路内に自
動的に1回だけ挿入するよう作動する装置が開示されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例では、撮影釦の操作に連動してバンドパスフィルタ
を電動で駆動して光路内に挿入するので、機構的な引っ
掛かりや駆動系の制御不良等により、バンドパスフィル
タが光路内に挿入されない可能性があり、単に撮影釦と
バンドパスフィルタの挿入とを連動させるだけでは、撮
影の失敗を完全に防ぐことは難しい。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
フィルタの挿入誤操作及び誤動作により発生する蛍光造
影撮影の失敗を回避できる眼科撮影装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る眼科撮影装置は、照明光学系及び撮影光
学系にそれぞれ電動で駆動するバンドパスフィルタを有
する蛍光造影撮影手段と、前記バンドパスフィルタを自
動又は手動で光路内に挿入可能な駆動手段と、光路内で
の前記バンドパスフィルタの有無を判断する検知手段と
を有する眼科撮影装置において、撮影指令がなされた場
合において、前記バンドパスフィルタが光路内に存在し
ないとの判別すると、前記バンドパスフィルタの光路内
への挿入動作を複数回繰り返し行うことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は実施例の眼底カメラの構成図を
示し、キセノンランプ等から成る撮影用光源1から対物
レンズ2に至る光路上O1には、コンデンサレンズ3、ハ
ーフミラー4、リング状のスリット板5、光路O1に挿脱
自在なエキサイタフィルタ6、リレーレンズ7、孔あき
ミラー8が順次に配列され、ハーフミラー4の入射方向
の光路O2上には、コンデンサレンズ9、このコンデンサ
レンズ9の前側焦点に位置するタングステンランプ等か
ら成る観察用光源10が配置されている。
【0008】孔あきミラー8の後方の光路O3上には、光
路O3に挿脱自在なバリアフィルタ11、光路O3上を摺動
可能な合焦レンズ12、結像レンズ13、カメラ装置1
4が順次に配列されている。孔あきミラー8はリレーレ
ンズ7に関しスリット板5と共役位置に配置され、対物
レンズ2は孔あきミラー8と被検眼Eの瞳Pとが共役に
なるように位置決めされている。
【0009】カメラ装置14においては、切換えミラー
15とフィルム16が光路O3上に配置されており、切換
えミラー15の反射方向の光路O4上には、焦点板17、
ミラー18、接眼レンズ19が順次に配列されている。
焦点板17は片面が凸面に形成されて集光機能を有し、
フィルム16と共役位置に配置されている。また、切換
えミラー15は図の実線で示す挿入位置と点線で示す離
脱位置の間で光路O3と光路O4の切換えを行い、フィルム
16は合焦レンズ12及び結像レンズ13に関し、対物
レンズ2による被検眼Eの眼底像の結像位置Sと共役に
なるように配置されている。
【0010】図2は制御系の電気ブロック回路の構成図
を示し、眼底カメラの制御系全体を制御するCPU20
には、エキサイタフィルタ6を光路O1上に挿脱するエキ
サイタフィルタ挿脱スイッチ21、バリアフィルタ11
を光路O3上に挿脱するバリアフィルタ挿脱スイッチ2
2、蛍光撮影モードスイッチ23、シャッタレリーズ釦
24、フィルタ挿入回数設定手段25の出力が接続され
ている。
【0011】また、CPU20の出力はエキサイタフィ
ルタ6を駆動するエキサイタフィルタ駆動手段26とバ
リアフィルタ11を駆動するバリアフィルタ駆動手段2
7に接続され、エキサイタフィルタ6を検知するエキサ
イタフィルタ検知手段28とバリアフィルタ11を検知
するバリアフィルタ検知手段29の出力はCPU20に
接続されている。
【0012】更に、CPU20の出力は一般撮影用モー
ドと蛍光撮影モードを選択するモード制御部30に接続
されている。モード制御部30の出力は、観察用光源1
0の発光を制御する観察用光源制御手段31に接続され
ており、更に撮影用光源1の発光を撮影用光源制御手段
32を介して制御し、かつシャッタのレリーズ釦24を
制御する撮影制御部34に接続されている。
【0013】上述の構成において、観察用光源10から
の光束は、コンデンサレンズ9を通ってハーフミラー4
で反射され、リングスリット板5、リレーレンズ7を通
って孔あきミラー8で反射され、対物レンズ2から被検
眼Eの眼底Fを照明する。眼底Fからの反射光は、対物
レンズ2、孔あきミラー8の孔部、合焦レンズ12、結
像レンズ13を通って切換ミラー15に反射され、焦点
板17を通りミラー18に反射されて接眼レンズ19に
至る。撮影者は接眼レンズ19を介して眼底像を見なが
ら合焦レンズ12を移動してアライメントを行う。
【0014】蛍光撮影モードを選択すると、エキサイタ
フィルタ6がエキサイタフィルタ駆動手段26に駆動さ
れて光路01に挿入され、バリアフィルタ11がバリアフ
ィルタ駆動手段27に駆動されて光路03に挿入される。
CPU20は両フィルタの挿入をそれぞれエキサイタフ
ィルタ検知手段28、バリアフィルタ検知手段29によ
って検知すると、切換ミラー15を図1の点線位置に移
動し、撮影用光源制御手段32により所定の光量で撮影
用光源1を発光する。
【0015】撮影用光源1からの光束は、コンデンサレ
ンズ3、ハーフミラー4、リングスリット板5、エキサ
イタフィルタ6、リレーレンズ7、孔あきミラー8、対
物レンズ2を通り被検眼Eの眼底Fに照射される。眼底
Fにより励起された蛍光は、対物レンズ2、孔あきミラ
ー8の孔部、バリアフィルタ11、合焦レンズ12、結
像レンズ13を通ってカメラ装置14のフィルム16に
結像し、蛍光眼底像が撮影される。
【0016】図3はCPU20により演算処理される制
御系の動作のフローチャート図を示し、ステップS1にお
いて、エキサイタフィルタ挿脱スイッチ21又はバリア
フィルタ挿脱スイッチ22が押されたか否かが判別さ
れ、押されている場合にはステップS2に進んで、予め撮
影用の照明光量が一般撮影に比べて増加するように設定
されている蛍光撮影モードに切換えられ、同時に観察用
の照明光量も増加する。ステップS1において挿脱スイッ
チ21、22が押されていないと判別されると、ステッ
プS3に進んで観察及び撮影用の照明光量に切換えること
がない一般撮影モードが設定される。
【0017】ステップS2の蛍光モードの設定が終了する
とステップS4に進み、シャッタレリーズ釦24が押され
たか否かが判別される。シャッタレリーズ釦24が押さ
れている場合はステップS5に進み、押されていない場合
には押されるまで待機する。ステップS5においては、エ
キサイタフィルタ6及びバリアフィルタ11が挿入され
ているか否かが判別され、挿入されている場合にはステ
ップS6へ進んでシャッタがレリーズされ、蛍光撮影モー
ド用に予め設定された照明光量で撮影用光源1を発光さ
せて撮影を行う。
【0018】ステップS5において、フィルタ6又は11
の何れかが挿入されていないと判別されると、ステップ
S7へ進んでエキサイタフィルタ駆動手段26やバリアフ
ィルタ駆動手段27が駆動され、フィルタ6、11が挿
入されてステップS5へ戻る。再び、両フィルタ6、11
の光路内への挿入状態を判別して、両フィルタ6、11
が光路内に有ればステップS6へ進み撮影を行う。両フィ
ルタ6、11が光路内に無ければ再びステップS7へ進
み、フィルタ6、11を駆動して光路内への挿入を試み
る。
【0019】このように、フィルタ6、11が光路に挿
入されるまで挿入動作を繰り返してもよいが、フィルタ
挿入回数設定手段25を設けて、設定回数m=kと設定
できるようにしてもよい。ステップS5で両フィルタ6、
11が入っていないと判別された場合は、ステップS7を
経てステップS8で回数nのカウントアップを行い、ステ
ップS9でフィルタ挿入動作の設定回数mとカウント回数
nとの比較を行って、設定回数m≧nならばステップS5
へ、m<nならばステップS10 へ進み停止又は警告を行
う。警告には警告音、光の点滅、画像表示などが使用さ
れる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る眼科撮
影装置は、撮影指令がなされ、バンドパスフィルタが光
路内に存在しないとの判別された場合には、バンドパス
フィルタの光路内への挿入動作を複数回繰り返して行う
ことにより、フィルタの挿入誤操作及び誤作動による蛍
光造影撮影の失敗や、大きな撮影光量の照射による被検
眼に対する影響を回避することができ、回数制限や警告
を行うことにより十分な操作性を確保することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の眼底カメラの構成図である。
【図2】電気ブロック回路の構成図である。
【図3】フローチャート図である。
【符号の説明】
1 撮影用光源 6 エキサイタフィルタ 10 観察用光源 11 バリアフィルタ 14 カメラ装置 20 CPU 21、22 フィルタ挿脱スイッチ 24 シャッタレリーズ釦 25 フィルタ挿入回数設定手段 26、27 フィルタ駆動手段 28、29 フィルタ検知手段 30 撮影モード制御部 31、32 光源制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明光学系及び撮影光学系にそれぞれ電
    動で駆動するバンドパスフィルタを有する蛍光造影撮影
    手段と、前記バンドパスフィルタを自動又は手動で光路
    内に挿入可能な駆動手段と、光路内での前記バンドパス
    フィルタの有無を判断する検知手段とを有する眼科撮影
    装置において、撮影指令がなされた場合において、前記
    バンドパスフィルタが光路内に存在しないとの判別する
    と、前記バンドパスフィルタの光路内への挿入動作を複
    数回繰り返し行うことを特徴とする眼科撮影装置。
  2. 【請求項2】 前記バンドパスフィルタの光路内への挿
    入動作の繰り返し回数を設定可能な設定手段と、該設定
    手段により設定した回数に応じて前記バンドパスフィル
    タの光路内への挿入動作の繰り返し回数を制御する制御
    手段とを有する請求項1に記載の眼科撮影装置。
  3. 【請求項3】 前記設定された繰り返し回数を経ても前
    記バンドパスフィルタが光路内に挿入されない場合には
    警告を発する請求項2に記載の眼科撮影装置。
JP8144837A 1996-05-16 1996-05-16 眼科撮影装置 Pending JPH09299335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8144837A JPH09299335A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 眼科撮影装置

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JP8144837A JPH09299335A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 眼科撮影装置

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JPH09299335A true JPH09299335A (ja) 1997-11-25

Family

ID=15371595

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JP8144837A Pending JPH09299335A (ja) 1996-05-16 1996-05-16 眼科撮影装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070745A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Nidek Co Ltd 眼底カメラ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003070745A (ja) * 2001-09-04 2003-03-11 Nidek Co Ltd 眼底カメラ

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