JPH09299213A - 傘立て装置 - Google Patents

傘立て装置

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JPH09299213A
JPH09299213A JP8123297A JP12329796A JPH09299213A JP H09299213 A JPH09299213 A JP H09299213A JP 8123297 A JP8123297 A JP 8123297A JP 12329796 A JP12329796 A JP 12329796A JP H09299213 A JPH09299213 A JP H09299213A
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umbrella stand
wall
umbrella
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JP8123297A
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Toru Fujimura
透 藤村
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HIGANO KK
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HIGANO KK
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Abstract

(57)【要約】 【解決課題】 不用時には壁面内部に収納し、必要時に
のみ設置可能な壁面収納型傘立て装置であって、設置又
は収納時の移動を容易に行え、また傘を収容した状態で
も壁面内部に収納可能な壁面収納型傘立て装置を提供す
る。 【解決手段】 傘立てフレーム本体に設けた係合部材
(5、150,155)と壁面内部の固定面に取り付け
たガイド部材(6,160,170)を備え、該係合部
材(5,150,155)がガイド部材(6,160,
170)と接触しながら回転移動する。さらに、傘立て
フレーム本体(2)上方には、傘の柄を収容可能な大き
さの空間(7)を設け、該空間(7)を隠蔽する上部目
隠しパネル(73)を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁面収納型傘立て
装置に関し、特に出し入れの容易な壁面収納型傘立て装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、傘立て装置は、雨天時に必要と
なるが、常時設置しておく必要のないものである。そこ
で、常設する場合にも、建物内装の美観を損ねることの
ないように、表面をネット張り仕上げにしたり、壁面と
同様の外観仕上げにしたりと種々の傘立て装置が開発さ
れている。ところが、これらの装置においては、常設す
るための場所が必要となり、邪魔となることが多い。
【0003】そこで、先に本出願人は、不用時に壁面内
に収納可能な壁面収納タイプの傘立て装置を提案した
が、本発明は、該壁面収納タイプの傘立て装置の改良に
係るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、スム
ーズに出し入れ可能な壁面収納型傘立て装置を提供する
ことにある。
【0005】また別の目的は、傘を収容したまま壁面内
に収納可能な壁面収納型傘立て装置を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、複数の
傘を収容可能な傘収容体と、該傘収容体を収納可能な傘
立てフレーム本体と、該傘立てフレーム本体下部に設け
られ床面と接触するキャスターと、を備える出し入れ自
在の壁面収納型傘立て装置であって、さらに、該壁面収
納型傘立て装置が収納されるべき壁面内部の固定面に取
り付けられたガイド部と、該ガイド部の所定位置に設け
られた少なくとも1のストッパ部と、を有する少なくと
も1のガイド部材と、該傘立てフレーム本体に取り付け
られた係合部材本体と、該係合部材本体に保持された可
動係合部材と、該可動係合部材を該ガイド部材の該ガイ
ド部上に押圧付勢する付勢部材と、を備える係合部材
と、を備えることを特徴とする壁面収納型傘立装置が提
供される。
【0007】上記ガイド部材は、ガイド部及びストッパ
部を有する構成であればよく、その形状は特に限定され
るものではないが、設置方法の安易さ等からU字レール
形状等が好ましい。上記ガイド部は、該ガイド部材のい
ずれかの側面にあり、可動係合部材が接触しながら移動
できる平滑な表面を有することが好ましく、壁面内部の
固定面に固定されている。該固定面とは、壁面内部の
床、側面、上面のいずれでもよく、壁面収納型傘立て装
置の大きさ及び設置環境に応じて適宜選択することがで
きる。上記ストッパ部は、ガイド部の少なくとも一端部
近辺にあることが好ましく、より好ましくは壁面収納型
傘立て装置が移動する始点及び終点を規定する両端部に
ある。該ストッパ部の形状は、特に限定されるものでは
ないが、可動係合部材の移動を停止させることができる
が係合部材の移動を妨げないくぼみ又は凹部形状である
ことが好ましい。
【0008】上記係合部材は、傘立てフレーム本体に取
り付けられた係合部材本体に移動可能に保持された可動
係合部材と、該可動係合部材をガイド部材に押圧して接
触させるように付勢する付勢部材と、を有する。該係合
部材本体は、上記傘立てフレーム本体に取り付けられる
固定部と、該固定部から上記ガイド部材に向かって延び
る支持部と、該支持部の先端に設けられ上記可動係合部
材を保持する可動係合部材保持部と、を備えることが好
ましい。該可動係合部材は、よりスムーズな移動を可能
とするために、上記ガイド部材と係合して転がり摩擦に
よって移動するボール形状を有することが好ましく、さ
らに、上記係合部材は該可動係合部材を回転可能に支持
するベアリング用ボールを含むことが好ましい。該ベア
リング用ボールを用いると、ガイド部材と係合するボー
ルすなわち可動係合部材は360度いずれの方向にも回
転可能となり、転がり摩擦によって重量のある壁面収納
型傘立て装置をよりスムーズに移動させることができ
る。上記付勢部材は、上記可動係合部材を上記ガイド部
材に押圧して移動の間接触を保持するスプリングである
ことが好ましく、上記係合部材本体の支持部に設けられ
ていることが好ましい。
【0009】上記壁面収納型傘立て装置によれば、壁面
内部の固定面に固定されたガイド部材と、傘立てフレー
ム本体に取り付けられた可動係合部材と、が係合して、
壁面収納型傘立て装置の移動経路を規定するので、出し
入れ時の横揺れを防止してスムーズに移動可能とするこ
とができる。また、上記ガイド部の所定位置に設けられ
たストッパ部と上記可動係合部材とが係合することで、
所定位置で壁面収納型傘立て装置の移動を開始又は停止
することができる。該可動係合部材は、上記付勢部材に
よってガイド部材上に押圧されて係合したまま移動可能
で、ストッパ部に達すると該付勢部材の押圧力によって
凹部形状のストッパ部内に押し出されて維持される。一
方、傘立てフレーム本体に外部から押し込み力又は引き
出し力を加えることで、該ストッパ部と該可動係合部材
との係合は容易に解除され、該可動係合部材は、再び移
動可能となる。
【0010】また、本発明によれば、前記壁面収納型傘
立て装置が収納されるべき壁面内部の上部と前記傘立て
フレーム本体上部との間に傘の柄を収納可能な大きさの
空間を設けることが好ましい。この場合には、壁面収納
型傘立て装置に傘を収容したまま、壁面内部に収納する
ことができる。さらに、前記空間を隠蔽するに十分な大
きさの出し入れ自在な上部目隠しパネルを設けることが
好ましく、この場合には壁面収納型傘立て装置を設置し
た環境との調和を図り、美観を維持することができる。
【0011】
【好ましい実施形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明をさらに詳細に説明するが、本発明はこれらに限
定されるものではない。
【0012】図1は、本発明の壁面収納型傘立て装置を
引き出した状態を示す斜視図である。図2は、該壁面収
納型傘立て装置を壁面内に収納した状態を示す斜視図で
ある。図3は、傘立てフレーム本体の前面図である。図
4は、図3の側面図である。図5は、傘立てフレーム本
体下部に設けられた状態での係合部材を示す前面図であ
る。図6は、ガイド部材を示す斜視図である。図7は、
係合部材を示す断面図である。図8は、上部に傘の柄を
収納する空間を設けた壁面収納型傘立て装置を引き出し
た状態を示す斜視図である。図9は、該壁面収納型傘立
て装置を壁面内に収納した状態を示す斜視図である。図
10は、上部目隠しパネルを設けた壁面収納型傘立て装
置の前面図である。図11は、図10の側面図である。
【0013】図1〜図4を参照すれば、本発明の壁面収
納型傘立て装置1は、複数の傘を収容可能な傘収容体3
と、該傘収容体3を収納可能な傘立てフレーム本体2
と、該傘立てフレーム本体2下部に設けられ床面と接触
するキャスター4と、該壁面収納型傘立て装置1の移動
を案内するための傘立てフレーム本体2に設けられた係
合部材5及び壁面内部の固定面に取り付けられたガイド
部材6と、を備える。
【0014】上記傘立てフレーム本体2は、化粧仕上げ
された前面パネル21及び側面パネル22を備え、該前
面パネル21及び側面パネル22内に水受け用パン(図
示せず)を有する。上記傘収容体3は、公知の傘収容体
でよく、傘立てフレーム本体2内部に設けられた水受け
用パン上に載置される。上記キャスター4は、公知のキ
ャスターでよく、傘立てフレーム本体下部23に設けら
れ、壁面収納型傘立て装置1を壁面内部の収納位置及び
壁面前方の設置位置の間で移動可能とする。キャスター
4の数並びに取り付け位置は、傘立てフレーム本体2の
大きさに応じて適当に選択することができる。上記係合
部材5は、図3に示されているように、傘立てフレーム
本体下部23に取り付けられ、床面に設置されたガイド
部材6と係合して、壁面収納型傘立て装置1の移動を案
内する。
【0015】上記係合部材5は、図5に示されているよ
うに、上記傘立てフレーム本体2の下部23に支持部材
24を介して取り付けられた係合部材本体51と、該係
合部材本体51に保持された可動係合部材52と、該可
動係合部材52を上記ガイド部材6に対して押圧する付
勢部材54と、を備える。該係合部材本体51は、上記
傘立てフレーム本体2の下部23から下方向に延び支持
部材24にビス止めされて傘立てフレーム本体2に固定
的に取り付けられる固定部51cと、該固定部51cか
ら水平方向に延びる支持部51bと、該支持部51bの
端部にあり上記可動係合部材52を保持する可動係合部
材保持部51aと、を含む。さらに詳細に説明すると、
図7に拡大して示すように、固定部51cは、支持部5
1bを取り付ける側とは反対側に凹部56を有するフラ
ンジ形状を有する。該支持部51bは、その先端部が該
フランジの中心に設けられた穴を貫通して該凹部56に
突出するように、該固定部51cに取り付けられてい
る。該支持部51bの周囲には、付勢部材としてのスプ
リング54がワッシャ55を介して取りつけられてい
る。こうして、支持部51bは、付勢部材すなわちスプ
リング54によって固定部51cに対して押圧され、凹
部56に突出する。これら固定部51c、支持部51b
及び可動係合部材保持部51aは、図示した実施形態に
おいてはガイド部材6を中心として対称位置にそれぞれ
一対づつ設けられているが、これに限定されるものでは
なく、ガイド部材6の形状に応じて適宜変えることがで
きる。一方、可動係合部材保持部51a内部には、複数
のベアリング用ボール53が収容されており、可動係合
部材52を回転可能に支持する。該可動係合部材52と
しては、後述するガイド部材6の表面上を摩擦移動でき
るものであれば特に限定されるものではないが、スムー
ズな移動を実現するために回転移動可能な大径のボール
が好ましい。また該複数のベアリング用ボール53とし
ては、可動係合部材52を360度全方向に回転可能に
支持できる小径のボールが好ましい。可動係合部材及び
ベアリング用ボールの組み合わせとして、最も好ましく
はフリーベア(商標)を用いる。
【0016】上記ガイド部材6は、図6に示すように、
該壁面収納型傘立て装置1が収納されるべき壁面内部の
固定面に取り付けられたU字形状のガイド部62と、該
ガイド部62側面の所定位置に設けられた少なくとも1
のストッパ部63と、を有する。ここでは、壁面内部の
底面にガイド部62を取り付けているが、壁面収納型傘
立て装置1の設置環境に応じて壁面内部の底面、側面又
は上面のいずれに取り付けてもよい。また該ガイド部6
2は、上記可動係合部材52が摩擦移動できるよう平滑
面を有することが好ましい。該ストッパ部63は、該ガ
イド部62の所定位置、好ましくは壁面収納型傘立て装
置1の始動位置と停止位置との2箇所に設けられた可動
係合部材52の少なくとも一部が係合できる大きさのく
ぼみ若しくは凹部である。しかし、これらに限定される
ものではなく、壁面収納型傘立て装置1の設置環境に応
じて適宜形状を変えることができる。
【0017】以上の構成を有する壁面収納型傘立て装置
1が壁面内に収納されている際には、可動係合部材52
は、始動位置でにある第1のストッパ部63a内に係合
保持されている。使用時に傘立てフレーム本体2を引き
出せば、可動係合部材52は、始動位置である第1のス
トッパ部63aから外れ、付勢部材54によりガイド部
材6側面に押圧されて接触する。この状態で、可動係合
部材52はベアリング用ボール53により回転されつつ
ガイド部材6上を摩擦移動して、壁面収納型傘立て装置
1の移動経路を案内する。該可動係合部材52が停止位
置である第2のストッパ部63bに到達すると、付勢部
材すなわちスプリング54の付勢により該可動係合部材
52は第2のストッパ部63b内にはまり込み、壁面収
納型傘立て装置1の移動を停止させる。こうして、キャ
スターだけでは不安定になりがちな壁面収納型傘立て装
置の移動を正確な経路で横振れ等することなく、容易に
行うことができる。
【0018】さて、図8〜11には、本発明の壁面収納
型傘立て装置の別の実施形態を示す。ここで、壁面収納
型傘立て装置100は、図1〜7に示した実施形態と同
様の傘収容体130、傘立てフレーム本体120及びキ
ャスター140を備える。さらに、該傘立てフレーム本
体120の高さ寸法は、傘を傘収容体130に収容した
ままの状態で壁面収納型傘立て装置100を壁面内部に
収納することができるように傘の柄部分を突出させるに
十分な大きさの空間7が該傘立てフレーム本体120上
方に生じるような大きさとし、壁面上方内部には該空間
を隠蔽する出し入れ自在の上部目隠しパネル73及び該
上部目隠しパネル73を収納するフレーム72を取り付
ける。該上部目隠しパネル73は、スライドタイプ、折
り畳みタイプ等公知の収納自在タイプのパネルでよい。
傘立てフレーム本体120下方には、出し入れ自在の水
受けパン81及び該水受けパン81を隠蔽する下部目隠
しパネル8を設ける。該下部目隠しパネル8も公知のパ
ネルでよく、水受けパン81の出し入れを容易にするた
め上部目隠しパネル73と同様、収納自在タイプが好ま
しい。
【0019】傘立てフレーム本体120下方に、図1〜
7に示した係合部材5と同様の係合部材150を設け、
傘立てフレーム本体120が収納される壁面内部の床面
に図1〜7に示したガイド部材6と同様のガイド部材1
60を設置する。さらに、傘立てフレーム本体120上
部に第2の係合部材155を設け、傘立てフレーム本体
120が収納される壁面内部上方に第2のガイド部材1
70を設置する。第2の係合部材155は、第2のガイ
ド部材170と接触し摩擦移動する第2の可動係合部材
156、該第2の可動係合部材156を回転可能に保持
し傘立てフレーム本体120に取り付けられている第2
の係合部材本体157、該第2の係合部材本体175内
部にあり該第2の可動係合部材156を回転保持する上
部ベアリング用ボール(図示せず)を備える。第2の係
合部材155は、基本的に係合部材5(図1〜7)及び
150(図8〜11)と同様の構成であるが、第2の可
動係合部材156が上向きに開放されており、第2のガ
イド部材170の下面であるガイド部172と接触しな
がら移動する点及び付勢部材を有していない点が異な
る。第2の係合部材155の設置位置及び設置個数は、
壁面収納型傘立て装置100の大きさ等によって適宜変
更することができる。また第2のガイド部材170は、
図示した実施形態においては、上部目隠しパネル73を
収納するフレーム72としての機能も果たすように構成
されているが、第2の係合部材155と係合する平滑な
表面を有するものであれば板状でもフレーム状でもよ
く、別個の部材として設けてもよい。さらに、図1〜7
に示したガイド部材6と同様に、適宜ストッパ部を設け
てもよい。
【0020】この壁面収納型傘立て装置100は、上部
目隠しパネル73をスライドさせてフレーム72内に収
納した後、傘立てフレーム本体120を引き出し、再び
上部目隠しパネル73をスライドさせて引き出し、壁面
と傘立てフレーム本体120上方との間に生じた壁面内
部の空間7を隠蔽する。傘を柄の部分を空間7に出した
状態で傘収容体130に収容した後、再び上部目隠しパ
ネル73をスライドさせてフレーム72内に収納し、傘
立てフレーム本体120を壁面内部に押し込んで収納す
る。次いで、上部目隠しパネル73を再びスライドさせ
て引き出し、空間7を隠蔽すれば、傘は外部から隠蔽さ
れる。この壁面収納型傘立て装置100の移動の際に
は、上下に設けられた係合部材150及びガイド部材1
60並びに第2の係合部材155及び第2のガイド部材
170がそれぞれ係合して、移動経路をガイドし、且つ
上下の可動係合部材152及び156が上下のガイド部
162及び172と接触して、ベアリング用ボールによ
り回転させられながら移動するので、たとえ傘を収納し
て重量が重くなった状態でも、壁面収納型傘立て装置1
00の移動経路がよろめくことなく、容易に且つ適確な
位置に移動させることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の壁面収納型傘立て装置によれ
ば、不用時には壁面内部に収納されているので設置され
ている建築物内装との調和を図ることができ、使用時に
は係合部材とガイド部材との係合により移動経路がガイ
ドされて壁面収納型傘立て装置を容易に且つ的確な位置
に移動させることができる。すなわち、建築物内装の美
観を損ねず且つ設置面積を要求せずに傘立て装置を常設
することができ、必要に応じて傘立て装置を引き出すこ
とで使用に供することができる。また、容易に且つ的確
に移動できるので、急に傘立て装置が必要になった場合
等に特に有利である。
【0022】さらに、ガイド部と接触しながら回転移動
する可動係合部材を用いることで、重量の重い大きな傘
立て装置を設置した場合にも、移動が容易となる。
【0023】また、上部に傘の柄を収容可能な空間を設
け、該空間を隠蔽する上部目隠しパネルを設けること
で、傘を収容したまま、壁面収納型傘立て装置を壁面内
部に収納することができるので、建築物内装との調和の
点で非常に優れている。この場合に、上下に係合部材及
びガイド部材をそれぞれ設けることで、傘を収容して重
量が増加してもスムーズに壁面収納型傘立て装置を移動
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の壁面収納型傘立て装置を引き
出した状態を示す斜視図である。
【図2】図2は、該壁面収納型傘立て装置を収納した状
態を示す斜視図である。
【図3】図3は、傘立てフレーム本体の前面図である。
【図4】図4は、図3の側面図である。
【図5】図5は、傘立てフレーム本体下部に設けられた
状態での係合部材を示す前面図である。
【図6】図6は、ガイド部材を示す斜視図である。
【図7】図7は、係合部材を示す断面図である。
【図8】図8は、上部に傘の柄を収納する空間を設けた
壁面収納型傘立て装置を引き出した状態を示す斜視図で
ある。
【図9】図9は、該壁面収納型傘立て装置を壁面内に収
納した状態を示す斜視図である。
【図10】図10は、上部目隠しパネルを設けた壁面収
納型傘立て装置の前面図である。
【図11】図11は、図10の側面図である。
【符号の説明】
1:壁面収納型傘立て装置 2:フレーム本体 3:傘収容体 4:キャスター 5:係合部材 51:係合部材本体 52:可動係合部材 54:付勢部材 6:ガイド部材 62:ガイド部 63:ストッパ部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の傘を収容可能な傘収容体(3)
    と、該傘収容体を収納可能な傘立てフレーム本体(2)
    と、該傘立てフレーム本体下部に設けられ床面と接触す
    るキャスター(4)と、を備える出し入れ自在の壁面収
    納型傘立て装置であって、さらに、 該壁面収納型傘立て装置が収納されるべき壁面内部の固
    定面に取り付けられたガイド部(62)と、該ガイド部
    の所定位置に設けられた少なくとも1のストッパ部(6
    3)と、を有する少なくとも1のガイド部材(6)と、 該傘立てフレーム本体に取り付けられた係合部材本体
    (51)と、該係合部材本体に保持された可動係合部材
    (52)と、該可動係合部材を該ガイド部材の該ガイド
    部上に押圧付勢する付勢部材(54)と、を備える係合
    部材(5)と、を備えることを特徴とする壁面収納型傘
    立て装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記壁面収納型傘立て装置が収
    納されるべき壁面内部の上部と前記傘立てフレーム本体
    上部との間に傘の柄を収納可能な大きさの空間(7)を
    設けたことを特徴とする請求項1の壁面収納型傘立て装
    置。
  3. 【請求項3】 さらに、前記壁面内部の上部の固定面に
    取り付けられた第2のガイド部材(170)と、前記傘
    立てフレーム本体上部に取り付けられた少なくとも1の
    第2の可動係合部材(156)を有する第2の係合部材
    (155)と、を備えることを特徴とする請求項2記載
    の壁面収納型傘立て装置。
  4. 【請求項4】 前記係合部材本体(51)は、前記傘立
    てフレーム本体に取り付けられる固定部(51c)と、
    該固定部から前記ガイド部材のガイド部に向かって延び
    る支持部(51b)と、該支持部の先端に設けられ前記
    可動係合部材を保持する可動係合部材保持部(51a)
    と、を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
    に記載の壁面収納型傘立て装置。
  5. 【請求項5】 前記可動係合部材(52)及び/又は前
    記第2の可動係合部材(156)は、前記ガイド部材
    (6)及び/又は前記第2のガイド部材(170)と係
    合するボールであり、転がり摩擦によって移動すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の壁面収納
    型傘立て装置。
  6. 【請求項6】 前記係合部材(5)及び/又は前記第2
    の係合部材(155)は、さらに、前記ボールを回転可
    能に支持するベアリング用ボール(53)を含む、こと
    を特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の壁面収納
    型傘立て装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100943965B1 (ko) * 2008-12-19 2010-02-26 (주)홍원 아이.디 우산 보관함
CN103239106A (zh) * 2013-05-16 2013-08-14 陈科 设置在家用大门旁边墙内的雨具存放装置

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