JPH09298841A - 電源識別方法及び装置 - Google Patents

電源識別方法及び装置

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JPH09298841A
JPH09298841A JP8132810A JP13281096A JPH09298841A JP H09298841 A JPH09298841 A JP H09298841A JP 8132810 A JP8132810 A JP 8132810A JP 13281096 A JP13281096 A JP 13281096A JP H09298841 A JPH09298841 A JP H09298841A
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power supply
voltage
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pack
external power
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JP8132810A
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English (en)
Inventor
Yoshiya Higuchi
賀也 樋口
Norio Koyama
紀男 小山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は電子機器に装着された外部電源の種類
を自動的に検出する。 【解決手段】電源パツクの供給電圧がACアダプタの供
給電圧より低下することを利用して、電源パツク又はA
Cアダプタが装着されたことを自動的に判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【目次】以下の順次で本発明を説明する。 発明の属する技術分野 従来の技術 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1〜図3) 発明の実施の形態(図1〜図12) 発明の効果
【0002】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源識別方法及び
装置に関し、例えばカメラ一体型ビデオテープレコーダ
等の電子機器に外部電源を供給する場合に適用して好適
なものである。
【0003】
【従来の技術】カメラ一体型ビデオテープレコーダ(V
CR)においては、充電可能なバツテリセルを内蔵した
バツテリパツクや、乾電池を内蔵した乾電池パツク(こ
れらを電源パツクと呼ぶ)を装着できるようにすること
により、当該カメラ一体型ビデオテープレコーダ(VC
R)を必要に応じて撮影現場に簡便に持ち運びできるよ
うにすることが必要であると同時に、例えば商用交流電
源があるような撮影現場ないしは編集室等においては、
商用交流電源を所定の安定化直流電源に変換できるよう
にしたACアダプタを用いるように構成することが望ま
しい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
複数種類の電源を接続することができるようなカメラ一
体型ビデオテープレコーダのような電子機器において
は、電源パツクが消耗して使用できなくならないように
安全に外部電源を管理するための情報をユーザに知らせ
ることができれば、撮影計画に適切に対応できるように
電源パツクを準備できると考えられる。ここで電源パツ
クとは、バツテリパツクと、スマートバツテリパツク
と、乾電池パツクとを総称したものである。
【0005】このような観点から従来、電子機器に装着
される外部電源についての情報を、電子機器の筐体の外
部電源取付部に機械的スイツチ手段を設けたものが提案
されているが、このような機械的スイツチを採用した場
合には、電子機器の外部電源取付部に機械的スイツチを
配設するためのスペースが必要になつたり、当該電源情
報の処理をするためのマイクロコンピユータに機械的ス
イツチ専用の入力ポートを用意すると共に、機械的スイ
ツチの駆動状態を判別するための判別機構を電源側にも
余分に設ける必要がある。本発明は以上の点を考慮して
なされたもので、機械的スイツチを設ける必要がなく、
しかも装着された外部電源に関する情報を的確に得るこ
とができるようにした電源識別方法及び装置を提案しよ
うとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、電子機器に外部電源として電源パ
ツク及びACアダプタが接続されたとき、当該外部電源
の正側及び負側出力電極と接続される非接地側及び接地
側直流電源電極に得られる供給電圧を分圧して検出電圧
を得、当該検出電圧を電源パツクの満充電時の供給電圧
の値とACアダプタの供給電圧の値との間の値に選定し
た判定基準電圧と比較し、検出電圧が判定基準電圧より
低いとき装着された外部電源の種類が電源パツクである
と識別すると共に、検出電圧が判定基準電圧より高いと
き当該装着された外部電源の種類はACアダプタである
と識別するようにする。
【0007】かくして本発明によれば、外部電源として
使用時間に制限がある電源パツクと、使用時間に制限が
ないACアダプタとのいずれが装着されたかを自動的に
識別できることにより、当該電源パツク又はACアダプ
タの使用計画を一段と的確に立てることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施例を詳述する。
【0009】図1において、1は全体としてカメラ一体
型ビデオテープレコーダ(VCR)2に対する電源装置
を示し、カメラ一体型ビデオテープレコーダの非接地側
直流電源電極T1及び接地側直流電源電極T2に対して
電源パツク3の正側出力電極T11及び負側出力電極T
12と、ACアダプタ4の正側出力電極T21及び負側
出力電極T22とを互換性を維持しながら接続できるよ
うに構成されている。
【0010】かくしてカメラ一体型ビデオテープレコー
ダ2の外部電源として電源パツク3が装着されたとき、
図2に示すように、電源パツク3に内蔵されているセル
3Aから出力電極T11及びT12に供給される正側直
流電圧V1及び負側直流電圧V2がカメラ一体型ビデオ
テープレコーダ2の電源電極T1及びT2に供給される
状態と、図3に示すように、ACアダプタ4の交流/直
流変換回路4Aから正側及び負側出力電極T21及びT
22に供給される正側直流電圧V1及び負側直流電圧V
2がカメラ一体型ビデオテープレコーダ2の電源電極T
1及びT2に供給された状態との2つの状態で、カメラ
一体型ビデオテープレコーダ2を駆動できるようになさ
れている。
【0011】この実施例の場合、電源パツク3は、複数
の乾電池を内蔵した乾電池パツク(これを電源パツク
(乾電池)と呼ぶ)、又は複数の充電式バツテリセルを
内蔵するバツテリパツク(これを電源パツク(バツテ
リ)と呼ぶ)、又は複数の充電式バツテリセルを内蔵す
ると共に、マイクロコンピユータ構成の管理素子を有す
るスマートバツテリパツク(これを電源パツク(スマー
トバツテリ)と呼ぶ)を用いることができ、かくして電
源パツク3はカメラ一体型ビデオテープレコーダ2に装
着されたとき、満充電時において正側出力電極T11及
び負側出力電極T12間に電源パツク出力VBTT を得
る。ここでスマートバツテリパツクの管理素子は当該充
電式バツテリの残容量や、充電回数や、バツテリの寿命
などの管理データを得るように構成されている。
【0012】これに対してACアダプタ4は、交流電源
入力電極T31及びT32に商用交流電源6が接続され
たとき(図3)、交流/直流変換回路4Aによつて正側
出力電極T21及び負側出力電極T22間にACアダプ
タ出力VADP を得、当該ACアダプタ出力VADP を電圧
検出回路4Bにおいて検出し、当該電圧検出信号S1を
交流/直流変換回路4Aにフイードバツクして内蔵の基
準電圧と比較することにより、アダプタ出力VADP の電
圧値を当該基準値に対応する所定の一定値に調整するよ
うになされている。
【0013】カメラ一体型ビデオテープレコーダ2に
は、電源電極T1及びT2に接続された外部電源の種類
(すなわち電源パツク3が接続されているか又はACア
ダプタ4が接続されているかを表わす)を判別する電源
種類判別回路1Aが設けられている。
【0014】電源種類判別回路1Aは、マイクロコンピ
ユータ構成の電源種類判別ユニツト11を有し、非接地
側直流電極T1に供給される正側直流電圧V1が電圧調
整回路12によつて調整されることにより、所定の安定
化電圧値を有する調整電圧V c に変換されて、電源種類
判別ユニツト11の非接地側電源入力端子11Aに接続
される。
【0015】またカメラ一体型ビデオテープレコーダ2
の接地側直流電源電極T2に供給された負側直流電圧V
2は、電源種類判別ユニツト11の接地側電源入力端子
11Bに接続され、かくして電源種類判別ユニツト11
はカメラ一体型ビデオテープレコーダ2の非接地側直流
電源電極T1及び接地側直流電源電極T2に外部電源と
して電源パツク3又はACアダプタ4が接続されたと
き、動作状態になる。
【0016】電源種類判別回路1Aは、非接地側及び接
地側直流電源電極T1及びT2間に直列に接続された電
圧分割抵抗13A及び13Bを有し、その接続中点P1
に得られる分割電圧が検出電圧VD として電源種類判別
ユニツト11の検出電圧入力端子11Cに接続される。
【0017】電源種類判別ユニツト11は検出電圧入力
端子11Cに与えられた検出電圧VD を、アナログ・デ
イジタル変換することにより検出電圧データを形成する
と共に、当該検出電圧データに基づいて、非接地側直流
電源電極T1及び接地側直流電源電極T2に接続された
外部電源が、電源パツク3であるか又はACアダプタ4
であるかを表わす電源種類判別データD1を電源種類判
別データ出力端子11Dから出力する。
【0018】電源種類判別ユニツト11の電源種類判別
データ出力端子11Dに得られる電源種類判別データD
1は、キヤラクタ発生回路21に与えられ、これにより
キヤラクタ発生回路21はカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ2の非接地側直流電源電極T1及び接地側直流電
源電極T2に接続されている外部電源が電源パツク3で
あることをキヤラクタとして表わす電源種類表示信号S
2及びS3を発生し、この電源種類表示信号S2及びS
3をビユーフアインダ22及び液晶表示板23に加算回
路24及び25を介して供給する。
【0019】加算回路24及び25にはそれぞれカメラ
部からの映像信号又はVTR部から再生された映像信号
であるVD1、VD2が与えられ、かくしてビユーフア
インダ22及び液晶表示板23の表示画面上に、映像信
号VD1及びVD2による画像上に電源パツク表示キヤ
ラクタをスーパーインポーズ表示する(図10)。この
実施例の場合、カメラ一体型ビデオテープレコーダ2
は、図4及び図5に示すように、前端面に撮像レンズ3
1を有するほぼ長方形状のケース32の後端面に、外部
電源取付部33を有する。
【0020】外部電源取付部33は、上下方向に長い長
方形状の取付面34を有し、当該取付面34に対して、
外部電源接続部35の取付面36を押し当てた状態で下
方にスライドさせるような操作をすることにより、取付
面34の左及び右端部にそれぞれ設けられた係止用爪3
7LU及び37LD並びに37RU及び37RDに、外
部電源接続部35の左及び右両側面に設けられているL
字状溝38LU及び38LD並びに38RU及び38R
Dに係止させることにより、外部電源接続部35の取付
面36を、外部電源取付部33の取付面34に、接触さ
せた状態を維持しながら着脱自在に装着できるようにな
されている。
【0021】カメラ一体型ビデオテープレコーダ2の上
面左後部には、ビユーフアインダ40がその先端部を上
下方向に起伏できるようにケース32に取り付けられ、
これにより撮影者が対眼レンズ41に目を当ててビユー
フアインダ40の内部をのぞくことにより、カメラ部又
はVTR部から得られる映像信号VD1にキヤラクタ発
生回路21から得られる電源種類表示信号S2によるキ
ヤラクタ表示をスーパーインポーズしてなるビユーフア
インダ画像を読み取ることができるようになされてい
る。
【0022】またケース32の左側面の後半部には、液
晶表示板部42がその先端部をケース32に対して開閉
自在に取り付けられ、これにより図5に示すように、液
晶表示板部42を外方に開くことにより、その内面に設
けられている液晶表示板23の画面を撮影者が見ること
ができるようになされている。かくして液晶表示板23
には、カメラ部又はVTR部から再生された映像信号V
D2に電源種類表示信号S3によるキヤラクタをスーパ
ーインポースしてなる表示画像を映出することができ
る。
【0023】この実施例の場合、液晶表示板部42は、
図5のように開いた状態において回動させることができ
るようになされており、かくして撮影者が液晶表示板部
42を回動させることにより、種々の角度から液晶表示
板23の画面を見ることができるようになされている。
この実施例の場合、電源パツク3は、図6に示すよう
に、複数のセルを収納するケース51として上ケース部
51A及び下ケース部51Bを有し、下ケース部51B
の左及び右側面にL字状溝38LU及び38LD並びに
38RU及び38RDが形成されていると共に、先端面
に正側出力電極T11及び負側出力電極T12が設けら
れている。
【0024】またこの実施例の場合、上ケース部51A
には、誤挿入防止溝52が表面中央部において長手方向
に延長しかつ先端が上ケース部51Aの先端面側に開放
するように形成され、これによりカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ2として、ケース32内に電源パツク3を
挿入する形式のものにも適用できるようになされてい
る。
【0025】電源パツク3の取付面36の構成は、図7
(B)〜(D)に示すように、互換性をもちながらカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ2に装着できるように、
全体としてほぼ共通の要素として、係止溝38LU及び
38LD並びに38RU及び38RD、正側及び負側出
力電極T11及びT12及びロツク用溝55を有する。
【0026】これに加えて互換性を維持しながら、電源
パツク3として個有の使用条件を表わすために、電源パ
ツク(バツテリ)3及び電源パツク(スマートバツテ
リ)3について充電器取付用溝56及び充放電表示子5
4が設けられ、また電源パツク(スマートバツテリ)3
に通信情報の入出力電極T13が設けられている。
【0027】これに対してACアダプタ4の取付面36
には、図7(A)に示すように、電源パツク3と互換性
をもちながらカメラ一体型ビデオテープレコーダ2の取
付面34に装着できるようにする共通の構成要素とし
て、L字状溝38LU及び38LD並びに38RU及び
38RDと、正側及び負側出力電極T21及びT22
と、ロツク用溝55とを有する。
【0028】この実施例の場合、ACアダプタ4は図8
に示すように、交流/直流変換回路4A及び電圧検出回
路4B(図1、図3)を内蔵するACアダプタ本体61
と、商用交流電源6のコンセント端子T41及びT42
に電源コード5を接続するプラグ62と、ACアダプタ
本体61から外部電源接続部35の正側及び負側出力電
極T21及びT22に直流出力を供給するための接続コ
ード63とを有する。
【0029】これに加えてACアダプタ本体61には、
電源パツク充電部64が設けられ、その取付面65上に
電源パツク(バツテリ)3及び電源パツク(スマートバ
ツテリ)3の取付面36を取り付けることにより、取付
面65の先端部に設けられている正側及び負側充電端子
T51及びT52に交流/直流変換回路4Aから供給さ
れる充電電源を電源パツク(バツテリ)3又は電源パツ
ク(スマートバツテリ)3を充電できるようになされて
いる。
【0030】この場合、ACアダプタ本体61の取付面
65は電源パツク(バツテリ)3及び電源パツク(スマ
ートバツテリ)3を互換性を維持しながら取り付けるこ
とができるように、カメラ一体型ビデオテープレコーダ
2の取付面34と共通の要素として、係止用爪37LU
及び37LD並びに37RU及び37RDと、ロツク用
突起41を有し、さらに充電マーカ引出用突起42とを
有する。これに加えて電源パツク充電部64の取付面6
5に電源パツク(乾電池)3及びACアダプタ4の端子
板66を取り付けることができないようにする取付け防
止用突起43が設けられている。
【0031】以上の構成において、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダ2の電源種類判別ユニツト11は、カメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ2の外部電源取付部33
に外部電源が接続されたとき、図9に示す電源種類判別
処理手順RT0の処理を開始し、ステツプSP1におい
て、電圧分割抵抗13A及び13B間の接続中点P1か
ら検出電圧入力端子11Cに検出電圧VD が供給された
か否かを判断することにより、カメラ一体型ビデオテー
プレコーダ2の非接地側直流電源電極T1及び接地側直
流電源電極T2に外部電源からの電源が供給されたこと
を確認した後、ステツプSP2において検出電圧入力端
子11Cに供給された検出電圧VD のアナログ・デイジ
タル変換処理を実行する。
【0032】電源種類判別ユニツト11は、続くステツ
プSP3において、当該アナログ・デイジタル変換値を
検出電圧データVadとして一時記憶すると共に、次のス
テツプSP4において検出電圧データVadが予め設定さ
れている判断基準電圧データVt より大きいか否かの判
断をする。
【0033】ここで判断基準電圧データVt の値は、満
充電された電源パツク3がカメラ一体型ビデオテープレ
コーダ2に装着されたとき、供給される電源パツク出力
電圧VBTT (= 8.0〔V〕)より大きく、かつACアダ
プタ4がカメラ一体型ビデオテープレコーダ2に装着さ
れたときのACアダプタ出力電圧VADP (= 8.4
〔V〕)より低い値、例えばVt = 8.2〔V〕に選定さ
れている。
【0034】因に電源パツク3がカメラ一体型ビデオテ
ープレコーダ2に装着されたときには、電源パツク3内
の内部抵抗の影響により、電源パツク出力電圧VBTT
低下する(負荷を装着しない状態における出力電圧よ
り)。これに対してACアダプタ4においては、カメラ
一体型ビデオテープレコーダ2に装着されたとき及び装
着されていないときのいずれの場合にも、電圧検出信号
S1によるフイードバツク制御によつてほぼ一定値を維
持する。従つて電源パツク3の装着時の検出電圧Vc
常に基準電圧より低くなり、かつACアダプタ4の装着
時の検出電圧Vc は常に基準電圧より高くなる。
【0035】かくして電源種類判別ユニツト11はステ
ツプSP4において肯定結果が得られたとき、ステツプ
SP5に移つてカメラ一体型ビデオテープレコーダ2に
接続された外部電源はACアダプタ4であると識別して
ステツプSP6において当該電源種類判別処理手順RT
0を終了する。これに対して電源種類判別ユニツト11
は、ステツプSP4において否定結果が得られたとき、
ステツプSP7に移つてカメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ2に装着された外部電源は、電源パツク3であると
識別してステツプSP6において当該電源処理判別処理
手順RT0を終了する。
【0036】このようにして電源種類判別ユニツト11
は、装着された外部電源が電源パツク3であるとき、対
応する電源種類判別データD1をキヤラクタ発生回路2
1に供給することにより、ビユーフアインダ22及び液
晶表示板23の表示画面DIPに、図10に示すよう
に、電池の絵でなる識別パターンP1を表示し、これに
よりユーザにカメラ一体型ビデオテープレコーダ(VC
R)2に装着された外部電源が電源パツクであることを
知らせる。
【0037】かくしてユーザが電源表示パターンP1を
見たとき、電源パツク3の充電状態や、消耗度や、使用
回数に注目することによりカメラ一体型ビデオテープレ
コーダの使用計画に留意すべきことを自動的に気づかせ
ることになる。
【0038】以上の構成によれば、カメラ一体型ビデオ
テープレコーダ2に装着された電源が電源パツク3であ
るか又はACアダプタ4であるかを自動的に判別するよ
うにしたことにより、電源パツク3が装着されたときの
電源の使用計画をユーザに確実に把握させることがで
き、かくしてユーザが不安なくカメラ一体型ビデオテー
プレコーダ2を使用することができる。これによりカメ
ラ一体型ビデオテープレコーダ2の性能を一段と向上で
きる。
【0039】なお、上述の実施例においては、電源種類
判別ユニツト11において得られる電源種類判別データ
D1に基づいて、ビユーフアインダ22及び液晶表示板
23の表示画面DIP(図10)に電池の形状を表わす
電源表示パターンP1を表示することにより、装着され
た外部電源が電源パツクであることをユーザに知らせる
ようにしたが、これに加えて液晶表示板のバツクライト
の明るさを低減するようにしても良い。このようにすれ
ば、装着された外部電源として使用時間に制限がある電
源パツク3をバツクライトの明るさを低減した分、長く
することができる。
【0040】また電源種類判別ユニツト11として電源
パツク3の種類、すなわち乾電池パツク、バツテリパツ
ク又はスマートバツテリパツクの別まで判別できるよう
な機能を付加した場合には、装着された外部電源が電源
パツク(スマートバツテリ)3の場合には、図11に示
すように、電源表示パターンP1に加えて、あと何分使
用できるかを表わす数字(例えば40分)を内容とする
第2の表示パターンP2を設けたり、電源パツク(バツ
テリ)3が装着された場合には、図12に示すように、
電源表示パターンP1の内部に電源残量を表わす帯状の
第3の表示パターンP3を表示するようにしても良い。
このようにすれば、電源パツク3が装着されたときの電
源の使用計画をユーザがさらに明確に把握できるように
し得る。
【0041】また上述の実施例においては、電子機器と
してカメラ一体型ビデオテープレコーダ2を適用した場
合の実施例を述べたが、電子機器としてはこれに限ら
ず、携帯型のパーソナルコンピユータ、携帯電話、一般
のビデオカメラ等に広く適用できる。
【0042】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、使用時間
に制限がある電源パツクを電子機器に装着した場合、こ
れを自動的に検出して電池の使用計画に利用できるよう
にしたことにより、ユーザが一段と安心して電子機器を
使用できるようにし得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電源識別方法を適用した電源装置
を示す略線的ブロツク図である。
【図2】外部電源として電源パツク3を装着した場合の
電源装置1を示すブロツク図である。
【図3】外部電源としてACアダプタ4を装着した場合
の電源装置1を示すブロツク図である。
【図4】カメラ一体型ビデオテープレコーダ2の外部電
源取付部33に外部電源接続部35を接続する構成の説
明に供する斜視図である。
【図5】カメラ一体型ビデオテープレコーダ2の液晶表
示板部42を開いた状態を示す斜視図である。
【図6】電源パツク3の外観構造を示す斜視図である。
【図7】外部電源の取付面の構成を示す平面図である。
【図8】ACアダプタ4の外観構成を示す斜視図であ
る。
【図9】図1の電源種類判別ユニツト11の動作の説明
に供するフローチヤートである。
【図10】図1のビユーフアインダ22及び液晶表示板
23の表示画面DIPにおける電源表示パターンの説明
に供する略線図である。
【図11】ビユーフアインダ22及び液晶表示板23の
表示画面の表示の他の例を示す略線図である。
【図12】ビユーフアインダ22及び液晶表示板23の
表示画面上の表示の説明に供する略線図である。
【符号の説明】
1……電源装置、2……カメラ一体型ビデオテープレコ
ーダ(VCR)、3……電源パツク、4……ACアダプ
タ、1A……電源種類判別回路、3A……セル、4A…
…交流/直流変換回路、4B……電圧検出回路、11…
…電源種類判別ユニツト、12……電圧調整回路、13
A、13B……電圧分割抵抗、21……キヤラクタ発生
回路、22……ビユーフアインダ、23……液晶表示
板、33……外部電源取付部、34、36……取付面、
35……外部電源接続部、40……ビユーフアインダ
部、42……液晶表示板部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子機器に外部電源として電源パツク及び
    ACアダプタを互換性を維持しながら装着する電源装置
    の電源識別方法において、 上記電子機器に装着された上記外部電源からの供給電圧
    を分圧して検出電圧を得、 上記検出電圧を、上記電源パツクの満充電時の供給電圧
    の値及び上記ACアダプタの供給電圧の値の間の値に選
    定した判定基準電圧と比較し、 上記検出電圧が上記判定基準電圧より低いとき上記装着
    された外部電源の種類は上記電源パツクであると識別
    し、又は上記検出電圧が上記判定基準電圧より高いとき
    上記装着された外部電源の種類は上記ACアダプタであ
    ると識別することを特徴とする電源識別方法。
  2. 【請求項2】電子機器に外部電源として電源パツク及び
    ACアダプタを互換性を維持しながら装着する電源装置
    の電源識別装置において、 上記外部電源が装着されたとき、上記外部電源の正側及
    び負側出力電極と接続される非接地側及び接地側直流電
    源電極と、 上記非接地側及び上記接地側直流電源電極に上記外部電
    源から供給される供給電圧を分圧して検出電圧を得る電
    圧分割回路と、 上記検出電圧を、上記電源パツクの満充電時の供給電圧
    の値及び上記ACアダプタの供給電圧の値の間の値に選
    定した判定基準電圧と比較し、上記検出電圧が上記判定
    基準電圧より低いとき上記装着された外部電源の種類は
    上記電源パツクであると識別し、又は上記検出電圧が上
    記判定基準電圧より高いとき上記装着された外部電源の
    種類は上記ACアダプタであると識別する電源種類判別
    ユニツトとを具えることを特徴とする電源識別装置。
  3. 【請求項3】上記電源種類判別ユニツトの上記識別出力
    に基づいて、上記電子機器に装着された外部電源を表す
    る電源表示パターンを表示する表示手段を具えることを
    特徴とする請求項2に記載の電源識別装置。
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