JPH09298511A - 周波数安定化光源 - Google Patents

周波数安定化光源

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JPH09298511A
JPH09298511A JP8109601A JP10960196A JPH09298511A JP H09298511 A JPH09298511 A JP H09298511A JP 8109601 A JP8109601 A JP 8109601A JP 10960196 A JP10960196 A JP 10960196A JP H09298511 A JPH09298511 A JP H09298511A
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light
semiconductor laser
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JP8109601A
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Tatsuhiko Takatsu
辰彦 高津
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の半導体レーザ光源により複数の出力光
を発生する際、個々の半導体レーザ光源の発振周波数自
体を厳密に管理しなくても、各出力光の周波数を一定周
波数間隔となるように安定化し得るようにする。 【解決手段】 制御回路7は、光切替器1により、光源
ユニット100〜300の出力光を選択し、ファブリ・
ペロ・エタロン共振器3を透過させる。除算器6から
は、ファブリ・ペロ・エタロン共振器3の透過率を反映
した除算値が得られる。制御回路は、この除算値から当
該光源ユニットの出力光の周波数とその目標値との間の
周波数誤差を検出し、該周波数誤差に基づいて当該光源
ユニットの半導体レーザ光源の温度および駆動電流を調
節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、周波数多重光通
信等において周波数の異なった複数種類の光を各々出力
する光源に係り、特に各出力光の周波数が一定周波数間
隔または一定周波数の整数倍の間隔となるように各出力
光の周波数を安定化する機能を具備した周波数安定化光
源に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の周波数安定化光源を適用
した周波数多重光通信システムの送信装置の一構成例を
示すものである。この送信装置は、複数の送信ユニット
400〜600と、光合波器30によって構成されてい
る。なお、送信ユニット500と600の間にも複数の
送信ユニットが存在しているが、それらの送信ユニット
については図示が省略されている。
【0003】送信ユニット400は、図示のように、周
波数基準401、半導体レーザ光源402、温度制御回
路403、電流制御回路404、制御回路405、恒温
槽406および光変調器407により構成されている。
他の送信ユニット500,600,…も、この送信ユニ
ット400と同一の内部構成を有している。
【0004】送信ユニット400において、半導体レー
ザ光源402は恒温槽406内に収容されている。そし
て、この恒温槽406の温度は、温度制御回路403に
より制御される。また、半導体レーザ光源402の駆動
電流は、電流制御回路404により制御される。半導体
レーザ光源402は、この駆動電流が与えられることに
より発振し出力光を発するが、その際の発振周波数は、
駆動電流の電流値および恒温槽406の温度により左右
されることとなる。半導体レーザ光源402から得られ
る出力光の一部は、周波数基準401に出力される。こ
の周波数基準401は、半導体レーザ光源402の出力
光の周波数を測定する手段である。制御回路405は、
この周波数基準401によって測定された半導体レーザ
光源402の出力光の周波数に基づいて温度制御回路4
03および電流制御回路404の設定値を調節し、半導
体レーザ光源402の発振周波数を一定の周波数に安定
化する。
【0005】このように半導体レーザ光源402の発振
周波数を周波数基準401を基準として安定化する理由
は、半導体レーザ光源402の発振周波数確度および安
定度が、周波数多重光通信に求められる性能に対して不
足しているためである。
【0006】半導体レーザ光源402の出力光は、光変
調器407に出力される。光変調器407は、信号入力
端408を介して供給される電気信号により半導体レー
ザ光源402の出力光を変調する。変調器407によっ
て変調された出力光は、光合波器30に出力される。光
合波器30は、送信ユニット400の出力光および他の
送信ユニットの出力光を合波し、光出力端31より光フ
ァイバー通信ケーブルに出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来技術による周波数多重光通信システムの送信装置に
おいては、半導体レーザ光源の周波数安定化を個々の送
信ユニットにて行っていた。そのため周波数基準も個々
の送信ユニットに設ける必要があった。
【0008】また、光周波数多重通信においては隣接チ
ャンネルとの周波数間隔が狭いため、漏話が発生しやす
い。この漏話を防止するためには隣接チャンネルとの周
波数間隔が常に一定となるように各チャンネルの周波数
を管理する必要がある。しかし、数GHzから数十GH
zもある隣接チャンネルとの周波数間隔を測定し管理す
ることは、技術的および経済的に不可能であった。そこ
で、従来技術による周波数多重光通信システムの送信装
置では、個々の送信ユニットの半導体レーザ光源の周波
数自体を厳しい精度および安定度で制御することで、隣
接チャンネルとの周波数間隔の変動を抑え、漏話の対策
を行っていた。このため、送信装置が高価なものとなっ
ていた。
【0009】この発明は、以上説明した事情に鑑みてな
されたものであり、個々の半導体レーザ光源の発振周波
数自体を厳密に管理しなくても、各チャンネルに対応し
た出力光の周波数を一定周波数間隔または一定周波数の
整数倍の間隔となるように安定化することができる周波
数安定化光源を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本願発明者は、上記課題
を解決するための糸口をファブリ・ペロ・エタロン共振
器に求めた。このファブリ・ペロ・エタロン共振器は、
図3に例示するように、一定周波数間隔で共振する光透
過特性を有している。また、ファブリ・ペロ・エタロン
共振器の各共振周波数は、種々の要因によって変動する
が、その際に各共振周波数はいずれも同方向に変動す
る。従って、送信装置が出力する各チャンネルの信号光
の各周波数をこのファブリ・ペロ・エタロン共振器の各
共振周波数に一致させるような制御を行うことができれ
ば、各チャンネルの信号光の隣接チャンネル間隔を一定
に保つことができると思われる。そこで、本願発明者
は、このファブリ・ペロ・エタロン共振器を利用するこ
とによる本発明の課題の解決手段を検討することとし
た。
【0011】まず、上記のような制御を行うための一方
法として、複数の半導体レーザ光源から得られる各チャ
ンネルに対応した出力光を1つのファブリ・ペロ・エタ
ロン共振器に同時に入射させ、その際のファブリ・ペロ
・エタロン共振器の透過率を検出することにより半導体
レーザ光源の周波数間隔を測定するという方法が考えら
れる。
【0012】しかし、この方法を実施することは現実問
題として不可能である。仮にこの方法を実施するものと
すると、ファブリ・ペロ・エタロン共振器から得られる
透過光の光量を各チャンネル毎に分離して測定する必要
があるが、受光素子によりこのような測定を行うことは
できないからである。
【0013】別の方法として、複数の半導体レーザ光源
から得られる各出力光を複数の光路に沿って大型のファ
ブリ・ペロ・エタロン共振器に入射させ、このファブリ
・ペロ・エタロン共振器から得られる各透過光を上記複
数の光路の延長上に配置された複数の受光素子によって
受光することにより各半導体レーザ光源の出力光毎に透
過率を分離し検出する方法が考えられる。
【0014】しかし、この方法を実施した場合、製造上
のばらつきにより、ファブリ・ペロ・エタロン共振器を
通過する各光路間で共振周波数にずれが生じる。このよ
うに共振周波数がずれてしまっては、ファブリ・ペロ・
エタロン共振器の特徴を生かして隣接チャンネル間隔を
一定に保つことができない。また、大型のファブリ・ペ
ロ・エタロン共振器は、温度制御を十分に行うことが困
難であり、ファブリ・ペロ・エタロン共振器の部位によ
り温度差が生じやすい。そして、ファブリ・ペロ・エタ
ロン共振器の各部位間に温度差が生じると、この温度差
に起因し、各光路間で共振周波数にずれが生じることと
なる。
【0015】本願発明者は、以上のような検討を重ねた
結果、本発明の課題を解決するためには結局のところ以
下の手段を講じなければならないとの結論に達した。
【0016】a.複数の半導体レーザ光源から得られる
各出力光は、単一の光路に沿ってファブリ・ペロ・エタ
ロン共振器を透過させるべきである。
【0017】b.全半導体レーザ光源の出力光を同時に
単一の光路に沿ってファブリ・ペロ・エタロン共振器に
入射させた場合、ファブリ・ペロ・エタロン共振器から
得られる透過光を各半導体レーザ光源毎に分離して測定
することが困難になる。そこで、各半導体レーザ光源の
うち一の半導体レーザ光源の出力光を選択し、この選択
した出力光をファブリ・ペロ・エタロン共振器に供給
し、当該半導体レーザ光源に対応した透過率を測定する
こととする。
【0018】本発明は、上記の結論に基づく具体的手段
を提供するものである。すなわち、請求項1に係る発明
は、半導体レーザ光源の温度および駆動電流を制御する
ことにより出力光の周波数の調節が可能な複数の光源ユ
ニットと、前記複数の光源ユニットのうち一の光源ユニ
ットの出力光を選択する光切替器と、第1の受光素子
と、ファブリ・ペロ・エタロン共振器と、前記光切替器
によって選択された出力光を分岐し、前記第1の受光素
子および前記ファブリ・ペロ・エタロン共振器に供給す
る光分岐器と、前記ファブリ・ペロ・エタロン共振器の
透過光を受光する第2の受光素子と、前記第1の受光素
子、ファブリ・ペロ・エタロン共振器、光分岐器および
第2の受光素子を一定温度に保つ手段と、前記第1およ
び第2の受光素子の各出力信号の除算を行う除算器と、
前記光切替器を介して光源ユニットの出力光を選択し、
この選択された光源ユニットの出力光が前記ファブリ・
ペロ・エタロン共振器を透過することにより前記除算器
から得られる除算結果に基づき、当該光源ユニットの半
導体レーザ光源の温度および駆動電流を調節することに
より当該光源ユニットの出力光の周波数を当該光源ユニ
ットに対応して定められた目標周波数に安定化させる制
御手段とを具備することを特徴とする周波数安定化光源
を要旨とする。
【0019】また、請求項2に係る発明は、前記目標周
波数が前記ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率が
極大となる共振周波数の近傍の周波数であることを特徴
とする請求項1記載の周波数安定化光源を要旨とする。
【0020】なお、従来、周波数多重光通信に利用でき
る精度の安定化光源を実現するために周波数基準にファ
ブリ・ペロ・エタロン共振器を用いる場合があったが、
この場合にも各半導体レーザ光源毎に別々のファブリ・
ペロ・エタロン共振器を用意して周波数安定化を行って
いた。そのため、ファブリ・ペロ・エタロン共振器の持
っている隣接チャンネル間隔がほとんど変化しない性質
を十分に利用できなかった。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照し、本発明の実
施の形態について説明する。
【0022】A.第1実施形態 図1はこの発明の第1実施形態の構成を示すブロック図
である。本実施形態は、複数の光源ユニット100〜3
00を有している。なお、図1において、光源ユニット
200から300の間には他の複数の光源ユニットが存
在しているが、これらの図示は省略されている。
【0023】まず、光源ユニット100の構成について
述べる。温度制御回路101は、制御回路7により指示
された目標値に従い、恒温槽103の温度を安定化す
る。電流制御回路102は、制御回路7より指示された
目標値に従い、半導体レーザ光源104の駆動電流を安
定化する。このように制御回路7による制御の下、半導
体レーザ光源104の温度および駆動電流の目標値の調
節がなされ、半導体レーザ光源104の出力光の周波数
の制御が行われるものである。
【0024】光分岐器105は、半導体レーザ光源10
4の出力光を2分岐し、一方の分岐光を光出力端11よ
り出力する。光分岐器105から得られる他方の分岐光
は、光周波数検出用の信号光として光切替器1に送られ
る。
【0025】以上、光源ユニット100について説明し
たが、他の光源ユニット200〜300も、この光源ユ
ニット100と同一の構成を有している。
【0026】各光源ユニット100〜300は光出力端
12〜13に出力光を各々出力する。同時に各光源ユニ
ット100〜300は、光切替器1に光周波数検出用の
信号光を出力する。光切替器1は、各光源ユニットから
出力された信号光の中からの1つを選択し、光分岐器2
に出力する。この光切替器1による各光源ユニットの出
力光の選択は、制御回路7による制御の下で行われる。
【0027】光切替器1から光分岐器2に供給された信
号光は2分岐され、受光素子4とファブリ・ペロ・エタ
ロン共振器3に各々供給される。受光素子4に入力され
た信号光は、当該信号光の光強度に対応した電気信号に
変換され、除数として除算器6に供給される。
【0028】一方、ファブリ・ペロ・エタロン共振器3
に入力した信号光は、ファブリ・ペロ・エタロン共振器
3を透過し受光素子5に供給される。この透過の際、信
号光には、ファブリ・ペロ・エタロン共振器3の透過特
性に従い、当該信号光の周波数に応じた減衰率で減衰が
付与される。ファブリ・ペロ・エタロン共振器3を透過
して受光素子5に供給された信号光は、当該信号光の光
強度に対応する電気信号に変換され、被除数として除算
器6に出力される。
【0029】除算器6は、受光素子4から供給された除
数により受光素子5から供給された被除数を除算し、こ
の結果得られる除算値を制御回路7に出力する。ここ
で、前者の除数はファブリ・ペロ・エタロン共振器3を
透過する前の信号光の強度を反映しており、後者の被除
数はファブリ・ペロ・エタロン共振器3を透過した後の
信号光の強度を示している。従って、除算器6から得ら
れる除算値は、当該信号光に対するファブリ・ペロ・エ
タロン共振器3の透過率を反映したものとなる。そこ
で、本実施形態では、この除算器6から得られる除算値
に対し、光分岐器4の分岐比と受光素子4および5の感
度から一意に求まる係数Kが乗ずることによりファブリ
・ペロ・エタロン共振器3の透過率を求めるようにして
いる。
【0030】図3にファブリ・ペロ・エタロン共振器の
透過率の周波数特性を示す。ファブリ・ペロ・エタロン
共振器が図3のような透過率特性を示すのは、平行する
一対の反射面間でレーザ光が共振して定在波が発生する
ためである。よって定在波の発生する周波数の整数倍ご
とに共振が生じレーザ光が透過する。つまり一定周波数
間隔でレーザ光が透過することとなる。
【0031】以上説明した光分岐器2、ファブリ・ペロ
・エタロン共振器3、受光素子4および5は、恒温槽9
内に収められており、この恒温槽9内の温度は温度制御
回路8によって制御される。従って、この温度制御回路
8が行う温度制御により、ファブリ・ペロ・エタロン共
振器3を所定の温度に制御することができ、これにより
共振周波数を調節することができる。この温度制御回路
8による温度制御も制御回路7の制御下で行われるもの
であり、温度制御回路8は制御回路7から指示された目
標値に従い、恒温槽9の温度を制御する。
【0032】次に図1および図3を参照し、制御回路7
が光源ユニット100〜300の各半導体レーザ光源の
出力光をファブリ・ペロ・エタロン共振器3の各共振周
波数に基づいて安定化する作用について説明する。
【0033】まず、制御回路7による制御下、光切替器
1が光源ユニット100の信号光を選択しているものと
する。この場合、光源ユニット100からの信号光は光
切換器1によって選択され、この選択された信号光が光
分岐器2、ファブリ・ペロ・エタロン共振器3を通過
し、受光素子4、5によって電気信号に各々変換され、
除算器6により各電気信号の除算が行われ、この結果得
られる除算値が制御回路7に供給される。
【0034】制御回路7は、除算器6から供給された除
算値に上述した係数Kを乗じ、半導体レーザ光源104
の発振周波数に対するファブリ・ペロ・エタロン共振器
3の透過率Aを求める。次いで制御回路7は、この透過
率Aと予め設定された目標値Bとを比較し、その差に応
じた制御量で温度制御回路101または電流制御回路1
02の目標値を調節する。
【0035】このように温度制御回路101または電流
制御回路102の目標値が変更されたことにより半導体
レーザ光源104の発振周波数が変化する。そして、半
導体レーザ光源104の発振周波数が変化するため、フ
ァブリ・ペロ・エタロン共振器3の透過率Aが変化す
る。この結果、透過率Aは制御回路7において予め設定
された目標値Bに近づくこととなる。
【0036】制御回路7は、以上の手順により温度制御
回路101または電流制御回路102の目標値を調節す
る操作を繰り返すことにより、半導体レーザ光源104
の発振周波数を変化させ、ファブリ・ペロ・エタロン共
振器3の透過率Aを目標値Bに合せる。
【0037】次に制御回路7は光切替器1を操作し、光
源ユニット200の信号光を光分岐器2に出力させる。
次いで制御回路7は除算器6から供給される除算値に係
数Kを乗じ、半導体レーザ光源204の発振周波数に対
するファブリ・ペロ・エタロン共振器3の透過率Cを求
める。
【0038】次いで制御回路7は、温度制御回路201
または電流制御回路202の目標値を調節することによ
り、半導体レーザ光源204の発振周波数を予め設定さ
れたファブリ・ペロ・エタロン共振器3の透過率の目標
値Bに合せる操作をする。
【0039】図3に示す例は、半導体レーザ光源104
および204の各発振周波数に対応するファブリ・ペロ
・エタロン共振器3の各共振点は隣合っている。半導体
レーザ光源104および204の各発振周波数は、これ
らの各共振点間の周波数差と同一の周波数差を維持した
状態で安定化される。
【0040】半導体レーザ光源204の発振周波数の初
期値を図3に示す周波数範囲Dの範囲内に設定した場
合、制御回路7は半導体レーザ光源204の発振周波数
を図3の透過率の曲線が目標値Bと交差する透過率Eに
周波数安定化する。この作用は、半導体レーザ光源の発
振周波数の初期値の設定により、各半導体レーザ光源の
発振周波数をファブリ・ペロ・エタロン共振器3の共振
周波数間隔または、共振周波数間隔の整数倍に周波数安
定化できることを示す。
【0041】以下同様に、制御回路7は、光切替器1を
操作し光源ユニットを順次切替え、各光源ユニットの半
導体レーザ光源の発振周波数をファブリ・ペロ・エタロ
ン共振器3の透過率の目標値Bに対応した周波数に安定
化する操作を繰り返す。以上の動作により、すべての光
源ユニットの半導体レーザ光源の発振周波数がファブリ
・ペロ・エタロン共振器3の透過率の目標値Bに安定化
されることとなる。
【0042】以上のように、本実施形態によれば、光切
替器1を用いて光源ユニットを順次切替えることによ
り、一つの小型のファブリ・ペロ・エタロン共振器3を
用いて複数の光源ユニットの半導体レーザ光源の発振周
波数を検出し、各光源ユニットの半導体レーザ光源の発
振周波数をファブリ・ペロ・エタロン共振器3の各共振
周波数に対して安定化することができる。また、光切替
器1で選択された信号光は、いずれの光源ユニットから
のものであるかによらず、常にファブリ・ペロ・エタロ
ン共振器3の単一光路を通過するため、上述した光路の
ずれに起因するファブリ・ペロ・エタロン共振器の共振
周波数のずれも発生しない。
【0043】さて、本実施形態において、半導体レーザ
光源の発振周波数の目標値に対し、図3に示すファブリ
・ペロ・エタロン共振器の透過率の最大点Fに対応した
周波数が一致していないが、これは以下の理由によるも
のである。
【0044】まず、仮に半導体レーザ光源の発振周波数
の目標値に対し、図3に示す透過率の最大点Fに対応し
た周波数が一致するような透過特性をファブリ・ペロ・
エタロン共振器が有していたとする。また、当初、半導
体レーザ光源の発振周波数がこの最大点Fに対応した周
波数と一致していたとする。この状態において、何等か
の理由で半導体レーザ光源の発振周波数が変動し、ファ
ブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率が下がったとする
と、ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率が最大点
Fとなるように、半導体レーザ光源の発振周波数を変化
させなければならない。
【0045】しかし、現在の半導体レーザ光源の発振周
波数がファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率Gに対
応した周波数なのか透過率Hに対応した周波数なのかが
不明であるため、いずれの周波数であるかを判断すべく
以下のような面倒な処理が必要になる。
【0046】a.半導体レーザ光源の発振周波数を変化
させることにより、ファブリ・ペロ・エタロン共振器の
透過率の変化が正方向になるか負方向になるかを測定す
る。 b.ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率の変化が
正方向ならば透過率Gの周波数で半導体レーザ光源が発
振していると判断する。 c.ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率の変化が
負方向ならば透過率Hの周波数で半導体レーザ光源が発
振していると判断する。
【0047】しかしながら、このように半導体レーザ光
源の発振周波数を変化させたのでは、半導体レーザ光源
の発振周波数を安定化するという目的の達成を却って妨
げることになってしまう。
【0048】また、ファブリ・ペロ・エタロン共振器の
透過率の最大点F付近では、単位周波数当りの透過率の
変化量が少ないため光源ユニットの発振周波数変動の検
出感度が低くなる。
【0049】そこで、本実施形態においては、半導体レ
ーザ光源の発振周波数の目標値に対し、図3に示す透過
率の最大点Fに対応した周波数ではなく、図3に示す透
過率Bに対応した周波数が一致するような透過特性を有
するファブリ・ペロ・エタロン共振器を使用し、この透
過率Bを透過率の目標値として半導体レーザ光源の発振
周波数の安定化を行うようにしたのである。すなわち、
このようにしたことにより、透過率が目標値Bよりも減
少した場合には半導体レーザ光源の発振周波数が目標値
よりも低くなっており、透過率が目標値Bよりも増加し
た場合には半導体レーザ光源の発振周波数が目標値より
も高くなっていることとなり、透過率の増減方向により
発振周波数の増減方向が一義的に定まることとなる。従
って、半導体レーザ光源の発振周波数を不要に操作する
ことなく目標値に安定化することができるのである。ま
た、透過率の目標値を図3に示す目標値Bとしたため、
半導体レーザ光源の発振周波数を高感度に検出できる。
【0050】本実施形態において、光切替器1の入力の
一つには、光入力端10がある。これは、ファブリ・ペ
ロ・エタロン共振器の共振周波数の確度が使用目的に対
して不足していた場合、外部より周波数参照のための信
号光を入力してファブリ・ペロ・エタロン共振器を較正
する処理を行う際に用いられる。ここで、図1を参照
し、この光入力端10を用いて行うファブリ・ペロ・エ
タロン共振器の較正処理について説明する。
【0051】まず、光入力端10には、周波数が既知で
ある信号光を入力する。制御回路7は、光切替器1を操
作し、光入力端10からの信号光を光分岐器2を通して
ファブリ・ペロ・エタロン共振器3に入力する。次いで
制御回路7は、除算器6の出力より光入力端10の入力
信号光の周波数に対するファブリ・ペロ・エタロン共振
器3の透過率を求める。制御回路7は換算表または計算
により、信号光の周波数よりファブリ・ペロ・エタロン
共振器3の透過率の目標値を求める。
【0052】制御回路7は、透過率と目標値が等しくな
るように温度制御回路8を調節する。以上の操作を繰り
返すことによりファブリ・ペロ・エタロン共振器3の共
振周波数を光入力端10に入力した信号光の周波数に安
定化することができる。光入力端10に入力した信号光
の周波数に安定化したファブリ・ペロ・エタロン共振器
3を用いてすべての光源ユニットの半導体レーザ光源の
発振周波数を安定化することで、各光源ユニットの出力
光の周波数を光入力端10に入力した信号光の光周波数
を基にして周波数安定化できる。
【0053】B.第2実施形態 次に図2を参照しこの発明の第2実施形態について説明
する。本実施形態は、周波数安定化光源を従属接続して
周波数多重光通信用の搬送波光源を実現したものであ
る。図2において、周波数安定化光源21および23
は、図1の装置と同じ構成である。図2の周波数安定化
光源21と23は、図1の光源ユニットを15個備えて
いる。
【0054】各光源ユニットの出力光の周波数は、19
3THz帯で各光源ユニットの発振周波数の初期値は、
ほぼ10GHz間隔になるように調節されている。これ
は、ファブリ・ペロ・エタロン共振器3の共振周波数間
隔が10GHzのものを用いるためである。
【0055】各光源ユニット内の温度制御回路は恒温槽
の温度を1/1000℃単位で調節できる。従って、こ
の各光源ユニット内の温度制御回路の温度調節により、
半導体レーザ光源の発振周波数を約12MHz単位で調
節することができる。
【0056】また、各光源ユニット内の電流制御回路
は、半導体レーザ光源の駆動電流を0.2nA単位で調
節できる。従って、この各光源ユニット内の電流制御回
路の電流調節により、半導体レーザ光源の発振周波数を
約0.5MHz単位で調節することができる。
【0057】光切替器1は、機械的に光路を切替える方
式のものであり、16チャンネルの光入力から一つの信
号光を選択して出力するものである。光切替器1の通過
損失は、チャンネル間の通過損失のばらつきを含んで3
dB以内である。制御回路7が光切替器1を隣接チャン
ネルへ切り替え、除算器6より光切換器1が選択した信
号光の光周波数に対する除算値を取得するまでの時間
は、0.1秒である。光切替器1が16チャンネルすべ
てを掃引して基点に戻るまでに2秒を要する。よって各
光源ユニットは2秒間隔で周波数安定化のための制御を
受ける。
【0058】ファブリ・ペロ・エタロン共振器3の共振
周波数を安定化する温度制御回路8は、恒温槽9の温度
を1/10000℃単位で調節することができる。温度
制御回路8は、恒温槽9の温度を使用温度範囲において
短期温度安定度を、5/10000℃以下に保つことが
できる。除算器6から出力される除算値は、透過率換算
で0.03%の分解能を持っている。これはファブリ・
ペロ・エタロン共振器3に入射する信号光の周波数に換
算して0.5MHzになる。
【0059】このような性能を持った部品で構成する周
波数安定化光源21および23は、単独で動作させるこ
とができる。単独で動作させた場合は、発振周波数較正
後、一ヶ月以内であれば±500MHz以内の周波数確
度を有する。各光源ユニットの発振周波数間隔は10G
Hz±50MHz以内を保つことができる。
【0060】周波数基準光源20は発振周波数が既知な
信号光を出力できる。周波数基準光源20の出力は、周
波数安定化光源21の光入力端22に入力する。周波数
安定化光源21は、光入力22に入力した周波数基準光
源20の出力光の周波数により周波数安定化光源21に
内蔵されたファブリ・ペロ・エタロン共振器の共振周波
数を較正する。周波数安定化光源21を周波数基準光源
20の出力光で較正することにより、周波数安定化光源
21の周波数確度は、周波数基準光源20の出力光の周
波数確度をのぞいて±100MHz以内にすることがで
きる。各光源ユニットの発振周波数間隔の確度は±50
MHz以内で変らない。
【0061】周波数安定化光源21の光源ユニットの中
で周波数安定化光源23の各光源ユニットが発振する周
波数に一番近い光出力を、光分岐器25で分岐し周波数
安定化光源23の光入力24に入力する。周波数安定化
光源23は、光入力24に入力した周波数安定化光源2
1の出力光の周波数により周波数安定化光源23に内蔵
されたファブリ・ペロ・エタロン共振器の共振周波数を
較正する。
【0062】周波数安定化光源23を周波数安定化光源
21の出力光で較正することにより、周波数安定化光源
23の周波数確度は、周波数基準光源20の出力光の周
波数確度をのぞいて±40MHz以内にすることができ
る。周波数安定化光源23に内蔵された各光源ユニット
の発振周波数間隔の確度は±50MHz以内である。周
波数安定化光源21の各光源ユニットと周波数安定化光
源23の各光源ユニットとの周波数間隔は10GHzの
整数倍になるが、その誤差は、±100MHz以内にな
る。
【0063】本実施形態の周波数安定化光源21および
23のように、周波数安定化光源を従属接続することに
より一定周波数間隔に管理された複数の出力光を発生さ
せることができる。また、このように従属接続すること
で、少ない従属接続数で一定周波数間隔に管理された多
数の出力光を発生させることができる。
【0064】図2の実施形態の周波数安定化光源21お
よび23の各光源ユニットの発振周波数を測定できる場
合には、制御回路内に予め保持している図3のファブリ
・ペロ・エタロン共振器3の透過率の目標値Bを光源ユ
ニットごとに補正することで、より周波数確度の高い光
出力を提供できる。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、複数の半導体レーザ
光源を使用して一定周波数間隔の複数のレーザ出力光を
発生する周波数安定化光源において、個々の半導体レー
ザ光源の発振周波数自体を厳密に管理しなくても、各半
導体レーザ光源の出力光の周波数を一定周波数間隔また
は一定周波数の整数倍の間隔となるように安定化するこ
とができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態によるの周波数安定化
光源の構成図である。
【図2】この発明の第2実施形態である周波数多重通信
用光源の例である。
【図3】ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過率の周
波数特性である。
【図4】従来技術を用いた周波数多重光通信用送信装置
の例である。
【符号の説明】
1 光切替器 2 光分岐器 3 ファブリ・ペロ・エタロン共振器 4 受光素子 5 受光素子 6 除算器 7 制御回路 8 温度制御回路 9 恒温槽 10 光入力端 11 光出力端 12 光出力端 13 光出力端 100 光源ユニット 101 温度制御回路 102 電流制御回路 103 恒温槽 104 半導体レーザ光源 105 光分岐器 200 光源ユニット 201 温度制御回路 202 電流制御回路 203 恒温槽 204 半導体レーザ光源 205 光分岐器 300 光源ユニット

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体レーザ光源の温度および駆動電流
    を制御することにより出力光の周波数の調節が可能な複
    数の光源ユニットと、 前記複数の光源ユニットのうち一の光源ユニットの出力
    光を選択する光切替器と、 第1の受光素子と、 ファブリ・ペロ・エタロン共振器と、 前記光切替器によって選択された出力光を分岐し、前記
    第1の受光素子および前記ファブリ・ペロ・エタロン共
    振器に供給する光分岐器と、 前記ファブリ・ペロ・エタロン共振器の透過光を受光す
    る第2の受光素子と、 前記第1の受光素子、ファブリ・ペロ・エタロン共振
    器、光分岐器および第2の受光素子を一定温度に保つ手
    段と、 前記第1および第2の受光素子の各出力信号の除算を行
    う除算器と、 前記光切替器を介して光源ユニットの出力光を選択し、
    この選択された光源ユニットの出力光が前記ファブリ・
    ペロ・エタロン共振器を透過することにより前記除算器
    から得られる除算結果に基づき、当該光源ユニットの半
    導体レーザ光源の温度および駆動電流を調節することに
    より当該光源ユニットの出力光の周波数を当該光源ユニ
    ットに対応して定められた目標周波数に安定化させる制
    御手段とを具備することを特徴とする周波数安定化光
    源。
  2. 【請求項2】 前記目標周波数が前記ファブリ・ペロ・
    エタロン共振器の透過率が極大となる共振周波数の近傍
    の周波数であることを特徴とする請求項1記載の周波数
    安定化光源。
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