JPH0613983A - 光源周波数安定化方法 - Google Patents

光源周波数安定化方法

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JPH0613983A
JPH0613983A JP4170488A JP17048892A JPH0613983A JP H0613983 A JPH0613983 A JP H0613983A JP 4170488 A JP4170488 A JP 4170488A JP 17048892 A JP17048892 A JP 17048892A JP H0613983 A JPH0613983 A JP H0613983A
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和恵 大塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の光源を有する光周波数多重化装置の光
源周波数安定化方法に関し、経済的に複数の光源の出力
光の光周波数の安定化を図る。 【構成】 複数の光源1−1〜1−nの出力光を伝送情
報により変調し、光カプラ5により多重化して送出する
光周波数多重化装置に於いて、絶対基準となる光周波数
の基準光源2と、ファブリ・ペロー干渉計等の光干渉計
3とを設け、基準光源2の出力光の光周波数と、光干渉
計3の透過フリンジの一つとが一致するように光干渉計
3を校正し、且つ基準光源2の出力光の光周波数と、被
調整光源の出力光の光周波数とを一致させた後、この被
調整光源の出力光の光周波数を掃引し、その出力光を光
スイッチ又は光カプラ6を介して光干渉計3に入射し、
透過フリンジ数を計数し、所望の光周波数となるように
被調整光源を制御部4により制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の光源を有する光
周波数多重化装置の光源周波数安定化方法に関する。光
通信システムに於いては、伝送容量を増大する為に光周
波数多重化伝送方式が推進されている。この光周波数多
重化伝送方式に於いては、それぞれ異なる光周波数の半
導体レーザー等の光源を設け、それぞれの出力光を強度
変調又は位相変調して多重化するものであり、各光源の
光周波数を安定化することが必要である。
【0002】従来の光周波数安定化手段として、例え
ば、コヒーレント方式に於いては、図4に示すように、
半導体レーザー等の光源を含む送信部41から位相変調
された出力光を光伝送路42に送出すると共に、出力光
の一部を分岐して光周波数弁別部43に入射し、弁別出
力光をホトダイオード等の受光部44に入射し、受光出
力信号を制御部45に加えて、送信部41の光源を制御
部45により制御し、光源の光周波数を安定化する。
【0003】又受信側では、局部発振レーザー47から
の局部発振光と、光伝送路42を介して受信した受信光
とを光混合部46により混合し、受光部48により受光
するヘテロダイン検波が行われて、中間周波信号とな
り、この中間周波信号の周波数が所定の周波数となるよ
うに、周波数弁別部49により弁別して、局部発振レー
ザー47の光周波数を制御し、受信側の光源の光周波数
を安定化する。
【0004】光周波数弁別部43としては、例えば、フ
ァブリ・ペロー干渉計の透過特性の傾斜部分を利用した
構成等が知られており、受光部44の出力信号が常に最
大となるように、制御部45により送信部41の光源の
光周波数を制御することになる。この光源が半導体レー
ザーの場合、温度制御やバイアス電流制御によって光周
波数を制御することができる。例えば、温度上昇により
光周波数が低下する傾向の周波数温度特性を有する場合
が一般的であるから、この温度をペルチェ素子により制
御することにより、光源の光周波数を安定化することが
できる。
【0005】又光周波数多重装置に於いては、光周波数
の異なる光源を複数設けることになり、各光源の出力光
の光周波数をファブリ・ペロー干渉計のそれぞれ異なる
透過フリンジに一致させるように、各光源の出力光の光
周波数を制御して、光源の光周波数間隔を安定化する手
段が知られている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】従来例の図4に示す
構成に於いては、光周波数弁別部43と制御部45との
特性が変化しなければ、送信部41の光源の光周波数を
予め設定した値に安定化させることができるが、光周波
数弁別部43の特性に経時変化が生じると、光源の光周
波数を初期設定時の値に維持できないことになる。特
に、光周波数多重装置に於いては、複数の光源の光周波
数の間隔がずれることにより、受信側では正確に受信で
きないことになる。
【0007】又複数の光源をファブリ・ペロー干渉計に
より光周波数間隔が一定となるように制御する従来例に
於いては、各光源の光周波数の間隔を一定に維持できる
が、ファブリ・ペロー干渉計の経時変化により透過光周
波数スペクトルが所定位置からずれることがあり、その
場合には、受信側でチャネル識別が困難となる問題があ
る。又複数の光源の中の一つの光出力を停止させた場合
に、この光源がその光源の光周波数に引込まれる問題が
あった。本発明は、絶対基準となる光源の光周波数を基
準として、他の光源の光周波数を安定化することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の光周波数安定化
方法は、図1を参照して説明すると、光周波数が相互に
異なる複数の光源1−1〜1−nの直接変調又は間接変
調による光信号を光カプラ5により多重化して送出する
光周波数多重化装置の光源周波数安定化方法に於いて、
絶対基準となる光周波数の基準光源2と、光干渉計3と
を設け、基準光源2の出力光の光周波数と、光干渉計3
の透過フリンジの一つとを一致するように光干渉計3を
校正した後、複数の光源1−1〜1−nの出力光の光周
波数を光干渉計3のそれぞれ異なる透過フリンジに一致
するように、複数の光源1−1〜1−nを、制御部4に
よって制御するものである。複数の光源1−1〜1−n
の出力光は、光スイッチ又は光カプラ6を介して光干渉
計3に入射される。
【0009】又基準光源2の出力光を変調して光干渉計
3に入射し、光干渉計3の透過変調光を検出して、基準
光源2の出力光の光周波数と光干渉計3の透過フリンジ
の一つとを一致させるように光干渉計3を校正する。
【0010】基準光源2の出力光の光周波数に、光干渉
計3の透過フリンジの一つを一致させて基準透過フリン
ジとするように校正し、且つ複数の光源1−1〜1−n
の中の被調整光源の出力光の光周波数を基準透過フリン
ジに一致するように調整した後、被調整光源の出力光の
光周波数を掃引して、光干渉計3の基準透過フリンジか
らの透過フリンジ数を計数し、所定の光周波数と一致す
る透過フリンジに相当する光周波数に調整して、光周波
数制御パラメータを固定する。
【0011】又基準光源2の出力光と被調整光源の出力
光との光パワーの差又は何れか一方の変調により、光干
渉計3の透過光が、基準光源2の出力光であるから被調
整光源の出力光であるかを区別して検出する。
【0012】
【作用】絶対基準となる光周波数の基準光源2は、例え
ば、原子,分子の吸収線を利用して安定化した光源を用
いることができる。この基準光源2の出力光の光周波数
に、ファブリ・ペロー干渉計等の光干渉計3の透過フリ
ンジの一つを一致させるように光干渉計3を校正する。
それにより、光干渉計3の他の透過フリンジは、基準透
過フリンジからそれぞれ所定の光周波数間隔を示すもの
となり、複数の光源1−1〜1−nの出力光の光周波数
を、それぞれ異なる透過フリンジに一致するように、光
干渉計3の透過光を検出して制御部4により制御する。
従って、複数の光源1−1〜1−nの出力光の光周波数
は、基準光源2の出力光の光周波数を基準として設定さ
れることになり、これを定期的或いは任意の時点で行う
ことにより、光干渉計3の経時変化による問題も解消
し、又他の動作停止中の光源の出力光の光周波数の位置
に、動作中の光源の出力光の光周波数が引込まれること
を防止できる。
【0013】又基準光源2の出力光を変調して光干渉計
3に入射し、光干渉計3の透過変調光を制御部4により
検出することにより、他の光源から光干渉計3に出力光
が入射された場合でも、基準光源2の出力光を区別して
検出することができるから、基準光源2の出力光の光周
波数に、光干渉計3の透過フリンジの一つを一致させる
ことが容易となる。
【0014】又光干渉計3の透過フリンジの一つを、基
準光源2の出力光の光周波数に一致させるように校正
し、この基準透過フリンジに被調整光源の出力光の光周
波数を一致させるように、被調整光源を制御し、次に、
被調整光源の出力光の光周波数を掃引するように制御す
る。それにより、被調整光源の出力光が光干渉計3の透
過フリンジの間隔毎に透過することになるから、基準透
過フリンジからの透過フリンジ数を計数し、所望の光周
波数に相当する透過フリンジ数の時に、被調整光源のバ
イアス電流や温度等の光周波数制御パラメータを固定す
る。従って、基準光源2の出力光の光周波数を基準とし
て、光干渉計3の透過フリンジ間隔毎に光源1−1〜1
−nの出力光の光周波数を調整することができる。
【0015】又基準光源2と被調整光源との出力光の光
パワーの差を基に、光干渉計3の透過光を区別すること
ができる。又一方の出力光を無変調、他方の出力光を変
調光とすることによっても、光干渉計3の透過光を区別
することができる。従って、基準光源2の出力光を被調
整光源の出力光と区別して検出することができる。
【0016】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成説明図であり、
11−1〜11−nは強度変調や位相変調等の手段も含
む光源、12は基準光源、13はファブリ・ペロー干渉
計等の光干渉計、14−1〜14−nは光分岐器、15
は光カプラ、16は光スイッチ、17,18は光分岐
器、19は光カプラ、20は受光器、21はローパスフ
ィルタ、22,23は受光器、24は駆動部、25は光
源制御部、26は光干渉計制御部である。
【0017】基準光源12は、例えば、気体吸収線を光
周波数標準として制御した構成を有するもので、1.5
μm帯のInGaAsPレーザーに対して、NH3 の吸
収線の1.5196μmを用いて絶対基準となる光周波
数の基準光源を構成することができる。複数の光源11
−1〜11−nの総てに対して、このような安定化構成
を付加することも考えられるが、装置全体が非常に高価
なものとなり、実現困難である。従って、基準光源12
のみを絶対基準の光周波数を出力できる構成とする。
【0018】又光源11−1〜11−nは、例えば、D
FBレーザー及び直接変調或いは間接変調手段を含む構
成を有し、DFBレーザーのバイアス電流又はペルチェ
素子等による温度を制御することにより、出力光の光周
波数を制御することができるものであり、各光源11−
1〜11−nの出力光が伝送情報により変調されている
場合、光カプラ15により光周波数多重化されて、光伝
送路に送出される。即ち、変調機能を含む光源11−1
〜11−nと光カプラ15とにより、光周波数多重化装
置が構成される。なお、光源11−1〜11−nの出力
光の光周波数が設定される前は、光カプラ15に入射さ
れないように、光カプラ15と各光分岐器14−1〜1
4−nとの間に、光スイッチを設けることもできる。
【0019】基準光源12の出力光は、光分岐器18に
より分岐され、その一方は光干渉計13に、他方は光カ
プラ19にそれぞれ入射される。又光干渉計13を透過
した基準光源12の出力光は、受光器23により電気信
号に変換されて光干渉計制御部26に入力される。光干
渉計13は、駆動部24によりミラーの位置の調整或い
は温度の調整によって透過光周波数を制御できるもので
あり、従って、光干渉計13を透過した基準光源12の
出力光を検出する受光器23の出力信号が最大となるよ
うに、光干渉計制御部26により駆動部24を制御し
て、光干渉計13の透過光周波数の一つを基準光源12
の出力光の光周波数に一致させるように校正する。それ
によって、光干渉計13は、絶対基準の光周波数により
校正されたことになる。
【0020】又光スイッチ16により光源11−1〜1
1−nの中の被調整光源の出力光を選択するものであ
り、被調整光源の出力光と基準光源12の出力光とは、
光カプラ19により混合されて受光器20に入射され
る。従って、受光器20の出力信号には、被調整光源の
出力光と基準光源12の出力光との光周波数の差に対応
したビート周波数成分が含まれることになり、このビー
ト周波数成分をローパスフィルタ21を介して光源制御
部25に入力する。
【0021】光源制御部25は、ビート周波数が零とな
るように、被調整光源のバイアス電流或いは温度を制御
して、その出力光の光周波数を制御する。それによっ
て、被調整光源の出力光の光周波数を、基準光源12の
出力光の光周波数に一致させることができる。従って、
光スイッチ16により順次光源11−1〜11−nを選
択することにより、各光源11−1〜11−nの出力光
の光周波数を、基準光源12の出力光の光周波数に一致
させることができる。
【0022】次に、光スイッチ16により選択した被調
整光源を光源制御部25から制御して、その出力光の光
周波数を掃引する。被調整光源の出力光は、光スイッチ
16により選択されて光分岐器17に入射され、この光
分岐器17により分岐されて光干渉計13に入射され
る。この光干渉計13の透過光周波数の一つが基準光源
12の出力光の光周波数に一致するように校正されてい
るから、被調整光源の所望の光周波数をfx 、基準光源
12の出力光の光周波数をf0 、校正された光干渉計1
3の透過光周波数間隔をdとすると、fx =f0 +m・
dを満足する透過フリンジ数mを定めれば、光周波数の
掃引による受光器22の出力信号を光源制御部25に於
いてカウントし、カウント内容がmとなった時に光周波
数の掃引を停止し、その時の光周波数制御パラメータを
固定することになる。それにより、被調整光源の出力光
の光周波数は、基準光源12の出力光の光周波数を基準
として設定されるから、正確な光周波数を維持すること
ができる。
【0023】図3は本発明の実施例の安定化手順説明図
であり、横軸は光周波数を示し、初期状態に於いては、
光干渉計13の透過光周波数は(a)、基準光源12の
出力光の光周波数は(b)、被調整光源の出力光の光周
波数は(c)の太線で示す状態であるとすると、先ず、
基準光源12の出力光が光分岐器18を介して光干渉計
13に入射され、透過光が受光器23により電気信号に
変換され、この受光器23の出力信号が最大となるよう
に、光干渉計制御部26は駆動部24を制御して、光干
渉計13のミラーの位置や温度を調整する。それによ
り、光干渉計13の透過光周波数の一つが、(a)の点
線で示すように、基準光源12の出力光の光周波数に一
致する校正が行われる。即ち、光干渉計13の透過光周
波数と、基準光源12の出力光の光周波数とは、
(d),(e)に示す関係となる。
【0024】又被調整光源の出力光と基準光源12の出
力光とを光カプラ19により混合して、受光器20の出
力信号に含まれるビート周波数成分をローパスフィルタ
21を介して光源制御部25に入力し、基準光源12の
出力光の光周波数と、被調整光源の出力光の光周波数と
が一致するように、被調整光源の出力光の光周波数を制
御するもので、(c)の太線から細線に示すように、被
調整光源の出力光の光周波数が調整される。
【0025】次に、被調整光源の出力光の光周波数を掃
引する。例えば、前述のfx =f0+m・dのmを3と
した場合、(f)に示すように、光干渉計13の透過フ
リンジをカウントし、カウント内容が3となった時に光
周波数の掃引を停止すると、細線から太線の所定周波数
の位置に被調整光源の出力光の光周波数を設定すること
ができる。そして、光周波数の掃引を停止した時の光周
波数制御パラメータの温度或いはバイアス電流を固定す
る。従って、被調整光源の出力光の光周波数は、基準光
源12の出力光の光周波数を基準として設定されたもの
となる。
【0026】前述の操作を全光源11−1〜11−nに
対して施すことにより、各光源11−1〜11−nの出
力光の光周波数を、基準光源12の出力光の光周波数を
基準とし、且つ光干渉計13の透過フリンジ間隔で設定
することができる。前述のような設定が終了した後は、
光源11−1〜11−nから伝送情報により変調された
出力光を光カプラ15により光周波数多重化して、光伝
送路に送出することになる。
【0027】又光通信の運用中に於いては、光干渉計1
3の透過光周波数の変化は僅かであるが、定期的又は任
意の時点或いは連続的に、基準光源12の出力光の光周
波数により光干渉計13を校正し、光スイッチ16によ
り選択した被調整光源の出力光を光干渉計13に入射し
て、被調整光源の経時変化による光周波数の変化を、光
源制御部25によって補正することができる。従って、
1個の絶対基準の光周波数の基準光源12を基に、多数
の光源11−1〜11−nの出力光の光周波数を所望の
値に安定化することができる。
【0028】光源11−1〜11−nの出力光の光周波
数を、一旦基準光源12の出力光の光周波数に一致させ
てから、所望の光周波数に調整するものであるが、その
場合に、各光源11−1〜11−n毎に、基準光源12
の出力光の光周波数に一致させた後、所望の光周波数に
調整するか、又は全光源11−1〜11−nを総て基準
光源12の出力光の光周波数に一致させた後、順次各光
源11−1〜11−nを所望の光周波数に調整すること
ができる。
【0029】又基準光源12の出力光を図示を省略した
変調器により変調して光干渉計13に入射することによ
って、他の光源からの出力光が光干渉計13に入射され
た場合に、その出力光と区別して光干渉計13を透過し
た基準光源12の出力光を検出することができる。それ
により、光干渉計13の校正時に於ける光干渉計制御部
26の処理が容易となる。
【0030】又基準光源12の出力光の光パワーを、被
調整光源の出力光の光パワーより大きく或いは小さく
し、光パワーの差に基づいて、光干渉計13の透過光を
区別して検出することができる。又被調整光源の出力光
を変調し、基準光源12の出力光を無変調とすることに
より、光干渉計13の透過光を受光器22により電気信
号に変換し、変調方式に対応して同期検波することによ
り、被調整光源の出力光と基準光源12の出力光とを区
別して検出することもできる。この場合は、光スイッチ
16の代わりに光カプラを用いて、被調整光源の出力光
のみ変調し、他の光源の出力光を無変調とすることによ
って、被調整光源の出力光と他の光源の出力光とを区別
して、光干渉計13の透過光を検出することができる。
又光源制御部25及び光干渉計制御部26を、プログラ
ム制御のマイクロプロセッサ等により構成して、自動的
に、光干渉計13の校正及び光源11−1〜11−nを
それぞれ所望の光周波数の出力光となるように制御する
こともできる。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、絶対基
準となる光周波数の基準光源2と、光干渉計3とを設
け、この光干渉計3の透過フリンジの一つが基準光源2
の出力光の光周波数に一致するように光干渉計3を校正
した後、複数の光源1−1〜1−nの出力光の光周波数
を、光干渉計3のそれぞれ異なる透過フリンジに一致す
るように制御するもので、絶対基準となる光周波数の基
準光源2は1個で済むことになり、且つ光干渉計3によ
り複数の光源1−1〜1−nの出力光の光周波数間隔を
正確に維持し、定期的或いは任意の時点で各光源1−1
〜1−nの出力光の光周波数を修正することにより、光
周波数多重化装置の光源の安定化を図ることができる利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例の構成説明図である。
【図3】本発明の実施例の安定化手順説明図である。
【図4】従来例の要部説明図である。
【符号の説明】
1−1〜1−n 光源 2 基準光源 3 光干渉計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04J 14/02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光周波数が相互に異なる複数の光源(1
    −1〜1−n)の直接変調又は間接変調による光信号を
    多重化して送出する光周波数多重化装置の光源周波数安
    定化方法に於いて、 絶対基準となる光周波数の基準光源(2)と、光干渉計
    (3)とを設け、前記基準光源(2)の出力光の光周波
    数と、前記光干渉計(3)の透過フリンジの一つとを一
    致するように前記光干渉計(3)を校正した後、前記複
    数の光源(1−1〜1−n)の出力光の光周波数を前記
    光干渉計(3)のそれぞれ異なる透過フリンジに一致す
    るように、前記複数の光源(1−1〜1−n)を制御す
    ることを特徴とする光源周波数安定化方法。
  2. 【請求項2】 前記基準光源(2)の出力光を変調して
    前記光干渉計(3)に入射し、該光干渉計(3)の透過
    変調光を検出して、前記基準光源(2)の出力光の光周
    波数と前記光干渉計(3)の透過フリンジの一つとを一
    致させるように校正することを特徴とする請求項1記載
    の光源周波数安定化方法。
  3. 【請求項3】 前記基準光源(2)の出力光の光周波数
    に、前記光干渉計(3)の透過フリンジの一つを一致さ
    せて基準透過フリンジとするように校正し、且つ前記複
    数の光源(1−1〜1−n)の中の被調整光源の出力光
    の光周波数を、前記基準透過フリンジに一致するように
    調整した後、該被調整光源の出力光の光周波数を掃引し
    て、前記光干渉計(3)の基準透過フリンジからの透過
    フリンジ数を計数し、所定の光周波数と一致する透過フ
    リンジに相当する光周波数に調整して、光周波数制御パ
    ラメータを固定することを特徴とする請求項1記載の光
    源周波数安定化方法。
  4. 【請求項4】 前記基準光源(2)の出力光と前記被調
    整光源の出力光との光パワーの差又は何れか一方の変調
    により、前記光干渉計(3)の透過光が前記基準光源
    (2)の出力光であるか又は前記被調整光源の出力光で
    あるかを区別して検出することを特徴とする請求項1記
    載の光源周波数安定化方法。
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