JPH09298371A - 電子機器装置 - Google Patents

電子機器装置

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JPH09298371A
JPH09298371A JP11140796A JP11140796A JPH09298371A JP H09298371 A JPH09298371 A JP H09298371A JP 11140796 A JP11140796 A JP 11140796A JP 11140796 A JP11140796 A JP 11140796A JP H09298371 A JPH09298371 A JP H09298371A
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cable
housing
electronic device
cover
block
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Application number
JP11140796A
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English (en)
Inventor
Susumu Miyagawa
享 宮川
Yasushi Kimura
靖 木村
Katsumi Murakami
克己 村上
Yoshifumi Fukuda
佳史 福田
Tamotsu Oi
有 大井
Yasuhito Kitajima
保仁 北島
Tomoyuki Hongo
知之 本郷
Ryuichi Katayama
隆一 片山
Toshihiko Senoo
俊彦 妹尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
Mitsubishi Electric Corp
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
Mitsubishi Electric Corp
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Hitachi Ltd, Mitsubishi Electric Corp, NEC Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子回路パッケージを内部に収容した複数の
筺体ブロックを積み上げることにより構成される電子機
器装置において、装置背面での作業スペースを不要と
し、設置スペースおよび作業スペースを小さくする。 【解決手段】電子機器装置は、電子回路パッケージ及び
電源パッケージ等を内部に収容した複数の筺体ブロック
3を積み上げることにより構成される。各筺体ブロック
は、パッケージを収容するユニット本体部39と、電子
回路パッケージに対して外部から接続される外部ケーブ
ル9を収容するケーブル収容部10とから構成され、該
ケーブル収容部を装置の片側の側部に集中配置し、ケー
ブル収納部10内に外部ケーブル9を接続するケーブル
中継コネクタ8を設けることにより、外部ケーブル9の
配線時に装置の背面での作業を不要とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路ユニット
を収容した筺体フレームを複数個積み重ねて、使用され
る電子機器装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電子機器装置として、実
開平5−69983号公報に開示された技術がある。こ
の開示技術は、底板の端部に一対の端部突出部を突出さ
せてこれらの端部突出部の間をケーブル配線口にし、天
井板の端部に一対の端部突出部を突出させてこれらの端
部突出部の間をケーブル配線口にし、左右の支持板を断
面コ字形状の板材で構成して、この支柱板の内部空間を
前記ケーブル配線口に連通してケーブル捜通空間を形成
して筺体ユニットを構成し、これらの筺体ユニットを積
み重ねて下の筺体ユニットの筺体ユニットの天井板と上
の筺体ユニットの底板とをねじで固着して電子機器筺体
構造を組み立てたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電子機器装置にあっては、ケーブル収容部は左右の
2ヶ所にあるため、左右に工事ケーブルの配線スペース
を必要とした。また、工事ケーブルの実装作業を装置の
背面で行うため、工事ケーブルの配線スペースと合わせ
て大きな設置スペースを必要とした。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するものであ
って、その目的とするところは、装置の工事ケーブルの
配線スペースを装置の右側面または左側面のどちらかの
1カ所のみで可能とし、また、右側面または左側面の工
事ケーブルの配線スペースも装置の設置スペースの環境
に合わせて右側面または左側面に自由に選択できる電子
機器装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電子機器装
置は、電子回路パッケージ及び電源パッケージ等を内部
に収容した複数の筺体ブロックを積み上げることにより
構成される電子機器装置であって、各筺体ブロックは、
前記パッケージを収容するユニット本体部と、前記電子
回路パッケージに対して外部から接続される外部ケーブ
ルを収容するケーブル収容部とから構成され、該ケーブ
ル収容部は、前記ユニット本体部の右側または左側に選
択的に設置できることを特徴とする。
【0006】前記ユニット本体部の右側または左側に選
択的に設置されるケーブル収容部内に着脱可能なケーブ
ル中継コネクタを有し、該中継コネクタを介して前記外
部ケーブルを前記電子回路パッケージに接続することが
好ましい。
【0007】このような構成により、外部ケーブルの接
続作業を装置の片側の側面のみで行うことが可能とな
る。その結果、装置設置のスペース条件によっては、例
えば、図15に示すように左面に壁のある場合はケーブ
ル収容部を装置の右側に設置し、図16に示すように右
面に壁のある場合はケーブル収容部を装置の左側に設置
することで、現地での対応が可能である。
【0008】最上部の筺体ブロックの上に載置されるト
ップカバーは、前記ケーブル収容部をユニット本体部の
右側または左側に設置した場合に対応して、前記最上部
の筺体ブロックのユニット本体部に対して、左右にずれ
た第1および第2の位置に選択的に着脱可能に構成する
ことが好ましい。これにより、ケーブル収納部の位置に
よらず、同一のトップカバーを用いることができる。
【0009】前記トップカバーを左右にずれた第1およ
び第2の位置に選択的に着脱可能とするためには、例え
ば、前記各筺体ブロックの上面側にブロック間結合用の
ピン穴を設けるとともに、前記トップカバーの下面側
に、前記ブロック間結合用のピン穴の各々に対して選択
的に係合するブロック間結合用の1対のピンを前記第1
および第2の位置の間隔だけ左右にずらして設ける。
【0010】前記トップカバーの左右に、前記外部ケー
ブルが選択的に貫通する1対の開口部を有するととも
に、その一方の開口部に対して前記外部ケーブルを包囲
するためのケーブル巾着袋を、他方の開口部に対して開
口部カバーをそれぞれ交換可能に取り付けることが好ま
しい。これにより、ケーブル収納部の位置の変化に対処
することができる。また、ケーブル巾着袋を、導電性の
布で構成することにより、開口部から放射ノイズが漏れ
るのを防止することができる。
【0011】前記筺体ブロック毎に、その前面を被覆す
る表面カバーを有し、該表面カバーは、上下逆さにする
ことにより、前記ケーブル収容部を前記ユニット本体部
の左右に入れ換えても同じ表面カバーを利用可能とな
る。
【0012】前記ユニット本体部の、前記ケーブル収納
部が取り付けられる側と反対側の側部に着脱可能に取り
付けられるヒンジ部材を有し、該ヒンジ部材により前記
表面カバーが前記ユニット本体部に対して開閉可能に取
り付けられるようにしてもよい。そのためには、例え
ば、表面カバーに表面カバーヒンジピンを設けるととも
に、ユニット本体部にヒンジピン穴を設け、表面カバー
ヒンジピンをヒンジピン穴に挿入することで容易に着脱
ができる構造とする。表面カバーのヒンジと反対側は、
表面カバーに鍵を設けるとともに、ケーブル収容部に鍵
穴を設けて、両者を結合する構成としてもよい。ケーブ
ル収容部の位置を変更する場合は、ヒンジ部材の位置を
変更するとともに、表面カバーを上下逆転させる。
【0013】前記筺体ブロック毎に、その両側面を被覆
する1対の側面カバーと、前記ユニット本体部または前
記ケーブル収納部に対して選択的に着脱可能な側面カバ
ー取付用レールとを有してもよい。この場合、側面カバ
ーは、ケーブル収納部のある側では、ケーブル収納部に
対して取り付け、ケーブル収納部のない側では、ユニッ
ト本体部に対して取り付ける。
【0014】本発明による電子機器装置は、他の見地に
よれば、電子回路パッケージ及び電源パッケージ等を内
部に収容した複数の筺体ブロックを積み上げることによ
り構成される電子機器装置であって、各筺体ブロック
は、前記パッケージを収容するユニット本体部と、前記
電子回路パッケージに対して外部から接続される外部ケ
ーブルを収容するケーブル収容部とから構成され、該ケ
ーブル収容部を前記電子機器装置の片側の側部に集中配
置し、前記ケーブル収納部内に前記外部ケーブルを接続
するケーブル中継コネクタを設けることにより、前記外
部ケーブルの配線時に前記電子機器装置の背面での作業
を不要としたことを特徴とするものである。この構成に
よっても、前述と同様、外部ケーブルの接続作業を装置
の片側の側面のみで行うことが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態に係る電子
機器装置本体の斜視図、図2は、同電子機器装置の分解
斜視図である。
【0017】本実施の形態の電子機器装置は、電話交換
機と電話機との間に配置され、電話交換機の電気信号を
電気・光変換し、光ケーブルで本装置まで伝送された信
号を、本装置内で再度、光・電気変換する電子回路パッ
ケージを搭載するとともに、加入者回路パッケージを搭
載した加入者多重伝送装置である。本装置には、この
他、停電時のバックアップ用の蓄電池、100V電源か
ら必要な直流電圧を得るための電源装置を有している。
【0018】図1にその構成の例を示す示すように、ト
ップブロック2、ユニットブロック3を3段、および冷
却ファン,電源を供給する装置を搭載し吸気口41を有
するファンブロック4、装置の下部の筐体であり、本装
置を床に固定する金具51,キャスタ52,巾着袋53
を有するベースブロック5から構成されている。この装
置は、トップブロック(トップカバー)2およびベース
ブロック52を含めた、6段構成となっている。
【0019】各ブロックは積み上げ式に作られているた
め、ブロック毎に分解ができ、任意の段数とすることが
できる。また、1個ずつのブロック毎に輸送できるた
め、狭い場所への搬入および設置が容易にできる。さら
に、キャスタ52を有しているため、設置場所への移動
が容易である。
【0020】図1に示した構成の例は、ケーブルを装置
の右側に収容する場合を示す。ケーブルの出口は、キャ
ビネット(図1の全体)の上と下に用意されており、設
置場所によりケーブルの上部からの導入または下部から
の導入を選択できる。また、本装置は、床固定金具51
により、床にアンカボルトで固定できるようになってい
る。
【0021】なお、本明細書において用いる「右」およ
び「左」は、それぞれ、装置正面に向かって右および左
を意味する。
【0022】トップブロック2は、装置の上部筐体であ
り、上面左右2カ所に設けられた工事ケーブル導入口
(開口)26と、その一方に装着される巾着袋21と、
他方に装着される巾着袋カバー(開口カバー)22と、
前面に設けられた排気口23とを備えている。巾着袋2
1は、本図では、右側に実装してあるが、ネジ25で取
り外すことができ、やはり、ネジ25で取り外すことが
できる左側の巾着袋カバー22と入れ換えることにより
巾着袋21を左側に実装し、ケーブルを左側に収容する
事も可能である。巾着袋21は、好ましくは、導電性を
有する布で構成する。材質に導電性をもたせていること
およびバンド24で縛ることで、キャビネットの内部か
らの放射ノイズが漏れにくい構造となり、これによりE
MI対策をとっている。バンド24は、例えば面ファス
ナにより構成することにより、巾着袋21を容易に縛る
ことができると共に、ケーブルの実装本数が少ない場合
からフル実装の場合まで1本のバンド24で対応するこ
とができる。
【0023】キャビネットは、大別して、ケーブルを収
容する部分10と電子回路パッケージ等を収容する部分
により構成している。図2の例は、図1に対応し、ケー
ブル収容部10を右側に設置した実装例を示す。ケーブ
ル収容部10は、左側に実装することも可能である。
【0024】ユニットブロック3は、図2に示すよう
に、電子回路パッケージを搭載するユニット収容部(ユ
ニット本体部)39とその右側のケーブル収容部10か
ら構成され、ユニット表面カバー31、側面カバー3
2、を備えている。図2では、左側の側面カバー32は
図示省略している。
【0025】表面カバー31は、その左辺において、キ
ャビネット本体に取り付けられたヒンジ33に対して、
表面カバー31に実装してあるピン(図に記載なし)で
ピン穴310に固定される。表面カバー31の右側には
鍵34のついた構造になっていて、キャビネット本体に
取り付けられたプレート85の鍵穴86に対して着脱可
能に固定される。したがって、表面カバー32は、図2
の例では、右側から開閉する構造のものである。表面カ
バー31全体は、キャビネット本体に対する着脱が自在
にできる。例えば、左側にケーブル収納部10を設ける
場合には、表面カバー31のヒンジ部33をキャビネッ
ト本体の左側より右側に取り付け変更するとともに、プ
レート85を右側から左側に取り付け変更することによ
り、左側からの開閉が可能となる。左右の側面カバー3
2は、前面側より側面カバー取り付けレール87にスラ
イドして実装する。
【0026】また、ケーブル収容部10は、中継端子部
8を備えている。中継端子部8は、ユニット背面にある
接続端子につながる中継ケーブル82を、中継コネクタ
取付板83に固定した中継コネクタ81に接続するため
のものである。中継端子部8は、本図では、右側に設置
した例を示しているが、ケーブル収納部10が左側に設
けられる場合には、左側に設置される。
【0027】次に各ブロックの積み上げと連結の方法に
ついて説明する。図3は、ケーブル収容部10を右側に
設けた場合の、2つのユニットブロック3の積み上げの
構造を示す。
【0028】ユニットブロック3の下部背面部には、ブ
ロック結合ピン35を左右一個ずつ備えてあり、連結す
る相手のブロックにはピン穴36を有している。また、
ユニット前面部には、ブロック連結ネジ穴37を有し、
連結する相手のブロックにも同様のブロック連結ネジ穴
37を有してあり、ブロック連結ネジ38により両ユニ
ットを連結する。
【0029】ブロックの積み上げ方は、まず、上のブロ
ックを背面部を下げながら、背面部のブロック結合ピン
35を下のブロックのピン穴36に入れてから、降ろ
し、前面部の上のブロックブロック連結ネジ穴37と下
のブロックのブロック連結ネジ穴37を合わせるように
後ろにスライドさせる。ブロック連結ネジ穴37には、
ナットが固定されていて、ブロック連結ネジ38により
固定する。本図では、ケーブル収容部10を右側に実装
した例を示しているが、ケーブル実装部10を左側に実
装した場合も同様にブロックの積み上げおよび連結が可
能である。
【0030】次にトップブロック2の積み上げについて
説明する。
【0031】トップブロック2は、前述したように、装
置の上部筐体であり、工事ケーブル導入口26と巾着袋
21、巾着袋カバー22および排気口23を備えてい
る。図4に示すようにトップブロック2には、ブロック
連結ピン35a、bを左右それぞれ2個ずつ有してい
て、ブロック前面部のブロック連結ネジ穴37a,bも
左右それぞれ2個ずつ有している。ケーブル収容部10
を右に設置した場合は、左側のブロック連結ピン35b
と左側のブロック連結ネジ穴37bを使用して、トップ
ブロック2をユニットブロック3に連結する。その際、
まず、左側のブロック連結ピン35bをブロック連結穴
36に入れ、前面部のトップブロックの左側のブロック
連結穴37bと下のブロックのブロック連結穴と位置合
わせを行い、ブロック連結ネジ38で固定する。
【0032】図5に示すように、ケーブル収容部10を
左に設置する場合は、巾着袋21と巾着袋カバー22を
まず、入れ換える。次に、右側のブロック連結ピン35
aと右側のブロック連結ネジ穴37aを使用して、右側
のブロック連結ピン35aをブロック連結ネジ穴36に
入れ、前面部のトップブロックの右側のブロック連結穴
37aと下のブロックのブロック連結穴を位置合わせし
てブロック連結ネジ38で固定する。
【0033】次に、ケーブル収容部10の右側から左側
への入れ替えのために必要な表面カバー31も取り付け
の変更を行う。
【0034】図6に示すように、ユニットブロック3の
表面カバー31は、前述したように、表面カバー31の
一方の側部に実装してある表面カバーヒンジピン312
を、ユニットブロック3に実装してある表面カバーヒン
ジ33のヒンジピン穴310に挿入することで容易に着
脱ができる構造である。表面カバー31の反対側の側部
は、表面カバーの鍵34およびケーブル収容部10の鍵
穴86により固定される。
【0035】表面カバー31は、着脱が容易であり、ケ
ーブル収容部10の設置位置変更に応じて、上下を逆に
して用いる。例えば、ケーブル収納部10を右から左に
移動させた場合は、図7に示すように、ヒンジピン31
2が右に位置するように、表面カバー3を180度回転
させる。図6でユニット収容部3の左側に実装してあっ
た表面カバーヒンジ33は、ヒンジ固定ネジ313を外
して、ユニット収容部3の右側に取り付ける。ケーブル
収容部10を左側に取り付けると、それに伴って鍵穴8
6も左側に実装される。このため、表面カバー31は、
左側からの開閉ができる。当然ながら、表面カバー3の
鍵34は左側で固定する。
【0036】図17に示すように、プレート85は、ネ
ジにより、ユニット収容部39の右側または左側に選択
的に取り付けることができる。また、取り付けた後、そ
の反対側に変更できるように、着脱可能となっている。
プレート85を、ユニット収容部3の右側から左側にそ
の位置を変更する場合には、ネジを外して、プレート8
5の上下を逆にして反対側にネジで取り付ける。また、
それぞれプレート85と支柱88とを介して、側面カバ
ー取付レール87が、ネジ89によりユニット収納部3
9に取り付けられる。図17では、左側部を図示省略し
てあるが、それぞれの側部に、2本の側面カバー取付レ
ール87が平行に取り付けられる。この側面カバー取付
レール87には、図18に示すように側面カバー32が
装着される。側面カバー先端部811はU字形に曲がっ
ていて、側面カバー取付レール87も同様にU字形に曲
がっている。両U字形部分をかみ合わせるように、側面
カバー32を側面カバー取付レール87に対してスライ
ドさせて取付ける。
【0037】次に、ケーブル収容部10の詳細について
説明する。図8にケーブル収容部10を右側に実装した
例を示す。ケーブル収容部10は、中継コネクタ81、
中継ケーブル82、中継コネクタ取付板83により構成
される。さらに、工事にて実装される外線ケーブル(工
事ケーブル)9を取り付けた状態を示す。従来、外線ケ
ーブルは、装置の背面に実装していたが、本装置では、
側面ケーブル収容部10の中継コネクタ取付板83のコ
ネクタに接続される。この外線ケーブル9は、一旦、M
DFという配電盤を経由して、最終的には、電話機、F
AX器等に接続されるものである。
【0038】ケーブル収容部10を反対側に実装した例
を図9に示す。この図9の構成は、図8の構成と左右が
反転した関係にあることが分かる。
【0039】図19に詳細に示すように、中継コネクタ
取付板83は、ユニット収容部39に対してネジ81
2、813により固定金具84で上下で固定されてい
る。ケーブル収容部10を反対側に実装する場合には、
この固定金具84を外してユニット収容部39の反対側
に実装するとともに、プレート85もネジを外して、ユ
ニット収容部39の反対側に実装する。この際、プレー
ト85は、右側で前面に見えていた面が左側でもそのま
ま前面となるように、上下を逆にする。ユニット3内部
につながる中継ケーブル82は、反対側に実装した中継
コネクタ取付板83に取り付ける。外線ケーブル9も、
ユニット収容部39の左側に実装することで、ケーブル
の収容を反対側に入れ換えることができる。
【0040】図20に、中継ケーブル82の装置背面実
装状態を示す。従来装置は装置背面のバックボードにコ
ネクタを実装する方式であったが、本発明では、装置側
部に設けた中継コネクタ部8および中継ケーブル82を
用いることにより、装置背面へのアクセスが不要とな
り、前面アクセスが可能となった。この構成に伴い、中
継ケーブル82は左右のいずれの側にも引き出せるよう
な長さとしている。そのため、中継ケーブル82に余分
な長さが生じる。この余分な長さには、図示のように中
継ケーブル82を折り畳む余長処理が施される。この目
的のために、中継ケーブル82に使用するケーブルとし
ては柔軟性のあるものを用いる。装置背面では、ノイズ
対策用のコネクタを搭載しているため、図示のように、
コネクタ挿入エリアを確保した余長処理を行っている。
また、EMI対策のため、背面カバー(図示せず)と装
置背面の中継ケーブル82とが接触しないように配慮し
ている。
【0041】以上、説明したように、本装置は、装置の
一方の側面にケーブルをまとめて実装するスペースを有
していて、そのケーブルを実装するスペースを本装置の
右側と左側とに入れ換えて使用することができる。
【0042】図10に、図1の装置において、ケーブル
収容部を装置の左側に変更した例を示す。図の装置の外
観から、巾着袋21,53、巾着袋カバー22、表面カ
バー31の左右が逆転していることが分かる。いずれの
場合も、ベースブロック5の床固定金具51およびキャ
スタ52の位置は、電子機器装置の中心からずれている
が、実用上、支障はない。
【0043】比較対照のために、図11に、従来の装置
の平面図を示す。この装置では、装置背面のユニットブ
ロック背面314に外線ケーブル9を実装するスペース
が必要であった。このため、図12に示すように装置の
背面に作業スペース6が必要であった。
【0044】一方、図13に示すように本実施の形態に
よる電子機器装置では、中継ケーブル82および中継コ
ネクタ取付板83、中継コネクタ81により、外線ケー
ブル9は、装置の一方の側面(図の例では、右側)で実
装できる。このため、図14で示すように設置場所の壁
11に接近して設置することができ、装置背面の作業ス
ペースを必要としない。
【0045】図15および図16には、装置を設置場所
に応じて右側にあるいは左側に2台目の装置を増設した
例を示す。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、電子機器装置の外部ケ
ーブルの配線スペースを装置の右側面または左側面のど
ちらかの1カ所のみで可能とし、また、右側面または左
側面の外部ケーブルの配線スペースも装置の設置スペー
スの環境に合わせて右側面または左側面に自由に選択で
きる。これによって、装置の設置作業の効率が向上し、
作業時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る電子機器装置の斜
視図である。
【図2】同電子機器装置の分解斜視図である。
【図3】上記実施の形態のユニットブロック相互の組立
斜視図である。
【図4】上記実施の形態の装置最上部のトップブロック
の組立斜視図である。
【図5】図4に対応した、ケーブル収容部を反対側に設
置した場合の、トップブロックの組立斜視図である。
【図6】上記実施の形態のユニットブロックの表面カバ
ーの組立斜視図である。
【図7】図6に対応した、ケーブル収容部を反対側に設
置した場合の、ユニットブロックの表面カバーの組立斜
視図である。
【図8】上記実施の形態のケーブル収容部を右側に設置
した場合の、ユニットブロックのケーブル接続を示す組
立斜視図である。
【図9】図8に対応した、ケーブル収容部を反対側(左
側)に設置した場合の、ユニットブロックのケーブル接
続を示す組立斜視図である。
【図10】図1に対応した、ケーブル収容部を装置の左
側に設置した場合の装置外観斜視図である。
【図11】従来の装置背面からのケーブル実装作業をす
る場合の装置の平面図である。
【図12】従来の装置背面からのケーブル実装作業をす
る場合の装置外観斜視図である。
【図13】本発明の装置のケーブルを側面ケーブル収容
部でケーブル実装作業をする場合の装置の平面図であ
る。
【図14】本発明の装置のケーブルを側面ケーブル収容
部でケーブル実装作業をする場合の装置外観斜視図であ
る。
【図15】本発明の装置の左側面に壁のある場合の設置
例の斜視図である。
【図16】本発明の装置の右側面に壁のある場合の設置
例の斜視図である。
【図17】上記実施の形態における側面カバー取付レー
ルの実装組立図である。
【図18】上記実施の形態における側面カバーの取付状
態の説明図である。
【図19】図8の一部を抜粋した組立斜視図である。
【図20】上記実施の形態における装置背面のケーブル
実装状態を示す組立斜視図である。
【符号の説明】
1 電子機器装置 2 トップブロック 21 巾着袋 22 巾着袋カバー 23 排気口 24 バンド 25 ネジ 3 ユニットブロック 31 ユニット表面カバー 32 側面カバー 33 表面カバーヒンジ 34 表面カバーの鍵 35 ブロック連結ピン 36 連結ピン穴 37 ブロック連結ネジ穴 38 ブロック連結ネジ 39 ユニット収容部 310 ヒンジピン穴 311 ナット 312 表面カバーヒンジピン 313 ヒンジ固定ネジ 314 ユニットブロック背面 4 ファンブロック 41 吸気口 5 ベースブロック 51 床固定金具 52 キャスタ 53 巾着袋 6 装置背面の作業スペース 7 従来の電子機器装置 8 中継コネクタ部 81 中継コネクタ 82 中継ケーブル 83 中継コネクタ取付板 84 固定金具 85 プレート 86 鍵穴 87 側面カバー取り付けレール 9 外線ケーブル 10 ケーブル収容部 11 設置場所の壁
フロントページの続き (71)出願人 000005223 富士通株式会社 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 (71)出願人 000000295 沖電気工業株式会社 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 (71)出願人 000006013 三菱電機株式会社 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 (72)発明者 宮川 享 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 木村 靖 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 村上 克己 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 福田 佳史 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 大井 有 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 北島 保仁 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 本郷 知之 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 片山 隆一 東京都港区虎ノ門一丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 妹尾 俊彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子回路パッケージ及び電源パッケージ等
    を内部に収容した複数の筺体ブロックを積み上げること
    により構成される電子機器装置であって、 各筺体ブロックは、前記パッケージを収容するユニット
    本体部と、前記電子回路パッケージに対して外部から接
    続される外部ケーブルを収容するケーブル収容部とから
    構成され、該ケーブル収容部は、前記ユニット本体部の
    右側または左側に選択的に設置できることを特徴とした
    電子機器装置。
  2. 【請求項2】前記ユニット本体部の右側または左側に選
    択的に設置されるケーブル収容部内に着脱可能なケーブ
    ル中継コネクタを有し、該中継コネクタを介して前記外
    部ケーブルを前記電子回路パッケージに接続することを
    特徴とする請求項1記載の電子機器装置。
  3. 【請求項3】最上部の筺体ブロックの上に載置されるト
    ップカバーを備え、該トップカバーは、前記ケーブル収
    容部をユニット本体部の右側または左側に設置した場合
    に対応して、前記最上部の筺体ブロックのユニット本体
    部に対して、左右にずれた第1および第2の位置に選択
    的に着脱可能に構成されたことを特徴とする請求項1ま
    たは2記載の電子機器装置。
  4. 【請求項4】前記各筺体ブロックの上面側にブロック間
    結合用のピン穴を設けるとともに、前記トップカバーの
    下面側に、前記ブロック間結合用のピン穴の各々に対し
    て選択的に係合するブロック間結合用の1対のピンを前
    記第1および第2の位置の間隔だけ左右にずらして設け
    たことを特徴とする請求項3記載の電子機器装置。
  5. 【請求項5】前記トップカバーの左右に、前記外部ケー
    ブルが選択的に貫通する1対の開口部を有するととも
    に、その一方の開口部に対して前記外部ケーブルを包囲
    するためのケーブル巾着袋を、他方の開口部に対して開
    口部カバーをそれぞれ交換可能に取り付けることを特徴
    とする請求項3または4記載の電子機器装置。
  6. 【請求項6】前記ケーブル巾着袋は、導電性の布で構成
    されることを特徴とする請求項5記載の電子機器装置。
  7. 【請求項7】前記筺体ブロック毎に、その前面を被覆す
    る表面カバーを有し、該表面カバーは、上下逆さにする
    ことにより、前記ケーブル収容部を前記ユニット本体部
    の左右に入れ換えても同じ表面カバーを利用可能である
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の電子
    機器装置。
  8. 【請求項8】前記ユニット本体部の、前記ケーブル収納
    部が取り付けられる側と反対側の側部に着脱可能に取り
    付けられるヒンジ部材を有し、該ヒンジ部材により前記
    表面カバーが前記ユニット本体部に対して開閉可能に取
    り付けられることを特徴とする請求項7記載の電子機器
    装置。
  9. 【請求項9】前記筺体ブロック毎に、その両側面を被覆
    する1対の側面カバーと、前記ユニット本体部または前
    記ケーブル収納部に対して選択的に着脱可能な側面カバ
    ー取付用レールとを有することを特徴とする請求項1〜
    8のいずれかに記載の電子機器装置。
  10. 【請求項10】電子回路パッケージ及び電源パッケージ
    等を内部に収容した複数の筺体ブロックを積み上げるこ
    とにより構成される電子機器装置であって、 各筺体ブロックは、前記パッケージを収容するユニット
    本体部と、前記電子回路パッケージに対して外部から接
    続される外部ケーブルを収容するケーブル収容部とから
    構成され、該ケーブル収容部を前記電子機器装置の片側
    の側部に集中配置し、前記ケーブル収納部内に前記外部
    ケーブルを接続するケーブル中継コネクタを設けること
    により、前記外部ケーブルの配線時に前記電子機器装置
    の背面での作業を不要としたことを特徴とする電子機器
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002093333A1 (fr) * 2001-05-11 2002-11-21 Honda Kosan Co., Ltd. Bati de serveur
JPWO2022102377A1 (ja) * 2020-11-12 2022-05-19

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