JPH09298044A - 質量分析装置 - Google Patents
質量分析装置Info
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- JPH09298044A JPH09298044A JP8134434A JP13443496A JPH09298044A JP H09298044 A JPH09298044 A JP H09298044A JP 8134434 A JP8134434 A JP 8134434A JP 13443496 A JP13443496 A JP 13443496A JP H09298044 A JPH09298044 A JP H09298044A
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Abstract
を移動させることなく且つ一人で簡単に真空ポンプを着
脱作業をすることのできる質量分析装置を提供する。 【解決手段】 真空ハウジング4のLCやGC等を配置
した方の側にはボルト13を上側から入れるための貫通
穴12を穿設する。該真空ハウジング4のボルト用の貫
通穴12を穿設した側の下側にはボルト13に螺合する
雌ねじ16を設けた固定具10を真空ポンプ6端部のフ
ランジ部6aに係止させて配置する。こうして質量分析
装置を移動させることなく真空ハウジング4に真空ポン
プ6を作業者ひとりで簡単に着脱することができる。
尚、もう一方の側には通常の固定具11を取り付ける。
Description
ラフ(LC)やガスクロマトグラフ(GC)等で用いら
れる質量分析装置、特に質量分析装置の真空装置のポン
プ装着構造に関する。
料をイオン化した後試料の質量数によって分離するフィ
ルタにかけ、検出器へ導入する。イオン化から後の工程
は真空ハウジング内で行うが、この真空ハウジングには
内部空間を真空引きするためのポンプが設置されてい
る。即ち、図4に示すように、質量分析装置1は、左側
板2aと天板2bと右側板2cと後側板2d及び前部ド
ア2eから成るケ−ス2内に、通常、LC(或いはG
C)3に隣接して設置され、試料は内部のイオン化イン
タ−フェ−ス5を介して真空ハウジング4空間に導入さ
れる。該真空ハウジング4には、ポンプ6,7が装着さ
れ内部空間を真空引きするように構成されている。
空排気系が不可欠であり、真空容器(ハウジング)4と
真空ポンプ6(7)がその構成には必ず含まれる。真空
ポンプ6(7)(以下、真空ポンプ6とする)としては
主としてタ−ボ分子ポンプや油拡散ポンプが使用され
る。真空ポンプ6の取り付け方法としては、図3(A)
に示すように、通常、ポンプ6のフランジ部6aを複数
個(4個)の固定具8によってハウジング4にボルト9
で円周等間隔に固定して取り付けられる。
構成上LCやGC(ガスクロマトグラフ)に隣接して配
置されるが、内部の真空ハウジング4に取り付けられる
真空ポンプ6の固定具8はその突起部8aを、図3
(B)に示すように、真空ポンプ6のフランジ6aに設
けた外側の溝6bに嵌め込むようになっており取り付け
や取外しには少なくとも二方向からアクセスして作業す
る必要があった。しかしこれらのLCやGCに併置した
場合二方向からアクセスして取り付けや取外し作業を行
うのは困難であるため真空ポンプ等構成部品の着脱作業
の際には質量分析装置1全体を移動させて行っていた。
また、質量分析装置1は相当の重量があり且つLCは他
の構成部品をユニットとして積み上げるので一人で作業
するのは困難であり複数人で作業を行う必要があった。
たものであり、真空ポンプを着脱するとき質量分析装置
自体を移動させることなく且つ一人で簡単に真空ポンプ
を着脱作業をすることのできる質量分析装置を提供する
ことを目的とする。
る課題を解決するために、真空ハウジングに真空ポンプ
を複数個の固定具を用いて着脱するようにした質量分析
装置において、前記真空ハウジングの片側にボルト用貫
通穴を穿設すると共に、該真空ハウジングの前記ボルト
用貫通穴を穿設した側の下側には該ボルトに螺合する雌
ねじ穴を設けた固定具を真空ポンプ端部が係止するよう
配置したことを特徴とする。
態について図面を参照して説明する。図1は、この発明
の質量分析装置の一部である真空ハウジングと真空ポン
プ部分の縦断面図である。尚、重複を避けるため同一要
素には従来技術で説明したものと同一の符号を用いて説
明する。真空ポンプ(タ−ボ分子ポンプ或いは油拡散ポ
ンプ等)6は真空ハウジング4に固定具10、11によ
り取り付けられる。この場合、真空ポンプ6のフランジ
部6aと真空ハウジング4の下面4aとの間には内部空
間4bを真空引きするためシ−ル用のOリング14を挟
んで取り付けられる。前記真空ポンプ6のフランジ部6
aの下側周回りには溝6bと突起6cが設けてある。
いはGC)3側(図4の左側板2a側)に取り付けら
れ、固定具11は反対側、即ち、質量分析装置以外何も
ない側(図4の右側板2c側)に取り付けられる。前記
固定具10の前記真空ハウジング4のLC(或いはG
C)3側には貫通穴12が穿設され、ここにボルト13
が上から入れられ、前記固定具10に設けた雌ねじ16
に螺合させるようにしてある。即ち、固定具10は真空
ハウジング4にぶら下げるような形で取り付けられるこ
とになる。尚、前記固定具11の下部側面にも同様に溝
11aと突起11bが設けてあるが、該固定具11は従
来技術で説明した固定具8と同様の構造の固定具であっ
て下側からボルト15で真空ハウジング4螺着するよう
にしてある。
る。図2は前記固定具10の斜視図である。この固定具
10は、片側上部側面を前記真空ポンプ6のフランジ部
6aの半径より少し大きい程度の半径を有する半円状の
上部凹面10aとし、片側下部側面に少し外方向に突出
する段部10b設けると共に、該段部10bの上に前記
上部凹面10aに沿う溝10cと該上部凹面10aの曲
率中心と一致させ且つ該上部凹面10aの曲率半径より
小さく前記フランジ部6aに設けた溝6bに嵌まる半円
状突起10dを設けてある。即ち、該固定具10は、そ
の半円状突起10dを真空ポンプ6の端部のフランジ部
6aに係止させるようにしてある。
成からなり、真空ポンプ6を真空ハウジング4に装着す
る際には次のようにして取り付ける。先ず、質量分析装
置1の天板2bと右側側板2cを外し(図4参照)、予
め真空ハウジング4の上から該真空ハウジング4のLC
(GC)3側に穿設した貫通穴(ボルト穴)12に2本
のボルト13を入れ、固定具10の雌ねじ16に軽く螺
合させ、該固定具10を真空ハウジングの底面4aにぶ
ら下げるように取り付ける。そして前記真空ポンプ6を
入れ、シ−ル用Oリング14を置き、前記固定具10の
半円状突起10dに該真空ポンプ6のフランジ部6aを
引っかけ、前記ボルト13を締め込んで行く。少しゆる
く固定した状態で右側(側板2c側)に別個の固定具1
1(2個程度でよい)をフランジ部6aに引っかけて真
空ハウジング4にボルト15で固定するが、最終的にボ
ルト13とボルト15を均等に増し締めしながら固定す
る。こうして、真空ハウジング4に真空ポンプ6を簡単
に一人で取り付けることが可能となる。
ハウジング4の上から入れたボルト13をゆるめ、別の
固定具11を外すだけで真空ポンプ6を取り外すことが
できる。この時、ボルト13は緩めて固定具10を下側
にずらすだけで良く全体を完全に外す必要はない。即
ち、上記するようにボルト13をゆるめ固定具10を真
空ハウジング4にぶら下げるようにするだけで真空ポン
プ6を取り外すことができる。また、この方が再び真空
ポンプ6を装着する際にも便利である。
析装置によれば、従来のように質量分析装置の内部の真
空ポンプや他の構成部品を着脱する際質量分析装置その
ものを液体クロマトグラフやガスクロマトグラフから切
り離して移動させる必要もなく、そのままの状態で着脱
することができる。また、従来のように複数人で行う必
要はなく一人の作業者で真空ポンプ等の着脱作業を行う
ことができる。そしてまた、質量分析装置のメインテナ
ンスも迅速に行うことができるようになる。
ジングと真空ブンプ部分の縦断面図である。
の斜視図である。
ングに装着された真空ポンプを下から見た図であり、図
3(B)は図3(A)のA−A矢視図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 真空ハウジングに真空ポンプを複数個の
固定具を用いて着脱するようにした質量分析装置におい
て、 前記真空ハウジングの片側にボルト用貫通穴を穿設する
と共に、該真空ハウジングの前記ボルト用貫通穴を穿設
した側の下側には該ボルトに螺合する雌ねじを設けた固
定具を真空ポンプ端部が係止するよう配置したことを特
徴とする質量分析装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13443496A JP3509392B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 質量分析装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13443496A JP3509392B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 質量分析装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09298044A true JPH09298044A (ja) | 1997-11-18 |
JP3509392B2 JP3509392B2 (ja) | 2004-03-22 |
Family
ID=15128289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13443496A Expired - Fee Related JP3509392B2 (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | 質量分析装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3509392B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001074695A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-23 | Hitachi Ltd | 質量分析装置 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP13443496A patent/JP3509392B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001074695A (ja) * | 1999-08-31 | 2001-03-23 | Hitachi Ltd | 質量分析装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3509392B2 (ja) | 2004-03-22 |
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