JPH09296141A - スタンプインキ組成物 - Google Patents
スタンプインキ組成物Info
- Publication number
- JPH09296141A JPH09296141A JP10990396A JP10990396A JPH09296141A JP H09296141 A JPH09296141 A JP H09296141A JP 10990396 A JP10990396 A JP 10990396A JP 10990396 A JP10990396 A JP 10990396A JP H09296141 A JPH09296141 A JP H09296141A
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- JP
- Japan
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- fatty acid
- ink composition
- solvent
- stamp ink
- ether
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 難吸収面に対しても乾燥性が良好であり、長
時間スタンプ台の蓋を開けた状態で放置しても、その捺
印性能の損なわないスタンプインキ組成物を提供する。 【解決手段】 アルコール、エーテルおよびエステルか
らなる群から選ばれた少なくとも1種である20℃にお
ける蒸気圧が0.005mmHg以上45mmHg以下の値を有
する溶媒、樹脂および界面活性剤から選ばれた少なくと
も一種の添加剤、2.0〜16.0のHLB値を有する
多価アルコールのエステル誘導体、および着色剤を含有
することからなるスタンプインキ組成物。
時間スタンプ台の蓋を開けた状態で放置しても、その捺
印性能の損なわないスタンプインキ組成物を提供する。 【解決手段】 アルコール、エーテルおよびエステルか
らなる群から選ばれた少なくとも1種である20℃にお
ける蒸気圧が0.005mmHg以上45mmHg以下の値を有
する溶媒、樹脂および界面活性剤から選ばれた少なくと
も一種の添加剤、2.0〜16.0のHLB値を有する
多価アルコールのエステル誘導体、および着色剤を含有
することからなるスタンプインキ組成物。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はゴム印版のスタンプ
台に使用するインキ、すなわちスタンプインキ組成物に
関する。
台に使用するインキ、すなわちスタンプインキ組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スタンプ台に使用されるインキと
しては、水性染料を使用した水性インキと水性染料を使
用していない油性インキが利用されている。水性インキ
の場合、揮発性がなく浸透による乾燥が主であるため、
アート紙、コート紙などの難吸収面に対しての浸透速度
が低く乾燥性が非常に悪い。また、水性インキの性質と
してゴム印面へのねれ性が悪いためスタンプインキを多
量に付着した場合、乾燥性が悪く滲む傾向があった。逆
に、スタンプインキ付着量を制御し、少量にしてしまう
とスタンプインキが疎らに付着して捺印時の印影が汚く
なってしまう。更に水性インキは、水溶性染料を使用し
ているため耐水性が乏しいという欠点があった。一方、
油性インキとしては、難揮発性溶媒を用いたタイプと揮
発性の高い溶媒を用いた2種類があり、どちらも耐水性
に関しては非常に良好であった。しかし、前者は、水性
インキと同様に紙面へ浸透により乾燥するタイプであり
揮発性がないので、スタンプ台を常時密閉状態にしてお
く必要はないという利点はあるが、アート紙、コート紙
および非吸収面への捺印に対する乾燥性が低いという欠
点があり、後者は、蒸発乾燥を主としているためアート
紙、コート紙および非吸収面への捺印に対する乾燥性が
高いという利点はあるが、極めて揮発性の高い溶媒を使
用しているため、印面での乾燥防止としてインキ流出量
を多くせざるを得ない。その結果、過剰量のインキによ
って、捺印による印影は鮮明さを欠いてしまう。しかも
インキの揮発性が高いため、蓋をしばらく開けた状態で
放置しておくと盤面が乾燥してしまい極端にインキの流
出量が低下し、印影がかすれたり、捺印不可能な状態に
なるという欠点があった。
しては、水性染料を使用した水性インキと水性染料を使
用していない油性インキが利用されている。水性インキ
の場合、揮発性がなく浸透による乾燥が主であるため、
アート紙、コート紙などの難吸収面に対しての浸透速度
が低く乾燥性が非常に悪い。また、水性インキの性質と
してゴム印面へのねれ性が悪いためスタンプインキを多
量に付着した場合、乾燥性が悪く滲む傾向があった。逆
に、スタンプインキ付着量を制御し、少量にしてしまう
とスタンプインキが疎らに付着して捺印時の印影が汚く
なってしまう。更に水性インキは、水溶性染料を使用し
ているため耐水性が乏しいという欠点があった。一方、
油性インキとしては、難揮発性溶媒を用いたタイプと揮
発性の高い溶媒を用いた2種類があり、どちらも耐水性
に関しては非常に良好であった。しかし、前者は、水性
インキと同様に紙面へ浸透により乾燥するタイプであり
揮発性がないので、スタンプ台を常時密閉状態にしてお
く必要はないという利点はあるが、アート紙、コート紙
および非吸収面への捺印に対する乾燥性が低いという欠
点があり、後者は、蒸発乾燥を主としているためアート
紙、コート紙および非吸収面への捺印に対する乾燥性が
高いという利点はあるが、極めて揮発性の高い溶媒を使
用しているため、印面での乾燥防止としてインキ流出量
を多くせざるを得ない。その結果、過剰量のインキによ
って、捺印による印影は鮮明さを欠いてしまう。しかも
インキの揮発性が高いため、蓋をしばらく開けた状態で
放置しておくと盤面が乾燥してしまい極端にインキの流
出量が低下し、印影がかすれたり、捺印不可能な状態に
なるという欠点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、アー
ト紙、コート紙などのような難吸収面の捺印面に対して
も乾燥性が良好で、細孔がつぶされているため横方向へ
のスタンプインキの広がりを持つトレーシングペーパー
などのような薄い紙質を有する紙面に対しても鮮明な捺
印性能をもち、また長時間スタンプ台の蓋を開けた状態
で放置してもその捺印性能の損なわない、いわゆるスタ
ンプ台盤面の乾燥抑制性能を持つスタンプインキ組成物
を提供することを目的とする。
ト紙、コート紙などのような難吸収面の捺印面に対して
も乾燥性が良好で、細孔がつぶされているため横方向へ
のスタンプインキの広がりを持つトレーシングペーパー
などのような薄い紙質を有する紙面に対しても鮮明な捺
印性能をもち、また長時間スタンプ台の蓋を開けた状態
で放置してもその捺印性能の損なわない、いわゆるスタ
ンプ台盤面の乾燥抑制性能を持つスタンプインキ組成物
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために検討した結果、特定の性質の溶媒を用いる
ことにより所望のスタンプインキ組成物を得ることに成
功し、本発明を完成するに至った。すなわち、
決するために検討した結果、特定の性質の溶媒を用いる
ことにより所望のスタンプインキ組成物を得ることに成
功し、本発明を完成するに至った。すなわち、
【0005】本発明のスタンプインキ組成物は、アルコ
ール、エーテルおよびエステルからなる群から選ばれ少
なくとも1種である20℃における蒸気圧が0.005
mmHg以上45mmHg以下の値を有する溶媒、樹脂および界
面活性剤から選ばれた少なくとも一種の添加剤、2.0
〜16.0のHLB値を有する多価アルコールのエステ
ル誘導体、および着色剤を含有することを特徴とする。
好ましくは、多価アルコールのエステル誘導体がソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリグリセリン高級脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール
脂肪酸エステルからなる群から選ばれた少なくとも一種
を含む脂肪酸エステルである。
ール、エーテルおよびエステルからなる群から選ばれ少
なくとも1種である20℃における蒸気圧が0.005
mmHg以上45mmHg以下の値を有する溶媒、樹脂および界
面活性剤から選ばれた少なくとも一種の添加剤、2.0
〜16.0のHLB値を有する多価アルコールのエステ
ル誘導体、および着色剤を含有することを特徴とする。
好ましくは、多価アルコールのエステル誘導体がソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリグリセリン高級脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール
脂肪酸エステルからなる群から選ばれた少なくとも一種
を含む脂肪酸エステルである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のスタンプインキ組成物に
用いられる溶媒は、アルコール、エーテル、エステルか
らなる群から選ばれた少なくとも1種であり、20℃に
おける蒸気圧が0.005mmHg以上45mmHg以下の値を
有する。
用いられる溶媒は、アルコール、エーテル、エステルか
らなる群から選ばれた少なくとも1種であり、20℃に
おける蒸気圧が0.005mmHg以上45mmHg以下の値を
有する。
【0007】このアルコールとしては、一価のアルコー
ル、多価アルコールいずれも使用される。一価アルコー
ルとしては、分子内に炭素数が2個以上のもので、例え
ばエタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、
1−ブタノール、2−ブタノールなどがあり、多価アル
コール類としては、分子内に2個以上の水酸基を有する
有機溶媒で、例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、3−メチル−1,3ブタンジオール、トリ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3
−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5
ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、オクチレン
グリコールなどがあげられる。
ル、多価アルコールいずれも使用される。一価アルコー
ルとしては、分子内に炭素数が2個以上のもので、例え
ばエタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、
1−ブタノール、2−ブタノールなどがあり、多価アル
コール類としては、分子内に2個以上の水酸基を有する
有機溶媒で、例えば、エチレングリコール、ジエチレン
グリコール、3−メチル−1,3ブタンジオール、トリ
エチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3
−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,5
ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、オクチレン
グリコールなどがあげられる。
【0008】エーテルとしては、例えば、メチルイソプ
ロピルエーテル、エチルエーテル、エチルプロピルエー
テル、エチルブチルエーテル、イソプロピルエーテル、
ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールジブチルエーテル、プロピレングリコールメチル
エーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ト
リプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレング
リコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールn−
ブチルエーテル、トリプロピレングリコールn−ブチル
エーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、ヘ
キシルエーテル、2−エチルヘキシルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチ
ルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、3
−メチル−3−メトキシ−1−ブタノール、プロピレン
グリコールターシャリーブチルエーテルなどがあげられ
る。
ロピルエーテル、エチルエーテル、エチルプロピルエー
テル、エチルブチルエーテル、イソプロピルエーテル、
ブチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテ
ル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレン
グリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールモ
ノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエ
ーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジ
エチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリ
コールジブチルエーテル、プロピレングリコールメチル
エーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ト
リプロピレングリコールメチルエーテル、プロピレング
リコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールn−
ブチルエーテル、トリプロピレングリコールn−ブチル
エーテル、プロピレングリコールフェニルエーテル、ヘ
キシルエーテル、2−エチルヘキシルエーテル、エチレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコール
モノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニ
ルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチ
ルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテル、3
−メチル−3−メトキシ−1−ブタノール、プロピレン
グリコールターシャリーブチルエーテルなどがあげられ
る。
【0009】また、エステル類の溶媒としては例えば、
ギ酸ブチル、ギ酸イソブチル、ギ酸イソアミル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチ
ル、酢酸イソアミル、プロピオン酸メチル、プロピオン
酸エチル、プロピオン酸プロピル、プロピオン酸イソブ
チル、プロピオン酸イソアミル、酪酸メチル、酪酸エチ
ル、酪酸プロピル、イソ酪酸メチル、イソ酪酸エチル、
イソ酪酸プロピル、プロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテート、プロピレングリコールジアセテート、3
−メチル−メトキシブチルアセテート、プロピレングリ
コールエチルエーテルアセテート、エチレングリコール
エチルエーテルアセテートなどがあげられる。
ギ酸ブチル、ギ酸イソブチル、ギ酸イソアミル、酢酸プ
ロピル、酢酸ブチル、酢酸イソプロピル、酢酸イソブチ
ル、酢酸イソアミル、プロピオン酸メチル、プロピオン
酸エチル、プロピオン酸プロピル、プロピオン酸イソブ
チル、プロピオン酸イソアミル、酪酸メチル、酪酸エチ
ル、酪酸プロピル、イソ酪酸メチル、イソ酪酸エチル、
イソ酪酸プロピル、プロピレングリコールメチルエーテ
ルアセテート、プロピレングリコールジアセテート、3
−メチル−メトキシブチルアセテート、プロピレングリ
コールエチルエーテルアセテート、エチレングリコール
エチルエーテルアセテートなどがあげられる。
【0010】スタンプインキ組成物中のこれら溶媒の含
有量は、0.001〜10%の範囲であり、好ましくは
0.005〜5%で、更に好ましくは0.01〜5%の
範囲が良好である。
有量は、0.001〜10%の範囲であり、好ましくは
0.005〜5%で、更に好ましくは0.01〜5%の
範囲が良好である。
【0011】本発明のスタンプインキ組成物に用いる多
価アルコールのエステル誘導体は2.0〜16.0のH
LB値を有するものであり、好ましくは、ソルビタン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン高級脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール脂肪酸
エステルからなる群から選ばれた多価アルコールの脂肪
酸エステルを挙げることができる。本発明のスタンプイ
ンキ組成物に用いる2.0〜16.0のHLB値を有す
る多価アルコールのエステル誘導体は、溶媒としてまた
溶媒蒸発抑制剤として効果を示す。
価アルコールのエステル誘導体は2.0〜16.0のH
LB値を有するものであり、好ましくは、ソルビタン脂
肪酸エステル、ポリグリセリン高級脂肪酸エステル、シ
ョ糖脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール脂肪酸
エステルからなる群から選ばれた多価アルコールの脂肪
酸エステルを挙げることができる。本発明のスタンプイ
ンキ組成物に用いる2.0〜16.0のHLB値を有す
る多価アルコールのエステル誘導体は、溶媒としてまた
溶媒蒸発抑制剤として効果を示す。
【0012】ソルビタン脂肪酸エステルとしては、例え
ばソルビタンモノステアレート、ソルビタンジステアレ
ート、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノオ
レート、ソルビタンジオレート、ソルビタントリオレー
ト、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミ
テート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンセ
スキオレート、ソルビタンモノトール油脂肪酸エステ
ル、ソルビタンセスキトール油脂肪酸エステル、ソルビ
タンモノイソステアレートなどがあげられる。
ばソルビタンモノステアレート、ソルビタンジステアレ
ート、ソルビタントリステアレート、ソルビタンモノオ
レート、ソルビタンジオレート、ソルビタントリオレー
ト、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミ
テート、ソルビタンセスキステアレート、ソルビタンセ
スキオレート、ソルビタンモノトール油脂肪酸エステ
ル、ソルビタンセスキトール油脂肪酸エステル、ソルビ
タンモノイソステアレートなどがあげられる。
【0013】また、ポリグリセリン高級脂肪酸エステル
としては、例えばグリセリルモノステアレート、グリセ
リルモノオレエート、ジグリセリンモノステアレート、
ジグリセリンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミ
テート、ジグリセリンモノオレート、ジグリセリンセス
キオレート、ジグリセリンジオレート、ジグリセリンモ
ノイソパルミテート、ジグリセリンモノイソステアレー
ト、ジグリセリンジイソステアレート、ジグリセリント
リイソステアレート、トリグリセリンモノラウレート、
トリグリセリンモノステアレート、トリグリセリンモノ
オレート、トリグリセリンモノイソステアレート、トリ
グリセリンジイソステアレート、テトラグリセリンモノ
カプリル酸エステル、テトラグリセリンモノラウレー
ト、テトラグリセリンモノステアレート、テトラグリセ
リントリステアレート、テトラグリセリンペンタステア
レート、テトラグリセリンモノオレート、テトラグリセ
リンペンタオレート、テトラグリセリンモノイソステア
レート、ペンタグリセリンモノラウレート、ペンタグリ
セリンモノオレート、ペンタグリセリンモノイソステア
レート、ヘキサグリセリンモノミリステート、ヘキサグ
リセリンモノオレート、ヘキサグリセリンジオレート、
ヘキサグリセリンペンタオレート、ヘキサグリセリンモ
ノステアレート、ヘキサグリセリンヘキサステアレー
ト、ヘキサグリセリンセスキステアレート、ヘキサグリ
セリンジステアレート、ヘキサグリセリントリステアレ
ート、ヘキサグリセリンペンタステアレート、ヘキサグ
リセリンモノカプリル酸エステル、ヘキサグリセリンモ
ノラウレート、ヘキサグリセリンモノイソステアレー
ト、オクタグリセリンモノステアレート、オクタグリセ
リンモノオレート、デカグリセリンモノカプリル酸エス
テル、デカグリセリンモノミリステート、デカグリセリ
ンモノオレート、デカグリセリンジオレート、デカグリ
セリントリオレート、デカグリセリンテトラオレート、
デカグリセリンペンタオレート、デカグリセリンヘキサ
オレート、デカグリセリンヘプタオレート、デカグリセ
リンオクタオレート、デカグリセリンデカオレート、デ
カグリセリンモノステアレート、デカグリセリンジステ
アレート、デカグリセリントリステアレート、デカグリ
セリンペンタステアレート、デカグリセリンヘプタステ
アレート、デカグリセリンオクタステアレート、デカグ
リセリンデカステアレート、デカグリセリンモノラウレ
ート、デカグリセリンモノパルミテート、デカグリセリ
ンヘプタベヘニン酸エステル、デカグリセリンモノリノ
ール酸エステル、デカグリセリンジイソステアレートな
どがあげられる。
としては、例えばグリセリルモノステアレート、グリセ
リルモノオレエート、ジグリセリンモノステアレート、
ジグリセリンモノラウレート、ジグリセリンモノパルミ
テート、ジグリセリンモノオレート、ジグリセリンセス
キオレート、ジグリセリンジオレート、ジグリセリンモ
ノイソパルミテート、ジグリセリンモノイソステアレー
ト、ジグリセリンジイソステアレート、ジグリセリント
リイソステアレート、トリグリセリンモノラウレート、
トリグリセリンモノステアレート、トリグリセリンモノ
オレート、トリグリセリンモノイソステアレート、トリ
グリセリンジイソステアレート、テトラグリセリンモノ
カプリル酸エステル、テトラグリセリンモノラウレー
ト、テトラグリセリンモノステアレート、テトラグリセ
リントリステアレート、テトラグリセリンペンタステア
レート、テトラグリセリンモノオレート、テトラグリセ
リンペンタオレート、テトラグリセリンモノイソステア
レート、ペンタグリセリンモノラウレート、ペンタグリ
セリンモノオレート、ペンタグリセリンモノイソステア
レート、ヘキサグリセリンモノミリステート、ヘキサグ
リセリンモノオレート、ヘキサグリセリンジオレート、
ヘキサグリセリンペンタオレート、ヘキサグリセリンモ
ノステアレート、ヘキサグリセリンヘキサステアレー
ト、ヘキサグリセリンセスキステアレート、ヘキサグリ
セリンジステアレート、ヘキサグリセリントリステアレ
ート、ヘキサグリセリンペンタステアレート、ヘキサグ
リセリンモノカプリル酸エステル、ヘキサグリセリンモ
ノラウレート、ヘキサグリセリンモノイソステアレー
ト、オクタグリセリンモノステアレート、オクタグリセ
リンモノオレート、デカグリセリンモノカプリル酸エス
テル、デカグリセリンモノミリステート、デカグリセリ
ンモノオレート、デカグリセリンジオレート、デカグリ
セリントリオレート、デカグリセリンテトラオレート、
デカグリセリンペンタオレート、デカグリセリンヘキサ
オレート、デカグリセリンヘプタオレート、デカグリセ
リンオクタオレート、デカグリセリンデカオレート、デ
カグリセリンモノステアレート、デカグリセリンジステ
アレート、デカグリセリントリステアレート、デカグリ
セリンペンタステアレート、デカグリセリンヘプタステ
アレート、デカグリセリンオクタステアレート、デカグ
リセリンデカステアレート、デカグリセリンモノラウレ
ート、デカグリセリンモノパルミテート、デカグリセリ
ンヘプタベヘニン酸エステル、デカグリセリンモノリノ
ール酸エステル、デカグリセリンジイソステアレートな
どがあげられる。
【0014】ショ糖脂肪酸エステルとしては、例えばシ
ョ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステ
ル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖オレイン酸エ
ステルなどがその代表的なものとしてあげられる。プロ
ピレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えばプロ
ピレングリコールモノラウレート、プロピレングリコー
ルモノミリステート、プロピレングリコールモノオレー
ト、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレ
ングリコールジラウレート、プロピレングリコールジミ
リステート、プロピレングリコールジステアレートなど
があげられる。これらのソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン高級脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステルは、それぞれ
単独でも良いし、2種以上を組み合わせても良い。
ョ糖ラウリン酸エステル、ショ糖ミリスチン酸エステ
ル、ショ糖パルミチン酸エステル、ショ糖オレイン酸エ
ステルなどがその代表的なものとしてあげられる。プロ
ピレングリコール脂肪酸エステルとしては、例えばプロ
ピレングリコールモノラウレート、プロピレングリコー
ルモノミリステート、プロピレングリコールモノオレー
ト、プロピレングリコールモノステアレート、プロピレ
ングリコールジラウレート、プロピレングリコールジミ
リステート、プロピレングリコールジステアレートなど
があげられる。これらのソルビタン脂肪酸エステル、ポ
リグリセリン高級脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステ
ル、プロピレングリコール脂肪酸エステルは、それぞれ
単独でも良いし、2種以上を組み合わせても良い。
【0015】本発明においてHLBとは以下の内容を示
すものである。HLBは、界面活性剤を構成している親
水基と親油基の強さのバランスを考えて、Griffin氏に
よって提唱され、Hydrophile-Lipophile BalanceよりH
LBと名付けられた。Griffinは非イオン界面活性剤の
HLBを計算する式を提案し、多価アルコール脂肪酸エ
ステルについては、次式で表した。 HLB=20(1−S/A) (こゝでAは原料脂肪酸の中和価、Sはエステルのけん
化価) けん化価の求めにくいものについては次式で表される。 HLB=(E+P)/5 (こゝでEは酸化エチレンの重量パーセント、Pは多価
アルコールの重量パーセント) 一価アルコールの酸化エチレン誘導体については次式で
表される。 HLB=E/5 以上のようにして求められるHLBの他に、川上氏が提
案した川上式HLB、Moore氏、Bell氏によって発表さ
れたHLF(Hydrophile-Lipophile Factor)、Davies
氏によって親水基、親油基に数値を設定し基数としたタ
イプのHLBがある。また、藤田氏によって発表された
有機概念図なども親水性、親油性のバランスを考えた値
である。これらの値は、その方法により数値は異なる
が、請求項3に示すHLBの値に適用できるが、ここで
は代表的な値としてGriffin氏のHLBを用いた。
すものである。HLBは、界面活性剤を構成している親
水基と親油基の強さのバランスを考えて、Griffin氏に
よって提唱され、Hydrophile-Lipophile BalanceよりH
LBと名付けられた。Griffinは非イオン界面活性剤の
HLBを計算する式を提案し、多価アルコール脂肪酸エ
ステルについては、次式で表した。 HLB=20(1−S/A) (こゝでAは原料脂肪酸の中和価、Sはエステルのけん
化価) けん化価の求めにくいものについては次式で表される。 HLB=(E+P)/5 (こゝでEは酸化エチレンの重量パーセント、Pは多価
アルコールの重量パーセント) 一価アルコールの酸化エチレン誘導体については次式で
表される。 HLB=E/5 以上のようにして求められるHLBの他に、川上氏が提
案した川上式HLB、Moore氏、Bell氏によって発表さ
れたHLF(Hydrophile-Lipophile Factor)、Davies
氏によって親水基、親油基に数値を設定し基数としたタ
イプのHLBがある。また、藤田氏によって発表された
有機概念図なども親水性、親油性のバランスを考えた値
である。これらの値は、その方法により数値は異なる
が、請求項3に示すHLBの値に適用できるが、ここで
は代表的な値としてGriffin氏のHLBを用いた。
【0016】本発明のスタンプインキ組成物に用いる着
色剤については、特に制限がなく、通常の染料インキ組
成物に用いられる直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒
染・酸性媒染染料、アゾイック染料、硫化・硫化建染染
料、建染染料、分散染料、油溶染料、食用染料、金属錯
塩染料など、また通常の顔料インキ組成物に用いられる
無機および有機顔料の中から任意のものを使用すること
ができる。その量は、組成物全量当たり、1〜50重量
%の範囲で選ばれる。
色剤については、特に制限がなく、通常の染料インキ組
成物に用いられる直接染料、酸性染料、塩基性染料、媒
染・酸性媒染染料、アゾイック染料、硫化・硫化建染染
料、建染染料、分散染料、油溶染料、食用染料、金属錯
塩染料など、また通常の顔料インキ組成物に用いられる
無機および有機顔料の中から任意のものを使用すること
ができる。その量は、組成物全量当たり、1〜50重量
%の範囲で選ばれる。
【0017】本発明のスタンプインキ組成物に用いる樹
脂としては、本発明に用いる溶媒に溶解するものであれ
ばいかなるものでもよく、例えば、にかわ、アラビアゴ
ム、ロジンなどの天然樹脂、ヒドロキシエチルセルロー
スやその誘導体、ロジン誘導体などの半合成樹脂、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルエーテル、スチレン−マレイン
酸共重合体、ケトン系樹脂、スチレン−アクリル酸共重
合体などの合成樹脂があげられる。また、これらの樹脂
は、単独で用いても良いし、2種以上組み合わせてもよ
い。その含有量はスタンプインキ組成物に対して0.5
〜30重量%である。本発明に用いる樹脂は、印影の堅
牢性強化およびスタンプインキの粘度調整の効果を示す
が、着色剤として顔料を用いた場合は、樹脂は顔料分散
剤としても作用する。
脂としては、本発明に用いる溶媒に溶解するものであれ
ばいかなるものでもよく、例えば、にかわ、アラビアゴ
ム、ロジンなどの天然樹脂、ヒドロキシエチルセルロー
スやその誘導体、ロジン誘導体などの半合成樹脂、ポリ
ビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリビニル
ブチラール、ポリビニルエーテル、スチレン−マレイン
酸共重合体、ケトン系樹脂、スチレン−アクリル酸共重
合体などの合成樹脂があげられる。また、これらの樹脂
は、単独で用いても良いし、2種以上組み合わせてもよ
い。その含有量はスタンプインキ組成物に対して0.5
〜30重量%である。本発明に用いる樹脂は、印影の堅
牢性強化およびスタンプインキの粘度調整の効果を示す
が、着色剤として顔料を用いた場合は、樹脂は顔料分散
剤としても作用する。
【0018】本発明のスタンプインキ組成物に用いる界
面活性剤は、ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレン高級脂肪酸エステル、多価アルコールの高
級脂肪酸部分エステル、糖の高級脂肪酸エステルなどが
あり、具体的にはグリセリンの脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸
エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン、ポリ
オキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド
縮合物などがある。
面活性剤は、ノニオン系界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレン高級脂肪酸エステル、多価アルコールの高
級脂肪酸部分エステル、糖の高級脂肪酸エステルなどが
あり、具体的にはグリセリンの脂肪酸エステル、ポリグ
リセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸
エステル、ペンタエリスリトール脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビット脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ングリセリン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール
脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ル、ポリオキシエチレンフィトステロール、ポリオキシ
エチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル、ポリ
オキシエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、ポリオキシエチレンラノリン、ポリ
オキシエチレンラノリンアルコール、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミン、ポリオキシエチレン脂肪酸アミド、
ポリオキシエチレンアルキルフェニルホルムアルデヒド
縮合物などがある。
【0019】アニオン系界面活性剤としては、高級脂肪
酸アミドのアルキル化スルフォン酸塩、アルキルアリル
スルフォン酸塩などがあり、具体的には、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−
アシルアミノ酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩な
どがある。界面活性剤は、紙面への浸透性促進や印影の
にじみ抑制あるいは表面張力調整剤、顔料を用いた場合
に顔料分散剤として作用する。
酸アミドのアルキル化スルフォン酸塩、アルキルアリル
スルフォン酸塩などがあり、具体的には、アルキル硫酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、N−
アシルアミノ酸塩、N−アシルメチルタウリン塩、ポリ
オキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン
酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩な
どがある。界面活性剤は、紙面への浸透性促進や印影の
にじみ抑制あるいは表面張力調整剤、顔料を用いた場合
に顔料分散剤として作用する。
【0020】本発明のスタンプインキ組成物には、防腐
剤、防錆剤などのほか一般的に用いられる添加剤を必要
に応じて配合することができる。
剤、防錆剤などのほか一般的に用いられる添加剤を必要
に応じて配合することができる。
【0021】顔料を使用する場合、分散する方法として
は、例えば、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ロ
ールミル、ホモミキサー、スターラーあるいは超音波を
用いる方法で分散混合することにより得られる。
は、例えば、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ロ
ールミル、ホモミキサー、スターラーあるいは超音波を
用いる方法で分散混合することにより得られる。
【0022】
【作用】本発明のスタンプインキ組成物は、捺印面とし
てアート紙、コート紙をはじめとする難吸収面に対して
も乾燥性が良好でトトレーシングペーパーのような薄い
紙質で細孔がつぶされているため横方向へのスタンプイ
ンキの広がりを持つ紙面に対しても鮮明な印影を可能に
し、長時間スタンプ台の蓋を開けた状態で放置してもそ
の捺印性能を損なわないことを可能にする。このような
効果を発揮する理由としては、使用するスタンプインキ
組成に特徴があり、使用する主溶媒が捺印面に対して浸
透性が比較的高く従来のスタンプインキ溶媒に比べ蒸気
圧も高いため、浸透乾燥および蒸発乾燥の2つの乾燥経
路をもち、アート紙、コート紙などの難吸収面に対して
も、紙面への浸透速度が速く乾燥性が非常によくなり、
また、溶媒のゴム印面へのぬれ性が良いため、スタンプ
インキを多量に付着する必要がなく、スタンプインキ量
を制御してもスタンプインキが疎らに付着することもな
い。その結果、過剰量のスタンプインキによる印影の滲
み、制御されたスタンプインキ量による印影のかすれも
ないため、捺印による印影は鮮明なものになると考えら
れる。一般にスタンプインキは、印面での乾燥防止のた
めにスタンプインキ流出量を極端に多くする必要がある
ほどの極めて揮発性の高い溶媒を使用しているわけでは
ないが、スタンプインキ溶媒の揮発性に対してスタンプ
台の盤面の面積が非常に大きいため、使用上、蓋をしば
らく開けた状態で放置しておくと盤面が乾燥してしまい
極端にスタンプインキの流出量が低下し、印影がかすれ
たり、捺印不可能な状態になる。このような状態を本発
明のスタンプインキ組成物は多価アルコールのエステル
誘導体を含有させることにより、溶媒蒸発の抑制効果が
得られるようになった。更に、水溶性材料を使用しない
ことによって捺印による印影の耐水性などの堅牢性が良
好になった。その結果、従来のスタンプインキの捺印に
よる印影の乾燥性、捺印性能、スタンプ台盤面の乾燥を
抑制する性能を改良することができ、捺印面としてアー
ト紙、コート紙などの難吸収面に対しても乾燥性が良好
で、トレーシングペーパーのような薄い紙質で細孔がつ
ぶされているため横方向へのスタンプインキの広がりを
持つ紙面に対しても鮮明な印影が得られ、長時間スタン
プ台の蓋を開けた状態で放置しても捺印性能が低下しな
いスタンプインキ組成物を提供することが可能となっ
た。
てアート紙、コート紙をはじめとする難吸収面に対して
も乾燥性が良好でトトレーシングペーパーのような薄い
紙質で細孔がつぶされているため横方向へのスタンプイ
ンキの広がりを持つ紙面に対しても鮮明な印影を可能に
し、長時間スタンプ台の蓋を開けた状態で放置してもそ
の捺印性能を損なわないことを可能にする。このような
効果を発揮する理由としては、使用するスタンプインキ
組成に特徴があり、使用する主溶媒が捺印面に対して浸
透性が比較的高く従来のスタンプインキ溶媒に比べ蒸気
圧も高いため、浸透乾燥および蒸発乾燥の2つの乾燥経
路をもち、アート紙、コート紙などの難吸収面に対して
も、紙面への浸透速度が速く乾燥性が非常によくなり、
また、溶媒のゴム印面へのぬれ性が良いため、スタンプ
インキを多量に付着する必要がなく、スタンプインキ量
を制御してもスタンプインキが疎らに付着することもな
い。その結果、過剰量のスタンプインキによる印影の滲
み、制御されたスタンプインキ量による印影のかすれも
ないため、捺印による印影は鮮明なものになると考えら
れる。一般にスタンプインキは、印面での乾燥防止のた
めにスタンプインキ流出量を極端に多くする必要がある
ほどの極めて揮発性の高い溶媒を使用しているわけでは
ないが、スタンプインキ溶媒の揮発性に対してスタンプ
台の盤面の面積が非常に大きいため、使用上、蓋をしば
らく開けた状態で放置しておくと盤面が乾燥してしまい
極端にスタンプインキの流出量が低下し、印影がかすれ
たり、捺印不可能な状態になる。このような状態を本発
明のスタンプインキ組成物は多価アルコールのエステル
誘導体を含有させることにより、溶媒蒸発の抑制効果が
得られるようになった。更に、水溶性材料を使用しない
ことによって捺印による印影の耐水性などの堅牢性が良
好になった。その結果、従来のスタンプインキの捺印に
よる印影の乾燥性、捺印性能、スタンプ台盤面の乾燥を
抑制する性能を改良することができ、捺印面としてアー
ト紙、コート紙などの難吸収面に対しても乾燥性が良好
で、トレーシングペーパーのような薄い紙質で細孔がつ
ぶされているため横方向へのスタンプインキの広がりを
持つ紙面に対しても鮮明な印影が得られ、長時間スタン
プ台の蓋を開けた状態で放置しても捺印性能が低下しな
いスタンプインキ組成物を提供することが可能となっ
た。
【0023】
【実施例】以下、実施例により本発明を更に具体的に説
明するが、本発明は、この実施例によって限定されるも
のではない。%は重量%を表す。溶媒の蒸気圧は20℃
の値である。
明するが、本発明は、この実施例によって限定されるも
のではない。%は重量%を表す。溶媒の蒸気圧は20℃
の値である。
【0024】(実施例1) 着色剤 :油溶性染料〔オリエント化学工業(株)製 “バリファーストブラック#3820”〕 8% 樹 脂 :〔荒川化学工業(株)製 “ケトンレジンK90”〕 5% 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 42% (蒸気圧:0.45mmHg) 溶 媒 :プロピレングリコールモノブチルエーテル 43% (蒸気圧:0.60mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ジグリセリンモノステアレート(HLB=6.5) 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0025】(実施例2) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール〔積水化学工業(株)製 “BL−1”〕 5% 溶 媒 :プロピレングリコールモノブチルエーテル 30% (蒸気圧:0.60mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 30% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 22% (蒸気圧:0.45mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: プロピレングリコールモノステアレート(HLB=3.5) 3% ヘキサグリセリンヘキサステアレート(HLB=12.2) 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0026】(実施例3) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :〔実施例1と同じ〕 3% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 82% (蒸気圧:0.02mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: プロピレングリコールモノステアレート(HLB=3.5) 3% ジグリセリンモノステアレート(HLB=6.5) 2% 界面活性剤:ポリエーテル変性シリコーンオイル 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0027】(実施例4) 着色剤 :油溶性染料〔オリエント化学工業(株)製 “バリファーストブラック#3830”〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 42% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジエチレングリコールモノブチルエーテル 42% (蒸気圧:0.01mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ジグリセリンモノステアレート(HLB=6.5) 1.5% ヘキサグリセリンヘキサステアレート(HLB=12.2) 1.5% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0028】(実施例5) 着色剤 :油溶性染料〔実施例4と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 53% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 32% (蒸気圧:0.45mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ヘキサグリセリンヘキサステアレート(HLB=12.2) 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0029】(実施例6) 着色剤 :油溶性染料〔実施例4と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 3% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 54% (蒸気圧:0.02mmHg) 溶 媒 :ジエチレングリコールモノブチルエーテル 31% (蒸気圧:0.01mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: プロピレングリコールモノステアレート(HLB=3.5) 1% ジグリセリンモノステアレート(HLB=6.5) 1.5% 界面活性剤:ポリエーテル変性シリコーンオイル 1.5% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0030】(実施例7) 着色剤 :カーボンブラック〔三菱化成(株)製“#25”〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 62% (蒸気圧:0.02mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 23% (蒸気圧:0.5mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ヘキサグリセリンヘキサステアレート(HLB=12.2) 1.5% デカグリセリンペンタステアレート(HLB=6.4) 0.5% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0031】(比較例1) 着色剤 :水溶性染料〔オリエント化学工業(株)製 "Water Black R-500"〕 8% 樹 脂 :ポリビニルピロリドン〔ISP.PET.LTD.製 “K−30”〕 5% 溶 媒 :水(蒸気圧:17.5mmHg) 37% 溶 媒 :グリセリン(蒸気圧:0.01mmHg以下) 50% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0032】(比較例2) 着色剤 :油溶性染料〔実施例4と同じ〕 8% 樹 脂 :〔実施例1と同じ〕 5% 溶 媒 :トリプロピレングリコールメチルエーテル 20% (蒸気圧:0.02mmHg) 溶 媒 :ポリプロピレングリコール(分子量1000) 67% (蒸気圧:0.001mmHg) 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0033】(比較例3) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 10% 樹 脂 :〔実施例1と同じ〕 3% 溶 媒 :メチルアルコール(20℃ 蒸気圧約100mmHg) 87% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0034】(比較例4) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :プロピレングリコールモノブチルエーテル 35% (蒸気圧:0.6mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 30% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 22% (蒸気圧:0.45mmHg) 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0035】(比較例5) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :プロピレングリコールモノブチルエーテル 33% (蒸気圧:0.6mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 12% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 22% (蒸気圧:0.45mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ジグリセリンモノステアレート(HLB=6.5) 20% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0036】(比較例6) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :〔実施例1と同じ〕 3% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 87% (蒸気圧:0.02mmHg) 界面活性剤:ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0037】(比較例7) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 5% 溶 媒 :プロピレングリコールモノブチルエーテル 35% (蒸気圧:0.6mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 30% (蒸気圧:0.5mmHg) 溶 媒 :ジプロピレングリコールモノメチルエーテル 20% (蒸気圧:0.45mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: デカグリセリンモノオレート(HLB=20) 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0038】(比較例8) 着色剤 :油溶性染料〔実施例1と同じ〕 8% 樹 脂 :〔実施例1と同じ〕 3% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 87% (蒸気圧:0.02mmHg) 多価アルコールのエステル誘導体: ジグリセリンテトラオレート(HLB=1.5) 2% 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0039】(比較例9) 着色剤 :カーボンブラック(実施例7と同じ) 8% 樹 脂 :ポリビニルブチラール(実施例2と同じ) 6% 溶 媒 :ヘキシレングリコール 63% (蒸気圧:0.02mmHg) 溶 媒 :3−メトキシ−3−メチル−1−ブタノール 23% (蒸気圧:0.5mmHg) 以上の配合によってスタンプインキ組成物を得た。
【0040】以上のようにして得られたスタンプ用イン
キ組成物をスタンプパッドに充填し、PPC用紙、アー
ト紙、コート紙、ガラス面、トレーシングペーパーに捺
印し、その印影の乾燥性、滲み防止性、盤面乾燥性を試
験した。その結果を表1に示した。
キ組成物をスタンプパッドに充填し、PPC用紙、アー
ト紙、コート紙、ガラス面、トレーシングペーパーに捺
印し、その印影の乾燥性、滲み防止性、盤面乾燥性を試
験した。その結果を表1に示した。
【0041】印影乾燥性;上記に示す捺印面として用い
る各材質に対し捺印し、1時間後にその印影上にPPC
用紙をのせ、500gの荷重をかけた後、PPC用紙に
転写された程度を官能的に評価した。転写されなかった
ものを○、僅かに転写されたものを△、転写現象が激し
いものを×とした。
る各材質に対し捺印し、1時間後にその印影上にPPC
用紙をのせ、500gの荷重をかけた後、PPC用紙に
転写された程度を官能的に評価した。転写されなかった
ものを○、僅かに転写されたものを△、転写現象が激し
いものを×とした。
【0042】印影の滲み防止性;捺印する印面の滲みの
程度をPPC用紙、トレーシングペーパーを使用して、
1日後に官能的に評価した。印影に滲みが現れなかった
ものを○、滲みが現れたものは△、転写現象が激しいも
のを×とした。
程度をPPC用紙、トレーシングペーパーを使用して、
1日後に官能的に評価した。印影に滲みが現れなかった
ものを○、滲みが現れたものは△、転写現象が激しいも
のを×とした。
【0043】盤面乾燥防止性;温度25℃、湿度65%
の条件下にてスタンプインキ組成物を充填したスタンプ
台の蓋を開けた状態で10時間放置する。その後、PP
C用紙に捺印し、その印影の状態を評価した。3回目の
捺印印影までに初期状態と同等であれば○、3回目の捺
印印影までにかすれ現象が生じたものは×とした。
の条件下にてスタンプインキ組成物を充填したスタンプ
台の蓋を開けた状態で10時間放置する。その後、PP
C用紙に捺印し、その印影の状態を評価した。3回目の
捺印印影までに初期状態と同等であれば○、3回目の捺
印印影までにかすれ現象が生じたものは×とした。
【0044】
【表1】
【0045】
【発明の効果】本発明のスタンプインキ組成物は、アー
ト紙、コート紙などの難吸収面を有する捺印面に対して
も乾燥性が良好であり、細孔がつぶされているため横方
向へのスタンプインキの広がりを持つトレーシングペー
パーのような薄い紙質の紙面においても鮮明な印影の捺
印を可能にし、また長時間スタンプ台の蓋を開けた状態
で放置してもその捺印性能を損なわないことを可能にし
た。
ト紙、コート紙などの難吸収面を有する捺印面に対して
も乾燥性が良好であり、細孔がつぶされているため横方
向へのスタンプインキの広がりを持つトレーシングペー
パーのような薄い紙質の紙面においても鮮明な印影の捺
印を可能にし、また長時間スタンプ台の蓋を開けた状態
で放置してもその捺印性能を損なわないことを可能にし
た。
Claims (2)
- 【請求項1】 アルコール、エーテルおよびエステルか
らなる群から選ばれた少なくとも1種である20℃にお
ける蒸気圧が0.005mmHg以上45mmHg以下の値を有
する溶媒、樹脂および界面活性剤から選ばれた少なくと
も一種の添加剤、2.0〜16.0のHLB値を有する
多価アルコールエステル誘導体、および着色剤を含有す
ることからなるスタンプインキ組成物。 - 【請求項2】 多価アルコールエステル誘導体がソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリグリセリン高級脂肪酸エステ
ル、ショ糖脂肪酸エステルおよびプロピレングリコール
脂肪酸エステルからなる群から選ばれた少なくとも一種
を含む脂肪酸エステルである請求項1記載のスタンプイ
ンキ組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10990396A JPH09296141A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | スタンプインキ組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10990396A JPH09296141A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | スタンプインキ組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09296141A true JPH09296141A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14522086
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10990396A Pending JPH09296141A (ja) | 1996-04-30 | 1996-04-30 | スタンプインキ組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09296141A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100434687B1 (ko) * | 2001-06-28 | 2004-06-04 | 한국조폐공사 | 소인용 잉크 |
EP1437389A1 (en) * | 2002-11-28 | 2004-07-14 | Teikoku Printing Inks Mfg. Co., Ltd | Ink, production method of the same, materials for producing the same and printed matter with the same |
US6951027B2 (en) * | 2001-10-03 | 2005-09-27 | Sony Corporation | Optical information medium |
JP2006225609A (ja) * | 2005-02-21 | 2006-08-31 | Shachihata Inc | スタンプ台又は浸透印用油性インキ |
CN103031019A (zh) * | 2011-09-28 | 2013-04-10 | 理想科学工业株式会社 | 喷墨用油包水(w/o)型乳化墨 |
-
1996
- 1996-04-30 JP JP10990396A patent/JPH09296141A/ja active Pending
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US7080391B2 (en) | 2001-10-03 | 2006-07-18 | Sony Corporation | Optical information medium |
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