JPH09295771A - エレベータ階床選択装置の異常検出装置 - Google Patents
エレベータ階床選択装置の異常検出装置Info
- Publication number
- JPH09295771A JPH09295771A JP8110813A JP11081396A JPH09295771A JP H09295771 A JPH09295771 A JP H09295771A JP 8110813 A JP8110813 A JP 8110813A JP 11081396 A JP11081396 A JP 11081396A JP H09295771 A JPH09295771 A JP H09295771A
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- car
- stop
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- Pending
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- Elevator Control (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 階床選択装置のスライダーの動作不能を検出
するエレベータ階床選択装置の異常検出装置の提供。 【解決手段】 乗かご1の走行を検出する走行検出手
段、この走行検出手段9が乗かご1の走行を検出してい
るとき、階床選択装置5のスライダー5Eの停止を検出
するスライダー停止検出手段8、8A、10、11とを
備えた。
するエレベータ階床選択装置の異常検出装置の提供。 【解決手段】 乗かご1の走行を検出する走行検出手
段、この走行検出手段9が乗かご1の走行を検出してい
るとき、階床選択装置5のスライダー5Eの停止を検出
するスライダー停止検出手段8、8A、10、11とを
備えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの階床選
択装置の異常検出装置に関する。
択装置の異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エレベータ階床選択装置の異常検
出装置は、特開昭52−18656号公報に記載されて
いるように、エレベータ乗かごの動きを伝達するエレベ
ータ階床選択装置の駆動用チェーンの切断、切れや伸び
を検出するスイッチを設け、このスイッチの動作で警報
を発したり、乗かごを停止させるようにしたものが提案
されていた。
出装置は、特開昭52−18656号公報に記載されて
いるように、エレベータ乗かごの動きを伝達するエレベ
ータ階床選択装置の駆動用チェーンの切断、切れや伸び
を検出するスイッチを設け、このスイッチの動作で警報
を発したり、乗かごを停止させるようにしたものが提案
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、階床
選択装置の駆動チェーンの異常を検出するものであり、
乗かごの動きを縮少して動く階床選択装置内に設けられ
ているスライダーの停止を検出するものではなく、乗か
ごが移動してもスライダーが動かないと、乗かごが端階
まで移動し、端階を検出し乗かごを停止させる端階停止
スイッチが作動し、さらに、乗かごの位置表示はスライ
ダーが停止している階を表示するため、乗かごの停止位
置と表示位置に狂いが生じるという問題があった。
選択装置の駆動チェーンの異常を検出するものであり、
乗かごの動きを縮少して動く階床選択装置内に設けられ
ているスライダーの停止を検出するものではなく、乗か
ごが移動してもスライダーが動かないと、乗かごが端階
まで移動し、端階を検出し乗かごを停止させる端階停止
スイッチが作動し、さらに、乗かごの位置表示はスライ
ダーが停止している階を表示するため、乗かごの停止位
置と表示位置に狂いが生じるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、階床選択装置のスライダ
ーの動作不能を検出するエレベータ階床選択装置の異常
検出装置を提供することにある。
ーの動作不能を検出するエレベータ階床選択装置の異常
検出装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、乗かごの移動を縮少して伝達するスライ
ダーと、このスライダーに配列され導電体で形成された
複数個のフィンガーと、これらのフィンガーに対向して
配列され、前記フィンガーに当接することにより、乗か
ごの階床位置の表示や、減速指令などを与える導電体で
形成されるセグメントとを備えたエレベータ階床選択装
置の異常検出装置において、前記乗かごの走行を検出す
る走行検出手段と、この走行検出手段が乗かごの走行を
検出しているとき、前記スライダーの停止を検出するス
ライダー停止検出手段とを備え、また、前記スライダー
停止検出手段が前記スライダーの停止を検出すると、少
なくとも乗かごの階床位置表示を消灯させるようにした
ものである。
に、本発明は、乗かごの移動を縮少して伝達するスライ
ダーと、このスライダーに配列され導電体で形成された
複数個のフィンガーと、これらのフィンガーに対向して
配列され、前記フィンガーに当接することにより、乗か
ごの階床位置の表示や、減速指令などを与える導電体で
形成されるセグメントとを備えたエレベータ階床選択装
置の異常検出装置において、前記乗かごの走行を検出す
る走行検出手段と、この走行検出手段が乗かごの走行を
検出しているとき、前記スライダーの停止を検出するス
ライダー停止検出手段とを備え、また、前記スライダー
停止検出手段が前記スライダーの停止を検出すると、少
なくとも乗かごの階床位置表示を消灯させるようにした
ものである。
【0006】このように構成したので、乗かごが走行し
ているにもかかわらず、スライダーが停止していること
を検出して、少なくとも乗かごの階床位置表示を消灯さ
せ、乗かごとスライダーの位置狂いによる故障が発生し
ても、階床位置表示による乗かごの位置確認が行なえな
いようにしたので、乗かごを確認するとき十分なる注意
を促すこととなり、乗場ドアを不注意に開放して昇降路
内に転落する事故の防止が図れる。
ているにもかかわらず、スライダーが停止していること
を検出して、少なくとも乗かごの階床位置表示を消灯さ
せ、乗かごとスライダーの位置狂いによる故障が発生し
ても、階床位置表示による乗かごの位置確認が行なえな
いようにしたので、乗かごを確認するとき十分なる注意
を促すこととなり、乗場ドアを不注意に開放して昇降路
内に転落する事故の防止が図れる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1、図2を用いて説明する。
1、図2を用いて説明する。
【0008】図1は、本発明のエレベータ階床選択装置
の異常検出装置の一実施形態のブロック図であり、図2
はエレベータ階床選択装置の要部構成図である。
の異常検出装置の一実施形態のブロック図であり、図2
はエレベータ階床選択装置の要部構成図である。
【0009】図2において、かご1とつり合い錘2を接
続するロープ3は、プーリ4へ巻装され、このプーリ4
の軸を同じくして取付けられるスプロケット4Aと階床
選択装置5の下部に設けられたスプロケット5Aにチェ
ーン6が巻き掛けられている。また、スプロケット5A
に接続される図示しない減速機を介した図示しないスプ
ロケットと階床選択装置15の上部に設けられたスプロ
ケット5B間とをチェーン5Cが無端状に巻き掛けら
れ、このチェーン5Cに複数個のフィンガー5Dを一列
に配したスライダー5Eを設けている。このスライダー
5Eはスプロケット4A及び図示しない減速機などによ
ってかご1の移動を縮少して上下するように構成されて
いる。また、フィンガー5Dの対向する位置に例えば、
かご1の位置を表示するためのかご位置表示リレー6A
〜6Cに接続される階床表示用セグメント5Fa〜5F
cなどが所定間隔でセグメント取付台5Gに配設されて
いる。なお、その他のセグメントとして減速指令用セグ
メント等があるが説明を省略する。
続するロープ3は、プーリ4へ巻装され、このプーリ4
の軸を同じくして取付けられるスプロケット4Aと階床
選択装置5の下部に設けられたスプロケット5Aにチェ
ーン6が巻き掛けられている。また、スプロケット5A
に接続される図示しない減速機を介した図示しないスプ
ロケットと階床選択装置15の上部に設けられたスプロ
ケット5B間とをチェーン5Cが無端状に巻き掛けら
れ、このチェーン5Cに複数個のフィンガー5Dを一列
に配したスライダー5Eを設けている。このスライダー
5Eはスプロケット4A及び図示しない減速機などによ
ってかご1の移動を縮少して上下するように構成されて
いる。また、フィンガー5Dの対向する位置に例えば、
かご1の位置を表示するためのかご位置表示リレー6A
〜6Cに接続される階床表示用セグメント5Fa〜5F
cなどが所定間隔でセグメント取付台5Gに配設されて
いる。なお、その他のセグメントとして減速指令用セグ
メント等があるが説明を省略する。
【0010】また、図1において、交流電源p−nの交
番電源pとセグメント5Fa〜5Fc間に、付勢すると
かご1の位置を表示される図示しないかご位置表示灯を
点灯させるかご位置表示リレー7A〜7Cがそれぞれ接
続され、また、スライダー5Eの移動でセグメント5F
a〜5Fcと順次接触するフィンガー5Dと電源n間に
後述する接点11bが接続されている。
番電源pとセグメント5Fa〜5Fc間に、付勢すると
かご1の位置を表示される図示しないかご位置表示灯を
点灯させるかご位置表示リレー7A〜7Cがそれぞれ接
続され、また、スライダー5Eの移動でセグメント5F
a〜5Fcと順次接触するフィンガー5Dと電源n間に
後述する接点11bが接続されている。
【0011】また、電源nに巻き掛けられるコイル8A
と電流検出器8によって検出されるフィンガー5Dの電
流を検出し、フィンガー5Dの電流が無くなったとき後
述するタイマ10のリセット端子10bに信号を出力す
る。また、2入力のOR回路9の入力端子にかご1の上
昇指令信号接続端子U及び下降指令信号接続端子Dがそ
れぞれ接続され、2入力のOR回路9の出力端子がタイ
マ10に接続され、このタイマ10は入力端子10aに
信号が入力され所定時間、例えば5秒以内にリセット端
子10bにリセット信号が入力されないとき信号をスラ
イダー異常検出装置11に出力する。このスライダー異
常検出装置11は信号が入力されると接点11bを開放
するリレーを有している。
と電流検出器8によって検出されるフィンガー5Dの電
流を検出し、フィンガー5Dの電流が無くなったとき後
述するタイマ10のリセット端子10bに信号を出力す
る。また、2入力のOR回路9の入力端子にかご1の上
昇指令信号接続端子U及び下降指令信号接続端子Dがそ
れぞれ接続され、2入力のOR回路9の出力端子がタイ
マ10に接続され、このタイマ10は入力端子10aに
信号が入力され所定時間、例えば5秒以内にリセット端
子10bにリセット信号が入力されないとき信号をスラ
イダー異常検出装置11に出力する。このスライダー異
常検出装置11は信号が入力されると接点11bを開放
するリレーを有している。
【0012】次にこのエレベータ階床選択装置の異常検
出装置の動作を説明する。
出装置の動作を説明する。
【0013】今、かご1が移動しているにもかかわら
ず、スライダー5Eが何らかの原因でフィンガー5Dが
セグメント5Fbに当接した状態で停止するという故障
が発生すると、2入力のOR回路9はタイマ10の入力
端子10aに信号を出力し、タイマ10は起動されて時
間を計時開始するが、スライダー5Eが停止したままで
あるので、電源p−7B−5Fb−5D−11b−nの
回路が保持され、電流検出器8はフィンガー5Dに流れ
る電流を継続して検出するので、タイマ10のリセット
端子10bへの信号の出力がタイマ10が計時を満了す
る5秒経過しても行なえないので、タイマ10はスライ
ダー異常検出装置11へ信号を出力する。タイマ10か
らの入力信号でスライダー異常検出装置11はリレーを
付勢させて接点11bを開放し、p−7B−5Fb−5
D−11b−nの回路が開放されて、かご位置表示リレ
ー7Bを消勢させ、図示しないかご位置表示灯を消灯さ
せる。
ず、スライダー5Eが何らかの原因でフィンガー5Dが
セグメント5Fbに当接した状態で停止するという故障
が発生すると、2入力のOR回路9はタイマ10の入力
端子10aに信号を出力し、タイマ10は起動されて時
間を計時開始するが、スライダー5Eが停止したままで
あるので、電源p−7B−5Fb−5D−11b−nの
回路が保持され、電流検出器8はフィンガー5Dに流れ
る電流を継続して検出するので、タイマ10のリセット
端子10bへの信号の出力がタイマ10が計時を満了す
る5秒経過しても行なえないので、タイマ10はスライ
ダー異常検出装置11へ信号を出力する。タイマ10か
らの入力信号でスライダー異常検出装置11はリレーを
付勢させて接点11bを開放し、p−7B−5Fb−5
D−11b−nの回路が開放されて、かご位置表示リレ
ー7Bを消勢させ、図示しないかご位置表示灯を消灯さ
せる。
【0014】このように、スライダー5Eの停止による
スライダー5Eの位置と、かご1との位置に狂いが生じ
たとき、かご位置表示灯を消灯させることで、かご位置
を確認するときの注意事項を促すことができる。
スライダー5Eの位置と、かご1との位置に狂いが生じ
たとき、かご位置表示灯を消灯させることで、かご位置
を確認するときの注意事項を促すことができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、乗かごが走行している
にもかかわらずスライダーが停止していることを検出し
て、少なくとも乗かごの階床位置表示を消灯させ、乗か
ごとスライダーの位置の狂いによる故障が発生しても、
階床位置表示による乗かごの位置確認が行なえないよう
にしたので、乗かごを確認するとき十分なる注意を促す
ことになり、乗場ドアを不注意に開放して昇降路内に転
落する事故の防止が図れる。
にもかかわらずスライダーが停止していることを検出し
て、少なくとも乗かごの階床位置表示を消灯させ、乗か
ごとスライダーの位置の狂いによる故障が発生しても、
階床位置表示による乗かごの位置確認が行なえないよう
にしたので、乗かごを確認するとき十分なる注意を促す
ことになり、乗場ドアを不注意に開放して昇降路内に転
落する事故の防止が図れる。
【図1】エレベータ階床選択装置の異常検出装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】エレベータ階床選択装置の要部構成図である。
5D フィンガー 5E スライダー 5Fa〜5Fc セグメント 8 電流検出器 8A コイル 10 タイマ 11 スライダー異常検出装置
Claims (2)
- 【請求項1】 乗かごの移動を縮少して伝達するスライ
ダーと、このスライダーに配列され導電体で形成された
複数個のフィンガーと、これらのフィンガーに対向して
配列され、前記フィンガーに当接することにより、乗か
ごの階床位置の表示や、減速指令などを与える導電体で
形成されるセグメントとを備えたエレベータ階床選択装
置の異常検出装置において、前記乗かごの走行を検出す
る走行検出手段と、この走行検出手段が乗かごの走行を
検出しているとき、前記スライダーの停止を検出するス
ライダー停止検出手段とを備えたことを特徴とするエレ
ベータ階床選択装置の異常検出装置。 - 【請求項2】 前記スライダー停止検出手段が前記スラ
イダーの停止を検出すると、少なくとも乗かごの階床位
置表示を消灯させることを特徴とする請求項1記載のエ
レベータ階床選択装置の異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110813A JPH09295771A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | エレベータ階床選択装置の異常検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8110813A JPH09295771A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | エレベータ階床選択装置の異常検出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09295771A true JPH09295771A (ja) | 1997-11-18 |
Family
ID=14545317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8110813A Pending JPH09295771A (ja) | 1996-05-01 | 1996-05-01 | エレベータ階床選択装置の異常検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09295771A (ja) |
-
1996
- 1996-05-01 JP JP8110813A patent/JPH09295771A/ja active Pending
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