JPH09295705A - 粉体の処理方法 - Google Patents
粉体の処理方法Info
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- JPH09295705A JPH09295705A JP13417396A JP13417396A JPH09295705A JP H09295705 A JPH09295705 A JP H09295705A JP 13417396 A JP13417396 A JP 13417396A JP 13417396 A JP13417396 A JP 13417396A JP H09295705 A JPH09295705 A JP H09295705A
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Abstract
能率良く行うことのできる粉体の処理方法を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 包装されパレット上に積み重ねられた粉
体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動倉庫1か
ら選択して取り出した粉体2を切り出し機構を有する供
給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、異種粉体
を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合し、混合
粉体を包装するようにした粉体処理方法において、種類
の異なる混合粉体を収容したコンテナ8を自動倉庫1に
保管し、必要に応じてコンテナ8を自動倉庫1から搬出
可能としてある。
Description
し、特に、保管してある粉体から必要な粉体を選択して
異種粉体を混合し、混合を終了した粉体を次工程へ送る
粉体の処理方法に関するものである。
野では、製品加工、製品製造等のために多種類の粉体が
使用されている。粉体は、通常は紙袋、フアイバードラ
ム、フレコンなど種々の形態でパレット積みされ、自動
倉庫に保管されている。生産に必要な粉体が選択されて
自動倉庫から搬出され、計量して混合機に投入され、異
種粉体が混合される。混合を終了した粉体は、包装形
態、包装重量に従って包装機へ供給したり、あるいは造
粒、粉砕等の処理を行う次工程へ供給される。
には、重力搬送方式のものと垂直搬送方式のものがあ
る。図3は重力搬送方式を示しており、図中符号Aは自
動倉庫であって、この自動倉庫Aには、原料である粉体
Bが保管されている。図4は、公知の自動倉庫Aの一例
を示すものであり、多数の収納棚Cを横方向に一列に並
べ、更に、収納棚Cを上方に複数段に積層した構造を有
しており、通常は両側に一対として設置した自動倉庫A
の間をスタッカークレーンDが水平方向および垂直方向
に往復移動可能となっている。
装体として出荷され、パレット上に積み重ねた状態とな
っており、各収納棚C内に収容して保管されている。こ
の重力搬送方式では、3階の床面上に原料粉体Bの搬送
装置(例えば、ローラコンベアあるいはベルトコンベア
等)Eが設置してあり、更に3階から2階にかけての空
間には粉体の供給装置Fが複数台設置してある。この供
給装置Fは、上面を開口したホッパーの下部内にスクリ
ューフィーダを水平に設置した粉体の切り出し機構を有
するものである。2階の床面上にはコンテナGが走行可
能であるとともに混合槽Hが設置されており、1階の床
面上には包装機Iが設置してある。
体Bは、搬送装置Eによって移送され、必要な供給装置
Fに面して停止し、包装体内の粉体Bが供給装置F内に
投入される。尚、包装体の開口手段は任意である。一台
の供給装置F内には一種類の粉体Bのみが収容される
が、個々の供給装置F内の粉体Bは内容成分が異なるも
のである。
コンテナGは移動台車J上に載せてあり、かつ、移動台
車Jには図示しない計量器が設置してある。移動台車J
によってコンテナGを必要な供給装置Fの下方に案内
し、スクリューフィーダによってホッパー内の粉体Bを
切り出してコンテナG内に供給する。コンテナGは、複
数の供給装置Fの間を移動し、異なる種類の粉体Bを計
量器が計量して所定量ずつ収容するようになっている。
容したコンテナGは混合槽Hに送られる。混合槽Hは、
コンテナGと同じ構造のものを上下に回転可能としたも
のであり、コンテナGと混合槽Hとは開口面を組み合わ
せて連結し、コンテナGと混合槽Hとの連結部を中心に
して回転させることにより充分な攪拌作業が行われる。
コンテナGや混合槽Hとしては、例えば、特願平7−2
00242号として提供される計量容器や混合槽等が使
用可能である。混合が終了したコンテナGは、混合槽H
から取り外され、包装機I上に移送され、コンテナG下
部のバルブを開放して粉体Bを落下させ、異種粉体の混
合体は包装機I内において適宜手段によって包装され
る。
り、自動倉庫Aから搬出された粉体Bを供給された供給
装置FからコンテナG内に所定量を切り出し、異種粉体
を収容したコンテナGを混合槽Hで攪拌することは前記
重力搬送方式と同じである。この垂直搬送方式では、粉
体Bの搬送装置Eを2階部分に設け、コンテナGは1階
床面を走行可能とし、同じく1階床に設置した混合槽H
と包装機Iとの間に搬送リフトKを設置したことを特徴
としている。搬送リフトKを設置したことにより混合の
終了したコンテナGはリフトKで2階床上に搬送され、
2階部分で包装機Iへの粉体Bの供給が行われる。尚、
上記の各方式において異種粉体の混合粉体は、包装機で
包装される場合について説明したが、造粒、粉砕等のた
めに配管のような適宜の手段を使用して他の工程、場所
に移送される場合もある。従って、混合粉体をどのよう
に処理するかは任意に選択することができる。
処理方法において、重力搬送方式は、建物の1階から3
階部分を使用することになるので、全体として高層階と
ならざるをえず、建設コストが高くなる欠点を有してい
る。また、垂直搬送方式は、1階と2階部分を使用する
だけであるから重力搬送方式に比べて建設コストは低く
なるが、混合を終了したコンテナGを1階から2階に搬
送するために特別な搬送リフトKを使用しなければなら
ず、この搬送リフトKの設置費用や保守管理費用がかか
るという欠点を有している。総じて従来の処理方法で
は、多大の設備費や管理費等を必要とするものであっ
た。
いは垂直式の搬送方式の問題点に鑑み、原料粉体の保管
場所として使用する自動倉庫を混合粉体の保管場所とし
て使用し、必要に応じて混合粉体を自動倉庫から搬出し
て次の処理工程に送ることができるようにした粉体の処
理方法を提供することを目的とするものである。
めに本発明は、包装されパレット上に積み重ねられた粉
体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動倉庫1か
ら選択して取り出した粉体2を切り出し機構を有する供
給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、異種粉体
を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合するよう
にした粉体処理方法において、異なる種類の混合粉体を
収容したコンテナ8を自動倉庫1に保管し、必要に応じ
てコンテナ8を自動倉庫1から搬出可能としてある。
施の形態を詳細に説明する。図1において符号1は自動
倉庫、2は包装されパレット上に積み重ねられた粉体で
あり、包装された粉体2は、スタッカークレーン3を使
用して各収納棚4内に収容可能となっている。自動倉庫
1から取り出した粉体2の搬送装置5は2階の床面上に
設置してあり、粉体2を切り出し可能な供給装置6は2
階から1階にかけての空間に設置してある。また、移動
台車7に載って移動可能なコンテナ8は、1階の床を走
行可能であり、混合槽9および包装機10はともに1階
の床面上に設置してある。
成および各部の設置状態は前記の垂直搬送方式の場合と
同じであるが、本発明においては混合槽9と組み合わせ
て異種粉体の混合を終了したコンテナ8を移動台車7あ
るいは適当な搬送装置(ローラコンベア、ベルトコンベ
ア等)を使用して自動倉庫1まで送り、スタッカークレ
ーン3により混合粉体を収容したコンテナ8を収納棚4
の空き部分に収容して保管することを特徴としている。
用する場合には、必要なコンテナ8をスタッカークレー
ン3あるいは他の手段を使用して収納棚4から取り出
し、搬送装置5を利用するか他の適当な搬送手段を使用
して2階の搬送装置11上に移送し、包装機10への混
合粉体の投入を可能としたことを特徴としている。尚、
混合粉体を収容したコンテナ8は、搬送装置11を使用
することなく直接に包装機10上に送ってもよい。収納
棚4のどの空間部分にどのような混合粉体のコンテナ8
が収容されているかはコンピューターによって管理され
ている。
が、実際の配置状態は、図2に示すように、自動倉庫1
を中心にして片側に複数台の供給装置6と混合槽9を設
置し、自動倉庫1の他の側には複数台の包装機10を設
置し、異種粉体の混合、攪拌作業および包装作業を連続
して行うことができるようになっている。尚、2階部分
において包装機10に混合粉体を供給した後の空コンテ
ナ8は洗浄装置12で洗浄され、再び自動倉庫1内の所
定の収納棚4内に戻される。空のコンテナ8に粉体を供
給する場合には、スタッカークレーン3によって1階に
降ろされ、移動台車7に載せられて前記の作動をするこ
とになる。尚、上記説明においては混合粉体を包装機1
0に供給して包装する場合について説明したが、従来と
同様にして造粒、粉砕等のために他の工程や場所に移送
されることもあり、これらは必要に応じて任意に選択で
きるものである。
末、中間製品および製品の保管設備として使用されてい
た自動倉庫1は、混合粉体を収容したコンテナ8を収容
可能としたので、混合後の粉体を収容するコンテナ8を
階上床に送るための垂直搬送リフトを別に必要とするも
のではない。そして、自動倉庫1の収納棚4内に保管し
ているコンテナ8の内、必要な混合粉体を使用する場合
には、コンテナ8を自動倉庫1から取り出して包装機1
0へ送ったり、あるいは、コンテナ8から造粒や粉砕等
の工程に混合粉体を送ることができる。従って、設備費
や管理費をかけることなく、全体の処理機構を簡略化し
て生産ラインを構成することが可能となる。自動倉庫1
には、あらかじめ決められた異種粉体の混合粉体をスト
ックしておくことができるので、必要に応じて包装し、
他の工程や場所等へ送るようにすれば、混合粉体の管理
を能率良く行うことができる。
である。
図である。
フロー図である。
視図である。
フロー図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 包装されパレット上に積み重ねられた粉
体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動倉庫1か
ら選択して取り出した粉体2を切り出し機構を有する供
給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、異種粉体
を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合するよう
にした粉体処理方法において、異なる種類の混合粉体を
収容したコンテナ8を自動倉庫1の収納棚4内に保管
し、必要に応じてコンテナ8を自動倉庫1から搬出可能
としたことを特徴とする粉体の処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417396A JP3777655B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 粉体の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13417396A JP3777655B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 粉体の処理方法 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002090301A Division JP2003020101A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 粉体の処理装置 |
JP2002090303A Division JP2002346361A (ja) | 2002-03-28 | 2002-03-28 | 粉体の処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09295705A true JPH09295705A (ja) | 1997-11-18 |
JP3777655B2 JP3777655B2 (ja) | 2006-05-24 |
Family
ID=15122158
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13417396A Expired - Fee Related JP3777655B2 (ja) | 1996-05-02 | 1996-05-02 | 粉体の処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3777655B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009017823A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Satake Corp | ラック式穀粒乾燥設備における自動排出装置 |
-
1996
- 1996-05-02 JP JP13417396A patent/JP3777655B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009017823A (ja) * | 2007-07-12 | 2009-01-29 | Satake Corp | ラック式穀粒乾燥設備における自動排出装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3777655B2 (ja) | 2006-05-24 |
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