JP2003020101A - 粉体の処理装置 - Google Patents

粉体の処理装置

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JP2003020101A
JP2003020101A JP2002090301A JP2002090301A JP2003020101A JP 2003020101 A JP2003020101 A JP 2003020101A JP 2002090301 A JP2002090301 A JP 2002090301A JP 2002090301 A JP2002090301 A JP 2002090301A JP 2003020101 A JP2003020101 A JP 2003020101A
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JP
Japan
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powder
container
mixed
packaging machine
mixing tank
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Pending
Application number
JP2002090301A
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English (en)
Inventor
Yoshimichi Kotaki
世志道 小滝
Kinzo Shiino
欽三 椎野
Hideo Shoji
秀雄 庄司
Kenji Takizawa
憲治 瀧沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混合した異種粉体の保管や混合粉体の搬出を
能率良く行うことのできる粉体の処理装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 包装されパレット上に積み重ねられた粉
体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動倉庫1か
ら選択して取り出した粉体2を切り出し機構を有する供
給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、異種粉体
を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合し、混合
粉体を包装するようにした粉体処理装置において、粉体
処理のための供給装置6、混合槽9および包装機10等
は自動倉庫1の片側にまとめて設置するとともに種類の
異なる混合粉体を収容したコンテナ8を自動倉庫1に保
管し、必要に応じてコンテナ8を自動倉庫1から包装機
10へ搬出可能としてある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉体の処理装置に関
し、特に、保管してある粉体から必要な粉体を選択して
異種粉体を混合し、混合を終了した粉体を次工程へ送る
粉体の処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食品、医薬品、化学品等の各種の産業分
野では、製品加工、製品製造等のために多種類の粉体が
使用されている。粉体は、通常は紙袋、フアイバードラ
ム、フレコンなど種々の形態で包装してパレット上に積
み重ね、自動倉庫に保管している。
【0003】製品加工、製品製造に必要な各種の粉体
は、それぞれ保管している自動倉庫から選ばれて外部に
搬出され、粉体毎に計量して混合機に投入し、異種粉体
が混合される。混合を終了した粉体は、包装形態、包装
重量に従って包装機へ供給したり、あるいは造粒、粉砕
等の処理を行うために次工程へ供給される。
【0004】従来、自動倉庫を使用した粉体の処理技術
には、重力搬送装置のものと垂直搬送装置のものがあ
り、図2は垂直搬送装置を示している。同図において符
号Aは自動倉庫であり、この自動倉庫Aには、原料であ
る粉体Bが保管されている。図3は、公知の自動倉庫A
の一例を示すものであり、多数の収納棚Cを横方向に一
列に並べ、更に、収納棚Cを上方に複数段に積層した構
造を有しており、通常は両側に一対として設置した自動
倉庫Aの間をスタッカークレーンDが水平方向および垂
直方向に往復移動可能となっている。
【0005】前記の原料粉体Bは、メーカーにおいて包
装体として出荷され、パレット上に積み重ねた状態とな
っており、自動倉庫Aの各収納棚C内に収容して保管さ
れている。この垂直搬送装置では、2階の床面上に原料
粉体Bの搬送装置(例えば、ローラコンベアあるいはベ
ルトコンベア等)Eが設置してあり、更に2階から1階
にかけての空間には粉体の供給装置Fが複数台設置して
ある。この供給装置Fは、上面を開口したホッパーの下
部内にスクリューフィーダを水平に設置した粉体の切り
出し機構を有するものである。1階の床面上にはコンテ
ナGが走行可能であるとともに混合槽Hおよび包装機I
が設置してあり、更に、混合槽Hと包装機Iとの間には
搬送リフトKが設置してある。
【0006】選択されて自動倉庫Aから取り出された粉
体Bは、搬送装置Eによって移送され、必要な供給装置
Fに面して停止し、包装体内の粉体Bが供給装置F内に
投入される。尚、包装体の開口手段は任意である。一台
の供給装置F内には一種類の粉体Bのみが収容される
が、各供給装置F内の粉体Bは内容成分が異なるもので
ある。
【0007】上面を開口し、下部に排出バルブを有する
コンテナGは移動台車J上に載せてあり、かつ、移動台
車Jには図示しない計量器が設置してある。移動台車J
によってコンテナGを必要な供給装置Fの下方に案内
し、スクリューフィーダによってホッパー内の粉体Bを
切り出してコンテナG内に供給する。コンテナGは、複
数の供給装置Fの間を移動し、異なる種類の粉体Bを計
量器が計量して所定量ずつ収容するようになっている。
【0008】上記のようにして内容成分を異にする粉体
を所定量ずつ収容したコンテナGは混合槽Hに送られ
る。混合槽Hは、コンテナGと同じ構造のものを上下に
回転可能としたものであり、コンテナGと混合槽Hとは
開口面を組み合わせて連結し、コンテナGと混合槽Hと
の連結部を中心にして回転させることにより充分な攪拌
作業が行われる。コンテナGや混合槽Hとしては、例え
ば、特願平7−200242号として提供される計量容
器や混合槽等が使用可能である。
【0009】上記のようにして混合が終了したコンテナ
Gは、混合槽Hから取り外される。混合粉体を収容した
コンテナGは、リフトKを使用して2階床上に搬送さ
れ、包装機Iの上方位置に移送して定置し、コンテナG
下部のバルブを開放して粉体Bを落下させ、異種粉体の
混合体は包装機I内において適宜手段によって包装され
る。
【0010】尚、上記の各装置において異種粉体の混合
粉体は、包装機で包装される場合について説明したが、
造粒、粉砕等のために配管のような適宜の手段を使用し
て他の工程、場所に移送される場合もある。従って、混
合粉体を次工程においてどのように処理するかは任意に
選択することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記する従来の粉体の
処理装置において、重力搬送装置は、建物の1階から3
階部分を使用しているので、全体として高層階とならざ
るをえず、建設コストが高くなる欠点を有しているが、
垂直搬送装置は、1階と2階部分を使用するだけである
から重力搬送装置に比べて建設コストは低くなる。しか
し、混合を終了したコンテナGを1階から2階に搬送す
るために特別な搬送リフトKを使用しなければならず、
この搬送リフトKの設置費用や保守管理費用がかかると
いう欠点を有している。総じて従来の処理装置では、多
大の設備費や管理費等を必要とするものであった。
【0012】本発明は、自動倉庫を使用した重力式ある
いは垂直式の搬送装置の問題点に鑑み、原料粉体の保管
場所として使用する自動倉庫を混合粉体の保管場所とし
て使用し、必要に応じて混合粉体を自動倉庫から搬出し
て次の処理工程に送ることができるようにした粉体の処
理装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明処理装置は、包装されパレット上に積み重ね
られた粉体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動
倉庫1から選択して取り出した粉体2を切り出し機構を
有する供給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、
異種粉体を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合
した後に次工程へ搬送するようにした粉体処理装置にお
いて、自動倉庫1の片側に供給装置6、混合槽9等の各
装置を設置し、異なる種類の混合粉体を収容したコンテ
ナ8は自動倉庫1の収納棚4内に保管可能とするととも
に必要に応じてコンテナ8を自動倉庫1から搬出可能と
してある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って、本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1において符号1は自動
倉庫、2は包装されパレット上に積み重ねられた粉体で
あり、包装された粉体2は、スタッカークレーン3を使
用して各収納棚4内に収容可能となっている。そして、
自動倉庫1の片側に、粉体処理のために使用する搬送装
置5、供給装置6、混合槽9および包装機10等の各装
置が設置してある。
【0015】自動倉庫1から取り出した粉体2の搬送装
置5は2階の床面上に設置してあり、粉体2を切り出し
可能な供給装置6は2階から1階にかけての空間に設置
してある。また、移動台車7に載って移動可能なコンテ
ナ8は、1階の床を走行可能であり、混合槽9および包
装機10はともに1階の床面上に設置してある。
【0016】自動倉庫1から包装機10までの各部の構
成および各部の設置状態は前記の垂直搬送方式の場合と
同じであるが、本発明においては混合槽9と組み合わせ
て異種粉体を混合し、混合粉体を収容したコンテナ8
は、移動台車7あるいは適当な搬送装置(ローラコンベ
ア、ベルトコンベア等)を使用して自動倉庫1まで送
り、スタッカークレーン3により混合粉体を収容したコ
ンテナ8を収納棚4の空き部分に収容して保管するとと
もに必要に応じてコンテナ8を包装機10まで送るよう
にしたことを特徴としている。
【0017】即ち、自動倉庫1の収容棚4に保管した混
合粉体を製品化のために使用する場合には、必要なコン
テナ8をスタッカークレーン3あるいは他の手段を使用
して収納棚4から取り出し、搬送装置5を利用するか他
の適当な搬送手段を使用して2階の搬送装置11上に移
送する。そして、コンテナ8を包装機10の上方位置に
定置し、コンテナ8のバルブを開放して包装機10へ混
合粉体の投入すればよい。尚、混合粉体を収容したコン
テナ8は、搬送装置11を使用することなく直接に包装
機10上に送ってもよい。収納棚4のどの空間部分にど
のような混合粉体のコンテナ8が収容されているかはコ
ンピューターによって管理されている。
【0018】尚、上記説明においては混合粉体を包装機
10に供給して包装する場合について説明したが、従来
と同様にして造粒、粉砕等のために他の工程や場所に移
送されることもあり、これらは必要に応じて任意に選択
できるものである。
【0019】
【発明の効果】以上、説明した本発明によれば、原料粉
末、中間製品および製品の保管設備として使用されてい
た自動倉庫1は、混合粉体を収容したコンテナ8を収容
可能としたので、混合後の粉体を収容するコンテナ8を
階上床に送るための垂直搬送リフトを別に必要とするも
のではない。特に、粉体を処理する供給装置6、混合槽
9、包装機10等の各装置は、自動倉庫1の片側にまと
めて設置してあるので、一連の作業で効率よく粉体を処
理することができる。
【0020】そして、自動倉庫1の収納棚4内に保管し
ているコンテナ8の内、必要な混合粉体を使用する場合
には、コンテナ8を自動倉庫1から取り出して包装機1
0へ送ったり、あるいは、コンテナ8から造粒や粉砕等
の工程に混合粉体を送ることができる。従って、設備費
や管理費をかけることなく、全体の処理機構を簡略化し
て生産ラインを構成することが可能となる。
【0021】自動倉庫1には、あらかじめ決められた異
種粉体の混合粉体をストックしておくことができるの
で、必要に応じて包装し、他の工程や場所等へ送るよう
にすれば、混合粉体の管理を能率良く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明粉体処理装置の一実施形態を示すフロー
図である。
【図2】従来の粉体処理装置に使用する垂直搬送装置の
フロー図である。
【図3】従来の粉体処理装置に使用される自動倉庫の斜
視図である。
【符号の説明】
1 自動倉庫 2 粉体 3 スタッカークレーン 4 収納棚 5 搬送装置 6 供給装置 7 移動台車 8 コンテナ 9 混合槽 10 包装機 11 搬送装置 A 自動倉庫 B 粉体 C 収納棚 D スタッカークレーン E 搬送装置 F 供給装置 G コンテナ H 混合槽 I 包装機 J 移動台車 K 搬送リフト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庄司 秀雄 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 (72)発明者 瀧沢 憲治 東京都中央区佃2丁目17番15号 月島機械 株式会社内 Fターム(参考) 3F022 CC04 EE02 EE09 FF01 JJ07 LL32 LL33 MM22 4G036 AA01 AC65

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装されパレット上に積み重ねられた粉
    体2を収容可能な多数の収納棚4を有する自動倉庫1か
    ら選択して取り出した粉体2を切り出し機構を有する供
    給装置6から移動可能なコンテナ8に投入し、異種粉体
    を収容したコンテナ8を混合槽9で攪拌、混合した後に
    次工程へ搬送するようにした粉体処理装置において、自
    動倉庫1の片側に供給装置6、混合槽9等の各装置を設
    置し、異なる種類の混合粉体を収容したコンテナ8は自
    動倉庫1の収納棚4内に保管可能とするとともに必要に
    応じてコンテナ8を自動倉庫1から搬出して次工程へ送
    るようにしたことを特徴とする粉体の処理装置。
  2. 【請求項2】 混合粉体を収容したコンテナ8は、自動
    倉庫1から包装機10へ送るようにしたことを特徴とす
    る請求項1に記載する粉体の処理装置。
JP2002090301A 2002-03-28 2002-03-28 粉体の処理装置 Pending JP2003020101A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015116552A (ja) * 2013-12-19 2015-06-25 富士ゼロックス株式会社 混合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040921