JPH09295293A - ロボットハンド用開閉チャック - Google Patents

ロボットハンド用開閉チャック

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JPH09295293A
JPH09295293A JP14210396A JP14210396A JPH09295293A JP H09295293 A JPH09295293 A JP H09295293A JP 14210396 A JP14210396 A JP 14210396A JP 14210396 A JP14210396 A JP 14210396A JP H09295293 A JPH09295293 A JP H09295293A
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JP
Japan
Prior art keywords
piston
fingers
opening
pair
closing
Prior art date
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Pending
Application number
JP14210396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Katayama
片山  周二
Masayuki Kotani
政幸 小谷
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NEW ERAA KK
Original Assignee
NEW ERAA KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、一対のフィンガー動作が非同期で片
側のフィンガーの停止位置が物品の大きさに関係なく同
じロボットハンド用開閉チャックを提供する事を目的と
する。 【構成】ケーシング2から前方へ突出した状態で開閉動
する一対のフィンガー3とケーシング2内にフィンガー
3との開閉方向と同一方向に配置された一対の径の異な
るピストンを設け、フィンガーとピストンの動きを直接
伝達する連結片を有し一対のピストンは、各々両側から
供給圧力がかかるような構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィンガー部の開閉に
よって、物品の把持、移動等の操作を行うロボットハン
ドに使用する開閉チャックに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のロボットハンド用開閉チ
ャックは、例えば図4に示す開閉チャック51の様に、
ケーシング52から前方へ突出した状態で図の左右方向
へ開閉摺動可能に設けられた一対のフィンガー53を備
えている。
【0003】ケーシング52の後部にはフィンガー53
の開閉動方向に垂直に延びるシリンダ孔54が形成され
ており、これにピストン55が摺動可能に収容されてい
る。
【0004】ピストン55の前端部とフィンガー53と
の間には一対のレバー56が配置されている。レバー5
6はL字状とされ、軸57を中心に回動し、後端部をピ
ストン55上のピン58と係合し、前端部をフィンガー
53上のピン59と係合している。これにより、ピスト
ン55の往復動は、フィンガー53の同期する開閉動に
変換される。
【0005】
【発明者が解決しようとする課題】従来のロボットハン
ド用開閉チャックは、フィンガーの開閉方向と垂直にシ
リンダが設けてあり、シリンダピストンの動きとフィン
ガーの開閉方向の動きが異なる為、L字形のレバーを介
して力を伝達し、フィンガーの動きを一つのシリンダピ
ストン動力を利用している為一対のフィンガーは同期的
に開閉する。異なる大きさの物品を把む場合、物品の中
心位置は常に同じだが、物品の片側の位置を常に同じに
することは難しかった。物品の片側の面が常に一定の位
置で停止する非同期ロボットハンド開閉チャックを提供
する事を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する為
に、本発明はケーシングから前方へ突出した状態で開閉
動する一対のフィンガーと、ケーシング内にフィンガー
の開閉方向と同一方向に設置された一対のピストンを連
結片で直接連動し、流体圧が一方の供給口に供給される
と導管を通じて径の異なる一対のシリンダの互いに逆方
向に流体圧が加わり両側のシリンダ力が得られる。片側
のシリンダ径が大きい為、大径ピストンの停止位置に合
わせてフィンガーを介して小径のピストンの停止位置は
決まってくる。大径ピストンの停止位置は調整ネジで調
整することができる。従って、片側のフィンガーの停止
位置は物品の大きさに関係なく同一位置に停止できる
又、調整ネジによりフィンガー停止位置も調整が可能で
ある。
【0007】
【実施例】本発明に称する、ロボットハンド用開閉チャ
ックの実施例について以下に図面を参照しつつ説明す
る。
【0008】ロボットハンド用開閉チャック1は、図1
及び図2・図3に示すようにケーシング2の前部に一対
のフィンガー3が設けられ一対のフィンガー3は連結片
4を介して図に於いて左右方向に開閉動するように配置
されている。
【0009】この一対のフィンガー3は、ケーシング2
の中央に配置されたレール5にボールベアリング6を介
して、ケーシング2の図1に於いて左右方向に摺動自在
に案内されている。ボールベアリング6のボールの脱落
防止の為フィンガー3には、蓋板7が取付けられてい
る。レール5は、レールに設けられた穴に挿通されたネ
ジ8によりケーシング2に固定される。
【0010】フィンガー3の各々には、連結片4がネジ
9により固定されている。この連結片4に軸10が圧入
され、ピストン12.12’と結合している。
【0011】ケーシング2の後部には、左右方向へ延び
る径の異なるシリンダ孔11.11’がレール5を中心
とし両側に形成されており、このシリンダ孔の一端に
は、供給口を備えたカバー28.28’が他端にはボト
ムキャップ13.13’により閉じられている。カバー
及びボトムキャップにはそれぞれ軸30を備えカバー及
びボトムキャップが回らない様にしている。
【0012】各フィンガー3とピストン12.12’
は、それぞれ連結片4が介在している。各ピストンに
は、長孔14がピストン中央部に作動方向と直角に設け
られ連結片4に圧入された軸10が、かん合で連結され
それぞれピストン12.12’の動作に同調してフィン
ガー3の開閉動に変換される。
【0013】大径ピストン12には、カバー28の供給
側に設けられた導管15を摺動自在にする孔16を備
え、ピストン反対側へ流体が供給できる孔17を設け供
給口と反対側のシリンダ室18へ流体圧を導入できるよ
うになっている。同時にピストン12には、供給口の反
対側寄りに、マグネット19が押エキャップ20により
固定されている。
【0014】ケーシング2には、供給口と反対側寄り
に、シリンダ孔11に隣接して磁気センサー21はめ込
み用の孔22が設けられ、ピストン12.12’に連動
したフィンガー3の位置を検出できる。
【0015】カバー28には、供給口と直角方向に小孔
23が設けられ、小孔23の両側には、供給口からの流
体を封印するOリング32が備わっている。
【0016】ケーシング2のシリンダ孔11と、直角方
向にカバー28の小孔23で反対側のシリンダへ供給圧
が導かれる。
【0017】ボトムキャップ13にはピストン12の動
き量を調整するネジ24を備えている。
【0018】ケーシング2のフィンガーの反対側には穴
が設けられピストン12.12’の中間部分に平面が形
成され軸26によってピストン12.12’が回らない
様に構成されている。
【0019】上記構成を備えるロボットハンド用開閉チ
ャックは、供給口27’からカバー28’の導管15’
を通り、ピストン12’の小孔17’を経由してシリン
ダ室18’へ供給圧が導入されると同時に、カバー2
8’の小孔23を経て、シリンダ室29へ供給圧が導か
れ2つのピストン12.12’が互いに逆方向に動作す
る。大径ピストン12の動作は、ネジ24に当たるまで
動作し一対のフィンガーで物品を把むことで、ピストン
にかん合された軸10から連結片4を経てフィンガー3
が、それぞれピストンと同じ動作をする。フィンガーと
連結する小径ピストンは大径ピストンに比べ力が弱くス
トローク途中で停止する。大径ピストンがストローク途
中で物品を把んだ時、ピストンの受ける力の差で物品を
把みながら大径ピストンのストローク端まで移動し、停
止する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るロボ
ットハンド用開閉チャックに於いては、フィンガーが連
結片を介して直接ピストンの動作と連動しており一対の
ピストンの直径を変えることで大径ピストンの動作によ
りフィンガー閉位置(又は開位置)を決定する事ができ
る。大径ピストンと連結した片側のフィンガーは物品の
大きさに関わらず一定閉位置(又は開位置)に停止し、
物品の位置を一定にそろえることができる。又、ボトム
キャップにネジや位置決め用エアーシリンダを大径ピス
トン側シリンダ端に装着することにより、大径ピストン
に係るフィンガーの停止位置を自由に調整できる。
【0021】本発明によって物品の大きさに関わらず一
定面に物品を揃える作業が容易になる。又、従来はチャ
ックで把む時、チャック自体で物品の把む位置を変える
事ができなかったが、チャック自身に備えるネジ又は位
置決め用シリンダにより物品の把む時の位置を調整する
ことが容易になり広範囲での利用が見込まれる。
【0022】
【本発明の従来品との動作の相違点】
従来のロボットハンド用開閉チャックでは異なる大きさ
の物品を把む時、物品の中心が常にロボット用開閉チャ
ックの中心と同一になる様に把む。 本発明のロボツトハンド用開閉チャックは異なる大きさ
の物品を把む、時物品の一面が常に自由に選択された一
定位置に整列する様に把むことができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、開閉チャックのフィンガーが左右に開閉するよ
うに配置して正面から見た時の断面を表す。図2は、フ
ィンガーが左右に開閉するように配置してフィンガー側
から見たシリンダ部断面を表す。図3は、図1の側面か
ら見た時の断面を表す。図4は、従来のロボット用開閉
チャックを示す縦断正面図である。
【符号の説明】
2 ケーシング 51 従来形チャ
ック 3 フィンガー 52 ケーシング 4 連結片 53 フィンガー 5 レール 54 シリンダ孔 6 ボールベアリング 55 ピストン 7 蓋板 56 L形レバー 8,9 ネジ 57 軸 10 軸 58,59 ピン 11 シリンダ穴 12 ピストン 13 ボトムキャップ 14 長穴 15 導管 16,17 孔 18 シリンダ室 19 マグネット 20 押エキャップ 21 磁気センサー 22 孔 23,24,25 小孔 26 穴 27 供給口 28 カバー 29 シリンダ室 30 ピニオン 31 鋼球 32 Oリング
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月8日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】
【本発明の従来品と動作の相違点】従来のロボットハン
ド用開閉チャックでは、異なる大きさの物品を把む時物
品の中心が常にロボット用開閉開閉チャックの中心と同
一になる様に把む。本発明のロボットハンド用開閉チャ
ックは、異なる大きさの物品を把む時物品の一面が常に
自由に選択された一定位置に整列する様に把むことがで
きる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーシングから前方へ突出した状態で、開
    閉動する一対のフィンガーとケース内に装着され、それ
    ぞれのフィンガーに連結され、フィンガーのの開閉方向
    と同一方向へ往復摺動する一対の異径ピストンを備える
    シリンダを配置した。ロボットハンド開閉チャックに於
    いて、ピストンに流体圧を供給し、フィンガーを開閉動
    作させる時、一対のシリンダの大径ピストン側のストロ
    ークを決定することにより、フィンガーの開又は閉の停
    止位置が決まる事を特長とするロボットハンド用開閉チ
    ャック。
  2. 【請求項2】上記ロボットハンド開閉チャックに於いて
    大径ピストンの流体圧供給側の反対方向にネジを備えて
    大径ピストンの停止位置を調整できる事を特長とするロ
    ボットハンド開閉チャック。
JP14210396A 1996-04-26 1996-04-26 ロボットハンド用開閉チャック Pending JPH09295293A (ja)

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Cited By (3)

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