JPH09294517A - 撒き餌具 - Google Patents

撒き餌具

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JPH09294517A
JPH09294517A JP11153596A JP11153596A JPH09294517A JP H09294517 A JPH09294517 A JP H09294517A JP 11153596 A JP11153596 A JP 11153596A JP 11153596 A JP11153596 A JP 11153596A JP H09294517 A JPH09294517 A JP H09294517A
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JP
Japan
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handle
lid
scooping
weight
bait
Prior art date
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Pending
Application number
JP11153596A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Kida
恒雄 木田
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I Pex Inc
Original Assignee
Dai Ichi Seiko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撒き餌を行うとき手が濡れるのを防止す
る。 【解決手段】 通水性のある掬い部11に柄12を設
け、柄12の先端に把手13を設けてなる撒き餌具にお
いて、柄12に操作部材をスライド自在に取付け、上記
操作部材の掬い部11側端部におもり16を設け、掬い
部11に蓋17を開閉自在に被せ、蓋17の開閉回動支
点21を越えて延びた蓋のアーム19とおもり16との
間にリンク20を設け、リンク20の両端部をアーム1
9とおもり16に回転自在に連結する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、魚釣りに用いら
れる撒き餌具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、魚釣りに用いられる撒き餌具は、
図6に示すように、掬い部1に柄2を設け、柄2の先端
に把手3を設けた杓状のものが知られている。この掬い
部1には、通水孔4が設けられている。
【0003】この撒き餌具を用いて撒き餌を行う際に
は、まず、この撒き餌具の掬い部1を活きエビ等の活き
餌の入ったクーラ等の水中に差し入れ、その掬い部1で
活き餌を掬うと共に、掬った活き餌が逃げるのを防止す
るため、掬い部1を片手で覆いながら水中から出す。そ
して、上記片方の手で覆ったまま掬い部1を2〜3度振
って中の活き餌を仮死状態にする。次いで、掬い部1を
片方の手で覆ったまま把手3を握った他方の手で掬い部
1の開口を前方に向け、その掬い部1を前方に放り投げ
るように振り出すと共に、覆った手を放すことにより活
き餌を目的の場所に撒く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
撒き餌具では、掬い部1に掬った活き餌が逃げないよう
に、水中に片手を入れて掬い部1の上部を覆う必要があ
る。また、掬い部1を振って中の活き餌を仮死状態にす
るときも、手で掬い部1の上部を覆う必要がある。これ
らの場合、手が濡れるという問題点を有していた。
【0005】そこで、この発明の課題は、手を濡らすこ
となく撒き餌ができるようにすることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明は、通水性のある掬い部に柄を設け、その
柄の先端に把手を設けてなる撒き餌具において、上記の
柄に操作部材をスライド自在に取付け、上記操作部材の
掬い部側端部におもりを設け、上記掬い部に蓋を開閉自
在に被せ、上記蓋からその開閉回動支点を越えて上記柄
側に延びたアームと上記おもりとの間にリンクを設け、
そのリンク両端部を上記アームと上記おもりに回転自在
に連結するのである。
【0007】また、通水性のある掬い部に柄を設け、そ
の柄の先端に把手を設けてなる撒き餌具において、上記
の柄に操作部材をスライド自在に取付け、上記操作部材
の掬い部側端部におもりを設け、上記おもりに掬い部方
向に延びた連結棒を設け、上記掬い部に蓋を開閉自在に
被せ、上記蓋からその開閉回動支点を越えて上記柄側に
延びたアームに長孔を設け、上記長孔に通した連結ピン
により上記アームと連結棒とを回動及びスライド自在に
連結するのである。
【0008】さらに、上記操作部材を上記柄のまわりに
嵌合されるパイプにより形成し、上記蓋を閉めたとき、
上記パイプの上記把手側端部が上記把手に接近させるこ
とができる。
【0009】上記構成としたので、片方の手で把手を把
持して、クーラ等に入れた水中の活き餌を掬うために掬
い部を下方に向けると、おもりがその自重で掬い部の方
向に下降する。このおもりはリンク及びアームを介して
蓋と連結しているので、おもりが掬い部の方向に下降す
ると、蓋がその開閉回動支点を中心に回動し、自動的に
開放される。
【0010】この状態でクーラ等の水中の活き餌を掬
い、次いで上記の操作部材を、把手を把持した手又は他
方の手で、上記把手の方向に移動させる操作を行うこと
により、上記蓋を閉止させる。そのまま水中から引き上
げて、把手を把持した手と反対側の手で蓋の部分に添え
て閉めたまま、又は上記の操作部材がスライドして蓋が
開放されないように抑えたまま、掬い部を2〜3度振っ
て中の活き餌を仮死状態にする。
【0011】次いで、上記把手を握った他方の手で掬い
部の開口を前方に向け、その掬い部を前方に放り投げる
ように振り出すと、おもりが遠心力で操作部材と共に柄
をスライドして上記掬い部の方向に移動するので、これ
に伴い蓋が自動的に開放され、撒き餌が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
を参照して説明する。
【0013】この発明にかかる撒き餌具は、図1及び図
2に示すように、掬い部11の一端に柄12を設け、そ
の柄12の先端に把手13を設けている。上記の掬い部
11には、通水孔14が設けられており、水切りを行う
ことができる。
【0014】柄12には操作部材がスライド自在に取付
けられている。その形状は特に限定されるものではない
が、図1に示すような、柄12と嵌合するパイプ15で
構成することができ、またその後端部につば部24を設
けることができる。このパイプ15は、図2に示すよう
に、蓋17を閉めたとき、上記つば部24が把手13に
接近する長さに形成される。このように形成すると、把
手13を把手を持った手の指先をつば部24に掛けて、
パイプ15を操作することができるので便利である。
【0015】上記パイプ15の前端、すなわち、掬い部
11側の端部にはスリーブ状のおもり16がパイプ15
と同心円状に結合されており、そのおもり16がパイプ
15と共に柄12にスライド自在に嵌合される。また、
掬い部11には蓋17が掬い部11の後端部に設けられ
た回動支点21を中心に開閉自在に被せられている。こ
の蓋17には、水切り用のスリット18が設けられてい
る。
【0016】さらに、蓋17の上記開閉回動支点21を
越えて後方に延びたアーム19とおもり16との間には
リンク20が設けられている。このリンク20は、その
両端部をアーム19とおもり16にそれぞれ支点22及
び23を中心に回転自在に連結されている。また、リン
ク20は、上記支点21、22及び23を結んだ線よ
り、掬い部11のある側に湾曲した形状を有している。
この湾曲部により、支点22が上記支点21、22及び
23を結んだ線の上方にも下方にも移動できる思案点と
なった場合に、湾曲部のある側に上記支点22を誘導す
ることができ、蓋17の開閉をスムーズにすることがで
きる。
【0017】蓋17が掬い部11を閉じているときは、
図2に示すように、パイプ15のつば部24が、把手1
3に接近している。おもり16を掬い部11に向けて移
動させると、リンク20、アーム19も掬い部11の方
向に移動する。このとき、支点21は掬い部11と直接
接続されているので、この支点21は動かず、これを中
心に回転運動となる。従って、アーム19は回転運動で
掬い部11側へ移動する。このとき、リンク20は、そ
の両端部でアーム19及びおもり16と支点22及び2
3で回転自在に連結されているので、おもり16の直線
運動をアーム19の回転運動に変換する。アーム19が
回転して掬い部11側へ移動すると、蓋17も回転して
掬い部11を開くことができる。上記運動において、ア
ーム19は湾曲部を有しているので、支点22が思案点
となった場合でも、おもり16の移動によって支点22
が、支点21、22及び23を結ぶ線の上記湾曲部のあ
る側に誘導されるので、蓋17の開閉がスムーズとな
る。
【0018】この撒き餌具を用いて撒き餌を行う際に
は、まず、図3に示すように、この撒き餌具の把手13
を一方の手で把持し、掬い部11をエビ等の活き餌の入
ったクーラ等の水中に差し入れる。このとき、おもり1
6がその自重で掬い部11の方向に下降する。このおも
り16はリンク20及びアーム19を介して蓋17と連
結しているので、おもり16が掬い部11の方向に下降
すると、蓋17がその開閉回動支点を中心に回動し、自
動的に開放される。
【0019】この状態でクーラ等の水中の活き餌を掬
い、次いで把手13に把持する一方の手の指先でつば部
24を把手13方向に引き上げる操作を行うことによ
り、蓋17を閉止させることができる。これにより、掬
い部11の中の活き餌が逃げだすのを防止することがで
きる。蓋17を閉止したまま水中から引き上げた後、蓋
17を上記の把手13に把持する手と反対側の他方の手
で抑えながら、又はパイプ15がスライドして蓋17が
開放されないようにパイプ15を上記他方の手で抑えな
がら、掬い部11を2〜3度振って中の活き餌の活力を
殺ぎ、仮死状態にする。
【0020】次いで、撒き餌を行うため、把手13を握
った方の腕を振り上げて掬い部11を上方に向ける。こ
のとき、おもり16は把手13側に移動するので、蓋1
7は掬い部11を閉じた状態を維持することができ、他
方の手で掬い部11を覆う必要がなくなる。この状態
で、図4に示すように、掬い部11の開口を前方に向け
てこれを前方に放り投げるように振り出すと、おもり1
6とパイプ15が遠心力で掬い部11の方向に移動する
ので、蓋17が自動的に開放され、撒き餌を行うことが
できる。
【0021】撒かれた活き餌は、仮死状態にあるため、
水面からある程度沈むまでは動きださない。そのしばら
く後、活き餌が仮死状態から回復するので、釣り針付近
で活き餌が動きだすことになり、撒き餌の効果を発揮す
る。
【0022】次に、この撒き餌具の他の実施形態につい
て説明する。
【0023】これは図5に示すように、上記リンク20
のかわりに連結棒26をおもり16に固定して設け、上
記アーム19のかわりに、その内部に長孔25を有する
アーム19’を設けたのである。上記の連結棒26は、
おもり16より掬い部11の方向に延びて設けられてお
り、長孔25に通した連結ピン27によりアーム19’
と連結棒26とを回動及びスライド自在に連結したので
ある。
【0024】おもり16を掬い部11の方向に動かす
と、図5(a)(b)に示すように、おもり16の動き
に合わせて連結棒26も移動する。このとき、連結棒2
6の先端部の連結ピン27はアーム19’内の長孔25
を移動し、これに伴い、支点21を中心にアーム19’
が回転運動をして掬い部11側に移動する。このアーム
19’の運動に伴って蓋17は掬い部11を開く方向に
動く。
【0025】これは、上記のように、図1に示す撒き餌
具の動きと同様の動きをするので、図1に示す撒き餌具
と同じ方法で使用することができる。
【0026】
【発明の効果】この発明によれば、手を濡らすことなく
上記掬い部に活き餌を掬い、撒き餌を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる撒き餌具の例を示す斜視図
【図2】図1の側面図
【図3】図1の撒き餌具をクーラ中に挿入した様子を示
す一部断面図
【図4】図1の撒き餌具を円弧状に振る様子を示す作用
【図5】(a)この発明にかかる他の撒き餌具の例を示
す側面図 (b)(a)の蓋を開けた様子を示す側面図
【図6】従来の撒き餌具を示す斜視図
【符号の説明】
11 掬い部 12 柄 13 把手 14 通水孔 15 パイプ 16 おもり 17 蓋 18 スリット 19、19’ アーム 20 リンク 21 支点 22 支点 23 支点 24 つば部 25 長孔 26 連結棒 27 連結ピン 31 クーラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水性のある掬い部に柄を設け、その柄
    の先端に把手を設けてなる撒き餌具において、 上記の柄に操作部材をスライド自在に取付け、上記操作
    部材の掬い部側端部におもりを設け、上記掬い部に蓋を
    開閉自在に被せ、上記蓋からその開閉回動支点を越えて
    上記柄側に延びたアームと上記おもりとの間にリンクを
    設け、そのリンクの両端部を上記アームと上記おもりに
    回転自在に連結してなる撒き餌具。
  2. 【請求項2】 通水性のある掬い部に柄を設け、その柄
    の先端に把手を設けてなる撒き餌具において、 上記の柄に操作部材をスライド自在に取付け、上記操作
    部材の掬い部側端部におもりを設け、上記おもりに掬い
    部方向に延びた連結棒を設け、上記掬い部に蓋を開閉自
    在に被せ、上記蓋からその開閉回動支点を越えて上記柄
    側に延びたアームに長孔を設け、上記長孔に通した連結
    ピンにより上記アームと連結棒とを回動及びスライド自
    在に連結してなる撒き餌具。
  3. 【請求項3】 上記操作部材を上記柄のまわりに嵌合さ
    れるパイプにより形成し、上記蓋を閉めたとき、上記パ
    イプの上記把手側端部が上記把手に接近する請求項1又
    は2に記載の撒き餌具。
JP11153596A 1996-05-02 1996-05-02 撒き餌具 Pending JPH09294517A (ja)

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JP11153596A JPH09294517A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 撒き餌具

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JP11153596A Pending JPH09294517A (ja) 1996-05-02 1996-05-02 撒き餌具

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JP (1) JPH09294517A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7225584B1 (en) * 2006-09-12 2007-06-05 William Speidell Hand-held chum distributing device
JP2012005418A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Nobuyuki Yamashita 撒き餌杓
US20180368381A1 (en) * 2017-06-23 2018-12-27 Joseph Patrick Rosier Chumming Device
US10244745B2 (en) * 2017-06-23 2019-04-02 Joseph Patrick Rosier Chumming device

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