JP2004174185A - チリ取り具 - Google Patents

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JP2004174185A
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Setsuko Izeki
節子 井関
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Abstract

【課題】屋外のゴミの収集廃棄の際、集めたゴミを楽に捨てられ、特に大量のゴミを容器本体を介して直接ゴミ袋に収容することができ、又、チリ取り具として使用しない時は、ゴミ箱容器として利用することができるチリ取り具を提供する。
【解決手段】容器本体(1)前方両側面の穴(3)に柄(2)を取り付け、容器本体(1)にあるゴミ受け皿(4)と底蓋(7)を開閉自在とし、及び容器本体(1)後方に袋止め具(10)を設け、ゴミ袋を装着自在とすることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋外を掃除する際、集めたごみを楽に捨てられ、又、大量のゴミを何度も、ごみ袋に捨てる作業を繰り返すことなく、直接ゴミ袋に収容することができ、チリ取り具として使用しない時は、ゴミ箱容器として利用することができるチリ取り具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(イ) 従来のチリ取り具は、チリ取り具の中にゴミを集めて、ゴミ箱、叉はゴミ袋に捨てていた。
(ロ) 従来のチリ取り具は、ゴミの収容スペースが限られ、一定のゴミの量しか収集できなかった。
(ハ) チリ取り具として使用しない時は、見た目も悪く邪魔になり、庭の隅に放置されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これには、つぎのような欠点がにあった。
(イ) チリ取り具に集めたゴミを捨てる時、重いチリ取り具を持ち上げながら前方へ傾けて捨てるため、腕を上げながらひねる必要があり、又前に屈む姿勢を取るため、腰にも負担がかかっていた。
(ロ) 落ち葉など大量のゴミがある時は、ゴミをゴミ袋に捨てる作業を何度も繰り返さなければならず、腕、腰に大きな負担がかかり、使用する人に苦痛を与えていた。
(ハ) チリ取り具を使わない時は、それ以外の使いみちがなく、見栄えも悪く置き場所に窮していた。
本発明は以上の欠点を解決するためのものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
容器本体(1)の前方両側面にある穴(3)に、柄(2)の先端を取り付け取り外し自在に設ける。柄(2)は穴(3)を軸に前方、後方に回転する。容器本体(1)の開口部に設けたゴミ受け皿(4)は、前方曲折部(5)を介して開閉する。又、容器本体(1)の後部にある底蓋(7)は、後方曲折部(6)を介して開閉する。底蓋(7)の上部にあるかぎ部(9)と、容器本体(1)最後尾上部にあるつめ部(8)は、底蓋(7)を止めるものとする。容器本体(1)の後方上、下部、及び両側面にある袋止め具(10)は、ゴミ袋(11)を止め、装着自在のものとする。
本発明は以上の構成よりなるチリ取り具である。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を説明する。
(イ) 容器本体(1)の前方両側面にある穴(3)に、握り手グリップのついた柄(2)を設け、取り外し自在とする。
(ロ) 柄(2)は穴(3)を軸として前方、後方に回転するため、柄(2)を上方向へ引き上げると、容器本体(1)が立ち上がり、容器本体(1)の後方曲折部(6)を地面に押しあてると、容器本体(1)が前方に倒れ、チリ取り具として、ゴミを取り込める形態になる。
(ハ) ゴミ受け皿(4)は、前方曲折部(5)を介して開き、ゴミを容器本体(1)へ、導き入れるものとする
(ニ) 底蓋(7)は、後方曲折部(6)を介して開閉し、かぎ部(9)とつめ部(8)により、止めはずしができる。
(ホ) 容器本体(1)の後方上下部、及び、両側面にある袋止め具(10)は、ゴミ袋(11)を取り付け自在のものとする。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは
【0006】
第1実施の形態
図1に示すように、容器本体(1)の開口部にあるゴミ受け皿(4)を開き、そして容器本体(1)の後部にある底蓋(7)を、かぎ部(9)とつめ部(8)により止め、閉じて使う。ゴミは、ゴミ受け皿(4)から容器本体(1)に導き入れ、ゴミを溜め込む。柄(2)を上方向へ引き上げると、穴(3)を軸として容器本体(1)が立ち上がり、ゴミは容器本体(1)の底におさまる。そして、柄(2)を引き上げたまま移動し、再度ゴミを取りたい場所で、容器本体(1)の後方曲折部(6)を地面に押しあてると、容器本体(1)が前方に倒れ、再びゴミを取り込むことができる。ゴミを捨てるときは、図4に示すように柄(2)を引き上げ、容器本体(1)を立ち上げ、底蓋(7)をかぎ部(9)からはずし開け、底部からゴミを捨てる。
【0007】
第2実施の形態
図3に示すように、ゴミ受け皿(4)を開き、底蓋(7)を開放し、容器本体(1)後方上下部、及び、両側面にある袋止め具(10)に、ゴミ袋(11)を取り付ける。ゴミはゴミ受け皿(4)から容器本体(1)を通過し、直接ゴミ袋に溜め込まれ、一度に大量のゴミを収容することができる。
【0008】
第3実施の形態
図5に示すように、チリ取り具として使用しない時は、柄(2)を容器本体(1)からはずし、容器本体(1)を立てて、ゴミ箱容器として使う。この場合ゴミ受け皿(4)は、ゴミ箱のフタの役目をするため雨水などが容器の中に入るのを防ぐ。
【0009】
【発明の効果】
柄を持ち上げると、チリ取り具である容器本体が立ち上がり、その底蓋を開くことにより、ゴミは腰の位置で捨てることができる。そのため従来のような重いチリ取り具を前方へ傾け、屈んでゴミをゴミ袋に捨てる必要がなく、腕をひねりながら腰を曲げる作業から開放される。又、移動する時は、柄を持ち上げれば、容器本体が立ち上がるためゴミは容器本体の底におさまり、風等に吹き飛ばされることなく、別の場所へ移動することができる。そして特に、大量のゴミを収容したい時は、容器本体の底蓋を開放し、容器本体後方にある袋止め具にゴミ袋を取り付けることにより、ゴミを直接ゴミ袋の中に集められ、庭木の剪定後の枝葉や、落ち葉などをいっぺんに、ゴミ袋の中に収容することができる。
チリ取り具として使用しない時は、図5に示すように、容器本体を立てて置けば、ゴミ箱容器として使える。この場合、ゴミ受け皿を閉じることにより、雨水の浸入を防ぎ、玄関回りの美観も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の使用状態を示す斜視図
【図2】本発明の側面断面図
【図3】本発明の使用状態を示す側面図
【図4】本発明の使用状態を示す側面図
【図5】本発明の分解斜視図
【符号の説明】
1 容器本体
2 柄
3 穴
4 ゴミ受け皿
5 前方曲折部
6 後方曲折部
7 底蓋
8 つめ部
9 かぎ部
10 袋止め具
11 ゴミ袋

Claims (1)

  1. (イ) 容器本体(1)の前方両側面にある穴(3)に、柄(2)の先端部を取り付け、取り外し自在とする。
    (ロ) 容器本体(1)の開口部に設けたゴミ受け皿(4)は、前方曲折部を介して開閉し、又、容器本体(1)後尾にある底蓋(7)は、後方曲折部(6)を介して開閉し、底蓋(7)は、かぎ部(8)と、つめ部(9)で、止められるものとする。
    (ハ) 容器本体(1)の後方上下部、及び両側面にある袋止め具(10)で、ゴミ袋(11)を装着自在とする。
    本発明は、以上の構成よりなるチリ取り具である。
JP2002382712A 2002-11-28 2002-11-28 チリ取り具 Pending JP2004174185A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101913476A (zh) * 2010-07-28 2010-12-15 赵娜 多功能簸箕筒
CN102961100A (zh) * 2012-11-27 2013-03-13 崔晓晨 一种防掉垃圾簸箕
KR101477423B1 (ko) * 2013-10-07 2014-12-29 정두심 다방향 청소기구
CN110510287A (zh) * 2019-08-27 2019-11-29 许华光 一种垃圾容器及垃圾倾倒方法
JP2021137533A (ja) * 2020-03-09 2021-09-16 深津 翠 掃除具

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