JPH09294438A - 田植機の施肥装置 - Google Patents

田植機の施肥装置

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Publication number
JPH09294438A
JPH09294438A JP13121396A JP13121396A JPH09294438A JP H09294438 A JPH09294438 A JP H09294438A JP 13121396 A JP13121396 A JP 13121396A JP 13121396 A JP13121396 A JP 13121396A JP H09294438 A JPH09294438 A JP H09294438A
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JP
Japan
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fertilizer
feeding
case
hoppers
shaft
Prior art date
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Application number
JP13121396A
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English (en)
Inventor
Yuichi Takeda
田 裕 一 竹
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Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肥料ホッパなどを左右長手状に配設す
る田植機の施肥装置にあって、左右最外側のホッパ・繰
出ケース・エアタンクを容易に収納可能とさせる。 【解決手段】 ホッパ(37)内の肥料を送出する繰
出ケース(38)と、この肥料を空気流でもって搬送す
るエアタンク(42)とを左右長手状に配設した田植機
の施肥装置において、左右最外側のホッパ(37a)
(37b)と繰出ケース(38a)(38b)とエアタ
ンク(42a)(42b)とを一体的に水平回動可能に
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば苗載台及び植
付爪を備えて連続的に苗植作業を行う田植機の施肥装置
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、田植機に装備さ
せる施肥装置にあって、左右方向に長手状にホッパ及び
エアタンクなどを一体装備させる構造のものにあって
は、作業時以外の運搬時などにトラック荷台からこの左
右最外側部が突出する状態となって、田植機が多条大型
化する程容易に運搬ができないという不具合がある。
【0003】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
ホッパ内の肥料を送出する繰出ケースと、この肥料を空
気流でもって搬送するエアタンクとを左右長手状に配設
した田植機の施肥装置において、左右最外側のホッパと
繰出ケースとエアタンクとを一体的に水平回動可能に設
けて、必要時には左右最外側のホッパ・繰出ケース・エ
アタンクを取外すなどの手間の煩わしさなく、容易に機
体内側に回動収納して、作業時以外の運搬や格納作業な
どでの作業性を向上させるものである。
【0004】また、左右最外側のホッパ及び繰出ケース
に取付ける上部ステーと、エアタンクに取付ける下部ス
テーとを設け、これら上下部ステーを単一の縦軸でもっ
て水平回動可能に設けて、ホッパ及び繰出ケースの支点
軸部と、エアタンクの支点軸部を同一として剛性を向上
させると共に、取付精度を高めてスムーズな回動と、本
体固定側に対する正確な合体を可能とさせるものであ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は施肥部の平面説明図、図2は全
体の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業
者が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレ
ーム(3)前部上方に搭載させ、ミッションケース
(4)前方にフロントアクスルケース(5)を介して水
田走行用前輪(6)を支持させると共に、前記ギヤ変速
ケース(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設
し、前記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪
(8)を支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆
うボンネット(9)両側に予備苗載台(10)を取付け
ると共に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する
車体カバー(12)によって前記ミッションケース
(4)等を覆い、前記車体カバー(12)上部に運転席
(13)を取付け、その運転席(13)の前方で前記ボ
ンネット(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0006】また、図中(15)は8条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含むリンク
機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム
(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロ
ワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0007】また、図中(29)は走行変速レバー、
(30)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、
(31)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッ
チペダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、
(34)は2条分均平用センターフロート、(35)は
2条分均平用サイドフロート、(36)は6条用の側条
施肥部である。
【0008】さらに、図4乃至図6に示す如く、肥料を
入れる肥料タンクである中央と左右の施肥ホッパ(3
7)(37a)(37b)と、肥料を定量供給する肥料
繰出ケース(38)と、フロート(34)(35)の側
条作溝器(39)にフレキシブル形搬送ホース(40)
を介して肥料を排出させるターボブロワー型送風機(4
1)と、円筒形のエアタンク(42)とを、前記施肥部
(36)に備えると共に、エアタンク(42)右側端に
送風機(41)を取付け、8条分の8組の肥料繰出ケー
ス(38)…をエアタンク(42)上側に配設させてい
る。
【0009】さらに、図7乃至図12に示す如く、前記
車体フレーム(3)後端の左右支柱(43)上端間に横
架する水平フレーム(44)両側に左右ベースフレーム
(45)(45)を取付け、前後方向に略水平に横架さ
せる前記ベースフレーム(45)を介して施肥部(3
6)を設けると共に、左右ベースフレーム(45)(4
5)にブラケット(46)(46)を介してエアタンク
(42)をボルト止め固定させるもので、ベースフレー
ム(45)後端部と車体フレーム(3)間にサイドステ
ー(47)を連結させ、ベースフレーム(45)前後側
に前後昇降レール(48)(49)…を立設させ、前後
一組左右二対の4本の該昇降レール(48)(48)
(49)(49)を介して施肥部(36)を昇降自在に
取付けると共に、左右一対の2本のガススプリング(5
0)(50)によって昇降自在に施肥部(36)を取付
け、車体フレーム(3)後端部に配置させるリヤアクス
ルケース(7)に施肥部(36)重量を支持させるもの
で、図13にも示す如く、前後昇降レール(48)(4
9)に対向させる軸受板(51)を設け、前記レール
(48)(49)に転動自在に嵌込むベアリングローラ
(52)…を軸受板(51)に回転自在に軸支させ、前
後2本のレール(48)(49)を左右対称に2組設
け、1本のレール(48)(49)に対して上下2個の
ローラ(52)(52)を取付け、左右一対の軸受板
(51)(51)を4本のレール(48)(49)と8
個のローラ(52)…によってベースフレーム(45)
に昇降自在に支持させている。
【0010】また、前記ガススプリング(50)の下端
を前記車体フレーム(3)に連結させ、前記軸受板(5
1)にガススプリング(50)上端を連結させ、前記レ
ール(48)(49)とガススプリング(50)を略平
行に立設させると共に、施肥部(36)の前後幅方向の
重心位置にガススプリング(50)を連結させるもの
で、施肥部(36)の重量と略等しいかまたは若干小さ
い伸張力をガススプリング(50)が有するように構成
している。
【0011】さらに、左右の軸受板(51)(51)を
丸パイプ形の前フレーム(53)によって一体固定さ
せ、施肥部(36)を持上げるときに作業者が握る取手
(54)を前記前フレーム(53)に溶接固定させ、左
右の前記軸受板(51)(51)に支軸(55)(5
5)を介して左右ロックレバー(56)(56)を回転
自在に軸支させ、前側の左右昇降レール(48)(4
8)に左右ロックレバー(56)(56)を介して左右
軸受板(51)(51)前部を係止させると共に、後側
の左右昇降レール(49)(49)に左右ロックピン
(57)(57)を取付け、軸受板(51)にロックピ
ン(57)を係脱自在に係入させ、後側の左右昇降レー
ル(49)(49)に左右軸受板(51)(51)後部
を左右ロックピン(57)(57)を介して係止させ、
軸受板(51)の前部と後部を前後の昇降レール(4
8)(49)にロックレバー(56)とロックピン(5
7)により固定させる。また、前記昇降レール(48)
に上下係合孔(58)(59)を形成させ、各係合孔
(58)(59)にロックレバー(56)を係入させて
施肥機(36)を上昇位置または下降位置で固定支持さ
せるもので、ロックレバー(56)を前記取手(54)
の下側に延出させ、運転席(13)側に突設させる取手
(54)を作業者が握り乍らロックレバー(56)を操
作し、ロックレバー(56)を係合孔(58)(59)
から離脱させることができるように構成している。
【0012】また、前記前フレーム(53)にケース前
ブラケット(60)を溶接固定させ、該ケース前ブラケ
ット(60)に前記繰出ケース(38)前側をボルト止
め固定させるもので、1ユニットとして構成する中央2
条分の繰出ケース(38)(38)を左右の昇降レール
(48)(49)間に配設させ、昇降レール(48)
(49)の機外側に左右各2条分の繰出ケース(38)
(38)を夫々配設させ、2条1組として6条分3ユニ
ットの繰出ケース(38)…を左右に並設させ、さらに
左右機外側に左右繰出ケース(38a)(38b)を並
設させている。
【0013】さらに、図13に示す如く、前記繰出ケー
ス(38)(38a)(38b)の上面前側の取入口
(61)に前記ホッパ(37)(37a)(37b)の
下部出口(62)を嵌着させると共に、前記繰出ケース
(38)(38a)(38b)前面下側に取出口(6
3)を形成し、着脱自在なキャップ(64)によって取
出口(63)を閉塞している。前記キャップ(64)を
取外して取出口(63)を開放し、ホッパ(37)内部
の肥料を前側下方に流下させるもので、このときに施肥
部(36)を昇降レール(48)(49)の上昇位置に
支持させ、取出口(63)と下方のエアタンク(42)
の間隔を拡大させ、肥料を入れる容器を前記取出口(6
3)下方に容易に差し入れることができ、残留肥料の取
出しを容易に行えるように構成している。
【0014】また、前記繰出ケース(38)下面に閉塞
レバーを介してケース底部である底蓋(66)を着脱自
在に固定させると共に、硬質合成樹脂製の前記底蓋(6
6)下面に出口(67)を形成するもので、エアタンク
(42)に前端部を嵌着させる軟質合成樹脂製の接合パ
イプ(68)を備え、該パイプ(68)後端に硬質合成
樹脂製のホースジョイント(69)前端を着脱自在に嵌
着させると共に、前記ジョイント(69)後端に前記搬
送ホース(40)を嵌着させ、前記送風機(41)の送
風をエアタンク(42)から各パイプ(68)…及びホ
ース(40)に吹出させ、底蓋(66)の出口(67)
からジョイント(69)中間に落下する肥料を搬送ホー
ス(40)に移動させるもので、T字形フランジを形成
する前記ジョイント(69)中間に入口(70)を上向
き開放に形成し、底蓋(66)の出口(67)に嵌合キ
ャップ(71)を固定させ、該キャップ(71)を前記
入口(70)の外壁に着脱自在に嵌着させ、出口(6
7)を入口(70)に接続させると共に、前記エアタン
ク(42)に取付板(72)を一体固定させ、取付板
(72)に前記ジョイント(69)をボルト止め固定さ
せている。
【0015】また、取入口(73)及び吹出口(74)
を有する入口板(75)と、同一円周上に略四角形の複
数の繰出口(76)…を有する繰出ロールである繰出板
(77)と、排出口(78)を有する出口板(79)を
備え、略円形平板製の前記各板(75)(77)(7
9)を繰出ケース(38)と底蓋(66)の間に多層状
に配設させると共に、繰出ケース(38)にロール駆動
軸である繰出軸(80)を略垂直に回転自在に軸支さ
せ、各板(75)(77)(79)の中央部に繰出軸
(80)下端側を貫通させ、出口板(79)下面に下方
側からバネ(81)を弾圧させ、各板(75)(77)
(79)を下方に抜出し自在に繰出軸(80)に支持さ
せ、かつ閉塞レバーによって各板(75)(77)(7
9)を繰出ケース(38)と底蓋(66)間に弾圧させ
るもので、入口板(75)と出口板(79)を繰出ケー
ス(38)に係止させ、各板(75)(79)に対して
繰出軸(80)を遊転させると共に、繰出板(77)を
繰出軸(80)に係合軸支させ、繰出軸(80)によっ
て繰出板(77)を強制的に回転させ、取入口(73)
から繰出口(76)に入った肥料を排出口(78)に移
動させて出口(67)方向に落下させるように構成して
いる。
【0016】さらに、図7、図10、図12にも示す如
く、前記エンジン(2)出力を植付部(15)に伝達さ
せるPTO軸(86)をミッションケース(4)から後
方に延出させると共に、前記左支柱(43)に軸受ケー
ス(87)を溶接固定させ、軸受ケース(87)の入力
軸(88)を前記PTO軸(86)中間にチェン(8
9)を介して連動連結させ、軸受ケース(87)の出力
軸(90)後端部にクランク板(91)をボールロック
構造により着脱自在に固定させる。また、前記軸受板
(51)及びケース後ブラケット(92)を一体固定さ
せる四角パイプ形後面フレーム(93)を備え、エアタ
ンク(42)及び前フレーム(53)と略平行に後面フ
レーム(93)を横架させ、ケース後ブラケット(9
2)に前記繰出ケース(38)後側をボルト止め固定さ
せる。
【0017】また、前記左の軸受板(51)にブラケッ
ト(94)及び軸(95)を介して繰出量調節レバー
(96)を軸支させると共に、左の軸受板(51)に支
軸(97)を介して調節リンク(98)及び支点リンク
(99)を設け、前記レバー(96)のネジ部(10
0)に調節リンク(98)を連結させ、支点リンク(9
9)に調節支点(101)を取付け、該支点(101)
に駆動アーム(102)を軸支させる。
【0018】また、前記後面フレーム(93)に軸受板
(103)を介して繰出駆動軸(104)を回転自在に
軸支させ、該駆動軸(104)に揺動アーム(105)
を固定させ、前記駆動アーム(102)に長さ調節自在
な伸縮ロッド(106)一端側を連結させ、かつ前記揺
動アーム(105)に前記伸縮ロッド(106)の他端
側を連結させると共に、前記クランク板(91)を駆動
アーム(102)に入力ロッド(107)を介して連結
させ、植付駆動用のPTO軸(86)から入力ロッド
(107)及び駆動アーム(102)を介して繰出駆動
軸(104)に駆動力を伝えるように構成している。
【0019】さらに、図9に示す如く、前記後面フレー
ム(93)に連れ回り防止一方向クラッチ(108)を
介してクラッチ軸(109)を軸支させ、該クラッチ軸
(109)に一方向クラッチ(110)を介して入力リ
ンク(111)を設けると共に、前記繰出駆動軸(10
4)に揺動リンク(112)を固定させ、該リンク(1
12)を前記入力リンク(111)に連係ロッド(11
3)を介して連結させ、入力リンク(111)を揺動さ
せてクラッチ軸(109)を一方向に間欠的に回転させ
るように構成している。
【0020】また、前記繰出ケース(38)に条止めク
ラッチケース(114)を固定させると共に、前記繰出
軸(80)上端側にベベルギヤ(116)を介してクラ
ッチ軸(109)を常時連結させるもので、繰出軸(8
0)を前記クラッチ軸(109)に継断自在に連結させ
る条止めクラッチ(図示省略)を前記クラッチケース
(114)に内設させると共に、前記ケース(114)
の条止めクラッチを継断操作するクラッチレバー(11
8)とクラッチアーム(119)を前記クラッチケース
(114)の前後に振分け配設させ、前記植付部(1
5)の苗載台(16)上側背面部に設ける植付け条止め
用ユニットクラッチレバー(120)に条止めワイヤを
介して前記クラッチアーム(119)を連結させる。
【0021】図1、図14乃至図17に示す如く、中央
2条分の肥料繰出ケース(38)(38)取付位置外側
で前フレーム(53)と後面フレーム(93)に左右の
軸受板(51)(51)を溶接固定させると共に、前フ
レーム(53)と後面フレーム(93)の両端部を左右
のサイドフレーム(123)(123)によって一体固
定させ、両側2条分の肥料繰出ケース(38)(38)
を軸受板(51)とサイドフレーム(123)間の前フ
レーム(53)及び後面フレーム(93)に取付けるも
ので、四角枠形の各フレーム(53)(93)(12
3)を軸受板(51)によって左右方向に三等分に区切
り、前後のフレーム(53)(93)間に6条分の肥料
繰出ケース(38)を掛け渡し支持させる。
【0022】また、前記ステップ(11)を取付けるス
テップフレーム(124)に補助ステップ(125)を
設け、車体カバー(12)後部両側に左右補助ステップ
(125)(125)を配設させると共に、前記エアタ
ンク(42)両側に同一形状の左右エアタンク(42
a)(42b)を連設させ、中央のエアタンク(42)
のフランジ(126)に、左右エアタンク(42a)
(42b)のフランジ(127)をノブネジ(128)
を介し分離自在に固定させている。
【0023】さらに、前記サイドフレーム(123)に
ノブボルト(128)を介して、左右最外側の肥料繰出
ケース(38a)(38b)を支持する分割フレーム
(53a)(93a)の内側フレーム(129)を分離
自在に固定させるもので、前記前フレーム(53)及び
後面フレーム(93)と略同形で左右延長線上に分割フ
レーム(53a)(53b)・(93a)(93b)を
配置させて、内側フレーム(129)と外側フレーム
(130)間に分割フレーム(53a)(53b)・
(93a)(93b)を固定させると共に、固定側の中
央クラッチ軸(109)端部に左右繰出ケース(38
a)(38b)の繰出軸(131)を爪クラッチ体(1
32)(133)を介して着脱自在に連結させ、中央ク
ラッチ軸(109)の回転をクラッチ体(132)(1
33)を介し左右の繰出軸(131)に伝えるように構
成している。
【0024】さらに、前記内側フレーム(129)とフ
ランジ(127)に上部及び下部ステー(134)(1
35)を固定させ、中央の昇降レール(48)やエアタ
ンク(42)など本体側に固定させる上部及び下部ブラ
ケット(136)(137)に単一の回動軸(138)
及び長孔(139)を介して回転及び摺動自在に連結さ
せている。
【0025】そして図4、図14、図15に示す如く、
施肥作業位置に横一線上左右エアタンク(42a)(4
2b)などを連結支持させているとき、ノブボルト(1
2A)を取外してサイドフレーム(123)と内側フレ
ーム(129)及びフランジ(126)(127)をそ
れぞれ分離させ、左右機外側のホッパ(37a)(37
b)・繰出ケース(38a)(38b)・エアタンク
(42a)(42b)を一体的に取外して、軸(13
8)を中心として略90度機内側に回動させ、さらに機
体中央側に長孔(139)に沿ってスライドさせて、こ
のエアタンク(42a)(42b)などを左右補助ステ
ップ(125)(125)の略取付け幅内に収納させる
ように構成している。またエアタンク(42a)(42
b)などの収納状態時にあっては、エアタンク(42
a)(42b)に固設する規制板(140)が左右補助
ステップ(125)上面の略中央に位置して、エアタン
ク(42a)(42b)を分離させる際に取外すノブボ
ルト(128)でもって補助ステップ(125)上面に
規制板(140)を固定させてその収納保持を図るよう
に構成したものである。
【0026】さらに、エアタンク(42a)(42b)
などの収納状態時にあっては、繰出ケース(38a)
(38b)より取外した搬送ホース(40a)(40
b)を、中央後面フレーム(93)の両端に固設するホ
ース金具(141)に、接続口を下向き(雨水が入らな
い)として保持させるように構成したものである。
【0027】なお、左右エアタンク(42a)(42
b)と中央エアタンク(42)との接続時の固定或いは
収納時の固定には、前記ノブボルト(128)の他に、
図18に示す如きパッチン錠(142)を用いて容易に
介う構成でも良い。
【0028】而して、左右機外側のホッパ(37a)
(37b)・繰出ケース(38a)(38b)・エアタ
ンク(42a)(42b)を単一の軸(138)を中心
として一体的に収納可能とさせることによって、この収
納作業の容易化を図ることができると共に、取付固定時
のノブボルト(128)やパッチン錠(142)などの
固定部材の取付本数も構成させることができ、また単一
の軸(138)によって支点部の剛性も大とさせて支持
強度や取付精度の向上も図ることができるものである。
【0029】図19乃至図20のものは、中央エアタン
ク(24)に設けるブラケット(137)に回動軸(1
38)を介して左右エアタンク(42a)(42b)の
ステー(135)を連結させて、回動軸(138)を中
心として左右エアタンク(42a)(42b)を回動操
作するのみで、左右ホッパ(37a)(37b)・繰出
ケース(38a)(38b)・エアタンク(42a)
(42b)の一体的及び拡張とさせるように構成したも
のである。
【0030】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、ホッパ(37)内の肥料を送出する繰出ケース(3
8)と、この肥料を空気流でもって搬送するエアタンク
(42)とを左右長手状に配設した田植機の施肥装置に
おいて、左右最外側のホッパ(37a)(37b)と繰
出ケース(38a)(38b)とエアタンク(42a)
(42b)とを一体的に水平回動可能に設けたものであ
るから、必要時には左右最外側のホッパ(37a)(3
7b)・繰出ケース(38a)(38b)・エアタンク
(42a)(42b)を取外すなどの手間の煩わしさな
く、容易に機体内側に回動収納して、作業時以外の運搬
や格納作業などでの作業性を向上させることができるも
のである。
【0031】また、左右最外側のホッパ(37a)(3
7b)及び繰出ケース(38a)(38b)に取付ける
上部ステー(134)と、エアタンク(42a)(42
b)に取付ける下部ステー(135)とを設け、これら
上下部ステー(134)(135)を単一の縦軸(13
8)でもって水平回動可能に設けたものであるから、ホ
ッパ(37a)(37b)及び繰出ケース(38a)
(38b)の支点軸部と、エアタンク(42a)(42
b)の支点軸部を同一として剛性を向上させることがで
きると共に、取付精度を高めてスムーズな回動と、本体
固定側に対する正確な合体を可能とさせることができる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】施肥部の平面説明図である。
【図2】全体の側面図である。
【図3】同平面図である。
【図4】施肥部の平面図である。
【図5】同背面図である。
【図6】同側面説明図である。
【図7】昇降レール部側面説明図である。
【図8】肥料繰出ケース部の側面説明図である。
【図9】肥料繰出ケース部の平面説明図である。
【図10】ベースフレーム部の背面説明図である。
【図11】肥料繰出ケース部の背面説明図である。
【図12】繰出駆動入力部の同側面説明図である。
【図13】肥料繰出ケースの断面側面説明図である。
【図14】施肥部右側の平面説明図である。
【図15】施肥部右側の平面説明図である。
【図16】施肥部右側の側面説明図である。
【図17】施肥部左側の平面説明図である。
【図18】施肥部右側の平面説明図である。
【図19】施肥部左側の平面説明図である。
【符号の説明】
(37)(37a)(37b) ホッパ (38)(38a)(38b) 繰出ケース (42)(42a)(42b) エアタンク (134)(135) ステー (138) 軸

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパ内の肥料を送出する繰出ケース
    と、この肥料を空気流でもって搬送するエアタンクとを
    左右長手状に配設した田植機の施肥装置において、左右
    最外側のホッパと繰出ケースとエアタンクとを一体的に
    水平回動可能に設けたことを特徴とする田植機の施肥装
    置。
  2. 【請求項2】 左右最外側のホッパ及び繰出ケースに取
    付ける上部ステーと、エアタンクに取付ける下部ステー
    とを設け、これら上下部ステーを単一の縦軸でもって水
    平回動可能に設けたことを特徴とする請求項1記載の田
    植機の施肥装置。
JP13121396A 1996-04-26 1996-04-26 田植機の施肥装置 Pending JPH09294438A (ja)

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