JPH0856442A - 施肥装置 - Google Patents

施肥装置

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JPH0856442A
JPH0856442A JP21822194A JP21822194A JPH0856442A JP H0856442 A JPH0856442 A JP H0856442A JP 21822194 A JP21822194 A JP 21822194A JP 21822194 A JP21822194 A JP 21822194A JP H0856442 A JPH0856442 A JP H0856442A
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fertilizer
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hopper
feeding
plate
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Kazuaki Itani
谷 一 明 伊
Yuichi Kato
藤 祐 一 加
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 前記ホッパ(46)に対するロール上蓋
(82)上面の開放部を隔壁(136)によって限定
し、ロール上蓋(82)上面側に肥料が滞留するのを防
ぐ。 [構成] 施肥ホッパ(46)の下部に肥料繰出ケー
ス(47)を設け、前記ホッパ(46)の肥料を前記ケ
ース(47)から定量送出させる施肥装置において、前
記ケース(47)に内設させるロール上蓋(82)の落
下口(80)周囲を仕切って前記ホッパ(46)の肥料
を落下口(80)に流下案内するための隔壁(136)
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば苗載台及び植付爪
を備えて連続的に苗植作業を行う乗用田植機などの施肥
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特願平6−95595号明細書に
示す如く、走行車にミッドマウント型の施肥機を昇降自
在に取付ける技術を開発した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、施肥
ホッパの下部に肥料繰出ケースを設け、前記ホッパの肥
料を前記ケースから定量送出させる構造であるが、前記
ケースに内設させるロール上蓋の上面略全域を前記ホッ
パに対し開放させていたから、ロール上蓋上面の落下口
以外の場所で肥料が滞留し易く、滞留した粒状の肥料が
吸水によって互に接着して大きな塊を形成する不具合が
あり、前記ケース内部の残留肥料の取出し並びに前記ケ
ース内部の掃除などが面倒である等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、施肥
ホッパの下部に肥料繰出ケースを設け、前記ホッパの肥
料を前記ケースから定量送出させる施肥装置において、
前記ケースに内設させるロール上蓋の落下口周囲を仕切
って前記ホッパの肥料を落下口に流下案内するための隔
壁を設けたもので、前記ホッパに対するロール上蓋上面
の開放部を隔壁によって限定するから、ロール上蓋上面
側に肥料が滞留するのを容易に防止し得、作業終了時の
前記ケース内部の残留肥料の取出し並びに前記ケース内
部の掃除などを容易に行い得るものである。
【0005】また、施肥ホッパの下部に肥料繰出ケース
を設け、前記ホッパの肥料を前記ケースから定量送出さ
せる施肥装置において、前記ケースに内設させるロール
上蓋上面の落下口側だけを前記ホッパに対し開放させた
もので、ロール上蓋の落下口以外の場所に前記ホッパの
肥料が移動して滞留するのを容易に防止し得、作業終了
時の前記ケース内部の残留肥料の取出し並びに前記ケー
ス内部の掃除などを容易に行い得るものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は繰出ケース部の平面図、図2は乗用田植機
の側面図、図3は同平面図を示し、図中(1)は作業者
が搭乗する走行車であり、エンジン(2)を車体フレー
ム(3)前部上方に搭載させ、ギヤ変速ケース(4)前
方にフロントアクスルケース(5)を介して水田走行用
前輪(6)を支持させると共に、前記ギヤ変速ケース
(4)の後部にリヤアクスルケース(7)を連設し、前
記リヤアクスルケース(7)に水田走行用後輪(8)を
支持させる。そして前記エンジン(2)等を覆うボンネ
ット(9)両側に予備苗載台(10)を取付けると共
に、ステップ(11)を介して作業者が搭乗する車体カ
バー(12)によって前記ギヤ変速ケース(4)等を覆
い、前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取
付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット
(9)後部に操向ハンドル(14)を設ける。
【0007】また、図中(15)は6条植え用の苗載台
(16)並びに複数の植付爪(17)などを具備する植
付部であり、前高後低の合成樹脂製の前傾式苗載台(1
6)を下部レール(18)及びガイドレール(19)を
介して植付ケース(20)に左右往復摺動自在に支持さ
せると共に、一方向に等速回転させるロータリケース
(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、該ケー
ス(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の爪ケー
ス(22)(22)を配設し、その爪ケース(22)
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。ま
た前記植付ケース(20)の前側にローリング支点軸
(23)を介して支持フレーム(24)を設け、トップ
リンク(25)及びロワーリンク(26)を含むリンク
機構(27)を介して走行車(1)後側に支持フレーム
(24)を連結させ、前記リンク機構(27)を介して
植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ(28)をロ
ワーリンク(26)に連結させ、前記前後輪(6)
(8)を走行駆動して移動すると同時に、左右に往復摺
動させる苗載台(16)から一株分の苗を植付爪(1
7)によって取出し、連続的に苗植え作業を行うように
構成する。
【0008】また、図中(29)は主変速レバー、(3
0)は植付昇降兼作業走行変速用副変速レバー、(3
1)は植付け感度調節レバー、(32)は主クラッチペ
ダル、(33)(33)は左右ブレーキペダル、(3
4)は2条分均平用センターフロート、(35)は2条
分均平用サイドフロート、(36)は6条用の側条施肥
機である。
【0009】さらに、図4、図5に示す如く、左右一対
の四角筒形の前記車体フレーム(3)(3)前部にエン
ジン(2)を搭載し、前車軸(37)(37)を介して
左右前輪(6)(6)を軸支させるフロントアクスルケ
ース(5)をエンジン(2)後方の車体フレーム(3)
(3)下面に取付け、フロントアクスルケース(5)後
方の左右車体フレーム(3)(3)間に無段ベルト変速
ケース(38)を設け、無段変速ケース(38)後方の
左右車体フレーム(3)(3)間にギヤ変速ケース
(4)を設けると共に、後車軸(39)(39)を介し
て左右後輪(8)(8)を軸支させるリヤアクスルケー
ス(7)を左右車体フレーム(3)(3)後端下面に固
設させ、エンジン(2)出力を各変速ケース(38)
(4)を介して各アクスルケース(5)(7)に走行駆
動力として伝達させ、前後輪(6)(8)を駆動するよ
うに構成している。
【0010】また、左右車体フレーム(3)(3)後端
部上面に左右支柱(40)(40)を立設させ、左右支
柱(40)(40)上端を水平フレーム(41)によっ
て連結させ、支柱(40)と水平フレーム(41)を一
体固定させて正面視門形に形成する。そして、車体フレ
ーム(3)中間のブレーキペダル受軸(42)と、前記
水平フレーム(41)中間の間に、前低後高に傾斜させ
るサブフレーム(43)(43)を架設させると共に、
サブフレーム(43)(43)間に昇降シリンダ(2
8)を取付け、またトップリンク(25)及びロワーリ
ンク(26)で形成するリンク機構(27)を各フレー
ム(3)(41)に支軸(44)(45)を介して取付
け、昇降シリンダ(28)によってリンク機構(27)
を揺動させて植付部(15)を昇降させるように構成し
ている。
【0011】さらに、図6、図7、図8に示す如く、肥
料を入れる施肥ホッパ(46)と、肥料を定量供給する
肥料繰出ケース(47)と、フロート(34)(35)
の側条施肥シュート(48)にフレキシブル形搬送ホー
ス(49)を介して肥料を排出させる送風ターボファン
(50)と、円筒形のエアタンク(51)とを、前記施
肥機(36)に備えると共に、エアタンク(51)右側
端にターボファン(50)を取付け、6条分の6組の肥
料繰出ケース(47)…をエアタンク(51)上側に配
設させている。
【0012】さらに、図9、図10、図15に示す如
く、前記車体フレーム(3)後端部で水平フレーム(4
1)両側に左右ベースフレーム(52)(52)を取付
け、前後方向に略水平に横架させる前記ベースフレーム
(52)を介して施肥機(36)を設けると共に、左右
ベースフレーム(52)(52)にブラケット(54)
(54)を介してエアタンク(51)をボルト止め固定
させるもので、ベースフレーム(52)後端部と車体フ
レーム(3)間にサイドステー(55)を連結させ、略
水平に横架させるベースフレーム(52)前後側に前後
昇降レール(56)…を立設させ、前後一組左右二対の
4本の該昇降レール(56)(56)(56)(56)
を介して施肥機(36)を昇降自在に取付けると共に、
左右一対の2本のガススプリング(57)(57)によ
って昇降自在に施肥機(36)を取付け、車体フレーム
(3)後端部に配置させるリヤアクスルケース(7)に
施肥機(36)重量を支持させるもので、図11にも示
す如く、前後昇降レール(56)(56)に対向させる
軸受板(58)を設け、前記レール(56)に転動自在
に嵌込むベアリングローラ(59)…を軸受板(58)
に回転自在に軸支させ、前後2本のレール(56)(5
6)を左右対称に2組設け、1本のレール(56)に対
して上下2個のローラ(59)(59)を取付け、左右
一対の軸受板(58)(58)を4本のレール(56)
と8個のローラ(59)…によってベースフレーム(5
2)に昇降自在に支持させている。
【0013】また、前記ガススプリング(57)の下端
を前記車体フレーム(3)に連結させ、前記軸受板(5
8)にガススプリング(57)上端を連結させ、前記レ
ール(56)とガススプリング(57)を略平行に立設
させると共に、施肥機(36)の前後幅方向の重心位置
にガススプリング(57)を連結させるもので、施肥機
(36)の重量と略等しいかまたは若干小さい伸張力を
ガススプリング(57)が有するように構成している。
【0014】さらに、図9、図10、図11、図15に
示す如く、6条用の6組12枚の軸受板(58)を丸パ
イプ形の前フレーム(60)によって一体固定させ、施
肥機(36)を持上げるときに作業者が握る左右一対の
取手(61)(61)を前記前フレーム(60)に溶接
固定させ、前記取手(61)に支軸(62)を介してロ
ックレバー(63)を回転自在に軸支させると共に、前
記昇降レール(56)の補強リブ(64)に上下係合孔
(65)(66)を形成させ、各係合孔(65)(6
6)にロックレバー(63)を係入させて施肥機(3
6)を上昇位置または下降位置で固定支持させるもの
で、ロックレバー(63)を前記取手(61)の下側に
延出させ、運転席(13)側に突設させる取手(61)
を作業者が握り乍らロックレバー(63)を操作し、ロ
ックレバー(63)を係合孔(65)(66)から離脱
させることができるように構成している。
【0015】また、前記前フレーム(60)にケース前
ブラケット(67)を溶接固定させ、該ケース前ブラケ
ット(67)に前記繰出ケース(47)前側をボルト止
め固定させるもので、1ユニットとして構成する2条分
の繰出ケース(47)(47)を左右の昇降レール(5
6)(56)間に配設させ、昇降レール(56)(5
6)の機外側に2条分の繰出ケース(47)(47)を
夫々配設させ、2条1組として3ユニットの繰出ケース
(47)…を左右に並設させている。
【0016】さらに、図1、図12、図13、図14、
図15に示す如く、前記繰出ケース(47)の上面前側
の取入口(68)に前記ホッパ(46)の下部出口(6
9)を嵌着させると共に、前記繰出ケース(47)前面
下側に取出口(70)を形成し、着脱自在なキャップ
(71)によって取出口(70)を閉塞している。前記
キャップ(71)を取外して取出口(70)を開放し、
タンク(46)内部の肥料を前側下方に流下させるもの
で、このときに施肥機(36)を昇降レール(56)の
上昇位置に支持させ、取出口(70)とベースフレーム
(52)の間隔を拡大させ、肥料を入れる容器を前記取
出口(70)下方に容易に差し入れることができ、残留
肥料の取出しを容易に行えるように構成している。
【0017】また、前記繰出ケース(47)下面に閉塞
レバー(72)を介して底蓋(73)を着脱自在に固定
させると共に、硬質合成樹脂製の前記底蓋(73)下面
に出口(74)を形成するもので、エアタンク(51)
に前端部を嵌着させる軟質合成樹脂製の接合パイプ(7
5)を備え、該パイプ(75)後端に硬質合成樹脂製の
ジョイント(76)前端を着脱自在に嵌着させると共
に、前記ジョイント(76)後端に前記搬送ホース(4
9)を嵌着させ、前記ターボファン(50)の送風をエ
アタンク(51)から各パイプ(75)…及びホース
(49)に吹出させ、底蓋(73)の出口(74)から
ジョイント(76)中間に落下する肥料を搬送ホース
(49)に移動させるもので、T字形フランジを形成す
る前記ジョイント(76)中間に入口(77)を上向き
開放に形成し、底蓋(73)の出口(74)に嵌合ガイ
ド(78)を固定させ、該ガイド(78)を前記入口
(77)に着脱自在に嵌着させ、出口(74)を入口
(77)に接続させると共に、前記エアタンク(51)
に取付板(79)を一体固定させ、取付板(79)に前
記ジョイント(76)をボルト止め固定させている。
【0018】また、取入口(80)及び吹出口(81)
を有する入口板(82)と、同一円周上に略四角形の複
数の繰出口(83)…を有する繰出板(84)と、排出
口(85)を有する出口板(86)を備え、略円形平板
製の前記各板(82)(84)(86)を繰出ケース
(47)と底蓋(73)の間に多層状に配設させると共
に、繰出ケース(47)に繰出軸(87)を略垂直に回
転自在に軸支させ、各板(82)(84)(86)の中
央部に繰出軸(87)下端側を貫通させ、繰出軸(8
7)下端にゴム輪(88)を着脱自在に係止させ、各板
(82)(84)(86)を下方に抜出し自在に繰出軸
(87)に支持させ、かつ閉塞レバー(72)によって
各板(82)(84)(86)を繰出ケース(47)と
底蓋(73)間に弾圧させるもので、入口板(82)と
出口板(86)を繰出ケース(47)に係止させ、各板
(82)(86)に対して繰出軸(87)を遊転させる
と共に、繰出板(84)を繰出軸(87)に係合軸支さ
せ、繰出軸(87)によって繰出板(84)を強制的に
回転させ、取入口(80)から繰出口(83)に入った
肥料を排出口(85)に移動させて出口(74)方向に
落下させるように構成している。
【0019】また、前記取入口(80)端部で繰出口
(83)上面の余分な肥料を取除くブラシ(89)を備
え、高さ調節する撮(90)を介して前記ブラシ(8
9)を繰出ケース(47)に高さ調節自在に取付け、繰
出板(84)上面に対するブラシ(89)下端の高さ調
節を繰出ケース(47)外部から行い、繰出口(83)
の肥料送出量を調節するように構成している。
【0020】また、前記入口板(82)の吹出口(8
1)に対向させる圧風取入口(91)を繰出ケース(4
7)に形成し、前記エアタンク(51)の中空部と前記
圧風取入口(91)を分流パイプ(92)によって連通
させ、前記パイプ(92)及び取入口(91)を介して
ターボファン(50)からの送風を吹出口(81)に供
給し、排出口(85)位置に移動した繰出口(83)に
吹出口(81)から送風し、該送風によって繰出口(8
3)の肥料を下方に強制的に落下させ、粒形の肥料また
はこの粉が繰出口(83)内に残るのを防ぐように構成
している。
【0021】さらに、図4、図8、図9、図10、図1
1に示す如く、前記エンジン(2)出力を植付部(1
5)に伝達させるPTO軸(93)をギヤ変速ケース
(4)から後方に延出させると共に、前記左支柱(4
0)に軸受筒(94)を溶接固定させ、軸受筒(94)
の施肥入力軸(95)を前記PTO軸(93)中間にチ
ェン(96)を介して連動連結させる。前記施肥入力軸
(95)後端部にクランク板(97)を固定させる。ま
た、前記軸受板(58)及びケース後ブラケット(9
8)を一体固定させる四角パイプ形後面フレーム(9
9)を備え、エアタンク(51)及び前フレーム(6
0)と略平行に後面フレーム(99)を横架させ、ケー
ス後ブラケット(98)に前記繰出ケース(47)後側
をボルト止め固定させる。
【0022】また、前記左の軸受板(58)にブラケッ
ト(100)及び軸(101)を介して繰出量調節レバ
ー(102)を軸支させると共に、左の軸受板(58)
に支軸(103)を介して調節リンク(104)及び支
点リンク(105)を設け、前記レバー(102)のネ
ジ部(106)に調節リンク(104)を連結させ、支
点リンク(105)に調節支点(107)を取付け、該
支点(107)に駆動アーム(108)を軸支させる。
そして、運転席(13)方向に突出させる前記レバー
(102)の回転操作によってネジ部(106)を回転
させることにより、前記各リンク(104)(105)
が一体的に回転し、前記調節支点(107)位置を変更
させるように構成している。
【0023】また、前記後面フレーム(99)に軸受板
(109)を介して繰出駆動軸(110)を回転自在に
軸支させ、該駆動軸(110)に揺動アーム(111)
を固定させ、前記駆動アーム(108)に長さ調節自在
な伸縮ロッド(112)一端側を連結させ、かつ前記揺
動アーム(111)に複数の軸孔(113)…を介して
支点間距離調節自在に前記伸縮ロッド(112)の他端
側を連結させるもので、前記の複数の軸孔(113)…
の選択により伸縮ロッド(112)を連結する揺動アー
ム(111)の長さを変化させ、該アーム(111)の
揺動ストロークを変更させて肥料繰出量の多段調節を行
うと共に、前記レバー(102)操作により調節支点
(107)を位置変更させ、伸縮ロッド(112)の往
復ストロークを無段階に変更させて肥料繰出量の無段調
節を行うように構成している。
【0024】さらに、図12に示す如く、前記後面フレ
ーム(99)に連れ回り防止一方向クラッチ(114)
を介してクラッチ軸(116)を軸支させ、該クラッチ
軸(116)に一方向クラッチ(117)を介して入力
リンク(118)を設けると共に、前記繰出駆動軸(1
09)に揺動リンク(119)を固定させ、該リンク
(119)を前記入力リンク(118)に連係バー(1
20)を介して連結させ、入力リンク(118)を揺動
させてクラッチ軸(116)を一方向に間欠的に回転さ
せるように構成している。
【0025】また、前記繰出ケース(47)に条止めク
ラッチケース(121)を固定させると共に、前記繰出
軸(87)上端側にベベルギヤ(122)(123)を
介して入力軸(124)を常時連結させるもので、入力
軸(124)を前記クラッチ軸(116)に継断自在に
連結させる条止めクラッチ(図示省略)を前記クラッチ
ケース(121)に内設させると共に、前記ケース(1
21)の条止めクラッチを継断操作するクラッチレバー
(126)とクラッチアーム(127)を前記クラッチ
ケース(121)の前後に振分け配設させ、前記植付部
(15)の苗載台(16)上側背面部に設ける植付け条
止めレバー(128)に、後面フレーム(98)のアウ
タ受(129)により張設させるワイヤ(130)を介
して、前記クラッチアーム(127)を連結させる。そ
して、前記植付け条止めレバー(128)操作によって
6条植え用の各植付爪(17)…のいずれかを停止させ
たとき、停止させた植付爪(17)に対応する前記ケー
ス(121)の条止めクラッチを切断動作させて施肥動
作を中止させ、植付爪(17)によって苗を植付ける条
にだけ施肥を行うもので、例えば左側と中央の4条の苗
植付けを行うとき、左側と中央の4条の繰出ケース(4
7)…から施肥を行うと共に、作業者によってクラッチ
レバー(126)を操作して前記ケース(121)の条
止めクラッチを切断させることにより、6条の繰出ケー
ス(47)…のいずれかまたは全部を任意に選択して、
苗植付けとは関係なく、施肥を中止させることができる
ように構成している。
【0026】さらに、図9、図10に示す如く、結合レ
バー(131)及び係合板(132)(133)を介し
て切離し自在に連結させる入力及び出力ロッド(13
4)(135)を備え、前記クランク板(97)と駆動
アーム(108)を前記ロッド(134)(135)に
よって連結させるもので、前記PTO軸(93)の植付
け駆動力を分岐して施肥機(36)を駆動させると共
に、結合レバー(131)によって各係合板(132)
(133)を分離させ、各ロッド(134)(135)
を切離し、施肥機(36)の上昇部を持上げる操作を行
うように構成している。
【0027】上記のように、前フレーム(60)及び後
面フレーム(99)を介して施肥ホッパ(46)及び肥
料繰出ケース(47)を軸受板(58)に取付け、前記
ホッパ(46)及びケース(47)などの施肥機(3
6)上昇部重量をガススプリング(57)によって支
え、該上昇部を昇降レール(56)を介して昇降自在に
支持させるもので、昇降レール(56)の下降位置に施
肥機(36)上昇部を支持させることにより、車体カバ
ー(12)上面の低い位置に施肥機(36)上昇部を支
持して施肥作業を行うことができる一方、図1の如く、
昇降レール(56)の上昇位置に施肥機(36)上昇部
を支持させることにより、施肥ホッパク(46)に残留
している肥料を受取るための容器を取出口(70)下方
に容易に差し入れることができると共に、閉塞レバー
(72)のロック解除操作によって底蓋(73)を下方
に取外し、ゴム輪(88)を外して入口板(82)及び
繰出板(84)及び出口板(86)を繰出ケース(4
7)から下方に取出し、各板(82)(84)(86)
の掃除を行える。
【0028】また、図1、図13に示す如く、前記肥料
繰出ケース(47)内部に隔壁(136)を固定させ、
入口板(82)上面側の取入口(80)部と吹出口(8
1)部を前記隔壁(136)によって遮断し、吹出口
(81)側の入口板(82)上面側略半分を前記ホッパ
(46)の下部出口(69)に対して閉塞させるもの
で、施肥ホッパ(46)の下部に肥料繰出ケース(4
7)を設け、前記ホッパ(46)の肥料を前記ケース
(47)から定量送出させる施肥装置において、前記ケ
ース(47)に内設させるロール上蓋である入口板(8
2)の落下口である取入口(80)周囲を仕切って前記
ホッパ(46)の肥料を取入口(80)に流下案内する
ための隔壁(136)を設け、前記ホッパ(46)に対
する入口板(82)上面の開放部を隔壁(136)によ
って限定し、前記ケース(47)に内設させる入口板
(82)上面の取入口(80)側だけを前記ホッパ(4
6)に対し開放させ、入口板(82)の取入口(80)
以外の場所に前記ホッパ(46)の肥料が移動して滞留
するのを防ぎ、作業終了時の前記ケース(47)内部の
残留肥料の取出し並びに前記ケース(47)内部の掃除
などを行えるように構成している。
【0029】さらに、図16に示す如く、前記側条施肥
シュート(48)に搬送ホース(49)を連通させる固
定ホース(137)を備え、該固定ホース(137)を
植付部(15)に取付けると共に、搬送ホース(49)
を固定ホース(137)にホース継手(138)を介し
て連結させ、前記ホース継手(138)にエア抜き孔
(139)を形成し、エア抜き孔(139)を内設させ
る傘形カバー(140)をホース継手に設けるもので、
エアタンク(51)からの空気だけを上向き開口形のエ
ア抜き孔(139)から排出させ、肥料繰出ケース(4
7)からの肥料を側条施肥シュート(48)に落下させ
ると共に、雨水または泥などが常時開放状態のエア抜き
孔(139)に入るのをカバー(140)によって防ぐ
ように構成している。
【0030】さらに、図17、図18に示す如く、前記
軸受板(58)に立設固定させるステー(141)上端
に屋根板(142)を固定させ、常時開放状態の施肥ホ
ッパ(46)上面の後側略半分を前記屋根板(142)
によって覆い、また前記施肥ホッパ(46)上面の前側
略半分を開閉自在に覆う上面カバー(143)を備え、
該上面カバー(143)を屋根板(142)下面側に出
入自在に取付けると共に、粒状または粉状の肥料を各ホ
ッパ(46)…に流下案内する溝(144)…を屋根板
(142)上面に形成し、屋根板(142)の中央部か
ら両側方向に放射状に前記溝(144)…を傾斜させて
延設させるもので、図17の如く、屋根板(142)と
上面カバー(143)によって施肥ホッパ(46)上面
を閉塞させると共に、図18の如く、屋根板(142)
下側に上面カバー(143)を退入させ、施肥ホッパ
(46)上面の前半分を開放させ、屋根板(142)上
面中央に肥料を供給することにより、溝(144)の案
内によって肥料が各施肥ホッパ(46)…内部に分配落
下するように構成している。
【0031】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、施肥ホッパ(46)の下部に肥料繰出ケース(4
7)を設け、前記ホッパ(46)の肥料を前記ケース
(47)から定量送出させる施肥装置において、前記ケ
ース(47)に内設させるロール上蓋(82)の落下口
(80)周囲を仕切って前記ホッパ(46)の肥料を落
下口(80)に流下案内するための隔壁(136)を設
けたもので、前記ホッパ(46)に対するロール上蓋
(82)上面の開放部を隔壁(136)によって限定す
るから、ロール上蓋(82)上面側に肥料が滞留するの
を容易に防止でき、作業終了時の前記ケース(47)内
部の残留肥料の取出し並びに前記ケース(47)内部の
掃除などを容易に行うことができるものである。
【0032】また、施肥ホッパ(46)の下部に肥料繰
出ケース(47)を設け、前記ホッパ(46)の肥料を
前記ケース(47)から定量送出させる施肥装置におい
て、前記ケース(47)に内設させるロール上蓋(8
2)上面の落下口(80)側だけを前記ホッパ(46)
に対し開放させたもので、ロール上蓋(82)の落下口
(80)以外の場所に前記ホッパ(46)の肥料が移動
して滞留するのを容易に防止でき、作業終了時の前記ケ
ース(47)内部の残留肥料の取出し並びに前記ケース
(47)内部の掃除などを容易に行うことができるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】肥料繰出ケース部の平面図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行車の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】施肥機部の側面図。
【図7】同平面図。
【図8】同背面図。
【図9】昇降レール部拡大図。
【図10】軸受板部の側面図。
【図11】同平面図。
【図12】繰出ケース部の平面図。
【図13】同側面図。
【図14】同背面図。
【図15】施肥機部の上昇説明図。
【図16】搬送ホース部の側面図。
【図17】屋根板取付状態の側面図。
【図18】同平面図。
【符号の説明】
(46) 施肥ホッパ (47) 肥料繰出ケース (80) 取入口(落下口) (82) 入口板(ロール上蓋) (136) 隔壁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施肥ホッパの下部に肥料繰出ケースを設
    け、前記ホッパの肥料を前記ケースから定量送出させる
    施肥装置において、前記ケースに内設させるロール上蓋
    の落下口周囲を仕切って前記ホッパの肥料を落下口に流
    下案内するための隔壁を設けたことを特徴とする施肥装
    置。
  2. 【請求項2】 施肥ホッパの下部に肥料繰出ケースを設
    け、前記ホッパの肥料を前記ケースから定量送出させる
    施肥装置において、前記ケースに内設させるロール上蓋
    上面の落下口側だけを前記ホッパに対し開放させたこと
    を特徴とする施肥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002247903A (ja) * 2001-02-26 2002-09-03 Isuzu Jidosha Tokai Kk 堆肥散布車
JP2009232789A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd 移植機

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