JPH09294284A - データ通信システム及び該システムに適用される通信機能を備えた情報管理装置 - Google Patents

データ通信システム及び該システムに適用される通信機能を備えた情報管理装置

Info

Publication number
JPH09294284A
JPH09294284A JP9046743A JP4674397A JPH09294284A JP H09294284 A JPH09294284 A JP H09294284A JP 9046743 A JP9046743 A JP 9046743A JP 4674397 A JP4674397 A JP 4674397A JP H09294284 A JPH09294284 A JP H09294284A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
mode
display
key
information management
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9046743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3812040B2 (ja
Inventor
Eiji Senzoku
英司 千足
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP4674397A priority Critical patent/JP3812040B2/ja
Publication of JPH09294284A publication Critical patent/JPH09294284A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3812040B2 publication Critical patent/JP3812040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】送信側で属性を持つデータを自由に選択して送
信し、受信側で受信データが属性を持つものでも簡単な
操作で属性に応じたメモリ領域に記憶させる。 【解決手段】複数のデータをそのデータの属性に合せて
分類して記憶するRAM30と、データとその属性を指定
する指定コードとを含んだ信号を受信する受信部22及び
デコーダ23と、指定コードと共に受信されたデータを表
示する表示部12と、受信した指定コードに従い、表示部
12に表示したデータをRAM30の対応する分類位置に記
憶させるべく指示操作するキー入力部26(13k)と、こ
のキー入力部26の指示操作によってRAM30の対応する
分類位置に上記データを格納させる制御部25とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送システ
ム及び該システムに適用される通信機能を備えた情報管
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子手帳、ハンドヘルドコン
ピュータなどの携帯型情報管理装置が知られている。こ
れらの携帯型情報管理装置は、例えば使用者本人の行動
予定を表わすスケジュールデータや、名前、電話番号等
を含む複数の個人データからなるアドレス帳データなど
の、それぞれ異なる属性を有する各種カテゴリーの情報
を入力して記憶させておき、必要に応じて表示させるこ
とができるようになっている。
【0003】また、最近では、情報管理装置に記憶のデ
ータを既存の通信システム、例えば、無線ページングシ
ステムを利用して他の装置に送信することも行われてい
る。例えば、無線ページングシステムを利用して情報管
理装置からページング受信機へデータを送信する場合に
は、情報管理装置にスピーカを設け、該スピーカを電話
機の送話口に押し当てた状態で、相手先ページング受信
機の呼出し番号(電話番号)及び送信すべきデータに対
応したDTMF(Dual Tone Multi F
requency:ダイヤルトーン)信号音をスピーカ
から発生させる。これにより、無線ページングシステム
の送信局から前記相手先ページング受信機の呼出し信号
と前記データに対応したメッセージ信号が送信されるの
で、前記情報管理装置が送信したデータは前記相手先ペ
ージング受信機で受信される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の様にページング
受信機が情報管理機能を備えている場合、換言すればペ
ージング信号受信機能付き情報管理装置である場合に
は、単にメッセージデータだけではなく、スケジュール
データやアドレス帳データ等のデータをも送受信するこ
とができるようにすれば、コミュニケーション手段とし
てさらに便利なものとすることができる。
【0005】しかしながら、上記メッセージデータ、ス
ケジュールデータ、アドレス帳データのカテゴリーの異
なるデータはそれぞれその用途から表示されるデータの
属性が異なるものであり、これらのデータをその属性を
無視して送受信した場合には、受信側のユーザーはあら
ためてそのデータの属性を設定した上で対応するメモリ
の領域に記憶させるなどの操作を行なわなくてはならな
い。
【0006】本発明は上記のような予期される問題に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、属性を
有するデータを送信する場合であっても、送信するデー
タのカテゴリーや属性を気にせず自由に選択して送信す
ることができる情報管理装置、受信したデータが属性を
有するものであった場合に繁雑な操作を必要とせずにそ
の受信データをカテゴリーや属性に応じたメモリの領域
に記憶させることが可能な情報管理装置、及びこれらの
装置を用いたデータ伝送システムを提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
複数のデータをそのデータの属性に合せて分類して記憶
する記憶手段、及び上記記憶手段から読出したデータと
その属性を指定する指定コードとを含む信号を送信する
送信手段を備えた送信装置と、上記送信装置の記憶手段
と同様構成の記憶手段、上記送信装置からの信号を受信
する受信手段、この受信手段で指定コードと共に受信さ
れたデータを表示する表示手段、上記受信手段で受信し
た指定コードに従い、上記表示手段に表示したデータを
上記記憶手段の対応する分類位置に記憶させるべく指示
操作する指示手段、及びこの指示手段の指示操作によっ
て上記記憶手段の対応する分類位置に上記データを格納
する記憶制御手段を備えた受信装置とを有したことを特
徴とする。
【0008】このようなシステム構成としたことによ
り、送信装置から送られてきたデータを受信装置側でも
確認のための簡単な指示操作によりその属性に対応した
記憶手段(メモリ)上の分類領域に記憶することがで
き、データを送信側と受信側とで共有することができ
る。
【0009】請求項2記載の発明は、複数のデータをそ
のデータの属性に合せて分類して記憶する記憶手段、及
び上記記憶手段から読出したデータとその属性を指定す
る指定コードとを含む信号を送信する送信手段を備えた
ことを特徴とする。
【0010】このような構成にしたことにより、この情
報管理装置のユーザーは属性を有するデータをその属性
を気にせずに送信することができる。
【0011】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記記憶手段に記憶されている複数の
データの中から、送信すべき情報を選択できるようにし
たものである。
【0012】このような構成にしたことにより、この情
報管理装置のユーザーは属性を有するデータをその属性
を気にせずに送信することができる。
【0013】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、上記送信手段は、データ及び指定コー
ドを含む信号をダイヤルトーン信号に変換して順次送信
することを特徴とする。
【0014】このような構成としたことにより、上記請
求項2記載の発明の作用に加えて、送信手段としてダイ
ヤラー機能を有するようにしたため、公衆電話回線網を
介して他の受信装置にデータを送信することが可能とな
る。
【0015】請求項5記載の発明は、複数のデータをそ
のデータの属性に合せて分類して記憶する記憶手段と、
データとその属性を指定する指定コードとを含んだ信号
を受信する受信手段と、この受信手段で指定コードと共
に受信されたデータを表示する表示手段と、上記受信手
段で受信した指定コードに従い、上記表示手段に表示し
たデータを上記記憶手段の対応する分類位置に記憶させ
るべく指示操作する指示手段と、この指示手段の指示操
作によって上記記憶手段の対応する分類位置に上記デー
タを格納する記憶制御手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0016】このような構成としたことにより、受信し
たデータを確認のための簡単な指示操作によりその属性
に対応した記憶手段(メモリ)上の分類領域に記憶する
ことができる。
【0017】請求項6記載の発明は、上記請求項5記載
の発明において、上記記憶手段から読出したデータとそ
の属性を指定する指定コードとを含む信号を他の特定の
受信装置へ送信する送信手段をさらに具備したことを特
徴とする。
【0018】このような構成としたことにより、上記請
求項5記載の発明の作用に加えて、属性を有するデータ
を他の受信装置へ送信する機能をも有するようにしたた
め、他の情報管理装置とデータの共有化をはかることが
できる。
【0019】請求項7記載の発明は、上記請求項6記載
の発明において、上記送信手段は、データ及び指定コー
ドを含む信号をダイヤルトーン信号に変換して順次送信
することを特徴とする。
【0020】このような構成としたことにより、上記請
求項6記載の発明の作用に加えて、送信手段としてダイ
ヤラー機能を有するようにしたため、公衆電話回線網を
介して他の受信装置にデータを送信することが可能とな
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を無線呼出しシステ
ムの標準規格RCR STD−43に準拠した無線ペー
ジングシステム(データ伝送システム)に適用した場合
の実施の一形態について図面を参照して説明する。
【0022】図1は、データ送信端末及びデータ受信端
末に本発明に係る情報管理装置1を用いた無線ページン
グシステムのシステム構成を例示している。本実施例の
情報管理装置1は、ダイヤルトーン出力機能とページン
グ信号受信機能とを備えた電子手帳である。この場合、
プッシュホン等の電話端末2は公衆回線網3を介してぺ
ージングサービス会社の管轄するセンター(中央制御
局)4に接続され、送信局5はセンター4に接続されて
いる。例えば電子手帳1Aにより所定の呼出番号をダイ
ヤル信号、例えばDTMF信号で電話端末2を介して送
信することで、この電話端末2が接続された公衆回線網
3からぺージングサービス会社の管轄するセンター4及
び送信局5を介して、呼出番号に対応する、電子手帳1
Aと同様構成の他の電子手帳1Bに呼出しがなされるよ
うになっている。
【0023】図2及び図3は電子手帳1(1A,1B)
の外観構成を示すもので、図2が手帳型の電子手帳1を
開いた状態の正面図、図3が同電子手帳1を閉じた状態
での背面図である。
【0024】図2において、電子手帳1を開いた状態で
その左側1a内面には、ドットマトリクスタイプの液晶
表示パネルを用いた表示部12、表示オンキー13a、
表示オフキー13b、表示切換キー13c、メニューキ
ー13d、サーチキー13e、絵文字サーチキー13
f、機能キー13g、シークレットキー13h、ベル番
号キー13i、解除キー13j、実行キー13k、カー
ソルキー13l、メッセージキー13m、ダイヤルキー
13n、及びその上端部にIR送受信部14が配設され
る。
【0025】表示オンキー13aは、電子手帳機能をオ
ン状態にし、またすでに電子手帳機能がオン状態のとき
はデータの新規入力状態へ移行するためのキーであり、
表示オフキー13bは、電子手帳機能をオフ状態にして
表示を消灯するためのキーである。
【0026】表示切換キー13cは、表示の切換えを行
なうためのキーであり、メニューキー13dは電子手帳
1に備えられた全モードのメニュー表示へ移行するため
のキーである。
【0027】サーチキー13eは、データの検索あるい
は同検索状態の解除を指示するキーであり、絵文字サー
チキー13fは絵文字毎のデータの検索あるいは同検索
状態の解除を指示するキーである。
【0028】ベル番号キー13iは、電話帳モード内の
登録データ、即ち後述するアドレス帳データメモリDB
からページング受信機の呼出し番号とそのタイプ及び所
有者の名前のみを一覧表示するためのキーである。
【0029】解除キー13jは、実行中の機能、操作を
途中で解除し、あるいは漢字変換を取消すためのキーで
あり、実行キー13kは各機能の実行を指示するための
キーである。
【0030】カーソルキー13lは、メニュー表示時、
ファイル選択表示時、日付選択表示時、文字編集表示時
等でそれぞれその状態に応じた形状で表示されるカーソ
ルの上下左右各方向への移動を指示するためのキーであ
る一方、後述するシートキー13o内のシフトキーとの
併用により前に表示されたデータあるいは次のデータの
表示を指示するためのキーである。
【0031】メッセージキー13mは、後述する着信メ
ッセージデータメモリRDに記憶されている受信メッセ
ージの表示へ移行するためのキーであり、ダイヤルキー
13nは電話番号やデータのダイヤル信号、例えばDT
MF信号の発信開始を指示するためのキーである。
【0032】IR送受信部14は、各種データ等を赤外
線信号で同様の電子手帳1と直接送受信するための発光
部及び受光部を一体に設けたものである。
【0033】また、電子手帳1の右側1b内面には、多
数のかなキー、アルファベットキー、数値キー、記号キ
ー、その他各種機能キーが重複して配列されたシートキ
ー13oが設けられるもので、データの入力、データの
編集及び変換、データの登録、電卓、メッセージの保護
等を入力、指示する。
【0034】さらに、電子手帳1の左側1aの側面に
は、図示はしないが同様構成の他の電子手帳1とライン
接続して各種データを送受信するためのコネクタが配設
されているものとする。
【0035】図3は電子手帳1を閉じた状態での背面、
上記図2の左側1aの裏面の外観構成を示すものであ
り、同図に示す如く動作電源としての電池、例えば単4
乾電池×4本を収納するための電池蓋15、この電池蓋
15が不用意に開いてしまうのを防止するロックスイッ
チ16、上記電池蓋15に収納される電池とは別にメモ
リ内容をバックアップするボタン電池を収納するための
バックアップ電池蓋17、上記DTMF信号の出力等を
行なうためのスピーカ18等が設けられる。
【0036】続く図4は上記電子手帳1(1A,1B)
内に設けられる回路構成を示すものであり、この電子手
帳1を呼出すための電波はアンテナ21で受信されて受
信部22に送られる。受信部22は、アンテナ21で受
信した受信データを2値または4値のデジタルデータに
復調してデコーダ23へ送出する。
【0037】デコーダ23は、電源投入を検出した時点
においては、バスラインBを介して接続される制御部2
5の制御に基づき、所定時間内に同期信号が受信される
まで受信部22を駆動させ、同期信号を受信すると今度
はID−ROM24のフレーム番号データを取込んだ制
御部25からの制御信号に基づいて受信部22を間欠駆
動させる。
【0038】そして、デコーダ23は、受信部22で復
調した信号を8ビットパラレルデータに変換して制御部
25に送出し、制御部25よりこれが自機に設定されて
いるIDコードのアドレスデータに一致したと判断する
信号を入力すると、続いて受信されるベクトルデータと
メッセージデータとを制御部25に送出するようにして
いる。
【0039】制御部25は、バスラインBを介して上記
デコーダ23、ID−ROM24の他に、上記IR送受
信部14、上記各種キー13a〜13oからなるキー入
力部26、上記表示部12、デインタリーブ回路27、
バッファメモリ28、ROM29、RAM30、ドライ
バ31、送信バッファ32及びインタフェイス(IF)
33と接続され、ROM29に記憶されている動作プロ
グラムにしたがってデコーダ23の受信制御、及び回路
全体の制御動作を実行する。
【0040】デインタリーブ回路27は、制御部25の
制御の下に、受信データ即ちデコーダ23でデコードさ
れたデジタル値の受信データに施されているインタリー
ブ処理を解除し、元のコード配列に戻す処理を行なうも
のである。
【0041】バッファメモリ28は、デコーダ23から
直接送られてくる受信データを一時記憶し、上記デイン
タリーブ回路27に供給するためのものである。
【0042】図5は上記ROM29に記憶されている各
種情報の領域を例示するもので、上述した制御部25の
ための制御プログラムCPの他に、上記表示部12に表
示する数字、記号、アルファベット、ひらがな、カタカ
ナ、漢字及び絵文字等の各文字キャラクタのパターンデ
ータを記憶したキャラクタジェネレータCG、送信メッ
セージのうちの漢字、カタカナ、ひらがな、アルファベ
ット大文字、同小文字、記号、及び絵文字を4桁の数字
コードを用いた「#○○○○」のように変換するための
#(シフト)JISコード表JC、ページング受信機の
タイプを番号で表わしたページング受信機タイプテーブ
ルPT、動作モードのコードに対応したモード名データ
等を記憶したモードコードテーブルMT、及びページン
グ受信機のタイプに応じた各種送信コード変換テーブル
CTの各領域を有している。
【0043】図6は上記ページング受信機タイプテーブ
ルPTの記憶内容を示すものであり、ここでは上記#J
ISコードに対応して漢字等を表示可能な「漢字表示」
タイプのページング受信機を「1」、上記RCR ST
D−43標準規格に準拠した「フリーダイレクト」タイ
プのページング受信機を「2」、「フリー数字/カナ」
タイプのページング受信機を「3」、数字のみによる
「数字表示」タイプのページング受信機を「4」とす
る。
【0044】また、図7は上記モードコードテーブルM
Tの記憶内容を示すものであり、電子手帳機能における
例えば10個のモード中の5つのモード、すなわち「グ
ループトーク」モード、「スケジュール」モード、「ア
ドレス帳」モード、「メモ」モード、及び「ToDo」
モードに対応した「モードコード」、「モード名デー
タ」、「表示シンボル」、及び「項目切換コード数」を
記憶するものである。
【0045】これらのうち、モードコードは、例えばグ
ループトークモードであれば「][1」というように先
頭に記号「][」が付されるもので、これらの記号は#
JISコードに変換されるとそれぞれ「]」が「014
7」、「[」が「0146」となり、送信時にはモード
コード全体として計9桁のコードデータになる。
【0046】また上記項目切換コード数は、1つの送信
データ中に挿入される項目切換コードの数を表わすもの
で、この項目切換コードは記号「[]」で表わされ、こ
の記号を上記RCR STD−43標準規格に準拠した
フリーダイレクトのコードに変換すると「*4*6」と
なる。
【0047】図8は、上記RAM30は、図8に示すよ
うに上記デインタリーブ回路27でインタリーブ処理が
解除された着信したメッセージデータを順次格納する着
信メッセージデータメモリRD、上記「グループトー
ク」モードで使用するグループ間での送受信データを記
憶するグループトークメモリGT、後述するスケジュー
ルデータメモリSD、複数の人間の氏名や電話番号、所
持しているページング受信機の番号とタイプ、住所等を
記憶するアドレス帳データメモリDB、メモデータを記
憶するためのメモデータメモリMD、しなければならな
い重要な用件を示す「ToDo」データを記憶するTo
DoデータメモリTDの各記憶領域を有している。
【0048】図9は、上記図1でメッセージデータを送
信する側の電子手帳1AのRAM30のスケジュールデ
ータメモリSDの記憶内容を例示するもので、スケジュ
ールデータは第1の項目としての年月日、開始時刻(時
分)、及び終了時刻(時分)と、第2の項目としてのス
ケジュール内容と、第3の項目としての絵文字と、及び
第4の項目としてのアラーム時刻(時分)とを1組とし
て、それぞれ上記第1の項目の内容の順序に従って格納
アドレスが付された上で複数組分記憶されるものであ
る。
【0049】上記ドライバ31は、スピーカ34、バイ
ブレータ35及びLED36と接続され、設定された内
容に従ってこれらを選択的に駆動することで、着信報知
をブザー音、振動、あるいは光の点滅により行なうもの
である。
【0050】上記送信バッファ32は、上記制御部25
が作成した送信データに基づいた、DTMF信号に変換
可能なデータ(数値データ等)を順次バッファ記憶して
トーン信号発生部37へ送出するもので、トーン信号発
生部37がそのデータをトーン信号(DTMF信号)に
変換して上記電子手帳1の背面に設けられたスピーカ1
8へ出力することにより、予め設定された2つの可聴周
波数信号の組合わせでなるDTMF信号が放音される。
【0051】上記インタフェイス33は、上記図2及び
図3では示さなかった電子手帳1の側面に配設されたコ
ネクタ38を介して、ライン接続された他の電子手帳1
と直接データの送受信を行なうためのものである。
【0052】次に上記実施の形態の動作について説明す
る。
【0053】ここでは、上記図1で示した送信側の電子
手帳1A側で自身が記憶しているスケジュールデータを
選択して送信し、電話端末2、公衆回線網3、及びセン
ター4を介して該スケジュールデータを受信した電子手
帳1B側では、内容を確認した上で所定のメモリ領域に
記憶する場合の動作について説明する。
【0054】図10は主として上記制御部25による送
信モード時のスケジュールデータの送信に関する動作を
示すものである。、ここでは上記電子手帳1A側におい
て、まずモードメニュー画面を表示部12に表示する
(ステップS1)。モードメニュー画面は、電源オフの
状態から上記表示オンキー13aを操作した場合、ある
いはメニューキー13dが操作された場合に表示され
る。
【0055】図11はこのとき表示部12に表示される
モードメニュー画面を例示するものであり、図中、数字
「1」と郵便ポスト及びこの郵便ポスト内に向いた矢印
の絵文字とで示すモードが、着信メッセージデータメモ
リRDに記憶されているメッセージデータを表示するこ
とが可能な「着信メッセージ表示モード」を表わし、数
字「2」と便箋及びこの便箋から外に向いた矢印の絵文
字とで示すモードが、送信したいメッセージデータを送
信先のページング受信機のタイプに合わせて作成するこ
とが可能な「メッセージ作成モード」を表わし、数字
「3」と2人の顔の絵文字とで示すモードが、グループ
トークメモリGTに記憶されている特定の相手(一人ま
たは複数人)との間でやり取りしたメッセージを表示し
たり、特定の相手に送信する新たなメッセージを入力す
ることが可能な「グループトークモード」を表わし、数
字「4」と時計及びその外周の矢印の絵文字とで示すモ
ードが、スケジュールデータメモリSDに記憶されてい
るスケジュールデータを表示したり、新たなスケジュー
ルデータをスケジュールデータメモリSDに登録したり
することが可能な「スケジュールモード」を表わし、数
字「5」とカレンダの絵文字とで示すモードがカレンダ
を1か月ずつ表示することが可能な「カレンダモード」
を表わし、数字「6」と電話機の絵文字とで示すモード
が、アドレス帳メモリDBに記憶されている複数の人の
アドレスデータ、すなわち電話番号や住所等を表示した
り、新たなアドレスデータをアドレス帳メモリDBに登
録したりすることが可能な「アドレス帳モード」を表わ
し、数字「7」とメモ用紙及び鉛筆の絵文字とで示すモ
ードが、メモデータメモリMDに記憶されているメモデ
ータを表示したり、新たなメモデータをメモデータメモ
リMDに記憶したりすることが可能な「メモモード」を
表わし、数字「8」と人の頭部及び感嘆符の絵文字とで
示すモードが、ToDoデータメモリTDに記憶されて
いるやらなければならない用件を表示したり、新たな用
件をToDoデータメモリTDに登録することが可能な
「ToDoモード」を表わし、数字「9」と時計及びこ
の時計に重複した影の絵文字とで示すモードが、現在の
日付や時刻を表示させたり修正したりすることが可能な
「時計モード」を表わし、及び数字「10」と四則演算
記号で示すモードが計算することが可能な電卓モードを
表わす。
【0056】次に、「スケジュールモード」を選択す
る。「スケジュールモード」の選択は、モードメニュー
画面が表示されている状態においてカーソルキー13l
を操作し、図11に示すように、メニューカーソルMC
を「スケジュールモード」を表わす絵文字の位置に移動
させた後、実行キー13kを操作すればよい。メニュー
カーソルMCにより「スケジュールモード」を表わす絵
文字が反転表示されている状態で実行キー13kが操作
されると、制御部25は、上記ステップS1に続くステ
ップS2で、RAM30のスケジュールデータメモリS
Dに記憶しているスケジュールデータを表示するための
モード選択が指示されたものと判断して、当該スケジュ
ールデータメモリSDから当日のスケジュールデータを
すべて読出し、設定されている時間帯に応じたタイムテ
ーブルを表示部12に表示させる(ステップS3)。
【0057】例えば、今日が1996年4月1日である
とすると、、上記図9に示したスケジュールデータメモ
リSDの記憶内容に従って格納アドレス「4」に記憶さ
れている「1996年4月1日(月曜日)」のスケジュ
ールデータとして「12:00」〜「14:00」のみ
を読出し、タイムテーブル上に当該時間帯を表示し、且
つ現在時刻と一致する時間帯(一致する時間帯がない場
合は、現在時刻に最も近い時間帯)をフラッシングによ
り明示する。また、当該スケジュールにアラーム時刻が
設定されている場合には、更に末尾の行に「時刻?
有」を表示する。図12は、この場合の表示例を示した
ものである。なお、末尾の行の表示としては、上記「時
刻? 有」に加え、或いは代えて、そのスケジュールが
当日セットされているスケジュールの内の何番目のスケ
ジュールであるかを表わす情報とスケジュール内容を表
わすデータ(このケースでは、「有楽町で映画」)の先
頭部を表示するようにしてもよい。
【0058】この場合、当日に該当するスケジュールデ
ータが1つしか設定されていないためにカーソルキー1
3lの操作は必要ないが、複数のスケジュールデータが
設定されていた場合には、カーソルキー13lの左右方
向の操作によってタイムテーブル上のフラッシングさせ
る時間帯を順次切り替えると共に、末尾行に表示する内
容も対応するものに順次切り替える。
【0059】なお、所望のスケジュールデータが当日の
ものではない場合は、カーソルキー13lの上下方向の
操作により翌日以降のスケジュールのタイムテーブルを
表示させた後、上記と同様の操作を行う。
【0060】このようにして、所望のスケジュールデー
タを仮選択する(ステップS4)。
【0061】しかる後、上記実行キー13kが操作され
たか否かを判別し(ステップS5)、実行キー13kが
操作されたと判断した時は、上記タイムテーブルの表示
に代えて選択されたスケジュールデータの全項目を表示
部12に表示する(ステップS6)。
【0062】図13はこのときの表示状態を例示するも
ので、「1996年4月1日(月)」の「12:00P
M〜14:00PM」のスケジュールデータとして「有
楽町で映画」が設定されており、且つアラーム設定がな
されてそのアラーム時刻が「11:00」であることが
2つの鐘の絵文字ACと共に表示されている。
【0063】次に、上記のように選択されたスケジュー
ルデータが表示部12に表示されている状態で、どのキ
ーが操作されたかを判別する(ステップS7)。操作さ
れたキーがカーソルキー13lであった場合には、ステ
ップS8で次のスケジュールデータを選択した後、ステ
ップS6に戻り、次のスケジュールデータを表示する。
操作されたキーが表示切り替えキー13cであった場合
には、ステップS4に戻り、元のタイムテーブルを表示
する。操作されたキーがベル番号キー13iであった場
合には、RAM30のアドレス帳データメモリDBに記
憶されているアドレスデータの中からページング受信機
の呼出し番号とそのタイプ及び所有者の名前を一括して
読出して表示部12に一覧表示させる(ステップS
9)。
【0064】次に、カーソルキー13lの操作により、
前記選択したスケジュールデータを送信送信すべき相手
先の呼出し番号を選択する(ステップS10)。
【0065】この状態でダイヤルキー13nが操作され
ると(ステップS11)、選択されたページング受信機
の呼出番号がアドレス帳データメモリDBから読出され
て送信バッファ32に転送設定され(ステップS1
2)、続いて、送信バッファ32に設定されたページン
グ受信機の呼出番号がトーン信号発生部37へ送られ
て、スピーカ18からページング受信機の呼出番号に対
応したダイヤルトーンが出力される(ステップS1
3)。なお、実際の送信時には、電子手帳1Aの背面に
あるスピーカ18を任意の電話端末2の送話器に当接し
た状態でダイヤルキー13nを操作する必要がある。
【0066】このようにして送信先の呼出番号の送信出
力を終えると、続くステップS14において、ステップ
S6で選択していたスケジュールデータが再度表示部1
2に表示される(ステップS10)。
【0067】ページングサービスセンター4は、ページ
ング受信機の呼出し番号を受信すると、例えば「メッセ
ージを入力して下さい」のような応答アナウンスを、公
衆回線網3を介して発呼側の電話端末2に出力する。電
子手帳1Aの携帯者は、センター4からの前記応答アナ
ウンスを確認した後に、再度スピーカ18を電話端末2
の送話器に当接して、ダイヤルキー13nを操作する
(ステップS15)。
【0068】ダイヤルキー13nが操作されると、表示
部12に表示されていたスケジュールデータの元データ
をスケジュールデータメモリSDから読み出して送信バ
ッファ32にセットするが、この場合、スケジュールデ
ータの先頭に上記ROM29のモードコードテーブルM
Tから読出したモードコードを挿入し、また各項目毎に
項目切換コードを挿入した上で、更にこれらのデータ中
の文字、記号、絵文字などの各データを対応する4桁の
数字データに変換したものを送信データとして送信バッ
ファ32にセットする(ステップS16)。
【0069】例えば、送信すべきスケジュールデータが
図13で示したスケジュールデータで場合、ページング
センター4から送信局5を介して受信側の電子手帳1B
に送信されるデータは「][219960401120
01400[]有楽町で映画[][]1100」である
が、送信バッファ32にセットするデータ、即ち上記デ
ータをDTMF信号の形式でページングセンター4へ送
るために必要なデータは、下記のようになる。
【0070】先ず、先頭のデータ「][2」は、上記図
7でも説明したスケジュールデータを表わすモードコー
ドであるが、このデータは#JISコードに基づいて9
(4桁×2文字+1数字)桁分の数字データとして送信
バッファ32にセットされる。
【0071】また、続くスケジュールデータの第1項目
のデータ、すなわち年月日、開始時分、及び終了時分を
表わす「1996040112001400」は、数字
のまま12桁分の数字データとして送信バッファ32に
セットされる。
【0072】項目切換コード「[]」は、#JISコー
ドに基づいて8(4桁×2文字)桁分の数字データとし
て送信バッファ32にセットされる。
【0073】項目切換コード「[]」に続く第2項目の
データ、すなわちスケジュール内容「有楽町で映画」は
#JISコードに基づいて24(4桁×6文字)桁分の
数字データとして送信バッファ32にセットされる。
【0074】また、この第2項目のデータに続く第3項
目の絵文字に該当するデータがないために、ここでは2
重に項目切換コード「[]」が付加され、計16桁分の
数字データとして送信バッファ32にセットされ、続く
第4項目のアラーム時分を表わすデータ「1100」は
そのまま4桁分の数字データとして送信バッファ32に
セットされる。
【0075】こうして送信バッファ32にスケジュール
データから作成した送信データを設定すると、続くステ
ップS17で、これらのデータがトーン信号発生部37
によりDTMF信号に変換されてスピーカ18に出力さ
れ、スピーカ18より送信データに対応したダイヤルト
ーンが拡声出力させる。
【0076】このとき制御部25では、送信バッファ3
2に保持した送信データの全桁数を記憶すると共に、こ
の送信バッファ32からトーン信号発生部37を介して
スピーカ18で順次放音出力されるデータの桁数をカウ
ントすることで、残るデータの送信に要する時間、具体
的には秒数を予め定められている伝送速度から算出して
表示部12に表示する。
【0077】図14はこのときの表示部12での表示状
態を例示するもので、「ダイヤル中です」の文字、及び
手指によりダイヤルしている電話機の絵文字と共に、残
り秒数を「残り 5秒」のように表示すると共に、送信
を中断するためのガイドメッセージを「解除キーで中
断」のように表示している。
【0078】このような残り秒数の表示を一定時間、例
えば1秒毎に更新設定して秒数の値をカウントダウンさ
せながら続行した後、残り秒数の値が「0」となった時
点で、すべてのデータ送信を終了したと判断して、例え
ば上記図14のような表示に代えて表示部12で「送信
終了」の文字を表示させ、以上でこの図10による一連
の処理を一旦終了すると共に、このスケジュール出を他
の送信先へも送信するべく上記ステップS6からの処理
を繰返し実行する。
【0079】なお、上記ステップS2でモードメニュー
画面からスケジュールモード以外のモードが選択された
と判断した場合には、後述する処理内容によりその選択
されたモードに対応した処理を実行し(ステップS1
8)、またステップS7のキー判別で、操作されたキー
がカーソルキー13l、表示切り替えキー13c及びベ
ル番号キー13i以外のキーであると判別された場合
は、その他のキー処理を実行するものである(ステップ
S19)。
【0080】次に、上記電子手帳1Aから送信されたス
ケジュールデータを受信する電子手帳1B側での動作に
ついて説明する。
【0081】まずここで、電子手帳1(1A,1B)に
共通するRCR STD−43標準規格に則った電源投
入直後の着信待ちから着信処理に係る処理について示
す。
【0082】すなわち、表示オンキー13aの操作等に
より電源をオンすると、初期動作としてID−ROM2
4から自機に設定されたフレーム番号データとアドレス
コードデータとからなるIDコードを読出し、制御部2
5内の図示しないバッファにセットする。
【0083】デコーダ23は、図37に示されるフレー
ム順序で送信される送信データのうち、同期部1(S
1)、フレーム情報(FI)、及び同期部2(S2)で
構成される同期信号を受信することで自己フレームのフ
レーム同期を確立するが、このうち同期部1(S1)に
含まれる情報には以下に続くフレームデータが4タイ
プ、すなわち1600bps/2値、3200bps/
2値、1600bps/4値、3200bps/4値の
いずれかを設定するためのデータが含まれているので、
これら4タイプのいずれにも対応できるように、制御デ
ータを制御部25から出力して初期設定する。
【0084】デコーダ23はこの後に初期動作として、
自己フレームでなくともよいから同期部1(S1)、フ
レーム情報(FI)、及び同期部2(S2)で構成され
る同期信号を受信するまで連続受信し、受信するとまず
同期部1(S1)のデータを8ビットパラレルデータに
変換して制御部25に渡す。このとき、同期信号は常に
1600bps/2値で送られてくるものである。
【0085】制御部25は、デコーダ23から入力され
た同期部1(S1)のフレームタイプのデータに従い、
電子手帳1はこのデコーダ23を介して受信部22にビ
ットタイミングデータを出力する。
【0086】デコーダ23は、この制御部25からのビ
ットタイミング信号に従い、同期部2(S2)でビット
タイミングをとって受信部22を制御することにより、
受信部22がアンテナ21の出力を検波、復調して2値
信号あるいは4値信号をデコーダ23へ送出する。
【0087】デコーダ23は、次にフレーム情報(F
I)のデータを8ビットパラレルデータに変換して制御
部25に渡す。
【0088】制御部25は、入力されたフレーム情報
(FI)のデータに従い、デコーダ23を介して受信部
22へフレームタイミングデータを出力すると共に、自
己フレームであるか否かを判断する。この場合に制御部
25は、フレーム情報(FI)がID−ROM24のフ
レーム番号データと一致した場合には受信部22へ継続
して受信するよう制御する一方、そうでない場合には自
己フレームの1つ前のフレームまで受信部22、デコー
ダ23を停止させる。
【0089】そして、制御部25は、受信データが自己
フレームあるいは自己フレームの1つ手前であると判断
した時点で受信部22、デコーダ23を再起動させ、再
度自己フレームの同期信号を取得させる。
【0090】デコーダ23は、制御部25から入力した
ビットタイミングデータに従って同期部2(S2)でビ
ットタイミングをとり、停止信号が制御部25から入力
されるまで受信した2値信号あるいは4値信号のブロッ
ク情報(BI)、アドレスフィールド(AF)を8ビッ
トパラレルデータに変換して制御部25に出力する。
【0091】このデコーダ23の処理による8ビットパ
ラレルデータに変換された着信データの伝送タイプが1
600bps/2値以外の3つのタイプであった場合、
制御部25はこの8ビットデータをデインタリーブ回路
27へ送出して各伝送タイプに応じて予めこの方式で設
定されている8ビットデータに並び換えさせた後、バッ
ファメモリ28に格納させる。
【0092】そして、バッファメモリ28に1ブロック
分の着信データ(アドレスフィールド(AF)のデータ
まで)が格納された時点でこのデータを制御部25が読
出し、ID−ROM24に設定されているアドレスコー
ドデータと一致するか否かを照合することにより、その
結果に基づいて自機が呼出されていることを確認して継
続して受信するか、あるいは受信を打ち切って次回のフ
レームタイミングまで受信を停止するかを判断する。
【0093】こうして、自機が呼出されていることを確
認し、継続して受信すると判断した場合には、引き続い
て呼出番号に続くベクトルフィールド(VF)、メッセ
ージフィールド(MF)、アイドルブロック(IB)の
各データを順次受信するための着信処理を行なう。
【0094】図15はこの着信処理として主にスケジュ
ールデータを着信した場合の制御部25による処理内容
を示すもので、ここでは上記電子手帳1Aからのメッセ
ージデータを受信した電子手帳1Bを例にとって説明す
る。
【0095】受信側の電子手帳1Bは、自機に割り当て
られているタイミングで着信処理を開始し、受信したデ
ータにかけられているインタリーブ処理をデインタリー
ブ回路27によって解除した後、そのデータをバッファ
メモリ28に保持させる(ステップA1)。
【0096】その後、このバッファメモリ28に保持し
ている着信データをRAM30の着信メッセージデータ
メモリRDにとりあえず記憶した上で(ステップA
2)、そのデータの先頭位置に上記図7で説明したモー
ドコード“][n(n:1〜5)”が付加されているか
否か検出する(ステップA3)。
【0097】ここでモードコードが検出されたと判断し
た場合、制御部25は、続いて上記モードコードの数字
nが「2」であるか否か、すなわちそのモードコードが
スケジュールモードを示すコードであるか否かを判断す
る(ステップA4)。
【0098】スケジュールモードを示すモードコードで
あった場合、制御部25はドライバ31によりスピーカ
34、バイブレータ35及びLED36のいずれか設定
されているものを選択的に駆動させてブザー音、振動、
あるいは光の点滅により着信報知を行なわせると共に、
着信メッセージデータメモリRDに記憶されている着信
データ、すなわちスケジュールデータを、そのデータ中
に挿入されている項目切換コード「[]」の位置で改行
する形式で表示部12に表示し(ステップA5)、以上
で一旦この処理を終了する。
【0099】図16はこのときに表示部12に表示され
る着信したスケジュールデータの内容を例示するもの
で、その最上行位置に着信した時刻「´96.01.2
1 12:58AM」と着信データがスケジュールデー
タであることを示す絵文字とを表示し、第2行目乃至第
4行目に、上記上記受信したスケジュールデータを項目
切換コード「[]」の挿入位置で改行して表示してい
る。
【0100】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
AM30のスケジュールデータメモリSDに転送記憶さ
れることを表わすガイドメッセージを表示している。
【0101】このガイド表示に促されての実行キー13
kの操作に伴なう処理内容は、着信メッセージ表示モー
ドにおける同キー13kの操作に対する処理内容と同様
であるので、後に詳述する。
【0102】また、上記ステップA4で着信したメッセ
ージデータの先頭のモードコードを検出したものの、そ
のモードコードがスケジュールモードを示すコードでは
なかったと判断した場合、制御部25はドライバ31に
よりスピーカ34、バイブレータ35及びLED36の
いずれか設定されているものを選択的に駆動させてブザ
ー音、振動、あるいは光の点滅により着信報知を行なわ
せると共に、着信メッセージデータメモリRDに記憶さ
れている着信データを、中の項目切換コード「[]」に
従った改行位置でこの着信データ、すなわちスケジュー
ルモード以外のモードによるデータを表示部12に表示
し(ステップA6)、以上で一旦この処理を終了する。
【0103】さらに、上記ステップA3で着信したメッ
セージデータの先頭からモードコードが検出されなかっ
た場合には、そのメッセージデータはモードとは関係の
ない単なる伝言のためのメッセージデータであることと
なるので、制御部25はドライバ31によりスピーカ3
4、バイブレータ35及びLED36のいずれか設定さ
れているものを選択的に駆動させてブザー音、振動、あ
るいは光の点滅により着信報知を行なわせると共に、着
信メッセージデータメモリRDに記憶されている着信デ
ータをそのまま表示部12に表示し(ステップA7)、
以上で一旦この処理を終了する。
【0104】次いで、受信側の電子手帳1BでRAM3
0の着信メッセージデータメモリRDに記憶している着
信したメッセージデータを読出して表示させるための着
信メッセージ表示モードを指定した場合の動作について
説明する。
【0105】図17は主として制御部25による着信メ
ッセージ表示モード時の動作を示すもので、ここでは受
信側の電子手帳1B側において、まず電源オフの状態か
ら上記表示オンキー13aを操作した場合、あるいはメ
ニューキー13dが操作された場合に上記図11で示し
たモードメニュー画面を表示部12に表示する(ステッ
プB1)。
【0106】このモードメニュー画面において、カーソ
ルキー13lを操作してメニューカーソルMCを移動さ
せ、数字「1」の着信メッセージ表示モードの当該絵文
字が反転表示されている状態で実行キー13kが操作さ
れると、上記ステップB1に続くステップB2でRAM
30の着信メッセージデータメモリRDに記憶している
メッセージデータを表示するためのモード選択が指示さ
れたものと判断して、当該着信メッセージデータメモリ
RDから記憶されている複数のメッセージデータの各イ
ンデックス部分、例えば7桁分を一律に読出すと共に、
その先頭部分にモードコードが付加されているものに関
してはそのモードコードに従って上記ROM29のモー
ドコードテーブルMTから対応する表示シンボルを読出
す(ステップB3)。
【0107】図18は電子手帳1BのRAM30の着信
メッセージデータメモリRDの記憶内容を例示するもの
で、各メッセージデータは着信時に使用者が確認を行な
ったか否かを示す確認フラグと共に格納アドレスが付さ
れて記憶されている。
【0108】ここでは、格納アドレス「05」のメッセ
ージデータが破線で囲んだモードコード、及び項目切換
コードより上記電子手帳1Aから着信したスケジュール
データであり、その先頭位置にスケジュールモードのデ
ータであることを示すモードコード「][2」が付さ
れ、データ中の各項目間には項目切換コード「[]」が
付されている。
【0109】したがって、制御部25はRAM30の着
信メッセージデータメモリRDから各メッセージデータ
のインデックス部分、7桁分を一律に読出すと共に、格
納アドレス「05」のスケジュールデータのモードコー
ド「][2」に従ってROM29のモードコードテーブ
ルMTからスケジュールモードの表示シンボルを読出す
こととなる。
【0110】制御部25は、こうして読出したメッセー
ジデータのインデックス部分とモードの表示シンボルと
を用いて表示部12にインデックス表示を行なう(ステ
ップB4)。
【0111】図19は上記図18で示した着信メッセー
ジデータメモリRDからメッセージデータのインデック
ス部分を読出して表示部12に表示した状態を例示する
もので、ここではモードコードが付されていない通常の
メッセージデータに関しては、漢字以外のかな文字、数
字、アルファベット等は2文字を1桁分としてカウント
して最大7桁分ずつ着信メッセージデータメモリRDか
ら読出し、表示部12に表示している。
【0112】また、特に上記スケジュールデータについ
ては、上述した通りROM29のモードコードテーブル
MTから読出したスケジュールモードの表示シンボルを
先頭に付して表示すると共に、予め設定されるフォーマ
ットに則って着信メッセージデータメモリRDから年月
日のデータ「19960401」のみを読出し、年と月
のデータの間及び月と日のデータの間それぞれに区切記
号「/」を付して図示する如く「1996/04/0
1」表示するものとする。
【0113】このように着信したメッセージデータのイ
ンデックス表示を行なっている状態で、続いてスケジュ
ールモードのメッセージデータが選択されたか否かを判
断する(ステップB5)。
【0114】しかして、上記図19に示した如くカーソ
ルキー13lの操作によりスケジュールモードのメッセ
ージデータがデータカーソルDCで反転表示された状態
で実行キー13kが操作されると、これを判断して着信
メッセージデータメモリRDから当該スケジュールモー
ドのメッセージデータを読出し、表示部12に表示する
(ステップB6)。
【0115】このときに表示部12には、上記図16で
示した如く、その最上行位置に着信した時刻「´96.
01.21 12:58AM」と着信データがスケジュ
ールデータであることを示す絵文字とを表示し、第2行
目乃至第4行目で、上記電子手帳1Aから送られてきた
スケジュールデータを項目切換コード「[]」に対応し
て改行するようにして表示している。
【0116】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
OM29のスケジュールデータメモリSDにそのまま転
送記憶されることをガイドメッセージで表示している。
【0117】こうして着信したスケジュールモードのメ
ッセージデータを表示している状態で、実行キー13k
または解除キー13jによるキー操作の有無を検出する
(ステップB7)。
【0118】ここで実行キー13kが操作された場合、
着信したスケジュールモードのメッセージデータを自機
のRAM30のスケジュールデータメモリSDにスケジ
ュールデータとして設定するための確認がなされたこと
となるので、まずスケジュールデータメモリSDの空き
容量と、これから記憶させようとするこのメッセージデ
ータの全量とを比較し(ステップB9)、スケジュール
データメモリSDの空き容量の方がこのメッセージデー
タの全量よりも多いか否か、すなわちこのメッセージデ
ータをそのままスケジュールデータメモリSDに記憶格
納させることができるか否か判断する(ステップB1
0)。
【0119】スケジュールデータメモリSDの空き容量
の方が多いと判断した場合には、メッセージデータをそ
のまま記憶格納させることができるので、このメッセー
ジデータをスケジュールデータメモリSDに転送して記
憶設定させ、代わって着信メッセージデータメモリRD
から当該スケジュールモードのメッセージデータを消去
した後に(ステップB11)、そのまま上記着信メッセ
ージ表示モードからスケジュールモードに自動的に移行
し、スケジュールデータメモリSDに新たに記憶したこ
のスケジュールデータを表示部12に表示して、メッセ
ージデータがスケジュールデータとして登録されたこと
の確認を行ない(ステップB12)、以上でこの図17
の処理を終了する。
【0120】図20はこのときの電子手帳1Bの表示部
12での表示状態を例示するもので、上記図13と同様
に「1996年4月1日(月)」の「12:00PM〜
14:00PM」のスケジュールデータとして「有楽町
で映画」が着信されており、且つアラーム設定がなされ
てそのアラーム時刻が「11:00」であることが2つ
の鐘の絵文字ACと共に表示されている。
【0121】また、上記ステップB10でスケジュール
データメモリSDの空き容量がメッセージデータの全量
より以下であり、メッセージデータをそのままスケジュ
ールデータメモリSDに記憶格納させることはできない
と判断した場合には、スケジュールデータメモリSDの
空き容量が不足しているのでメッセージデータの転送が
できない旨を予め設定されているガイドメッセージによ
り表示部12で表示し(ステップB13)、以上でこの
図17の処理を終了する。
【0122】図21はこのときの表示部12での表示状
態を例示するものであり、ここでは「×」印の札を持っ
た手の表示シンボルと共に「メモリーが一杯で移動でき
ません」なるガイドメッセージを表示することで、受信
したメッセージデータを自己のスケジュールデータとし
てスケジュールデータメモリSDに格納する程価値のあ
るものならば、スケジュールデータメモリSDを整理す
る必要があることをこの電子手帳1Bの使用者に促すも
のとする。
【0123】また、上記ステップB8で解除キー13j
ではなく解除キー13jが操作されたと判断した場合、
着信したスケジュールモードのメッセージデータは自機
のスケジュールデータメモリSDにスケジュールデータ
として設定する必要がないものと確認されたこととなる
ので、このメッセージデータの表示状態から再び上記ス
テップB4のインデックス表示の状態に戻る。
【0124】さらに、上記ステップB5で着信したメッ
セージデータのインデックス表示を行なっている状態か
らスケジュールモード以外のメッセージデータが選択さ
れたと判断した場合には、そのまま選択されたメッセー
ジデータを着信メッセージデータメモリRDから読出し
て表示部12に表示し(ステップB7)、以上でこの図
17の処理を終了する。
【0125】また、上記ステップB2でモードメニュー
画面から着信メッセージ表示モード以外のモードが選択
されたと判断した場合には、後述する処理内容によりそ
の選択されたモードに対応した処理を実行するものであ
る(ステップB14)。
【0126】なお、上記実施の形態では、送信側の電子
手帳1AでRAM30のスケジュールデータメモリSD
に記憶されているスケジュールデータを選択してメッセ
ージデータとして送信し、受信側の電子手帳1Bではこ
のメッセージデータの着信報知時、あるいは着信メッセ
ージ表示モードの設定時に実行キー13kを操作するこ
とでこのメッセージデータを自己のスケジュールデータ
としてRAM30のスケジュールデータメモリSDに転
送設定する場合の動作について説明したが、スケジュー
ルモードに対応したスケジュールデータメモリSDのス
ケジュールデータのみならず、他のモードのデータもメ
ッセージデータとして送信し、これを着信した側で簡単
なキー操作により対応するモードのメモリ領域に記憶設
定することができるものである。
【0127】以下、それら各モードのデータを送受信す
る場合の動作について説明する。
【0128】図22は上記図18に続く、受信側である
電子手帳1BのRAM30の着信メッセージデータメモ
リRDの記憶内容を例示するものである。
【0129】ここで、格納アドレス「06」のメッセー
ジデータは破線で囲んだモードコード、項目切換コード
より上記電子手帳1Aから着信したアドレス帳データで
あり、その先頭位置にアドレス帳モードのデータである
ことを示すモードコード「][3」が付され、データ中
の各項目間には項目切換コード「[]」が計12個付さ
れている。
【0130】また、格納アドレス「07」のメッセージ
データは上記電子手帳1Aから着信したメモデータであ
り、その先頭位置にメモモードのデータであることを示
すモードコード「][4」が付され、データ中の項目間
に項目切換コード「[]」が1個のみ付されている。
【0131】さらに、格納アドレス「08」のメッセー
ジデータは上記電子手帳1Aから着信したグールプトー
クデータであり、その先頭位置にグループトークモード
のデータであることを示すモードコード「][1」が付
され、データ中の項目間に項目切換コード「[]」が2
個付されている。
【0132】また、格納アドレス「09」のメッセージ
データは上記電子手帳1Aから着信したToDoデータ
であり、その先頭位置にToDoモードのデータである
ことを示すモードコード「][5」が付され、データ中
の項目間に項目切換コード「[]」が3個付されてい
る。
【0133】このような着信メッセージデータメモリR
Dの記憶内容において、モードメニュー画面から着信メ
ッセージ表示モードを選択した場合、上記図17の処理
によりこれら着信メッセージデータメモリRDの各メッ
セージデータのインデックス部分が読出されると共に、
先頭部分に付加されている各モードコードに従って上記
ROM29のモードコードテーブルMTからそれぞれ対
応する表示シンボルが読出され(ステップB3)、これ
ら読出されたメッセージデータのインデックス部分とモ
ードコードの表示シンボルとにより図23に示すような
インデックス表示が行なわれる(ステップB4)。
【0134】すなわち図23においては、スケジュール
モード、アドレス帳モード、メモモード、グループトー
クモード、及びToDoモードの各表示シンボルが各メ
ッセージデータのインデックス部分の先頭位置に表示さ
れることとなる。
【0135】次いで、順序は逆になるが、上記受信側の
電子手帳1BのRAM30の着信メッセージデータメモ
リRDに上述したような各メッセージデータを記憶させ
るために、送信側である電子手帳1Aから各モードでデ
ータを選択して送信する際の動作について説明する。
【0136】図24は電子手帳1AのRAM30のアド
レス帳データメモリDBの記憶内容を例示するものであ
り、各アドレス帳データは第1項目の名前、第2項目の
読み、第3項目の電話番号、第4項目のページング受信
機タイプ、第5項目のページング受信機番号、第6項目
の住所、第7項目の絵文字、及び第8項目の第1乃至第
6のその他情報を1組として、格納アドレスが付された
上で複数組分記憶されるものである。
【0137】このようなアドレス帳データメモリDBの
記憶内容を有する電子手帳1Aにおいて、モードメニュ
ー画面からカーソルキー13lの操作により数字「6」
のアドレス帳モードを選択してから実行キー13kを操
作した場合、図25に示すようなアドレス帳データのイ
ンデックス部分が表示部12に表示される。
【0138】すなわち図25はこのとき表示部12に表
示されるアドレス帳モードのインデックス画面を例示す
るものであり、その第1行目に現在表示されているアド
レス帳データの頭文字が「か」行に属するものであるこ
とを表示すると共に、第2行目以下でアドレス帳データ
メモリDBから読出したアドレス帳モードのインデック
ス部分、この場合は名前、を表示する。
【0139】図中はカーソルキー13lの操作により
「加藤一夫」さんの名前がデータカーソルDCで反転表
示された状態を示すもので、この状態から実行キー13
kが操作されると、これを判断してアドレス帳データメ
モリDBから当該アドレス帳データを読出し、表示部1
2に表示する。
【0140】図26はこのときの表示部12での表示状
態を例示するもので、第1行目に名前を、第2行目に電
話機の絵文字と電話番号を、第3行目にページング受信
機タイプに応じた「漢」の反転文字とページング受信機
番号を、第4行目及び第5行目で住所以下の項目をそれ
ぞれ表示している。
【0141】この表示状態からベル番号キー13iを操
作することにより、次に送信先を選択するべくRAM3
0のアドレス帳データメモリDBに記憶されている内容
から名前が一括して読出され、表示部12に一覧表示さ
れるもので、このときの送信先の選択動作以降、実際に
送信されるまでの動作に関しては上記スケジュールデー
タを送信する場合とほぼ同様であるので、その説明は省
略する。
【0142】このようなアドレス帳データを着信した電
子手帳1Bでは、その着信時、あるいは上記図23に示
した着信メッセージ表示モードでのインデックス画面の
表示状態からこのアドレス帳データを選択した時点で、
図27に示すような表示を行なう。
【0143】すなわち、図27においては、その最上行
位置に着信した時刻「´96.01.21 12:59
AM」と着信データがアドレス帳データであることを示
す絵文字とを表示し、第2行目乃至第4行目で、上記電
子手帳1Aから送られてきたアドレス帳データの一部を
項目切換コード「[]」に対応して改行するようにして
表示している。
【0144】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
OM29のアドレス帳データメモリDBにそのまま転送
記憶されることをガイドメッセージで表示している。
【0145】こうして着信したアドレス帳モードのメッ
セージデータを表示している状態で、ガイドメッセージ
にしたがって実行キー13kを操作した場合、電子手帳
1Bの使用者によって着信したアドレス帳モードのメッ
セージデータを自機のRAM30のアドレス帳データメ
モリDBにアドレス帳データとして設定するための確認
がなされたこととなる。
【0146】したがって、アドレス帳データメモリDB
の空き容量とこのメッセージデータの全量との比較によ
り記憶させることが可能であることを確認した上で、こ
のメッセージデータをアドレス帳データメモリDBに転
送して記憶設定させ、代わって着信メッセージデータメ
モリRDから当該アドレス帳モードのメッセージデータ
を消去し、そのまま上記着信メッセージ表示モードから
アドレス帳モードに自動的に移行し、アドレス帳データ
メモリDBに新たに記憶したこのアドレス帳データを上
記図26と同様に表示部12に表示して、メッセージデ
ータがアドレス帳データとして登録されたことの確認を
行なう。
【0147】また、図28は電子手帳1AのRAM30
のメモデータメモリMDの記憶内容を例示するものであ
り、各メモデータは第1項目のメモ内容と、第2項目の
絵文字を1組として、格納アドレスが付された上で複数
組分記憶されるものである。
【0148】この場合、上記第1項目のメモ内容は、改
行コードが適宜任意に設定されることで、表示時に文字
列が列挙されるようになっている。
【0149】このようなメモデータメモリMDの記憶内
容を有する電子手帳1Aにおいて、モードメニュー画面
からカーソルキー13lの操作により数字「7」のメモ
モードを選択してから実行キー13kを操作した場合、
各メモデータのインデックス部分がメモデータメモリM
Dから読出されて表示部12に表示される。
【0150】しかるに、カーソルキー13lの操作によ
り任意のメモデータ、例えば図28の格納アドレス「0
1」のメモデータのインデックス部分がデータカーソル
DCで反転表示された状態で実行キー13kが操作され
ると、メモデータメモリMDから当該メモデータを読出
し、表示部12に表示する。
【0151】図29はこのときの表示部12での表示状
態を例示するもので、第1行目乃至第3行目にメモ内容
を、第4行目に絵文字をそれぞれ表示している。
【0152】この表示状態からベル番号キー13iを操
作することにより、次に送信先を選択するべくRAM3
0のアドレス帳データメモリDBに記憶されている内容
から名前が一括して読出され、表示部12に一覧表示さ
れるもので、このときの送信先の選択動作以降、実際に
送信されるまでの動作に関しては上記スケジュールデー
タ、アドレス帳データを送信する場合とほぼ同様である
ので、その説明は省略する。
【0153】このようなメモデータを着信した電子手帳
1Bでは、その着信時、あるいは上記図23に示した着
信メッセージ表示モードでのインデックス画面の表示状
態からこのメモデータを選択した時点で、図30に示す
ような表示を行なう。
【0154】すなわち、図30においては、その最上行
位置に着信した時刻「´96.01.22 07:56
AM」と着信データがメモデータであることを示す絵文
字とを表示し、第2行目乃至第4行目で、上記電子手帳
1Aから送られてきたメモデータの一部をメモ内容中の
改行コードに対応して改行するようにして表示してい
る。
【0155】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
OM29のメモデータメモリMDにそのまま転送記憶さ
れることをガイドメッセージで表示している。
【0156】こうして着信したメモモードのメッセージ
データを表示している状態で、ガイドメッセージにした
がって実行キー13kを操作した場合、電子手帳1Bの
使用者によって、着信したメモモードのメッセージデー
タを自機のRAM30のメモデータメモリMDにメモデ
ータとして設定するための確認がなされたこととなる。
【0157】したがって、メモデータメモリMDの空き
容量とこのメッセージデータの全量との比較により記憶
させることが可能であることを確認した上で、このメッ
セージデータをメモデータメモリMDに転送して記憶設
定させ、代わって着信メッセージデータメモリRDから
当該メモモードのメッセージデータを消去し、そのまま
上記着信メッセージ表示モードからメモモードに自動的
に移行し、メモデータメモリMDに新たに記憶したこの
メモデータを上記図29と同様に表示部12に表示し
て、メッセージデータがメモデータとして登録されたこ
との確認を行なう。
【0158】また、図31は電子手帳1AのRAM30
のグループトークメモリGTの記憶内容を例示するもの
であり、各グループトークデータは第1項目のファイル
名、第2項目の送信者、及び第2項目のメッセージ内容
を1組として、格納アドレスが付された上で複数組分記
憶されるものである。
【0159】このようなグループトークメモリGTの記
憶内容を有する電子手帳1Aにおいて、モードメニュー
画面からカーソルキー13lの操作により数字「3」の
グループトークモードを選択してから実行キー13kを
操作した場合、各グループトークデータの第1項目のフ
ァイル名がインデックス部分としてグループトークメモ
リGTから読出され、表示部12に表示される。
【0160】しかるに、カーソルキー13lの操作によ
り任意のグループトークデータ、例えば図31の格納ア
ドレス「01」のグループトークデータのインデックス
部分がデータカーソルDCで反転表示された状態で実行
キー13kが操作されると、グループトークメモリGT
から当該グループトークデータを読出し、表示部12に
表示する。
【0161】図32はこのときの表示部12での表示状
態を例示するもので、第1行目で第1項目のファイル名
を、第2行目で第2項目の送信者名を、第3行目乃至第
4行目で第3項目のメッセージ内容をそれぞれ表示して
いる。
【0162】この表示状態からベル番号キー13iを操
作することにより、次に送信先を選択するべくRAM3
0のアドレス帳データメモリDBに記憶されている内容
から名前が一括して読出され、表示部12に一覧表示さ
れるもので、このときの送信先の選択動作以降、実際に
送信されるまでの動作に関しては上記スケジュールデー
タ、アドレス帳データを送信する場合とほぼ同様である
ので、その説明は省略する。
【0163】このようなグループトークデータを受信し
た電子手帳1Bでは、その着信時、あるいは上記図23
に示した着信メッセージ表示モードでのインデックス画
面の表示状態からこのグループトークデータを選択した
時点で、図33に示すような表示を行なう。
【0164】すなわち、図33においては、その最上行
位置に着信した時刻「´96.01.22 09:58
AM」と着信データがグループトークデータであること
を示す絵文字とを表示し、第2行目乃至第4行目で、上
記電子手帳1Aから送られてきたグループトークデータ
の一部を項目切換コードにより改行するようにして表示
している。
【0165】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
OM29のグループトークメモリGTにそのまま転送記
憶されることをガイドメッセージで表示している。
【0166】こうして着信したグループトークモードの
メッセージデータを表示している状態で、ガイドメッセ
ージにしたがって実行キー13kを操作した場合、電子
手帳1Bの使用者によって、着信したグループトークモ
ードのメッセージデータを自機のRAM30のグループ
トークメモリGTにグループトークデータとして設定す
るための確認がなされたこととなる。
【0167】したがって、グループトークメモリGTの
空き容量とこのメッセージデータの全量との比較により
記憶させることが可能であることを確認した上で、この
メッセージデータをグループトークメモリGTに転送し
て記憶設定させ、代わって着信メッセージデータメモリ
RDから当該グループトークモードのメッセージデータ
を消去し、そのまま上記着信メッセージ表示モードから
グループトークモードに自動的に移行し、グループトー
クメモリGTに新たに記憶したこのグループトークデー
タを上記図32と同様に表示部12に表示して、メッセ
ージデータがグループトークデータとして登録されたこ
との確認を行なう。
【0168】また、図34は電子手帳1AのRAM30
のToDoデータメモリTDの記憶内容を例示するもの
であり、各ToDoデータは第1項目のチェック状況フ
ラグ、第2項目のToDo内容、第3項目の絵文字、及
び第4項目のチェック時刻を1組として、格納アドレス
が付された上で複数組分記憶されるものである。
【0169】このようなToDoデータメモリTDの記
憶内容を有する電子手帳1Aにおいて、モードメニュー
画面からカーソルキー13lの操作により数字「8」の
ToDoモードを選択してから実行キー13kを操作し
た場合、各ToDoデータの第2項目のToDo内容が
インデックス部分としてToDoデータメモリTDから
読出され、表示部12に表示される。
【0170】しかるに、カーソルキー13lの操作によ
り任意のToDoデータ、例えば図34の格納アドレス
「01」のToDoデータのインデックス部分がデータ
カーソルDCで反転表示された状態で実行キー13kが
操作されると、ToDoデータメモリTDから当該To
Doデータを読出し、表示部12に表示する。
【0171】図35はこのときの表示部12での表示状
態を例示するもので、第1行目で第1項目のチェック状
況フラグに対応したチェックシンボルと第2項目のTo
Do内容、及び第3項目の絵文字を、第2行目で第4項
目のチェック時刻をそれぞれ表示している。
【0172】この表示状態からベル番号キー13iを操
作することにより、次に送信先を選択するべくRAM3
0のアドレス帳データメモリDBに記憶されている内容
から名前が一括して読出され、表示部12に一覧表示さ
れるもので、このときの送信先の選択動作以降、実際に
送信されるまでの動作に関しては上記スケジュールデー
タ、アドレス帳データ、グループトークデータを送信す
る場合とほぼ同様であるので、その説明は省略する。
【0173】このようなToDoデータを着信した電子
手帳1Bでは、その着信時、あるいは上記図23に示し
た着信メッセージ表示モードでのインデックス画面の表
示状態からこのToDoデータを選択した時点で、図3
3に示すような表示を行なう。
【0174】すなわち、図36においては、その最上行
位置に着信した時刻「´96.01.22 11:58
AM」と着信データがToDoデータであることを示す
絵文字とを表示し、第2行目乃至第4行目で、上記電子
手帳1Aから送られてきたToDoデータを項目切換コ
ードにより改行するようにして表示している。
【0175】そして、表示部12の最下行では、実行キ
ー13kを操作することによりこの着信メッセージがR
OM29のToDoデータメモリTDにそのまま転送記
憶されることをガイドメッセージで表示している。
【0176】こうして着信したToDoモードのメッセ
ージデータを表示している状態で、ガイドメッセージに
したがって実行キー13kを操作した場合、電子手帳1
Bの使用者によって、着信したToDoモードのメッセ
ージデータを自機のRAM30のToDoデータメモリ
TDにToDoデータとして設定するための確認がなさ
れたこととなる。
【0177】したがって、ToDoデータメモリTDの
空き容量とこのメッセージデータの全量との比較により
記憶させることが可能であることを確認した上で、この
メッセージデータをToDoデータメモリTDに転送し
て記憶設定させ、代わって着信メッセージデータメモリ
RDから当該ToDoモードのメッセージデータを消去
し、そのまま上記着信メッセージ表示モードからToD
oモードに自動的に移行し、ToDoデータメモリTD
に新たに記憶したこのToDoデータを上記図35と同
様に表示部12に表示して、メッセージデータがToD
oデータとして登録されたことの確認を行なう。
【0178】なお、本実施の形態では、送信データをD
TMF信号に変換してスピーカ18より放音するように
していたが、これに限らず、送信データを赤外線信号に
変換してIR送受信部14より出力して送信してもよい
し、また、コネクタ38から送信データを出力して送信
してもよい。
【0179】また、上記実施の形態では、本発明をペー
ジング信号受信機能及びダイヤルトーン出力機能付きの
電子手帳に適用した場合を例示したが、これに限ること
なく、デジタル携帯電話、トランシーバ、データ通信端
末その他、無線信号の送信を行なう各種電子機器に適用
可能であることは勿論である。
【0180】その他、本発明はその要旨を逸脱しない範
囲内で種々変形して実施することが可能であるものとす
る。
【0181】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、送信装置
から送られてきたデータを受信装置側でも確認のための
簡単な指示操作によりその属性に対応した記憶手段(メ
モリ)上の分類領域に記憶することができるので、送信
側の情報管理装置と受信側の情報管理装置とでデータを
共有することができる。
【0182】請求項2及び3記載の発明によれば、情報
管理装置のユーザーは属性を有するデータをその属性を
気にせずに送信することができる。
【0183】請求項4記載の発明によれば、送信手段と
してダイヤラー機能を有するようにしたため、公衆電話
回線網を介して他の受信装置にデータを送信することが
可能となる。
【0184】請求項5記載の発明によれば、受信したデ
ータを確認のための簡単な指示操作によりその属性に対
応した記憶手段(メモリ)上の分類領域に記憶すること
ができる。
【0185】請求項6記載の発明によれば、上記請求項
5記載の発明の効果に加えて、他の受信装置を特定して
属性を有するデータを送信する機能をも有するようにし
たため、データの共有化をはかることができる。
【0186】請求項7記載の発明によれば、上記請求項
6記載の発明の効果に加えて、送信手段としてダイヤラ
ー機能を有するようにしたため、公衆電話回線網を介し
て他の受信装置にデータを送信することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るシステム全体の構
成を示す図。
【図2】図1の電子手帳の外観構成を示す正面図。
【図3】図1の電子手帳の外観構成を示す背面図。
【図4】図1の電子手帳の回路構成を示すブロック図。
【図5】図4のROM29のメモリ領域構成を示す図。
【図6】図5のページング受信機タイプテーブルPTの
内容を示す図。
【図7】図5のモードコードテーブルMTの内容を示す
図。
【図8】図4のRAM30のメモリ領域構成を示す図。
【図9】図8のスケジュールデータメモリSDの記憶内
容を例示する図。
【図10】同実施の形態に係るスケジュールデータの送
信動作の処理内容を示すフローチャート。
【図11】同実施の形態に係るモードメニュー表示画面
を例示する図。
【図12】同実施の形態に係るスケジュールデータの送
信動作時の表示画面を例示する図。
【図13】同実施の形態に係るスケジュールデータの送
信動作時の表示画面を例示する図。
【図14】同実施の形態に係る送信動作時の表示画面を
例示する図。
【図15】同実施の形態に係る着信動作の処理内容を示
すフローチャート。
【図16】同実施の形態に係る着信動作時のスケジュー
ルデータの表示画面を例示する図。
【図17】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時の処理内容を示すフローチャート。
【図18】図8の着信メッセージデータメモリRDの記
憶内容を例示する図。
【図19】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のインデックス表示画面を例示する図。
【図20】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のスケジュールデータの表示画面を例示する図。
【図21】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時の表示画面を例示する図。
【図22】図8の着信メッセージデータメモリRDの記
憶内容を例示する図。
【図23】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のインデックス表示画面を例示する図。
【図24】図8のアドレス帳データメモリDBの記憶内
容を例示する図。
【図25】同実施の形態に係るアドレス帳データの送信
動作時の表示画面を例示する図。
【図26】同実施の形態に係るアドレス帳データの送信
動作時の表示画面を例示する図。
【図27】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のアドレス帳データの表示画面を例示する図。
【図28】図8のメモデータメモリMDの記憶内容を例
示する図。
【図29】同実施の形態に係るメモデータの送信動作時
のメモデータの表示画面を例示する図。
【図30】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のメモデータの表示画面を例示する図。
【図31】図8のグループトークメモリGTの記憶内容
を例示する図。
【図32】同実施の形態に係るグループトークデータの
送信動作時の表示画面を例示する図。
【図33】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のグループトークデータの表示画面を例示する図。
【図34】図8のToDoデータメモリTDの記憶内容
を例示する図。
【図35】同実施の形態に係るToDoデータの送信動
作時の表示画面を例示する図。
【図36】同実施の形態に係る着信メッセージ表示モー
ド時のToDoデータの表示画面を例示する図。
【図37】RCR・STD−43の1フレームのデータ
フォーマットを示す図。
【符号の説明】
1,1A,1B…電子手帳 2…電話端末 3…公衆回線網 4…センター(中央制御局) 5…送信局 12…表示部 13a…表示オンキー 13b…表示オフキー 13c…表示切換キー 13d…メニューキー 13e…サーチキー 13f…絵文字サーチキー 13g…機能キー 13h…シークレットキー 13i…ベル番号キー 13j…解除キー 13k…実行キー 13l…カーソルキー 13m…メッセージキー 13n…ダイヤルキー 13o…シートキー 14…IR送受信部 15…電池蓋 16…ロックスイッチ 17…バックアップ電池蓋 18…スピーカ 21…アンテナ 22…受信部 23…デコーダ 24…ID−ROM 25…制御部 26…キー入力部 27…デインタリーブ回路 28…バッファメモリ 29…ROM 30…RAM 31…ドライバ 32…送信バッファ 33…インタフェイス 34…スピーカ 35…バイブレータ 36…LED 37…トーン信号発生部 38…コネクタ CP…制御プログラム CG…キャラクタジェネレータ JC…#JISコード表 PT…ページング受信機タイプテーブル MT…モードコードテーブル CT…各種送信コード変換テーブル RD…着信メッセージデータメモリ GT…グループトークメモリ SD…スケジュールデータメモリ DB…アドレス帳データメモリ MD…メモデータメモリ TD…ToDoデータメモリ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータをそのデータの属性に合せ
    て分類して記憶する記憶手段、及び上記記憶手段から読
    出したデータとその属性を指定する指定コードとを含む
    信号を送信する送信手段を備えた第1の情報管理装置
    と、 上記第1の情報管理装置の記憶手段と同様構成の記憶手
    段、上記第1の情報管理装置からの信号を受信する受信
    手段、この受信手段で指定コードと共に受信されたデー
    タを表示する表示手段、上記受信手段で受信した指定コ
    ードに従い、上記表示手段に表示したデータを上記記憶
    手段の対応する分類位置に記憶させるべく指示操作する
    指示手段、及びこの指示手段の指示操作によって上記記
    憶手段の対応する分類位置に上記データを格納する記憶
    制御手段を備えた第2の情報管理装置とを有したことを
    特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 複数のデータをそのデータの属性に合せ
    て分類して記憶する記憶手段と、上記記憶手段から読出
    したデータとその属性を指定する指定コードとを含む信
    号を送信する送信手段とを具備したことを特徴とする情
    報管理装置。
  3. 【請求項3】 更に、上記記憶手段に記憶されている複
    数のデータの中から、送信すべき情報を選択する選択手
    段を備え、上記送信手段は、上記選択手段により選択さ
    れたデータを上記記憶手段から読み出し、この読出した
    データとその属性を指定する指定コードとを含む信号を
    送信することを特徴とする請求項2記載の情報管理装
    置。
  4. 【請求項4】 上記送信手段は、データ及び指定コード
    を含む信号をダイヤルトーン信号に変換して順次送信す
    ることを特徴とする請求項2記載の情報管理装置。
  5. 【請求項5】 複数のデータをそのデータの属性に合せ
    て分類して記憶する記憶手段と、 データとその属性を指定する指定コードとを含んだ信号
    を受信する受信手段と、 この受信手段で指定コードと共に受信されたデータを表
    示する表示手段と、 上記受信手段で受信した指定コードに従い、上記表示手
    段に表示したデータを上記記憶手段の対応する分類位置
    に記憶させるべく指示操作する指示手段と、 この指示手段の指示操作によって上記記憶手段の対応す
    る分類位置に上記データを格納する記憶制御手段とを具
    備したことを特徴とする情報管理装置。
  6. 【請求項6】 上記記憶手段から読出したデータとその
    属性を指定する指定コードとを含む信号を送信する送信
    手段をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の
    情報管理装置。
  7. 【請求項7】 上記送信手段は、データ及び指定コード
    を含む信号をダイヤルトーン信号に変換して順次送信す
    ることを特徴とする請求項3記載の情報管理装置。
JP4674397A 1996-03-01 1997-02-28 情報管理装置 Expired - Lifetime JP3812040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4674397A JP3812040B2 (ja) 1996-03-01 1997-02-28 情報管理装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8-44548 1996-03-01
JP4454896 1996-03-01
JP4674397A JP3812040B2 (ja) 1996-03-01 1997-02-28 情報管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09294284A true JPH09294284A (ja) 1997-11-11
JP3812040B2 JP3812040B2 (ja) 2006-08-23

Family

ID=26384488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4674397A Expired - Lifetime JP3812040B2 (ja) 1996-03-01 1997-02-28 情報管理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3812040B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6137420A (en) * 1996-11-08 2000-10-24 Nec Corporation Selective call radio receiver and a data transmission method

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6137420A (en) * 1996-11-08 2000-10-24 Nec Corporation Selective call radio receiver and a data transmission method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3812040B2 (ja) 2006-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100244015B1 (ko) 데이터통신시스템 및 해당 시스템에 적용되는 통신기능을 구비한 정보관리장치
EP0748139B1 (en) Radio telephone text transmission system
JP3376604B2 (ja) 情報管理装置
EP1422953B1 (en) Mail server for processing urgent mail from a specific source address
JP2001509921A (ja) キーパッドから文字を選択する方法およびこの方法に従って動作する電話機
US20030040327A1 (en) Apparatus and method for designating a recipient for transmission of a message in a mobile terminal
EP0720397A2 (en) Data communication system and data communication terminal applied thereto
JP3812040B2 (ja) 情報管理装置
JP2001136556A (ja) メッセージ受信機
JP3513824B2 (ja) 通信システム、送信装置、受信装置、送受信装置、メッセージ作成装置及びメッセージ作成方法
JP2000209329A (ja) 通信端末装置
JP2710592B2 (ja) メッセージ送信機能付無線選択呼出受信機
JP3676990B2 (ja) スケジュール通知方法およびスケジュール管理端末装置、並びに、スケジュール受信端末装置
JPH08237710A (ja) 情報表示装置
JP3861371B2 (ja) 受信装置
JPH09307657A (ja) 表示装置
JPH1078909A (ja) データ受信装置
JPH0215140B2 (ja)
KR101013819B1 (ko) 이동통신단말기에서 수신 메시지 관리 방법
JPH08294152A (ja) 受信装置
JPH11215529A (ja) データ受信装置及びデータ受信システム
KR20000059720A (ko) 메시지 예약 전송
JPH0353745A (ja) ボタン電話装置
JPH09298604A (ja) メッセージ作成装置
JPH09215029A (ja) データ送信装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050823

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051024

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060509

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060522

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120609

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130609

Year of fee payment: 7

EXPY Cancellation because of completion of term