JPH09294073A - D/aコンバータ - Google Patents

D/aコンバータ

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JPH09294073A
JPH09294073A JP8126285A JP12628596A JPH09294073A JP H09294073 A JPH09294073 A JP H09294073A JP 8126285 A JP8126285 A JP 8126285A JP 12628596 A JP12628596 A JP 12628596A JP H09294073 A JPH09294073 A JP H09294073A
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JP8126285A
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Yasushi Sato
泰史 佐藤
Naoki Kumazawa
直樹 熊沢
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Sony Corp
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Sony Corp
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/68Digital/analogue converters with conversions of different sensitivity, i.e. one conversion relating to the more significant digital bits and another conversion to the less significant bits
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N7/00Television systems
    • H04N7/24Systems for the transmission of television signals using pulse code modulation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/64Circuits for processing colour signals

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  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Analogue/Digital Conversion (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 D/Aコンバータの持つダイナミックレンジ
を有効に利用して階調表現を向上させたアナログ輝度信
号が得られる。 【解決手段】 入力されるデジタルの輝度信号データに
対応した電流を出力する第1の電流源(2)と、入力さ
れる同期信号におけるパルス期間を除いて、所定の電流
を出力する第2の電流源(3)とを設け、輝度信号デー
タ(D7 〜D0 )に応じて第1の電流源(2)から出力
される電流と、同期信号に応じて第2の電流源(3)か
ら出力される電流を加算して出力する。また、入力され
るモード信号(MODE)によって同期信号(SYNC)のパル
ス期間を除いて、所定の電流を出力する第3の電流源
(4)を設け、PAL方式に対応したアナログ輝度信号
を得られるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はD/Aコンバータに
関わり、特にデジタルビデオカメラ装置等に適用して好
適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来からデジタルビデオカメラ装置等に
おいては、デジタルの映像信号データをアナログ映像度
信号として出力する場合、デジタルの映像信号を形成す
るデジタルの輝度信号データをアナログ輝度信号に変換
するD/Aコンバータと、デジタルの色信号データをア
ナログ色信号に変換するD/Aコンバータとがそれぞれ
設けられているものがある。
【0003】図6はビデオカメラ装置によって生成され
たデジタルの輝度信号データをアナログ輝度信号として
出力する場合の従来の8ビットD/Aコンバータとその
周辺回路の一例を示したものである。この図に示す従来
の8ビットD/Aコンバータ100は、入力されるデジ
タルデータに対応した電流を出力する電流出力型D/A
コンバータであり、この電流が抵抗RLで電圧に変換さ
れ、入力されるデジタルデータに応じたレベルのアナロ
グ信号を出力するようになされている。よって、デジタ
ルデータとして、例えば8ビットのデジタルの輝度信号
データを入力すれば、この輝度信号データに応じた25
6階調のアナログ輝度信号Aを得ることができる。
【0004】ところで、上記したような8ビットD/A
コンバータ100からアナログ輝度信号Aを出力する場
合は、同期信号SYNCが付加されたアナログ輝度信号を出
力する必要がある。しかしながら、一般的にビデオカメ
ラ装置等の図示していない前段ブロックから入力される
輝度信号データには、同期信号SYNCが付加されていない
ため、8ビットD/Aコンバータ100の入力側には、
輝度信号データに同期信号SYNCを付加するための加算器
101とセレクタ102とが設けられている。
【0005】加算器101は入力される輝度信号データ
に対して同期信号成分に対応した例えばオフセット値6
4を加算してセレクタ102に出力するようになされて
いる。セレクタ102の端子aには、加算器101によ
ってオフセット値が加算された輝度信号データが入力さ
れていると共に、端子bがアースに接地され、同期信号
SYNCのタイミング周期で切り換え制御がされて、オフセ
ット値が加算された輝度信号データに同期信号SYNCを付
加するようになされている。
【0006】すなわち、このように構成される従来の8
ビットD/Aコンバータ100には、輝度信号データに
同期信号SYNCが付加された8ビットの輝度信号データを
入力するため、図7(a)に示すように階調レベルが0
〜191のデジタル値とされる輝度信号データが図示し
ていない前段ブロックから加算器101に入力され、加
算器101でオフセット値64を加算して、同図(b)
に示すような64〜255のレベルに対して輝度信号デ
ータが割り当てられたデジタルデータをセレクタ102
に出力する。そして、セレクタ102を同期信号SYNCの
タイミングで切り換え制御することにより、同図(c)
に示すようなデジタルデータの0〜64のデジタル値に
同期信号が付加された輝度信号データが入力されること
になる。
【0007】この同期信号SYNCが付加された輝度信号デ
ータは、8ビットD/Aコンバータ100において、輝
度信号データに対応した電流に変換され、この電流が抵
抗RLによって電圧に変換されて、同図(d)に示すよ
うな輝度信号のレベルと同期信号のレベル比が3:1と
なるアナログ輝度信号Aが出力される。
【0008】乗算器104は入力されるデジタルの輝度
信号データを4/3倍して出力する乗算器であり、例え
ば同期信号SYNCが付加されていない輝度信号データを他
の機器に出力する場合は、図7(a)に示したような階
調レベルが0〜191の値の輝度信号データを、同図
(e)に示すようなフルスケール(0〜255)の8ビ
ットの輝度信号データに乗算して出力するようになされ
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うな8ビットD/Aコンバータ100に入力される同期
信号が付加された輝度信号データは、8ビットであるに
もかかわらず輝度信号に割り当てられているデジタル値
が64〜255となるため、8ビットD/Aコンバータ
100の持つダイナミックレンジ(0〜255)全体を
輝度信号に利用することができない。このため、8ビッ
トD/Aコンバータ100から出力されるアナログ輝度
信号の階調表現が、D/Aコンバータ100のダイナミ
ックレンジ全体を利用した場合と比べると粗くなり、画
質が低下するという問題点があった。
【0010】また、8ビットD/Aコンバータ100の
周辺回路として、輝度信号データに同期信号SYNCを付加
するための加算器101とセレクタ102が必要になる
と共に、輝度信号データをそのままデジタルアウトとし
て出力する場合は、輝度信号データをフルスケール(0
〜255)の値の8ビット輝度信号にする乗算器104
が必要になるという欠点もあった。
【0011】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであり、D/Aコンバータのダイナミッ
クレンジを有効に利用して階調表現を向上させたアナロ
グ輝度信号を出力するD/Aコンバータを提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、入力されるデジタルの映像信号データに対応した電
流を出力する第1の電流源と、映像信号データに対応し
て入力される同期信号におけるパルス期間を除いて、所
定の電流を出力する第2の電流源とを備え、第1の電流
源から出力される電流と、第2の電流源から出力される
電流を加算して出力するように構成した。
【0013】そして、第1の電流源から出力される最大
電流と、第2の電流源から出力される電流との比が3:
1となるように設定することとした。そして、入力され
るモード信号によって同期信号におけるパルス期間を除
いて、所定の電流を出力する第3の電流源を設けるよう
にした。また、この第3の電流源から出力される電流
と、第2の電流源から出力される電流との比が0.07
5:1となるように設定することとした。また、同期信
号におけるパルス期間に、デジタルの映像信号データに
対して所望の直流オフセットデータを付加するようにし
た。
【0014】本発明によれば、入力されるデジタルの映
像信号データに対応した電流を出力する第1の電流源
と、同期信号におけるパルス期間を除いて、所定の電流
を出力する第2の電流源を設けるようにしているため、
映像信号データをD/Aコンバータの持つダイナミック
レンジ全体に割り当てることができる。また、第3の電
流源を設け、この第3の電流源から同期信号におけるパ
ルス期間を除いて、所定の電流を出力するようにしてい
るため、PAL方式に対応したアナログ輝度信号を出力
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態である
8ビットのD/Aコンバータとその周辺回路を示したも
のである。この図に示す8ビットD/Aコンバータ1
は、入力されるデジタルの輝度信号データD7 〜D0
及び同期信号SYNC(水平及び/又は垂直同期信号)に応
じた電流を出力することができる電流出力型のD/Aコ
ンバータであり、同期信号SYNCと、図2(a)に示すよ
うなフルスケール(0〜255)の8ビットの輝度信号
データD7 〜D0 とが入力されている。そして、この8
ビットD/Aコンバータ1から出力される電流を抵抗R
Lで電圧に変換することにより、図2(b)に示すよう
な同期信号のレベルVS と輝度信号のレベルVY が1:
3の比で合成されたアナログ輝度信号Aが出力されるこ
とになる。
【0016】アンド回路10は、一端に同期信号SYNC、
他端にモード信号MODEが入力されており、後述するがこ
のモード信号MODEに応じた出力信号を8ビットD/Aコ
ンバータ1に供給する。これにより8ビットD/Aコン
バータ1からPAL方式またはNTSC方式に対応した
アナログ輝度信号Aを出力する。
【0017】以下、図3に示す8ビットD/Aコンバー
タ1のブロック図を参照して、上記動作を説明する。こ
の図に示す本実施の形態である8ビットD/Aコンバー
タ1は、第1の電流源2、第2の電流源3、及び第3の
電流源4によって構成されている。第1の電流源2は、
端子T1 を介して入力される8ビットの輝度信号データ
7 〜D0 のデジタル値に対応した電流を出力する電流
源であり、例えば8個の異なる重み付けがされた電流源
を輝度信号データD0 〜D7 によって切り換えながら電
流を加算する公知の電流切り換え形や、R−2R方式の
電流加算型のD/Aコンバータとされている。そして、
例えば輝度信号データD7 〜D0 のデジタル値が最大値
(255)になった時に電流I1 を出力する。
【0018】第2の電流源3は、端子T2 を介して入力
される同期信号SYNCによってオン/オフ制御される電流
源であり、同期信号SYNCにおけるパルス期間を除いて、
所定の電流I2 を出力する。第3の電流源4は、端子T
3 を介して入力されるアンド回路10の出力信号によっ
てオン/オフ制御される電流源であり、後述するがアン
ド回路10に入力されているモード信号MODEにより、8
ビットD/Aコンバータ1からPAL方式に対応したア
ナログ輝度信号を出力させる場合は、同期信号のパルス
期間を除いて、所定の電流I3 を出力する。
【0019】つまり、本実施の形態である8ビットD/
Aコンバータ1には、入力される輝度信号データD7
0 に応じてアナログ信号に変換した電流を出力する第
1の電流源2と、同期信号SYNCのパルス期間を除いて、
所定の電流I2 を出力する第2の電流源3と、PAL方
式に対応したアナログ輝度信号を出力させる場合、同期
信号のパルス期間を除いて所定の電流I3 を出力する第
3の電流源4が設けられている。
【0020】ここで、本発明の実施の形態である8ビッ
トD/Aコンバータ1からNTSC方式に対応した電流
を出力する場合の動作について説明する。なお、NTS
C方式に対応した電流を出力する場合は、アンド回路1
0に入力されるモード信号MODEを例えば『Low 』レベル
にして、アンド回路10から第3の電流源4に供給され
る出力信号のレベルが常に『Low 』となるようにする。
【0021】第1の電流源2には、端子T1 を介して8
ビットの輝度信号データD7 〜D0が入力されており、
第1の電流源2からは、この輝度信号データD7 〜D0
のデジタル値に応じた電流が出力される。例えば、入力
される8ビットの輝度信号データD7 〜D0 が[0〜2
55]の階調信号を示している時に、入力されている輝
度信号データの階調がnとなる時は、第1の電流源2か
ら出力される電流IL は、 IL =I1 ×n/255 ・・・(1) と示すことができる。
【0022】第2の電流源3には、端子T2 を介して同
期信号SYNCが入力されており、第2の電流源3からは、
この同期信号SYNCのパルス期間を除いて電流I2 が出力
される。つまり、同期信号におけるパルス期間、この第
2の電流源3はオフとなる。また、第3の電流源3に
は、端子T3 を介してアンド回路10から常に『Low』
レベルの出力信号が入力されているため、第3の電流源
4はオフ状態となる。
【0023】つまり、8ビットD/Aコンバータ1から
NTSC方式に対応したアナログ輝度信号を出力する場
合、8ビットD/Aコンバータ1の端子T4 から出力さ
れる電流は、同期信号SYNCのパルスが入力されていない
期間は、第1の電流源2から出力されるアナログ信号に
変換した電流IL と、第2の電流源3から出力される同
期信号に対応した電流I2 とが加算されたものとなり、
この加算された電流を抵抗RLで電圧に変換すると共
に、同期信号のパルスが入力されている期間は、第1の
電流源2及び第2の電流源3から出力される電流が0に
なって、NTSC方式に対応した同期信号が付加された
アナログ輝度信号Aを出力するようにしている。
【0024】ところで、8ビットD/Aコンバータ1か
ら出力される電流が電圧に変換され、NTSC方式に準
拠したアナログ輝度信号となるためには、図2(b)に
示すように同期信号のレベルVS と、輝度信号VY のレ
ベル比を例えば1:3に設定すると共に、同期信号のレ
ベルVS が40IREになるように設定する必要があ
る。
【0025】そこで、本実施の形態である8ビットD/
Aコンバータ1においては、第1の電流源2から出力さ
れる最大電流I1 、すなわち輝度信号のピーク電流に対
して第2の電流源3から出力される電流I2 の電流比が
3:1となるようにする。このように第1の電流源2及
び第2の電流源3の電流比を3:1に設定すると、第1
の電流源2から最大電流I1 が出力された時の輝度信号
のレベルVY は、抵抗RLの抵抗値をRとすると、 VY =R×3×I2 ・・・(2) と示すことができる。
【0026】また、第2の電流源3から電流I2 が出力
された時の同期信号のレベルVS は、 VS =R×I2 ・・・(3) となるため、8ビットD/Aコンバータ1から出力され
るアナログ輝度信号Aの同期信号のレベルVS と、輝度
信号VY のレベルとの比を1:3にすることができる。
【0027】このようにアナログ同期信号Aに付加され
ている同期信号レベルVS を40IREとするには、第
2の電流源3から出力される電流I2 を第1の電流源2
から出力される最大電流I1 に対応して設定すればよ
い。
【0028】本実施の形態である8ビットD/Aコンバ
ータ1においては、デジタル輝度信号データD7 〜D0
に対応した電流を出力する第1の電流源2と、同期信号
SYNCのパルスが入力されていない期間に電流を出力する
第2の電流源3とを設けるようにしているため、8ビッ
トD/Aコンバータ1のダイナミックレンジ(0〜25
5)に対応した輝度信号D7 〜D0 を入力することがで
きるようになり、8ビットD/Aコンバータ1から出力
される同期信号が付加されたアナログ輝度信号の階調表
現を向上させることができる。
【0029】また、D/Aコンバータ1に入力する輝度
信号データD7 〜D0 には、同期信号SYNCを付加する必
要がないため、図6に示したように従来、周辺回路とし
て設けられていた同期信号SYNCを輝度信号データD7
0 に付加するための加算器101及びセレクタ102
を削減することができる。またさらに、入力される輝度
信号データD7 〜D0 をフルスケール(0〜255)の
デジタル値にすることができるため、他の機器に直接出
力することができるようになり、図6に示した乗算器1
04を削減することができるという利点もある。
【0030】次に、PAL方式に対応した電流を出力す
る場合の動作について説明する。PAL方式に対応した
電流を出力する場合、アナログ輝度信号Aに付加される
同期信号のレベルVS を43IREに設定する必要があ
る。つまり、NTSC方式の同期信号のレベルVS と比
較して3IRE分だけ高いレベルにする必要がある。
【0031】そこで、この場合は、モード信号MODEを
『High』にして、同期信号SYNCがある期間を除いてアン
ド回路10から第3の電流源4に『High』レベルの出力
信号を供給するようにしている。すなわち、第3の電流
源4からは、アナログ輝度信号Aの同期信号のレベルV
S をPAL方式に対応させるための電流I3 を出力する
ようになされており、NTSC方式の同期信号のレベル
よりPAL方式の同期信号のレベルが3IRE分大きい
ので、この3IREに相当する電流I3 を出力するよう
にしている。
【0032】従って、上述したように同期信号のレベル
が40IREとなるように第2の電流源3の電流I2
設定されている場合は、電流I2 と電流I3 との電流比
を1:0.075に設定することで、アナログ輝度信号
Aの同期信号のレベルVS を43IREにすることがで
きる。
【0033】このように本実施の形態である8ビットD
/Aコンバータ1においては、テレビジョン方式がNT
SC方式又はPAL方式かによって、『High』又は『Lo
w 』レベルのモード信号MODEをアンド回路10に入力
し、このアンド回路10から出力される出力信号によっ
て第3の電流源4の動作を制御することにより、NTS
C方式、又はPAL方式に対応したアナログ輝度信号A
を出力することができるようになる。また、同様にSE
CAM方式の映像信号に対応させることも容易にでき
る。
【0034】図4は本発明の第2の実施の形態である8
ビットD/Aコンバータのブロック図を示したものであ
る。なお同一部品には同一番号を付し説明は省略する。
この場合、8ビットD/Aコンバータ1の入力側に同期
信号SYNCのタイミング周期によって制御されるセレクタ
回路11が設けられており、このセレクタ回路11の一
端にはデジタル輝度信号データD7 〜D0 が入力され、
他端には所望の値の一定のデジタルデータCONST が入力
されている。
【0035】セレクタ回路11は同期信号SYNCのパルス
が入力される期間、デジタルデータCONST を8ビットD
/Aコンバータ1の第1の電流源2に供給すると共に、
同期信号のパルスがない期間は、輝度信号データD7
0 を第1の電流源2に供給するような制御を行ってい
る。つまり、同期信号SYNCのパルス期間は、デジタルデ
ータCONST に応じた一定の電流を第1の電流源2から出
力するようにしている。
【0036】従って、この8ビットD/Aコンバータ1
から出力されるアナログ輝度信号Aの同期信号のレベル
S は、図5に示すようにデジタルデータCONST に応じ
て出力される電流に相当する電圧レベルVS2だけ小さい
電圧レベルVS1になる。
【0037】例えば、図5に示すように輝度信号の階調
レベルが0〜255とされている時にデジタルデータCO
NST の値をDC 、第1の電流源2の最大電流をI1 、抵
抗RLの抵抗値をRとすると、短縮される同期信号の電
圧レベルVS2は、 VS2=DC /255×I1 ×R ・・・(4) となる。
【0038】つまり、このように構成されている第2の
実施の形態である8ビットD/Aコンバータ1において
は、同期信号SYNCのパルスが入力される期間にセレクタ
回路102介してデジタルデータCONST の値DC を第1
の電流源2に入力するようにしているため、セレクタ回
路102に入力されるデジタルデータCONST の値DC
変化させることで、得られるアナログ輝度信号Aの映像
信号のレベルと、同期信号のレベル比を可変することが
できるようになり、PAL方式、又はNTSC方式以外
のテレビジョン方式に対応したアナログ輝度信号を出力
することが可能になる。
【0039】なお、本実施の形態においては8ビットD
/Aコンバータを用いた場合について説明したが、これ
に限定されることなく例えば異なる符号長のD/Aコン
バータなどにも当然適用することができる。また、各電
流源は、複数のトランジスタを用いて所定の電流が出力
されるように構成してもよいし、トランジスタのバイア
ス電流を変化させて所定の電流が出力されるように構成
してもよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明のD/Aコン
バータによれば、入力されるデジタル輝度信号データに
対応した電流を出力する第1の電流源と、同期信号によ
ってオン/オフ制御され、所定の電流を出力する第2の
電流源が設けられているため、D/Aコンバータのダイ
ナミックレンジ全体を輝度信号データに利用することが
できるようになり、D/Aコンバータから得られるアナ
ログ輝度信号の階調表現を向上させることができる。ま
た、従来、周辺回路として設けられていた加算器、セレ
クタ回路及び乗算器等を削減できるという利点もある。
さらに、入力されるモード信号によって同期信号のパル
ス期間を除いて、所定の電流を出力する第3の電流源を
設けるようにすれば、PAL方式に対応したアナログ輝
度信号を得ることができるようになる。
【0041】さらに、同期信号が入力される期間に所定
のオフセットデータを付加することにより、出力される
アナログ輝度信号に付加されている同期信号を所望のレ
ベルに可変することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態である8ビットD/Aコンバータ
とその周辺回路を示した図である。
【図2】本実施の形態である8ビットD/Aコンバータ
の入出力信号を示した図である。
【図3】本実施の形態である8ビットD/Aコンバータ
のブロック図である。
【図4】第2の実施の形態である8ビットD/Aコンバ
ータのブロック図である。
【図5】第2の実施の形態である8ビットD/Aコンバ
ータから出力されるアナログ輝度信号を示した図であ
る。
【図6】従来の8ビットD/Aコンバータとその周辺回
路を示した図である。
【図7】従来の8ビットD/Aコンバータにおける各部
の信号波形を示した図である。
【符号の説明】
1 8ビットD/Aコンバータ、2 第1の電流源、3
第2の電流源、4第3の電流源、10 アンド回路、
11 セレクタ回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるデジタルの映像信号データに
    対応した電流を出力する第1の電流源と、 前記映像信号データに対応して入力される同期信号にお
    けるパルス期間を除いて、所定の電流を出力する第2の
    電流源とを備え、 前記第1の電流源から出力される電流と、前記第2の電
    流源から出力される電流を加算して出力するように構成
    されていることを特徴とするD/Aコンバータ。
  2. 【請求項2】 前記第1の電流源から出力される最大電
    流と、前記第2の電流源から出力される電流との比が
    3:1となるように設定されていることを特徴とする請
    求項1に記載のD/Aコンバータ。
  3. 【請求項3】 入力されるモード信号によって同期信号
    におけるパルス期間を除いて、所定の電流を出力する第
    3の電流源を備えていることを特徴とする請求項1、又
    は2に記載のD/Aコンバータ。
  4. 【請求項4】 前記第3の電流源から出力される電流
    と、前記第2の電流源から出力される電流との比が0.
    075:1となるように設定されていることを特徴とす
    る請求項3に記載のD/Aコンバータ。
  5. 【請求項5】 同期信号におけるパルス期間に、前記デ
    ジタルの映像信号データに対して所望の直流オフセット
    データを付加することができるようにしたことを特徴と
    する請求項1、2、又は3に記載のD/Aコンバータ。
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