JPH09293082A - 画像検索装置及び画像検索方法 - Google Patents
画像検索装置及び画像検索方法Info
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- JPH09293082A JPH09293082A JP8106976A JP10697696A JPH09293082A JP H09293082 A JPH09293082 A JP H09293082A JP 8106976 A JP8106976 A JP 8106976A JP 10697696 A JP10697696 A JP 10697696A JP H09293082 A JPH09293082 A JP H09293082A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】画像処理による画像データの検索を高速にする
ことを可能にする。 【解決手段】検索対象とする複数の画像データから特定
の画像データを検索する画像検索方法において、画像デ
ータに対して解像度縮小し(ステップA5)、この解像
度縮小された画像データの類似特徴値、例えば平均濃度
値を算出し(ステップA6)、この算出された類似特徴
値を用いて画像データを検索することを特徴とする。
ことを可能にする。 【解決手段】検索対象とする複数の画像データから特定
の画像データを検索する画像検索方法において、画像デ
ータに対して解像度縮小し(ステップA5)、この解像
度縮小された画像データの類似特徴値、例えば平均濃度
値を算出し(ステップA6)、この算出された類似特徴
値を用いて画像データを検索することを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データベース
等から特定の画像データを検索するための画像検索装置
及び画像検索方法に関する。
等から特定の画像データを検索するための画像検索装置
及び画像検索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多数の画像データが蓄積された画
像データベースから特定の画像データを検索する方法と
しては、画像データベースへ画像データを入力する時
に、画像データに対してキーワード等の検索用のデータ
を付加しておき、それらの検索用のデータを指定するこ
とで画像データを特定する方法が一般的であった。
像データベースから特定の画像データを検索する方法と
しては、画像データベースへ画像データを入力する時
に、画像データに対してキーワード等の検索用のデータ
を付加しておき、それらの検索用のデータを指定するこ
とで画像データを特定する方法が一般的であった。
【0003】しかし、キーワード等に基づく検索は、ユ
ーザによって画像データに付加するキーワードが異なっ
ていたり、画像データに付加したキーワードを覚えてお
かなければならない。また、キーワードでは、画像の色
や特定パターンが存在するかといったことが表現しづら
く、これらの画像の特徴を条件とした画像データの検索
が困難となっている。
ーザによって画像データに付加するキーワードが異なっ
ていたり、画像データに付加したキーワードを覚えてお
かなければならない。また、キーワードでは、画像の色
や特定パターンが存在するかといったことが表現しづら
く、これらの画像の特徴を条件とした画像データの検索
が困難となっている。
【0004】このため、画像の特徴を条件とした画像デ
ータの検索には、キーワードのような画像データ検索用
のデータを用いるのではなく、画像データに対して画像
処理を施すことにより画像の特徴を判別し、所望する画
像データを特定する画像データの検索手法が必要となっ
てくる。
ータの検索には、キーワードのような画像データ検索用
のデータを用いるのではなく、画像データに対して画像
処理を施すことにより画像の特徴を判別し、所望する画
像データを特定する画像データの検索手法が必要となっ
てくる。
【0005】しかしながら、画像データに対する画像処
理は、多くのデータを扱わなければならないため、特に
画像データベースからの画像データの検索では多数の画
像データについての画像処理が必要となるため画像検索
装置に対する負担が大きく、所望する画像データを得る
までに多くの時間を要してしまう。
理は、多くのデータを扱わなければならないため、特に
画像データベースからの画像データの検索では多数の画
像データについての画像処理が必要となるため画像検索
装置に対する負担が大きく、所望する画像データを得る
までに多くの時間を要してしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の画像
検索装置においては、画像データベースから所望する画
像データを特定する際の画像処理が大きな処理負担とな
り、所望する画像データを得るまでに多くの時間を要
し、ユーザに対して長い待ち時間を生じさせる原因とな
っていた。
検索装置においては、画像データベースから所望する画
像データを特定する際の画像処理が大きな処理負担とな
り、所望する画像データを得るまでに多くの時間を要
し、ユーザに対して長い待ち時間を生じさせる原因とな
っていた。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、画像処理による画像データの検索を高速に
することが可能な画像検索装置及び画像検索方法を提供
することを目的とする。
れたもので、画像処理による画像データの検索を高速に
することが可能な画像検索装置及び画像検索方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、検索対象とす
る複数の画像データから特定の画像データを検索する画
像検索装置において、画像データに対して解像度縮小す
る解像度縮小手段と、前記解像度縮小手段によって解像
度縮小された画像データの類似特徴値を算出する類似特
徴値算出手段と、前記類似特徴値算出手段によって算出
された類似特徴値を用いて画像データを検索する検索手
段とを具備したことを特徴とする。
る複数の画像データから特定の画像データを検索する画
像検索装置において、画像データに対して解像度縮小す
る解像度縮小手段と、前記解像度縮小手段によって解像
度縮小された画像データの類似特徴値を算出する類似特
徴値算出手段と、前記類似特徴値算出手段によって算出
された類似特徴値を用いて画像データを検索する検索手
段とを具備したことを特徴とする。
【0009】これにより、画像データに対して解像度縮
小を施すことによりデータ量を削減した上で、画像デー
タの類似特徴値を算出し、画像データを検索するので、
画像処理の処理負担が軽減される。解像度縮小の対象
は、検索元画像の画像データ、検索対象画素の画像デー
タ、または検索元と検索対象の両方の画像データを対象
とすることができる。
小を施すことによりデータ量を削減した上で、画像デー
タの類似特徴値を算出し、画像データを検索するので、
画像処理の処理負担が軽減される。解像度縮小の対象
は、検索元画像の画像データ、検索対象画素の画像デー
タ、または検索元と検索対象の両方の画像データを対象
とすることができる。
【0010】また、検索対象とする複数の画像データか
ら特定の画像データを検索する画像検索装置において、
画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
って抽出された画像データの類似特徴値を算出する類似
特徴値算出手段と、前記類似特徴値算出手段によって算
出された類似特徴値を用いて画像データを検索する検索
手段とを具備したことを特徴とする。
ら特定の画像データを検索する画像検索装置において、
画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
って抽出された画像データの類似特徴値を算出する類似
特徴値算出手段と、前記類似特徴値算出手段によって算
出された類似特徴値を用いて画像データを検索する検索
手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】これにより、画像処理の対象とする画像領
域を一部分とすることによりデータ量を削減した上で、
画像データの類似特徴値を算出し、画像データを検索す
るので、画像処理の処理負担が軽減される。
域を一部分とすることによりデータ量を削減した上で、
画像データの類似特徴値を算出し、画像データを検索す
るので、画像処理の処理負担が軽減される。
【0012】また、検索対象とする複数の画像データか
ら特定の画像データを検索する画像検索装置において、
画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
って抽出された一部分の画像領域に対応する画像データ
に対して解像度縮小する解像度縮小手段と、前記解像度
縮小手段によって解像度縮小された画像データの類似特
徴値を算出する類似特徴値算出手段と、前記類似特徴値
算出手段によって算出された類似特徴値を用いて画像デ
ータを検索する検索手段とを具備したことを特徴とす
る。
ら特定の画像データを検索する画像検索装置において、
画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段によ
って抽出された一部分の画像領域に対応する画像データ
に対して解像度縮小する解像度縮小手段と、前記解像度
縮小手段によって解像度縮小された画像データの類似特
徴値を算出する類似特徴値算出手段と、前記類似特徴値
算出手段によって算出された類似特徴値を用いて画像デ
ータを検索する検索手段とを具備したことを特徴とす
る。
【0013】これにより、画像データに対して解像度縮
小を施す、及び画像処理の対象とする画像領域を一部分
とすることにより、データ量を削減した上で、画像デー
タの類似特徴値を算出し、画像データを検索するので、
画像処理の処理負担が軽減される。
小を施す、及び画像処理の対象とする画像領域を一部分
とすることにより、データ量を削減した上で、画像デー
タの類似特徴値を算出し、画像データを検索するので、
画像処理の処理負担が軽減される。
【0014】また、検索結果とすべき画像データを特定
するための所定の類似特徴値算出方式と同方式に基づく
所定の類似特徴値を設定する設定手段を有し、前記類似
特徴値算出手段は、前記設定手段によって設定された類
似特徴値算出方式により、検索対象とする画像データに
対する類似特徴値を算出し、前記検索手段は、前記所定
の類似特徴値算出方式により算出された類似特徴値と、
前記設定手段によって設定された所定の類似特徴値に基
づいて画像データを検索することを特徴とする。
するための所定の類似特徴値算出方式と同方式に基づく
所定の類似特徴値を設定する設定手段を有し、前記類似
特徴値算出手段は、前記設定手段によって設定された類
似特徴値算出方式により、検索対象とする画像データに
対する類似特徴値を算出し、前記検索手段は、前記所定
の類似特徴値算出方式により算出された類似特徴値と、
前記設定手段によって設定された所定の類似特徴値に基
づいて画像データを検索することを特徴とする。
【0015】また、前記類似特徴値算出手段は、検索対
象とする複数の画像データから特定の画像データを特定
するための検索元の画像データと、検索対象とする画像
データに対してそれぞれ類似特徴値を算出し、前記検索
手段は、算出された検索元と検索対象の画像データに対
するそれぞれの類似特徴値を用いて画像データを検索す
ることを特徴とする。
象とする複数の画像データから特定の画像データを特定
するための検索元の画像データと、検索対象とする画像
データに対してそれぞれ類似特徴値を算出し、前記検索
手段は、算出された検索元と検索対象の画像データに対
するそれぞれの類似特徴値を用いて画像データを検索す
ることを特徴とする。
【0016】また、前記類似特徴値算出手段は、画像デ
ータに対して複数の類似特徴値を算出し、前記検索手段
は、算出された複数の類似特徴値を用いて画像データを
検索することを特徴とする。
ータに対して複数の類似特徴値を算出し、前記検索手段
は、算出された複数の類似特徴値を用いて画像データを
検索することを特徴とする。
【0017】また、前記類似特徴値算出手段は、検索元
の画像データにおける画素と、同画素に対応する検索対
象とする画像データの画素との関係から画素に対する評
価値を求め、各画素の評価値をもとに画像データに対し
て類似特徴値を算出することを特徴とする。
の画像データにおける画素と、同画素に対応する検索対
象とする画像データの画素との関係から画素に対する評
価値を求め、各画素の評価値をもとに画像データに対し
て類似特徴値を算出することを特徴とする。
【0018】また、前記類似特徴値算出手段は、検索対
象とする画像データを所定の領域毎にブロック分割し、
各ブロックに対して評価値を求め、各ブロックの評価値
をもとに画像データに対して類似特徴値を算出すること
を特徴とする。
象とする画像データを所定の領域毎にブロック分割し、
各ブロックに対して評価値を求め、各ブロックの評価値
をもとに画像データに対して類似特徴値を算出すること
を特徴とする。
【0019】また、前記類似特徴値算出手段は、検索元
の画像データにおける所定の領域と、同領域に対応する
検索対象とする画像データの領域との関係から領域に対
する評価値を求め、この領域の評価値をもとに画像デー
タに対して類似特徴値を算出することを特徴とする。
の画像データにおける所定の領域と、同領域に対応する
検索対象とする画像データの領域との関係から領域に対
する評価値を求め、この領域の評価値をもとに画像デー
タに対して類似特徴値を算出することを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
画像検索装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施形態の画像検索装置は、CPU11、
ROM12、RAM13、表示装置14、ハードディス
ク装置15、スキャナ装置16、割り込みコントローラ
17、及びキーボード18によって構成されている。
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
画像検索装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施形態の画像検索装置は、CPU11、
ROM12、RAM13、表示装置14、ハードディス
ク装置15、スキャナ装置16、割り込みコントローラ
17、及びキーボード18によって構成されている。
【0021】CPU11は、ROM12またはRAM1
3内に格納された画像検索プログラムに従って、画像検
索処理を実施する。本実施例では、検索の元となる画像
データと検索の対象となる画像データのデータ量を削減
した後、画像処理を施すことで処理時間の短縮を図る。
画像データ量の削減には、(1)解像度縮小、(2)処
理領域の限定、(3)処理領域の限定と解像度縮小を組
み合わせることで実現する。また、画像検索処理のため
に検索対象画像に対して画像データの種類に応じた類似
特徴値を算出して、この類似特徴値に基づいて所望する
画像データであるか否かが判断される。
3内に格納された画像検索プログラムに従って、画像検
索処理を実施する。本実施例では、検索の元となる画像
データと検索の対象となる画像データのデータ量を削減
した後、画像処理を施すことで処理時間の短縮を図る。
画像データ量の削減には、(1)解像度縮小、(2)処
理領域の限定、(3)処理領域の限定と解像度縮小を組
み合わせることで実現する。また、画像検索処理のため
に検索対象画像に対して画像データの種類に応じた類似
特徴値を算出して、この類似特徴値に基づいて所望する
画像データであるか否かが判断される。
【0022】ROM12は、画像検索プログラムやその
他プログラムやデータを記憶するメモリである。また、
ROM12に多数の画像データが登録され、画像データ
ベースとして用いられても良い。
他プログラムやデータを記憶するメモリである。また、
ROM12に多数の画像データが登録され、画像データ
ベースとして用いられても良い。
【0023】RAM13は、画像検索プログラムに従っ
た処理等を行う上で必要な情報を一時記憶するもので、
処理対象とする画像データに関するデータの他、各種情
報が記憶される。RAM13には、解像度縮小あるいは
処理領域の限定の処理対象とする画像データを一時的に
格納するためのワークエリアが設けられる。
た処理等を行う上で必要な情報を一時記憶するもので、
処理対象とする画像データに関するデータの他、各種情
報が記憶される。RAM13には、解像度縮小あるいは
処理領域の限定の処理対象とする画像データを一時的に
格納するためのワークエリアが設けられる。
【0024】表示装置14は、ハードディスク装置15
やスキャナ装置16からの入力画像データや、画像検索
プログラムに従って所定の処理を施された画像データ、
あるいはCPU11からの命令でユーザにオペレーショ
ンの選択をさせるためのメッセージ等を表示する。
やスキャナ装置16からの入力画像データや、画像検索
プログラムに従って所定の処理を施された画像データ、
あるいはCPU11からの命令でユーザにオペレーショ
ンの選択をさせるためのメッセージ等を表示する。
【0025】ハードディスク装置15は、RAM13に
保存しきれない情報や、RAM13に保存しきれない情
報や、画像検索プログラムを実施する前後の画像データ
に関するデータ等を記憶する。また、ハードディスク装
置15に多数の画像データが登録され、画像データベー
スとして用いられても良い。
保存しきれない情報や、RAM13に保存しきれない情
報や、画像検索プログラムを実施する前後の画像データ
に関するデータ等を記憶する。また、ハードディスク装
置15に多数の画像データが登録され、画像データベー
スとして用いられても良い。
【0026】スキャナ装置16は、画像検索プログラム
の処理対象となる画像データを入力する。割り込みコン
トローラ17は、スキャナ装置16、キーボード18か
らの割り込みをCPU11に伝える。
の処理対象となる画像データを入力する。割り込みコン
トローラ17は、スキャナ装置16、キーボード18か
らの割り込みをCPU11に伝える。
【0027】キーボード18は、ユーザからのオペレー
ティングのための情報等を入力するもので、CPU11
による画像処理中に割り込みが必要な場合には、キーボ
ード入力信号線1Cを介して割り込みコントローラ17
に信号を出力し、またデータバス19及びアドレスバス
1Aを用いてCPU11に対してデータ等を出力する。
ティングのための情報等を入力するもので、CPU11
による画像処理中に割り込みが必要な場合には、キーボ
ード入力信号線1Cを介して割り込みコントローラ17
に信号を出力し、またデータバス19及びアドレスバス
1Aを用いてCPU11に対してデータ等を出力する。
【0028】データバス19は、CPU11と各部との
間でデータを送受するための信号線である。アドレスバ
ス1Aは、CPU11と各部との間でデータを送受する
際のデータのアドレスを通知するための信号線である。
間でデータを送受するための信号線である。アドレスバ
ス1Aは、CPU11と各部との間でデータを送受する
際のデータのアドレスを通知するための信号線である。
【0029】スキャナ入力信号線1Bは、スキャナ装置
16と割り込みコントローラ17とを接続する信号線で
ある。キーボード入力信号線1Cは、キーボード18と
割り込みコントローラ17とを接続する信号線である。
16と割り込みコントローラ17とを接続する信号線で
ある。キーボード入力信号線1Cは、キーボード18と
割り込みコントローラ17とを接続する信号線である。
【0030】割り込み信号線1Dは、CPU11と割り
込みコントローラ17とを接続する信号線である。次
に、本実施例の動作について説明する。
込みコントローラ17とを接続する信号線である。次
に、本実施例の動作について説明する。
【0031】まず、画像データを解像度縮小することに
よってデータ量を削減して画像検索を行なう例につい
て、図2に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。ここでは、画像データベースに登録されたN枚の検
索対象画像に対して、所定の類似特徴値算出方式、類似
特徴値の組み合わせを用いて画像検索処理を行なう。
よってデータ量を削減して画像検索を行なう例につい
て、図2に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。ここでは、画像データベースに登録されたN枚の検
索対象画像に対して、所定の類似特徴値算出方式、類似
特徴値の組み合わせを用いて画像検索処理を行なう。
【0032】すなわち、複数種類の類似特徴値算出方式
が予め用意されており、例えば検索対象とする画像デー
タの種類に応じて、所定の類似特徴値算出方式が選択さ
れる。また、画像検索処理では、検索処理に用いる所定
の類似特徴値算出方式に応じた類似特徴値が用いられ
る。
が予め用意されており、例えば検索対象とする画像デー
タの種類に応じて、所定の類似特徴値算出方式が選択さ
れる。また、画像検索処理では、検索処理に用いる所定
の類似特徴値算出方式に応じた類似特徴値が用いられ
る。
【0033】類似特徴値算出方式は、例えばテキスト
(定型文書やフリーフォーマットの文書等を含む)、イ
ラスト、自然画、図形などの画像種類(内容)に応じ
た、それぞれの検索を行なう際に好適な複数種類が用意
されているものとする。また、類似特徴値は、各類似特
徴値算出方式に応じたもので、例えば定型文書のフォー
マットを表すデータ、文字認識処理によって得られる認
識結果等の他、色(濃度)分布、明るさ、濃度平均、特
定の図形パターンの有無、所定のブロック毎の画像重心
位置をもとに算出されるデータが用意される。なお、前
述した類似特徴値算出方式と類似特徴値は、一例であっ
て、画像検索に使用して特定の画像を検索可能な方式あ
るいは特徴値であれば特に限定されるものではない。
(定型文書やフリーフォーマットの文書等を含む)、イ
ラスト、自然画、図形などの画像種類(内容)に応じ
た、それぞれの検索を行なう際に好適な複数種類が用意
されているものとする。また、類似特徴値は、各類似特
徴値算出方式に応じたもので、例えば定型文書のフォー
マットを表すデータ、文字認識処理によって得られる認
識結果等の他、色(濃度)分布、明るさ、濃度平均、特
定の図形パターンの有無、所定のブロック毎の画像重心
位置をもとに算出されるデータが用意される。なお、前
述した類似特徴値算出方式と類似特徴値は、一例であっ
て、画像検索に使用して特定の画像を検索可能な方式あ
るいは特徴値であれば特に限定されるものではない。
【0034】まず、CPU11は、画像データベース中
の複数の画像データから所望する特定の画像データを特
定するための、予め設定されている類似特徴値算出方式
と類似特徴値を、ROM12またはハードディスク装置
15といった記憶装置から読み込み、後段における画像
処理のためRAM13に設定しておく(ステップA
1)。ここでは、解像度縮小によってデータ量を削減す
る場合を例にしているため、読み込まれる類似特徴値
は、解像度縮小された画像データから算出される類似特
徴値に対して用意されたものである。
の複数の画像データから所望する特定の画像データを特
定するための、予め設定されている類似特徴値算出方式
と類似特徴値を、ROM12またはハードディスク装置
15といった記憶装置から読み込み、後段における画像
処理のためRAM13に設定しておく(ステップA
1)。ここでは、解像度縮小によってデータ量を削減す
る場合を例にしているため、読み込まれる類似特徴値
は、解像度縮小された画像データから算出される類似特
徴値に対して用意されたものである。
【0035】また、CPU11は、検索対象画像につい
ての処理を開始する前に、N枚の検索対象画像に対する
類似度値の算出処理の終了判定に用いるパラメータnを
初期化する(ステップA2)。
ての処理を開始する前に、N枚の検索対象画像に対する
類似度値の算出処理の終了判定に用いるパラメータnを
初期化する(ステップA2)。
【0036】N枚の検索対象画像に対する処理が終了し
たか否かを判定し(ステップA3)、終了していなけれ
ば、CPU11は、記憶装置(ROM12またはハード
ディスク装置15)に格納されているn番目の検索対象
画像を、RAM13のワークエリアに読み込み(ステッ
プA4)、所定の方式で解像度縮小する(ステップA
5)。これにより、後段における画像処理の対象となる
画像データのデータ量が削減される。なお、具体的な解
像度縮小の処理方法については、図4または図5を用い
て後述する。
たか否かを判定し(ステップA3)、終了していなけれ
ば、CPU11は、記憶装置(ROM12またはハード
ディスク装置15)に格納されているn番目の検索対象
画像を、RAM13のワークエリアに読み込み(ステッ
プA4)、所定の方式で解像度縮小する(ステップA
5)。これにより、後段における画像処理の対象となる
画像データのデータ量が削減される。なお、具体的な解
像度縮小の処理方法については、図4または図5を用い
て後述する。
【0037】次に、CPU11は、n番目の検索対象画
像に対して、ステップA1において読み込まれた類似特
徴値算出方式に応じた類似特徴値を算出する(ステップ
A6)。ここでは、類似特徴値として、例えば画像デー
タの平均濃度値Enを算出するものとする。平均濃度値
Enの算出は、ステップA5において解像度縮小されて
いるので、検索対象画像全体に対する処理と比較して短
時間に処理が可能である。
像に対して、ステップA1において読み込まれた類似特
徴値算出方式に応じた類似特徴値を算出する(ステップ
A6)。ここでは、類似特徴値として、例えば画像デー
タの平均濃度値Enを算出するものとする。平均濃度値
Enの算出は、ステップA5において解像度縮小されて
いるので、検索対象画像全体に対する処理と比較して短
時間に処理が可能である。
【0038】CPU11は、検索対象画像から算出した
平均濃度値Enと、ステップA1において読み込んだ平
均濃度値に対する類似特徴値Ebとの差の絶対値DnEを
算出する(ステップA7)。
平均濃度値Enと、ステップA1において読み込んだ平
均濃度値に対する類似特徴値Ebとの差の絶対値DnEを
算出する(ステップA7)。
【0039】CPU11は、平均濃度値Enと類似特徴
値Ebとの差の絶対値DnEと、予め設定された所定の閾
値DTHとを比較し(ステップA8)、絶対値DnEが閾値
DTHよりも小さいときは検索条件にマッチした画像デー
タと判断して、表示装置14やリストとして出力する
(ステップA9)。
値Ebとの差の絶対値DnEと、予め設定された所定の閾
値DTHとを比較し(ステップA8)、絶対値DnEが閾値
DTHよりも小さいときは検索条件にマッチした画像デー
タと判断して、表示装置14やリストとして出力する
(ステップA9)。
【0040】一方、絶対値DnEが閾値DTHよりも小さく
ない場合、CPU11は、次の検索対象画像を指定する
ためにパラメータnを更新し(ステップA10)、N枚
の検索対象画像に対する処理が終了していなければ次の
検索対象画像を読み込んで、前述と同様にして画像処理
を実行する。すなわち、検索対象画像に対して解像度縮
小を施した上で特徴値(平均濃度値)を算出し、この特
徴値をもとに検索対象画像が検索結果として所望されて
いる画像データであるか否かが判別される。
ない場合、CPU11は、次の検索対象画像を指定する
ためにパラメータnを更新し(ステップA10)、N枚
の検索対象画像に対する処理が終了していなければ次の
検索対象画像を読み込んで、前述と同様にして画像処理
を実行する。すなわち、検索対象画像に対して解像度縮
小を施した上で特徴値(平均濃度値)を算出し、この特
徴値をもとに検索対象画像が検索結果として所望されて
いる画像データであるか否かが判別される。
【0041】平均濃度値を類似特徴値として用いる検索
は、自然画像を検索対象とする場合に好適である。な
お、前述した例では、ステップA1において読み込まれ
た1組の類似特徴値算出方式と類似特徴値を用いて画像
処理を実行しているが、異なる複数の類似特徴値算出方
式と類似特徴値の組を読み込んで、多段階的に所望する
画像データを抽出するようにしても良い。
は、自然画像を検索対象とする場合に好適である。な
お、前述した例では、ステップA1において読み込まれ
た1組の類似特徴値算出方式と類似特徴値を用いて画像
処理を実行しているが、異なる複数の類似特徴値算出方
式と類似特徴値の組を読み込んで、多段階的に所望する
画像データを抽出するようにしても良い。
【0042】例えば、類似特徴値算出方式として濃度分
布を類似特徴値として算出する第1の方式と、濃度平均
を類似特徴値として算出する第2の方式を用いる場合
に、第1の方式に基づいて検索対象とする複数の画像デ
ータに対して大分類を行ない、この大分類によって抽出
された複数の画像データから第2の方式に基づいて所望
する画像データを特定する。なお、各類似特徴値算出方
式に基づく類似特徴値の算出は、検索対象とする画像デ
ータに対して解像度縮小を施した後の画像データについ
て行われるが、1つの検索対象画像に対して1回の解像
度縮小で得られた画像データについて各類似特徴値算出
方式に基づく類似特徴値を算出することができる。
布を類似特徴値として算出する第1の方式と、濃度平均
を類似特徴値として算出する第2の方式を用いる場合
に、第1の方式に基づいて検索対象とする複数の画像デ
ータに対して大分類を行ない、この大分類によって抽出
された複数の画像データから第2の方式に基づいて所望
する画像データを特定する。なお、各類似特徴値算出方
式に基づく類似特徴値の算出は、検索対象とする画像デ
ータに対して解像度縮小を施した後の画像データについ
て行われるが、1つの検索対象画像に対して1回の解像
度縮小で得られた画像データについて各類似特徴値算出
方式に基づく類似特徴値を算出することができる。
【0043】具体的に説明すると、検索対象とする画像
データには、テキストの画像データと自然画の画像デー
タが混在しており、これら複数の画像データから特定の
自然画の画像データを抽出するものとする。
データには、テキストの画像データと自然画の画像デー
タが混在しており、これら複数の画像データから特定の
自然画の画像データを抽出するものとする。
【0044】テキストの画像データは、濃度が黒に近い
画素の数に比較して、濃度が白に近い画素の数が非常に
多いため、こうした濃度分布を持つ画像データはテキス
トとして判別できるため大分類によって検索対象外とす
る。次に、大分類によって残った検索対処画像、すなわ
ち自然画から算出される濃度平均を類似特徴値として特
定の画像データを抽出する。
画素の数に比較して、濃度が白に近い画素の数が非常に
多いため、こうした濃度分布を持つ画像データはテキス
トとして判別できるため大分類によって検索対象外とす
る。次に、大分類によって残った検索対処画像、すなわ
ち自然画から算出される濃度平均を類似特徴値として特
定の画像データを抽出する。
【0045】なお、前述した説明においては、ステップ
A1において予め設定された類似特徴値を読み込み、検
索処理を行なうものとして説明しているが、検索元とす
る画像データが存在する場合、同画像データに対して解
像度縮小を施した後に所定の類似特徴値算出方式に基づ
いて類似特徴値を算出し、この類似特徴値をもとに検索
処理を行なうことも可能である。
A1において予め設定された類似特徴値を読み込み、検
索処理を行なうものとして説明しているが、検索元とす
る画像データが存在する場合、同画像データに対して解
像度縮小を施した後に所定の類似特徴値算出方式に基づ
いて類似特徴値を算出し、この類似特徴値をもとに検索
処理を行なうことも可能である。
【0046】このようにして、検索対象画像に対して解
像度縮小するので、類似特徴値の算出の対象となる画像
のデータ量が削減され、検索処理に要する時間を短縮す
ることができる。
像度縮小するので、類似特徴値の算出の対象となる画像
のデータ量が削減され、検索処理に要する時間を短縮す
ることができる。
【0047】次に、画像から処理対象とする一部分を抽
出することによってデータ量を削減して画像検索を行な
う例について、図3に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
出することによってデータ量を削減して画像検索を行な
う例について、図3に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
【0048】ここでは、画像データベースに登録された
N枚の検索対象画像に対して、検索元となる画像データ
(検索元画像)から画像領域内の一部分を抽出して、こ
の抽出した領域の画像データを用いて画像検索処理を行
なう。また、1つの検索対象画像について、複数の類似
特徴値を用いることによって所望する画像データを特定
する。
N枚の検索対象画像に対して、検索元となる画像データ
(検索元画像)から画像領域内の一部分を抽出して、こ
の抽出した領域の画像データを用いて画像検索処理を行
なう。また、1つの検索対象画像について、複数の類似
特徴値を用いることによって所望する画像データを特定
する。
【0049】まず、CPU11は、スキャナ装置16ま
たはハードディスク装置15から、所望する検索対象画
像を特定するための検索元となる検索元画像を入力し
て、RAM13に格納すると共に表示装置14において
表示させる(ステップB1)。ここで、検索元画像に対
する検索処理に使用する特定の領域の指定が、キーボー
ド18を介してユーザによって任意に入力される。特定
の領域は、検索対象とする画像データに応じた、画像中
の特徴的な部分が指定される。例えば、定型文書を検索
する場合には、その定型文書特有のヘッダ部分、フッタ
部分などが領域指定される。こうして、特定の領域を処
理対象とすることにより、後段における画像処理の対象
となる画像データのデータ量が削減される。
たはハードディスク装置15から、所望する検索対象画
像を特定するための検索元となる検索元画像を入力し
て、RAM13に格納すると共に表示装置14において
表示させる(ステップB1)。ここで、検索元画像に対
する検索処理に使用する特定の領域の指定が、キーボー
ド18を介してユーザによって任意に入力される。特定
の領域は、検索対象とする画像データに応じた、画像中
の特徴的な部分が指定される。例えば、定型文書を検索
する場合には、その定型文書特有のヘッダ部分、フッタ
部分などが領域指定される。こうして、特定の領域を処
理対象とすることにより、後段における画像処理の対象
となる画像データのデータ量が削減される。
【0050】次に、CPU11は、指定された領域の画
像データを抽出し、所定の方式で解像度縮小する(ステ
ップB3)。なお、具体的な解像度縮小の処理方法につ
いては図4または図5を用いて後述する。
像データを抽出し、所定の方式で解像度縮小する(ステ
ップB3)。なお、具体的な解像度縮小の処理方法につ
いては図4または図5を用いて後述する。
【0051】CPU11は、検索対象画像についての処
理を開始する前に、N枚の検索対象画像に対する類似度
値の算出処理の終了判定に用いるパラメータnを初期化
する(ステップB2)。
理を開始する前に、N枚の検索対象画像に対する類似度
値の算出処理の終了判定に用いるパラメータnを初期化
する(ステップB2)。
【0052】N枚の検索対象画像に対する処理が終了し
たか否かを判定し(ステップB5)、終了していなけれ
ば、CPU11は、記憶装置(ROM12またはハード
ディスク装置15)に格納されているn番目の検索対象
画像を、RAM13のワークエリアに読み込み(ステッ
プB6)、ステップB3と同じ所定の方式で解像度縮小
する(ステップB7)。
たか否かを判定し(ステップB5)、終了していなけれ
ば、CPU11は、記憶装置(ROM12またはハード
ディスク装置15)に格納されているn番目の検索対象
画像を、RAM13のワークエリアに読み込み(ステッ
プB6)、ステップB3と同じ所定の方式で解像度縮小
する(ステップB7)。
【0053】次に、CPU11は、検索対象とする画像
データに対する類似特徴値の算出の前処理として、ステ
ップB3において解像度縮小された検索元画像から抽出
された領域の画像データと、ステップB7において解像
度縮小されたn番目の検索対象画像との適当な位置合わ
せを行なう(ステップB8)。検索対象画像に対する検
索元画像の位置合わせ(位置合わせの結果についての評
価値)は、1つの種類の類似特徴値の算出にもなる。な
お、具体的な位置合わせの処理方法については、図6を
用いて後述する。
データに対する類似特徴値の算出の前処理として、ステ
ップB3において解像度縮小された検索元画像から抽出
された領域の画像データと、ステップB7において解像
度縮小されたn番目の検索対象画像との適当な位置合わ
せを行なう(ステップB8)。検索対象画像に対する検
索元画像の位置合わせ(位置合わせの結果についての評
価値)は、1つの種類の類似特徴値の算出にもなる。な
お、具体的な位置合わせの処理方法については、図6を
用いて後述する。
【0054】検索元画像と検索対象画像との位置合わせ
は、検索対象とする画像データの種類に応じた方法で行
なうようにしても良い。例えば、定型文書に対する検索
の場合には、検索元画像から抽出された領域に対応する
検索元画像における位置が、ほぼ特定されるので、特定
の範囲内で位置合わせを行なう。
は、検索対象とする画像データの種類に応じた方法で行
なうようにしても良い。例えば、定型文書に対する検索
の場合には、検索元画像から抽出された領域に対応する
検索元画像における位置が、ほぼ特定されるので、特定
の範囲内で位置合わせを行なう。
【0055】CPU11は、1枚の検索対象画像に対し
て、複数(M種類)の類似特徴値を算出する類似特徴値
算出処理の終了判定に用いるパラメータmを初期化する
(ステップB9)。CPU11は、n番目の画像データ
に対するm番目の類似特徴値Cnmを算出し(ステップ
B10)、複数の類似特徴値を統合するために、算出し
た類似特徴値Cnmを正規化する(ステップB11)。
て、複数(M種類)の類似特徴値を算出する類似特徴値
算出処理の終了判定に用いるパラメータmを初期化する
(ステップB9)。CPU11は、n番目の画像データ
に対するm番目の類似特徴値Cnmを算出し(ステップ
B10)、複数の類似特徴値を統合するために、算出し
た類似特徴値Cnmを正規化する(ステップB11)。
【0056】CPU11は、次の類似特徴値を算出する
ためにパラメータmを更新し(ステップB12)、類似
特徴値の算出が全て終了したか否かを判定し(ステップ
B13)、終了していなければ同様にして次の類似特徴
値の算出を行なう(ステップB10,B11)。
ためにパラメータmを更新し(ステップB12)、類似
特徴値の算出が全て終了したか否かを判定し(ステップ
B13)、終了していなければ同様にして次の類似特徴
値の算出を行なう(ステップB10,B11)。
【0057】1つの検索対象画像について複数(M種
類)の類似特徴値を算出すると、CPU11は、算出さ
れた複数の類似特徴値が統合された新たな類似特徴値E
nを算出し(ステップB14)、RAM13に格納して
おく。ここでは、正規化された複数の類似特徴値の平均
を新たな類似特徴値Enとしている。
類)の類似特徴値を算出すると、CPU11は、算出さ
れた複数の類似特徴値が統合された新たな類似特徴値E
nを算出し(ステップB14)、RAM13に格納して
おく。ここでは、正規化された複数の類似特徴値の平均
を新たな類似特徴値Enとしている。
【0058】次に、CPU11は、次の検索対象画像を
指定するためにパラメータnを更新し(ステップB1
5)、N枚の検索対象画像に対する処理が終了していな
ければ次の検索対象画像を読み込んで、複数の類似特徴
値に基づく新たな類似特徴値Enを算出する。
指定するためにパラメータnを更新し(ステップB1
5)、N枚の検索対象画像に対する処理が終了していな
ければ次の検索対象画像を読み込んで、複数の類似特徴
値に基づく新たな類似特徴値Enを算出する。
【0059】N枚の検索対象画像に対する処理が終了す
ると、CPU11は、RAM13に格納しておいた各検
索対象画像について算出された類似特徴値Enのソーテ
ィング、すなわち複数の検索対象とする画像データの並
べ替えを行ない(ステップB16)、検索結果として出
力する(ステップB17)。つまり、類似特徴値Enが
最も検索元画像と一致していることを示す検索対象画像
を、所望する画像データとする第1位の候補とする。
ると、CPU11は、RAM13に格納しておいた各検
索対象画像について算出された類似特徴値Enのソーテ
ィング、すなわち複数の検索対象とする画像データの並
べ替えを行ない(ステップB16)、検索結果として出
力する(ステップB17)。つまり、類似特徴値Enが
最も検索元画像と一致していることを示す検索対象画像
を、所望する画像データとする第1位の候補とする。
【0060】なお、前述した説明においては、検索元画
像から任意領域を指定して1部分を抽出して処理に供す
るものとして説明しているが、検索対象画像についても
一部分の領域を抽出して処理対象とするようにしても良
い。例えば、検索元画像から抽出された領域に応じて、
検索対象画像中の画像処理の対象とすべき領域が特定で
きる場合、例えば定型文書を対象としている場合には、
ヘッダ部分あるいはフッタ部分などに該当する領域を抽
出するものとする。
像から任意領域を指定して1部分を抽出して処理に供す
るものとして説明しているが、検索対象画像についても
一部分の領域を抽出して処理対象とするようにしても良
い。例えば、検索元画像から抽出された領域に応じて、
検索対象画像中の画像処理の対象とすべき領域が特定で
きる場合、例えば定型文書を対象としている場合には、
ヘッダ部分あるいはフッタ部分などに該当する領域を抽
出するものとする。
【0061】また、ステップB8において、検索対象画
像に対して検索元画像の位置合わせ処理をしているが必
ずしも必要ではない。すなわち、検索元画像と検索対象
画像との位置合わせが予めされているような場合には、
検索元画像から任意に抽出された領域に対応する検索対
象画像中の領域を対象とすれば良いので、各検索対象画
像について個別に位置合わせをする必要がない。
像に対して検索元画像の位置合わせ処理をしているが必
ずしも必要ではない。すなわち、検索元画像と検索対象
画像との位置合わせが予めされているような場合には、
検索元画像から任意に抽出された領域に対応する検索対
象画像中の領域を対象とすれば良いので、各検索対象画
像について個別に位置合わせをする必要がない。
【0062】また、検索元画像と検索対象画像につい
て、それぞれ解像度縮小することによってデータ量を削
減し、高速な画像処理が可能となるようにしているが諸
略することも可能である。
て、それぞれ解像度縮小することによってデータ量を削
減し、高速な画像処理が可能となるようにしているが諸
略することも可能である。
【0063】このようにして、画像中の一部分を抽出し
て画像処理に用いるので、画像処理の対象となるデータ
量を削減でき、高速な画像検索処理が可能となる。ま
た、検索元画像に対しては任意の領域を指定することが
できるので、画像検索に好適な領域を意識的に選択した
り、画像検索に不適当な領域を避けるなどの対応が可能
である。また、1枚の検索対象画像に対して複数の類似
特徴値Cnmを用いて類似特徴値Enを算出するので、
より的確に所望する画像データを検索することができ
る。
て画像処理に用いるので、画像処理の対象となるデータ
量を削減でき、高速な画像検索処理が可能となる。ま
た、検索元画像に対しては任意の領域を指定することが
できるので、画像検索に好適な領域を意識的に選択した
り、画像検索に不適当な領域を避けるなどの対応が可能
である。また、1枚の検索対象画像に対して複数の類似
特徴値Cnmを用いて類似特徴値Enを算出するので、
より的確に所望する画像データを検索することができ
る。
【0064】次に、検索対象画像あるいは検索元画像に
対する解像度縮小の処理方法について説明する。例え
ば、図4(a)に示すような階調画像を二分の一に解像
度縮小する場合、単純間引き法では2×2の画素ブロッ
クを想定し、ブロック内の特定の位置に存在する画素値
を解像度縮小後の2×2の領域の画素値として採用し、
他の3画素を破棄する。図4(b)は、ブロック内の左
上の画素を採用した場合の単純間引き法によって作成さ
れた解像度縮小後の画像データの例である。
対する解像度縮小の処理方法について説明する。例え
ば、図4(a)に示すような階調画像を二分の一に解像
度縮小する場合、単純間引き法では2×2の画素ブロッ
クを想定し、ブロック内の特定の位置に存在する画素値
を解像度縮小後の2×2の領域の画素値として採用し、
他の3画素を破棄する。図4(b)は、ブロック内の左
上の画素を採用した場合の単純間引き法によって作成さ
れた解像度縮小後の画像データの例である。
【0065】また、平均縮小法により解像度縮小する場
合には、ブロックの画素値の平均値を、そのブロックに
対応する画素の画素値として採用する。図4(c)は、
2×2のブロックの画素値の平均値を、そのブロックの
画素値とする場合の平均縮小法によって作成された解像
度縮小後の画像データの例である。
合には、ブロックの画素値の平均値を、そのブロックに
対応する画素の画素値として採用する。図4(c)は、
2×2のブロックの画素値の平均値を、そのブロックの
画素値とする場合の平均縮小法によって作成された解像
度縮小後の画像データの例である。
【0066】次に、検索対象画像あるいは検索元画像に
対して解像度縮小と同時に階調化を実施する処理方法に
ついて説明する。図4を用いた説明では、階調画像につ
いて解像度縮小する例について説明したが、ここでは元
の画像データが2値画像であって、類似特徴値の算出の
際に濃度(階調値)を使用する場合に用いる解像度縮小
の処理方法である。例えば、図5(a)に示す解像度縮
小前の2値画像を二分の一に解像度縮小し、0〜255
階調の画像データに変換する場合、左上の2×2のブロ
ックに着目すると、全画素数の半分が黒画素になってい
るため、0.5×255=127.5となり、小数点以
下を切り捨てた場合、図5(b)に示す解像度縮小後の
画像データにおける左上画素の画素値となる。この処理
は、解像度縮小前の画像データの解像度が特に大きい場
合に有効である。
対して解像度縮小と同時に階調化を実施する処理方法に
ついて説明する。図4を用いた説明では、階調画像につ
いて解像度縮小する例について説明したが、ここでは元
の画像データが2値画像であって、類似特徴値の算出の
際に濃度(階調値)を使用する場合に用いる解像度縮小
の処理方法である。例えば、図5(a)に示す解像度縮
小前の2値画像を二分の一に解像度縮小し、0〜255
階調の画像データに変換する場合、左上の2×2のブロ
ックに着目すると、全画素数の半分が黒画素になってい
るため、0.5×255=127.5となり、小数点以
下を切り捨てた場合、図5(b)に示す解像度縮小後の
画像データにおける左上画素の画素値となる。この処理
は、解像度縮小前の画像データの解像度が特に大きい場
合に有効である。
【0067】次に、検索対象画像に対して検索元画像を
位置合わせする処理方法について説明する。位置合わせ
処理方法は、例えば図2において説明した処理における
ステップB8において実行される。また、検索対象画像
に対する検索元画像の位置合わせは、各画素に対して評
価値を算出し、この評価値をもとにした類似特徴値の算
出方法の1つ種類となる。
位置合わせする処理方法について説明する。位置合わせ
処理方法は、例えば図2において説明した処理における
ステップB8において実行される。また、検索対象画像
に対する検索元画像の位置合わせは、各画素に対して評
価値を算出し、この評価値をもとにした類似特徴値の算
出方法の1つ種類となる。
【0068】図6(a)は検索元画像からユーザが指定
した画像領域の2値パターンを示し、図6(b)は検索
対象画像の2値パターンを示している。図6(c)は、
図6(b)に示す検索対象画像に対して、図6(a)に
示す検索対象画素の位置合わせ(重ね合わせ)をしてい
る状態を示している。
した画像領域の2値パターンを示し、図6(b)は検索
対象画像の2値パターンを示している。図6(c)は、
図6(b)に示す検索対象画像に対して、図6(a)に
示す検索対象画素の位置合わせ(重ね合わせ)をしてい
る状態を示している。
【0069】この時、図6(c)中に示すような不一致
画素Cが存在するか否かを判断し、不一致画素が存在す
る場合には、その画素数(白画素または黒画素の何れの
画素についても一致しない画素の数)を求める。不一致
画素数の最も少ない位置が、検索元画像の検索対象画像
に対する位置合わせの結果となる。また、不一致画素数
(あるいは不一致画素数の割合)は、検索対象画像につ
いての類似特徴値の1つとして用いることができる。2
値画像を対象としている場合は、検索元画像と検索対象
画像とが一致しているか否かを示すデータが画素につい
ての評価値となる。
画素Cが存在するか否かを判断し、不一致画素が存在す
る場合には、その画素数(白画素または黒画素の何れの
画素についても一致しない画素の数)を求める。不一致
画素数の最も少ない位置が、検索元画像の検索対象画像
に対する位置合わせの結果となる。また、不一致画素数
(あるいは不一致画素数の割合)は、検索対象画像につ
いての類似特徴値の1つとして用いることができる。2
値画像を対象としている場合は、検索元画像と検索対象
画像とが一致しているか否かを示すデータが画素につい
ての評価値となる。
【0070】図6を用いた説明では2値画像を例にして
いるが、対象とする画像データが階調画像である場合、
各画素の階調値の差を用いて位置合わせを行なう。例え
ば、各画素における階調値の差の総和が最も少ない位置
を位置合わせ結果とする。また、各画素の検索元画像と
検索対象画像の階調値の差を該当する画素の評価値と
し、各画素の評価値をもとに検索対象画像についての類
似特徴値を求める。
いるが、対象とする画像データが階調画像である場合、
各画素の階調値の差を用いて位置合わせを行なう。例え
ば、各画素における階調値の差の総和が最も少ない位置
を位置合わせ結果とする。また、各画素の検索元画像と
検索対象画像の階調値の差を該当する画素の評価値と
し、各画素の評価値をもとに検索対象画像についての類
似特徴値を求める。
【0071】また、位置合わせの処理において、完全に
位置ずれを吸収しきれない場合があるが、その場合は、
注目画素位置の周辺画素から最も位置合わせに適した画
素を特定して位置合わせするようにもできる。
位置ずれを吸収しきれない場合があるが、その場合は、
注目画素位置の周辺画素から最も位置合わせに適した画
素を特定して位置合わせするようにもできる。
【0072】次に、画像データの画素毎に評価値を与え
て類似特徴値を算出する方式と、画像領域に評価値を与
えて類似特徴値を算出する方式について説明する。図7
(a)は検索元画像を示し、図7(b)は検索対象画像
を示している(それぞれ階調画像を例にしている)。画
像データの画素毎に評価値を、検索元画像と検索対象画
像のそれぞれの画素値の差の絶対値とすると、図7
(a)(b)から求められる各画素の評価値は、図7
(c)のようになる。従って、各画素の評価値が小さい
ほど検索元画像と検索対象画像が類似しているといえ
る。そして、検索元画像と検索対象画像との類似の判断
を簡単にするために、後述する式(1)に基づいて、画
素毎の評価値を平均化して類似特徴値を算出し、この評
価値平均による類似特徴値に基づいて画像検索すること
ができる。
て類似特徴値を算出する方式と、画像領域に評価値を与
えて類似特徴値を算出する方式について説明する。図7
(a)は検索元画像を示し、図7(b)は検索対象画像
を示している(それぞれ階調画像を例にしている)。画
像データの画素毎に評価値を、検索元画像と検索対象画
像のそれぞれの画素値の差の絶対値とすると、図7
(a)(b)から求められる各画素の評価値は、図7
(c)のようになる。従って、各画素の評価値が小さい
ほど検索元画像と検索対象画像が類似しているといえ
る。そして、検索元画像と検索対象画像との類似の判断
を簡単にするために、後述する式(1)に基づいて、画
素毎の評価値を平均化して類似特徴値を算出し、この評
価値平均による類似特徴値に基づいて画像検索すること
ができる。
【0073】また、後述する式(2)は、検索領域毎の
濃度平均値を求め、その差を画像領域の類似特徴値とし
て算出するための式である。式(2)で示される類似特
徴値の方が、パターンの位置ずれ等の悪条件に対して強
いが、検索元画像と検索対象画像との厳密な類似の程度
を与えるには不向きである。逆に、式(1)で示される
類似特徴値の方がパターンの位置ずれに敏感であるが正
しい位置で、この値を求めた場合、検索元画像と検索対
象画像との類似の程度を正確に反映させることができ
る。
濃度平均値を求め、その差を画像領域の類似特徴値とし
て算出するための式である。式(2)で示される類似特
徴値の方が、パターンの位置ずれ等の悪条件に対して強
いが、検索元画像と検索対象画像との厳密な類似の程度
を与えるには不向きである。逆に、式(1)で示される
類似特徴値の方がパターンの位置ずれに敏感であるが正
しい位置で、この値を求めた場合、検索元画像と検索対
象画像との類似の程度を正確に反映させることができ
る。
【0074】
【数1】
【0075】次に、階調画像の濃度ヒストグラムを用い
て、類似特徴値を算出する処理方法について、図8に示
すフローチャートを参照しながら説明する。まず、CP
U11は、検索元画像に対して濃度ヒストグラムを作成
し(ステップC1,C2)、一方で検索対象画像に対し
て濃度ヒストグラムを作成する(ステップC3,C
4)。
て、類似特徴値を算出する処理方法について、図8に示
すフローチャートを参照しながら説明する。まず、CP
U11は、検索元画像に対して濃度ヒストグラムを作成
し(ステップC1,C2)、一方で検索対象画像に対し
て濃度ヒストグラムを作成する(ステップC3,C
4)。
【0076】CPU11は、検索元画像と検索対象画像
のそれぞれから得られた濃度ヒストグラムのマッチング
を行なう(ステップC5)。図9には濃度ヒストグラム
のマッチングの概念図を示している。
のそれぞれから得られた濃度ヒストグラムのマッチング
を行なう(ステップC5)。図9には濃度ヒストグラム
のマッチングの概念図を示している。
【0077】濃度ヒストグラムのマッチングは、入力時
の環境の違いにより画像全体の濃度のずれが生じていた
場合などの誤差を軽減するのに有効である。すなわち、
図9において、検索元画像または検索対象画像の何れか
一方の濃度ヒストグラムを濃度方向に変化させ、両者の
各階調毎に累積画素数の差を求めた時に、累積画素数の
差の絶対値が最も少なくなる位置をマッチング位置とす
ることで、画像全体の濃度のずれの誤差を吸収する。
の環境の違いにより画像全体の濃度のずれが生じていた
場合などの誤差を軽減するのに有効である。すなわち、
図9において、検索元画像または検索対象画像の何れか
一方の濃度ヒストグラムを濃度方向に変化させ、両者の
各階調毎に累積画素数の差を求めた時に、累積画素数の
差の絶対値が最も少なくなる位置をマッチング位置とす
ることで、画像全体の濃度のずれの誤差を吸収する。
【0078】CPU11は、各階調毎に累積画素数の差
の絶対値Dn(n=0〜N)を抽出し、さらに累積画素
数の差の絶対値Dnの平均値Eを算出する。この平均値
Eが最も小さくなる位置がマッチング位置となり、また
検索対象画像に対する類似特徴値となる。以下、各検索
対象画像のそれぞれについて類似特徴値(平均値E)を
求め、この類似特徴値をもとに所望する画像データを特
定する。
の絶対値Dn(n=0〜N)を抽出し、さらに累積画素
数の差の絶対値Dnの平均値Eを算出する。この平均値
Eが最も小さくなる位置がマッチング位置となり、また
検索対象画像に対する類似特徴値となる。以下、各検索
対象画像のそれぞれについて類似特徴値(平均値E)を
求め、この類似特徴値をもとに所望する画像データを特
定する。
【0079】なお、図8では濃度ヒストグラムを用いて
類似特徴値を算出する処理方法について説明している
が、検索対象画像の濃度ヒストグラムが明部と暗部に極
端に偏っているかどうかを判断するといった手法によ
り、テキストの画像データ等を検索するのにも応用する
ことが可能である。
類似特徴値を算出する処理方法について説明している
が、検索対象画像の濃度ヒストグラムが明部と暗部に極
端に偏っているかどうかを判断するといった手法によ
り、テキストの画像データ等を検索するのにも応用する
ことが可能である。
【0080】次に、画像データ中に設けられるブロック
毎の評価値と共に位置情報を利用して画像検索を実現す
る処理方法について、図10に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
毎の評価値と共に位置情報を利用して画像検索を実現す
る処理方法について、図10に示すフローチャートを参
照しながら説明する。
【0081】まず、CPU11は、検索元画像に対して
2値化し、I個のブロックに分割する(ステップD1,
D2,D3)。一方、CPU11は、検索対象画像に対
して2値化し、I個のブロックに分割する(ステップD
4,D5,D6)。
2値化し、I個のブロックに分割する(ステップD1,
D2,D3)。一方、CPU11は、検索対象画像に対
して2値化し、I個のブロックに分割する(ステップD
4,D5,D6)。
【0082】CPU11は、ブロック毎の処理の終了判
定をするためのパラメータiを初期化し(ステップD
7)、全てのブロックに対し評価値の算出が終了したか
どうかを判定し(ステップD8)、終了していなければ
ブロックについての処理を行なう。
定をするためのパラメータiを初期化し(ステップD
7)、全てのブロックに対し評価値の算出が終了したか
どうかを判定し(ステップD8)、終了していなければ
ブロックについての処理を行なう。
【0083】CPU11は、検索元画像と検索対象画像
のi番目のブロックにおける濃度平均の差の絶対値Ed
iを算出する(ステップD9)。次に、CPU11は、
i番目のブロックにおける、検索元画像と検索対象画像
での画像重心間のユークリッド距離Gdiを算出する
(ステップD10)。このユークリッド距離Gdiの値
を、対象としているi番目のブロックに対する評価値と
する。
のi番目のブロックにおける濃度平均の差の絶対値Ed
iを算出する(ステップD9)。次に、CPU11は、
i番目のブロックにおける、検索元画像と検索対象画像
での画像重心間のユークリッド距離Gdiを算出する
(ステップD10)。このユークリッド距離Gdiの値
を、対象としているi番目のブロックに対する評価値と
する。
【0084】以下、パラメータiを更新して、順次、他
のブロックに対して前述したような処理を施す。これら
の情報は、それぞれ平均して検索対象画像を2次元座標
の位置でユーザに示したり、ある特定の位置だけ評価値
が悪い場合には、該当するブロックを類似の評価、すな
わち所望する画像データであるか否かを判断する際の対
象としないといった利用が可能である。
のブロックに対して前述したような処理を施す。これら
の情報は、それぞれ平均して検索対象画像を2次元座標
の位置でユーザに示したり、ある特定の位置だけ評価値
が悪い場合には、該当するブロックを類似の評価、すな
わち所望する画像データであるか否かを判断する際の対
象としないといった利用が可能である。
【0085】図3を用いた説明において、ステップB3
で任意領域の指定をユーザからの指示によって行なって
いるが、前述したブロック毎の評価値をもとに、画像検
索に有効な特定の領域を自動的に設定することで、操作
負担を軽減させることができる。また、その際に、図1
1に示すように、特定の領域がブロック単位で選択され
るので、処理対象とする画像データの内容に応じた不定
形の特定の領域とすることもできる。
で任意領域の指定をユーザからの指示によって行なって
いるが、前述したブロック毎の評価値をもとに、画像検
索に有効な特定の領域を自動的に設定することで、操作
負担を軽減させることができる。また、その際に、図1
1に示すように、特定の領域がブロック単位で選択され
るので、処理対象とする画像データの内容に応じた不定
形の特定の領域とすることもできる。
【0086】例えば、検索元画像として用いる画像中
に、画像データベースに登録された所望する画像データ
中には存在しない変動要素が存在する場合には、その変
動要素が存在するブロックを画像検索の対象としないよ
うにできる。具体的には、定型文書を例にすると、日
付、サイン、印鑑の押捺などの部分が該当し、これらの
部分を除いたブロックを検索対象画像に対する類似の評
価に用いる。
に、画像データベースに登録された所望する画像データ
中には存在しない変動要素が存在する場合には、その変
動要素が存在するブロックを画像検索の対象としないよ
うにできる。具体的には、定型文書を例にすると、日
付、サイン、印鑑の押捺などの部分が該当し、これらの
部分を除いたブロックを検索対象画像に対する類似の評
価に用いる。
【0087】また、各ブロックに対して求められた評価
値をもとに、検索対象画像に対する類似特徴値を算出
し、この類似特徴値を所望する画像データの特定に用い
ることもできる。
値をもとに、検索対象画像に対する類似特徴値を算出
し、この類似特徴値を所望する画像データの特定に用い
ることもできる。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、画
像データに対して解像度縮小し、この解像度縮小された
画像データの類似特徴値を算出し、この算出された類似
特徴値を用いて画像データを検索するので、画像処理に
よる画像データの検索を高速にすることが可能となるも
のである。
像データに対して解像度縮小し、この解像度縮小された
画像データの類似特徴値を算出し、この算出された類似
特徴値を用いて画像データを検索するので、画像処理に
よる画像データの検索を高速にすることが可能となるも
のである。
【図1】本発明の実施形態に係わる画像検索装置の構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】本実施形態における画像データを解像度縮小し
て画像検索を行なう動作を説明するためのフローチャー
ト。
て画像検索を行なう動作を説明するためのフローチャー
ト。
【図3】本実施形態における画像データから処理対象と
する一部分を抽出して画像検索を行なう動作を説明する
ためのフローチャート。
する一部分を抽出して画像検索を行なう動作を説明する
ためのフローチャート。
【図4】本実施形態における解像度縮小の処理方法を説
明するための図。
明するための図。
【図5】本実施形態における解像度縮小の処理方法を説
明するための図。
明するための図。
【図6】本実施形態における画像データの位置合わせの
処理方法を説明するための図。
処理方法を説明するための図。
【図7】本実施形態における画像データの画素毎に評価
値を与えて類似特徴値を算出する方式と、画像領域に評
価値を与えて類似特徴値を算出する方式を説明するため
の図。
値を与えて類似特徴値を算出する方式と、画像領域に評
価値を与えて類似特徴値を算出する方式を説明するため
の図。
【図8】本実施形態における階調画像の濃度ヒストグラ
ムを用いて、類似特徴値を算出する処理方法を説明する
ためのフローチャート。
ムを用いて、類似特徴値を算出する処理方法を説明する
ためのフローチャート。
【図9】本実施形態における濃度ヒストグラムのマッチ
ングの概念図。
ングの概念図。
【図10】本実施形態における画像データ中に設けられ
るブロック毎の評価値と共に位置情報を利用して画像検
索を実現する処理方法を説明するためのフローチャー
ト。
るブロック毎の評価値と共に位置情報を利用して画像検
索を実現する処理方法を説明するためのフローチャー
ト。
【図11】本実施形態におけるブロックの評価値をもと
にした特定の領域の設定を説明するための図。
にした特定の領域の設定を説明するための図。
11…CPU 12…ROM 13…RAM 14…表示装置 15…ハードディスク装置 16…スキャナ装置 17…割り込みコントローラ 18…キーボード
Claims (12)
- 【請求項1】 検索対象とする複数の画像データから特
定の画像データを検索する画像検索装置において、 画像データに対して解像度縮小する解像度縮小手段と、 前記解像度縮小手段によって解像度縮小された画像デー
タの類似特徴値を算出する類似特徴値算出手段と、 前記類似特徴値算出手段によって算出された類似特徴値
を用いて画像データを検索する検索手段とを具備したこ
とを特徴とする画像検索装置。 - 【請求項2】 検索対象とする複数の画像データから特
定の画像データを検索する画像検索装置において、 画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された画像データの類似特徴
値を算出する類似特徴値算出手段と、 前記類似特徴値算出手段によって算出された類似特徴値
を用いて画像データを検索する検索手段とを具備したこ
とを特徴とする画像検索装置。 - 【請求項3】 検索対象とする複数の画像データから特
定の画像データを検索する画像検索装置において、 画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出する抽出手段と、 前記抽出手段によって抽出された一部分の画像領域に対
応する画像データに対して解像度縮小する解像度縮小手
段と、 前記解像度縮小手段によって解像度縮小された画像デー
タの類似特徴値を算出する類似特徴値算出手段と、 前記類似特徴値算出手段によって算出された類似特徴値
を用いて画像データを検索する検索手段とを具備したこ
とを特徴とする画像検索装置。 - 【請求項4】 検索結果とすべき画像データを特定する
ための所定の類似特徴値算出方式と同方式に基づく所定
の類似特徴値を設定する設定手段を有し、 前記類似特徴値算出手段は、前記設定手段によって設定
された類似特徴値算出方式により、検索対象とする画像
データに対する類似特徴値を算出し、 前記検索手段は、前記所定の類似特徴値算出方式により
算出された類似特徴値と、前記設定手段によって設定さ
れた所定の類似特徴値に基づいて画像データを検索する
ことを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3
記載の画像検索装置。 - 【請求項5】 前記類似特徴値算出手段は、検索対象と
する複数の画像データから特定の画像データを特定する
ための検索元の画像データと、検索対象とする画像デー
タに対してそれぞれ類似特徴値を算出し、 前記検索手段は、算出された検索元と検索対象の画像デ
ータに対するそれぞれの類似特徴値を用いて画像データ
を検索することを特徴とする請求項1、請求項2、また
は請求項3記載の画像検索装置。 - 【請求項6】 前記類似特徴値算出手段は、画像データ
に対して複数の類似特徴値を算出し、 前記検索手段は、算出された複数の類似特徴値を用いて
画像データを検索することを特徴とする請求項1、請求
項2、または請求項3記載の画像検索装置。 - 【請求項7】 前記類似特徴値算出手段は、検索元の画
像データにおける画素と、同画素に対応する検索対象と
する画像データの画素との関係から画素に対する評価値
を求め、各画素の評価値をもとに画像データに対して類
似特徴値を算出することを特徴とする請求項5記載の画
像検索装置。 - 【請求項8】 前記類似特徴値算出手段は、検索対象と
する画像データを所定の領域毎にブロック分割し、各ブ
ロックに対して評価値を求め、各ブロックの評価値をも
とに画像データに対して類似特徴値を算出することを特
徴とする請求項5記載の画像検索装置。 - 【請求項9】 前記類似特徴値算出手段は、検索元の画
像データにおける所定の領域と、同領域に対応する検索
対象とする画像データの領域との関係から領域に対する
評価値を求め、この領域の評価値をもとに画像データに
対して類似特徴値を算出することを特徴とする請求項5
記載の画像検索装置。 - 【請求項10】 検索対象とする複数の画像データから
特定の画像データを検索する画像検索方法において、 画像データに対して解像度縮小し、 この解像度縮小された画像データの類似特徴値を算出
し、 この算出された類似特徴値を用いて画像データを検索す
ることを特徴とする画像検索方法。 - 【請求項11】 検索対象とする複数の画像データから
特定の画像データを検索する画像検索方法において、 画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出し、 この抽出された画像データの類似特徴値を算出し、 この算出された類似特徴値を用いて画像データを検索す
ることを特徴とする画像検索方法。 - 【請求項12】 検索対象とする複数の画像データから
特定の画像データを検索する画像検索方法において、 画像データから検索に用いる一部分の画像領域に対応す
る画像データを抽出し、 この抽出された一部分の画像領域に対応する画像データ
に対して解像度縮小し、 この解像度縮小された画像データの類似特徴値を算出
し、 この算出された類似特徴値を用いて画像データを検索す
ることを特徴とする画像検索方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106976A JPH09293082A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 画像検索装置及び画像検索方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106976A JPH09293082A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 画像検索装置及び画像検索方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09293082A true JPH09293082A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14447326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106976A Pending JPH09293082A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 画像検索装置及び画像検索方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09293082A (ja) |
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11259507A (ja) * | 1998-03-12 | 1999-09-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 映像検索方法および映像検索プログラムを格納した記録媒体 |
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-
1996
- 1996-04-26 JP JP8106976A patent/JPH09293082A/ja active Pending
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